2015年10月3日

マイナンバーでNHK受信料

正直、「ふざけるな」という感想しか沸かない記事。本来受信契約は、世帯毎の契約なはずなので、個人にアサインされるマイナンバーとは関連性は低いはず。多分、ここで狙っているのは、今や一人に1台以上普及している携帯やスマホのワンセグ、フルセグに対しての受信料聴取なんでしょうね。でも、世帯契約してあれば、その契約で台数を増やせばいいわけで、やはりマイナンバーを使用する理由が分からない。

それこそ、今や有名無実化しているB-Casカードと紐付けるならまだ分かるんだけど、あれだって何でNHKだけで無く民法まで影響するんだろうか。NHKと契約しなければB-Cas経由でNHKが視聴できなくなるけれど、それ以外の民放はOKというのが常識的なところでは無いだろうか。最も、テレビを廃棄する時にB-Casだけ抜いておかないと、そのまま紐付けられた個人情報が流出する事になるから、その点は一寸面倒だけど。

いずれにしても、NHKはもっと組織のスリム化と経費削減をして態度を示さないと。民放ですら「公正公平」を担保出来るのであれば、NHKが受信料に依存する理由は無いと思う。公共放送というのであれば、民放の中で特定の時間枠を政府が購入して番組を流せば良いわけだし。

音声放送のラジオの世界が、いまやradiko.jpによって日本中どころか世界の何処でも放送を聞くことが出来るようになったように、今度はteleco.jp(仮称)が世界中で日本の番組を見ることが出来るようになるんでしょうね。というか、今のYouTubeとかニコニコがそうであるように、放送法の枠を超えた「映像配信」が、現在のテレビを置き換える時代が直ぐにやってくると思う。その時に、受信料がとか言っている組織は真っ先に倒れるだろうなぁ。

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