2015年12月31日

日韓合意のその後

日韓合意から時間が過ぎ、日本国内外で色々な反応が。で、その中でも、日本在住の韓国人の方のtwitterが秀逸。特に気に入ったのが、次のツイート。
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慰安婦問題の最終解決に日韓が合意。
政府の間では合意したが、明日からマスコミ、市民団体、知識人らが様々意見を出すはずだからしばらく静観が必要。
しかし私は一つ断言する。
今回の合意にもっとも激しく反発し邪魔しようとするやつ。そいつが今まで慰安婦問題で一番得してきたやつだ。
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日本は教科書に韓国の歴代政権の言葉を載せた方がいいと思う。
朴正熙:完全かつ最終的な解決
金泳三:慰安婦の賠償は求めない
金大中:日本は謝罪した。私が謝罪を受けた
盧武鉉:任期中に過去史の話はしない
李明博:日本に謝罪は求めない
朴槿恵:最終的な解決
漫才教科書。
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個人的に予想したとおり、韓国内の関係勢力団体からの反発は激しいらしく、韓国側の対応は目処が付かないのでは無いかと他人事ながら心配。でも、自らが選択して合意した事柄ですからね。是非頑張って欲しい(棒読み)。

少し驚いたのは、アメリカ政府が米国内の韓国系団体の行動を抑制する発言をしていること。日韓合意関して、アメリカとしてもそれなりの裏付けを与えるとは思ったけれど、米国内の活動にまで言及するとは思わなかった。多分彼らにとっても、特定の出身国米国人、その中でもそれなりにアメリカ合衆国に貢献している日系人に対しての行為としては、苦々しく思っていたのかも。

以前よりは多少はましになったとは言え、それでも自分の都合良く誤解する人・曲解する人・あえて無視する人、まだまだ沢山いるわけで、日本としても、100%日本の主張は通らないとしても、言うべき事は言う・主張すべき主張する行動は今後も続けるというか、さらに強力に推し進めないとダメでしょうね。今回の事も、自らに都合良く利用して悪用する人もいるだろうし、そう言う意味で今回の合意は終わったのでは無く、又新しいシリーズが始まったと思わないと。

2015旅の総括

去年に続き、今年も旅の総括というかリマインドを少し。

今年の一番の出来事は、なんと言ってもANA AMC Diamond取得のフライトを慣行したことでしょうね。年明けに発作的に思いつき、週末や有休を利用して沖縄戦や新千歳線を利用し2月中旬から4月中旬の二ヶ月間で達成。2015年中に、出来るだけAMC Diamond特典(=ラウンジ利用とチェックイン優待)を利用したいと言うことで、こう言う無理なスケジュール担ったわけですが、これまで知らなかった国内線、ANAでのKnow-Howを知ることも出来て、個人的には疲れたけれど面白い旅でした。来年は1年掛けて100,000PP目指せば良いので、月に10,000PPを目標にのんびり飛ぶ予定。それでも、最低でも羽田-沖縄2往復とか、沖縄-新千歳を入れてももう1往復何処かに必要等、結構タフそう。ANAのFFPの場合、UA等のように実フライトマイルベースのポイントに利用クラスの積算率だけではなく、国内線ならさらに2倍、アジアだと1.5倍と倍率があり、さらに搭乗ポイントが付いたりと、一寸複雑。ただ、それらを上手く利用すると、100,000 Premium Point(PP)目標に対して、1/3位の3万マイル一寸飛べば達成可能で、UAと比較してかなり効率的とも言えます。毎週金曜日に横浜のオフィスに通勤していることもあり、羽田空港を利用しやすいのもメリットの一つかも。また、セントレアにも近いので、料金的には比較的有利なものが多い名古屋発のフライト利用も、時々利用できるのは助かりました。今年は利用しませんでしたが、例えばセントレアを10:00頃に出発する石垣行きがあり、新石垣空港で1時間ちょっとの待ち合わせで、羽田行きに接続出来ます。これで6,000PP一寸獲得できるので、木曜日に有休取得して羽田に行き、翌日横浜のオフィスに行くというのも良いかも。国内線重視の為か、国際線の倍率が良くないのが困るんですよね。このあたり、もう少し改善してくれると嬉しいのだけれど。

AMCに集中したので、ちょっと疎かになってしまったのがUA MP 1K。年初にハワイへ行ったのと、夏にW杯でカントンに行っただけで、後はシンガポール往復とPQM購入にANAの国内線振替で何とかMP 1Kを継続しました。一つ明るいニュースは、来年からUA MP PQMの倍率が、これまでの最大150%から、利用クラスによって、200%、300%と拡張されること。300%は正規料金なので、実際には手が出ませんが、200%相当のクラスならこれまで利用しているクラスなので、かなり助かります。さらにこの倍率適用は、UAのフライトだけでなくスタアラで提携しているANA、LH、CA等でも適用されるので、これも大きい。例えば、ANAのビジネスクラスのPクラス利用だと、ANAだと70%マイルですが、これをUAに振り返ると200%のPQMになるので、かなり助かります。実は、UAのライフタイムマイルが、今年はほとんど増えていない(国際線もANA便利用ばかりだったから)ので、来年は少しUA利用を増やそうと考えています。で、300%のクラスは、Global FirstのFクラスかBusinessFirstのJクラスなんですが、一度くらいはJクラスで予約して、GPUでアップグレードしてみようかと。GPUが余るので、300%獲得してGlobalFirst利用なら多少はメリットあるかなとも思うし。この年末年始には、いろいろなクラスでの料金と獲得マイルの損益分岐等を調べてみようかとも思っています。まぁ、でも、200%で十分といえば十分かな。東海岸行き、あるいは国内線と組み合わせれば、片道8,000マイル位は獲得出来ますから、往復200%で3万PQMちょっと。年に3回の渡米でMP 1K達成です。西海岸と絡めると、一寸厳しいので、ANAでの修行注入が必要かもしれませんが、これまでと比べるかなり楽になる印象です。来年は、年初にハワイ行きを入れていて、これが今回のPQM改変で2万PQM弱位獲得出来そうなので、後は2回のUS往復と1回位シンガポール往復で足りるかな、と思っています。

いずれにしても、来年も安全にそしてゆったりと空を飛べれば、何も言うことはありませんね。

今年の十大ニュース

今年も大晦日恒例の「今年の十大ニュース」。2010年2011年2012年2013年2014年と続いて今年で6回目。今年もいろいろありました。あくまで自分目線での「十大ニュース」なので、世間一般の印象とはずれている部分もありますのでご容赦を。
  1. Windows10登場
    まぁ、パソコン/デジタル業界で今年最大のニュースは、なんと言ってもWindows10の登場でしょう。単に新しいWindowsのリリースというだけでなく、既存のWindows7/8/8.1ユーザーに対しても、一年間という限定期間ではあるけれど無償アップグレードを提供するなど、これまでに無い力のいれ様を感じます。実際私も、仕事で使うオフィスマシン(Win8.1→Win10)、自宅のパーソナル用PC(Win7→Win10)等、メインのデスクトップ機以外は既にWindows10にアップグレードして使用していますが、それ程違和感無く利用出来ています。困っているのは、それまで使っていたAccess Connectionsとかのツール類が、全てOSに取り込まれてしまったので、慣れ親しんだ操作方法が使えなくなってしまったこと。Windows10でタッチオペレーション以外にも対応するようになったけれど、やはりまだタッチの雰囲気が残っているというか、タブレットデバイスでも共通したOSだから仕方ないんでしょうけど、その当たりMacOS+iOSのAppleとは、まだ差があるなぁと感じます。来年に予想されているメジャーアップデートの時に、どうなるのか、それが今の最大の心配ですね。色々トラブルが出そうで...
  2. MS Surface Pro 4/Surface Book
    MS製タブレットSurface Proも4番台に更新され、個人的にはあの本体+カバーキーボードのスタイルは嫌いじゃありません。そして今回は、2-in-1タイプのSurface Bookまで登場。Windowsの供給を受けているパソコンメーカーとしては、正直なところ面白くないのでは。Surface Bookは、キーボード側にGPU等システムの一部を入れて、分離した時のタブレットスタイルと、キーボードにドックしたときのクラムシェルスタイルで機能も違う等、結構面白いデザインをしているんですが、これからさらにどう言うシステムを投入してくるのか、AppleのようにSW-HW統合したシステムを出してくるようになると、なかなかPCビジネスは厳しくなりそう。
  3. SIMフリー/携帯料金に政府ももの申す
    去年は格安スマホやMVNOが話題になった年ですが、今年はさらに進んでSIMフリー機の話題がメジャーに。さらに政府から利用料金の高額に関して意見が出るなど、利用者にとっては嬉しい方向になりつつある感触です。SIMフリー機に関しては、その機種自体がどれだけ周波数帯をサポート出来るかという事が重要で、理想を言えばどの地域でも複数の周波数帯(バント)サポートがあることが望ましい。これは技術的には可能何だけど、やはり価格差にも影響するんですよね。でも、これも来年になればコストダウンされるだろうし、今の流れを考えるとデバイスを売るためにはどこでも使える仕様にしないと駄目でしょうね。来年の進展に期待していることの一つ。
  4. OneDrive難民/ネットストレージの終焉
    去年BitCasaで痛い目に遭って以来、OneDriveの無制限化が発表されたときも、期待はしつつも疑問視していました。結局は、Microsoftという巨大企業にとっても負担が大きい仕事だったわけで、ネットストレージビジネスに関しては、何か革新的な技術が登場して高速大容量なネットワーク用ストレージ技術が登場しないと、安心してデータを置けるようにはなりそうもありませんね。今のところは、キャッシュ、あるいは作業用のテンポラリーストレージという位置付けと思うしか無いでしょうね。個人的には、そう言うネットワークストレージの前に、個人用のTB単位での大容量記憶媒体が登場してくる方が早いような気がしています。
  5. 富士通PCを分社化、東芝はPC事業売却?
    ビジネスとして大きなニュースになったのが、この富士通と東芝のPC事業(やその他事業)の分社化。東芝の場合は、全社的な不正経理の問題から明らかになったものの、やはりPC事業は「儲からないビジネス」という事で、少なくとも分社化、あるいは売却や富士通との合併など、色々なことが言われています。もしかしたら、富士通+東芝+VAIOの3社連合何て言うことも。その場合は、日本のマーケットの30%位を占めて1位になるわけですが、世界的に見ると数%のシェアと言う事で、トップのLenovo/HP/DELL等と比べると、まだまだスケールメリットを得るというところまで行っていないし、ビジネス的にも重複分野を整理すると、堅実な企業向けビジネスがどれだけ残るのか不明。来年になれば具体的な動きがあるんでしょうけど、さてどうなるんでしょうか。
  6. Pepper登場、ロボット共存時代
    個人的には、あんなてるてる坊主見たいな大きなもの、狭い日本の家屋において、しかも多分満足に移動することも出来ない邪魔者に近いものが、どれだけ受けるんだろうと思ったけれど、それなりに注文受付が始まると直ぐに完売しているみたい。もし自分がああいうものを使うとしたら、小型ロボットをフロントエンドにして、本体のCPUやDBはどこにでも隠しておける箱状のものにして、それを高速通信回線で接続していろいろな受け答えが出来るような物の方が使えるんじゃ無いかと思うんですが。色々な形の物や機能のものがありますが、今年はロボットが家庭や企業に入ってきた元年であるし、Pepperが良くも悪くもその先兵だったことは事実ですね。
  7. スマホとPCの境界線、タブレットはどこへ...
    今年、自分自身もスマホを使い出して感じるんですが、PCとスマホを併用していると「あぁ、タブレットの居所が無いなあ」と感じます。今年の初めに、タブレットを使い出してPCとタブレットの併用期間があったんですが、その後スマホを使い出してみると、利便性ではスマホが優れているし、画面サイズでもタブレットは大きいけれど、スマホの5インチ位の画面でも高解像度なので十分間に合うんですよね。またタブレットとスマホを比べるとき、入力方法としてはどちらもSWキーボードがメインな訳ですが、タブレットではそのサイズもあり凄く使いづらい。スマホでは、フリック入力が片手でも出来る事から、簡便な入力作業ならこちらの方が楽なんですよね。外付けキーボードを準備するくらいなら、薄型のウルトラモバイルを使えば良いわけだし。そう言う意味で、Surface Proのデザインって個人的にも好きなんですが、値段を考えると「それならPCを」と思ってしまうところに、まだ発展途上なのかな。もしかしたら、2-in-1形状のPCが何か大きな進歩を来年は見せてくれるかもしれない。
  8. メールは衰退、メッセンジャーで十分?
    個人的に色々な記事を一年間読んでいて、一寸ショックだったのが仕事のやり取りをメールではなくメッセンジャー(LINEとか)で代用するという話。確かグループ機能等で複数の人間と効率的にやり取りするのはメリットあると思う半面、メールもデータと思えばその蓄積や履歴管理、さらには後で分類等するときに、メッセンジャーでどうするんだろう、と。それぞれの得手不得手を考えてTPOに応じた使い方が有るとは思うんですよね。例えば、自分の仕事ではOutlookとLyncを併用しているけれど、やはり利用目的は違うので、どちらかに集約するというのはかなり難しい気がします。強いて言えば、メールソフトに関してもメッセンジャーのように、もっと視覚的要素を入れるとか、全体の話のスレッドが3D的に視覚化される等、改良できる部分は多々あると思うんですが。来年あたり、そういう部分をカバーするような、FacebookのアプリとかLINEのアプリとか登場するんだろうか。
  9. Apple Watch、スマートウォッチ登場
    今年以前にもスマートウォッチは登場していたけれど、やはり大御所Appleが「Apple Watch」を実際に出してきたところで、このマーケットも一気に芽吹いてきたように思います。ただ、個人的にも実はスマートウォッチには否定的な印象を持っているんですが、以下にAppleとは言えビジネス的には一寸厳しいようですね。実装技術が進めば、もっといろいろな機能があのサイズのデバイスに組み込まれることは可能だろうけど、表示装置としての画面は大きくするのは難しいですからね。精々、40mm四方位のサイズで様々な情報を表示することは、結構無理があると思います。個人的には、自分の個人認証デバイスとしての「腕時計デバイス」が出てきて欲しい。FeliCa機能やNFC機能、さらにはこれからスタートするマイナンバーの機能からパスポート機能。兎に角、この腕時計を付けておけば、全ての電子サービスが一つでまとまる。それこそ、PC画面上でID/PWを入れる場合も、この腕時計でタップしたら入力されるとか。いろいろと悪用防止のための機能も入れないといけないけれど、今の携帯デバイスの小型版・代用ではなく、そこに有るから意味があるデバイスという定義をしないとダメな気がします。
  10. 携帯卒業、スマホライフスタート
    最後に、これも個人的な事象ですが、長年の携帯生活に終止符を打ち、今年からスマホライフスタート。其れ以前にも、携帯を使いながらもiPhone4sをデータ端末としてWi-Fi/MVNOで利用していましたが、Wi-Fi利用ということで利用場所が限定されるしMNVOも3G通信ということもあって、凄く限定された状態でした。それが、携帯をXperia Z3 Compactに、iPhone4sはiPhone6に更新して利用頻度や利用範囲が一新。さらに、どちらででもLTEでのテザリングが出来ますので、万が一の時のバックアップ回線としても信頼性が上がりました。というか、最近では新幹線通勤の時の車内からの通信は、XperiaでのLTEテザリングをずっと使っています。N700系でサポートされているWi-Fiサービスが遅くて不安定と言う事もありますが、安定性やスピードはLTEの方が優れていますから。それだけでも、スマホへ移行した甲斐があったなと満足しています。
本今年中に実行するはずだったデスクトップ機の更新は、来年になりそう。これまで2台更新していますが、3台目も同様にミニタワーにして内蔵ベイ重視で行くか、本体はパンケーキ型、あるいは最近流行のSSF型にして、外付けのNASやHDDで代用するか悩んでいます。USB 3.0接続なら、1Gbpsのネットワークドライブ共用よりも早いから、やはり外付けのNAS(via USB 3.0)かなぁ。あと、これまではモニター2台接続でしたが、最近では高解像度のモニターが幾らでも出ているので、それも単体モニターに変更する予定。オフィスマシンのX1 Carbon(3rd)が、WQHD(2560×1440)なので、23~25インチクラスのモニターで、4Kとか5K位の解像度のものが欲しいのだけれど、先ずは老眼対策で実際に見えるのか、それを確認しないと行けませんね。あるいは、老眼鏡を作り直すとか(笑)。

番外編
  1. iPhone6ガラス破損事件
    iPhone6を購入して数ヶ月後、飲んで酔っ払って電車で帰宅するときに、就いて元から滑り落ちてコンクリートのホームに墜落したら、見事に画面のガラスが破損してしまいました。正直なところ「そんなに柔なの」と思ったけれど、iPhone6登場直後はかなりこのガラス破損の書き込みが溢れていたようで、製品不良なのかなぁ。銀座のGenius Barに持ち込んで修理(張り替え)して貰いましたが、今のところ大丈夫そう。えぇ、勿論、以前よりも強力なパンパーを購入して装着済みです。
  2. オフィスマシン世代交代(X1 Carbon 1stから3rdへ)
    ほぼ3年に1回の割合で、会社のオフィスマシンが更新(交換)されるんですが、今年それまでのThinkPad X1 Carbon (2012/初代)から、X1 Carbon (2015/3代目)に更新されました。最初の希望は、X1 Carbon(2012)で外付けEthernetとかモニターアダプターとか、ドングル類を持ち歩くのが嫌で、X250を希望していたんですが、希望した高解像モデルが無いと言うことで、ある意味仕方なくX1 Carbon (2015)に変更。流石にデフォルトのWQHDで標準フォントサイズでは文字が見えないので、スケーリングを調整したりして使用しています。こういうところが、MacOSとWindowsの、詰め切れない部分なんですよね。
来年は、今年の続きでは無いけれど、経済状況もあり、業界の内外含めて色々な大規模な再編が始まるんじゃ無いでしょうか。PCメーカーもそうですし、シャープの液晶事業とか、もしかしたらネットワーク系でも再編があるかもしれない。規模の利益を追求するのは企業の使命だと思うけれど、寡占状態になって自由度が無くなるのも困るわけで、その当たり来年はどう進むのか個人的には興味が有ります。来年も新しい驚きのある一年になる事を祈って...

