2015年8月26日

豊田のゴミ屋敷

今朝のニュースでも大きく取り上げられていた、豊田市のゴミ屋敷の火災。どうやり、ゴミ屋敷主人が点けた蚊取り線香が何かの原因で室内に燃え移り全焼したらしい。このゴミ屋敷、CXのとくダネ!で以前も行政代執行によるゴミ撤去作業を放送していて、それも確か一月二月くらい前の話だった思うんですが、あっと言う間に状況が変わってしまいましたね。悔しいのはもらい火でほぼ自宅が全焼してしまった両隣のお宅。多分自分だったら、とっくの昔に引っ越しをしていると思うのだけれど、色々理由はあるんだろうけど何とか使用という様子も以前の番組にでは放送されていたのに、結局自宅と引き替えになってしまいましたね。

まぁ、放送に登場したこのゴミ屋敷の主人は、そんなに悪い人のようにも感じられないのだけれど、でも何度片付けても直ぐに戻ってしまうわけで、やはり何か問題があるんじゃ無いかと思います。私は、もうテレビの映像でああいうゴミ屋敷の光景を見るだけで気持ちが悪くなってしまい、いつも直ぐに消したりチャンネルを変えたりするけれど、現実問題として自宅の隣にあんな屋敷が出来てしまったら、どうしようも無いだろうなぁ。最初に「引っ越せば」と書いたけれど、やはり借家とかでも無いとそう簡単に引っ越しすることも出来ないし。

そういゃ、以前の会社の近くにもゴミ屋敷、ありましたねぇ。あそこは、20~30m位近づくと、凄い悪臭がしたけれど、1年くらい後にその場所を通ったら綺麗な更地になっていました。たまたまその屋敷の権利が何か移動して撤去したのか、どう言う理由なのか分からなかったけれど、ああいう風に更地になっても暫くは色々な風評が残るだろうから直ぐに何かマンションとかビルが建つと言うことも無いだろうし。それでも、周りの人達にとっては一寸ホットするのかもしれませんけどね。

今朝の番組でも言っていたけれど、ああいったゴミ屋敷が生まれてしまうと言うのも一つの社会問題だと思うけれど、同じように、ゴミ屋敷では無いけれど、既に住む人がいなくなって空き家で荒れてしまった家屋も増えていて、仮に大きな災害が発生した場合に火事などの災害が拡大する原因になるとのこと。特に都内の古い町並みが残る地域では、税金対策もあって中々そういう家屋を撤去することも出来ず、そのままにしておくことが多いとのことで、区によっては撤去することでの税金優遇策等も出るように対策しているみたいですけど、都内なんかは切実な問題でしょうね。うちの回りは、幸いにも元々は田圃や畑でまだまだ余裕はあるし、昔に比べればかなりそう言う田圃なんかが宅地化されて住宅も増えてきているけれど、ああいったゴミ屋敷や空き家も無いので、今のところそう言う心配は無いのですが。そうそう、一番心配なのは、もう100年近く前にうちのご先祖様(と言うまで真無いか、曾祖父位かな)が立てたであろう、お蔵が有るんですが、外壁の漆喰も剥がれているし、打ち付けてある杉板も剥がれていて、もう50年近く前自分が子供の頃に中に入った頃で既に床板も危ないくらいの状態だったもの。私の目の錯覚じゃ無いと思うけれど、一寸傾きかけてもいるんですよね。さらに、その直ぐ横を用水路が通っていて、ちょっと地盤的にも心配なところ。もう何年も前から撤去することを父親に言っていますが、父親は父親で愛着があるらしく「俺が生きているうちは残す」とか言っているけれど、あれが自信などで倒壊して回りに迷惑掛けるわけにもいかず困っています。規模とか内容は違うけれど、そう言う愛着って言うのは本人にとっては重要かもしれないけれど、回りは決してそうで無い事も理解して貰わないと。

豊田のゴミ屋敷の家主も、流石に今回の火事で少し気持ちを変えて貰わないと、もらい火となった両隣の隣家の人達もやりきれないでしょうね。

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