2014年9月30日

ドコモの機械翻訳サービス

ドコモが機械翻訳の会社を合弁で立ち上げると言う記事。2年くらい前から、ネットで翻訳するサービスを展開していたドコモが本格的に翻訳ビジネスに入る足がかりを作ったという感じなんでしょうか。2020年のオリンピック・パラリンピックは勿論、急増している海外からの渡航者向けに目の付け所としては良いかも。将来的には、海外に出かけた日本人が同様のサービスを相手国で使えるようになると、さらに嬉しいかもしれませんね。

利益を目指すなら書籍とか文章類の機械翻訳何だろうけど、ドコモとしてみるとやはり通常の会話をリアルタイムで翻訳して、母国語同士でも十分にコミュニケーションを取ることが出来るサービスをしてくれたら、これは結構潜在的なニーズがあるかも。ドコモだと、観光客向けに国内のWi-FiやLTEの利用サービスもまとめてつけて、この翻訳サービスを簡単に利用出来るようなパッケージを作ったら、結構受ける気がする。

そのうち、こういう翻訳サービスが手軽に利用出来るようになると、海外からの旅行者と会話するよりも、国内の方言の違いによる戸惑いの方が増えてきたりして。その時には、「方言翻訳サービス」を考えてもらうしか無いですよね。で、世界中で通常の会話でも翻訳サービスを使い出して、どの原語が母国語なのか分からなくなってきて、知らないうちに色々な原語が混じり合った「国際中間言語」みたいなものを全員が話すようになり、実は翻訳機能はいつの間にか使われなくなった、とか。ただ、その時には文字変換サービスも準備しておかないと、話し言葉は世界共通になっても、書き言葉はバラバラで書き物とか書籍は読めない、なんていう時代になるかも。だから、知識や文化の伝承は、昔々のように後述のみになったりして。

成城石井ローソン

投資ファンドが売却を計画していた成城石井を、ローソンが買収することになったという記事。うーん、ローソンかぁ。微妙だなぁ(笑)。コンビニ業界では、7/11、ローソン、ファミマが3強で、ビジネス規模もこの順番だったと思うんですが、個人的に感じる品質の部分では、7/11とファミマがローソンを超えていると感じるんですよね。特にお弁当とかお総菜関係は、ローソンには良い印象が無い。そこに成城石井が入って、改善されるなら良いけれど、変なコスト意識を押しつけて成城石井のクオリティが下がると悲しいなぁ。

浜松には、浜松駅に成城石井が入っているけれど、さらに店舗展開してくれないだろうか。イオン浜松市野に出店してくれれば、毎日でも通うんだけど(笑)。浜松駅の店舗も、もう少し広くなって取扱商品数を増やし、後お総菜系をもっと充実させて、出来れば20:00閉店じゃ無くて21:00とか迄やってくれれば、金曜日の会社の帰りに買い物して帰宅できて嬉しいんですが。

タッチはTPOで

PCWatchの記事から、タッチ対応PCの需要が大幅に下回るという記事。スマホやタブレットでは必須機能の一つですけど、伝統的なクラムシェル型のノートブックパソコンでは、正直先ず使わないです。デスクトップだと、画面も大きいし、タッチしても後がしっかりしているから大丈夫だけど、ノートブックだとどうしてもヒンジの具合でゆらゆら揺れたりしますし、大体手元にポインティングデバイスがあるのに、わざわざ手を前に伸ばして画面に触れる必要性が分からない。

画面が分離する2-in-1スタイルや、画面部分が回転してタブレット形式になるものでは、タッチ機能は必須なわけですが(キーボードが無くなる・隠れるから)、クラムシェル型では不要ですよね。Windows8.1で、モダンI/Fしか使わないのであればタッチ機能も便利かもしれないけれど、そんなことは正直99%ないですしね。

スマホにしてもタブレットにしても、Appleが先鞭をつけたiPhoneやiPadのように、単機能をシンプルに使うために出てきたデバイスだから、その範囲で使うI/Fとしては便利だし必須。でも、今のWindowsタブレットのように、Windows機能を使うことを前提にした製品だと、元々タッチ機能を使わない事を前提にした環境なんだから、そこに無理矢理タッチを入れ込むのは無理。さらに、画面サイズが小型化していくのに解像度はアップしていくから、指だけで操作するのも限界があります。iPadはiOSを使っているから、それ程キーボードやポインティングデバイスに依存した操作性を要求しないけれど、デスクトップOSのWindowsをそのまま使うWindowsタブレットでは、その互換性がメリットであり限界でもあるんですよねぇ。

スマホやタブレットがPCを駆逐すると言われて、確かに一部の分野とか目的では既に置き換わっている気がするけれど、やっぱりTPOによって向き不向きがあるわけで、その点をちゃんと理解しないと、タッチだけあれば良い、タブレットで全て置き換わるというのは無理があります。簡単な編集機能(メール入力程度)やブラウズ目的ならタブレットがメジャーになるけれど、メール入力も仕事で一日に何十通、何百通も処理するとなるとノートブックPCが必要だし、画像の編集だってトリミングとかちょっとした輝度修正ならタブレットでも可能だけど、一寸色調を変化させたり、細かな切り抜きをするとかなると、ノートブックPCでも足りませんしね。今後は、タブレットはタブレットという新しい分野を確立していくんじゃ無いだろうか。で、将来的には音声I/Fとか、クラウドでスーパーコンピューターが動いて、タブレットは単なる人間とのI/Fデバイスになったとき、今のパソコンは無くなるのかもしれない。

2014年9月29日

イオン浜松市野リニューアル

自宅近くの大型モール、イオン浜松市野が現在リニューアル中で、半分近い店舗が改装中です。閉店する店舗もあるけれど、場所をモール内で移動するだけの店舗もあり、「閉店」というチラシはあちこちでぶら下がっているけれど、本当に撤退する「閉店」なのか、店舗移動のための「閉店」なのか分からなくてややこしい。また、新しいお店がいつどこに何が来るのかも情報が少なくて困ります。

8月終わりくらいから閉鎖店舗の売り尽くしセールが始まり、また移動店舗などの情報も出てくるようになりました。9月も終わりに近づくと、新規店舗の開店準備なんかも始まり、何となく新しいお店も分かってきました。これまでのモール店舗での不満の一つが、男性用の衣料品、特にフォーマルっぽいかんじのものが殆ど無かったこと。で、そう言う不満が多かったのか、今度TAKA:Qが2Fのフロアにオープンするらしい。系列のsemanticdesignが既に営業していましたが、ちょっと世代的に若すぎるブランドなので、これは歓迎したいところ。

ちょっとビックリしたのが、American Eagle OutfittersとOld Navyが新規開店するんですが、その場所が1FのL字の角部分に向かい合わせなんですよね。AEOは以前Seriaが会った場所、Old Navyは以前ゲーセンがあった場所に、結構広い区画を確保している様子。この並びには、AEOの横にはAigle、Eddie Bauerが並んでいるし、Old Navyの一つ横にはGlobal WorkやQuicksilverが並んでいます。AEOの上2F部分にはオサダがあるし、1Fの奥には無印良品とユニクロもあるし、改めてアパレルビジネスの大きさを感じますねぇ。

さらに、唯一のスポーツショップだったイオン系列のSports Authorityが撤退してどうなるんだろうかと思っていたら、元の2/3位の規模でヒマラヤが開店。残りの部分は、赤ちゃん用品のお店が入るらしい。それ以外にも開店準備をしている区画があちこちにありますが、知らないお店の名前ばかりなのでよく分からない(笑)。

実は、AEOもOld Navyも、個人的には相性が合わないというか、USでも買い物をしたことが無いブランドだから、今回の開店もそれ程メリットが有るわけじゃ無いけれど、これまで手薄感を感じていた男性顧客の30代から40代当たりをカバーするお店が今後増えてくれると嬉しい。店舗の入れ替えが終わって、新規のお店が開店する、11月になってから全体の印象がよく分かるようになるんでしょうね。今は改装中のお店ばかりなので、何となく寂しい感じがします。

UA MP 1K 2015

先日の沖縄マイルランのマイルがUA MPのアカウントに振り込まれて、無事に2015年のUA MP 1K達成。早速、GPU/RPUも振り込まれてきました。フライト系では、このUA MPだけなので、取りあえず今年の目標達成だけど、まだこれから年末に掛けてもう少しマイルが増えるかも(笑)。それがあれば沖縄マイルランも不要だったんですが、なんせ年末ぎりぎりのトライになるかもしれないので、早めに達成しておくのに越したことはありませんからね。

ホテル系もHHORNORSは、VISA Platinum特典達成の10滞在をすでに消化済み。まだアカウントの情報は更新されていないけれど、最悪年内にまだ数回滞在予定なので、多分大丈夫でしょう。もう一つのメインSPG系は、残り3滞在。多分こちらも大丈夫だとは思うけれど、これから宿泊料金も高めになるので、日にちは選ばないと。こういうことを調べる時期になると、あぁ今年も終わりだなぁと感じるのって、病気かな(笑)。

2014年9月28日

タフな試合

天候にも恵まれて絶好のフットボール日和の昨日、いゃぁタフな試合でした。失敗やミスも多くあったけれど、それを引きずらなかったというか、切替が良かったですよね。

オフェンスは、最初にポンポンと得点出来たのが助かりました。途中失速して諦めかけたけれど、何とか最後にもう一度流れを掴み、勝利に繋ぐことが出来ました。ただ、最後時間消費モードになった時も、もう少し積極的に点を取りに行かないと厳しいだろうなぁ。まだまだQBとWR/RBの練度を高めないと。

ディフェンスの最大の功績は、なんと言っても最初の得点を全てFGで凌いだこと。5FG×3点=15点と、5TD×7点=35点では、全く状況が違ってきますからね。勿論FGとは言え失点しないことが望ましいのだけれど、でも攻め込まれていつもだとズルズルとそのまま押し切られるのが、今回はちゃんと踏ん張って仕事をした、という感じでした。

修正点は、オフェンスもディフェンスも、兎に角ミスを無くすこと。オフェンスは、ミスが無ければ少なくともあと2TDは取れていただろうし、ディフェンスも唯一許したTDも含めて2FGはブレイクできたんじゃ無いだろうか。

次は昨シーズンの準優勝チーム。スキルフルなQBと強力なDLを補強して、ますます隙が無くなってきたチームに対して、さらに厳しい試合になりそう。こちらは上位チームとの連戦で、体力的にも厳しいけれど、こうなったら勢いでおしきるしかないですよね。決して歯が立たない相手ではないし、うちも好調を維持しているし。兎に角この試合に全力で当たれば、道も開けてくるだろう。

2014年9月27日

航空管制施設の火災

シカゴ近郊の航空管制施設で火災が発生し、580便以上も結構などの影響を受けたというニュース。リンク先の産経新聞の記事では、放火の可能性も示唆しているけれど、なんか「ダイハード Part II」でそんなシーンがなかったか? しかし、ORDをHubにしているUAは大変ですね。影響が少ないことを祈るばかりです。

日立の年功序列制度

昨晩ニュースを見ていたら、何処のチャンネルでも、日立製作所が年功序列制度を管理職から撤廃するというニュースをしていました。で、日頃はグローバルスタンダードと良いながらも、何処のチャンネルも「古き良き日本が失われる」みたいな事を言っている。幸か不幸か、社会人になったときに入った会社が外資系企業で、そこではある程度日本の年功序列制度は取り入れていたけれど、基本的には能力主義、実力の社会。そう言う現場で20年揉まれてきたから、個人的には今回の日立や数年前の日産などは、後手後手と言う印象。

勿論、年功序列にも良い点悪い点あるわけで、どちらが良いとか悪いとか言うは無しじゃ無いんですよね。余裕がある時には、経験値や知識のある人材を確保して、そこから次の技術やビジネスが生まれてきたのは確か。ある意味、ミッドレンジ、ロングレンジのプランをベースにビジネスを進める感じでしょうか。方や、欧米型のビジネスモデルでは、短期利益がまず要求されるわけで、そう言う意味では短期のビジネスを積み重ねて実績を作った後でやっと次のビジネスプランを作る事が出来る。そう言う環境の中では、短いサイクルでビジネスや製品を回すことは仕方ないわけで、それはそれで成功と撤退を短期に判断して繰り返すことが出来るから大負けも大勝ちもしないけれど、何かとんでもない製品やビジネスは出てこないんですよね。結局、短いサイクルで成功を積み重ねて、ビジネススケールを拡大して、最後は過半数を超えるメジャーになれば成功だけど。

で、そういう「脱年功序列」を伝える既存メディアだけど、彼らはどちらのシステムに属しているんだろうか。何か、旧態依然としたシステムの中で安閑としている人間が偉そうに批評しても何も感じないような...

あるニュース番組で、某キャスターが「欧米型の成果主義が、大企業で必要なのは分かるけれど、中小企業では馴染まない」みたいな事を言っていたけれど、中小企業こそ独自技術で生き残りを図らないといけないわけだから、まさに実力主義、あるいは徒弟制度の極みを「匠」として残さないと、次の世代に残らない訳です。彼らは、突出した独自技術、専門技能、匠の技があるから何十年もその仕事を綴ることが出来るわけで、それは単に年齢とか社歴から許されているわけじゃ無いんですよね。そう言う現実を理解していない大手メディアっていうのを、リアルに見た気がしました。やっぱりあの会社は「甘いな」まだまだ。

今年の天王山 その1

毎シーズン、上位チームとの対戦=「天王山」はあるわけで、そう言う意味では珍しいわけでは無いけれど、今年は昨年以上に肩に力が入る状況。オフェンスもディフェンスも、戦力的には昨年以上の陣容。相手も戦力は充実しているけれど、スキルではうちが上、経験では相手が上。さて、どちらが最後まで冷静に試合を見つめて、勝利の後ろ髪を掴むのか。信じてただ前に進むのみ!

2014年9月26日

曲がるiPhone6

爆発的なiPhone6の販売実績は、色々な騒動を起こしていますけど、ちょっとAppleも意外だったんじゃ無いかと思うのが、ポケットに入れていたら曲がったという話。前機種から薄くなりサイズもアップしたので、確かに曲げ方向に対しての強度は少し弱くなるのかもしれないけれど、既に同サイズのスマホやタブレット製品は他者からも沢山でいるわけで、それらの製品強度と比較してどうなんだろうか。私も、iPhone4sや携帯、さらにはICカード等をジーンズの前や後のポケットに入れて出かけていて、ふと曲がっていないか気になることも時々ありますが、ああいう場合に掛かる圧力というか力はどのくらいなんでしょうかね。これまで日常的に使っているノートブックパソコンは、原則鞄に入れて持ち歩くから、余り気にしたことの無い心配です。

とは言っても、ノートブックパソコンも初期の頃は鞄に入れていると、満員電車の混雑とか、一寸した衝撃で壊れたりおれたり何ていうことがありました。当時は繊細な道具だったけれど、だんだんと強度が改善されて、今ではかなり頑丈になったけれど、アレだってある程度のサイズがあればこそですからね。あと、最近のノートブックパソコンは薄型になってきたも有り、内部もかなり密度濃く実装されているんでしょうけど、以前の製品はそれなりに空間というか隙間なんかもあったので、外装が強固になっても、内部の部品が動いたり衝撃で外れたり何ていうこともありました。

ふと思ったのが、SamsungとかLGEが出している「歪曲しているディスプレースマホ」って、こういう曲げ圧力に対してどうなんだろうか。例えば後のポケットに入れている場合、湾曲画面とお尻の面があっていれば、何となくフィットして良さそうな気もしますが、湾曲の方向が違ってくると、逆にお尻に食い込みそうな気もします。あと、間違って凸面側がお尻と接してしまったときに、そこに圧力が掛からないかとか。

ズボンのポケットに限定して言うと、財布とかを入れていても邪魔に感じることがあるわけで、そこにさらにスマホを入れるというのは大変そう。あと、必ずポケットが空いているとも限らないわけで、そうなると少なくともスマホに関しては、ポケット以外の何か格納手段が必要では無いかと思うんですよね。例えば拳銃のホルスターの用に、ベルトとか小脇に入れるポケットをつけるとか。あるいは、昔の懐中時計のように、ベルトとか洋服のポケットに引っかける形でもいいかもしれない。いっその事、日本の和服を考えると、袂とか懐に気軽に入れられるから、これから温暖化してきて暑い日が続くようになると、案外浴衣とかが今のかりゆしやアロハシャツに変わって「超クールビズ」として流行るかも(笑)。

遠鉄50万人のビッグデータ

ITmediaに掲載された、遠鉄(遠州鉄道)による50万人のビッグデータ活用に関しての記事。利用者がほぼ浜松市を中心とした静岡県西部地域に限定されることや、その場合の人口比でみて50万人と言うと約半分くらいのカバー率(成人人口で考えたら80%位?)での動態調査となるから、かなり正確なデータ解析が出来るんだろうなぁ。残念ながら(幸いながら-?)、私は「えんてつカード」は保有していないので、このビッグデータ解析には含まれないんですが。

遠鉄では自社のICカードとして「ナイスパス」と言う名称のカードを発行していて、こちらは私も保有して市内のバスや鉄道(赤電)に乗るときは利用しています。これを、「View Suicaカード」みたいな一体型にしてくれるなら、考えないでも無いんだけど。もっとも、個人的に一番Suicaの利便性を感じるのは「モバイルSuica」で携帯(スマホ)一つで移動も買い物も出来るところなので、その点微妙なのは確か。で、ナイスパスと連動しないと、バスや電車の傾向分析は出来ないと思うんだけど、どうするんだろうか。えんてつカードでオートチャージを設定しているナイスパスの履歴を、そのカード保有者データとマージして分析するんだろうか。それはそれで、記事の最後にも書いてある「気持ち悪い使い方」に繋がりかねないんだけど。

「ビッグデータ」と聞くと、どうしても大規模で混沌としたデータの海の中から、一筋の意味あるデータを拾い出すような、凄く大変な作業を先ず想像するのですが、このえんてつカードのように、利用者も利用地域も利用目的も限定できて、さらにカバー率が非常に高ければ、そこから拾い出されたデータの持つ優位性や相関性に関しても信頼性の高いものが出てきそうですね。日本全国とか関東とか出なくても、こういう地方の中核都市とか地域限定での分析って面白そう。場合によっては、浜松市の市街地再開発のヒントとかも出てくるかも。カード保有者の生活圏、購買傾向、市街地への移動履歴、なんかの相関関係を見れば、市街地で準備すべき店舗やサービス業態が絞れるだろうし、場合によっては曜日とか時期によって販売形態を変更してみるとか。

書かれている内容的には、ビッグデータの活用方法の一例としてそれ程珍しいものでは無いと思うけれど、地元企業の話と言うだけで一寸興味の強さが変わってしまいます。

無視する歴史

中国を民主化せずに一党独裁体制を維持するのは、1,000万人を超える死者や国家の分裂を防ぐためという論文を、中国のセルビア大使が書いたという記事。毛沢東の数々の失敗(大躍進政策とか文化大革命とか)は、どう説明するんだろうか。

タイミング良く、同じ産経新聞には宮家氏のコラムが掲載されていて、ここでは「中華とはなんぞや」という話が書かれています。コラムに寄れば、「中華」とは民族とか人種ではなく、「中原」を支配するものが「中華」だという説明。まぁ、言ってみれば、会社の中で色々な派閥や外からの転職組が、「社長/CEO」というポジションを狙って丁々発止戦う様子と同じなのか(をぃ)。

この地域、肥沃な大地で定住農耕民族が住んでいたところに、周辺から他の遊牧民や狩猟民族が進入して支配すると、それがイコールこの地域の長になるという、言ってみたら陣取りゲームみたいな事を延々と繰り返してきたわけですね。となると、今はまとまっているように見える中国であっても、何かの拍子にバランスが崩れたら、また権力闘争、あるいは地域紛争が勃発して国内混乱が発生するかも。(いゃ、期待しちゃいけないだろうけど)

ただ、それが昔であれば、中国の国内騒乱として外から見ているだけでも良かったけれど、今現在世界第二位の軍事力を持ち、経済力も持った「大国」になってしまったわけで、そうなると少しのことでも海外に影響することは避けられません。そうなると、さらに迷惑なのが中国の周辺国なわけで、北朝鮮とか韓国がどうなろうと困らないけれど、日本には何が無くてもちょっかい出してきそうだし、ベトナムとかフィリピンとか目の上のたんこぶにも何かやってきそうだし。

普通ならば、過去の歴史を顧みて、もう二度とそう言うことはしない・やってはいけない、と言う考えが出てくるはずなんでしょうが、結局は「俺ならもっと上手くやれる」という意識しか出てこないんでしょうね。最初の二つの記事を見て、何となく中国の態度というか迷惑な態度の理由が、ストンと納得できた次第です。だからって、問題解決には全く繋がらず、ますます頭が痛くなるだけですが...

