2014年10月17日

核融合炉

まだまだ「夢の技術」である核融合炉に関して、アメリカのロッキードマーチンが、10年以内に小型核融合炉の実用化可能という発表をしてビックリ。「10年以内に核融合炉の実用化」という話だけでもかなり衝撃的なニュースなのに、それがトラックに搭載可能な程度のサイズで実用化されると言う話に、二度ビックリ。筆電量は100MW位と書かれていて、色々調べてみると、小型の火力発電や大規模ソーラー発電がこの位の発電量になるらしい。この10倍位が、最近の原発の発電量位に匹敵するらしいので、となると大型のトラックが10台駐車できるくらいの駐車場があれば、今の原発1基と交換可能ということか。あっ、立体駐車場にすれば、もっと狭い面積でもいいわけか。

単純に発電炉のサイズがその程度、周辺装置とか含めるとどの程度の物になるか分かりませんが、今のように一箇所に集中するのではなく、町単位、都市単位で発電設備を持つことも可能なるかも。その場合、一つの発電装置にトラブルがあっても、近隣の発電設備から融通してもらうなど、可用性が高くなりそうだし。ただ、ロッキードマーチンの開発となると、多分に米軍の息の掛かった技術だろうから、米国以外に出てくるのはもっと先になりそう。あとはコストがどの程度の所に落ち着くのかでしょうね。

いずれにしても、ロッキードマーチンとしても発表した以上はそれだけ自信があるからだろうし、彼らとしてもこれを武器にビジネスも展開したいだろうし、これからどの様に勧めていくのか一寸興味が沸きますね。

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