2015年12月30日

予想外のポイント

先日、修行目的では無く単に飛ぶだけだったITM-HNDのフライト。この時のマイルとPremium Pointが登録されてきたんですが、ちょっと驚いたのがPremium Point(PP)。購入したのは、その時点で一番安い「特割タイプC(クラスH)」。区間マイルが280マイルで、加算率は75%なので、加算マイルは210マイル。ところがPPは、210マイルの国内積率2倍に、さらに搭乗ポイント400PPも追加されるんですね。だから、820PPも加算される。プレミアム株主優待やプレミアム旅割28等の加算率125%の料金でも、PPは1100PPですから、PPの効率を考えると余り差が無いんですね。最も、私の場合は出来るだけ短時間でPPを獲得したいという希望があるので、出来るだけ加算率の高いクラスを利用すると思うけれど。短距離のフライトを一日に何度も往復してPPを獲得するマイラーの人の話を聞きますが、こう言う仕組みがあるからペイできるんだと納得した次第です。来年の調整用に備忘録として記録しておくことにします(笑)。

とんでも系

とんでも系教授の一人だと思うけれど、この山口教授という人、じゃあ別の人間が「政府は民主党の意見を的確に批判し、日本政府の公式見解に反することは厳しく処分すべし」と言われたら納得するのだろうか。しかも、その要求を出している相手は、以前「人間じゃ無い、たたき切ってやる」と言っていた相手に対してと言う事に、矛盾を感じないのだろうか。まぁ、この人もそうだろうけど、結局言葉の汚い人は考え方や行動も汚い気がする。

民主党応援団として民主党プレーンとなり、民主党政権時にも裏で支えたものの、結局民主党政権のふがいなさに自ら「リフォーム詐欺の片棒を担いだ」と良いながら、今でもその詐欺体質を改革するようなこともやっている雰囲気も無く、積極的に共産党との統一会派を進めているというのは、外から見ていると目的のためなら手段は選ばないという、彼が今の政権を非難している手法そのままのような気がするけれど。

所謂、左翼、あるいはリベラルと呼ばれるグループの人達の言葉を聞いていると、ある程度理想論的、楽天的な内容になるのはその思想故仕方ないと思うけれど、最近はそれに過激性も加わってきた気がします。過去の社会主義国や共産主義国が、結局は絶対的な中央主権制度で強制的にまとめるしか無いシステムに全て行き着いていることを考えると、結局は彼らが仮に政権を取ったとしても、最終的にはそう言うシステムで社会を維持するしか無いんだろうと感じてしまいます。つまり、自分が考えることが絶対的に正義で有り、他社の考えや対立する考えは全く受け入れられないという態度を突き詰めれば、絶対的存在しかリーダーとしては許されなくなるわけですからね。

民主政治では、それを許さないから議会であったりそこから選ばれた政府が社会を運営するわけだけど、当然そこでは多く意見をくみ入れるために多数決のような決定方法を使用するとか、必ずしも全ての要求を満足させられない。あるいはそれ故に無駄や冗長な部分も存在するけれど、結局大局的に観てそういう部分が均等に全体に分配されることで、不満もあるけれど満足もあるという社会が成立し、それが一番「公平」だと我々は経験から学んできたのでは無いだろうか。社会主義とか共産主義は、確か全ての人が平等になる仕組みなのかもしれないけれど、その中心には絶対的に公平平等で全くミスをしない神以上の存在が居なければ実現しないシステムである以上、人間が中心にいる場合には失敗するシステムだと思う。そういう部分を無視してなのか、気がついていないのか、あるいはそうはならないという理想論があるのか、結局はこう言う人達の話を聞いていると、お花畑的なとんでも論にしか聞こえないんだけど、それでもそう言うことを有りが足る人達が少なからず存在すると言うことに、今の社会が平和なんだという証しなのかも。

先ずは抵抗すれど

予想通り、韓国側では元慰安婦側の抵抗が大きいようですけど、韓国政府にしてもそんなことは百も承知で今回の合意に臨んだわけだろうから、彼らなりに何らかの勝算はあるんでしょうね。例えば、支援・市民団体に対して何らかの法的圧力をかけるだけの理由があるとか。韓国にとっては、長年の懸案の解決というよりも、低迷する経済へのてこ入れと、増大する中国からの圧力に対しての防波堤が欲しいわけで、そう言う意味で先ずは日本の協力は必須だろうし、こじれているアメリカとの関係改善も重要課題。そう言う意味で、彼らとしても「目に見える結果」を先ずは出さないと行けないだろうから、最初は抵抗しても徐々に沈静化というか終息していくような気がします。

日本としては、今回の合意案に対して賛成することは多分ほとんど間違いないでしょうけど、実際に行動を起こすためには、まずは大使館前の慰安婦像の撤去が必要なわけで、それを韓国側が「いつやるか」が次のマイルストーンでしょうね。元々、ジュネーブ条約違反なわけだから、そんなやり取りは不要なんだけど、それを言っても始まらないわけだし。

今朝のニュースに寄ると、アメリカ国内の支援団体でも、評価するグループとこれまで通り反対するグループがあるようで、それはそれで彼らの中で対立してくれると、こちらとしては嬉しい(笑)。以前も書いたけれど、今後新規の少女像を建設するハードルは、これでかなり高くなったのでは。それに、日本軍の強制云々という理由から女性に対しての人権云々というのであれば、今度は「では、韓国軍の朝鮮戦争時やベトナム戦争時の事も」と言えば彼らも困るわけだし。これまでは、日本と韓国が対立していたから、日韓関係の事柄しか受け付けない理由にもなっていたけれど、それが解決した以上今後はより一般的な話に集約するしか無いわけですからね。これでベトナム当たりが一言ぼそっと言ってくれると嬉しい。さらに、日本も終戦当時の色々な情報を多言語で発信すべきですよね。そうすれば、当時の朴大統領がどういう事をやったのか明らかになるだろうし。

いずれにしても、年末新年に欠けて仕事が増えた韓国外務省役人の皆さんには頑張って貰わないと。

2015年12月29日

パンサーズ敗れる

NFLレギュラーシーズンは、年内最終戦となるWeek 16まで終了。ここまで無敗の15連勝中だったパンサーズは、敵地でファルコンズと対戦したものの、13-20で今季初黒星。残念ながら、無敗でシーズン終了となる「Perfect Season」達成はならず。残念。NFCは、Super Bowl Tournament進出6チームが決定。パンサーズとしては最終戦に勝利して、ホームスタジアムアドバンテージを何とか獲得したいところだけれど、どうだろうか。

AFCは、6チーム中3チームしかまだ確定しておらず、最終戦で残り3チームが決まるという熾烈な戦い。今シーズンは、CATVで放送されるNFLの試合をほとんど録画して観ているけれど、年明けはAFCの接戦で楽しめそう。そうそう、カレッジのBowl Gameも見てみたいので、放送予定を調べないと。でも、最近はカレッジの放送も減っているんですよね。それでも、接戦のNFLのせいで、年末年始は退屈しないで済みそう。ただ、ハイビジョン放送だから、今使っているCATVのSTBの内蔵HDD(250GB)では7~8試合位しか録画できないので、どんどん撮って観ないといけないので大変。

年末年始もGood Gamesが続くことを願って...

慰安婦と踊る人達

二者間で何か合意するときに、どちらも100%の満足と言う事は絶対に無いわけで、同じように50%-50%と言う事も先ずあり得ません。最低でも51%-49%とか、へたをすると99%-1%みたい事で妥協しなきゃ行けないこともあります。今回の日韓合意を何%-何%というのは難しいけれど、少なくとも元々は韓国が「作り出した騒ぎ」なわけだから、日本としては1%でも何か譲歩するというのは腑に落ちない話。とは言っても、日本政府のこれまでの失策もあり、これだ大きな騒ぎになってしまった以上、某かの落としどころを見つけないと困るのも事実。だから、与党内でこれとかこう言う不満が出てくるのは、ある意味仕方ない。

逆に、これまで問題の未解決を非難していた主に野党側としては、内容はともかく相手国も納得して「合意」した以上、その解決に関しては何か表明すべき何だけど、満足したら与党の手柄になる以上、簡単に喜ぶことも出来ないジレンマが。その典型が、この社民党の談話。いゃいゃ、日韓関係がこじれていたのは、お宅の元党首、村山総理大臣時代だって同じでしょう。当時の村山談話だって、解決どころか韓国からは誠意が無いと批判されていなかったか?  こじらせたと言うけれど、一番こじれたのは民主党時代にあった李明博元大統領の竹島上陸やら天皇批判やらからじゃ無かったか?

いずれにしても、日本国内では不満の声はあるものの、大多数は「やっと答えが出た」という安堵感というか、やれやれという感じでしょう。でも、韓国においては、当事者の慰安婦の人達でも意見が分かれるのは、まぁ分かるとしても、その加減の主役というか支援団体にしてみれば、自分達の存在意義が無くなるわけで、彼らとしては絶対に受け入れられない提案でしょう。これから、韓国政府と支援団体との熾烈な戦いが始まるわけだけど、韓国政府としては賞賛はあるのだろうか。もう一つ気になるのは、2年後に今の政権から交代したときの次の政権がどの様な態度を取るかですよね。それまでに財団が設立していて支援活動が始まっていれば、それを持って「最終解決」という事が出来るけれど、その時点でまだ財団は設立されていない、支援団体との対話も進まないという状態だと、新しい政権では更なる要求が出てくる可能性も高いので、その時こそは日本政府としては厳格な態度を取らないと、又振り出しに戻ることになるでしょうね。その時には、それこそ厳しい態度を取らないと、結局は卓袱台返しの繰り返しになる事を、全国民が認識するのかな。

色々あるだろうけど、取りあえず日韓両国にとってはこれで一応区切りが出来たわけで、これから色々作業は残るとしても、取りあえず「合意した」というゴールは定まったので取りあえず落ち着いたと言えるけれど、国外で活動している団体・組織に関しては具体的な対策がありません。韓国の日本大使館前の少女像に関しては、移設を努力すると言うことになったけれど、あれは藻ジュネーブ条約があればこそで、海外の像に関してはそれに該当しません。新規の像設置に関しては、少なくともアメリカでは抑制されると思うのだけれど、既に設置されているものをどうするかですよね。一度設置されたものを撤去するのは、なかなか難しい。これも地道な方法ではあるけれど、その地区の議員にロビー活動をして、当事国同士で解決した事柄を関係無い場所で継続することの無意味さを説いていくしか無いでしょうね。彼らの場合、韓国系・中国系アメリカ人は、重要な票田になっているわけで、それらの議員が引退でもして新しい議員が別の意見を持たない限り、これらは残ったまま。まぁ、日本としては、これからも情報発信を継続していくしかないわけで、そう言う意味では情報戦の戦いの場が日本周辺から外洋部に移っただけとも言えます。いずれにしても、色々な意味で利権にカラムは無しである以上、それを手放さない人達が残る限りこの問題は解決しないとも言えますよね。日本としては、当事国同士で解決した話を蒸し返す行為は、敵対行為と見なす、位のことは言っても良いのでは。あるいは、韓国内に財団が設立されて、大使館前の慰安婦像も移動されたら、米国内で訴訟を起こすというのも手かも。10年、20year先の話だろうけど、そう言うロングレンジの戦略もこれから作って、本当の意味で解決に向かうようにしないと行けないなとも感じます。

韓国慰安婦問題

急に決まった日韓外相会議から、事前に言われていた予定通りに局長会議、外相会議、共同会見、と進み、公的には懸案であった韓国の慰安婦問題は、日韓国交正常化50周年のうちに「解決」されることになったわけです。正直なところ、日本にとってはすでに日韓基本条約で解決済みの話であり、何処かの吉田某の「捏造記事」に始まり、尻馬に乗った某「大新聞者」や、さらには甘ちゃんな河野某幹事長や、某社会党の某村山党首などの「事なかれ主義」が、ここまで自体を大きくしたことを考えると、無視しても良かったとは思うけれど、一部報道でも言われているように、アメリカからの「仲裁」が大きかったんでしょうね。

内容的には、日本がかなり譲歩した内容と感じられますが、日本がやるべき仕事は二つだけで、一つは韓国が準備する財団へ10億円の資金供出と、安倍総理名の「お詫び」の表明のみ。勿論、その財団には「監視目的」で日本からも関係者が入る必要はあると思いますが、実際の仕事は韓国の役目になったことは大きいのでは。「お詫び」の内容によっては、これまで村山談話や小泉談話のように、後から蒸し返されることも考えられるけれど、今回のとんとんとんと進んだ様子を見ていると、多分大筋の話はかなり以前から日韓両国で摺り合わせされていたように感じられるので、そうなると「お詫び」の内容に関しても相互にすでにそれなりに摺り合わされているように感じます。

韓国は、それらの準備が出来ることを前提にこれから慰安婦の方々や、どちらかというと裏表でこの活動をしている「支援団体」とか「市民団体」と話を付けないと行けないわけで、それはそれで大変な作業なんだろうけど、実際のところ韓国国内でも心の中では「そうは言っても」と言う人達は多いだろうし、政府が納得した道筋に応じるのが筋と思う人も多いのでは。日本大使館前の慰安婦像の移動に関しても確約したわけでは無く、また期日も入っていないので反故にされる可能性も大きいとは思う半面、日本がジュネーブ条約を利用に移動させるように要求していることは韓国の尹外相も記者会見で言ってるので、仮に移動出来ない、スケジュールが見えないとなると、今後はジュネーブ条約をたてに要求できるわけで、それはそれで大きな力になるのでは。ただ、海外の慰安婦像に関しては言及されていないのですが、本家の慰安婦像が無くなると言う事であれば、今後新しい慰安婦像が登場するリスクもかなり小さくなるだろうし、既存の慰安婦像に関しても、日本の慰安婦責任を理由にすることは難しくなります。幾つかの慰安婦像設置理由では、女性の人権蹂躙と言い換えられているけれど、今後は日本はその問題を韓国と解決したが、韓国自身が朝鮮戦争時やベトナム戦争時の事をその慰安婦像の趣旨に盛り込むべきでは、と言えるわけだから、逆に彼らにとって慰安婦像が負のモニュメントになるリスクが大きくなる気がしますけどね。いずれにしても、海外は海外で別の戦術が必要なのはこれまで同様。でも、本国同士で解決することに合意した話を、何で海外の第三国でしかも慰安婦とは直接関係ない人間が提案するのかという、これまでに無い拒否理由が出来る事は大きいのでは。

今回の合意内容関しては、文書化されされないという事は残念ですが、両外相の会見内容はビデオで証拠として残っているから、以前の密約のような「日本の誠意」とは異なりり、両国外相が公開された共同会見で離した言葉が、そのまま「エビデンス」として残る訳なので、日本にとっては初めて言質を取ったと言えるのではないだろうか。後はアメリカが「両国の合意を関係する」とエンドースしてくれれば、韓国としてもこれからは無下にひっくり返すことは出来ないだろうけれど。

日本にとっては、これまでの風評被害をどの様に消していくかがこれからの課題でしょうね。ただ、これまでと事なり、今後は関係両国で既に解決した話と言えるわけで、当事国同士で解決している問題を無関係な第三者がとやかく言うなと言うことを言えるのは大きいでしょう。個人的には、やはり「女性の人権侵害という普遍的な世界的な問題」という方向性にして、韓国自身の二つの罪を世界に公開していくことが、時間は掛かるだろうけれど効果的な方法だと思うのだけれど。それに、例えばアメリカやカナダ等に関しては、「すでに当事国同士で解決している問題を、無関係な第三国で蒸し返されるのはいかがなものか」と言えば、圧力になるだろうし。

名目的には、韓国が勝った感じですが、実質的には韓国に実際の解決作業を押しつけた日本の勝ちと言っても良いのでは。しかも、日本の外務大臣が相手国の韓国に出向いて話をして双方合意した内容ですから、今度ばかりは韓国も卓袱台返しは出来ないだろうし。残る問題は安倍総理の「お詫び」の内容にケチを付けてくることですが、これもある程度の内容筋に関して、双方合意していることを願いたいですね。そうで無いと、またやれ「反省」が無いとか、幾らでもまだゴールポストを動かせますし。まぁ、早速慰安婦の団体からは反対意見が出ているみたいで、続きは来年に、と言う事でしょうね。

2015年12月28日

接続性と言う事

ITmediaに掲載された、VAIO S11のLTEモデル開発ストーリー。機種こそ違え、私も常時モバイルパソコンを携帯してあちこちで利用するので、LTE内蔵モデルっていうのは凄く魅力的。海外のモデルではそこそこWWANモデルってあるんですが、国内では認証の問題なのかキャリアーの問題なのか、ほとんどモデルがありません。

MVNOがいろいろと登場し、いろいろなサービスが展開されはじめているなか、こう言うモデルが出てくることでMVNOのプランも今回の様に年間料金とか、PC利用者に優しいサービスが増えると嬉しい。

ただ、スマホを、特に私のように二台持ちとか複数台持ちの場合、さらにSIMを持ち運ぶのは色々な意味で面倒。さらに、最近ではテザリングサービスもほとんどのスマホで可能になってきているので、そのあたりとの棲み分けというか、使い分けをどの様に訴求するかがこれからの鍵になりそう。ただ、こう言う「接続性」というのは、現在の色々なサービスやツールを使う上では必須機能ですから、こう言うチャレンジはもっとやって欲しいですよね。

持ってる人

昨日等々力競技場で開催された、皇后杯女子サッカー決勝戦。現役引退を発表している澤選手を擁するINAC神戸と、アルビレックス新潟との決勝戦は、前半は0-0で折返し、後半もなかなか得点チャンスが無い中、後半33分にコーナーキックから澤選手のヘッディングシュートが決まり、これが決勝点となって1-0でINAC神戸が優勝。澤選手も、自らの手で勝利を決めて有終の美を飾ったわけですが、正直なところまるでシナリオでも書かれていてその通りに演技したんじゃ無いかと思うくらいの内容。

引退発表の時点では、可能性としては3試合残っていたわけで、誰もがこの決勝戦まで進んで出来れば優勝して引退して欲しいとは思って居たものの、なかなかそれも大変なこと。W杯優勝当時は、INAC神戸の1強時代みたいな様子でしたが、最近では他のチームも力を付けてきていて、INAC神戸もこの皇后杯は2大会振りの優勝ですし。

引退発表後の2試合目は、ご主人の所属する仙台との対戦であったりと、本当に良く出来たフィナーレの舞台だったように思います。やっぱりサッカーの神様、あるいはスポーツの神様は、持っている人には最後まで恩恵を与え続けるのだろうか。まぁ、そう言う「運」を引き寄せる力を、やはり彼女は持っているんでしょうね。W杯での同点シュートだって、見方によってはダメ元で出した足に上手くボールが当たって入った(あれって、確かUSの選手に当たってキーパーの前でコースが変わったんじゃ無かっただろうか)訳で、あれも書こうとしても書けないストーリーでしたし。

気になるのは今後の進路で、彼女自身は以前何かのインタビューで、自分は教わるよりも体が勝手に動くみたいな事を言っていたので、正直なところ何処かのチームの監督というのはどうなんだろうか。名選手必ずしも名監督ならずというのは、結構どのスポーツにも当てはまる法則だと思うけれど、彼女の場合も努力の上に天性のものが大きかった気がするから、結構教えることは苦手な気がします。ライセンス取得等はするし、コーチのようなことはするんだろうけど、どちらかというと指導員というか、普及関係の仕事をした方が、彼女的にも合っているだろうし、彼女の知名度を考えると一つのチームに固定されるよりも、協会としてもメリットが有るんじゃ無いだろうか。彼女の勇姿はこれで見納めですが、これからは何らかの形でさらに優秀な選手を発掘する仕事をしてくれたらと思います。持ってる人の御利益を、少しでも後輩に...