2014年9月25日

マイルラン (HND-OKA)

2015年のUA MP 1Kに王手状態だった先月、12月までには旅行の予定もあるけれど、あと少し(1,414PQM)となると早く達成して安心したいという性格なので、ついつい入れてしまったHND-OKAのマイルラン。流石に連休中は高くてどうしようかと思ったんですが、余っている有休消化も兼ねて昨日一日は空の旅で費やすことに。

往路は羽田発10:20のNH129那覇行き。いつもの会社出社と同じひかり号を使って9時少し過ぎに品川駅に到着すると、羽田に接続する京急がトラブルで遅れている。ただ、丁度ホームに入ったところで、前の遅れている羽田行きが入ってきて、予定よりも数分で空けど早く空港に到着しました。

すでにWebチェックイン済みなので、セキュリティチェックを通過して制限区域内に。一度ANA Loungeによって手早くメールチェックしてから、出発ゲートの#61に向かうのですが、ラウンジを出た直ぐ目の前でラッキーでした。この日のフライトは、家族連れ中心に満席に近い状態でしたが、家族連れとかカップルばかりだったためか、一人旅の私の隣の席は空席。まさかブロックしてくれたわけじゃ無いと思うけれど、ラッキーでした。最近ちょっと疲れ気味なので、スポットアウトして動き出した頃から眠ってしまい、途中何度か目を覚ましたけれど、殆ど寝て過ごして那覇空港到着。2時間少しのフライトでしたが、短かったこと短かったこと(笑)。

那覇から羽田へ戻るには、一時間半後に出発するNH130を予約。一つ早いNH128と言う便もあったんですが、これって多分乗ってきたNH129の折返しだろうし(ターンアラウンドタイムが約50分)、そうなると同じCAさんと顔を合わすのが恥ずかしいし(笑)、あと空港に13:00頃に到着してお昼食べる時間も無いまま引き返すのもなんだかなぁだし。

空港に到着して先ずは向かったのはA&Wのハンガーがー屋さん。以前食べて美味しかったので、ここ以外の選択肢は考えていなかったんですが、今回食べてみたらそれ程でも無いなぁ... サイドオーダーでは、わざわざコンボ設定ではないオニオンリングを注文したんですが、こちらは揚げたてではあったけれどちょっと衣が粉っぽくて今ひとつ。期待値が高かっただけに、一寸残念なお昼でした。

お腹も一杯になったので、再びセキュリティを抜けて制限区域に入ります。まだ時間が有ったのでANA Loungeに入りここでもメールチェックをして暫く休んでからゲートに向かいます。事前の予定では#35でしたが凄い混雑している。何だろうと思ったら、遅れていた伊丹行きにゲート変更されています。肝心の羽田行きは何処だと探すと、反対側の#32に変わっていました。で、そろそろ優先搭乗が始まるという時間でしたが、まだ飛行機がゲートインしていないorz 「あちゃー、ディレーだよ」と思っていたところに、やっと飛行機が入ってきて、乗客がぞろぞろ降りてきました。この時点で14:35発予定が15:00発に変更されて、搭乗開始も14:45からと言うで、暫くゲートの周りで時間を潰して優先搭乗が始まるのを待ちます。

ほぼ予定通りに搭乗開始。復路は乗客が少なかったからでしょうか、15:00にはドアクローズとなりました。復路も、私の隣は空席で、前の席は2席空席になっています。実は搭乗前にこの状態シートマップで把握していて、前の席に移動しようかとも思ったんですが、面倒なのでそのままにしておいたんですが、後から移動しておけば良かったと後悔することに。

離陸してうつらうつらしていると、背中のシートを後からガタガタ押したり何か蹴るような感じが伝わってきます。しかも立ったり座ったりしているのか、背もたれの一番上を何度も持って動かす感触が伝わってきます。余りに何度も繰り返されるのでCAさんを呼んで注意してもらおうかと思っていたところで納まったのでそのままにしていたんですが、何処の酔っ払いオヤジだと憤慨しつつうつらうつらしているうちに気がつくと飛行機を既に紀伊半島沖を通過しています。このまま真っ直ぐに羽田に向かうかと思ったら、浜松を過ぎたあたりで進路を右に取り出し、伊豆半島の先をかすめて三宅島当たりまで回り込みます。「あぁ、空港待機だ」とさらに遅れることを覚悟。エアショーを見ていると、三宅島上空を通過して房総沖に反時計回りに回り込むような空路を取っていたんですが、さらに鴨川の於き当たりで8の字パターンを取り始めます。「何周回るんだろうか」と諦めかけたら、8の字の上半分の円周を回ったところで、再び進路を北に取り、羽田に向かいます。

事前に到着ゲートは#51とアナウンスされていて、そこって第二ターミナルの一番北側の端じゃんorz でも、このままほぼ真北に向かって行くとすると、A滑走路かC滑走路に降りるだろうから、そうするとそのまま誘導路に入って一番近いスポットになるから、そう言う意味ではタクシングは短くて済みそうです。でも実際は左に旋回してB滑走路に着陸。端っこで折り返してB滑走路沿いを戻ればまだ近いぞと思ったんですが、国際戦ターミナルと第一ターミナルの間を南に進み、第一ターミナル、第二ターミナルの南端まで移動してそこから左折して第二ターミナル側に出てくると、さらに第二ターミナルの南の端から目的地の北の端へえっちらおっちらと移動。もしかしたら反時計回りにしか移動出来ないのかもしれないけれど、わざわざ一番遠い道順でやっとターミナルにスポットインしてくれました。那覇空港で事前に品川発の新幹線を一つ遅いものに変更しておいて正解でした。

復路が残念だったけれど、こういう一日があっても良いよね、と自分で自分を納得させて帰宅した一日でした。


迷惑なマナー違反

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」の番外編、「水曜日の新幹線」。秋のシルバーウィークの飛び石連休終了後の水曜日に一日お休みを取って、2015年UA MP 1K達成のために、羽田-沖縄のマイルランをやったんですが、その為の浜松-品川の新幹線車中での不愉快な出来事。

まずは最初は往路の浜松-品川で。いつものように浜松駅からひかり号に乗車して、背もたれを倒そうとすると、少し倒れるもののそこから先に倒れない。何かつっかえ棒をしている感じ。席に座るときにちらっと見た記憶では、確かに後に座っていた女性はキャリーバッグを前に置いていたような記憶が。仕方が無いので、そのままいつもよりは背もたれが立った状態で少し窮屈な感じで座っていたんですが... 途中窓越しでちらっと後を確認したら、テーブルを出してそのテーブルと私の座席の間に、キャリーバッグのハンドルを延ばして入れている。だから、テーブルの端とハンドルの端が座席の後ろに当たり、それでロックされた状態になっていたんですね。新幹線がカーブするときなどキャリーバッグが動かないように同じようにハンドルを延ばしてテーブルで押さえる人はあるけれど、これは一寸酷かった。意図的なのかたまたまなのか分からないけれど、きっとあの女性はxxxxx(以下自粛)。

帰りの新幹線でもちょっと不愉快な事が。品川駅でお弁当を買い座席に座ります。水曜日の夜なので、いつもの金曜日よりも空いているけれど、丁度私の後にも座っているサラリーマン風男性が。で、品川駅を出発して暫くすると、後の男性が派手なくしゃみをしたんですね。で、直ぐに変に甘ったるい匂いが周りに充満します。自分もトイレなどでくしゃみをすると同じ状態になるんですが、多分くしゃみをして周りにまき散らされた唾液の匂い何だろうな。こっちはお弁当を広げているところなので、匂いもそうだけど周りに後の人間の唾液がちらばつているかと思うと顰蹙以上。慌てて膝に出していたハンドタオルで周りの空気を追い払うように振ってみたけれど、気休めにしかならないよなぁ...

何れの場合も、一寸した注意で何の問題も無いことばかり。ハンドルだって目一杯延ばさなくても、左右に転がらないように、テーブルに引っかかる程度にしてくれればいいわけですし、後のくしゃみだってせめて手を口に当てるとかハンカチなどで口を覆うとか、幾ら突発的に出るものとは言えこれは最低限のマナーでしょう。実は、この時のフライトでも後ろの座席に座っていた女性乗客がちょっとアレな人で迷惑したんですが、新幹線にしても飛行機にしても狭い密閉空間なんだから最低限のマナーは守って欲しいところです。

2014年9月24日

クレームの本質

アジア大会のバトミントンの試合で、本来室内の無風状態で試合をするはずが日本チームに不利なような風が吹いたという話。JOCは抗議文書を送ったようですが、「それも含めてのアウェー、今後の糧に」なんていうコメントがちょっと理解できない。

実際にその風が意図的に捜査されて日本に不利(=韓国に有利)な状態であったかどうかは、私には検証出来ないけれど、根本的な問題は「無風状態で試合が開催されるべき場所に風が吹いていた」ということですよね。言い換えれば、「競泳のプールに水流があった」とか「陸上のトラックが下り坂になっていた」とか「野球のボールが飛ぶボールになっていた」とか、そんな話と同じ事じゃ無いのだろうか。だから、風が操作された云々以前に、風が発生したことを抗議しないと。完全に密閉した試合会場と言えども、室内の換気はしないといけないし、場合によっては空調だって考えないといけない。だから、どんなに「無風」が試合条件であっても、何か空気の流れは必ず発生はするでしょう。でも、それが試合に影響すると感じる位、さらには日本だけでなく他にも抗議した国があったとしたら、やはり通常の試合では許されない試合条件であったと言っては良いのでは。となれば、そう言う必要な試合環境が提供されていなかったことに文句を言わないと。

例えば陸上競技の短距離とかだと、追い風参考があって、2m/秒を超えると記録は全て非公認々なります。だから、レースの間ずっと吹き流しとか風向計がゴール近くのフィールド内で計測されていたりするわけです。バトミントンにしても、試合コートの直ぐ横で何か風向計とか風車を回せば良いのに。

地元チームや母国チームに有利になるように取りはからう、所謂「アウェーの洗礼」という事と、今回のようなその競技のルールとか今回に関わる話は全く別の事柄だと思う。そう言うルール違反状態であっても試合するような無意味なことは、そのスポーツをすること、あるいはそう言う競技をする意味すら否定するものだと思う。

デジタルタトゥーとメディアタトゥー

先日JR大阪駅周辺でばらまかれた写真がネットで一斉に拡散した事件を取り扱った産経新聞の記事。一度拡散したものは、次々に複製転載されて取り消すことが出来ないので「デジタルタトゥー」というと説明しているけれど、それを言ったらメディアの誤報だとかも同様の話ですよね。産経新聞では無く朝日新聞の仕業だけど、いわゆる慰安婦問題に関しては、幾ら朝日新聞が誤報でしたと取り消したところで、既に拡散してしまった情報が消えるわけでも無いし、そこから派生した記録が修正されるわけでも無い。同様の話は、今のようにネットワークが発達する以前から会ったわけで、その当時はまだメディアに対しての信頼度も高かったし、メディア側もプライドは会っただろうし、読者数も限定されていただろうから、新聞紙上で訂正記事を出せばある程度は解決出来たのかもしれないけれど、今回の様に一度火がつき、それが30年間以上も放置されていたような場合、もうデジタルタトゥーというよりも、片手を失ったとか、体を半身不随にされたとか、もっと酷い状態にされて「さぁ、俺の体を戻せ」と言ってもどうにもならないようなこと。

「デジタルタトゥー」というと、つい最近の出来事のように錯覚してしまうけれど、昔か人づてであったり、あるいはちょっとした会話の端々が伝わって誤解されたりすることは幾らでもあること。言葉にしても文字にしてもデジタルコードにしても、「情報」は生まれたその瞬間から様々なノイズの影響を受けて変質して伝搬して複製されていくもの。その中でも、一度人の頭の中に記憶されてしまうと、なかなかそれを消すことは出来ないし、だからこそ間違ったことであっても自分の考えが正しいと思う人が出てきてしまう。「誤解を解く」という行動が、自分に対しての批判だとか懲罰だとかあるいは敵対行為と感じてしまうことすらあるわけですよね。

嘘も100回繰り返せば真実になってしまうけれど、逆に一度真実になってしまうと、今度は1000回10000回訂正しても直らない。情報リテラシーの一つだと思うけれど、自分が正しいと思ったことでも、先ず一度疑ってみて検証してみる行動は必要だと思う。時間の流れによって自分の立場や利益が変わり、それによって考え方も変わることもあるだろうし、当然新しい技術とか方法の登場によって、以前自分が持っていた意見の問題点が解決される、あるいは逆に新たな問題が出て考えが変わることもあるだろうし。

自動車メーカーが発売後もリコールをしたり、定期的に点検義務づけられているように、メディア企業に対しても情報修正義務とか定期的なレビュー機能みたいなものが必要なんじゃ無いかと最近特に感じます。知らないうちに、メディアによって背中に何か落書きされて、それを知らずに周りから我々ながら生活する野は我慢できないわけですから。

2014年9月23日

英語は身を助ける?

Business Media誠の記事から、英語能力の有無で40代以降の年収に数百万円の差が生まれてくると言うは無し。実際問題、今の時代は殆どの仕事で「英語・英会話」は必須ですよね。なんだかんだ言って、ビジネスの世界での標準語の地位は確固たるものですから。仕事以外だって、年間の観光客を1000万人から2000万人に増やすと言っている現代では、普通に歩いていたって海外からの旅行者と頻繁にすれ違う時代ですから。

実際に外国人と会って英語で話をする事が無くても、何らかの資料とか技術解説書で英語の文章を読むことは結構機会としてはあるんじゃ無いでしょうか。また、最近では機械翻訳の日本語ページも増えてきていて、昔と比べると翻訳品質もまぁ何とか理解出来るレベルになってきて入るけれど、それでも重要な部分は原典である英文に当たらないといけない場合もまだまだ沢山有りますからね。

40代でこれだけ年収の差が生まれると言う理由は、やはり英語能力があることで、給与体系の良い会社に移籍する転職する機会も増えてくることも理由の一つだと思います。ただ、それって単純に給料が良くなるだけで無く、競争も厳しくなるし、成果も厳格に求められるビジネス世界でもあるわけで、単に英語が出来れば給料が上がるという単純なものじゃ無いことも確か。結局、英語を勉強してスキルを身につけたから給料の良い仕事に到達出来るというよりは、色々とチャレンジして欧米とか海外の職場とか日本の職場とか経験して結果的に英語のスキルが身について給与もそれなりに達した、という感じの場合の方が多いんじゃ無いだろうか。

TOEICとかTOEFLとかのテストの点数よりも、相手と丁々発止話しが出来るような「尻込みしない迫力」みたいなものも含めた「英語のスキル」が、ここで言っている事だと思います。発音とか文法とか、多少あやふやでも相手に自分の意見を伝えて理解させることが一番重要ですからね。

2014年9月22日

物言えば唇寒し...

