2014年9月13日

朝日の911

朝日新聞木村社長による謝罪記者会見。これで幕引きをしようとしているのかもしれないけれど、これまでに波及して発生している数々の事柄の責任はどうするつもりなのだろうか。で、朝日新聞社内からも色々な意見が出て居るみたいだけど、気になるのが「朝日の911」と言う言い方をしている記者がいるということ。この「朝日の911」とは、

  1. WTC等にに突入したテロリスト=朝日新聞
  2. WTC等で被害を受けた一般市民=朝日新聞
どちらの立場だと言いたいのだろうか。前者の場合その主義主張は認めるけれど、その手段として関係無い人を巻き添えにすることは非難されるべき事だし、許されることでは無い。でも、肝心のテロ組織側は別に謝罪もしていないし、あの行動自体は「聖戦」として続けることを主張しているわけだから、朝日新聞としては、今回の件に懲りずに今後もこういう誤報捏造虚報を続けて世間に迷惑を掛け続ける、ということになってしまう。

後者の場合、朝日新聞が被害者というなら、じゃぁ誰から攻撃を受けたというのだろうか。産経新聞? その他のメディア? あるいは一般読者? いずれにしても、今回の謝罪騒ぎが朝日新聞の受けた他社からの攻撃による結果というのならば、それって大きな勘違いというか何も分かっていないとしか言えません。

と言うか、911の事件と今回の件は全く関連性も同一的な要素も無い事象。仮に比較するのであれば、料亭とか食品メーカーの「偽装食品騒動」に類似性を感じるわけで、これまでそう言う事件が発生すると、偽装を起こした側には非常に厳しい意見を言っていた本人が、この程度の対応しかしないわけですから、偽装食品で、仮に体調不良とか発生した場合、その対応をしなきゃ行けないわけだけど、日本に対して情報戦で大きな被害を与えたメディアは、今のところ何もしていないに等しいわけですから。まぁ、911になぞらえてしまうことが、今の朝日の駄目駄目感を表しているような。

で、いわゆる慰安婦問題でも、取消記事について謝罪はしたけれど、「広義の強制性は残る」みたいな事をまだ言っている。確かにそう言う事象もあっただろうけれど、そもそもその話題が出てきた根拠が否定されているんだから、別の証拠を積み上げて議論を再構築しないと無意味。そう言う態度が取れないのならば、朝日新聞にしてもその他メディアにしても、メディアとしての存在意義は無いですよね。そう言う意味で猛省して欲しい。


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