2015年12月27日

国内修行旅行(番外編) - ITM-HND

国内修行ではないのだけれど、年末休暇に入り旅行もキャンセルしてしまい暇を持てあましたので、発作的に500系EVAを見に行くことに。その帰りに飛行機で羽田に戻ってくる予定を立てたんですが、最初は500系EVAを新大阪から岡山当たりまで乗車して羽田に戻る予定が、どうも上手い具合のフライトがありません。で、そう言えば伊丹のANAラウンジが刷新されたから、伊丹から戻ろうと計画変更。その為500系EVAは見るだけで乗車無しですが、まぁそのうち機会はあるだろうと納得させました。

伊丹空港(大阪国際空港)は初めての利用。新大阪駅から、御堂筋線で千里中央まで移動して、ここから大阪モノレールで空港まで移動します。羽田の東京モノレールもそうなんですが、モノレールって結構高い位置を走行するので、ちょっと苦手だったりします。飛行機には良く乗るけれど、実は高所恐怖症の気がありますから(笑)。

セキュリティを抜けて、直ぐにラウンジに入りましたが、入口は共通で、中で3Fから2Fに移動するんですね。2FのSuite受付には、Diamondメンバー確認の端末がありました。利用者は、このラウンジの横を通って2Fの出発フロアーに行けるんですね。一寸これまで利用してきたラウンジと動線の流れが一寸違うので戸惑いました。で、中はそこそこの広さで、飲み物や軽食も揃っていましたが新大阪駅で昼食は済ませてきたので、飲み物だけで出発迄の時間を潰しました。

初めての空港なので、少し早めにラウンジを出たら、その正面がこれから搭乗する羽田行きが出発する10番ゲートでした。使用機材はB787-8。既に今年のPremium Point修行は完了しているし、だいたい搭乗時間は実質1時間以下のフライトなので、特割の安いチケットを購入。最初はUAの特典マイルを利用する予定でしたが、利用したい時間帯に秋が無くて、仕方なくではありますが。

久しぶりにエコノミーに座ったせいか、かなりシートピッチが狭く感じました。B787なので、少し余裕があるかと期待していたんですが、それは残念。定刻通りドアクローズとなり、誘導路で到着機の着陸待ちの後離陸しました。この時は窓際3列席の窓際を指定していましたが、直前のシートマップでは3席全部余っていたんですね。ところが実際は真ん中の座席は空席で、どうもシートブロックしてくれたのだろうか。お陰で足下も広くてゆっくり出来ました。

羽田には定刻通りに到着。実は、途中の空からの風景、特に富士山の写真を撮影したくて窓際に座ったんですが、残念ながら富士山周辺には気圧の谷があったのか、雲が広くかかっていて富士山は見えず。それだけが残念でした。これが今年の飛び納め。やはり飛んでいる時にはリラックス出来るのは、もう病気なのかも。

Hilton Tokyo

元々は年末のSFO-NYC旅行の帰国日に、成田到着が遅くなるので予約していたホテル。結果的に、HNORNORS VISA Platinum Cardの年間10滞在に1滞在足りなかったので、年末の所要も兼ねて宿泊。クリスマス当日だったので、かなり混雑していて部屋のアップグレードは無し。まぁ、もともと寝るだけで期待していなかったけれど、このホテル、下のカテゴリーの部屋だと、アメニティーがプアで、ひげそりとか綿棒とか無かったんですよね。仕方が無いので、ホテルの近いに入っているコンビニで、歯ブラシ以外の必要なものを調達してきました。コストダウンなのか、何なのか分からないけれど、そのくらいは最初から備え付けておいて欲しいものです。部屋のグレードに寄って、サービス等に差を付けるのは構わないけれど、標準的なものから引き算で差別化するのでは無く、足し算で差別化して欲しい。
夕食は夕方6:00頃にホテル内2Fのレストランに行きましたが、時期が時期だけに一杯で、何とか7:30迄ならと席を用意して貰いました。一人で食べるから、1時間半も掛からないのに。で、37Fのラウンジへ向かいました。混雑しているかなと思ったんですが、それ程では無かったのですが、入口の女性スタッフの方が「Diamond/Gold(?)の会員様には、別の場所にラウンジを用意してあります」との事。で、案内されるままにスタッフさんに就いていくと、ラウンジを出て右に廊下を進み、多分元々はスイートの部屋だったであろう場所に案内されました。中の広さは、元々のラウンジの通路を挟んだ奥の部屋くらいの広さ。夜の18:00~20:00の間だけこちらも併設すると言うことで、専任のスタッフも一人いて、お酒類もワインから日本酒からウィスキーまで、一通り揃っていましたし、オードブル類も同様に取りそろえられていました。

私が入ったのが19:00少し過ぎくらいでしたが、先に中華系のアベック1組だけ。その後も我々二組だけで、そろそろ部屋に戻ろうかと言う頃になって、欧米系のアベックが二組入ってきました。結構広いスペースにそんな具合の使用率なので、ゆっくり派出来たけれど少し肌寒い感じも。

この部屋に入るルームキーの様なカードキーを渡されていて、それを利用して何度でも出入り可能との事でしたが、高々二時間位の間に何度も出入りするようなことも無い気もしますが。勿論、希望すれば元々のラウンジを利用しても良いと言う事で、一応選択権はあるみたいですが、多分こちらの方が空いていそうなので、ゆっくりしたいのであればこちらの方の利用が良いかも。基本、二人掛けのテーブルがほとんどなので、一人や二人連れの宿泊客はこちらに案内されるのかも。

2015年12月26日

解決しない慰安婦問題

年末の慌ただしい時期に岸田外相が韓国に行き、慰安婦問題の解決策を話し合うというニュース。先の首脳会談で「年内に解決する」という合意をしたからでしょうか、急に決まった感じで、果たして身のある内容になるのか疑問。いろいろと日本としても、やるからには最終決着にしたいと言うことで、二度と蒸し返されないような対策も考えて居るみたいですが、でも「解決させ異な事が最大の利益」である韓国にとっては、これはこれ、あれはあれなわけで、仮に今回何らかの合意が出来て所謂「慰安婦問題」が両国間で解決されたとしても、これまで世界中で騒ぎを起こしている団体は、逆に「日本政府が慰安婦を認めた」と、これを材料にさらに活発化するんでしょうね。例えば、彼に対しての何らかの強制力、例えば解決した問題を蒸し返した場合は訴訟に入るとか、仮に「慰安婦全体」の話をするのであれば、朝鮮戦争当時やベトナム戦争当時の韓国の「慰安婦」も含むべきと言う事を言うとか。一応「市民団体」とは言っているけれど、実際は韓国政府の後押しがあるわけで、それをキッパリ止めさせるだけでなく、仮に両国間で解決した問題を無帰すのであれば、それ相応の対応をするくらいのことは明記しないと。

それでも、米国だとかカナダだとかオーストラリアでは、さらに運動は継続するでしょうね。少なくとも米国・カナダでは、地元議員の集票活動になっているわけだから、彼らとしては止めて票を失うよりは、活動して韓国系・中国系の支持を得る方が遥かにまし。日本としては、そう言う地域に対しては治安の不安があるので、日本企業の進出は進められない、というような事をさらっと言って、地元の経済に影響力を発揮するとか、そう言うことくらいはしないと、彼らはいつまで経ってもやっているでしょうね。

もっとも、既に先鋭化している慰安婦支援団体は、政府間で合意に達しても否定してくるでしょうね。彼らにとっては、日本に対して行動することで支援やお金が入ってくるわけだから、解決してしまっては全て無くなるわけですから。結局は、それなりに政府間では合意に到達しても、最終的には支援団体がNoと言ってダメになる気がする。そして、それを理由にまた日本に対してこれまで以上の圧力をかけてくるんでしょうね。ほんと、やれやれな人達です。

未知を避けない

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、PCからスマホ、スマホからPCへの生活に関して。私は流石に帰省時にパソコン(デスクトップ機)を持ち帰った事は無いけれど、会社のパソコンを自宅に持ち帰って、そこから2,400bpsで繋いで仕事をしたことがありました。もう30年近く前の話。ホストのターミナルソフトを入れて2,400bpsで通信をして、ホストのアプリを動かしていたんだけど、スピードは当時はそんなものだと思って不満は無かったけれど、その使用したパソコンの解像度が中途半端で、文字(といっても漢字ではなく、当時はアルファベットのみ)が潰れて、"O"と"0"とか"l(Lの小文字)"と"I"とか、区別が付かない表示ばかりで、結局一週間と持たずにまた会社に持ち帰りました。実は、専用モニターなら問題無かったと思うんですが、移動手段が無くて、本体(デスクトップ機)とキーボードだけ持ち帰り、モニターは自宅のSONY トリニトロンモニターに繋いだのが理由。一応、RGB入力端子があったので、それで接続したんですが、パソコン用モニターではなくてどうしても限界がありました。

その後はノートブックパソコンの開発に関わるようになったことも有り、毎日ノートブックパソコン(とは言っても、4kg近くあった)をカバンに入れて持ち歩いていたけれど、まずカバンが良く壊れました(笑)。そう言う意味で、情報端末の先頭集団に居たわけですが、携帯電話を初めて取得したのは1999年の年末、2000年問題対策で会社から常に連絡を取れる体制を取れと言われて、PHSを購入したのが最初。その後、PHSからdocomo携帯になり、データ端末としてiPhone4sを購入したのは2010年頃。そして、携帯にサヨナラをしてiPhone6/Experiaになったのが、今年ですからね。そう言う意味では、デジタルまみれの生活をしている割りには、結構スマホに関しては奥手。パソコン(ノートブックパソコン)に関しては、結構最新機種をずっと使っていたので、それで間に合っていたと言う事もあるけれど。それでも、スマホを入手して一番有難味を感じるのが、パソコンを起動しなくても、メールやWebチェック、最近だとFBの確認とか、簡単にできること。本格的にメールを書いたりする時にはパソコンを起動しますが、確認くらいならスマホで十分なわけで、そう言う意味でパソコンとスマホの棲み分けが出来つつある感じです。

一時期タブレットを仕事の関係もあって使っていましたが、一言で言うと「中途半端」な立ち位置で結局今では使っていません。何度も書いているけれど、Surface Pro見たいなスタイルがもしかするとこの立ち位置を変えるかもしれないけれど、でもWindows10やそれ以降のWindowsを使用するには、タッチI/Fだけでは無理だと思っているので、そうなると、キーボード一体型でより薄いモバイルノートが出てくれば、それで十分かも。あと、薄型になればなるほど既存のI/Fが失われていくわけで、USB3.0が使えてもType-Aではなく、Type-C何て言われると、結局変換用のHubとか持参しないと行けないわけで、それは不便さを助長している気がする。個人的にはいろいろなI/Fを集約した「デバイスステーション」みたいな、タバコくらいの箱があり、ここにはノートブックでもスマホでも、認証すれば自由にそのI/Fにアクセス・利用出来るようになると、それ一つを持ち歩ければ良いと思うんですが。丁度、今スマホでテザリングを使って、様々なWi-Fiデバイスがアクセスしているように。私は消費電力の関係で、Wi-FiではなくBluetoothを利用していますが、これなら小型化も可能だろうし。結局は、毎回毎回登場する新しいデバイスに毎回束合わなくても、自分のニーズや好みに応じてその度毎に付き合いを変えていけば良い話で、結局は先ずは好き嫌いを無くすという事でしょうか。それって、人との付き合いと同じ気がする。

500系EVA

年末のSFO/NYC行きをキャンセルしたので、ずっと自宅警備員状態の年末。で、発作的に一日潰して、博多-新大阪間を走っている500系EVA新幹線を見に行くことに。最初は何処かからか乗車しようと思ったんですが、時間的にどうも良い按配のスケジュールが無く、結局は新大阪着11:14、新大阪発11:32の折返しを見学することに。浜松からこだま号のグリーン特割で2時間かけて新大阪に到着したのは11:00少し過ぎ。500系EVAは20番ホーム到着・出発なので移動すると、年末でしたが結構空いていました。予定通り、入線してきた500系EVA(こちらは8号車)を撮影すると、そのままホーム沿いに移動しながら本体を撮影。その後は急いで隣りの21番ホームへ移動。500系EVAの出発時刻まで21番ホームに新幹線の入線予定は無いので、ずっと福岡よりに移動して発車の様子を撮影することに。20番ホームだと、先頭1号車のところで規制されていて、前から撮れないので。結果的にこれが成功、しっかり発車の様子を撮影出来ました。来年の運航終了までに、やはり一度くらいは乗車してみたいなぁ。

ところで、浜松-新大阪の移動時、グリーン特割を利用してこだま号のグリーン車に乗車していたんですが、三河安城から乗車してきた夫婦と思わしき二人組。名古屋を出ると、男性の方が席を立ってずっと戻ってきません。米原を出た頃当たりに戻ってきたんですが、これが思いっきりタバコを吸ってきたのか、臭い臭いを回りに振りまいてくれます。タバコを吸うなら、喫煙車に行けよ、と小一時間。本当、飛行機みたいに全車両禁煙にして欲しい。これだけが非常に不愉快でした。

2015年12月25日

議員の育休

国会議員の育休問題。国会・地方議員区別無く、育休(育児休暇)を取得するのは問題無いというか、これからの社会を考えると必要な事だと思うけれど、今回の場合は出産する奥さん議員と一緒に旦那さん議員も育休取得するということと、今の国会議員、特に男性議員には育休の規定が無い事。だから、毎回本会議の微に欠席届を出すとのことだけれど、国会議員の仕事は本会議だけじゃ無いはずで、本会議以外の時には「仕事をしていた」と計算されるのは一寸納得いかない。女性議員の場合は、出産時に届出を出すことで事実上の産休が取れるけれど、男性議員にそれが無いのであれば先ずはルールを作ることが先では。

あと、育休を認めている企業などでも、特に同じ会社内での職場結婚の場合は、夫婦同時に育休を取得出来るんだろうか。私の回りや知り合いにもそう言うケースのご夫婦が何組か居るけれど、確か交互に育休(産休/育休)を取得していた気がする。出産したお母さんの容体が思わしくないとか、問題があるなら仕方ないと思うけれど、出産する前から二人が同時に休むというのはどうだろうか。

で、早速民主党は噛みついて居るみたいだけど、彼らの党の中には出産間近とか出産直後の議員さんは居ないのだろうか。今回の二人に反対表明するのは良いけれど、それならこうしろという代案が無いのがいかにもこの政党らしい。少なくとも、欠席届を利用することには反対しないと。何処かの政党の党首じゃ無いけれど、本会議での投票を棄権するために欠席届を出したりするのと違わないわけだし。欠席理由の明確化するだけでも、意味があると思うんですけどね。

国会議員でも育休取得は良いと思うけれど、今回の場合は休むことが目的で、育休という本来の目的の為では無い気がする。そう言う不信感を懐かせると言う事だけでも、今回の件が一寸胡散臭いのでは。

高浜原発裁判

昨日、高浜原発の稼働差し止め仮処分に対しての取消裁判の判決が出て、予想通り仮処分は取り消され、これから来年早々の再稼働へ向けて作業が進むことに。14:00に判決が出るというので、お昼過ぎの情報番組ではその様子を伝えていたんですが、その中でとあるコメンテーターが、「前回の再稼働取消の仮処分の時の裁判官と違う人が判断したんですよね」みたいな事を言っていた。どうも、停止の仮処分判断をした裁判官とは異なる、関西電力に有利になるように裁判官を選んだ、別にした、と言うようなことを言いたいような雰囲気。でも、前回の地裁での裁判では、元々曰く付きの裁判官が、しかも人事異動が決まっていたのに判決まで担当し(それはそれでルールとして可能であるなら仕方ないけれど)て判決を出したものだけれど、その裁判官が担当するように何度も訴訟を出したり引っ込めたりしていた原告側の態度は、かなり意図的なものだと思うのだけれど。そう言うことを知ってか知らずか、昨日の判決は国や関西電力が再稼働を何としても進めるために、無理矢理仮処分を棄却させたみたいなニュアンスで話をしていたのは、一寸問題では。

もう一つ、いつも変だと思うのは、今回の裁判では原告側が関西電力で、被告は仮処分判決が出た裁判の原告、つまり反対派の人達だと思うのだけれど、その被告側が「司法は死んだ」みたいな上りを掲げて裁判所前の報道陣に写真を取らせる、いつものパフオーマンスをしているわけですが、あれもいい加減止めれば。自分達に次ごうが良い判決がでれば「司法は正しい」と持ち上げ、逆に気に入らない判決が出れば「司法は死んだ」と非難する、取ってもご都合主義のパフォーマンスにしか見えず、その判決の意味が重要であったとしても、凄く安っぽく感じてしまう。特に、前日から準備したと思われる綺麗に印刷されたのぼりとか見てしまうと、ほんとその準備だけで無く、メディアの前に駆け出す練習もしてきたんじゃ無いかと、白々しく感じてしまう。以前、あのパフォーマンスは、何かの裁判の時にその判決のうれしさなりを端的に表現するために「勝訴」というビラを出したのが始まりとか言う話を聞いた記憶があるけれど、あれって弁護士が事前に可能性のありそうな判決を予想して、準備しておくらしいですね。つまり、自分達に都合の良い判決ならまだしも、敗訴するような場合には最初から「司法は死んだ」とか「国民無視の犯罪」みたいな事を書いて満足しているのかと思うと、一寸怖い気も。凄く、司法を安売りしている気がする。

最近あった、隣の韓国の裁判とは違って、まだ日本の裁判所はまともな方だと思うけれど、それでも裁判官によってかなり疑問符を感じる判決が出るときもあり、それはそれで人間が担当する仕事なのだから仕方ないとは思うけれど、結局は自己満足のために多大な社会資源や時間が浪費されていくことが本当良い事なのか疑問。まぁ、それも社会が進化していくために必要な事なのかもしれないけれど。

古館降板

テレビ朝日系列の報道番組「報道ステーション」のMC、古舘伊知郎氏が、来年3月の契約満了を持って番組を降板するというニュース。昔、久米さんの頃は結構みていたけれど、彼に変わってから番組の雰囲気が話題の内容にかかわらずお通夜みたいな暗い雰囲気になってきたので、もうウンザリして見るのを止めて10年以上。古舘氏の印象は、どうしてもプロレス中継のイメージがあるので、あれとは180度異なる雰囲気っていうのは、どうも馴染まない。新境地の開拓、あるいはMCとして新しい「味」を出すのであれば良いのだけれど、最初は久米宏氏の何か真似みたいな雰囲気から、時々間違ってチャンネルを切り替えて見る機会があると、何か声を落として妙に間延びしたものの言い方をする、変な権威を表現しようとしているみたいな気がして、直ぐにチャンネルを毎回変えてしまう。最近では、政治的な色づけが大きいという批判もあって、個人的に自分の主義主張を持つ、表すことも有りとは思うけれど、MCとして番組を、それも一応放送局の看板番組の「報道番組」をまとめて居るので有れば、内容に関してももう少し考える必要が有ったんじゃ無いだろうか。

で、この番組自体は続くという事で、じゃあ三代目のMCは誰なんだろうという興味が。先ず思いついたのが、フリーアナウンサーになってテレビ朝日の朝の顔となった、羽鳥慎一氏が「夜の顔」も引き受けるということ。ただ、週一の番組ならまだしも、朝も夜も帯を担当するとなると、一寸現実的に無理そう。実は、最初に思いついたのが、関西の宮根誠司氏だったんですが、こちらは朝では無くお昼の帯番組を大阪で持っていて、それとの掛け持ちは新幹線や飛行機を利用すれば可能かもしれないけれど、羽鳥氏以上に体力的に厳しいだろうから、こちらも無理そう。どちらも、昼間の番組を止めて移るというのであれば脈はありそうだけど、それぞれそれなりに視聴率を取り認知されている番組だから、古舘降板と言う事でこれから降りるのは、いろいろと無理でしょうね。

じゃぁそれ以外に誰が居るのかと言うことですが、野次馬的に考えてみると、

  • TBSの安住紳一郎氏がフリーアナに転出して担当する
  • 昼間の番組で今ひとつ立ち位置がずれている、安藤優子氏を抜擢。CXもホッと一息?
  • 同じく、NHK「クロ現」の国谷裕子氏何て言うのも大穴かも

あんまり浮かんでこないですねぇ。あと、確か以前の久米氏の時も古舘氏の時も、単にMCだけで無く番組製作自体をそれぞれ所属事務所が請け負っていたと思うんだけど、それもどうするんだろうか。良くも悪くも、MCの個性・キャラクターで見せる番組なだけに、それなりに面白い人物を据えないとダメでしょうね。結構大変そう。

2015年12月24日

見境無い爆買い

大気汚染が広がっている中国。特に日本の空気清浄機が売れている話は良く聞きますが、今度は新鮮な空気の瓶詰めが売れているという話。アクアラングのボンベで1時間とか2時間位ですよね。幾ら買い込んでも、精々数時間から半日位の、それも直ぐに広がるだろうから気休めにしかならないと思うけれど、それでもお金を出す人が居るのが今の中国の実状というのか。でも、普通中国人だともっと実利的なものにお金を出すと思うのだけれど。

日本も暖冬の影響で例年とは異なる気候が続いていますが、中国のPM2.5騒ぎも今年は特に酷い感じがします。これまでも同程度の状態だったのが今年は特にフォーカスされているのか、今年がやはり酷いのか。日本の1970年代前後の公害も酷かったけれど、今の中国ってそれ以上ではないだろうか。日本の場合は、政府だけで無く市民の圧力に企業側も回り道はあったけれど努力して解決出来たけれど、今の中国ではそれも無理でしょうね。不謹慎とは思うけれど、何となくゴミ屋敷のある光景を思わず思い浮かべてしまった。中に居る人には、それなりに快適なのかもしれないけれど、回りに住んでいる住民にとっては迷惑でしか無いのだけれど、強制的にゴミを処理するというわけにも行きませんしね。

日本では、その問題を「解決する」事をゴールとするわけだけど、向こうではその事故・事件が「無かったこと」にして、別の物が新規に作られることで「解決」と言うのだから、たまったものでは無い。空気だけで無く、飲料水にしても食べ物にしても、決して安心出来るものでは無いと思うのだけれど、それでもどんどん人口が増えていくあの国って、やはり国民は逞しいという事の証明なんだろうか。それはそれで怖い気がする。

無意味な労基法

たまたま私もこの番組を見ていて「えっ?」と感じたんですが、17歳の藤田ニコルが労基法のために22:00以降出演できない。ところが番組は生放送で、しかも前の部分が押していて、登場してあっと言う間に消えていったわけですが、見ていて凄く違和感を感じる部分でした。で、司会の羽鳥慎一氏が「ニコルさんは17歳で...」と説明して意味が分かったんですが、まずはあの藤田ニコルが17歳と言う事にビックリ(笑)。いゃ、もう22~23位だと思っていた。で、22:00前に画面から消えたのだけれど、映像には映っては居なくても、まだテレビ局内にはいるわけだから、それって本当の意味で「18歳未満の深夜労働禁止」に合致するのか?