産経新聞が報じた、朴槿恵韓国大統領の「空白の7時間」の記事が、今度はその日本語記事を韓国語に翻訳して転載した人間にまで捜査が及んでいるという記事。個人的には、公人であってもプライバシーは尊重されるべきだと思うし、層であっても今回の産経新聞の記事がその「プライバシーの侵害」や「名誉毀損」に当たるかと言われれば、とてもそんな内容とは言えないと思っているので、それをさらに韓国語に翻訳した人間にまで捜査が及ぶとは。それなら、産経新聞が参照した朝鮮日報のオリジナル記事の記者なり編集者まで遡れよ、と小一時間。

大体、「空白の7時間」ではなく、ちゃんと所在が確認されているならそう言えばそれで終わりの話を、なんか自らその7時間を「無かったこと」にしようとして墓穴を掘っている気がします。日本では分単位で首相などの動向が新聞に掲載されるけれど、韓国ではそうすることは無いのだろうか。大体、有名なお店で食事をすれば「国民の苦しい生活を」とか因縁をつける程の日本のメディアも、今回の件は「そりゃぁ変だろう」と声を揃えるくらいですからね。

ただ、日本国内のメディアだけでなく、「国境なき記者団」とか「日本外国特派員協会」とかも批判の声は上げているけれど、国境なき記者団は「不起訴要請声明」だし、日本外国特派員協会は「懸念の表明」と、なんかやる気の無いレベルの抗議しか上げていない雰囲気。さらには、日本新聞協会編集委員会とか日本ペンクラブも「懸念」とか「憂慮」を表明しているだけ。何で抗議とか言論弾圧に対しての非難をしないんだろうか。特定秘密保護法の時には、あれだけキャンキャン騒いだのに、この程度の事でも懸念表明とかで終わりにするんじゃ、本当に開示すべき秘密の取材何て先ず無理だよね。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

翌日の土曜日にちょっと用事があったので金曜日夜の仕事帰りに宿泊。この日の予約は高目のレートしか無かったのでポイントで予約したんですが、チェックインの時に「リクエストされていたスイートへのアップグレードは申し訳ありませんが満室でして」と言われて??? そんなリクエストを入れた記憶は無いし、別に一晩寝るだけだからそんな大きな部屋にして貰う必要も無いし。で、「代わりにバルコニーのあるお部屋へアップグレードさせて頂きました」との事。で、部屋に行ってみると、このホテル上から見ると真っ直ぐな棒を二箇所で少し折ったような構造になっていますが、その曲がり角のお部屋。確かに曲がって尖って外に出た部分がバルコニーになっている。でも、部屋自体はそれ程広いわけでは無いけれど。

夜はいつものように1Fのレストランへ行きましたが、スタッフの異動があったのか知らない人ばかりで、また料理の傾向も変わっていて一寸味的には自分の好みとは合わない。さらに残念でした。何かモヤモヤしていたので、B1FのBarに言ったら悪酔いしたのか、つい部屋に戻ってきて無意識にポチッとしてしまうし。何か散財した宿泊でした。

2014年9月20日

iPhone狂想曲

昨日から発売開始されたiPhone6/iPhone6 Plus。例によって、各Apple Storeではお祭り騒ぎだったらしいけれど、今回はそれに輪を掛けてあの国の人達が騒いだみたい。他所の国に着てまで迷惑掛けるなよと小一時間。で、購入は一人2台までと決められているので、人海戦術でホームレスのアルバイトまで動員したみたいだけど、敵も然る者購入代金を受け取ってそのままドロンする強者も出たみたい。

ところで、購入のために並んでいた中国の方々。身元確認したら、結構拙い人も沢山いたんじゃ無いだろうか。ちゃんとした目的で来る人が殆どだとは思うけれど、こういうことをするのであればビザ発給とかちょっと考えた方が良いんじゃ無いだろうか。

EOS 7D MarkⅡ (2)

先日の危惧が的中(苦笑)。今朝いつものようにメールチェックしていたら、ヨドバシカメラから「ご注文ありがとうございました」メールが届いている。何だろうと思ったら、EOS 7D MarkⅡとバッテリーの注文確定のメール。全然記憶に無いぞ(汗)。どうやら昨晩酔っ払って戻ってきて、パソコンを弄っているうちに注文してしまったらしい。酔いの勢いだけで無く、実は金曜日に会社に行ったとき、友人と話をしていたら、「EOS 7D MarkⅡ予約しちゃった」と言われて、それで「俺も負けないように」という心理が働いたかも(笑)。

発売予定日は11月10日となっているけれど、もう少し早くならないだろうか。その日付だと最悪今年利用するのは1回だけになるし。

で、ボディを新調すると、今度は古いレンズも更新したくなってきた... 困ったなぁ...

Hilton Tokyo

とある用事(笑)で夜遅くなるので宿泊。ホテルに着いたのは15:00少し過ぎでしたが、成田からのリムジンが到着した後なのか、カウンター前には大きな荷物を持った人で一杯。このカウンター前には、太い円い柱が有り、これが動線を邪魔しているんですよね。柱の反対側にも人が並んでいて、危うく私の番が着たのに飛ばされそうになりました。

で、カウンターに行ったら、それまでいた女性スタッフがどこかに行ってしまい、5分位ずっと待ちぼうけ。隣で別のお客さんの対応をしていた女性スタッフが、そちらが終わったら対応してくれたけれど、ちょっと今ひとつ。

予約したときには、ヒルトンルームでしたが、エレベーターの近くでも良ければエグゼクティブルームが用意出来るとのことでお願いしました。フロアーに上がったら、エレベーターの前も前、エレベーターホールの真正面の部屋でした。入り口が少し回り込んだ場所にあるので、そんなところに部屋があるとは思わなかった。

リノベーションされた部屋らしく、バスルームが部屋に突きだしたような造りになっています。最初、ベッドルーム側からも入れるのかと思ったんですが、流石にこちらはガラスだけで入り口はレストルーム側のみ。明かり取りのためだとは思うけれど、一度バスルームを使ってガラスが汚れると、結局は締めてしまうから余り意味は無いような... あと、リノベーションして直ぐだからでしょうか、バスルームが汚れたトイレみたいな匂いがしました。

現在2Fのレストランフロアーを改装中と言う事で、ルームサービスの品数も限定されていて残念。それでも、これで年間10滞在達成となるので、HHORNORS VISA Platinum特典で来年度のDiamond確定となりました。

2014年9月19日

速さは力

今使っているEOS 7DのストレージはCompact Flash (CF)で、Sandisk Extream Proの32GBを使っていたんですが、試合中に連写していると胴式も書込バッファフルになり、暫くアクセスランプが点きっぱなしに。確か書込速度は80MB/secなので、そんなに遅いとも思わないのですが。で、先日、さらに高速(×1066、160MB/sec)のLexar Mediaの64GB CFを購入。サイズアップしたのは、32GBでも最近の試合では20GB位は一回で軽くオーバーするので、書込速度が上がり、枚数を記録できるようになると、32GBでは足りなくなるんじゃ無いかという考えから。

で、先日の試合で早速7Dに入れて使ってみたんですが、もう雲泥の差。シャッター押しっぱなしで連写しているときでも、全く連写速度が落ちることが無く、シャッターを離した瞬間にアクセスランプも消えます。スペック上は書込速度は倍になった程度ですが、体感で言うともっと速く5~6倍位、いゃ10倍位違うかなとも感じる位。バッファーに溜まらず、撮影したそばからそのままデータがCFに書き込まれるからか、連写速度も落ちること無くずっと最高速度のまま続きます。この日の試合は室内(東京ドーム)であったので、ISOは増感最大の12800まで上げてあったので、ファイルサイズも通常の倍以上8MB/枚はあります。それでも、このストレスの無さということは、昼間のそれなりに明るい条件だとどれだけ伸びるんだと嬉しいやら怖いやら。うーん、これでEOS 7D MarkⅡにしたら、64GBでも足りなくなるんじゃ無いだろうか。

しかし、困った。これでは、ますますEOS 7D MarkⅡを買わない理由が無くなってきたぞ...

乗換サービス

まぁ、今に始まったことでは無いけれど、iPhoneユーザーだけで無く既存のFOMAユーザー向けにも、もう少し乗り換えやすい、お得なプランを提供してくれないだろうか。結局、今の携帯ビジネスは、MNPした者勝ち、iPhoneユーザー勝ちの構図にどんどん収斂している。朝の情報番組で、MCの小倉さんが「僕は自動車電話の頃から30年近く使っているけれど、全然お得じゃ無い」みたいな事を言っていたけれど、流石に30年ユーザーだとそれなりの割引とかあるとはおもうけれど(少なくとも、12年以上の割引はある)、でももう少し下の中間ユーザーには何のメリットも無いのは不満。なんか、iPhoneで盛り上がる一部ユーザーに隠れて埋没している気がするなぁ。

2014年9月18日

独立するということ

今日はスコットランドの独立の可否を問う国民投票があるわけですが、仮にこの投票で独立が賛成されて、2年後に実際に独立することになると、欧州の他の国にもいろいろと波及しそうですね。私はそう言う国際問題に詳しい訳では無いけれど、スペインあたりは実際にくすぶっている地域もあるので、まずはスペインに飛び火しそうとのことですが。

今回のスコットランド独立に関しては、正直なところ仮に独立が反対となっても、スコットランドに取っては今後の交渉で有利な条件を引き出せるわけですから、名を捨て実を取ると言う事も可能なわけで、どちらに転んでもスコットランド大勝利という感じじゃ無いでしょうか。と言うか、実際に独立するとなると、周りからの圧力もあるだろうし、これまでは英国に依存していたサービスが無くなるわけで、逆にかなりインパクトも大きいと思うんですよね。だから、実際所はスコットランド当局にしても、大差で独立が否定されるのは困るけれど、僅差で敗れるのがベストと思っているのでは。

日本だと、沖縄が独立してと言う話をしているみたいですが、確かに地勢的には島嶼地域なので独立しても影響を受ける部分は少ないけれど、正直なところ基地経済が無くなるとしたら、今以上に厳しくなるんじゃ無いだろうか。しかも、日本政府から振興政策としてかなりのお金が毎年投入されているわけですしね。今度の知事候補の中には、米軍を追いだして中国・韓国の軍隊を代わりに迎えて防衛するみたいな事を言っているようだけど、他国の軍隊が駐留することに反対している場所なのに、別の国の軍隊を入れるという矛盾をどう説明するのか(と言うか、そんなことは考えていないだろうけど)。

「独立=自立」という事で、他者に依存することよりは望ましい立場だとは思うけれど、その為には必要な事も多いし、他者への依存ではなく他者との共存という視点で見てみると、また違ったメリットも分かるんじゃ無いだろうか。スコットランドの事はスコットランドで決めれば良いとは思うけれど、彼らだけが存在している世界では無い以上、周りとどう折り合いをつけていくかという事も、自立の重要な要素だと思います。さて、今日の結果はいかに...

連勝

昨日の試合は、まだまだ詰めの甘いところはあったけれど、終始安心してみていられる内容で、十分に合格的。ただ、前半のレギュラー中心の時と、後半の2本目、3本目の時とではまだまだ力の差があるのは大きな課題でしょうね。

これで上位3チームが、下位3チームのうち2チームとの対戦を完了したわけですが、得点では20点程他のチームを引き離して、攻撃力は期待出来ます。方や失点では、他チームと比べて3倍(1TD vs 3TD)とやや不満が残る結果。鬩ぎ合いになると、オフェンスは抑え気味になるし、ディフェンスは一発のミスから失点に繋がるので、この傾向は正直なところ嬉しくない。ディフェンスが残り10日のうちにどれだけ頑張れるか、それが来週から続く天王山2試合での勝敗の分かれ目になりそう。

まずは、次の試合。昨年も接戦だったけれど、今年は常に一歩先を行かないと。

所詮、その程度の...

とぉっっっっっても久しぶりな「金曜日の新幹線シリーズ・番外編」となる「水曜日の新幹線」。この日は、夜試合があるために新幹線で上京。試合の前にちょっと用事があったため、午前中早めの新幹線で東京まで移動しました。いつもは移動時間短縮のためにひかり号の指定席をEX-ICで取るのですが、この日は特に焦る必要も無く、またゆっくりのんびりしたいという事で、3日前までに申し込むと割引運賃になる「超早割IC」で、こだま号のグリーンを指定しました。ひかり号の指定を取るのに比べて、300円アップするだけですから時間の余裕がある時にはとってもお得。

で、浜松駅で車内に入ると、通路を挟んで一つ斜め後ろには、ちょっとアバンギャルド風の洋服をまとった女性が座っています。何となく若い(20~30代)感じはするんだけど、ちらっと見た表情とかヘアースタイルはもう少し上(40~50代?)風。まぁ、それは良いんだけど、グリーンの2席並んだ窓際に座り、通路側の座席やその前の床には、自分の荷物のトートバッグやバッグを開いて置いてしかも中身もその当たりに広げている。で、さらにビックリしたのが、自分が座っている席の窓の所に、ゴルフボール二つ並べたくらいの大きさの、多分猫だと思うんだけど人形を、外に向けて3体並べている。見る機も無く何気に視線がそっちに行って、そのことに気がついた瞬間「あっ、やばい物見た」と思わず目をつぶってしまいました。

その後注視はしていないんですが、ちょっとゴミを捨てに席を立ったりしたときにちらっと見ると、その猫の人形の位置とか向きとか個数とか、さらにはサイズが違っているので交代で窓辺に並べていたみたい。猫なり人形なりが隙なのかもしれないけれど、小学生とかがやるわけでも無し、いい年の大人がそこまでやらなくても...

その後、この女性も東京駅で降りたんですが、余り関わり合いにならないように先に席を立って出口に向かったのを確認してから自分も荷物を持って立ち、何気にさっきまでその女性が座っていた席を見たら... さっきまで猫たちがいた窓辺には、大きなスタバのカップが置かれていました。何だかなぁ... 好みが違うのは、その人の自由だからとやかく言うつもりは無いけれど、最後にちゃんと片付けくらいして降りろよと心の中で文句を言いながら下車した東京駅でした。

2014年9月17日

連勝目指して

本日は、第二節の試合が夜の19:00から。殆どのシーズンで第一節の試合で勝てなかったので、今日勝って連勝すれば、2007年シーズン以来、7年振りの開幕2連勝に。昨年の戦績から言えば、前回よりもランクしたのチームだけに、前回よりもオフェンスもディフェンスも良い結果を残さないと。勿論、油断は禁物。気を抜いて怪我をするのが一番怖いですからね。勿論、いろいろと波瀾万丈な結果や、あわやアップセットと言う試合が幾つも既に生まれている今シーズン、試合が終わるまで何が起こるか分からないので、絶対に気を引き締めなきゃいけない。それは、全力で対戦することで、相手にとっても次に繋がる結果を残す訳ですからね。

ただ、平日の夜の試合で困るのは、有休取っていかなきゃならないこと。試合当日は勿論、翌日も朝から仕事に出るほどの気力・体力も無いですから(笑)。それでも昔なら、半休+半休で何とか凌ぐんですが、まぁ有休も毎年最後に余ってしまい捨ててしまうこともあるので、今回は二日○○休むことに。でも、試合前には一寸ロケハンにも行かないといけませんから、大変なことに変わりは無いですけど。木曜日は、それでも早々に帰宅して、翌日金曜日の仕事にも備えないといけないし。まぁ、そろそろ体力的にもキツくなってきたから、こんな事が出来るのも今年が最後かも(笑)。今晩は、勝利の美酒を飲めることを祈って...

EOS 7D MarkⅡ

何年前からだろうか、毎年「出る、出る、今度は出る」と言われて続けて、うわさは出るけど本体は出て来ないお化けみたいなEOS 7Dの後継機。別モデルのネーミングから、「EOS 7D MarkⅡ」と仮称されて2年、3年。セミプロ、ハイアマチュア向けデジタル一眼機用として登場したAPS-Cのフォーマットが、フルサイズやミラーレスに移行して、もうAPS-Cは、7Dで打ち止めかと思っていたんですが、やっぱりニーズはあるということで、やっと登場しました。「EOS 7D MarkⅡ

35mm換算で×1.6倍の画角が稼げるので、スポーツ撮影や飛行機、鳥撮り等向きでしたが、世の中のニーズとしては、より高解像度でより高画質なカメラと言う事で、今の流れはどちらかというとフルサイズ。これは、コンパクトデジカメすらスマホのカメラ機能にマーケットを奪われる時代としては、ある意味仕方ないかも。

価格は税込みで22万円位と、取りあえず納得のお値段。Digic6を二つ使う贅沢な構成で、連写枚数が7Dの8枚/秒から10枚/秒と増えたのは嬉しい。さらに、ISOも今の7Dが常用6400、拡張時12800から、MarkⅡは常用16000、拡張時51200と大きく改善されていること。これなら、EF100-400 F4.5-5.6を東京ドームに持ち込んでも、1/1000で十分にシャッター切れそう。あるいは、Sigmaの120-300 F2.8に×1.4エクステンダーを噛ませれば、168-420のF4なので、こっちの方がもっと有利になるなぁ。もう一つ嬉しいのは、バッテリーが今の7D用と同じものが使えるので、今の7Dメイン、40Dサブの2台使いでそれぞれのバッテリーを持ち歩かなくても、同一のバッテリーパックで両方に使えるのは助かります。

ヨドバシカメラのサイトには、既に予約受付が始まっているけれど、何日我慢できるだろうか(自爆!)。

2014年9月16日

テーマパーク好きな日本人

Cnetの記事から、トリップアドバイザーが調べた日本の主要レジャー施設(テーマパーク、遊園地、動物園、水族館)の年間入場者数の比較について。一位がTDRで、二位がUSJというのは言うまでも無いけれど、三位に中部の雄「ナガシマリゾート」が入るとは以外でした。しかも、四位の上野動物園の二倍近い入場者数というのも。テーマパーク全体で言えば、WDWがぶっちぎりでしょうけど、テーマパーク単体での比較だと、TDLってWDWのMagic Kingdomに100万人一寸の差なんですね。三位のDisney LandはLAのDisneyなんでしょうね。Disney Parisが6位というのがちょっと意外。Disney Hong Kongって、どのくらいなんだろうか。あと、USにもUniversal Studioもあるし、それ以外にも有名なテーマパークもあるはずなんだけど、それは含んでいないんだろうか。Disneyと日本のUSJで世界のTop 10を締めているとしたら、一寸日本人の脳天気具合に呆れるやら誇らしいやら(笑)。

成田空港の24時間運用っていうのは、未来永劫無理かもしれないけれど、夜成田に到着して近場のホテルに宿泊し、そこから連日TDR通いできるようなツアーとか結構受けそうな気がしますね。贅沢しないで、フライトはLCC、ホテルも質素だけど清潔で安いホテルを成田と幕張の中間当たりに作ったりして。京葉線沿いなら、そのまま都内に出かけても良いだろうし。

狭い国土の日本だけど、北海道と沖縄では気候も地域性も全然違うし、東京と大阪だって大都市圏なのに雰囲気は大きく違う。そう言う場所場所を、飛行機なら数時間、新幹線とかを使えば、それこそ10分、20分間隔で高速移動出来るわけで、凄く簡単に色々な自然や文化を体験できる。移動に関しては、外国人用のSuica一つで全て利用出来るし、それと連動してホテルの割引とか、日本らしいサービス提供って便利だと思うんですよね。こういうデータを見ると、日本のアニメなどのソフトコンテンツの輸出も良いけれど、テーマパークビジネス、ある意味「楽しさのおもてなし」をキラーコンテンツにして、日本への収穫ビジネスっていうのも、まんざら悪くないんじゃ無いかと思います。

メディアは製造業か

周りから非難の嵐に見舞われている朝日新聞ですが、いわゆる慰安婦問題の吉田証言、福島第一原発の吉田調書のみならず、先日は2年前の任天堂社長のインタビュー記事を、実はインタビューできなくて、会社のHPに登録されている動画等からインタビュー記事を創作したという話まで出てきました。両吉田問題に関しては、すーごく譲歩してスーーー極好意的に解釈すれば、まぁ取材活動の不足、取材した記者の未熟さ等から正確な記事が書けなかった、とも言えるけれど、このインタビュー創作記事って、もうメディアの仕事じゃ無いですよね。言ってみれば、「新聞」という商品を毎日売るために、その中に入れる「商品」を無理矢理作っている感じ。例えは悪いかもしれないけれど、「全て手作り」が売りのお弁当屋さんが、たまたまその日は一品作り損ねてスペースが空いてしまうので、出来合のおかずをその隙間に入れて売るような物。

