2015年2月4日

ボーダーライン

NHK「日曜討論」に招かれなかったとクレームしている「生活の~(以下略)」。Wikiで「日本の政党一覧」という項目を見ると、党員数では番組に招かれた社民党と同じ。でも、やはり招かれなかった「日本を元気にする会」も5人で同じ。NHKとしては「政党案件の5名以上の党員且つ、直近の衆議院選挙で得票率が2%以上」という内規があるということらしいけれど、社民党とか次世代の党も2%以上獲得したんだろうか、一寸不思議。

こういう政治番組は、それぞれの政党なり政治家の活動や内容を知るために重要だと思う一方で、泡沫政党とは言わないけれど、どうでも良いような話で時間が浪費されたりして、肝心の話が深く掘り下げられないこともあるわけで、そういう部分はもう少し何とかならないかなと言う気持ちもあります。

確かに広く公平に意見を聞き討論するという事も重要だけど、それとは別に実際の政治の実行者である与党に対して、それに対して現実的に反対・反論可能な勢力なり力のあるグループも事実上限定されているわけで、現実的な事を考えると今回大きく議員数を伸ばした共産党辺りくらいまでがボーダーラインかなと言う気もします。平等に全ての政党を招くのもありかとは思うけれど、現実に即して特定の案件に関してのみ集中討論するようなことも必要なわけで、その時にはそのテーマに集中できるようにある程度参加者を絞るのも必要なんじゃ無いだろうか。

ただ、今回の「生活の~(以下略)」に関しては、正直なところ政党助成金欲しさの烏合集団としか思えないので、これ幸いと一郎&太郎はクレームはするんだろうけど、そこをボーだとして切ったのは、まあNHKもある程度空気を読んだと言う事なんでしょうね。

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