2014年9月6日

Bitcasaのファイル復元中

突然消えてしまったBitcasaに保存していたファイル群。テクニカルサポートにメールを送って二日後返事が来ました。現象の説明などして返信をすると、次の日に「こうやってみて」というリカバリー手順を送ってきました。Bitcasaは、そのファイル自体を保存するのでは無く、一定の単位で暗号化した物を保存して、ファイルの実態としてはそれらを組み合わせた物を「ファイル」に見えるようなフィルターとでも言うのか、用意しています。ファイルシステムみたいなものですね。で、その暗号化された部分は、世界的に見れば重複したものが沢山あるだろうから、物理的に一つ一つファイルを保存するよりもずっと少ないデータ量で見かけ上のファイル保管が出来る、と言うのが彼らのビジネスモデル。今回のケースは、個人アカウント毎に用意されているそのフィルター部分が何らかの理由で壊れた、差し替わった等の理由で、データとしては残っているけれどビジブルになっていないと言う説明。

先ずは、過去に接続したデバイス(自分の場合は、デスクトップ、ノートブック、iPhone4sの3種類)のリンク情報を削除。そこでもう一度Log-OFF/ONしてみろとのこと。やってみたんですが、削除するためにアクセスしているリンク派削除出来ないので、以前のフィルター情報派削除できないんじゃ無いのか? 一寸矛盾した話。結局、この方法では駄目。そこで次の方法として、BitcasaのVersionsと言う機能を使えという指示。これ、MacのTime Machineみたいな機能で、一寸凄いなと思うのが、日付と時間単位で遡って履歴を戻すことが出来る事。実際に保存しているデータが、フィルター情報だけという事もあるけれど、この技術は一寸凄いなと思いました。で、この機能、実は問い合わせる前にやってみたんですね。でも、その時には全然ファイル情報は現れなかったんです。で、今回やってみたら、何と以前のファイル情報が表示されるじゃないですか。ここから、表示されたファイルをダウンロードするかリンク情報を送ることが出来るらしい。ダウンロードすると何十TB落とさなきゃいけないから、これは非現実的。で、リンク情報を自分に送って、その場所にアクセスしてみると... おぉ、ファイルが戻っている。

最初初めてフォルダーが戻って喜んだんですが、フォルダーの中を見てみたら空。「えーー」と思ったんですが、数分してアクセスしてみるとその中身が戻っています。どうもサーバー側でファイルやフォルダー情報の再構築を実行しているみたい。何十万というファイルが置かれていましたから、これは暫く様子を見た方が良さそうです。でも、既に復元されたファイルを見た感じではデータとしては何とか元に戻りそうな雰囲気です。一つ心配したのが、タイムスタンプが全部今日の日付になら無いかと言うことですが、それも以前の日付のままのようなので、一安心。ただ問題が一つ。Bitcasaのドライブ使用量が、以前の3倍位になっている(笑)。まぁ、無制限の契約なので、どれだけ増えても問題無いけれど、いやいやなんで3倍にも膨れあがるの? まぁ、見た目は3倍になっても、実際に増えているのはフォルダーとファイルの情報だけだからそんなに増えては居ないはずですけどね。いずれにしても、一寸一安心。しかも、なかなか賢いリカバリー機能があることが分かり、Bitcasa、少し見直しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