食べた方は気がつかないかもしれないし、偽装食材みたいな物を使わない限り健康被害も無いだろうから、それはビジネスとしては問題無い対応なんだけど、でも「全て手作り」と謳っている以上その商品に関しては「でも今日だけはご免なさい」とか一言つけないと「偽装弁当」になっちゃうわけですよね。新聞の記事の中にも、前日発生した事件や事故の報道もあれば、期間を費やして取材している特殊生地みたいな物もあるだろうし、連載小説のような物もあるでしょう。そこに、記者なり新聞社の意思とか意図が入る事は構わないけれど、例えば相手が言っていないことを「言った」とか、相手に会ってもいないのに「会った」とかとして、記事を書くのはその情報を読者に伝えたいからでは無く、紙面に空白を作らないための「文字列」でしか無いですよね。

いわゆるペーパーメディアには、大手新聞社のような「新聞」発行会社から、ゴシップ記事等のタブロイド紙、さらには雑誌、週刊誌、ハードカバー等色々な種類がありますが、「新聞」と名付けられたペーパーメディアに関して言えば、「新聞=新しく耳に入るもの」と言うまでも無く、情報提供が目的のはず。HPに公開された動画を要約して文章にするのも、情報提供作業の一つではあるけれど、でもそれって新聞紙面でわざわざするようなことでは無いし、ましてやそう言う作業の元に作成された「記事」である明記も無い。

新聞の枚数は、もしかしたらある程度修正可能なのかもしれないけれど、それでもせいぜい半面(2ページ)単位での増減が限界ですよね。あれも、真ん中に半紙を入れるのは作業としては面倒だから、出来れば1枚(4ページ)単位での調整西田井だろうけれど、そうすると掲載可能な紙面の量ってかなり違ってきます。少し記事が足りなくて空白が出来そうだから、1枚減らす何て言うと大変な作業になる。だから、仮に予定していた記事を取り消さないといけない場合には、無理にその他の記事を追加したりするんじゃ無くて、どうどうと「この部分は意図的に空白になっています」と入れれば良いんじゃ無いだろうか。製造業であるなら、コミットしたものをコミットした時に渡さないといけないけれど、メディアはそう言うことは要求されないはず。勿論、伝えるべき情報は毎日事実上無限にあるだろうから、紙面に空白が出来る事は無いだろうけれど、結局つまらない情報や記事では無く、相手が興味を引かれる、それによって新聞が売れる「記事」という商品を掲載しなきゃいけないから、こういうことになるんでしょうね。

両吉田問題では、社内のエリート部隊が担当していて、だから相互チェックが機能しなかったと言っているけれど、逆に言えばその程度の力量しかない「エリート部隊」が朝日新聞の中ではトップの地位にあるわけで、それって自分達の力量の無さを自ら高下している恥ずかしい行為だと思わないのだろうか。「メディア」というのは、利益とか売り上げと言うようなものとは別の世界の業種だと思っていたのが、いつの間にか「話題(情報とは言わない)」を製造して販売する製造業の一つになってしまったんですね。

カードのリストラ (2)

メインバンクのみずほ銀行は、メガバンクの合併前の富士銀行時代に社会人になって給与振り込み用に口座を作って以来30年近い付き合い。預金額やら何やらで上級顧客ということで、先にも書いたみずほセゾンプラチナアメリカンエクスプレスカード」のインビテーションを以前貰っていました。その時の書類はもう処分してしまったのだけれど、会員用のサイトにアクセスするとオンラインで申込が出来ます。で、日曜日の夕方にこのサイトから必要事項を入力して申し込みました。

で、本人確認のために入力した電話番号当てに確認の連絡をするというプロセスが有り、水曜日から仕事やら何やらで不在になるので困ったなと思っていたら、翌日祝日の月曜日のお昼前にセゾンから確認の電話が掛かってきました。申込本人であることを電話口の担当者が確認して、本人確認のために生年月日を言わされると、今度は向こうが申込時に記載した自宅住所を読み上げて「間違いございませんか」という確認で終了。電話で確認するとは言え、結構あっけない作業です。この電話があった後、お昼過ぎにはやはり記載してあった私のメールアドレス宛に「発行手続き完了」のメールが届き、後は翌日中にセゾンのネットアカウントが準備されると書かれています。今週中にカードは届くのかしら。木曜日迄に届けば、金曜日から使えるんですが。いずれにしても、結構早い対応で一寸ビックリしました。みずほ銀行の上級顧客用サイトからの申込と言う事で、裏付け作業は不要と言う事もあるんだろうけど。そうそう、昔作って今でもMasterCardとして使っているUnited AirlinesのUC UA MasterCardは、今はセゾン傘下な訳ですが、キャッシング枠とか利用可能枠とか、合算になるんだろうか。合算になっても、今のUC MasterCardよりも大きくなるなら良いんだけど、もし同じ金額になるんだったら余り意味ないから、今のAmexをGoldからGreenにグレードダウンして使う方がいいかも。いゃ、それならANA Amexカードか。

所で、申し込んでから気がついたんですが、法人カードのAmexではまだキャッシングサービスは生きているんですね。ただ、法人カードで個人分支払いに関しては、事前にAmex指定口座に振り込んでおかないといけません。振込も自分の個人口座からオンラインで出来る事は出来るんだけど、タイミングによっては直ぐに手続きしないとトラブルになるし、使い勝手が良いとは言えない。本当に出張などで法人カードを使って、その時にキャッシングするなら良いんですが、個人の使用目的で使うと色々面倒。大体、もう何年も仕事での出張も無いのに(笑)。さて、新しいカードが来るのを楽しみに待つことにしましょう。

2014年9月15日

西部戦線異常有り

Xリーグは第二節の試合が開催されたこの週末。リーグ戦はじめは、上位チームと下位チームの対戦が主なんですが、その中で西地区ではこれまでの序列を覆す結果が。第一節で、西地区の優勝常連パナソニックインパルスをオーバータイムの末破ったエレコム神戸ファイニーズが、第二節でもう一つの競合アサヒ飲料チャレンジャーズを、16-12で撃破。事実上、今シーズンの西地区優勝が決まった、と言っても良いでしょうね。

エレコムは、昨シーズンは西地区4位と決して強かったわけでは無いけれど、今シーズンは何が違うのか興味が有りますね。Xリーグの試合レポートを読むと、今季のエレコム躍進の鍵はディフェンスの強化と書かれています。昨年のエレコムは、US出身QBフナキを招聘したけれどそれ程の躍進は見られなかったんですが、今シーズンは全体が良い方向にベクトルが揃っている感じですね。

関東地区でもオール三菱ライオンズがLIXILディアーズにあわやという試合を見せたり、今シーズンはなかなか面白そうな試合が続きます。自らもそれを実践しないと。

カードのリストラ

以前から不満だった、キャッシング(国内、国外)が出来ない、Amex Goldのカードを、リストラしようかと思案中。切っ掛けは、国内でも使えない場所(例えば自宅近くのGSとか)が有り、海外でもVISA/Masterと比較して駄目な場所が多いことと、キャッシングが出来ない事で不満があったところに、今年から年会費がアップされることに。それまでの26,000円が29,000円ですから、約1割のアップで、金額的には大したことは無いんだけど、それに伴うサービスの内容もそれ程たいしたことないのでガッカリ。

Amex以外にも、VISAとMasterを持っているんですが、基本的に特に海外(≓アメリカ)に出かけて、現地で出歩くときには多少の現金とカード1枚だけ持って出ているんですね。これは何かあったときのリスク分散のため。複数のカードを持参していて、それを全部撮られたら身動きできなくなりますから。で、先日も、たまたまAmexをもって出かけていたら、現金が足りなくなって、しかもAmexではATMでキャッシングが出来ないから不便を感じたのが切っ掛けで、「やっぱりAmex、つかえねーなー」と感じたわけです。昔はAmexでもキャッシングは可能だったのですが、例の貸金業法の改正にともない、キャッシングサービスを止めちゃったんですよね。日本国内では、わざわざキャッシングする必要は無くて、自分の銀行口座から引き出せば良いので、国内利用に限定すれば問題無いけれど、重要なのはいかに海外で快適に利用出来るか。

平均的な日本人と比較して、多分年間の渡航歴は多い方なので、海外での現金入手は結構重要な課題です。一般的には、空港とか事前に銀行で両替して、と言う話になるんでしょうけど、私の場合は幾つか理由があって事前に両替して持参するということはもう20年近くの渡航歴の中でやっていません。

  1. 何度か渡航(渡米)しているので、いつの間にかある程度のUS$が手元に残るようになり、出発するときに事前に両替したり現地で直ぐに両替する必要が無くなってきている(大体、いつもUS$200位は手元にある)
  2. ハワイとかグアムとかだとまだあるんだろうけど、「両替所」ってUSのメインランドでは無いんですよね。だから、US$が必要になっても簡単に両替ってできなくて、銀行やホテルのATMで引き出すのが一番楽
  3. ATMから引き出すときには、手数料が掛かるんですが、金利も含めて大体2~3%が追加されます。両替の場合だと、まず交換レートに1~2円位下駄が履かされて、さらに手数料が取られるので、実はそんなに変わらないというか、キャッシングの方が有利になる事が多くあります。自分の経験から言うと、海外でクレジットカードを利用した場合、為替変動を考慮してその時の実勢レートよりも2~3円位高いレートが適用されるんですが、キャッシングの時にはキャッシング部分には実勢レートが適用されて、両替会社(Travelex)の利益としては貸出金利で九州されるわけですから、この金利部分が少ない(返済日までの期間が短い)と、ATMでのキャッシングは有利に働くんでしょうね。
  4. デメリットとしては、キャッシング枠(大体30万円~50万円(US$3,000~5,000))が定められているから、大金の両替には向かない事があります。ただ、そう言うことって凄く時別で一般の旅行の時にはまず不要な心配だと思います。逆に、多額の現金交換が出来ない事や、少額で何度もキャッシングすると金利や手数料が嵩んで不利になる等の事は、無駄に支出しない歯止めにもなると言えるんじゃ無いかと思います。
で、替わりのカード何ですが、Amexブランドはキャンペーンとかあるので出来れば保持したいこともあり、最初はANA Amexにしようかと思ったんですが、これもAmex Properなのでキャッシング機能は無し。となると、ブランドを借りているセゾン系のAmexにするしかない。ここで思い出したのが、メインバンクのみずほ銀行で出している「みずほマイレージクラブアメックス」。この中の「みずほセゾンプラチナアメリカンエクスプレスカード」のインビテーションが来ていたのを思い出しました。セゾンカードと言うのが一寸あれだけど(笑)、初年度年会費無料というのもあるので、取りあえず使ってみることに。さて、どうなることやら。

2014年9月14日

厳罰で対処するべき

スポーツ紙の記事ですが、UAのNRT-IAH便の中で、日本人男性乗客が日本人女性乗客に対してセクハラ行為をしたという記事。座席は何処なんだろうというのが最初の疑問。旧COが運用していたNRT-IAH便なので、多分B777-200の2クラス機だと思うので、エコノミークラスだと3-3-3の配列なので、たまたま隣が空席ならばそう言うことも起こりそうだけど、3人座っていたら記事に書かれているようなことをするのって難しいと思います。ビジネスファーストだと、CO機の場合2-2-2なので、席の真ん中にあるテーブルを乗り越えてそう言う不埒な行為をするのはなかなか大変。旧UAの2-4-2の配列だと、中央4列席の真ん中2席は結構くっついていて、家族連れなんかだと親御さんが子供を横に座らせていることも多いので、たまたまこの真ん中2席に座れば、暗くなると分からないかもしれませんが。

最近ではテロ対策で航空保安官が隠密で搭乗していることもあるそうですが、こういう場合でもそういう人は出てこられないでしょうね。本当にテロ事件が発生するときの陽動作戦かもしれないから。

事件が発生したのが米国籍のUA機機内と言う事で、米国の警察権が及ぶため着陸後男性はFBIに引き渡されたそうですが、こういう勘違い人間は厳罰に処して欲しいところ。昔は日本の「ノーキョー」旅行が世界中で顰蹙を買い、今では韓国とか中国の旅行者が目立っているわけですが、時々こういう勘違い人間が出てきたときには、厳しく処分して「当たり前のマナー」をちゃんと身につけさせないと。最も、飛行機なんて言う究極の密室ではなくても、一般的な電車とかバスでも間々あるわけで、やっぱり人の心なんかも時代と共に荒んでいるというか、病んでいるのかもしれませんね。

第二世代ASTRON

今年初めに購入してから、結構気に入って出かけるときには腕に填めているSEIKO ASTRON。難点は、その機能故に、大きくて厚くて重いこと。大きいのは、老眼になってきている自分には見やすくて逆に問題無し。厚さも、自分のように革ベルトに交換していると横から見ると厚いんだけど、普通に使っている分にはそれ程気にならないです。特に、購入時はメタルベルトに弓環が付いているので、スマートになっていますからそれ程厚みは目立ちません。重さも、填めてしまえばそんなに気になるほどでも無いですね。私は、このASTRON以外にもDOLCEも平行して使っていますが、それ程違和感というか差は感じません。

そんな個人的に気に入っているASTRONですが、第二世代が今週末から販売開始されます。週末にヨドバシに寄ったところ、この第二世代も出るの展示品があってちょっと眺めてみました。今のモデルと比較すると、確かに厚みは減っているけれど、それでも一般的な時計と比べるとやっぱり少し厚みはありますね。でも、今のモデルと比べるとやはりスマートな感じはします。で、記念モデルの白いバージョン何ですが、これはちょっと好き嫌いがあるかなぁ。ちょっと購入しようかと思って居たんですが、この白い記念モデルよりも、並べて置かれていた一般モデルの黒とか青色のバージョンの方が個人的には好みです。残念ながら、私の前に熱心に(と言うか、しつこくと言うか)店員さんにGPSとは何だとか、時刻合わせの精度がどうとか、色々尋ねている中年サラリーマン風男性が居て、じっくりと見る機会は無かったんですが、取りあえずこの9月に発売される第二世代ファーストバージョンは少し様子見かな。セカンドバージョンが出てきたら、購入するかもしれないけれど。今、機械式時計(自動巻)が欲しいなと思っているところと言う理由もありますけど。

CITIZENのATTESAやCASIOのOCEANUSもGPSに対応したりして、これらもまた別の魅力があるので興味をそそられるんですが、ASTRONと比べると少し小さな気がして、それが文字盤の読み取りが老眼の自分にはちょっと面倒かなと言う気がしていつも眺めるだけで終わってしまいます。まぁ、DOLCEだって小さな文字盤なんですが、こちらはシンプルなんでまだ良いんですよね。ASTRONにしても、ATTESAやOCEANUSにしても、ちょっと色々ごちゃごちゃ文字盤に乗っているので、それが少し邪魔に感じることもあるのが唯一の難点かな。いずれにしても、時計の趣味にはまりそう。おサイフと相談しないと...

2014年9月13日

朝日の911

朝日新聞木村社長による謝罪記者会見。これで幕引きをしようとしているのかもしれないけれど、これまでに波及して発生している数々の事柄の責任はどうするつもりなのだろうか。で、朝日新聞社内からも色々な意見が出て居るみたいだけど、気になるのが「朝日の911」と言う言い方をしている記者がいるということ。この「朝日の911」とは、

  1. WTC等にに突入したテロリスト=朝日新聞
  2. WTC等で被害を受けた一般市民=朝日新聞
どちらの立場だと言いたいのだろうか。前者の場合その主義主張は認めるけれど、その手段として関係無い人を巻き添えにすることは非難されるべき事だし、許されることでは無い。でも、肝心のテロ組織側は別に謝罪もしていないし、あの行動自体は「聖戦」として続けることを主張しているわけだから、朝日新聞としては、今回の件に懲りずに今後もこういう誤報捏造虚報を続けて世間に迷惑を掛け続ける、ということになってしまう。

後者の場合、朝日新聞が被害者というなら、じゃぁ誰から攻撃を受けたというのだろうか。産経新聞? その他のメディア? あるいは一般読者? いずれにしても、今回の謝罪騒ぎが朝日新聞の受けた他社からの攻撃による結果というのならば、それって大きな勘違いというか何も分かっていないとしか言えません。

と言うか、911の事件と今回の件は全く関連性も同一的な要素も無い事象。仮に比較するのであれば、料亭とか食品メーカーの「偽装食品騒動」に類似性を感じるわけで、これまでそう言う事件が発生すると、偽装を起こした側には非常に厳しい意見を言っていた本人が、この程度の対応しかしないわけですから、偽装食品で、仮に体調不良とか発生した場合、その対応をしなきゃ行けないわけだけど、日本に対して情報戦で大きな被害を与えたメディアは、今のところ何もしていないに等しいわけですから。まぁ、911になぞらえてしまうことが、今の朝日の駄目駄目感を表しているような。

で、いわゆる慰安婦問題でも、取消記事について謝罪はしたけれど、「広義の強制性は残る」みたいな事をまだ言っている。確かにそう言う事象もあっただろうけれど、そもそもその話題が出てきた根拠が否定されているんだから、別の証拠を積み上げて議論を再構築しないと無意味。そう言う態度が取れないのならば、朝日新聞にしてもその他メディアにしても、メディアとしての存在意義は無いですよね。そう言う意味で猛省して欲しい。


iPhone6/iPhone6 Plus予約開始

昨日12日の夕方から、先日アナウンスされたiPhone6/iPhone6 Plusの予約が開始されたんですが、ビックリしたのがau。朝、出社するために浜松駅に出たところ、駅前で「本日からiPhone6予約開始でぇ~す」とか言いながら、ビラ配りしていた。docomoのiPhone参戦以来、docomo、au、Softbankの三つ巴の戦いが続いていますが、docomoが盛り返してきたからauとしてもここが勝負所と思っているのか、iPhoneの周波数サポートを全面に押し出しています。まぁ、確かにauに取っては有利な設定ですよね。で、au、Softbankは価格も込みで発表して予約開始をしているのに、docomoは価格未定での予約開始。まぁ、大体同じ所に落ち着くんだろうけど。

当然新しい製品であるiPhone6に興味は有るのだけれど、iPhone5sも狙い目かな等と思案中。どのみち、nano-SIMを一つ購入しないと行けないので、それなら5sでも6でも同じ。これを機会に、すべてnano-SIMにして、micro-SIM機にはアダプターで対応する方が、今後の機種展開には好都合かな。

何度も書いているんですが、今のガラケー利用でも今のところ特に問題は無いのだけれど、流石に5年近く使っているので、筐体がボロボロになってきたのと、最近SuicaとかiDの反応が遅くなってきた気がします。あと、先日初めてJR東日本のチケットレスサービスを利用したんですが、JR東海のEX-ICとかと違って、そのFeliCaが入っている端末からのそうさで無いと予約や変更が出来ないみたいな制約があって使い勝手が悪かったんですよね。iPhone4sで予約操作出来ると見やすく使いやすいのに、わざわざ携帯の小さな画面でやらないといけないのは一寸辛い。まぁ、次にJR東日本のチケットレスサービスを利用するのがいつなのか分からないけれど。あっ、でも、N'EXのチケットレスサービスはそう言う制約は無いんですよね。新幹線系だけなのか。それはそれで、使い勝手が悪いなぁ...

iPhone6にはFeliCaは無いので、今の2-in-1のBナンバーをスマホへ移行させて、残ったAナンバーをdocomoでiPhone6化するというのが今のところ可能なシナリオ。Aナンバーで使っている携帯メールアドレスを継続したいので、今のところAナンバーはdocomoに残すしかないんですよね。さて、この連立方程式をどう解くべきか...