この番組は生放送だったのですが、良く録画番組でも子役が出演していると、「20:00を過ぎる前に子役のxxちゃんは大人の事情で出演終了です」みたいな事をやります。録画撮りだから、その撮影している時刻が20:00前なら放送が20:00過ぎでも問題無いと思うし、逆に撮影時間が押して延びていたとしても、視聴者は分からないですよね。テレビではそんな感じで「見た目の20:00以降の就労禁止」を維持しているけれど、そう言う子役や18歳未満の役者が出演している映画を、オールナイト上映とかすることは問題無いのだろうか。

「5秒前に画面から消える」事と、録画番組なのに「20:00以降の出演禁止」という事って、何かルールを守っているようで、そうで無い気がする対応ですよね。

判断を逃げた?

韓国憲法裁判所の判断は「判断せず(判断出来ない)」という結果に。仮に違憲判断をすれば、国内から日本に対しての賠償請求やら、さらに過激な訴訟が生まれて、国交関係はさらにややこしい若しかしたら修復不可能な状態になるだろうし、逆に合憲判断をすれば国内からの突き上げが先鋭化してまた問題が大きくなるだろうし、どちらにしても困った結果に。結局違憲判断は、訴えは却下するけれどだからといって合憲判断したわけじゃ無いからと言う良いわけを付けて、「違憲か合憲は判断しない」という逃げの一手を取ることにしたようですね。

今回はこれで一件落着なんだろうけど、多分将来的には今回の条項以外の部分を元ネタに別の訴訟が幾つも出てくるんだろうなぁ。また気になるのは、2009年に韓国最高裁が判断した「個人の請求権は消滅していない」という判断から出されている、戦時中の徴用工補償問題。個人的には、仮に個人賠償が解決していないとしても、その責任は韓国政府にあるわけで、何で日本の企業に対して訴訟が出されのかよく分からない。百歩譲って、韓国政府と当時の企業両方に責任があるとして訴訟するなら、まぁまだ分かるけれど。さらに、その訴訟をアメリカでも起こして、米国内にある日本企業の資産を差し押さえるみたいなこともやろうとしているわけで、結局利益を得るのは訴訟を担当している弁護士だけなんじゃ無いかという気がします。それって、訴訟が解決されることよりも、その訴訟が延々と続くことが最大の利益になるわけで、結局韓国との問題は「解決されないことを持って解決されたとする」という事しか無いんだなと再認識した判決でした。

2015年12月23日

過剰カフェイン

カフェイン飲料やタブレットの過剰摂取で男性が死亡した事件。カフェインの致死量は、3,000mg/日との事で、コーヒー(60mg/杯)だと50杯、緑茶(20mg/杯)だと150杯、一般的なエナジードリンク(150mg/本)だと20本で致死量に達する計算に。それも、体質によって異なるだろうから、もっと少ない量でも体調に影響するだろうし、もっと多くても問題無い場合も有るだろうし、一概には言えないけれど、それでも一般的に飲む量・摂取する量としてはかなり大量に一度に摂取しないと致死量には到達しないでしょうね。今回の男性は、深夜勤務などの為に、毎日エナジードリンクやカフェインのタブレット等を摂取していたと言うことで、そう言う生活が続いた慢性的な摂取が原因のような気がする。

うちは、茶所静岡だし、子供の頃から喫茶店を経営していたこともあり、緑茶やらコーヒーやら毎日飲んできたけれど、幸いなことに未だに特に大病もせずに生きてきています。子供場合は数百mg/日が限度だろうから、それ位は結構飲んでいた気がするけれど...

「眠気覚ましにカフェイン」というのは昔から言われていて、でもカフェインは眠気を覚ますというよりは、興奮状態になって眠気に優るという状態になるだけだから、決して眠りが不要になるわけじゃ無いですよね。実際、私は夜は余りコーヒーは飲まないけれど、夜寝る前に飲んでも、だから眠れないと言う事はありませんし。ある意味、慣れてしまっているからかもしれないけれど。同じように、カフェインをとり続けていれば、いつか体もそれになれてしまい、ダカラより過剰に摂取するようになってどんどん体調不良に傾いていったんだろうなぁ。

今回の死亡事故は、ほとんどの報道がカフェインの過剰摂取を中心に取り上げているけれど、それよりも仮に24時間勤務が必要な仕事であったも、だからこそ体調管理なり人員管理が重要なわけで、何でその職場なり上司に対して批判が出てこないんだろうか。本人の健康管理の問題もあるだろうけれど、一番の原因は労働環境のように思うんだけれど。過剰カフェインよりも過剰労働が問題では?

客と店主のすれ違い

ネットで見つけた、こんな話題。ある程度高級なお寿司屋さんでの話だと思うけれど、この女性客も女性客だけど、それを受け流せない店主(大将)もちょっと融通が利かないなぁという感じ。

女性に対しては、まずタンスか物ダイエットをしているなら最初からその旨言って、寿司飯を小さくしてもらう、お寿司の代わりに刺身やその他の肴にしてもらうなど、やり方は幾らでもあったわけで、そう言えば良いものを「寿司飯入らない」じゃあ困ります。こういうところはコース(お任せも含めて)だと思うけれど、最初に普通は「苦手なものはありますか」と聞いてくるはずで、その時に「実は斯く斯く然々で」と言えば、普通は対応してくれるもの。そう言う意味で、お客はお客だけれど、一寸した気遣いさえあれば自分も回りも気持ち良く食事できるのに、自らそれを壊しているのがダメ。この女性、一人だったんだろうか、あるいは連れが居たのだろうか。もし連れが居たとしたら、自分だけで無くその相手にも迷惑をかけていることになるわけですからね。

で、店主。こちらも「帰れ」と言うのは簡単だけど、そこで言ったら商売人としては失格じゃ無いだろうか(偉そうに言うけれど)。この女性客、酢飯は入らないと言ったけれど、寿司は入らないとは言っていないようなので、まだ食事はするつもりはあるはず。それなら、「ではお摘まみに変えましょうか」くらいの機転は聞かさないと。勿論、前に欠いたように女性客の言い方に問題はあると思うものの、お客なんて千差万別。某外国人スターは銀座旧米に言って「生物は食べられないから」と言い放ったそうな。で、お店側は野菜寿司等を用意して対応したとか。勿論、お店側としては、それなりに予定を立てて素材を準備して対応しているのだろうから、そう言うことなら予め言って欲しいと言う事もあるだろうし、コースの進み具合に寄っては全く別の対応をしなくてはいけなくなり、手間や準備が大変かもしれない。でも、「帰れ」という前に出来る事はあったんじゃ無いだろうか。

結局、客、店主、どちらの側にしても、一寸した言い方・気遣いが有れば、気持ち良く食事も商売も出来るものが、その「一寸したこと」が少しベクトルがずれてしまうと、逆にとんでもなく不愉快な経験になってしまう、そんな典型例のような気がしますね。

2015年12月22日

深圳の土砂崩れ

中国深圳市で発生した大規模な土砂崩れ事件。映像で見ると、土砂崩れというには余りに大規模すぎて、最初は一体どんな土砂があったのか不思議でした。やっと以前の状況の映像なども出てくるようになってきたけれど、日本でイメージするような「土砂崩れ」と言うよりは、残土や産業廃棄物で出来た「山」が崩壊した、山体崩壊とでも言った方が良いかも。実際残土の山の高さは20階建てのビルくらいあったと言うから、40~50m位はあったはずですよね。多分残土処理なんて、その場で捨ててお終いで、土を固めて固定化するなんていう事はやらないだろうから、全体の重みで下の方はそれなりに固まっていたかもしれないけれど、上部に近い部分、あるいは中頃くらいからは、何かの衝撃で一気に崩壊する危険性があったんでしょうね。報道によると、ガスのパイプラインも近くを走っていて、それが爆発下という話もあるらしい。若しかしたら、パイプラインに亀裂か何かがあってガス漏れをしていて、それが残土の中に充満したところに何かのタイミングで火がついて爆発したのかも。

こちらの記事で興味深いのは、周辺の住民が危険性を役所に指摘しても、腐敗撲滅運動のために目立つことを恐れた役人が何もしない状態になり、結果的に不法状態が継続してしまったと言う事。腐敗撲滅が結果的に人災を招いてしまうというのは、なんとも皮肉な結果ですよね。被害に遭った人達にとっては、もう笑うに笑えない状態。

深圳市何て言うのは、香港の直ぐ横で、しかも経済特区として国内の他の地域と比べて自由度も高い地域じゃ無いかと私なんかは感じるんですが、だからこそ不正とか腐敗の温床にもなりやすいのだろうか。お金が動くところに、悪いことも集まるように。

暫く前に発生した、天津港の爆発事件も、その後の状況はとんと聞こえてこなくなりましたが、あれだってあれだけ大規模な事件であれば、日本なら何年も責任者とか事件の原因とか話題になるはずなのに、それが綺麗に消えてしまうのが庁国の怖さというか。昔のように言論も情報も封鎖されていた時代なら、そう言う状況に合わせて静かに暮らすことが最大の幸せだったのかもしれないけれど、これだけ情報が氾濫し外の世界も知っている人が増えてきている時代に、いつまでそう言う強権的な事が通用するのだろうか。「中国崩壊」とまでは言わないけれど、ジワジワと病理が侵食しているような雰囲気は感じる事件ですね。

国際協定の卓袱台返し

1965年に締結された日韓請求権協定関して、韓国の憲法裁判所が違憲であるかどうか判断するという記事。当時の大統領は、現大統領の朴槿恵氏の父親・朴正煕氏何ですが、仮に違憲判断が出されたら当時の大統領の娘という事で彼女にまで何か責任が及ぶのだろうか。

当時の交渉記録を見ると、かなり難航していて、結局はアメリカの大きな介入に寄って締結されたような背景もあるようですね。韓国としては、日本に占領され植民地化されたことから臨時政府を樹立して、第二次世界大戦中も欧米列強と共に日本と戦った「戦勝国」というのが、今の韓国の存在を支えて証明する彼らの「歴史的事実」であるだけに、その存在意義・レゾンデートルを否定するようなことは許さない気がします。

とは言っても、国家同士が一度締結した協定や条約を、卓袱台返しして白紙化して行くというのが、現実問題として可能何だろうか。最近、やっと上向きだした日韓関係や、先の加藤元支局長裁判でわざわざ外務省の強い意見を持ち出すことなどから、今回はそれ以上の案件だけにさらに強い意向が介在しても良い気がするけれど、今回の場合は彼らの存在意義に関する問題だけに、逆に譲れないと言う事になるんだろうか。

今回の判決がどう言う結論になり、どの様な影響が生まれていくか分かりませんが、只上に違憲判断が出て協定の改定作業なんて言うことになれば、ますます日本人の韓国嫌いというか韓国敬遠が進むことだけは確かじゃ無いかと。要するに、面倒くさい相手とは距離を置く、と言う事ですよね。

ルールを破るメディア

紆余曲折の末に今日決定される、新国立競技場のデザイン。A案、B案、二つのデザインからどちらか一つが今日選択されて、やっと本格的な建設作業がスタートするわけですが、前回の反省から公平を期するためにA案、B案のデザイナーや建設主体は明らかにされずに、内容だけで審査すると言うことだったはず。ところが、デザインが公表された直後から、メディアではA案は○○建設と△△デザイナーのデザインで、B案は××建設と□□デザイナーの作品と「推定される」と事実上の発表をしてしまう。

応募したグループは明らかになっているから、そのデザイナーの過去の作品を見れば今回のデザインとの類似性も分かるだろうし、だからこの人のデザインはこちらだろうという推測は簡単にできるんだろうけど、開示しないといっているものをわざわざ公開することの意味はあるんだろうか。そりゃぁ、見る人が見れば分かることもあるだろうけど、そう言うノイズを極力排除しようという方針が決まり、それに対して多くの人も同意しての方法のはずなのに、本当にメディアって自分達の都合だけでそう言う決め毎も勝手に買えるなと実感。

今回の新国立競技場で個人的に気になっているのは、2020年のオリンピック・パラリンピック開催後は、サッカーやラグビーなどの球技中心の施設になって、陸上競技場としては使われなくなるかもと言う事。その最大の理由は、大会会さて字に必要な「補助トラック」が設置できないからというんだけど、何だかなぁ。確か、今回のコンペ以前の報道では、コスト削減と工期短縮のために、当初の8万人規模の競技場では無く6万人規模の競技場にして、サッカーW杯の時には陸上用のトラック部分にスタンドを設置するなどして8万人規模にするという話だったと言う事もあるんだろうけど、今回のデザインでは当初から8万人規模のスタンドが準備されているので、わざわざトラックを潰さなくても良いはず。何とか、陸上競技の国際大会や全国大会が開催できる施設として残して欲しいなぁ。補助トラックも、新国立競技場の外周に沿ってぐるっと半周するくらいのトラックが出来れば足りそうな気がするし。

今回のコンペの目的は、「誰がデザインした」のでは無く「どちらが望ましいのか」が選択目的のはず。そこに、入らないノイズを入れてくるメディアって、自分達の目的を自ら汚していることに気がついているのだろうか。そう言う反省が特にこの会社には無いんだろうな。

2015年12月21日

訪日3000万人時代

少し前に、今年の訪日客数が2000万人近くまで増加するというニュースを聞いて、確かに爆買い等の話題もあるし、今でも中国や東南アジア等からの観光客をよく見るし、2020年までに2000万人という政府目標はかなり早く達成されそう。実際、海外からの観光客の購買力は1兆円を超えると言う話も。中国の経済失速も長く言われる最近では、来年もこの傾向が続くかどうかは不透明だけれど、ある意味強靱な国民性の中国人に関しては、自国経済が傾けば傾くほど、海外に資産保存のために出て行きそうな気がするから、逆に経済が傾けばますます拍車が掛かりそうな気がする。

別のニュースでは、国際線が就航している日本の国内空港での国際線利用客数は、今年はとうとう富士山静岡空港が成田、羽田、関空、中部、福岡、新千歳、那覇に続いて8位にランクイン。中国からのインバウンドが増加して、空港利用客数の半数以上は国際線利用客になるらしい。さらに、「雲の上の数字」と揶揄されていた、年間利用客数70万人の目標も、今年は若しかしたら突破するかもしれないというニュースも。成田、羽田という首都圏空港が飽和状態である以上、こう言う地方空港を利用して安く便利に旅程が組めれば海外からの訪日客もどんどん増加していくだろうけれど、その静岡空港にしても設備面等ではまだまだだし、それらが準備出来るのは2年後だし、ちょっと後手に回っている印象も。地方空港生き残り戦略として、訪日客をいかに取り込むかで経済発展の鍵にもなるわけで、地方創生の中にそういう部分も織り込んでくれると良いのかも。その為に必要なものは色々ありすぎるけれど、一つは情報発信のインフラと継続して発信できる仕組み作りですよね。それさえあれば、日本に来てくれる人は幾らでもありそう。

最近では、個人のSNSの情報を頼りに来る人も多いわけで、そう言う人達や組織に情報提供出来るような仕組みをしっかり作り込んでいけば、それは2020年のオリンピック・パラリンピックにも繋がると思うんだけど。次は3000万人に向けて、どの様な方策をとるんだろうか。

それって矛盾では

SEALDs等が中心になって、「市民連合」を作り、共同で野党や無所属の候補者を応援していくことを記者会見で発表したという記事。で、候補者は、

「具体的には、(1)安保関連法廃止(2)立憲主義の回復(3)個人の尊厳を擁護する政治の実現-の3項目の「協定」を結ぶことを条件に、共闘で一致した野党か無所属候補を支援する。候補が当選した場合は特定の政党には所属せず、院内会派として活動することに同意を求めるという。」

とのことだけれど、まずその三つの件以外の政治目的はどうするのか。特に経済とか社会保障とか。というか、今現在の政治こそ立憲主義の上に成り立っているのだけれど。で、さらに疑問なのが「野党候補も支援する」と言いつつ当選後は政党には所属せず院内会派として活動する、ということ。じゃぁ野党から候補を出して当選しても意味ないじゃんと思うのだけれど。それに、「立憲主義」とは言うけれど、その立憲主義だって行ドイツのワイマール憲法見たいものが出来て、ナチスなんていう集団が生まれる切っ掛けになったりするわけで、世の中絶対的に良いというものは無いはず。結局は、その時々の状況や考え方によって、色々な仕組みをバランス良く組み合わせる、あるいは改善していくと言う事が大切ではないだろうか。その過程で、矛盾だとか違法という話が出てくるんだろうし。

彼らの言い方を聞いていると、結局は彼らが「敵・悪」として表現している安倍政権のやり方と同じように感じるのは私の性格がひねくれているから(笑)。その自己矛盾を感じるから、信用できない雰囲気しか生まれてこない気がする。

メディアのご都合主義

先週話題になった「夫婦別姓」裁判の結果。個人的には、いずれか一方の姓に統一するか別姓にするかどちらかの「選択制」というのが最終的な落としどころかなと思うけれど。で、別姓賛成派の人やメディアがこぞって言っているのが「世界で同姓制をとっているのは(先進諸国で)日本だけ」という事。それはそれで事実だろうけど、集団的自衛権の時にも世界の先進諸国で集団的自衛権を認めていないのは日本だけだったのに、それに関しては何も言わないのね。まぁ、都合の良いときに都合の良い例を引っ張ってきて矛盾を感じないのは、アッチ系の人達の特徴だけれど。

