2016年1月22日

Amazon Photo

Amazonがサービスを始めた「Amazon Prime Photo」。写真データであれば、容量無制限でしかもアップロードしたデータも圧縮する事無く保存できるというサービス。但し、無料では無くAmazon Prime会員になる必要はありますが、年会費3,900円で使えると思えば、安いと言えば安いかも。ただし、逆に言うと、一度登録したらずっとPrime会員になっていないといけないわけで、それはそれで「うーん???」と悩みどころ。Prime会員は、確かにお急ぎ便が無料で利用出来たり、その他サービスも追加料金無しで利用できたりするので、今回のAmazon Photoも含めて、年間何度も利用するユーザーならお得なんでしょうけれど。

今回、写真データだけ(その他データは別途料金が必要)だから、手元のデータ全部アップロードしても、多分2TBから3TBの間くらいだと思うんですが、それでも最近は一年間で何百GB単位で増えているから余り楽観視できない。この手の「無制限保存」では、以前のBitcaseに最近ではOneDriveでも、結局サービスを止めてしまい、「OneDrive難民」まで生み出してしまいましたから、今回も不安が心配ではあるんですが、まぁそこはAmazonだしなぁ。でも、あのOneDriveは天下のMicrosoft様ですらGive-upしたわけですからねぇ。もっとも、今回のAmazonのサービスは「圧縮無しだけど写真データ」に制限しているから、これまでの「何でもかんでも無制限保存サービス」とは一寸違いますからね。映像データまで含めると、GB単位でデータ量が増えていきますから、ちょっと歯止めが利かないという理由も分かるけれど、でも個人的には安心して一生のデータを保存できるクラウドが欲しいなぁ。で、人生が終わると同時に、それらの何TB、何PBのデータも一緒にパージされる、と。

仮にそう言うデータ保存サービスが出来るとすると、当然サービス提供側は、何十年以上100年、200年単位でサービスを継続していかないと行けない。その間に、技術革新も有り、データ保存技術が変わればデータコンバージョンも必要になるだろうし、サービス内容も変わるでしょう。そこまでまだ期待しなくて居も良い(出来ない?)のだろうけど、でもやはり一度データを預けるのであれば、その継続性と信頼静観しては何らかの確約をして欲しいと思いますね。例えば、Amazonがこのサービスを終了するときには、十分な移行期間を設けるとか、データをメディアに待避させて戻すとか。

取りあえず今回の3TB程度のデータ量なら、お試しでも対応可能なので一度試してみようかしら。なんと言っても、データ圧縮無しで保存できるというのは、色々な機械にランダムに写真データにアクセスが必要になるときに便利だし。あと、5年くらいしたら、ある程度の使用料金を払えば、自由にデータ保存できるサービスが始まるだろうか。ちょっと期待したい。

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