2014年9月12日

三つの吉田

昨日は三つの「吉田」がメディアで話題になった日になりましたね。

一つ目の吉田は「福島原発の吉田元所長」。非公開の調書が何故か朝日新聞の手に渡り、その内容を記事にするところまでは良かったけれど、「原発を捨てて撤退」というショッキングな報道を世界中に振りまくことに。しかし、他のメディアが同様の資料を入手して検討すると、多少の違いはあっても朝日の報道時180度異なる内容。確かに、事故当時の混乱から命令系統があやふやで所員の大部分が一時福島第二に非難したことはあったようですが、朝日新聞が記事にしたような「命令違反で全面撤退」みたいなものではないと感じます。それに、その後再び福島第一に戻って被害対策を続けているわけですからね。朝日新聞の木村社長が記事取消、謝罪、進退問題に言及したけれど、この吉田所長記事がここまでの自体になった原因に関しては、まだ曖昧というかはっきりした態度を取っていない。

二つ目の吉田は、いわゆる慰安婦問題の元ネタとなった吉田清治氏の一連の書籍や発言に関して、朝日新聞は記事を取り消した物の、謝罪しなかったこと。30年以上経ってやっと間違いを認めて記事は取り消したけれど、その間に発生した様々なことに関しては取消も無いし謝罪も無い。その態度が世間から、しかも仲間と思われていたメデイアからも批判されて、それが今回の吉田所長の件でさらにのっぴきならなくなって、この会見では慰安婦問題に関しても謝罪はしたようですが、「広義の慰安婦問題は残る」という立場は変えないみたい。そりゃぁ、混乱していた戦時中にはいろいろな事が発生していたことは確かだけど、仮にも公共の報道期間であるならば、間違ったソースに関わった記事や発言は先ず一度全て取消、その上で新たに自ら取材した結果を記事にすべきでは。例えば食材の偽装があったときに、食品メーカーがその食材を使ったと分かった食品だけ回収したら、多分誰もがその態度を批判するでしょ? 同時期に製造したと思われる食品、確証は無いけれど疑わしい食品、安全性を考えてマージンを取って対応するのが常識。メディアだって、同じで、仮に一人の証人の発言を元に記事にしたのなら、その人が50%は正しく50%は嘘の発言をしたなら、まずはその人のひつ源は全て疑うのがメディアとしての立場でしょう。その上で、50%の正当性を別途取材で追求して、必要なら再度記事にすればよい。仮に以前と同じ内容になったとしても、疑問のあるソースから構築された情報ではないということで、その記事の正当性は担保されるわけですからね。

そして三つ目の吉田は、女子レスリングの吉田選手。今回レスリングの階級が替わり、体重クラスを落としての挑戦。除霊の場合、どうしても体重が増えやすい体質なので、3kgも落として且つ必要な筋肉や体力を残しての挑戦で、勝利するというのはなかなか出来る事じゃ無い。同じ大会で伊調選手も体重クラスを落として優勝しているけれど、彼女たちの努力は並々ならぬものだったでしょうね。そんな努力と比較しては失礼だけど、大メディアの煮え切らない態度の会見に、ますます不信感と疑惑を感じる、「三つの吉田」でした。

HND-SFO線の状況は?

UAの太平洋地区営業担当支社長へのインタビュー記事。HND-SFO線に関しての話題が中心だけど、記事に書かれているくらい、調子は良いのかなぁ。結構HND-SFO線を検索すると、座席は空いているんだけど...  今一日2便あるNRT-SFO線のうち、早いほうの便を休止して(でも、遅い方の便名はその取りやめた便名が使われるからややこしい)、その分をHND-SFOに振り返るわけですが、成田便のB747から羽田便ではB777にするから、ちょっとキャパは小さくなりますよね。あと、羽田便でもサンフランでの国内線への乗り継ぎ可能性を言っているけれど、夕方の17:00に到着して、そこからの乗り継ぎは早くても19:00頃? 東海岸へのレッドアイとかならありそうだけど、後は西海岸の近場、SEAとかLAX当たりくらいしか無さそうですね。西海岸周辺への乗り継ぎはまぁ許せるけれど、それ以遠への乗り継ぎには成田便の方が午前中に到着するからよほど便利ですし。

サンフランから羽田に来る場合、アメリカ人が東京で仕事があるからと、日曜日の夜に到着してそのまま都内のホテルに宿泊して、翌日から仕事、と言うパターンなり有りかな。日本人だと、都内当たりなら当日中に帰宅できるだろうけど、それだって一寸出発で遅れて1時間とか遅れたらかなり厳しくなるわけだし。深夜便と言う制約があるから仕方ないけれど、現在のスケジュールよりも、もう少し羽田への到着・出発を早くしたらどうだろうか。到着は22:00丁度くらいにして、出発も可能なら23:00台に出発するとか。仮に羽田を23:30位に出発出来れば、サンフランには15:00過ぎくらいに到着可能かな。そうなると、かなり国内線で捕まる物が増えるから利便性は高くなります。また、羽田着にしても、22:00到着なら、入国審査を抜けてきても22:30位には外に出てこられるから、新幹線移動は無理だけど、都内周辺なら十分に移動可能。ANAのバンクーバー線位のスケジュールだと、凄く使い勝手が良いんだけどなぁ...

ところでインタビューの最後に、日本線の機内食改良をしようとしているとの話があるんですが、別に料亭の味出なくても良いから、もう少し日本人から見ておかしく感じない和食にすることと、洋食ももう少し改善して欲しいですよね。あと、途中で出てくるスナック類とかも。ANAみたくラーメンとかうどんをださなくてもいいから、もう少し手軽につまめる物がいいなぁ。でも、最近のUAの機内食って、以前の旧UA時代と比べると良くなっていると思います。旧COに近いというか。でも、UA/CO合併直後には旧CO系の当たりの食事は良かったけれど、今は何となく旧UAにシフトしている感じがしているのは改善して欲しいなぁ。まぁ、自分が搭乗するときは基本飲んだくれて寝るだけだから、ミールの味何てそんなに気にしないと言われると返す言葉が無いけれど(笑)。

日本人の底力

日本人っていうのは、真面目で勤勉かもしれないけれど、面白みや独創性に欠けるみたいなことをよく言われるんですが、そう言う定説を覆す記事2題。

一つは、昔からおもしろおかしい電気楽器を作ってきた「明和電気」。新しいドラム楽器の「Mr. Knocky」。手元の罰型コントローラーがワイヤーで繋がって動いていると言うことなんだけど、その割には凄くドラミング動作が素早いと思う。手元で素早く操作しても、それがワイヤー越しにバチにあんなに高速に伝わるんだろうか。

で、もう一つは先日のApple Watchに引っかけて、「本物のアップルウオッチ」を作ってしまった日本人。いゃ、私も想像くらいはしましたよ。でも、直ぐにここまで作る(彫る?)事が出来るのは凄い。変に本物に近づけるんじゃ無くて、いかにも手彫り見たいな曖昧な所が、さらに魅力的(笑)。

日本人に面白みや独創性に欠ける云々とは言われるけれど、世界的に流行している日本のアニメの世界観って、多分何処にも無い日本独特の物ですよね。それだって、面白み・独創性として十分に価値あるもの。大体ドラえもんが出してくる色々な未来の道具だって、独創性の塊な訳ですし。これまでは、漫画家とか小説家とか、あるいは料理人とかそれなりの技術や経験が無いと公表できない「日本的な面白み、独創性」がSNSの発達で誰でもオープンできるようになり、もしかしたら世界から見た日本に対しての価値観と言うか評価って、これから劇的に変わるんじゃ無いだろうか。そう期待したい...

2014年9月11日

音信不通

ちょっと弟夫婦の所にソファーとか送る必要があり、某宅配業者のサービスに家財搬送のメニューがあったので、Webから申込をしました。Webから申し込むと、それが地域の担当会社に転送されて、そこから電話で確認があって内容や日時を確定して引き取りに来てくれるという仕組みらしい。で、最短で2日後から指定が出来るので、その日付で申し込みました。直ぐに自動応答で受付の返信が来て、暫くして静岡の会社から内容確認のメールが来ました。この後申込時に記載した私の携帯に連絡があって内容確認して手続き的には完了ということらしい。

最短の引き取り日が2日後だったので、翌日に電話連絡が来るかなと思ったら梨の礫。その引き取り可能日にも無し。サイトを確認すると、混雑している場合があると言う話だったので、さらに待ってみたんですが、結局一週間以上過ぎているのに何の連絡も無し。とうとう、最初に申し込んでから10日も音沙汰無しなので、担当会社宛に申込取消のメールを送ったけれど、あれもちゃんと届いているのだろうか。何かシステムとして動いていない気がする。結構信頼している宅配業者のサービスだっただけに、ちょっとショックで残念です。

オーバーホール

先日電池交換とオーバーホールのために、SEIKOの修理サービスに送り出した腕時計。二日ほどして、修理部門から荷物受取の確認メールが届き、さらに昨日は修理内容と見積の連絡がメールで来ました。ここまでは普通の最近よく経験するサービスなんだけど、ちょっと驚いたのが「完了返送予定日」で、なんと来月の初め、送った日から一月後の日付が示されています。いゃ、それなりに高級品(for 自分)だし、手作業で職人さんが一つ一つ修理したり研磨したり清掃したりするんだろうから、一日に対応出来る台数も少ないことは分かるけれど、へぇーやっぱりこれだけ掛かるんだと妙に感心してしまいました。今回は購入してまだ3年過ぎたところだったので、外装のポリッシュはリクエストしませんでしたが、もしこれもお願いしたらもう少し時間が掛かるのかな。また、自分の時計はクォーツだからまだ簡単なんだろうけど、これが機械式の時計だと、さらに時間が掛かるんだろうか。いつかは一生物の機械式の時計を持ってみたいと思っているんだけど、こういう保守に関してもそれなりに余裕を許せる人でないと、持っても意味ないかも。

Apple Watchがアナウンスされて、腕時計型デバイスが再び注目されているけれど、いつかは今の「腕時計」も淘汰されて消えていくんだろうか。個人的には、機械式時計は「アンティーク」として残りそうな気がします。クォーツは内蔵の電池は消えて無くなるだろうから、その時点で単なるオブジェとしてしか残らないかも。でも、将来の技術革新で、クォーツ時計に内蔵された現在の電池と出力互換のさらに高性能なバッテリー、あるいは発電機が作られて、それと組み合わせて「準アンティーク」みたいな形では残るかも。時計のバッテリーって標準化されているから、案外将来的な需要はありそうですね。

今回オーバーホールに出したSEIKOのGrand Seiko腕時計。ベルトが本体に合わせたシルバーの金属ベルトなんですが、個人的には金属ベルトは余り好きでは無いので、戻ってきたら革ベルトに交換して使うつもり。一月の間に、候補を決めておかないと。それはそれで、別の楽しみですね。

うずうず...

今週末は敬老の日の祝日で三連休、来週末は火曜日が秋分の日の飛び石連休と、9月の「シルバーウィーク」(って、最近は言わないのか?)のお休みが続きます。暫く前に、この連休を生かしてどこかに飛べないか調べたんですが、やっぱり連休の前後は既に予約で一杯。チケットも、もうUA 1K達成の目処が立ったので特典マイルで検索したんですが、やっぱり皆さん考えることは同じで、スタンダードですら取れない日も。

で、昨日何気なくまた凝りもせずに検索をしてみたら、やはり直前でキャンセルが出るのか、そこそこチケットが取れそうな雰囲気。例えば、羽田-松山(台湾)だと、ANNもEVAも特典チケットのセーバー運賃が復活していました。うーん、1泊2日で行くには丁度良いなぁ... 10月の体育の日の前後もまたチケットが出始めました。

ただ、来週から毎週試合が続くんですよね。連休の所は外しているから、その気になればいけないことはないんだけど、体力的にも厳しいし、万が一何かあったらというリスクもありますし、ちょっと9月は自重しないと。残念(笑)。11月には2回の予定を入れているけれど、12月の年末の旅行を優先したいし、ちょっとこちらは行けなくなるかもしれないので、となると10月に何処か近場で良いからとんでおかないと、禁断症状が治まらないかも(をぃ)。気になるのは秋も近くなってきているのに各地で発生している、局地的豪雨被害。いざ予定を入れても、天候不良で出発、帰国出来なくなることもありそう。

昔と違って、最近はWebでチケット検索や発券手続きも出来るし、それこそ朝思い立ってその日のうちに出発するなんて事も不可能じゃ無いくらい手軽に旅行できる時代になりました。後は、本人がその衝動に乗って直ぐに行く気になるかどうかが問題ですね。自分ももう少し若ければ、ちゃっちゃっと行くんだけど(笑)。

2014年9月10日

知らなかったSMSの制限事項

少し前にとある理由から、最近SMSを使う必要がありました。ところが、何度送信してもエラーになって届かない。拒否設定とか見ても問題無さそうだし。これ、何かの制限なのかよく分からずに暫くそのままにしていたんですが、先日別の知り合いからSMSが届いたのを見て、もしかした今回はOKかなと忘れていた以前の目的でSMSを送信。そうしたら、今度は相手に届きます。70文字という制限があるので、続けて追加の情報を送ろうとしたら、今度はエラー。????状態な訳ですが、別の内容のSMSは同じ相手に問題無く届きます。

で、じっとエラーとOKの内容を見ると、どうもSMSの本文に電話番号が入っていると駄目そうと言う事に気がつきます。実は、最初に連絡があったのが仕事で使っている番号なので、個人用の番号を先方に伝えたいというのがそもそもの理由。電話して口頭で伝えれば良いんですが、丁度その時に相手がメモが無いと言うことだったので、じゃSMSで送るよと言う話になっていたんですね。ところが何度やってもエラーで駄目。で、電話番号は連続した数字でいれていたのを、途ハイフンの代わりにアンダーバーにしたら、ちゃんと届きました。どうも、トラブル対策のために電話番号とかURLとか、自動的にアクティブになる物が入っていると送信出来ないみたい。うーん、何だかなぁ... 便利なようでちょっと不便なSMSでした。

10TB HDD

HGSTがサンプル出荷を始めた10TB HDD。今手持ちのデータが約24TBなので、このHDDが取りあえず2台在ればかなり助かります。最も、2TBとか3TBとかBlu-ray等に分散しているデータを、そのHDDに集約する作業でどれだけ時間が掛かるのか不安だけど(笑)。6TBでも3万円を切る時代だから、5万円位で出てくれると嬉しい。

気になるのはやはり信頼性ですよね。ヘリウム注入型とのことだけど、どうなんでしょうね。私はまだ使ったことが無いから何とも。一般のHDDは空気がどうしても必要だから(ヘッドを浮かすため)、それをヘリウムにして密閉した場合どの程度のメリットデメリットがあるのか一寸分かりません。6TB HDDでは既に製品が登場しているので、その使用実績とか分かれば判断の基準にもなるんですけどね。

データ管理は、仕事の場合は会社のシステムでやってくれるから、基本的には個人で考慮する必要は無いけれど、個人データに関しては全て自己責任になるので大変。昔のように1.44MBのディスケットに保存している時代が懐かしいです(笑)。もう一つ、昔は「保存」だったけれど、今はリアルタイムにそう言うデータにアクセス出来る事が要求される時代。クラウド技術がもう少し発達するかと思ったけれど、データ容量とアクセススピードの問題でまだまだ不満が残ります。結局一番信頼できて安心出来るのは、手元のHDDと言う時代はまだまだ続きそうですね。

iPhone6/Apple Watch発表

世界の注目を集めて(?) iPhone6Apple Watchが発表。iPhone6とiPhone6 Plusの違いは、サイズと解像度だけのようなので"Plus"という命名はちょっと??? ですけど。まぁ、iPhone5sで、ベースモデルに対して廉価モデルを"iPhone5c"と命名して失敗したから、今回は「普通の物と安い物」じゃなくて「普通の物と、一寸良い物」みたいな関係に直したんでしょうね。あと、iPhone6自体が今のiPhone5sと比べてサイズ的にも大きくなっているから、これを"iPhone6c"と呼ぶのは無理があるだろうし。

今回のモデルでやっとNFCが搭載。日本のFeliCaには対応しないだろうけど、将来的にFeliCaがNFC互換になれば希望が見えてきそう。あと、128GBモデルが登場したので、これも嬉しいところ。ちょっと購買意欲が刺激されてきました。今の時点で購入するとしたら、小さい方のiPhone6かなぁ。機能的に差が無ければ、やはり携帯性が良い小型の方が好みですから。Plusは、大きくなった分バッテリーも大きくなっているのか、バッテリー駆動時間では有利何ですよね。それとFHDの解像度も魅力的だけど、iPhoneで動画を見ることは無いだろうし。

国内も含めて発売開始は9月19日とのこと。既にApple Storeの前では待ち行列が出来ているみたいだけど、まぁ暫くは様子見。11月、12月にUSに行く予定が今のところは言っているので、購入するんだったらその時かな。それまでに、今のdocomoの契約(FOMAで2-in-1)をどう分解して継続するのか考えないと。docomoの携帯メールアドレスはそのまま継続したいので、Aナンバーはdocomoに残さないといけない。だから、BナンバーをMNPして格安SIMに変更して適当な筐体に入れるのが一番楽なんですが、ここで問題なのがFeliCaの継続性。一番簡単で中断期間が短いのは、MNPしたBナンバーを使うスマホでFeliCaを再登録してやるのが、手元のAナンバーのFOMA携帯と平行して作業出来るから便利。いろいろ悩みます。

一方で、Apple Watchはちょっと拍子抜け。まず名前が"iWatch"ではなく"Apple Watch"になったのは、iWatchが既に商標化何かで押さえられていたからだろうか。まぁ、名称は良いとして、今回報道等で見るApple Watchって、これまで出てきたWatch型デバイスとの差を余り感じません。勿論、iPhoneとかiPadと連動して色々出来るんだろうけど、ちょっと中途半端というか... あと、ベルトと本体を繋ぐ取付部が独自仕様のように見えるのは、排他的ビジネスを考え居るからだろうか。ちょっと勘ぐると将来的にはベルト部分にも機能を入れ込んだ物にするために、ここにI/Fが予定されているとか...