ところで、日曜日のCX系で放送されている「ワイドナショー」でもこの話題が取り上げられて、中にゲストで登場した高校生の男の子のコメントが秀逸でした。スタジオゲストが一通り賛成・反対の意見を言った後、この高校生君が呼ばれて意見を聞かれると、コメンテーターの一人、弁護士の男性に確認するように、

高校生:「結婚する二人には選択権があるんですよね?」
弁護士:「そうです」
高校生:「じゃあ、生まれてきた子供の名字はどうなるんですか」
弁護士:「親が決めます」
高校生:「つまり、子供には選択権が無いんですよね」
弁護士:「...」

みたいなやり取りが交換されて、MCの松本人志氏はじめ全員が絶賛。私も思わず「鋭いなぁ」と感心。別の番組で、やはりこの話題を取り上げた特集を放送していたときに、実際に夫婦別姓のために事実婚をしている家庭を取り上げていて、このご家族には二人のお嬢さんがいらっしゃいました。で、確か上の女の子はお母さんの実子としてそのまま母方の姓を名乗り、次女は父親の養子になった形にして父親の姓を名乗っているとのこと。夫婦別姓裁判の原告の一人の女性は、確か出産する度に離婚と再婚を繰り返して、現行の夫婦制度を維持しつつ別姓を維持するような歪な方法をとっていたように報道されていたけれど、幾ら法律の壁があるにしても一寸歪だなと言う印象。

今の婚姻制度を、LGBTの人達にもどの様に開放するかという事も踏まえて、別姓の事も考えないと解決しそうな気がしませんね。それはそれで、またかなり厚い壁になりそうだけど。世界と同一になるのかどうかは別にして、日本人の気持ちとしてどうか、と言う事が一番重要な事だと思うけれど。

2015年12月19日

IHG Get 44,000 points

SPGHiltonと続いて、IHG(InterContinental)からも同様のキャンペーン通知が。2016年1月1日から4月30日までの間に宿泊すると、その宿泊数に応じてポイントが貰えるもの。まず1月中に宿泊すると5,000ポイント。さらにもう一滞在するとさらに5,000ポイント。その後は、さらに5泊すると10,000ポイントとその後の宿泊数に応じて、最大44,000ポイント貰えるというもの。1泊でもメリットのあるSPGHiltonと比べると、こちらは宿泊数を積み重ねないといけないので、あまり旨味を感じないキャンペーン。IHG系って、この手の「兎に角沢山宿泊してくれたらポイント上げます」的な、数をこなさなきゃいけない仕組みのものが多い気がする。もう少し内容というか仕組みを考えた方が良いんじゃ無いだろうか。

取りあえずキャンペーン登録はしたけれど、暫く宿泊する予定は無いなぁ...

取引材料?

産経新聞の加藤元支局長の裁判。まだ、韓国検察が上告する可能性はありますが、韓国メディアからも今回の裁判に関しては批判されているし、名誉毀損対象の朴大統領が何も言っていない以上、これ以上継続する意味は無いでしょうね。ところで、今回の無罪判決に対して、韓国が誠意(?)を見せたのだから次は日本が慰安婦問題に関して誠意を見せるべきだ的意見が、韓国・日本両方からでて居るみたいなんですが、それが理解出来ない。元々の慰安婦問題にしても、韓国が自分達で火を付けて大きくしている、日本から見れば「解決された問題」であるのに、今回の裁判にしても言論の自由、報道の自由にしてみれば、そもそも告訴されること自体がおかしいわけで、それが仮に無罪判決が出たからと言って、その裁判自体がおかしいと思わなきゃ。なんか893に因縁付けられて、「まぁ許してやるから、俺のいう事も聞け」と言われているような不満感を感じますね。

日本としては、ちゃんと是々非々で話をしないと、これからもこう言う問題は起こるでしょう。代替裁判にしても、判決こそ「無罪」と言っているけれど、誹謗中傷したと言われている内容に関して、もともとの朝鮮日報の記事に関しては何も言われていないわけで、同じ事を韓国人が言えば問題無く、日本人がそれも産経新聞の記者が言うと問題になるという「雰囲気」が間違っているのでは。

良くこの手の日韓討論みたいな番組を見ていると、韓国のコメンテーターは「韓国には韓国の事情があるのだから、日本はそれにも耳を傾けて欲しい」というような言い方をします。確かに相手の意見を聞いて、妥協点を見つけるなり譲歩できることは譲歩することはやぶさかでは無いけれど、これまで散々そう言うことを日本側が提示してきているのに、一つやればまた一つと結論を出さないことを目的にしているような相手とは、延々と話しをするわけにもいきませんしね。韓国にとっての最大の利益とは、これらの問題を解決することでは無く、日本に対して韓国側が優位に主張できる材料を持ち続けることなんですから。そう言う意味で、今回の裁判をめぐるドタバタというのは、これまでの歴史に関するものだけで無く、これから新規に彼らにとって有利となる材料を作る事も可能である、という新しい頭痛の種を見せたとも言えるのでは。困ったもんです。

2015年12月18日

産経裁判

昨日の産経新聞加藤元支局長の裁判は「無罪」という判決。日本からだけで無く、世界中のメディアからも「言論の自由・取材の自由」を求めて非難が集中していただけに、しかも元々の提訴にしてもその利害関係がよく分からない市民団体によるもので、なんで裁判自体がこんなに長い規格継続したのかも不明な状態。最初は、日本憎し、産経憎しで、行け行けどんどんで始めたけれど、その後の風当たりの強さや経済的な下落など、周りの状況がどんどん悪くなり、韓国検察としても威勢良く振り上げた拳の降ろしどころが見つからず、だからこそ逆に時間伸ばしで相手が折れるのを待つしか無かったような印象です。

で、よく分からないのが今日の判決。先ず最初に、韓国外交部(外務省)から、日韓関係に格段の配慮をするようにと言うようなことが明らかにされて、それって司法への政治介入だと思うのだけれど。仮にそう言う要求があったとしても、それは言わないのが普通では。ちょっと思ったのは、今回の無罪判決を言い渡すにしても、それに反発する勢力は必ずいるので、その矛先を司法では無く行政に向けたかったのかな、と言う事。さらに、2時間以上も判決理由を説明するということで、日本だったら死刑とか重要な判決の時には先ず最初に理由説明から入るわけで、一瞬有罪判決かなと思ったけれど、これもある意味アリバイ工作で、メディア各社特に韓国無いのメディアに対して、最初に判決をいう事でそれだけが直ぐに一人歩きするのでは無く、先ず理由を示してから判決を示すことで、少しでも冷静に判断されることを期待したんだろうか。

「無罪」にはなったものの、その説明の中には、大統領私人に対しての名誉毀損はあったとか、よく分からない説明が含まれているようで、何か裁判として成立しないのは明らかだけれど、裁判らしい体裁と、韓国側の面子を少しでも維持するために、むりやり3時間近い「芝居」を披露したような感じ。韓国検察は上告するんだろうか。ちょっと面白いからやらせてみた行きはするけれど、当事者の加藤元支局長はもう十分ウンザリしているだろうから、やはり酷でしょうね。

今回の騒動で、世界が韓国を見る目から、曇りガラスが消えて、真実を見るようになってくれたら、加藤元支局長の苦労も少しは報われるのでは無いだろうか。

HHORNORS Double Points or Double Miles

SPGのキャンペーンで、ライバルチェーンも対抗キャンペーン出さないかなと思っていたら、早速Hiltonが出してきました。2016年1月1日から4月30日までにキャンペーン登録して宿泊すると、ダブルポイントか登録航空会社のダブルマイルが獲得出来るもの。通常は、ポイントとマイルのHalf&Halfにしているんですが、この時間は少しポイントを貯めようかと、キャンペーン登録してから早速Point&Pointに自分の設定を変更しておきました(笑)。

Hilton系は、1月にHawaiiのHiltonに宿泊、2月は沖縄のDoubletreeに宿泊の予定を入れていますが、もう少し入れておこうかと思案中。SPGのキャンペーンがあるので、そっちをキャンセルしてHiltonに差し替えるというのも、痛し痒しだし(笑)。今年は、来週宿泊予定のHilton東京で、ぎりぎり10滞在となり、HHORNOR VISA Platinum CardのDiamond特典をぎりぎりで獲得しているので、もう少し余裕を持って滞在記録を積み重ねたいのですが。取りあえず、メインのFSPどちらもキャンペーンを年明けからやってくれるので、積極的に利用しないと。

SPG Take Two Campaign

登録しておくと、来年1月11日から4月30日までのSPG系ホテル宿泊で、2連泊以上ならStarpointが倍になり、さらに宿泊毎に250 Starpointが追加されるという太っ腹なキャンペーン。確定・未確定含めて、10滞在位は出来そうなどで、ちょっとしたポイント稼ぎにはなりそう。今年は、レートは高い物しか残っていないのに、何故かポイント宿泊可能なんていうケースが何度かあり、結構貯めてきたポイントを消費したので、少しでも積み増し出来ればありがたい。ただ、連泊する機会は余り無いので、その点残念ですが。来年1月11日スタートのキャンペーンですが、1月8日に今宿泊予約を入れているので、もう少し早くスタートしてくれると嬉しいけれど、そこまで欲張らないことにします。

さて、ライバルチェーンも、色々キャンペーン出してこないだろうか(笑)。

2015年12月17日

United PQM Double or Triple

Unitedからのメールが来て、何だろうと思ったら、BusinessやFirst Classの搭乗で、これまで一律PQMが1.5倍(150%)だったものが、Fare Class F/Jだと300%に、Fare Class A/C/D/Z/Pだと200%にアップされるということ。これはチケットの購入時期に関わらず、2016年1月1日からのフライトに適用されるということ。流石に、Full-fare ClassのF/Jを買うことは無いだろうけど、Class Z/P位なら何とかなりますし、それで200%となると、例えばNRT-SFO往復で20,000PQM、東海岸まで足を伸ばせば、30,000PQM以上一回に獲得出来そうです。さらに、UAのフライトだけでなく、Star Allianceの特定のキャリアーのフライトにも適用されるということで、これまでもUAのフライト同様、上位クラスを1.5倍にしていたANALufthansaAir Canadaは、同様に300%、200%のPQMが付けられるようです。となると、かなり来年の旅程選択が楽になりそう。

これまでは、Bクラスでアップグレード、あるいはZクラスやPクラスを狙って、1.5倍のPQMを獲得することを目指していて、その場合は実マイルで7万マイル弱必要だったわけです。一回の日本-米国往復で、だいたい1万5千マイル位ですから、大体4往復というのが一つの目安でした。それが、これからは5万実マイルのフライトで足りますから、3往復か、あるいは国内フライト等を取り込めば、2往復とちょっと位で達成出来るかも。俄然、やる気(飛ぶ気?-笑)が出てきた。ANAの場合、国内線利用のUA付けでもPQMがこれまで150%から200%になりますから、ますますANAの国内線利用が重要になりそう。例えばANAの国際線をPクラスで予約しても、70%しかAMCには付きませんが、UAに付ければ200%付くわけですからね。この差は大きい。今、ANAで来年3月下旬までの予定で安いレートが出ていますが、PクラスなのでAMCに付けるのは不利だなぁと思っていました。それが、これでUAに付けるとお得になりそう。また予約を繰り返す日々が年末・年始に続きそうです。

特典チケットに繋がるAward Mileに変更は無く、FFPの上級会員向けサービスが今回改善されたわけですが、ちょっと気になるのは、今回はPQMはアップしたけれどPQSはこれまで同様1.5倍のままということ。つまり、短い距離を何度も飛ぶよりは、中長距離を利用してくれる方が嬉しいということだろうか。いずれにしても、年末を控えて一寸やる気の出るニュースです(笑)。

夫婦別姓と再婚禁止期間

昨日最高裁で判決が出た「夫婦別姓」と「再婚禁止期間」。夫婦別姓に関しては、合憲判断が出ましたが、どちらかというと最高裁での判断は避けて国会へ投げたという印象。再婚禁止期間に関しては、現行の180日は違憲であり、100日を超える期間は違憲という判断。

夫婦別姓に関して言うと、すでに社会システムに定着していると言う事と、ビジネスネームの利用等で不利益はある程度緩和されているという判断で、これはまぁ妥当な判断かなと感じます。ただ、最近地方行政で行われている、渋谷区の「同性カップル条例」の様に、同性愛者同士、あるいは異性愛者でもパートナーとして籍を入れるまでは至らない者同士が増えてきたらどうするんでしょうね。

再婚禁止期間に関しては、この法律が決められたのがもう100年近く前と言う事もあり、当時の科学ではいつ妊娠したのかと言う事でしか判断出来なかったから仕方なかったとは思うけれど、今ではDNA判定技術も進んでいるわけで、そう言う意味では、再婚禁止期間等無くても、生まれてきた子供のDNA鑑定で判断するという事でも良いように思うんですが。100日という禁止期間を社会通念的な冷却期間と思うのか、子供認知のための科学的猶予期間と考えるのか、ちょっとはっきりしない気がします。それに、確かに子供を妊娠できるのは女性だけだけど、男性側にも同じ期間再婚禁止期間をもうけても良いのでは。生まれてきた子供の父親判定が科学的に出来る時代になったのに、猶予期間を一方にのみ強制するというのは、その部分も男女平等に反する気がするんですが。

今回は「憲法」という大根幹に対して、法律改正という必要性が判断されたわけですが、そのうち夫婦別姓に関しても、同性カップルの場合の「妻」と「夫」の定義なんていう問題が出てきて、その部分の憲法改正が必要になるかもしれないし、女性にのみまだ100日の禁止期間が残る事への反対もあるだろうし、次回はもっと大きな裁判になるんじゃないだろうか。今回の最高裁判決は、夫婦別姓という社会システムと再婚禁止期間という個人(特に女性)に対して、それぞれに対しての判決だったわけですが、そのうちにこの二つの案件が対立するような時代になりそうな気がする。

2015年12月16日

暖冬

ここ数日、また暖かくなってきていて、昼間は暖房を居なくても十分な位に。昼間だけでなく、例年ならばもう毛布などを掛け布団と共に使用している時期なんですが、今でも羽毛の掛け布団一つで十分くらい。というか、時々暑くて少し開けて寝ているくらい。世界的なエルニーニョ現象の影響らしいけれど、今日も暖かい一日になりそう。とは言っても、もう12月も終盤で、明日から週末にかけては流石に最高気温が10度位まで下がり、この時期らしい気候になるらしいけれど、年末に掛けてどうだろうか。スキー場も苦労しているらしいけれど、

今年の夏は暑くて、その分冬は寒くなるかと思っていたのでちょっと意外。逆に、来年の夏は冷夏になるのかも。あるいは、雨が多く残るのか。そろそろ、来年のことを心配する時期になってしまい、本当に一年すぎるのが早いなぁと実感する頃になってしまいました。そろそろ年越しの準備をし始めないと。先週、今週と、余っていた有休を無理矢理取って、すこしずつでも整理をしようかと思っていたけれど、結局何も出来ずに。今週金曜日が仕事納めになるから、少し真面目に整理整頓しないと。

今年は「安」

昨日発表された、今年の漢字。先日の新語・流行語大賞と事なり、こちらは漢字一文字を応募して多いものが選ばれるので、こちらの方がまだ納得できる結果に。

1位は「安」。安全保障の「安」、テロなどへの不安の「安」、そして安心してくださいの「安」。いろいろな事柄が重なっているけれど、聞いてみればなるほどと。良い意味でも、悪い意味でも使われた漢字だけれど、字自体が与える印象は、やはり「安心・安らぎ」という肯定的な意味だから、ちょっと救われた気がします。

2位は「爆」。爆買いの「爆」に、やはりテロなどでの爆発や爆撃の「爆」の意味も重なっているんでしょうね。こちらは、確かに話題の漢字ではあるけれど、あまり見たいと思えない漢字ではあるかも。

3位は「戦」。これもテロなどの戦いの「戦」に、戦争法案とはやし立てた「戦」の意味も重なっているんだろうなぁ。良い意味で曲解すれば、今年いろいろと話題を提供してくれたラグビー等のスポーツも「戦い」ではありますけどね。

「安心」「安全」「安定」した社会で、「不安」が無い社会に、来年はなって欲しいです。

それって民主主義否定

SEALDsがReDEMOSなる団体を立ち上げて(名前を追加しただけ?)、政策提言をしていくそうな。「ReDEMOS」ってなんだと思ったら、"Re" (Response? Reply?) を"DEMOS"=Democracyにするという意味らしいけれど"S"ってどこにあるんだよ(笑)。Democracyじゃなくて、Demonstrationじゃないのか? 複数形の"S"? でも、それならSEALDsのように小文字にしないのだろうか。というか、Democracyって不可算名詞だし。

で、彼らが主張している内容を見て目眩が。特に、

「多数派が立憲主義を蹂躙し、民主主義を無視した議会運営を強行した場合、それが明確に違法となる制度をあらかじめ準備しておかなければ、「良識無き多数派」に対して無防備な統治機構となってしまう以上、一定の法的措置が必要です。」

それって「民主主義の否定」だし、そう言う仕組みを世の中では「独裁」と言うのだが。世の中に「完璧完全な民主主義」は有り得ないと思うけれど、色々なあいでの中で一番公平で効率的なのが「多数決」だろうとは思うわけです。議員民主主義システムの上で、その代表者が多数決で決めていくことは、彼らの中である程度のバイアス(党利党略)が存在すること確かだけれど、仮に不満があれば次の選挙で後退させることも出来るわけで、そう言う意味で時間や手間は掛かるけれど、一番民意を反映していると言えるシステム。そりゃぁ、間違って民主党なんかを選んでしまって暗黒の3年半何ていうこともあったけれど、そう言うことを経験してより慎重に良い議員を選択していくことも出来る訳です。

彼らが政治に興味を持ち、何らかの具体的な行動をしていくことは、それこそが民主主義の一部である政治システムの活性化という意味で望ましいと思うけれど、先ずは自分達の考えとは反対の考え、異なるアイデア、相手の主張を先ずは吟味して、自分達の意見との相違点を明確にして、その相違点を妥協する方法を考えるのが「民主主義」じゃ無いだろうか。自分の意見を通すのだけが「民主主義」では無いはず。相手の意見を否定する方法は、決してでも参加者の人数でも無いし、Twitterの書き込み数やフォロワー数ではなく、相手のどこが良くてどこが悪いから、自分達の意見・アイデアの方がより多数に利益享受できるという「説得」出来るものを持たないと。言ってみたら、情報リテラシーと同じなんですよね。垂れ流された情報を鵜呑みにするのでは無く、「ここが変」とか「ここは本当だろうか」という疑問を先ず持たないと。そう言う意味で、彼らの行動の裏には胡散臭さを感じてしまう。

もっとも、そう言うことを知ってか知らずが、いい大人が、既存政党が秋波を送って、自分達への利益誘導をしようとしているのは、もうみっともないの一言なんだけど。

2015年12月15日

新聞も軽減税率?

