2014年12月10日

騒がしい週明け

今回は選挙でも週末が静かなんて書いたからか、週明けから選挙カーが回ってくるようになり、昨日は結構五月蠅い状態でした。「五月蠅い」なんて言うのは不謹慎と言われるかもしれないけれど、でも騒音レベルの音量でひたすら名前を連呼するだけの行為は「五月蠅い」以外の何物でも無いと思うぞ。

今回の選挙、理由はよく分からないけれど予想以上に与党、特に自民党の獲得議席数の伸びが著しく、野党は民主党が現状からやや伸びる程度で、その他は軒並み討ち死に。でも、その民主党にしても、幹部クラスでも苦戦していて、もしかして比例復活が叶わない重鎮が出るかも。まあ、すっから菅氏は問答無用で消えて欲しいけれど。

そんな野党逆風の中で、唯一気を吐いているのが共産党。でも、ちょっと勘違いしている雰囲気を感じるのは、こんな「お試しキャンペーン」をやっていること。「まずは"お試しセット"」なんて書いているけれど、5年前に民主党をお試しして偉い目に遭ったのに、それよりも実績も実行力も無い夢想政策(みたいなもの)しか言わない政党をお試ししたら、どうなる。知らない間に「中華人民共和国日本省」になってたりして。あっ、日本共産党って、中国共産党とは仲悪かったんだっけ?

健全な政治のために、二大政党、あるいは可能ならば複数の政党が政権交代しつつ国家運営するというのは自然な考えだと思います。ただその為には、現在の自民党と比較して、それなりに信頼感の得られる勢力で無ければ先ずダメ。結局雰囲気だけで変えてみたら、ますますダメダメだったという苦い経験の記憶はまだ消えていないわけで、それを払拭するだけの説得力を持たないと。

消費税を上げないというならば、その分の収入をどうするのか。あるいは、支出を絞るならどうするのか。原発入らないというのは簡単だけど、じゃぁその入らなくなった原発の処理はどうするのか、代替エネルギーはどうするのか、アベさん怖いというのは自由だけど、もっと怖い中国共産党とかどうするのか。色々ツッコミどころはありますよね。

と言うか、国民の生命や財産を守るべき政治が「お試しで」なんて軽々しくいう事自体、自らが責任を負う気持ちが無いんだなと感じますね。本当に日本や国民のことを思って、本当に良くしたいと思うなら、ちゃんと確約してみろよ、と小一時間。

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