2015年4月28日

Moving Goal

日経ビジネスオンラインに掲載されている、鈴置高史氏の対談記事。彼の国のことを少しでも知っている人間にとっては常識な話だけれど(笑)、現在米国訪問中の安倍総理による、今日のオバマ大統領との会談、明日の上下院議会でのスピーチと、その一挙手一投足が倍増されて韓国メディアで報じられるんでしょうね。普通に考えるなら、2国間の話しに無関係な第三国が口を挟む理由も権利も無いのですが、そんなことお構いなしの国ですからね。日頃日本に対して厳しい態度をとり続ける、中国ですら、この日米会談に関しては殆ど態度を公にしていないことに何で気がつかないんだろう。

勿論、具体的に何か発言があった後は、その一語一句を精査して何か難癖付けられるところに入ってくるでしょうけど、それにしても先ずは相手(=安倍総理)の発言があってからの話し。其れ以前のずっと前から騒いでいる韓国に関しては、もう相当ウンザリしているところでしょうね。以前大阪の橋本市長に対して抗議を氏に来たけれど、直接対話直前に体調不良でキャンセルして戻っていった元慰安婦の女性も、今回は「元気に渡米」してあちこちで怪気炎を上げていて、さらには安倍総理の上下院議会での演説に招待して最前列に座らせろと言っているみたいだけど、わざわざそんな遠い場所に出かけていかなくても、直ぐ隣の日本に来てやれば良いのに(棒読み)。これまでは、米国の上下院議員相手だったから、それぞれの議員が「票のため」と割り切ってつきあってきた事もあるだろうけど、ここまで話を大きくして米国でも良い意味でも悪い意味でも話題が大きくなると、TPOをわきまえろと言う意識もアメリカ人には大きくなるでしょうね。

以前、キヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦氏が「Moving Goalpost」理論を話しをしていて、まさに自分が感じていたことと同じで我が意を得たりと感じましたが、最近思うのはもう一つ別の要因もあるのではと言うこと。ゴールポストをうごかすのは、決して日本を許さない=試合を終わらせない、と言う意味ですが、さらに重要なのはその試合の中で韓国が常に得点する、日本が失点する状況が続くという事。日本が得点する=日本が世界から評価される、認識される、と言う事は絶対に許されない行為。だから、日本の得点を阻止するためなら、他所のチームからの助っ人(=告げ口外交)も投入するし、スタンドからの介入(=所謂慰安婦問題の謝罪と賠償)もどんどんさせるし、でもサイドラインの監督(=政府)は「うちら悪いこと何もしてないもーん」と素知らぬ顔。まぁ、最初の頃は「アウェーの洗礼」と思って我慢していた日本も、流石にここまで来ると「ごらぁ」状態になってきたのが最近の日韓関係と言って良いのでは。で、そのラフプレーさに、コレまでスタンドで観戦していた観客(=中韓以外の国々)も、流石に呆れてきてブーイングをし始めた、と。

これで面白くないのが、自分達はフェアプレーをしているし優秀だし買っているし人気もあるし何も悪いことはしていないと思って居る相手チーム(=韓国)で、いつも告げ口をすると慰めてくれる観客からの優しいことがが無くなってくると、唯一の味方である中国にすり寄っていくのは、当然と言うよりはそれしか退路が無いことに気がついたと言う事でしょうね。と言うか、自らそう言う状況を作ってきてしまった、というか。ゴールポストをどんどん後退させるのは良いけれど、余りに動かし過ぎてぐるっと地球を一周して戻ってきてしまったというか(笑)。こういう時には自らを律することが出来なくなって暴発するのが彼の国の人の習いですけど、まぁ他所の国では大人しくしていた方が良いと思いますけどね。何かやったらやったで、ますます彼らの異常っぷりが明らかになるのでそれは良いことだと思うけれど、その矛先がどこに向くのか分からないので、それが怖いです。

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