やっと軽減税率の線引きが決まりつつあると思ったら、いつの間に新聞の軽減税率適用が決まりかけている。これまで静かだった新聞報道は、自公で合意みたいな話を一斉に報道し始めて、ちょっとやり方が汚いんじゃないのかと小一時間。今の新聞購読料は、多少の差はあるけれど大体朝刊のみで月3,000円位。消費税が上がるとして、+2%だと年間720円、一月あたり60円なんですよね。

いつも不思議に思うんですが、全国紙等で個人宅に宅配する部数と、企業やホテル等、組織などに販売する部数との割合ってどれくらいになるんだろうか。地域になっても差はあるだろうけど、個人の知る権利云々という利用よりは、企業向けの配送が減ることの方が厳しいのでは。それに、雑誌や書籍、あるいはオンラインデータだって、「知識情報」として必要な訳で、それらと何が違うのかという疑問も。

個人的には、一私企業なのに「公共性」を謳って公人のような素振りをするメディア、特に新聞社には不信感しかないわけで、特にあの新聞社とあの新聞社とそれ以外の幾つかの新聞社に関して、もっと懲罰課税をしても良いくらいと思うわけで(笑)。

大体、新聞社だって購読料だけが収入じゃ無いわけですよね。広告収入が一番大きいだろうけど、取材したデータの二次利用とか、いろいろなイベントやカルチャー事業、印刷サービス等、それ以外にも色々収益はあるわけで、そういう部分を隠して一番弱そうなところだけ言うのは、報道姿勢として正しいのか? 他の企業は、増税分出来るだけ企業努力で吸収しなければいけないわけで、新聞社だろうと何だろうと、先ずはそう言う姿勢を見せないと。最初から「国民のためだから」と言っているのは納得できない。

JXB 2015

昨晩開催されたJapan X Bowl (JXB)。いゃぁ、正直富士通のワンサイドゲームかなと思ったら、いゃいゃ、今シーズン強力補強をしたパナソニックが粘る粘る。最後の逆転劇は、流石のQB高田でしたね。あのパナソニックの外国人Cは凄いなあ。

両チーム、エースRBを故障で欠き、攻撃力はやや落ちているとは言うものの、オフェンスの富士通、ディフェンスのパナソニックは健在。ただ、富士通QBのキャメロンは、シーズン2年目ということでかなり研究されていた雰囲気でしたね。それと、富士通のOLも強力なんだけど、それを上回るパナソニックDL/LBのラッシュで、キャメロンに仕事をさせなかったことが、接戦に繋がった気がする。

前日の甲子園ボウルも1点差の接戦。母校の入替戦も3点差での逆転負け。NFLでも接戦の試合が続くし、日本でもアメリカでも、今年のアメリカンフットボールは競り合いの良い試合が多く生まれていて、久しぶりにフットボールに燃える1年になりそう。RICE BOWLは久しぶりの関西勢対決となりますが、NFLのCarolina PANTHERSが好調なだけに、RICE BOWLは久々に学生の復権、立命館大PANTHERSに頑張って欲しいなぁ。お正月も楽しみ。


2015年12月14日

2016年度AMC Diamond特典コース申込

2016年度のAMC Diamond特典コースの申込がスタート。7種類の特典コースのうち、選択したのは2番目の「アップグレードコース」。今年は12万PP越しているので、60ポイント獲得しているので、72ポイントに。さらにDiamondメンバーに+4ポイント追加されるので、トータル76ポイント。基本的には、来年のクラスアップグレードに使用する予定ですが、最近はエコノミーの上位クラスよりも、ビジネスのZとかの方が安かったりするので悩ましいところ。さらに、AMC Diamondだと、2倍のポイントを使用することで元のクラスと関係無くアップグレード可能なので、76ポイントもあればその利用も可能かなと少し期待。でも、ほとんどは来年末にSky Coinに変わるんだろうけど(苦笑)。

来年度のAMC修行用に、1月、2月の予約も入れ始めました。1月は月末にHNL-SANに行く予定を既に入れているので、その前に単純にHND-OKA往復を入れただけ。一月平均1万PPを目指すという目標的には少し足りないのですが、年初はバタバタしているし、月末は予定が入っているし仕方ありません。2月は、上旬に沖縄往復を2路線入れているので、取りあえず月目標は達成しているのですが、1月の不足分を考えると、下旬頃に何処かに行きたいという気持ちも。今年は暖冬らしいので、南から北・北から南という路線を入れようかとも思っていますが、雪や天候不良での遅延・キャンセルが怖いのでやはり躊躇します。今年は2月中旬から修行を入れていましたが、やはり一寸怖いですからね。

3月分は、国内フライトではなくSIN当たりの海外フライトを入れようかと思案中。単純に上級クラスを購入すると、PPは多くなるけれど単価としては20円/PPを超えるのでちょっと嬉しくない。さらに、3月は卒業旅行とかいろいろ混雑する時期でもありますからね。ちょっと早めに予約しないと厳しいかな。あるいは、アップグレードポイントが利用できる、4月移行にするか。ただそうなると、G.W.もあるし、春のシーズンも始まるし、色々大変そう。まぁ、実際に旅行に行くのも楽しいけれど、こうやって色々な病んで調べるのもまた別の楽しみですしね。

残念無念

満を持して迎えた入替戦は、良い調子で前半を折り返したものの、後半開始直後のキックオフリターンTDでリズムを崩され、最後も追い上げをするものの3点差で敗退。決して手が届かないわけではなかっただけに、尚更悔しいですが、十分2部のチームと渡り合える事が分かったことは収穫かな。あと、やはりコーチングスタッフのサポートをもっと厚くしないと、上位リーグで戦うのは厳しそうですね。勿論、それ以外にも整備すべきことは幾らでもあるのですが。

まぁ、相手のチームも試合後の喜び様をみればかなり苦しかったことは伺えるわけで、それ代家相手を追い詰めたと言う事なんでしょう。4年生を始め選手、コーチ、スタッフは悔しいだろうけど、残ったメンバーで是非来年度の優勝、昇格を今度は勝ち取って欲しいですね。お疲れ様でした!

2015年12月13日

外食と軽減税率

擦った揉んだの末、軽減税率は「酒類と外食を除く食料品全般」に落ち着き、約1兆円規模の減税になるとのこと。ただし、目処のついている補填財源は4000億円程で、6000億円はこれから探さないといけないらしい。外食が外れたのは、まぁ妥当だなと思う半面、その理由として報道されていることに、仮に外食含めると高級料亭などの食事も含まれて、富裕層に対しても優遇措置が適用される、みたいな事を言っているんですが、それにはちょっとカチンときますね。確かに収入の少ない世帯と多い世帯では、利用する外食の価格帯は大きく違うだろう事は確かだけど、収入の多い世帯は税金にしても保険料にしても、自分達が利用するよりも多くを払っていたりするわけで、何もその外食の消費税だけただ乗りしているわけじゃ無い。高収入世帯だから、一つも利益享受するな見たいな言い方されているようで、ちょっと不愉快。

大体サラリーマンなんかは、源泉徴収ですから、否応なく税金も保険も取られているわけで、それに対しての不満もあるわけで、個人的には早くマイナンバーで収入・支出が明確になって、租税逃れをしているような人・組織からしっかり税収や、あるいは補助の不正利用を適正化して欲しい。

ところで、今朝の情報番組であるアンカーマンが、この1兆円の軽減税率は意味があるとは思えない。1兆円を減税しても、今の消費税8%と同じだから減税感はない。代わりに、1兆円あれば、高校までの全ての学費が無償化できるので、その方がよほど意味があるし効果も期待出来る。みたいな事を言っていましたが、こちらの意見の方が納得できますね。仮にそうなると、じゃぁ高校生までの子供が居ない家庭は増税だけじゃ無いかと言うことを言う人が必ず出ると思うけれど、でもその若い世代が社会に出て仕事をして経済を活性化させて、さらに人口が増えればそれだけ社会が安定していくわけだから、結局は子供が居ない世帯にとっても回り回って利益が戻ってくるわけですから。

そう言う大局的な判断もして欲しいなぁ。

入替戦

日本の学生フットボールは、今日開催される甲子園ボウルが一つの区切りだけれど、もう一つ今日は母校の入替戦。下に落ちるのでは無く、上に上がるか留まるかという前向きな「入替戦」というのが嬉しい。とは言っても、相手は古豪のチームであり、正直なところかなり状況は厳しいのも事実。うちに勝機があるとすれば、先ずは怖いもの知らずの勢い。もう一つは、新興チームであるだけに相手にデータがあまりないことでしょうか。勿論、こちらも相手のデータは限られていて、しかもそれでも相手のDLが強いとかRBが強力とか不安材料が幾つもある位なので、実際にやってみたらどうなるか。相手チームは2年続けての入替戦のため、こちらが先手を打てればモメンタムがこちらに傾くような気がします。

4試合行われる関東学生の2部-3部の入替戦は、昨日2試合が行われて1校は2部残留し1校が2部昇格しました。今日も、母校の試合の前に1試合開催され、こちらは4試合のうち最後の試合。2部校が意地を見せるか、3部校が意地を見せるか。天気が雨の様子で、コンディションが万全で無いのが心配ですが、人工芝だから余り影響は受けないはず。頑張って欲しい。最後まで諦めずに、必ず2部昇格を勝ち取って欲しいですね。

2015年12月12日

軽減税率

消費税10%増税時の緩和策としての軽減税率の適用範囲で与党の自民党・公明党で揉めています。最初は生鮮食品だけで4000億円の軽減と言っていたのが、お酒や外食を除いて8000音円とか、今では外食も含めて1兆3000億円というところまで来ているらしい。この「外食」でへぇ~と思ったのが、お総菜等の購入は「加工食品」の範疇に入るんだけど、それを店内で食べると「外食」になるという事。レストランとか食堂とかだけでなく、同じ店内で購入しても、自宅に持ち帰れば「加工食品」だし、そのまま店内で食べれば「外食」というのは、確かに言われてみればふむふむと思うけれど、ちょっと変な気もします。

で、軽減するのは良いけれど、その分予想してる税収が減るのでそれを補填しないといけないとの事。ここが一寸分からないのが、結局はトータルの税収額は変えずに、中での配分をやり繰りするという事なんだろうけど、それなら消費税は上げずに、その補填する税金を消費税の本来の目的である社会保障や医療保障等に回せば良いのに。

消費税が始まった頃は、確か消費税1%が1兆円といわれていたけれど、最近の消費税の総収入額は17.6兆円ということなので、1%あたり2兆円強。ただ、この記事を読んで興味深いなと思ったんですが、消費税を上げたからと行って、税収全体が大きくなっているわけでは無いという点。総額では変わらないけれど、「消費税」という安定収入を得ることで財政的には安定していると言うこと。でも、そうなると、増え続ける社会保障・医療保障などに対応するためには、別の何かを削らないといけないと言う事で、そうなると消費税の目的が達成されていないのではと感じるわけです。

私は「間接税派」で、消費税も食品など生活必需品に対して十分な軽減策(0%から精々1~2%程度)を取ることを前提に、20%位は仕方ないかなと思っているけれど、20%まで上げても全体の税収は大きく変わらないのであれば、消費税以外の対策を考えないとダメですね。やはり、経済活動が活発になって、社会活動からの税収が増えないと、全体のパイは大きくならないんですねぇ。でも、その為は法人税を下げるなど、全体的に収入は減らす傾向にあるわけだし。

企業だと収入が減れば、「今期予算10%強制削減」とか直ぐに実行されますけど、国の場合もそう言うことをやらないと、なかなか本当に必要な部分にお金が回りませんね。

爆発物なのか?

例の靖国神社での爆発騒ぎの犯人と思われる韓国人の男性。ちょっと不思議に感じるのが、最初の公衆トイレでの爆発音騒ぎで使用された、パイプ爆弾のようなものに関しての情報が出てこないこと。報道などで分かっているのは、

  1. 公衆トイレの天井が破られていて(爆発で敗れたのか何かの道具で破ったのかは不明。多分後者だと思うけれど)、そこにパイプに火薬のようなものが入ったものが4本残っていた
  2. 公衆トイレの床に、焦げた電池や発火装置のようなものが落ちていた

の2点。問題なのは、そのパイプ状の舞台が爆発性のものだったのかという事。報道などでは、発火装置は起動したみたいだけど、そこから本体の爆薬には点火しなかったと思われるわけで、そうなると点火したしないには関わらず反抗は甚大。で、日本国内でそう言うものを入手出来るとは思えないから、となると韓国から持ち込んだと思われるわけで、今回も同様の火薬のようなものを持ち込んだと言われているわけで、となると韓国の空港セキュリティの問題にもなりますね。少なくとも、その火薬と思われるものが本物のあるいは爆発性のあるものなのか、単なるダミーなのか、その確認だけでも先ずは公開しないと、この犯人と思われている人物が単なる愉快犯なのか、爆発目的のある意味テロ行為に近いものなのか、大きな差があります。

報道機関は、何故最初の事件での詳細を報道しないのか。何か裏があるのかと勘ぐってしまう。

2015年12月11日

更新・更改の時期

久しぶりにMarriottからメールが届き、何だろうと思ったら、Marriott Rewards会員17周年のお祝いだとか。実はこのMarriott RewardsはFSPの中で最初に登録したもの。当時は頻繁にUSへ出張に行っていて、UAのFFPには入会済みだったものの、ホテルでも同様のプログラムがあることは知らず、たまたま当時よく利用していた長期滞在用のResidence InnがMarriott系列であったことから、同僚がMarriott Rewardsの存在を知って教えてくれて、それならと入会したのが始まり。その後、出張機会も減り、プライベートで旅行する機会もなく、ずっとそのままでしたが、2000年代の後半くらいから再びあちこち飛び回るようになり、その頃からSPG系、HHORNORS系、Hyatte系、InterContinental系と会員登録して今に至ります。だから、考えてみたらMarriott以外はまだ会員登録して10年過ぎていないわけだ。今では、Marriott Rewardsは、UA MP 1Kの付帯特典として維持しているだけで、実はここ数年全く利用実績が無く、毎年年の初めには「一度くらいは利用しないと」と思いつつ、結局利用出来ずじまい。来年こそは... (笑)。

そのMarriottのDMと前後して、今度はUAからのメール。こちらは、United Clubの期限が来年の1月31日で切れるから更新しろというメール。確か3年前に複数年の更新だと割引になるのでまとめて更新したんですが、その後PriorityPassがUnited Clubも利用できるようになり「しまった」と後悔。だから、次回はもう更新せずにPriorityPass一本で済まそうと思ったら、今度はPriorityPassとUnited Clubの契約が終わってしまった。でも、ANA SFCを今年取得済みなので、こちらを利用すればUS国内のUnited Clubも入出可能なはずなので、今年はどうしようか思案中。年会費US$450か6万マイルで更新可能なので、マイル払いなら全く問題無けれど、年に数回の利用ではねぇ... 問題なのは、US国内線のみでの移動時なんですよね。United Clubも、それなりの会費を払うのだから、もう少しサービスが良ければ考えるんですが。例えば、MP 1K+有料会員なら、Global First Class Loungeに入れるとか。ANA AMC Diamondに近い感じですよね。取りあえず、来月末にHNLに行く予定があり、その時までは現行の会員期限で利用出来るので、それまでに検討することに。

年末になると、色々仕事が増えますね。

路上駐機

マレーシアのクアラルンプール国際空港に置き去りにされているB747-200F 3機。2機は全体が真っ白ですが、この写真の1機は、尾翼のベースの青色といい、胴体中央に入っている金色の線と言い、以前UAで使われていたことは確かな気がする(笑)。そうなると、B747-200Fではなく、B747-200Bなのかな。色々事情はあるんでしょうけど、空港に着陸して駐機して、そのままというのがよく分からない。何日かそのまま駐機することもあるだろうけど、当然いつまでにどうするという話しを、空港側は機体の持ち主とはしないのだろうか。空港って、路上駐車のように簡単に乗り捨てできるほどのんびりしているとはとても思えないけれど。仮にそんなことが可能だとしたら、悪い話はしたくないけれど、機内に燃料やら爆弾を満載して着陸して、爆発させるなんていう事も可能になってしまう。自動車爆弾ならぬ、飛行機爆弾ですよね。

それに飛行機の場合、レジストレーションがあるわけだから、それを追いかければ良いとは思うけれど、それも当事者がちゃんと登録しないと更新されなくて、途中から不明になることもあるんだろうか。まぁ、来るまでも車検やら何やらで登録されていても、登録外の車とか出てくるわけだから、世界中に何千機と飛んでいるだろう飛行機にも同じような事が有っても不思議は無いのかもしれない。

21日までに持ち主が申し出なければ空港側が没収するとのことですが、それでもこれまでの駐機料とか費用は出るんだろうか。買えば一機何十億という価格も、一年も野ざらしにされていたらそのままでは飛べないだろうし、整備しても信頼性が低くて使えないだろうし、それに今更B747-200F(B?)を使う航空会社もほとんど無いだろうし。どうなるか分からないけれど、本当に人騒がせ空港泣かせのトラブルですね。

APISの威力?

靖国神社での爆発「音」事件の犯人と思われる韓国人が、突然羽田空港から入国して逮捕された件。韓国当局も把握していなかった日本への再入国を、何故把握出来対応出来たのか、その理由が航空会社が事前に提供する登場者情報だったという記事。我々も、航空会社のFFPに登録していれば、その情報が自動的に参照されますし、そうで無い航空会社利用の時にも、チェックイン時には必ず入力を要求されるのかな。氏名や生年月日などは、パスポート情報から収集されるんだろうけど。

今回は事件が事件であったし、発生後直ぐに再入国したりして大きな話題になったけれど、記事によれば年間20人近い容疑者が逮捕されているようで、多分このシステムを利用しての逮捕というのは結構あるんでしょうね。航空会社のチケッティングシステムも電子化され、出入国情報も同様に電子化され、さらに過去の渡航履歴等もデータ化されている現代では、こう言う形で事前に安全を担保していくシステムが不可欠になりつつあります。まぁ、それに対して「プライバシーの侵害」という事を言う人も居るんだろうけど、でも安全か制限かと言われれば、やはり前者が優先するのでは。

とは言っても、パスポートとか旅券情報のような、本人とは別に設定されている媒体による情報だから、その裏をかこうと思えば出来ない事は無いんですよね。それでも、本人との同一性を担保出来るので今回のように上手く利用すれば効果を上げることが出来る。これが、例えば本人のDNA情報をリアルタイムで確認できるような技術が生まれてくれば、その本人の肉体が証明書になるわけで、さらに安全性は高まるけれど、そこまでやらなきゃ安全が担保出来ない社会というのは、逆にさみしい気もしますが。

2015年12月10日

ディズニーリゾート@沖縄

沖縄の普天間基地移転の後、その跡地にディズニーリゾートを誘致するという話。市長選に対応する選挙対策というのは明らかなんだけど、純粋にビジネスとして考えたとき、あの場所にディズニーみたいなリゾート施設は馴染むのだろうか。敷地的には、いまのTDRよりも広いようだけど、回りは住宅街に囲まれた市街地で、融通性は低そう。大体「夢の国」なんだから、回りの日常をどうやって遮断していくのだろうか。施設内と周辺を分離するバッファーゾーンをかなり作らない無理そう。

それと、以前も書いた記憶があるんですが、国内外のディズニーの施設は、一応それなりの規模の内陸部にあるわけで、沖縄のようなほとんど空路でしかアクセス出来ないような場所に作ると、集客力に問題が生まれるんじゃないだろうか。那覇空港の年間利用者数は1,500万人強。仮に第二滑走路が出来て年間2,000万人以上の利用が可能担ったして、一日当たりの空港利用者数は55,000人から60,000人前後。TDRの年間利用者数は、3,000万人くらいだから、全部がディズニーの利用者としても足りない。それに、TDRの場合は、電車や車が利用できるからリピーターも多いし、簡単にアクセスできる訳で、それが実質的に飛行機でしかアクセス出来ない場所に年間1,000万人クラスのテーマパークがあっても利用出来るだろうか。美ら海水族館で300万人とのことなので、その倍くらいまでは目処がつくかもしれないけれど。それに、往復一人数万円の飛行機代もかなりコスト高ですし。

正直なところ、USJが計画していると伝えられる滞在型リゾート施設なら、これは分かります。でも、今のTDRのような体験型リゾートはどうだろうか。仮に普天間基地がもっと海寄りにあり、海岸との一体化した施設が出来るのであれば、これは「体験型+滞在型」のリゾート施設として魅力的かもしれないけれど。「夢」としては面白いと思うけれど、ちょっと具体性に欠けるプランのような気がします。まぁ、余計なお世話だろうけど。その前に、基地を動かさなきゃいけないわけで、移設はダメ、基地もダメ、兎に角県外に出せでは、多分10年20年過ぎても現状のままだろうなぁ。

InterContinental Ambassador 2016

UA MP 1K Kitと同時に、InterContinental Ambassador Kitも到着。こちらの内容も去年と同様で、InterContinentalのタグ、メンバーカード、週末無料宿泊のCertificate、そしてWelcome Letterにはボーナスポイントの追加が記載されているんですが、今回は10,000ポイントになっている。去年までは5,000ポイントだったのに増えた?

