2015年8月27日

いつも通りの民主党

ここの所大きく株価を下げている東証。25日も大きく株価を下げて、それを受けて26日に民主党の「元財務大臣」だった安住氏が、「昭和恐慌でも無かった極めて深刻な事態」と記者会見で述べたという記事。26日の東京株式市場前場は、前日までの下落傾向を受けて小幅の上下を繰り返していたタイミングだから、こんなことも言えたんだろうけど、後場になると一気に株価は上昇して、これまでの下落から反発。結局、+570円余りの上昇で取引終了。

昭和恐慌」って、そんなのあったっけと思って調べたら、あるんだ。そんな、まだ生まれてもいなかった頃のことをよくご存じですね(と、棒読み)。でも、何を根拠に、そんな昔の話とここ一週間の下落が比較できて、さらにもっと酷いなんて言えるのか不思議。だいたい民主党政権時代の株価なんて、リーマンショック後の影響でずっと1万円前後をウロウロしていたわけだし、その「1万円台」だって、リーマンショック直後に当時の麻生政権が緊急財政支出をやって、それで持ち直した値が、結局そのままずっとフラットだったわけですからね。その間の約3年間の間に震源地のアメリカですら持ち直していたのに、日本だけはずっとダメ。民主党最後の野田政権時代に財務大臣に任命されたものの、その時には1万円を割っていたはずですからね。確か彼は財務は専門では無かったけれど、それでも財務大臣に任命された以上は結果を残さなきゃ、後から何を言おうと空虚に響くだけだよなぁ。

さて、今日も記者会見するんだろうか。で、臨時の予算委員会を招集して「大恐慌が」と言うのだろうか。期待しよう(いじわる)。

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