2015年4月25日

ドローン襲来 (3)

首相官邸へのドローン事件は、福井の男性が自分がやったと名乗り出てきたそうで、本当に犯人なのかこれから捜査が進む様子。福井からわざわざ都内まで出かけて行ったんだろうか。さらに福島の砂(土?)を入れていたと言う事で、これも現地に行って採集してきたのだろうか。いくら金沢新幹線が開通したからって、暇な人。で、仮にこの人物が実行犯だとして、本人が言う犯行理由は「原発政策への抗議」という予想通りの理由。このシリーズの最初にも書いたけれど、原発反対のために原発(原子力、放射能)を手段にするっていうのは矛盾だよなぁ。仮に同じ事を示威行為として実行するなら、「放射能」とか書いた紙を貼り付けた無害な砂を入れたボトルを搭載すれば良いだけですからね。一寸古いけれど「沈黙の艦隊」で、最後まで核魚雷・核ミサイルを使わなかった事が「抑止力」になるように。

ところで、昨晩にはわざわざ官邸近くにドローンを飛ばしに行った馬鹿なカップルがいて捕まったようだけど、そう言うのも暫くは沸いてでるだろうから少しお灸を据えないと。模倣犯は必ずでるだろうし、最近の傾向だと「俺の方が上手くやれる」と変な競争心を持つ人間が多いですからね。さらにはドローン飛行イメージ撮影のために飛ばしたドローンが、強風に煽られてよりによって英国大使館に墜落するとか。そのくらいの映像なら、過去映像で幾らでもあるだろうが...

いずれにしても、今回の事件は首相官邸だから悪いという話では無く、一般家庭への進入だって同じ事。しかも、うちの田舎みたい場所でも最近は建物が増えて、昔みたいに気軽にたこ揚げしたりも出来なくなりましたが、それと同じでこんな田舎でもドローンを飛ばそうとすると難しい時代。それがましてや都心の混雑した場所で、ああいった飛翔体が飛び交うとなると、時々発生するビルの外壁や看板が落ちてくる事故を想定しないと。

今後は免許制になるんだろうか。あるいは届け出制程度で納まるか。ただ、既に出回っている既存のドローン対策も必要になるでしょうし、そう言う免許制にしても改造などで違法ドローンがでてくるのは、アマチュア無線で既に証明していますからね。この問題、まだまだ続きそうです。

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