それでも、今年はPCR系ホテルには5滞在しているので、結構利用した方かも。特にSIN ChangiのCrowne Plazaは深夜着・早朝発の場合には定宿になりつつありすまからねぇ。来年は、今年以上にTYO-SIN往復思想だから、少しポイント貯めないといけないかなぁ。

UA MP 1K 2016

昨年よりは少し早めに、UA MP 1K Kitが到着。ざっと見た感じは、昨年と同じ雰囲気。到着したキットを見ていて気がついたんですが、ドリンクバウチャー今年は一度も使わなかったなぁ... しかも今年は、AMC Diamondを早々に取得したので、ANA便を利用することが多かったし。一昨年、今年と、UAのLifetime Mileが全然増えない(笑)。今は64万マイル一寸なので、来年はせめて70万マイル台まで延ばしたいのだけれど。

年末のSFO/NYC行きは残念ながらキャンセルして、次のフライトは来月末のHNL行き。来年は、ANAでも国内線をちょこちょこと飛ぶけれど、UAでも近場のSINとかGUMを中心にちょこちょこ飛ぼうかしらん。

今年、UA MPとともにANA AMCも取得して思ったんですが、PQMが最大でもフライトマイルの1.5倍のUA MPに比べて、ANA AMCはフライトマイルにクラス倍率にさらに国内線なら2倍になり、さらにクラスに寄って400ポイントのボーナスポイントがあるので、今年AMC Diamond取得した時には実際に飛んだマイル数は35,000マイル少しでしたから、UAと比べると半分くらいのフライトで取得可能。それだけでは無いけれど、国内でのフライト機会数の多さも考えると、やはりANA AMCの方が楽だなぁ(笑)。さて、来年のフライトプランも前半くらいは決めないと。

2015年12月9日

PORTABOOK by KING JIM

KING JIMが発表した、折りたたみ式キーボードを搭載した8インチのWindows10パソコン「PORTABOOK」。久々に登場したキーボードのGimmickにはちょっと興味をそそられるけれど、8インチで1280×768という解像度は、Windows10パソコンとしてはちょっと力不足では。標準的なシステム手帳サイズに合わせたとの事ですが、個人的にはシステム手帳では無い携帯性重視のモバイル端末として考えると、もう少し薄く軽くして欲しかった。

同社の「ポメラ」の延長線上に来る製品らしいけれど、例えばWindows10をチューニングして、このサイズにあった使い方が出来るようなカスタマイズをしていればまだしも、結局はWindows10パソコンとして使用するしかないわけで、その場合はこのサイズは別にして解像度は厳しいと思うし、あとキーボードもサンプルではUS Englishしか無いみたいだけど、日本語入力版が無いのはどうだろうか。ビジネスパーソン向けと言う事の割り切りかもしれないけれど。個人的には、このキーボードで無くても良いから、10~11インチクラスで、普通のキーボード搭載で、でももっと軽量薄型のモバイルパソコンが登場したら、そちらに流れそう。アイデアは面白いんだけどなぁ。

因みに、たまたま昨晩WBSを観ていたら、この製品を開発したKING JIMのエンジニアさんが登場していて、この方はSONYからの転職組とのこと。VAIOとかやっていたんだろうか。一寸面白い感じ。国内のPCメーカーはどんどん厳しい状況に向かっているけれど、旧三洋のエンジニアがニトリに移動したように、SONYとか東芝のエンジニアが、コクヨとかKING JIMとかに移籍して、こう言う電子文房具で新しい製品を生み出したりして。それはそれで、凄く面白いと思う。

NRT-SFO/-JFK/LGA-ORD-NRT (3) - 今年もダメだったぁ...

出発まで2週間を切った年末のSFO/NY旅行去年は直前にキャンセルしたんですが、今年も試合のある週末にどうしても外せない用事が入ってしまい、泣く泣くキャンセルすることに。今年は、NFLの試合を生観戦することが一度も無くて取っても残念。うーん、年末の旅行は鬼門かなぁ。でも、懲りずに来シーズンの予定が決まったら、また予定を入れるんだろうけど。あぁ、残念... ()

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日、母校での用事のために金曜日の仕事帰りに宿泊。今年もSPG系では一番宿泊したホテルですが、この宿泊が21滞在目。SPG系でも25滞在となり、来年度のPlatinumが確定しました。再来週にも宿泊予定を入れているけれど、今年はもうこれで打ち止めでいいかなぁ(笑)。

夜は、外に食事に行くのも面倒だったので、ホテル内の和食のお店に久しぶりに行ったけれど、やっぱり合わないなぁ。最近は、中で食べても外で食べても「これ」というお店がなくて、デパ地下でお総菜を買ってきて、部屋飲みするのが一番しっくりくる気がする。

さて、今月末で滞在記録もリセットされて、来月から再び25滞在を目指す事になるわけですが、取りあえず1月だけでSPG系で4滞在する予定というハードなスタート。来年はMarriottとの合併もあると思うけれど、プログラムがどうなるかそれが気になりますね。

2015年12月8日

赤色警報

大気汚染が進む北京市で、とうとう最高位の警戒警報「赤色警報」が発令されたという記事。文字通り「Red Alert」ですよね。暫く前にも大気汚染が酷かったときに「オレンジ警報」が発せられるという記事を何度か読んで、「中国だと、赤色では橙色が最高なんだ」と思っていたんですが、やはり「橙」よりは「赤」が危険度高しなのは同じなのかとちょっと安心(笑)。

最も、以前の「オレンジ警報」にしても、実は危険度から言えば今回の「赤色警報」と同じ位の危険度で、実際は政府の面子のために一つ低い警報を出していたという話もあるわけで、日本だったら大問題になるんだろうけど、中国なら何でもありだなと再認識したりして。

日本でも昔は「光化学スモッグ」とか一日に何度も警報が上がったことがあったけれど、流石に冬の時期にこんな酷い事は無かったような。一つは地形的なものがあるのかも。北京の場合は風が吹かずに滞留することも有るからだそうで、日本でも盆地のような場所だと発生する可能生があるのかもしれないけれど、昔のように石炭利用と言う事は最近ではほとんど無いでしょうしね。

問題なのは、このPM2.5が気流に乗って日本にも流れてくることで、北京に比べて遥かに濃度は低くなるとは言え、毎年のことになれば影響も無視できないわけで、何とかしないといけませんよね。とは言っても、北京の工場停止や自動車停止をしないといけないわけで、これは現実的に実現不可能。やはり、中国と日本の上空にバルーンとか上げて、そこからPM2.5を打ち落とすような人口雨を降らすとか、何かくっつけて大きな粒にして海中に落ちるようにするとか、工夫が必要かも。最も、それで日本海が汚染される可能性も無いわけでは無いので、出来るだけ中国側、韓国側でPM2.5が落ちるような工夫をしないといけないけれど、そうするとまた五月蠅いことになりそうだなぁ(笑)。

しかし、回りに迷惑をまき散らすのは、もういい加減にして欲しいですよね。だからあの国は嫌われる...

鳥肌結末

今シーズンは、GAORA、日テレG+、NHK BS1で放送されているNFLの試合をほとんど録画して観ているのですが、昨日たまたま順番に観ていて2試合が鳥肌もの。

最初に観たのが、Week 13のPackers@Lions。最終4Q終盤2点差を追うPackersは、しかしQBがサックを受けてゲームクロックは0秒に。ところが、このQBサックでLionsディフェンスがQBのフェイスマスクの反則で、もう1プレー出来る事に。当然、最後の最後にヘイルメリーパスを狙うわけですが、LionsもあわやQBサックという状況を逃げ切り60ヤードのパスを投げると、これをTEがキャッチしてエンドゾーンへ。もう劇的な大どんでん返し。反則を取られたフェイスマスクも、ビデオリプレーで見ると指が一寸触れたかなという程度で、場合によっては流れるかもという感じでしたが、それでもそこから得たチャンスで逆転するというのは鳥肌その1。

次に観たのが、Week 12のRavens@Browns。こちらも前半Ravensがリードするものの後半Brownsが追い上げ、残り3秒でBrownsは逆転サヨナラ逃げ切りの51ヤードのFGトライアル。距離的にはやや遠いものの、誰もがBrownsの勝利を感じた時、中央から飛び込んだRavensの選手が上手くキックされたボールをブロック。転がるボールをRavensのDBが拾い上げると、そのままエンドゾーンに持ち込み逆転サヨナラTD。

どちらの試合も、多分誰もが「若しかしたら」と思うけれど、まず実現することのないくらい希なケース何ですが、それがたまたま録画したタイミングの都合とは言え、続けて観ることになりこの日はちょっと興奮しました。今週末には母校のチームが上との入替戦があるんですが、本当に最後の最後まで気を抜くことなくボールに集中するように念押ししないと。本当に最後の最後に何が起こるか分からないのがスポーツですよねぇ。

2015年12月6日

理由が分からない組合せ

日本の社会人フットボールは、来週末のJXBが一つの区切りになるわけですが、それとは別に来シーズンの所属が決まる上下リーグ間での「入替戦」もこの時期に開催されます。X-X2の入替戦の対戦チームと予定が公開されたんですが、これがちょっと不思議な内容。

XリーグのBattle9では、警視庁(東地区6位)とハリケーンズ(中地区6位)が入替戦となりましたが、ハリケーンズが自主降格を申し出たので空席に。ですから、最初は警視庁とX2東地区1位のブルザイズの対戦となり、中地区はX2中地区1位の富士ゼロックスの自動昇格だと思ったんですね。ところが発表された記事によると、警視庁はX2中地区2位の電通と入替戦対戦となり、それとは別にX2の東・中地区1位のブルザイズと富士ゼロックスは「昇格決定戦」なる試合をして、勝者がXリーグに上がるらしい。自分が記憶する限りでは、この「昇格決定戦」なるものが開催されるのは初めてじゃ無いだろうか。

昇格決定戦は、X2の東・中地区1位チーム同士の対戦。この勝者が、ハリケーンズと入れ替わってXリーグ中地区に昇格するわけですが、どちらのチームも1位担ったことで入替戦は予定していだろうから、試合することに不満はないだろうけど、ブルザイズはこれまで警視庁のスカウティングとかしていただろうから、その努力が水の泡になるのは大変そう。富士ゼロックスも、いつハリケーンズの自主降格の話を聞いたか分からないけれど、「やったぁ!」とか思っていたら、ブルザイズと試合なんていうことになり、膝かっくん状態かも。いずれにしても、どちらのチームも二週間のうちに新しいゲームプランなりを準備しなきゃいけなくて、試合としては面白くなりそう。

方や警視庁も、ブルザイズのスカウティングをしていたら、対戦相手が別地区の2位の電通というので、やはり大変そう。多分順番で行けば、同じ中地区2位のハーバース何だろうけど、多分こちらは辞退したんじゃないだろうか。それで、電通に話が言ったような気がする。

今回X2の試合スケジュールと結果を見ていて分かったんですが、X2は5チーム毎に東・中地区に分かれているので、インターディビジョンの試合を一つ追加して5試合やっているんですね。ブルザイズは、富士ゼロックスとも対戦していて5戦5勝。富士ゼロックスは、ブルザイズには敗れたけれど地区内全勝で地区1位。電通は地区内の富士ゼロックスには敗れたけれどインターディビジョンの試合にも勝利して5戦4勝1敗。ハーバースは、地区内対戦(vsブルザイズ)とインターディビジョンにも敗れていて、5戦3勝2敗。となると、最初に書いた最初にハーバース云々は無かったかもしれませんね。

今回はハリケーンズの自主降格と言う事があったので変則的な入替戦ルールになったけれど、やはり一寸違和感を感じる対戦方式です。いずれにしても、どのチームにも頑張って欲しいですよね。

2015年12月5日

ハコベル ラクスル

印刷会社の開いている時間帯を狙って格安印刷サービスをしているラクスルが、今度は中小運送会社の空き時間を利用して格安での配送ビジネス「ハコベル」をスタートさせるという記事。印刷サービスの場合、入稿データはネットワーク経由で送ることが出来るから、遠隔地の印刷会社であっても問題無いので印刷注文のバランスやオフロードなども場所を意識せずにしやすいと思うけれど、配送業務となると荷物の受け取りと配達という二つの物理的条件を満たす配送業者をリアルタイムに見つけていかないといけないから、これは大変そう。多分最初のうちは近距離の配送が主になるんだろうけど、例えば東京から九州に送るような場合には、ある程度の距離を運んだら次の運送会社にバントタッチしてリレー形式にで配送するような事が出来たら、運送会社の負担も軽くなるんじゃないだろうか。あるいは、長距離移動する配送車に混在させるとか、多分人ででやったら収拾がつかなくなるような複雑な配送であっても、コンピューターでデータ管理と進捗管理をさせたら、上手く行きそうな気がする。丁度電車とか飛行機のコントロールみたいに。

「クラウド」という言葉は、最近ではもう改めて言うのも恥ずかしいような感じになりつつあるけれど、データの共有と一括管理と言う事は、一つの手法として確立しつつあるんじゃないかと。勿論、クラウド利用のためにはクラウドたるデータストレージが必要だし、そことアクセスするための高速大容量なネットワークも必要で、それがまだ十分でないから逆にローカルに回帰する動きもあるんだろうけど、でも物理的資源に左右されずにデータ中心にビジネスを進めるというのは正しい方向性だと思う。そこに、今度は「データ」だけでなく「プロセス」も共有化し一元管理して利用しようと言うことなわけで、これが実用化されるとビジネスモデルのレベルが一つ変わるんじゃないだろうか。

さらに言えば、個々のクライアント・ユーザーも、そのうち共有化・一元化されて、自分の日々の行動パターンや考えなどもクラウド上に保管しておくこと出て、自然と必要な時に必要なサービスが提供されるような仕組みが出来てくるかもしれない。まぁ、怖い感が方をすると、そう言う効率的な状態になるように、スーパーバイザー(=コンピューター=神)が、個人の行動を知らないうちに誘導するようになるのかもしれないけれど。

閑話休題。こう言うシェアリングビジネスの仕組みは、個別の業種によって違いあるだろうけれど、全国のリソースを管理して、バランスを考えながらジョブを投げていくという基本的なところは同じはず。だから、どんな業種・産業・製品でも、やろうと思えば出来ると思うんですよね。今「一億総活躍」って言っているけれど、まずはそう言うぶらっとフォームを作って、その上で色々な業種や地方などがビジネスネットワークを簡単に構築出来るようにするだけでも、新しいチャンスは幾らでも生まれてくるんじゃないだろうか。勿論、それなりにコンサルタント能力ある人がウォッチしていて、適切な助言などは与えないとダメだろうけど。工業製品とかサービスだけで無く、それこそ農業においても、例えば供給が足りなそうな作物を早生で生産できる地域に発注するとか、過剰生産で余った野菜や果物があれば、それを利用して二次製品を作る会社と繋ぐとか。そのままだと廃棄するしか無いような物でも、そこからジュースを作るとか乾燥させるとか、やりたい会社はあるんじゃ無いだろうか。その分少しでもお金になれば、作る方も安心出来るだろうし。言ってみれば、日本の中に神経網を張り巡らして、個々で何か刺激が生まれると、反対側で反応するみたいなシステムが出来たら、もっと効率よく便利な世の中になる気がする。

違和感語大賞

ユーキャンの「新語・流行語大賞」の内容に関して、やはり世間的には違和感を感じるみたいで、Googleの検索上位との比較からも、かなりバイアスが掛かっている印象を受けます。「トリプルスリー」に関しても、それについて言うなら「奪三振王」とか「首位打者」の方が、よほど世間に流布されて認知されている用語だと思うし、さらに言えばサッカーでの「ハットトリック」とか「決勝ゴール」とか、もっと使われている言葉もあるでしょう。

Googleの検索上位語にしても、決して流行ったからという理由だけでなく、例えば何かの勉強で登場して全国的に検索された言葉とか、ニュース等で話題になった言葉が一時期検索上位にランクインする事もあるけれど、それは「興味を誘う」言葉ではあるかもしれないけれど、決して「使われて広がる」言葉ではないことも多いはず。仮にGoogleのデータなり技術を使うのであれば、今年公開されたFBなりHPなりのテキストデータを調べて、その中で使用頻度の高い言葉で日常的な物以外の語句を拾い上げないと、「流行語」とは言えないのでは。そう言う意味では、芥川賞受賞の「火花」なんて言うのは流行語として認めても良いと思うけれど、「火花」なんて一般名称だから、そちらの意味で使われている場合とのスクリーニングが難しそう。あと、Googleでは普通に会話している部分は検索出来ないだろうし。最も、最近の人達は会話するよりはLINEとかでやり取りするだろうから、そういう部分も含めて判断しないといけない。結局は、全体的な「ふんわり」して印象が一番正解なのかもしれない。

結局、メディア自身がメディアの力を借りて自画自賛するって言うのは、自らの存在価値を自ら下げていると言う事なんだけど、それに気がついていないあるいは気づいているけれど無視してさらに盛り上げようとしていることに、一般の人達は既に気がついていることを認識しないと。言ってみたら、それって業界内ロンダリングみたいなものなんだからなぁ。まぁ、その手の裏付け操作って、良くメディアがやる手法ではあるけれど。

加害者が被害者?

