2014年12月21日

「親しみを感じない」国々

内閣府が公表した外交に関した世論調査結果で、中国に「親しみを感じない」人が83.1%、韓国に「親しみを感じない」人が「66.4%」と、どちらも前年に比べて増えているという記事。正直なところ、昔からの憧憬で甘い気持ちが多いだろうと思った中国に対しての嫌悪感が予想以上に高くて、逆に昔から我が儘な韓国に対しての嫌悪感が予想以上に低いことにビックリ。個人的には、それぞれの数字が逆だと何となくしっくりくるんですが。

それぞれの理由に関しては言うまでも無く、どちらも対抗意識と言うよりは敵愾心を露骨に向けてきていることなわけで、まぁ今後も改善することはないでしょうね。日本の特定のメディアも含めて、日本が悪い、日本が戦争をしようとしてると、盛んに煽ることを言うわけですが、結局一度言い出したことを引っ込めるわけに行かずに、なおかつ以前よりもセンセーショナルな内容にしないといけないので、ますます過激化するだけなんですよね。

冷静に考えると、日本には資金も技術もある、韓国にはそれなりに製造設備もあるし安い労働力もある、中国には資源と安価な労働力、そして巨大なマーケットもある。旨くそれぞれが組み合わさって協業できるシステムが出来れば、かなり魅力的なビジネスチャンスが生まれるだろうし、また準内需的マーケットだって期待出来る。

中国の場合は、自らの領土や覇権拡大のために日本だけで無く東南アジアにも手を広げているので、こっちはある意味楽なんですよね。味方を沢山作れば、良いから、一対一の戦いで無く一対多に持ち込むことで、巨大な国であってもなんとか対応出来る可能性があります。やっかいなのが韓国なわけで、こっちは単に「日本が気にくわない」という理由だけで「恨」の意識で日本にちょっかい出してくるだけだから、解決しようが無い。日本が努力して落としどころを決めて、相手も納得してやっと解決と思うと、またゴールを動かしてリセットしてしまう。正直なところ、彼らのゴール波日本という国が無くなるか、日本が韓国の植民地にでもならない限り彼らは納得しないわけで、正直なところこっちの方が面倒くさい。

力で押してくる中国対しては、毅然と対応しないとどんどん力で押し込んできますから、こちらはちゃんとしないといけない。力で衝突することは避けないといけないけれど、これまでのように日本人的な「あうん」の対応は諦めて、言うべき事は先ず言う態度に変わらないと。韓国に対しては、放置プレーで良いんじゃ無いだろうか。どちらも経済的には日本に追うところが大きいわけだから、そっちはそっちで必要なところには必要なものが回るだろうし。日本人としても、冷めた対応というか冷静な計算の上での対応をしなくちゃいけませんね。

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