2015年3月23日

焦げ臭い臭いが...

会社からオフィスマシンとして支給されているThinkPad X1 Carbon(初代)。だいたい3年ごとに更新されるので、今年後半くらいには新しいマシンに変わる予定ですが(多分X250かな)、まだまだ現役で特にトラブル無く使ってきました。ところが、先日ミーティングで使っていて、その後自席に戻ってACアダプターに切り替えて使用していたところ、暫くして基板が燃えるようなな臭いが。[燃える]というか、基板に半田付けしたときにその熱でベーク版が焦げるような臭いというか、いずれにしても良い事は無さそうなので、あわててACアダプターを抜いて、システムもシャットダウンして様子を見ました。あちこち触ってみると、AC/DCコネクターが刺さる内側、キーボードで言うと"Esc"から"E"キーあたりが異様に熱い。この下辺りには冷却用のファンが入っているはずで、もしかしたらファンが止まったのかなと最初は想像しましたが、それならエラーが表示されるはず。取りあえずキーボードを外して中を見てみると、取りあえず物理的な問題は無さそう。となると、冷却システムがちゃんと動作していない事が想像されるので、ファンが埃でちゃんと動作していないのかもしれないと考えて、ブロアー出システムの中を綺麗にすることに。開けたシステムに向けて、エアブローの空気を吹きかけると、暫く掃除していなかったので確かに埃の類は吹き上がるんですが、それ程酷いようには見えません。ただ、ファンの真下辺りはファンアセンブリーに邪魔されて美味くブローできていない可能性があるので、ひっくり返して外からブローすることに。

ファンがある裏側辺り、給気用のスリットにエアブローを吹きかけたら、一気に埃が舞い上がりビックリ。どうやらファンの真下の給気スロットに埃がたまってふさがり、殆ど給気できていなかったようですね。だからファンはガンガン回っても肝心の空気が入ってこないからシステム内の温度が上昇して、焦げ臭い臭いが発生したよう。目で見てスリットに白っぽい埃が無い事が確認できるまで何度もエアブローを吹きつけ、今度は内側から吹きつけ、さらに排気口にも外から内側からブロー。これを何度か繰り返して、どこにブローしても埃が出てこない事を確認しました。お陰で、エアブローのスプレー缶はキンキンに冷えてしまい持つのも大変くらいに(笑)。本当はファンアセンブリーを取り外して綺麗にしたいんですが、手元にCPUグリスが無いので一度外してしまうと直ぐに装着できないので今回は諦めました。その後キーボードを組み直して電源を入れて様子を見ていますが、今のところトラブルが再発する様子は無いのでちょっと安心しています。机の上をそんなに汚くしている意識は無いのですが、机の表面とパソコンの背面の隙間が狭いだけに、それだけ吸い込みやすいんでしょうね。これからは月に一回くらいは外からでも良いのでブローして埃を払うようにしないと。良い勉強になりました。

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