2014年9月9日

関西空港復活

最近は利用する事も無い関西空港ですが、何年か前まではUAのKIX-SFO線を何度か利用したことがあります。新大阪駅から結構距離があること、帰りの空港から新大阪経由浜松迄の道のりが、途中の接続時間が長いので大変なことも有り、最近は殆ど利用する機会もありません。で、最初にKIXを利用したときには、この記事にも書かれているように、余りに菅さんとしていてビックリ。そりゃぁ、成田とか羽田と比較しては可哀想と思うけれど、でも初めてKIX-SFOのUA便を利用するためにターミナルに入ったときには、「えっ、欠航になっている?」と焦るくらい人が居ないガラガラの状態でビックリ。当時関西空港の赤字が色々言われていたけれど、それが凄く納得できる状態でした。

それがPeachを筆頭に、いろいろなLCCが就航するようになって、かなり上向きになってきたという記事。結局は、空港という場所はどれだけ飛行機が行き来し、さらにどれだけ人の流れが増えるかが最大のポイント何でしょうね。極端な話、飛行機が増えなくても、その空港に何か魅力的なお店があればそこにだけ来る人が増えても良いわけだし。自分の場合、距離的関係だけ見ると、KIXにもHND/NRTにもいける丁度中間にいるから、自分にとってのKIXの利便性が高くなってくれると嬉しいですよね。特に、US方面の安くて便利なフライトが増えてくれると。あっ、UAかANA便で(笑)。日本だって、物理的には小さな国だろうけど、人の流れや経済の流れではそんなに小さな国では無いわけだから、東のHND/NRT、西のKIXと少なくとも二大拠点空港体制が出来てもおかしくないはず。さらに言えば、福岡、沖縄のアジア方面の拠点とか、北の拠点としての千歳とか、もっと多頻度空港が増えて良いはず。日本人が出て行くだけで無く、やっぱり海外から来て貰える取り込みがまだまだ足りないんだろうな。逆に言えば、それだけまだビジネスチャンスが眠っていると言う事なんですよね。取りあえず関西は東京には無い魅力が沢山あるわけで、何となく東南アジアとか人間の気質が似ている地域から簡単に来られるようになれば、凄く魅力的な資源になると思うんだけど。

今の日本における最大の課題は、兎に角景気回復。関西から回復のスタートを見せて欲しいですよね。景気が良くなり、お金が回るようになれば、今以上にHND/NRTから海外に行ける機会も自分にとっては増えるし(えっ?)。2020年のオリンピック目指して何て言わないで、もっと早くから活性化を初めて欲しいです。

msn産経が終了

長いことMSNと産経新聞が提携して運営していた、msn産経サイトが、10月1日から提携を解消して、それぞれ独立したサイトに移行するという記事。産経のサイトは、他の新聞サイトと違って有料記事も無いし変にページを分割して読み肉なってもクリック数を稼ぐような構成にもしていないので、参照情報としてのリンク先として重宝していたんですが、唯一困ったのがmsnとの連携サイトということ。知らないうちに産経のサイトからmsnに遷移していることがあるんですよね。ちょっと気分が悪い。

以前はmsnと毎日新聞が提携していて同じような事をやっていたんですが、2007年10月1日を境に突然毎日新聞から産経新聞にmsnの提携先が変わってビックリしました。当時の毎日新聞との解消は、記事の最後に、「毎日新聞は紙媒体中心にしたかったから」と書かれているけれど、今回の解消理由は何なんでしょうね。産経新聞も、朝日新聞とか読売新聞のように、有料化への道に進むのだろうか。個人的には無料サービスが一番良いわけですが、ビジネスとして考えると何らかの収益構造を考えないといけないのも事実で、各新聞社サイトで工夫するのは当然のこと。例えば有料化する部分をTVのCM挿入だと思うと、幾らスポンサーの都合だからと言って、その番組の何処にでもCMを挿入して良いとは言えませんよね。例えばドラマだったら、話の切れ目切れ目に入れないと、いきなり山場の途中でCMとか入って中断したら、どんなに良い作品でも視聴者は怒りますから。サイトの記事にしても、全体の最初の部分だけを無料公開して、残りは有料サイトでというスタイルの所が多いけれど、それって無料部分だけでは伝えるべき情報が不明瞭なままな訳で、メディアという立場上良いのかといつも感じます。理想を言えば、要約記事みたいなものを無料公開して、そこには一応ちゃんとTPOは膨れているようにする。優良株分には、さらに詳しい情報とか色々な角度からの批評記事なんかも含まれる、みたいな事が理想。

問題なのは、そうなると紙の新聞記事と書き方も構成も異なってしまうので、それぞれで別記事を書く労力が増えてしまうこと。発想を逆転して、Web記事の無料版・有料版を最初に作り、その有料版を構成して紙記事にするとか。あるいは、紙媒体に印刷した記事は半日後とか一日後に公開するけれど、新聞発行以降に出てきた事件とか話題は無料でサイトでどんどんフォローするとか。結局、サイトのビジネスモデルとしては、よほど優秀で付加価値の高い情報を提供して、それなりのアクセス料金を徴収出来るか、兎に角アクセス数を増やして、広告収入等で利益を上げるか、その二択しか無いと思うんですよね。で、個人的推測だけど、前者の場合はある程度限界があるように感じるんですが、後者の場合はやりようによって可能性はかなり高いんじゃ無いかと。まぁ、メディアという情報を商材にしたビジネス何だから、どちらのケースでもちゃんと仕事になるような力は持っていて貰わないと困るんだけど。

いずれにしても、煩わしいmsnにアクセスしなくても良くなることが一番の朗報だったりして(笑)。

錦織散る

うーん、もう少し粘れるかと思ったけれど、やはり2m近い身長との体格差、力の差でしょうか。それ以上に、ここまでの対戦で体力を消耗していたのが最大の理由かな。3-6/3-6/3-6の0-3での敗退は、ちょっと意外でした。でも、彼の力が確実に世界トップレベルになっていることは確かだから、次の試合でもこれ以上の結果を目指して欲しいですよね。

一方で、車いすの部では国枝選手と上地選手が、男女で単複4冠を制覇するという、完全優勝。錦織選手の準優勝は残念だったけれど、日本のテニスの力を十分に見せてくれた全米オープンだったじゃ無いですかね。フットボールも道のりは遠いけれど、少しでも世界レベルに近づかないと。

2014年9月8日

ピックアップサービス

何年か前に購入したGrand SEIKOの腕時計。クォーツ式なので、最近秒針が2秒刻みで進むようになりバッテリー切れを予告するようになりました。そこで、電池交換とオーバーホールを兼ねてSEIKOの修理サービスを依頼しました。Webから必要な事項を入力して、ピックアップサービスをリクエストすると、佐川急便が指定日に受け取りに行くという確認がきました。

で、昨日そのピックアップに来たんですが、ちょっと問題有りじゃ無いのかな、と。最初配送途中の佐川急便の担当者から「お届け物があるんですが」と携帯に電話が。うちの場所はちょっと(かなり?)分かりにくい場所にあるので、いつも配送の人が苦労するんですが、今回もそれだと思って場所を案内します。で、私宛の荷物は佐川急便の袋に入った物で、差出人は「セイコー」。で、もしやと思って、「斯く斯く然々でサービスリクエストをしているんだけど、これってその荷物ですか」と聞いてみます。で、箱には荷物を受け取ることなどの注意書きが書いてあります。

配送の人には少し待っていて貰って、早速袋を破って見ると、中からは時計を入れるクッション入りの箱に返送用の袋と配達用の住所を書いた伝票が入っていました。どうやら、これを取りだして中に時計を入れて、それを配達担当者に引き渡せ、ということらしい。慌てて準備していた時計を入れて(指定時刻は午後だったのに、午前に来たから少しバタバタしました)、袋に入れて渡しましたが、ちょっと不親切だなぁと。以前もこの手の修理サービスを利用したことがありましたが、その時には返送用のクッション入りの袋とか箱を持ってきて、その場で送る物を入れて渡すだけ。最初から荷物の受け取りを前提に回収に来てくれました。因みに、確かクロネコさんだったはず。でも、今回はピックアップ用のパッケージをこちらに送ってくると言う少々回りくどい方法。どうも、セイコーの修理受付部門が回収用のパッケージを用意して、それを佐川急便に渡している雰囲気です。だから、配達する側もそのパッケージを渡して直ぐに受け取るという認識が薄いみたい。

多分ヤマト運輸の方は、そう言う電子機器とか精密機械のピックアップサービスとして、標準化した回収箱とか契約があるんでしょう。それに対して、佐川急便は通常の配送・受取のルーティンの中で、メーカー側が自分で必要なパッケージを用意したものを単にデリバリー・ピックアップしているだけのような気がします。前者の場合は、日々それなりに回収・配送が見込まれるなら有利だろうし、後者の場合はそれ程数が出ない場合には効率的でしょうね。ただ、セイコーのHPには「集配業者が回収用のパッケージを持ってくるので、そこに時計を入れて渡してください」としか書いて無くて、こういうシステムで渡すという認識が無かったので正直慌てました。それに、実はHPから修理依頼をしてからピックアップするまで最短で一週間程待たされたんですよね。今回初めてだったので、そんなものかと思ったけれど、これなら自分でパッケージングして送った方が遥かに早かったし楽でした。次回からは、その経験を生かすことにします。

ゆとりじゃ出来ない成果

この週末は「錦織フィーバー」とでも言うのか、話題を総ざらえした感じですよね。まぁ、これまで誰も日本人ではやったことの無い、全米オープンテニスで、しかもランキング1位のジェコビッチ選手を接戦の末破っての決勝進出ですからねぇ。テニスには詳しくないけれど、今回の錦織選手のプレーの様子を見ていると、以前と比べて明らかに違うなと素人ながらに感じるのは「力強さ」。以前の錦織選手だと、準々決勝とか準決勝とか良いところまで行くような良い試合があるんだけど、そこで力尽きるというか、次の試合では途中から崩れていく印象があるんですよね。でも今回は、「マラソンマン」と現地メディアが呼んでいるように、凄くタフさを感じます。画面で見ていても、以前と比べて体が一回り大きくなったような印象を受けるんですよね。

で、何かの番組でとあるコメンテーターが「(錦織選手も含めた)最近活躍しているのは、ゆとり世代の若者。だから、(非難されることの多いゆとり世代だけど)見直す機会」というようなコメントをしていたけれど、それは一寸違うんじゃ無いだろうか。「ゆとり世代、ゆとり教育」って、詰め込み式の勉強方法では無く、自分のやりたいことを見つけられるように色々な機会を与える、みたいな趣旨だったと思うけれど、結局何人何%の人間が自分のやりたいことを見つけて、達成できたんだろうか。「ゆとり教育」って学校にしても親にしても周りにしても、無責任な時間を増やしたことのデメリットの方が大きかったように感じます。それまでの詰め込み式の教育方法が良いとは思わないけれど、色々なことを知るチャンスは多かったように思うんですよね。それに、錦織選手にしても「ゆとり教育」からテニスを選択したわけじゃ無くて、自らの意思で早い時期から米国に出て自らより厳しい環境で鍛えることを選択したわけで、それっていわゆる「ゆとり教育」とは真逆な話だと思う。

決勝の相手も錦織選手のように下馬評を覆しながら決勝まで進んできた似たようなタイプ。苦しんできただけに何とか優勝を手にして欲しいけれど、後は精神力の戦いかも。どちらも勝てば初優勝、錦織選手が勝てば初のアジア系選手の優勝らしいけれど、やっぱり優勝して欲しいなぁ。吉報を待つのみ。

2014年9月6日

HND-SFO-NYC-HND (1) - 年末の予定

ここ数年年末近くになると、溜まっている有休の消化を兼ねて、20日位から年末年始のお休みに入りそのままどこかに出かけてくるというパターンになっています。去年はCandlestick Stadium最後の試合を見に出かけて行きましたが、今年もとある事情からSan Franciscoに出かけることに(笑)。実は、今年の初めに特典チケットの必要マイル数がアップされるという話が出たので、その時にえいやでNRT-JFK (by ANA)の予約を入れておきました。ほんと、全く何か予定があるとか理由が有るとかでは無く、ANAの長距離路線に乗ってみたいな、と言う事だけ。ただ、後で変更がしやすいように片道ずつ予約して置いたのが、後から考えると助かりました。

今回一寸困ったのが試合の予定。クリスマス前後の試合日程ってちょっと不規則な予定になるんですが、今回困ったのが49ersのWeek 16の試合が12月20日の土曜日の試合になったこと。これ、日本を金曜日に出ないといけないスケジュール何ですが、19日の金曜日が仕事納めになるから一寸困ります。まぁ、有休は幾らでも余っているので、いっその事木曜日出発とかにしても良いんですが、そうなると帰国日がクリスマス前になってかなり混雑しています。で、暫くどうしようか考えていたら、UAのHND-SFOの深夜便就航のニュースです。最初は羽田00:05発のスケジュールで発表されていたので、金曜日の深夜24:05に出れば、San Franciscoには金曜日の午後に到着する予定。十分に土曜日の試合に間に合います。ただ、直ぐに特典チケットを探したんですが、往路はセーバー特典は無しでスタンダード特典のみ。帰国便はセーバー特典がまだ残っています。この時は、まだマイルが70万マイル以上残っていたので、往路はスタンダード特典(19万マイル)、復路はセーバー特典(8万マイル)で予約を入れておきました。この時はそれで構わなかったんですが、やっぱり貧乏性何ですね、往路のスタンダード特典が何故か勿体なくて(笑)。

その後時間あるときに何度か経路の見直しをしてみたんですが、やっぱり木曜日とか金曜日位から出かけるしか無いかなと思っていたら、ひょんな事から金曜日の21:00過ぎに羽田を出るANAのバンクーバー線が結構空いている事に気がつきました。金曜日の21:45に羽田を出て、金曜日の13:00過ぎにバンクーバー到着。ここからSFOに移動しても、夕方の早い時間帯に到着出来ます。問題はYVR-SFOなんですが、往路のYVR-SFOは15:00発のフライトしか事実上ありません。で、復路のSFO-YVRが特典チケットではなかなか良い時間帯で撮ることが出来ません。で、この路線、往路のフライトはYクラスしかないのですが、時間的に1時間一寸のフライトなので帰りもYクラスで問題無いから、安いチケットを買って済ます予定にしました。復路のYVR-HND線も余裕でセーバー特典は取れるので、その様にしようかと思ったんですが、ここで待てよ、と。JFK-NRTと組み合わせたらどうだろうかと悪い虫が(笑)。帰国便は現地24日の夕方にJFKを出て、25日の22:00頃に成田に到着するので、ここで一泊しないといけません。実は、26日に用事があるのでそれはそれで丁度良い旅程。最初にNRT-JFKの予約を入れたときに、帰国予定日に合わせて成田のヒルトンの予約もいれてあったりします。20日に49ersの試合観戦をしたら、後は24日の帰国便に乗るまでの3日間は特に予定も無いので、この間にSFO-NYCを移動すればどうかという話になります。

特典チケットで検索すると、一寸良い時間帯がありません。レッドアイが殆ど。じゃあ有償チケットで見ると、ps便でも安い値段で取れそう。YVR-SFO/-NYCの通しで買っても値段は変わりません。探してみると、アップグレード枠のRクラスも少し残っている。難点は、西から東への移動になるので、SFOを朝早く出ないとNYCには明るいうちに到着出来ないこと。12月ですから、雪の影響も心配。帰国便もSFO-YVR/-HNDの方が安全かなとも思ったんですが、結局HND-YVRがB767-300で、JFK-NRTがB777-300ERなので、帰りはNY経由にすることに。ですから、先に予約したNRT-JFKを、HND-YVRに変更して(以前の6万マイルのままで変更出来たけれど、ちょっと残念)、帰国便はそのまま残しておきます。そして、有償チケットで、YVR-SFOとSFO-JFKを予約(SクラスとTクラス)し、直ぐにSFO-JFKは残っているRegional Premium Upgradeでアップグレードを確定しました。このYVR-SFO/-JFKで3000マイル位になるので、今月に予定している「沖縄修行」は入らなくなってしまいました(笑)。取りあえず旅程は決まったので、ホテルの手配もしないと。(続く...)

