2015年3月4日

世界長者番付2015

アメリカ・フォーブス誌による、世界長者番付2015年版の発表。保有資産10億ドル(約1200億円)を超える資産家が対象で、世界中では1826人いるとのこと。日本人ではユニクロの柳井氏が202億ドルで日本人トップながらも全体では41位。その他全部で日本人24人が、1826人の中に含まれているらしい。柳井氏、SBの孫氏、楽天の三木谷氏など、よく見る名前の中でちょっと意外だったのが、サイバーダイン社長の山海氏。ベンチャー企業社長として有名だし、その技術力も日本でトップだと思うけれど、ビジネスとしてそれだけ拡大しているとは知らなかった。でも、サイバーダインの売り上げって、そんなにあったっけ?

こういう人達って、別のそれだけの現金を持っているわけじゃ無くて、多くは株資産だったりするから、株価の上下でその規模は変わるわけだけど、でも柳井氏にしても孫氏にしても三木谷氏にしても、やっぱり創業者利益って大きいですよねぇ。勿論、起業して成功しなきゃだめだけど。で、ふと思うのは、こう言うのは「格差社会」というのだろうか。国会なんかでは、アベノミクスの弊害、格差社会解消とか言っている人達は、この24人の人に対して「格差の頂点はけしからん、資産のxx%を寄付しろ」とか言わないんだろうか。

Wikiに国別の内訳が掲載されていますが、なんと言っても凄いのは中国。香港、台湾も含めると、後数年でアメリカを抜くんじゃ無いかという勢い。共産主義って貧富の差が無いんじゃ無いのか? こういうことがあるから信じられない。日本は24人で17位。これを見ると、そんなに貧富の差が大きいわけじゃ無い気がします。ちょっと驚くのが、ドイツが100人以上も居ること。どう言う内容なのか気になりますね。

まぁ、税金対策で見かけ上の資産と実質的な資産を分けている人も多いだろうから、この番付だけでは判断出来ないけれど、いずれにしてもこれだけお金を持っている人は、その1%でも良いから世の中に環流させて、全体的に少しでも豊になるように気を配って欲しい。ビルゲイツ氏等はそう言う活動でも有名だけど、日本も税金対策とも絡めて、寄付文化みたいな物を作るといいのかも。

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