2014年10月16日

自分がそうなら周りもそう

産経新聞西部版のコラムから、連ドラへの韓国からのいちゃもんについて。NHKは殆ど観ないし、朝の連ドラも全く見ないのでドラマの内容は知りませんけど、ウィスキーメーカー「ニッカ」創業者の、竹鶴政孝氏の話でニッカの歴史の話となれば、酒好き、ウィスキー好きとしては多少の知識があります。ニッカについても、その会社の歴史は、サントリーの歴史とともにある程度知っているわけで、それに対しての「韓国紙の難癖」というのも、韓国紙の日本語サイトに掲載されているので読んでみたんですが、正直「あの国のことだから」と理解しつつも酷い内容。

『日本の「成功神話」の多くはこのようにファクション(Faction)だ。ファクト(Fact)にフィクション(Fiction)が適切に加味されている。結果が良いため過程が美化され、このような「創造ストーリー」となる。誇張を少し混ぜて表現すれば「捏偽変創(捏造+偽造+変造=創造)」だ。』

最初の「日本」を「韓国」に置き換えると、そのまま当てはまる話。日本の産業が明治前後の西洋文化流入時から、海外の技術の「模倣」から始まったのは、これは歴史の事実。それを低価格の日本の労働力で安く製造して「安かろう、悪かろう」という評判があったのも事実。でも、そこから日本的工夫と改造が加わり、多くの分野で「日本製」として認知されているのも事実。ウィスキーにしても、製造方法や手順は同じかもしれないけれど、気候だって異なる日本で本場以上の製品を作るためには、単に手順を真似るだけでは無理なわけで、そういう所を理解しないのがあの国の特徴ですよね。コラムの中で中国のモバイルメーカー「シャオミ(小米)」を例にしているけれど、まさにSamsungの携帯部門が同じ事をやって来たことを忘れているのだろうか。勿論、一般に流布されている話には、多少は誇張や誤解が含まれて、それが都市伝説的に「正論」として誤解されている場合もあるから、"Faction"が有る場合もあるけれど、それってオリジナルが層の場合もあるし、このコラムのように聞いた側が勝手に誤解しているケースもあるわけで、それを認識しないでこういうことを公共の場に公開してしまう度胸というか厚顔無恥さと言うか、いかにもあの国の人だなと感心したりして。

最後に韓国の現状を憂えているけれど、韓国の場合自ら相手の製品を模倣することすらやらず、併合時に韓国に進出した日本企業の技術や設備を継承して、そのまま利用しているだけという、もっと程度の低い楽な位置から始まっているって事を認識しないと。それに、日本のお菓子、食品、製品、アニメ、技術、スポーツ、歴史等散々模倣して、その出所も捏造していることを、彼らは認識していないんでしょうね。そう言う歪みの中で生まれて成長している国の人間って、これからどうなるんだろうか。

所で、この韓国紙の日本語記事。東京総局長が虚偽の内容も含む記事を掲載しているわけですが、ニッカなりが「名誉毀損」で提訴したら、彼は「言論の自由侵害だ」と言うのだろうか。

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