Bitcasaのファイル復元中

突然消えてしまったBitcasaに保存していたファイル群。テクニカルサポートにメールを送って二日後返事が来ました。現象の説明などして返信をすると、次の日に「こうやってみて」というリカバリー手順を送ってきました。Bitcasaは、そのファイル自体を保存するのでは無く、一定の単位で暗号化した物を保存して、ファイルの実態としてはそれらを組み合わせた物を「ファイル」に見えるようなフィルターとでも言うのか、用意しています。ファイルシステムみたいなものですね。で、その暗号化された部分は、世界的に見れば重複したものが沢山あるだろうから、物理的に一つ一つファイルを保存するよりもずっと少ないデータ量で見かけ上のファイル保管が出来る、と言うのが彼らのビジネスモデル。今回のケースは、個人アカウント毎に用意されているそのフィルター部分が何らかの理由で壊れた、差し替わった等の理由で、データとしては残っているけれどビジブルになっていないと言う説明。

先ずは、過去に接続したデバイス(自分の場合は、デスクトップ、ノートブック、iPhone4sの3種類)のリンク情報を削除。そこでもう一度Log-OFF/ONしてみろとのこと。やってみたんですが、削除するためにアクセスしているリンク派削除出来ないので、以前のフィルター情報派削除できないんじゃ無いのか? 一寸矛盾した話。結局、この方法では駄目。そこで次の方法として、BitcasaのVersionsと言う機能を使えという指示。これ、MacのTime Machineみたいな機能で、一寸凄いなと思うのが、日付と時間単位で遡って履歴を戻すことが出来る事。実際に保存しているデータが、フィルター情報だけという事もあるけれど、この技術は一寸凄いなと思いました。で、この機能、実は問い合わせる前にやってみたんですね。でも、その時には全然ファイル情報は現れなかったんです。で、今回やってみたら、何と以前のファイル情報が表示されるじゃないですか。ここから、表示されたファイルをダウンロードするかリンク情報を送ることが出来るらしい。ダウンロードすると何十TB落とさなきゃいけないから、これは非現実的。で、リンク情報を自分に送って、その場所にアクセスしてみると... おぉ、ファイルが戻っている。

最初初めてフォルダーが戻って喜んだんですが、フォルダーの中を見てみたら空。「えーー」と思ったんですが、数分してアクセスしてみるとその中身が戻っています。どうもサーバー側でファイルやフォルダー情報の再構築を実行しているみたい。何十万というファイルが置かれていましたから、これは暫く様子を見た方が良さそうです。でも、既に復元されたファイルを見た感じではデータとしては何とか元に戻りそうな雰囲気です。一つ心配したのが、タイムスタンプが全部今日の日付になら無いかと言うことですが、それも以前の日付のままのようなので、一安心。ただ問題が一つ。Bitcasaのドライブ使用量が、以前の3倍位になっている(笑)。まぁ、無制限の契約なので、どれだけ増えても問題無いけれど、いやいやなんで3倍にも膨れあがるの? まぁ、見た目は3倍になっても、実際に増えているのはフォルダーとファイルの情報だけだからそんなに増えては居ないはずですけどね。いずれにしても、一寸一安心。しかも、なかなか賢いリカバリー機能があることが分かり、Bitcasa、少し見直しました。

2014年9月5日

お店のスキル

カカクコムが運営する「食べログ」に事実と異なるコメントを掲載されたとして、その削除を店舗側が要求していた裁判。判決は、法人たる店舗が恣意的に情報操作することは駄目と、お店側が敗訴。まぁ記事に書かれている判決理由はそれなりに納得のいくものだけれど、お店側としては別に頼んで掲載して貰ったわけでも無いし、しかも匿名で記載されている記事で、本当にそう言うことがあったのかどうか分からないような情報まで責任を負わされるのは納得いかないだろうなぁ。

今のようにSNSとかで情報が瞬時に伝搬するような時代以前では、例えば雑誌とか週刊誌などの媒体に掲載された記事や情報が一番早かったわけで、その分内容に関しては掲載する側も取材とかするし、それなりに責任が発生していたと思うんですよね。でも今の時代言い方は悪いけれど「書きっぱなし、書いた者勝ち」の感があるんですよね。そりゃぁ、真面目に美味しいお店を紹介しようとか、お店のためを思ってあえて苦言を書く人もあるだろうけど、必ずしも善意の人ばかりでは無いし、どうしたって一人一人の主観でものを言うから信頼性というか判断に困る情報もあるし。

ユーザー側の情報リテラシーが高くなって、書かれている情報を鵜呑みにするのでは無く、複数のソースからの情報を比較して判断出来るようになれば良いんですが、中々そういうわけにもいきません。まあ、もし自分がこのお店の責任者であったとするならば、「目に目を」じゃないけれど、情報戦には情報戦で対抗するしかないでしょうね。自分のお店のHPやFacebookにGoogle+、さらにはInstagramにTwitterにLINEと、流す情報は同じものでも良いので、兎に角良い事も悪いことも開示していく。で、悪い話の時にはその理由・原因と対策もちゃんと開示する。例えば待ち時間が長いとかオーダーミスのクレームが合ったら、それもちゃんと開示して、例えば「混雑時には余裕を持ってサービスする」とか「メニューの見直しをする」とかちゃんとアクションを提示すれば、仮に食べログで否定的な話を見たとしても、お店の情報で確認して対策されていると安心出来るわけですから。勿論、そのアクションがちゃんと出来ないとなると、それはそれで別の問題だけど。

正直なところ、どんな仕事でも100%の満足何て有り得ないわけです。勿論、最初から70%とか60%程度の満足度でOKなんて思っているお店は言語道断だけど、どんなお店だって100%のサービスをと思って頑張っても、やっと60%とか70%と言う場合が殆ど。ただ、それで仕方ないと諦めるか、もっと工夫するかで、そのお店の価値が分かれてくると思うんですよね。それに、同じ事が発生しても、馴染みのお店での場合と初めてのお店での場合では、受ける印象が違うわけです。最初の不満に上手く対処すれば、結構そのお客様はファンになってくれるし、お店のサポーターになってくれるもの。時代が変わると共に、お店の運営方法も変わるわけで、確かに一番基本的な事は安くて美味しいもの、良いものを提供するということだけど、それだけでは生き残れない時代だという事も理解しないといけませんよね。

デング熱

一寸したパニック状態になっている、代々木公園を中心にしたデング熱騒動。最初の一人二人から、今では50人を越、さらに代々木公園で観戦したと思われる人が地方にも移動したので、もしかしたら地方でも既に感染状態にあるのかもしれない。最初の頃に、公園の一部に消毒薬を散布する作業をしていましたが、やるなら公園から周辺の緑地も含めて一気に消毒しないと殲滅は無理でしょうね。と言うか、其れ以前に既に周辺の緑地帯経由で広範囲に広がっている気がします。

一つは気候温暖化傾向による気候の変動があるのかもしれないけれど、最大の理由は人や物の移動が活発になり、それで持ち込まれるケースが大きいんじゃ無いだろうか。で、以前なら日本の気候では寒くなると死滅していたのが、温暖化や住宅地などでの暖かい場所で越冬して翌年に再び流行するというサイクルが、既に確立しているのかも。で、今更日本の気候を寒冷地気候にする事も出来ないし、既に国内で分散しているだろうウィルスや媒介する蚊を全滅させることも出来ない訳ですから、消毒などの作業は続けて爆発的な流行は押さえつつ、個人防衛として虫除けスプレーを常備するとか、そう言う対策を考えないといけませんね。

実は、自宅の周りは自然が豊富だし、自宅には庭とかもあって、今の時期だと雨蛙がぴょんぴょん自宅の庭を跳び回り、一寸窓を開けておくと部屋の中に入ってくるような状態で、うちも気をつけないといけないんだけど。先ずは東京都として、代々木公園だけじゃなく、それこそ皇居なんかも含めて蚊を採取して検体検査をして、実対把握をしないと。騒ぎを大きくしたくないという気持ちもあるんだろうけど、先ずは最悪の事態を想定して最大の努力をしないと。

私的カメラ事情

色々諸般の事情があって、もう14年程とあるスポーツチームの専属カメラマンみたいな事をやっています。元々写真に興味が有ったわけでは無く、カメラだって特に持っていたわけでは無いけれど、たまたま仕事で使っていたデジカメがあったのと、某OBから強く依頼されて試合の写真などを撮るようになり、そこからズルズルと今日まで写真撮影をしているわけですが... 正直なところ、真面目に写真を撮るのはチームの試合やイベントの時だけなので、年間撮影する試合数なんて10試合あるかどうか。それでも、出来るだけ良い瞬間を少しでも撮影してあげたいという気持ちがあるので、なんだかんだでデジタル一眼レフを何台か買い換えたり、レンズもそれなりの物を購入したりしています。

本当は、もともとは2~3年で良いからと言う話だったんですが、この手の話でそう言う約束が守られる事は無いわけで、3年が4年に、4年が5年になって、結局14年になってしまいました。まぁ、色々な理由はあるのですが、その理由の一つが、この小座野さんのコラムで取り上げられている、USのカメラマン、タック牧田氏。写真を撮り始めて2-3年目くらいだったか、使っているカメラも対したものじゃ無かったから、当然写真のレベルもしれた物だったんですが、それでも良いプレーをした瞬間を撮影したい気持ちは自然に沸いてくるわけです。で、当時の雑誌なんかを見ていて、「あぁ、こんな写真も撮れるんだ」とNFLの試合の写真を見て感動したのが、このタック牧田氏の写真でした。

当然向こうはプロだし、年間何試合も撮影しているわけだし、第一使っている機材(カメラ、レンズ)だって、桁違いの製品を使っているわけですから、全く叶わないのは当然ですけど、何故か少しでもこの領域に近づきたいという気持ちが沸いてきたんですよね。で、タイミング良く発売されたのがEOS 10Dでした。それまで、デジタル一眼レフカメラはあったけれど、何れもプロ用の高級機で、確か50万円以上する物ばかり。安いモデルでも30万円以上していた時代に、このEOS 10Dは20万円を切って登場したから、凄く安く感じるわけです(笑)。ここから、キヤノンのカメラ・レンズ地獄が始まったわけです。そこからが大変。デジイチですから、それまでのコンデジと違って、設定することや覚えることは沢山あって、最初はまともな写真が撮れない状況でした。それでも、2年くらい弄っていて何とか見せられるレベルの写真が撮れるようになると、EOS 20Dが出てきたので購入、40Dが出てきたので購入、7Dが出てきたので購入と本体は4台目。レンズも望遠が欲しくなるので、EF100-400mm買ったら、東京ドームでは暗くて泣いたので、Sigmaの120-300 F2.8買ったり。

で、今回ちょっと驚いたのは、タック牧田氏はNikonのD4とD700に、200-400mmと70-200mmに×1.4のテレコンを付けていると言う事。多分テレコンを付けているのは200-400mmの方で、こっちをD4に付けているんだと思うんですが、正直プロカメラマンならF2.8通しの500とか600とか使っていると思ったのでちょっとビックリ。で、D4だとISOが20万とかまで拡張されるので、それなら×1.4のテレコンを付けて、F8になっても1/1000はOKだろうなぁ。

実は、EOS 7Dを購入して、これはこれで良いカメラなんですが、もう少しISO感度アップと連写機能を何とかしたい。もう何年もEOS 7D MarkII(笑)を待っているけれど、未だに出る出ると言われて出てこない幽霊状態。APS-Cで×1.6倍になるのが、自分のようなアマチュアカメラマンにはありがたいからなんですが、今回のコラムを読んで、F8とかまで落ちてもISOが20万とかまで上がれば、それはそれでも良いよなと思い直しつつあります。今更ニコンへ移行するほどお金は無いので、買い換えるとしたらEOSの1Dxなわけですが、D4sと比べると見劣りするんですよねぇ... やっぱり、ニコンへ浮気しようかと思っちゃう。もう少し様子は観るつもりなんだけど。いずれにしても、カメラ磨くより腕磨かないとね。

2014年9月4日

ヴァージンアトランティック、日本線撤退

ちょっとショックなニュース。ヴァージンアトランティックが、成田-ロンドン線から来年の1月31日を持って撤退するというニュース。これまで利用したことは無いけれど、我々の世代だと憧れの航空会社の一つ。日本線に参入した時、ヴァージンが掲げていたのが「ビジネスクラスの料金でファーストクラスのサービス」。当時は衝撃的な、フルフラットに近いシートや食事の内容、サービス等、確かに他社のファーストクラスレベルのサービスを提供していて、当時出張するならヴァージンでという流行があって、だから中々取れない便でもありました。確か、当時の大手国際線は3クラスが普通だったのに、初めて2クラスを導入したのもここじゃ無かったっけ。

当時は画期的で斬新な航空会社で、派手な会社でもあったから非常に人気のある航空会社でしたが、ビジネス環境が厳しくなるにつれて、ビジネスクラスでも高めの設定とか、他社も2クラスに移行してビジネスクラスにてこ入れしたりして、以前ほどの付加価値を感じられなくなってきたのも確か。中東のエミレーツ、カタール、エティハドが昔のヴァージンみたいな存在になってきている現在、差別化という意味では時間が経過しすぎた印象は否めませんね。

運送業と言う意味では、安全定時運行が大前提でもあるし最大の要件であるけれど、列車がまさにそうであるように、観光需要も大きいわけで、そのどちらにも特化できなかったのが今回の撤退理由なんでしょうね。私は色々な理由からUAに集約していますけれど、サービスとかの内容は決して良いとは言えない。でも、自分の移動範囲(主にアメリカ)で使う分には、最大手の一つなのでそれなりに利便性も高いし上級会員なので優遇されるところもあるし、TPOに応じて考えれば一番使い勝手が良いと思っています。勿論、超高級な中東エアラインにも話の種に乗ってみたいとは思うけれど、フライト時間が長くて14~5時間前後。半分以上は寝ているだろうし、その中で食べるかの昔か無いわけだから、実質的には2~3時間位しかサービスは楽しめないわけで、余り意味があるのかなと言う疑問も。例えば、その超高級な座席やプライベートブースがホテル代わりになって、機内で1泊2日の旅行が出来るとかならまた別ですけど。

それでも、やっぱり「あのヴァージンが」という印象が強く感じられるニュースです。

主語は何?

太宰メソッド」の話を読んで思いだしたことが。大学を何とか5年(?)で卒業して、これも何とか入った会社は外資系。しかも、何故だか研究開発部門に配属されたもんだから、日々の会話には英語が溢れているし、当時としては珍しかった社内のメールシステムも全部英語。さらにさらに仕事の相手の大半はアメリカ人だったから、読み書きするメールの99%は英語。と言うか、当時のコンピューターシステムではまだ日本語が扱えなかったという理由もあるけれど。だから、残り1%(実際はそれ以下)は「ローマ字」でしたよ(笑)。

高校時代英語が苦手で、だから大学入試も英語が無いか配点が低いところばかり狙って、大学でもそれ程真面目に勉強しなかったから、当然会社に入ったときにはちんぷんかんぷん。でも、だからといって英語のメールは止まってくれないし、毎日な気ながら辞書を引き引き怪しい単語を並べていました。で、門前の小僧何とやらじゃ無いけれど、1年過ぎ2年過ぎると、何とかそれなりに英語の文章も書けるようになるし、まぁ発音は酷いけれど会話も出来るようになります。ただ、元々のスキルがゼロからスタートしているから変なクセが付いちゃったんですよね。それは、日本語の文章をそのまま翻訳しようとするから、どうしても主語が曖昧のまま訳そうとして、その為受動態に訳すことが多くなるんですよね。これ、アメリカ人からすると凄く分かりづらい表現な訳で、当時の仕事相手は苦労したんだろうな。

そんな自分も入社4年目に初の海外出張を経験し、その翌年には半年以上の準駐在的出張も経験しました。この半年の滞在(実際は4ヶ月出張+2週間の一時帰国+3ヶ月の出張)期間で自分の英語スキルは大きく替わり、それなりに話も出来るようになったし、書く方も何とかその後20年首にもならずに会社に於いて貰える程度のスキルが身につきました。ここで一番変わったのが、英語で話しをするときの主語。それまでは日本語での語順をそのまま薬草とするので、主語が曖昧(itとか)だったり、物とか事柄の場合が殆どだったのが、英語に慣れてくるとまず"I am..."とか"I think..."とか、まず「自分は」という事を、その後の言葉がまだ見つからなくても最初に発するようになったんですね。勿論、"You..."とか"He..."で始まる場合も有るわけですが、そんな時も"I think.... he should work..."みたいな感じで先ず「自分は」から始めるようになったんですね。で、こういうクセを身につけてくると、日本語をそのまま訳そうとする事も少なくなり、頭の中でも言いたいことを英文で組み立てて、それを話すようになってきたんですね。それを10年近く、毎年日米を往復しつつ、長いときには半年くらいアメリカで暮らしていると、そう言う話法が身について、日本語の時も先ず主語は何という事を気にするようになりました。だから、時々日本語で何か言ったり書くよりも、英語で書いた方が楽だったりして(笑)。

アメリカ人って曖昧な表現を嫌がるんですよね。日本のように、「あ、うん」のような事は嫌がる。国民性の違いだと思うけれど、こちらがつい日本人相手の話の積もりで日本的な言い方をすると、直ぐに「それは誰が担当なんだ、どうする予定なのか、いつまでに完了するのか」と畳み掛けてきます。だから「太宰メソッド」的な事を言おう物なら「みんなって誰だ」とか「それは日本国民の総意なのか」とか、直ぐに突っ込みを受けてたじたじ。勿論、英語だって不特定多数を主語にして言うこともあるし、"We"と言う主語は不特定多数の総称として使われるわけで、そこは厳密に特定するような事が徹底されているわけではありません。ただ、"We"と言えば自分を中心とした周り(その範囲はいろいろあるけれど)という意味だし、それは「みんなが」とか「我々が」という言い方とはちょっと違うニュアンスです。「私達が」に近いのかな。「我々は」というのは何となく周り全体の総称だけど、「私達は」では自分を中心とした自分も含めた周りの意味が感じられますから。

自分もごくごく限定された範囲ではあるけれど、こういう場所で不特定多数に対して文章を公開する以上は、少なくとも主語は誰で何を目的にしているのかは理解して貰える文章になるように気をつけないと。

検証記事の検証

擦った揉んだのあげく朝日新聞紙上に掲載された、池上氏のコラム。内容は朝日新聞の先日の検証記事に関しての辛口の内容。朝日新聞から見れば自らが批判されている内容だけに、決して気分は良くないだろうけど、でも掲載中止を求めるほど過激な内容でも無いし、何でこの程度の内容であんな過激な事をしたのか逆に不思議なくらい。強いて言うと、「当時の研究が進んでいなかった」という「挺身隊と慰安婦の混同」を、その2年後には自ら「両者を混同しないように務めてきた」と矛盾する内容を指摘されていたことだろうか。つまり、挺身隊との意図的(?)な混同は、朝日新聞記者が始めたと言われている以上、直ぐにその違いが明らかになったことは認めたくないとか。最も吉田証言(強制連行の方)についても、反日感情が盛り上がっている今済州島に行っても、同様の証言が得られなかったのではこれ以上彼の証言を根拠にする事は出来ないだろうけれど、それはそれで相手に責任を押しつけて自らは騙された「被害者」の振りをすれば許されるという意図も少し見えるんですよね。まるで、何かの団体みたい。

今回の池上氏のコラム掲載には、朝日新聞、池上氏、双方のコメントが追加されています。で、朝日新聞側のコメントを見ていて感じるのは、もしかしたら今回の取消騒ぎは検証記事の反響が余りに大きくて、それがさらに拡大することを恐れた池上氏のコラム担当者が独断で決めたことでは無いだろうか。同様の批判記事を掲載する予定の週刊誌の広告掲載も先に拒否していたときなので、コラム担当者としては「このまま批判記事を掲載したら、上から叱られる」という意思が働いて掲載中止のお願いを出したところ、思わぬ反発にその上司や上層部が慌てた、と言う顛末では。だからコラムの内容を見て「この程度でおたおたすんじゃない」と急遽掲載を決めたとか。

朝日新聞の検証記事に対して、世間一般的には批判が大きく、その為広告出稿停止などビジネス的にも影響が出ている中、これまで以上に敏感になっているためかもしれないけれど、結果的に自らのドタバタを世間に知らしめる結果になってしまいましたね。そして、まだまだ危機感が足りないと思います。