先日靖国神社のトイレで発生した、爆発物騒ぎ。その後の操作によって、どうも容疑者は韓国からの渡航者のようですが、いろいろと不思議な事も。報道では、使用された電池にハングルが使われていたと言う事ですが、乾電池なんて日本でも直ぐに入手出来るもので、わざわざそんなものまで持ってきたのか一寸不思議。さらに、使用された爆発物の内容がまだ報道されていないけれど、それもどうやら韓国から持ち込んできたらしい。韓国(多分仁川空港?)のセキュリティチェックはどうなんだろうか。

で、この報道です。まるで、韓国人観光客が靖国神社で何かトラブルに遭遇したので近づくな、と言っているように聞こえます。でも、事実は逆ですよね? まぁ、そうで無くても日本で色々トラブルを生んでいる、一部ではあるけれど韓国からの厄介者の皆さんがあえて騒動を起こさないようにしてくれるのは良いけれど、でもなんで自分達が上から目線なんだろうか。中には、ビザ免除を停止するという過激な意見もあるけれど、そうすれば韓国も対抗上日本人へのビザ免除を停止するだろうけど、その場合の痛手は韓国の方が大きいような。

韓国へは犯人引き渡し要求をするのかもしれませんが、その場合「政治犯」となると拒否も出来るとのこと。でも、犯人が政治的な犯行声明をしているわけでも無いのに、政府が勝手に政治犯認定なんてするんだろうか。以前有った、やはり靖国神社の放火事件の中国人犯人は、一応政治的な発言をしていたから、まだ「政治犯」という事も無理はあるけれど納得できますが、何も言わない犯人をどうするのか。いずれにせよ、要求するには人物を特定しないといけないわけで、そうなると多分弁護士当たりが「政治犯発言」するような入れ慈恵をするんだろうな。

今回の事件の場合は、「テロ」と言うほどのことでは無いのかもしれないけれど、でもあの国の人間の直情的な正確というかパターンがよく分かると言う意味では、日本人もいつまでも甘い態度ではいけないんじゃないだろうか。世の中、是々非々と言う事をしっかり言わないと、どんどんつけ込んでくる人達が居ると言うことですよね。

2015年12月4日

生き残り大作戦

今朝飛び込んできたビッグニュース。不正会計問題からパソコン事業の見直しをしていた東芝と富士通のパソコン事業が統合される鴨というニュース日経の記事では、ここにさらにVAIOも加わる三者連合になるという話になっているけれど、どうだろうか。東芝とVAIOは、実質ノートブックパソコンだけのビジネスなので、統合は難しい気がするんだけど。富士通にしても、デスクトップ機もあるけれど、多分今の時代ノートブック機が半分くらい占めるだろうから、そこに異なるデザインのノートブックを二箇所から導入するにしても大変だろうし。まぁ、そう言う意味では、旧LenovoとIBMのPC部門の統合に、さらに現LenovoとNECPCの統合も似たようなものと言えるけれど。

統合してパイが大きくなれば、それだけスケールメリットが出てきて、コストダウン出来るというのが最大の利点だと思うのですが、仮に富士通と東芝が統合下として、どの程度のコストメリットが生まれるんだろうか。今年はパソコンビジネスも下降気味で、年間出荷台数も1,000万台を切りそうなわけで、富士通がマーケットの20%として年間200万台。それが東芝と合わせても1.5倍程度の300万台に増えたからといって、コストダウン出来るのか。それぞれの製造工場がどうなっているか分からないけれど、それこそ富士通の国内工場で東芝のパソコンを全量製造するとかしても、あまりコストダウンにならないのでは。かえって統合するためのエネルギーが大きすぎて、そのオーバーヘッドが大きくて苦労しそう。

LenovoとNECPCの場合は、NECPCがやはり日本国内マーケットの20%位、約200万台の規模だったところが、Lenovoのワールドワイドビジネスで1,000万台越えの中に入るから、一気に調達コストダウンも可能になりメリットも大きかったと思うんですが、それくらいドラスティックな事をやらないと、国内メーカーはかなり厳しいんじゃないだろうか。記事によれば、まだ海外メーカーとの交渉もしているとのことだけど、少なくとも東芝のパソコンは、何らかの形で生き残ろうと思うのであればかなり厳しい事は確か。富士通のように、ホスト機ビジネスがあるわけでも無いし、どうしても単体でのビジネスになりますからね。唯一のメリットは自社でHDDを作っていることだけど、それだって世界的にはWDとSeagateの2社体勢に集約されつつあるし、多分これからはSSDにどんどん移行していくだろうから、2.5"だけのHDDビジネスでは厳しいのは確か。SONYが入るかどうかは分からないけれど、上手く海外メーカーと組んでLenovo-NECPCみたいな、日本国内での影響力を確保できるくらいの位置を獲得しないと、結局は吸収されて消えていくような気がする。特にVAIOなんて厳しいだろうなぁ... 個人的には紫パソコンの時代から結構すきだったけれど。

政治的公平性

TBS系列の「NEWS23」で、アンカーの岸井氏が「安全保障関連法案」の廃案を呼びかけた問題。TBS社長民主党の岡田氏も、「政治的公平性」を犯していないという判断らしい。問題となる放送法第四条を見ると、「放送番組の編集に関しての公平性」を謳っているわけで、決してその放送事業者全体のバランスでの公平性を要求していないと私は感じます。「放送番組」と言っているわけだから、一つのパッケージとして提供されるものが「番組」なわけですからね。その一つの番組が15分番組だろうと30分番組だろうと、4時間の特番だろうと、その番組が一つの単位として、その中で公平性やその他の要求事項が満足されないといけない。仮に放送事業者全体のバランス云々というのであれば、それ以外の要求項目に関しても同様に考えることになり、じゃぁ一つの短い番組で風俗に反する内容や公共福祉に反する内容を放送したとしても、一日あるいは曲全体の内容でバランスが取れれば良いというのだろうか。

仮に放送事業者全体説が正しいとすると、例えばプライムタイムに某政党のよいしょ番組を流して、深夜帯とか早朝にその政党に反対する政党の番組を流しても良いことになってしまう。勿論、短い時間の中で全てに対して公平性を担保することは現実的には無理だろうから、そこは多少のアンバランスも存在するだろうけど、アンカーマンという番組の中心的役割の人が「廃案にすべき」と主張したいのであれば、少なくともゲストなりそれなりのコメンテーターを用意して「成立すべき」という主張(と、その理由も)も対比させて提供させなければ、「公平」とは言えないのでは。誰かが言っていたけれど、放送局全体でバランスといったって、全部の番組を見ているわけじゃ無い、というのは至極もっともで、問題はその時その時の内容のはずなんですよね。少なくとも15分とか30分とか、あるいはその番組全体という「単位」の中で完結していないと、視聴者にとっては片務的な情報しか得られない。

確か、以前安倍首相が大阪読売テレビ系列の「そこまで言って委員会」で偏った発言をしているみたいな事を言っていたけれど、岡田氏やTBSの言い分が正しいのならば、それは全く問題無くて、他の部分でそれとは別の反対意見を採り上げていれば問題無いことになってしまう。彼らは、それで良いと思っているんだろうから、今後は国会でそう言う内容の質問は出来ない事になるんだけど、良いのだろうか。多分、考えていないんだろうなぁ... いつものことですね。

長寿の薬

余りにうまい話で最初は嘘だと思った、寿命が120歳に伸びるかもしれないという記事。しかも、その寿命延命の薬が特別なものでは無く、昔から糖尿病の薬として使用されていてコストも1日8円という便利さ。人の寿命を決定する要素としては、染色体の中の「テロメア」が有り、これがもともと120~130歳位の寿命を持っているものが、細胞分裂と共に短くなり、80歳位が人間としての寿命になっているというもの。一応、そのテロメアを保護する薬も実用化されているようですが、それとの整合性はどうなるんだろうか。両方を併用したら、120歳位迄平気に寿命が延びる時代になるんだろうか。

出来れば長生きして、色々なことをやってみたいと思っている以上、是非ともこれらの薬が実用化されて利用出来るようになって欲しい半面、これまでの平均寿命80歳代が仮に100歳とか120歳代になるとすると、年金、医療保険、食糧問題、就労問題、一気に問題が発生しそう。場合によっては、例えば100歳を過ぎたら自分の意思で安楽死を選択できる自由等も普通に検討されるかもしれない。

一方で、これまで30年くらいで技術や知識の蓄積が終わって次の世代に渡していたものが、さらに20年とか30年とか継続して拡張することが出来るしたら、新発見や技術革新のスピードもさらに加速されるかもしれない。元々人の寿命は40歳代位だったわけで、親子二世代の知識伝達歯科で機無かったことが、さらに寿命が延びて三世代で共同生活が出来るようになることで、祖父母の代の知識が子供や孫に伝わり、さらに孫の面倒を祖父母が見ることで子供世代が活躍することも可能になり、そう言うサイクルが確立された近代が文明文化の爆発が発生した理由とも言われています。それが、四世代とか五世代位まで共同生活するとなると、さらに爛熟するか、あるいは一気に核家族化が進んで衰退するか、結構微妙かもしれないけれど。

臨床実験の結果がどうなるか分かりませんが、個々で人間の寿命が延命されることで、何か新しい世界のブレイクスルーが生まれたら嬉しいですよね。それこそ、ワープ技術とか反重力技術とか(笑)。

2015年12月3日

歌番組がダメなわけ

昨晩、CX系列で3時間位音楽番組をやっていて、さわりのところをたまたま点けていたテレビで見ることになったんですが、久しぶりにこう言う音楽番組を見てびっくりしました。歌がこれだけ下手だと、聞きたいとも追わない。特に驚いたのが、最初音だけ聞いていたとき、郷ひろみの昔の曲を誰か歌手が二人でデュエットしていんですね。で、男性側の歌手のうちが下手で、音は安定していないし、声量もないし、もう郷ひろみに失礼だろうと画面を見たら... 郷ひろみだった orz まぁ、彼ももう60歳位になるのかな、昔のような迫力は無いだろうけど、それにしても一寸酷すぎると。

その後もチャンネルを切り替えたりしながら時々この番組を見ていましたが、往年の名曲を別の歌手や最近の歌手が歌うとき何て、もうめちゃくちゃ。さらに、往年の名歌手というのか何年ぶりかに登場した歌手も、もう声が出なくてダメダメ。最近の歌手でそれなりに実力のある人は、流石にそれなりに歌っていたけれど、それだけに実力の差が目立つ次第。

CDあるいはダウンロードで入手出来る音楽ソフトには、それなりに手を加えているからそれなりに聞きやすく聞いても納得できるレベル何だけど、もうライブで歌を聴いて納得できる人って、ほとんどいないんじゃないだろうか。音楽業界の衰退が言われているけれど、歌手のレベルに関してももっと改善しないとダメなんじゃないだろうか。歌番組が流行らない理由がよく分かった気がします。

AMC Diamond 2016 Tour

2015年始めに発作的に始めてしまった、AMC Diamondの修行。2月の中旬から、毎週というか数日おきにフライトするような状態で、約2ヶ月後にはAMC Diamond達成。その後のフライトでは、ANAのサービスを十分に堪能出来ましたが、来年も継続しないと意味が無い。と言う事で、そろそろ2016年のフライトプランを考えることに。2015年は、兎に角AMC Diamondの資格取得を早くしたかったので、かなり無理してフライトを入れましたが、2016年は一年掛けて100,000 Premium Point(PP)を獲得すれば良いので、取りあえず毎月10,000PPを獲得するのが目標。今年は、兎に角早く効率よくPPを獲得するために、HND-OKAとかOKA-CTSなんていう長距離路線中心に飛んでましたが、来年は一年間という余裕があるので、多少効率が悪くてもあちこち飛んでみたいという希望も。とは言っても、一日でそれなりにポイント獲得できるHND-OKAとかOKA-CTSが結構組み込まれるのは確実ですが。

で、そろそろ来年1月2月分の予約を入れなきゃいけない。1月に関しては、月末にHonolulu行きの予定を入れているので、その前1回位しか余裕は無さそう。ということで、1月はまずは成人式の連休明けの週末に最初のフライトを設定することにしました。行き先は、その日の予定などもあり、一番無難なHND-OKAの往復をすることに。この路線だと、一番効率が良いのはプレミアム株主優待チケットなので、まずはANAの株主優待券を入手しないといけません。

12月1日から新券に切り替わるので11月下旬になってから毎日のようにチケットショップの状況を見ていました。2015年は、私が修行をしていたときには1枚2,500円位で入手出来ましたが、その後一気に高騰して一番高い時期は6,000円とかにもなり、正直2016年のフライトはどうしようか考えたことも。それでも、11月に入り新券が配布され始めると少し価格は下がってきたんですが、それでも1枚5,000円と今年の倍。まぁ、年末年始の需要もあるので今年のように年が明けたら少し落ち着くかなと期待はしているんですが。それでも今年前半のように2,500円までは厳しそうですよね。良くて3,000円位、若しかしたら4,000円位で今年はそこになるんじゃないかと一寸危惧しています。今年色々飛んでみて、大体どこの路線だと株主優待券が有利で、どこの路線だともっと安いチケットが有るなどの、ある程度経験値が出来ましたので、その当たりは上手く組み合わせて利用しないと。

理想的には、毎月10,000PPを目安に規則的にフライト出来るのが良いのですが、中々そういうわけにもいかず、また1月から4月頃位迄は特に北の方のフライトは雪の影響があるので予定が狂いがち。序盤の1月~3月の1Qは余り無理をしないで25,000PP位を目標に飛ぶことにします。と言う事で、これから予定をいろいろと埋めていかないと。(続く...)

2015年12月2日

バイオ燃料

ミドリムシから健康食品や化粧品、さらにはバイオ燃料精製を目指しているユーグレナが、ANAと協力してミドリムシからのジェット燃料を5年以内に実用化するプロジェクト。確かユーグレナは、一つ一つのミドリムシから採取出来る油分は少ないけれど、増殖速度が大きいのが特徴だったような。もう一つのオーランチキトリウムは、単体からの採油量が多いのが特徴だったような。

どちらも2020年頃の実用化を目指して研究が進められていますが、こういう風に具体的な目標が提示されて見える形で作業が進められていくと、期待感も大きくなりますよね。実際ANAとしては、燃料費の節約目的もあるだろうけれど、エコ企業としての宣伝費も結構大きいかも。

一つ気になるのは、昔の工業地域の空き地等を利用するために湾岸地域に大規模な実証実験場を作るわけですが、大地震等の大規模災害が懸念されている昨今の場合は、もっと内陸部に作る方が良いんじゃ無いかと思うけれど。それと、可能であれば津波で更地化した地域へも展開出来ないだろうか。土地の有効利用という意味でも、エネルギー製造という意味でも、最適のような気がするんですが。

100%現在の石油エネルギーの置き換えになる事はまだまだ難しいと思うけれど、10%でも置き換え可能になれば、かなり日本のエネルギー事情も変わりそうな気がします。少なくとも不安定な太陽光発電とか風力発電よりは、安定的に発電できる設備が増えそう。一日でも早い実用化を期待したい技術ですよね。

悪貨が良貨を駆逐する

まさにタイトル通りのことが起こりそうな、IMFによる中国元のSDR入り。私は勿論経済の専門家ではないし国際情勢に精通しているわけではないけれど、それでも日々の為替の動きとか株式の動きを見ていると、中国経済の異様さは感じることが出来ます。SDR入りの条件となる流通量は、最近の中国経済の発展により十分満たしているだろうけど、もう一つの条件である通貨の自由度に関して言えば、中国政府が自分達の好きなように操作しているわけだから、とても国際通貨として信用して使うことは出来ないはず。結局、中国の強かさもあるだろうけど、中国に経済依存を強めている欧州が何としても取り込みたいと言う事なんでしょうね。まぁ、こう言う長期的な戦略に関しては、日本も大いに学んで利用しないといけないわけですが。

これで、中国が今でも力を入れているアフリカや東南アジアへの経済進出が加速するんでしょうね。兎に角、自分達の造幣局でお金を刷って、それを持ち込んで決済していけば良いわけだから。これまでのように裏付けを取らなくても、自分で自分のお金を作って使えば良いわけですからね。一般的な資本主義の国であれば当然破綻するんだろうけど、全てが共産党が管理している中国では、実際はどうであれば帳簿の数字をちょいちょいと書き換えればそれで全て完了。その付けは、全て末端にしわ寄せされて、声なき声として消えていくだけなんでしょうね。

日本も社会基盤整備の援助を拡大したりして対抗しようとしているけれど、出す側だけでなく受取利用する開発途上国側も賢明な判断をして欲しいところです。気がついたら、首が回らなくなっていた、何て言うことにならないように。

ユーキャン語大賞

今年も発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」。「爆買い」は、まぁ許せるとして「トリプルスリー」って、そんなに流行ったか? まぁ、そんなことを言うとトップ10に入った言葉には、流行廃り以前に凄く恣意的な意図を感じる言葉もありますけれど。「アベ政治を許さない」「SEALDs」を入れていながら「一億総活躍社会」を入れてアリバイ作りしているみたいな。「新語・流行語大賞」と言っているけれど、選考委員を見ていると余りそう言うことに関係無いような人も多く居るわけで、「流行った言葉」では無く「流行られたい言葉」を選んでいる気がぷんぷん。「新語・流行語大賞」では無く「ユーキャン語大賞」と改名すればスッキリするのに。年末の風物詩と昔は感じたけれど、今では何か政治的な意図の方が強く感じられる胡散臭いイベントになってきましたね。

2015年12月1日

65歳定年

読売新聞の記事から、ホンダが65歳定年を採用するというもの。現在も65歳までは嘱託社員として、59歳時の5割程度の給与で再就職しているけれど、それを正社員採用として給与も8割程度に維持することで就労意欲と人材の確保を目指すというもの。技術的能力の蓄積が製造業だと、余り60歳65歳という年齢は障害にならないですからね。すでに多くの企業で65歳定年制度が採用されているけれど、弊社ではどうだろうか。もう「60歳定年」という事実と、その後の生活設計なども真剣に考えて準備しないといけない年齢になっているだけに、かなり気になります。

最も、仮に65歳定年となったとしても、じゃぁさらに今の仕事を続けるのかと言われると一寸微妙な部分も。正直、仕事には恵まれているとは思うけれど、だからといってさらに何年もこの仕事を続けるのはそろそろしんどいという気持ちも大きくなってきているし。それに、仕事以外で色々抱えているボランティアっぽい部分の仕事というか作業なども、そろそろ引き際を考えて次の世代にバトンタッチするかすっぱり切ることも考えないといけないわけで、終活ならぬ終職活動をそろそろ考えないといけませんね。

おくるだけ

多分、同じ会社だと思うんですが、以前不要なパソコンを送るだけで無料で処分してくれるサービスを知り、あぁ便利そうと思ったことがあります。今回PCWatchで紹介記事が掲載されましたが、この「おくるだけ」というサービス、PCだけでなく家電やAV機器等、ほとんど全ての製品を送料だけ、あるいは場合によっては送料も無料で対応出来るのは凄い。

非対応なのは、CRT製品(多分もう無い)、洗濯機、冷蔵庫、それにガラス製品との事で、ガラス製品以外は多分買い換えの時に引き取って貰えば良いからそれ程影響ないでしょうね。何度も思っているけれど、もう昔からのパソコンやAV機器等が部屋に溢れているので、断捨離じゃ無いけれど綺麗さっぱりしたいところですから、このサービスもちょっと頭に入れておかないと。

マイナンバー通知

色々と話題になっているマイナンバー。自宅にもやっと届きました。顔写真を取らないといけないなぁと思いつつ同梱されていた説明書を読んでいたら、勿論これまでのパスポートなどのように顔写真を写真屋さんなどで撮影して添付申請しても良いのですが、スマホやデジカメで撮影しても良いし、マイナンバー対応の証明写真撮影機で撮影しても良いらしいけれど、これはまだまだ対応台数が少ないので実質地方在住者には無理。それでも、自撮り写真でも対応出来るのはグッドポイントかな。ただ、その場合どの程度の内容・品質の写真まで受け付けてくれるのか、それが心配。例えば説明書には写真は無背景でとなっているけれど、自撮りする場合にはなかなか無背景で撮影するのは難しいのでは。淡色に近い、例えば壁とか背景があれば良いけれど。

うちの両親などは、この申請のために写真を撮りに行くと言っていたので、慌てて自宅で撮影して対応出来るからと一度止めて、近々何処かで撮影しないと。でも、その為に背景になるものを見つけないといけないなぁ。自撮り対応は良いけれど、それはそれで一寸面倒くさそう。