一般企業でも、例えば自動車業界のリコールとか、食品業界の産地偽装とか異物混入とか、何か問題が生まれる事はどうしても避けられません。メディア企業で言えば、報道した内容が間違っていた、誤解があった、正確で無かった、事はどうしても発生します。その場合、一般企業ではその事実を認めると共に、問題に対しての対策もするし、仮にそれによって何らかの被害がユーザーに発生していれば補償にも応じるわけです。これらは、そう言う法律が有ると言うよりも、企業倫理としての対応ですよね。今回の朝日新聞は、彼らの記事に間違いが有ったことは認めたけれど、それによってユーザーに生じた被害について謝罪もしていないし対策も取っていない。企業倫理として、真摯に間違いを認めて謝罪するという一番基本的な事柄をしていないことが最大の問題。そして、その誤報がいつの間にか真実として世界中に浸透して日本に対していわれの無い批判が生まれていたり、それに乗じてさらに騒ぎを大きくしようとしている中国や韓国の利益になっていることを正そうとしないが次の問題。もし自動車メーカーがブレーキとかアクセルに問題があることを認めたのに、それに対しての謝罪もせず、またリコールもしないで「もう解決した」と言っていたら、彼らメディアはどう言う記事を書くだろうか。彼らは、2ch等の匿名サイトでの書込を「匿名による無責任な発言」という言い方をするけれど、結局それと全く同じ事を自ら実行していることを認識して欲しいですよね。

2014年9月3日

Bitcasaのファイルが消えた

一昨日まで問題無く利用出来ていたBitcasaにアップロードしていたファイルが、昨日見たら全て消えている。でも、自分のアカウント情報を見ると、ドライブの使用容量は以前のままで、本当に消えたわけでは無いように見えるんですよね。最悪、必要なファイルは手元にオリジナルなりバックアップがあるから何とかなるんだけど、やっぱりまだまだ信頼性が低いと言う事か。しかし、痛いなぁ... 分散して保管していたファイル類を一つにまとめて、やっと重複したものとか派生的に作成したものの整理が終わって、これから再び必要なものだけバックアップを取って保存しようと思っていた矢先だったのに。また最初からやり直す気力は今のところ無いです orz

メディアの神髄

味方陣営(?)の新聞社やメディアからも批判を浴びる朝日新聞。ジャーナリストの池上章氏のコラムの内容が自社に対する批判内容ということで掲載拒否をしたら、池上氏が連載を中止したというニュース。朝日新聞自身が、自社のこれまでの報道内容や報道姿勢をどう思っているか知らないけれど、少なくともそれが同意だろうが批判だろうがメディアとしてそれを報道した上で、間違いなら間違いと、誤解なら誤解と、ちゃんと説得力ある内容の記事で反論するのが、メディアのメディアたる存在意義じゃ無いの。政治の世界に対しては、よく「真偽不足」とか「国民の声を聞いていない」とか偉そうに書く訳ですが、自ら同じ事をしてちゃ駄目じゃん。先日も、週刊誌の広告掲載拒否の話が合ったけれど、まぁあれはお金をもらって掲載する(場所を貸す)商売だから、載せる載せないの判断は掲載する側に合っても良いとは思う。勿論、その理由がビジネス上の話とか一般的な公序良俗の話なら許せるけれど、単に自分達が批判されている記事が有るから嫌と言う子供の駄々みたいな事じゃ理由とは言えないけれど。で、今回の場合は、掲載紙側がお金を払って書いて貰っていた記事が気に入らないから掲載しないと言っている訳だから、例えばその執筆契約に「自社に対する批判は一切記載しない」というような条件が合ったなら理解出来るけれど、そう言う内容に触れる話が無いのに拒否したなら、それってメディアがメディアを否定していることにならないのか。

朝日新聞の主張やこれまでの説明には、全く納得もしないし理解もしないけれど、それでも「メディア」の端くれとして、あえて批判的な内容の記事も掲載した上で、いゃ自分たちの考えはこうで、ここの理由は幸田から我々はこういう主張をしている、検証結果はこうなった、と言う話をするなら、その態度は立派だと感じるけれど。読者に出来るだけバイアスの掛かっていない情報(必ずしも「正しい情報」では無い)を提供することも重要だけれど、読者が自信で判断出来るような比較できる情報を提供することも重要な使命だと思うんですよね。当然、自分達に不利な情報もその時は出さないといけない。でも、その場合でも、何故自分達はそう言う判断をしたのかと言う理由は必ずあるはずで、それを主張するのがメディアの仕事のはず。その上で、それが間違っていたのならば真摯に反省して訂正して謝罪するのが、メディアは言うに及ばず誰にでも必要な常識のはず何ですよね。

結局、はなから自分達が不利であること、あるいは自分達の主張の間違いに気づいているから、そう言う反論なり批評する事も出来ず、だからそう言う火種なる事は最初から取り除きましょうと言う判断があるんでしょうね。それって、どこかの党の機関誌とか、どこかの国の宣伝機関とか、あるいは相手の言うことや立場を理解せずに自分達のかってな信条や主張を一方的に送りつける「ヘイトスピーチ/カウンター」そのままじゃないの、と思う。

"ブラック"と言うけれど

『ブラック企業』は人種差別用語である」というこの記事が話題になって居るみたいですが、一寸穿った見方過ぎじゃ無いかと。筆者の方は海外経験豊富な方のようなので、それなりに経験と知識に基づいて書かれているとは思うんですが、日本語で「怪しい、腹黒い」みたいな意味で使っている「ブラック」と、アメリかなどでアフリカ系アメリカ人を意味する”Black"を直結させちゃうのは無理があるような。と言うか、日本人なら何となく分かるだろうけど。大体アメリカ人は「ブラック企業(Black Company?)」とは言わないだろうし。英語で言うなら"Dark Company"じゃないかな。

記事の中では「黒は汚れてきたないもの」という価値判断が有り、それが有色人種差別に繋がると書いているけれど、それはちょっと違うんじゃ無いだろうか。確かに一般的に「黒」という色は否定的な意味で使われる場合が多いのだろうけど、元々は「夜の闇」とか「(何も無い・見えない)無の空間」みたいな、人間が元々持っている恐怖心から、夜とかあるいは死後の世界への恐怖感が、黒という色に収斂されているから、人は黒色を否定的と言うよりは避けたいもの、遭遇したくないものとして無意識に理解しているんじゃないかと。だから、「黒社会」とか「腹黒い」とか言う言葉が、日本語にもあるわけで、それって自分達が関わり合いたくない、知らない世界と言う意味から出てきていると思うんですよね。だから日本語で言うならば「闇組織」とか「暗黒企業」みたいな言葉が、最近の言葉のリズムに変換すると「ブラック企業」という言葉が出てきたんじゃ無いかと。

大体、「ブラック」が駄目というなら、人気お菓子の「ブラックサンダー」の立場はどうなる(マテ)。

一つ理由があるとすると、字面だけ見て、その言葉が良い・悪いと言う事を言うから、こういう話も出てくるんでしょうね。直接会話しているときに「ブラック企業」という言葉が出てきても、相手の表情とか話の流れなどを踏まえてその言葉を理解すれば、ネガティブな意味だけで使われる事も無いと思うんですよね。例えば「得体の知れない企業」とか「よく分からないけれど力のある企業」みたいな意味で使われる事もあるかもしれない。

私は言葉は生き物だと思っているから、昔とは違って使われてそれが一般的になる例も沢山あるし、省略語だって今では一般化しているし、逆に捻って捻って意味を付けしている言葉も沢山ありますよね。その中では、その単語だけ見ると場面とか状況とかあるいは地域とか国によって意味が違ってくる場合もあるけれど、それを使うか使わないかと言う判断はあくまでユーザーに任せるべきでは。アメリカで"Black, please."と言えば、砂糖ミルク無しのコーヒーが出てくるけれど、だれもそれを「人種差別」とは言わないだろうし。まぁ、アフリカンアメリカンの人と同席した時には、ちょっと気を遣って"Coffee, no sugar, no milk, please."と言う言い方をするかもしれないけれど、そこで"Black, please."と言っても自分に対してのそれが揶揄だとは思わないと思います。そのアメリカンアフリカンの人に面と向かって"Black"と言えば、それは絶対に好意的には受け取られないと思うけれど、"Black coffee"とか"Black joke"と言っても、それが差別的発言とは先ず思われないでしょう。"Black joke"は、その内容にもよるけれど(笑)。

所で、筆者は最後に「極東(Far East)」という言葉も"Politically Incorrect"ということで、「アジア太平洋地域(Asia Pacific Region)」書いています。つまり、特定の地域から見た方向とか地域名は、その地域と他の地域の優劣を付けるので、誰にでも分かりやすい地名を付けろ、と言う事らしい。それなら、「日本海」を「東海」と言わせようとしている韓国に対しても、是非同じ事を主張して欲しいですよね。「東海」って、韓国から見ただけの我が儘な名称なんですから。

受け継がれていく言葉って、良くも悪くも多くの人に使われる意味や理由があるものが、時代を跨いで残っていくもの。淘汰される言葉があれば、新しく生まれるあるいは新しい意味が付加される言葉も出てきます。「ブラック企業」という言葉自体、良い言葉だとは思わ無いけれど、それも一つのプロセス何だろうと思います。それと、「ブラック企業」という言葉同様に「~~美人」とか「美人~~」という言葉も、逆差別的な言葉ですよね。良い意味だから文句は言われないだろうとメディアは使うかもしれないけれど、それだって立派な人種差別ですから。

2014年9月2日

50回と101km

先週からこの週末にかけて、気になるスポーツ関係の話題が二つ。一つは全国軟式野球大会準決勝、中京と崇徳の延長50回の対戦。もう一つはNTV系列の101kmマラソン。

軟式野球のルールって余り詳しくないけれど、過去には公式高校野球でも延長18回で決着が付かず、翌日再試合何ていうこともありましたが、今では15回迄なのかな。また再試合以外にも抽選という選択肢も加わっています。このルールも、過去25回延長(中京商対明石中)や、あの坂東さんの徳島商業時代(地方予選)で、16回+25回の合計41回を一人で投げ抜く何ていうことがあったから作られたものらしい。MLBでも、確か結着が付くまで延長を続けると言うルールだったと思いますが、一度交代した選手が戻れない以上、どんどん選手の体力も消耗するだろうし、そう言う状態で少なくとも高校生レベルのスポーツでそこまで極限状態になるまで試合をすることにどう言う意味があるんだろうか。究極まで自分を追い込み限界を目指すと言う競技種目は、計測系のスポーツ(陸上とか重量挙げとかタイムレース系スポーツとか)ならまだ分かるけれど、対戦系のスポーツだと相手よりも得点を挙げるまで試合を続けるか、一定の期間(例えば9回の裏表まで)を設定して結着を付けるしかありません。大体、元々は9回で結着付けるべきルール化されていることを、その何倍も続けることに意味があるんだろうか。例えば延長は12回迄として、12回終了時でも決着が付かない場合はタイブレーク方式で勝敗を決めるとか抽選で決めるとか、ちゃんと最後を決めないとおかしいんじゃ無いだろうか。大体9回まで進まなくても、コールドゲームで途中中断時でも決着を付けるのに。延長が許されるなら、途中中断の時には消費したイニングに関わらずそこから再開しなきゃフェアじゃ無い気がする。結着が付くまで勝負させるというのは、一件正しいような気がするけれど、でも世の中ってあるルールに沿って動いているわけで、それをちゃんと教えるのも少なくとも高校スポーツの重要性じゃ無いだろうか。しかも今回の場合は、準決勝の結着が付いたら、その2時間後に決勝戦があるなんて、運用がめちゃくちゃですよね。プロ野球がイベント的付加価値を狙って延長戦で決着を付けるのはまだ分かるけれど、学生スポーツならば決められた範囲で結論を出すということを前提にすることが重要じゃ無いだろうか。

もう一つの24時間テレビのマラソンイベント。毎年色々な人がマラソンに挑戦するわけだけど、あれも昔から疑問のあるイベント。確かに意外な人物が人生で初めてのマラソン、それも本家の42.195kmを超える距離に挑戦していく姿は凄いと思うし、時には涙も出るのかもしれないけれど、でも「なんで?」という疑問をいつも感じるんですよね。トライアスロンじゃいけないの? 42.195kmを走るのじゃ駄目なの? もっと別のスポーツじゃ駄目なの? 等等、ツッコミをしたくなる。結局、24時間の放送中ずっと継続できるイベント性が有り、かつ最後に「感動のゴール」という計算出来るフィナーレが準備出来るという点で、ある程度の長距離を走り時間調整も可能で日本人に一番馴染みのあるスポーツとしてマラソンが選ばれるんだろうな。このマラソンの嫌らしいのは、「ゴールするべき時間が決まっている」事なんですよね。過去にはフィナーレに間に合わない場合も有ったけれど、確かフィナーレ前にゴールする事って一度も無かったはず。あれだって、そのランナーが凄く努力して1時間とか2時間前にゴールしたって良いはずですよね。まぁ、以前から批判も多いイベントだけど、ああ言うことを続けていると、いつか大きな問題が発生するんじゃ無いかと毎年ハラハラしてるんですが。ここ最近は、放送翌日の月曜日にマラソンランナーの舞台裏みたいな特番を放送していて、昨日たまたまそれを見ていたけれど、あれってある意味拷問ですよね。しかも、本人が立候補してマラソンしたいと言ってやるならまだしも、ある意味だまし討ちみたいな感じで突然言われて、で芸能人ならテレビ局の依頼を断るわけにも行かないだろうし。さらに言えば、あのイベントを経験して、その後マラソンとは言わないけれど、ジョギングとかスポーツに目覚めて継続している参加者っているんだろうか。確か初めてのランナーは間寛平さんで、彼の場合は特別だけれど、それ以降の参加者でそう言う人は居なかったはずで、そう言う意味でも一過性というのもはばかれるイベントだなと感じるわけです。

どちらもスポーツというよりは、何か修行みたいな感じ。個人的に嫌いな「~~道」的考え方が見え隠れするのが嫌。いゃ、そう言う指導方法とか鍛錬方法を否定するわけじゃ無いけれど、それとは別の方向性のスポーツ(野球やマラソン)に、無理繰り日本的な「~~道」の考えを押しつけているように感じるのが、個人的に拒否感を感じる理由なんでしょうね。いずれにしても、大きな事故に繋がらないことだけは祈ります。

2014年9月1日

Windows Tabletを使ってみた

ここ暫くWindows Tablet (ThinkPad Tablet 10)を仕事の関係で使っているんですが、いろいろと感じることがあるので備忘録として幾つか。


  • 良いところ
    1. 500g位の重さで、薄いタブレット上の形状は、薄型のノートブックPCと比べて格段に携帯性が良くなっています。簡単にバッグの隅に入れて移動することも出来るし、自宅で使うときにも何処にでも自由におけるので可用性が高まります。
    2. iPadやAndroid Tabletの使用経験もあるので、それらとの比較をすると、Windows7とWindows8.1の違いはあるけれど、やはりパソコン操作の殆どをWindowsでしているから、操作感としてはこちらの方が分かりやすい気がします。ただ、問題もあって、それは「悪いところ」編で。
    3. 結構バッテリー駆動時間が長いですね。特にこれまでの電源ON/OFFの代わりにS3/S4サスペンドを使うことを前提にしているだけあって、数日そのまま放置しておいても予想以上にバッテリー消耗度は少ないです。
    4. Tablet 10にはTypeAのUSBポートが付いていますが、これが便利。USBメモリーでもキーボードでも、そのままダイレクトに接続出来ます。OSもWindowsですから、ファイルのコピーや保存も違和感無く出来ますし。iPadやAndroidはクラウド保存が前提なのかもしれないけれど、やはりローカルで処理できる事も重要だなと再認識。
    5. 当然ながら、仕事やプライベートで使うPCもWindows (Win7)なので、操作感や取り回し等親和感は高いので、何となく使いやすい気がします。MacOS-iOSでどの程度親和性があるかは分からないのですすが、Windows Tabletはどちらも同じOSが走っているわけですから、そう言う意味で一番抵抗感が無い気がします。
  • 悪いところ
    1. 10インチクラスの画面にFHDクラスの高解像度がサポートされていて、そこでポインター操作前提のWindowsが走るわけですから、タッチ操作だけでは正直使えません。また、モダンアプリ(Metro)だけ使うなら良いけれど、どうしたってこちらはWindowsその物を使いたいわけで、そうなるとデスクトップアプリのI/Fをこの狭い画面ないで指で操作するのは至難の業。SurfaceはPen I/Fがあるけれど、ああいう物も必要かな、と。でも持ち歩く不便さを考えると違うような気もするし。
    2. これはWindows Tabletだけの問題じゃ無いけれど、SWキーボードが使えない。特にモダンアプリ画面で表示される時には、かな入力が出来ないんですね。これは私みたいなかな入力派にとっては致命的。また、標準キーボードに近いデザインのキーレイアウトが表示されるのは良いんだけど、入力モードが分からないので、何度も半角/全角キーを押して操作性が悪い。物理キーボードとソフトキーボードではちがいがあるのは仕方ないけれど、もう少し何とかならないものだろうか。
    3. キーボード操作していてちょっと指とか手のひらが画面に触ると、タッチ操作と勘違いされて画面が遷移してしまう。これにはイライラ。
    4. さらにソフトキーボードが画面の半分近く占めるので、格段に視認性が悪くなり作業効率が落ちる。
    5. 寝っ転がったりして使うと、画面がどんどん回転してしまうのが不便。自由に画面を固定したり、手動で回転できる様な仕組みがないかな。
全体的に良いところはPCとシームレスに操作出来るWindowsという環境の互換性でしょうか。悪いところはキーボードやTabletの位置が固定出来ない(ヒンジが無い)という部分に集約出来る気がします。だからTabletでも外付けキーボードが工夫されれば、薄型軽量のクラムシェルPCみたいな感じで結構使えるかも。でも、それなら今のUltrabookがもっと薄型軽量化される方が嬉しいけれど。サイズも12~13インチ位で。操作性の良い外付けキーボード(w/ TrackPoint 笑)に、強力なヒンジ機能を付け、Tabletと合わせても1kg未満、出来れば700g位になれば、移行することも出来るんだけど。あと、メトロアプリが使えないこともよく分かりました。このサイズで使うようなアプリじゃ無いな。iPadもそうだけとiPhone位のサイズでiOSのあのI/Fは分かるけれど、iPadの10インチクラスになると、ちょっとシンプルすぎる気がしますね。Macのデスクトップを知らないからまだ良いけれど、もし両方知っているユーザーだとちょっとイライラするんじゃないだろうか。私がWindowsでイライラするように。

で、Windows Tabletですけど、Ultrabook系がこの系統に行くのはかなり確かかな、と。正し、使いやすいオプション、特にキーボード系が良くならないと駄目なのも確か。後Tabletの固定方法ですよね。Surfaceのように後に台を付けるのもいいけれど、あれってテーブルとか硬い下地が前提になるから、移動中とかはかなり厳しい気がします。今のところPCの置き換えにはちょっと厳しく、手軽にデータブラウジング出来る、データ端末としてなら良いかなという印象。その場合、やはり価格が一番重要になるので、そうなるとせいぜい2~3万円位が限界かな。今のTablet 10って7~8万円もしますから、仕事以外で使うのは無いかな、というのが個人的結論でした。