2014年7月30日

SKY - A380 = -700億円?

スカイマークが、経営状況や円安/LCCなどの周辺環境の変化に伴い、契約していた6機のA380を、最初の2機の購入時期を遅らせ、残り4機はキャンセルしたいという記事。第一報を聞いたときには、「あぁ、やっぱりか」と思ったけれど、対するエアバスの違約金要求もえげつない感じが(笑)。まぁ、契約したのが4年前だから、そろそろ最初の機体はロールアウトする頃だろうか。となると、そのA380を他社の機体に振り返るにしても手間暇コストがかかるから、そう簡単にはいかないかも。特にスカイマークの場合は、同社には珍しく座席の配置にゆとりが有るような内容だから、そこから変更するのは大変なのかな。でも、そう言うコンフィグの自由度が飛行機の内装の肝だし。

しかし、違約金を請求するだけでなく、購入する場合にも大手傘下に入るように要求するなんて、エアバスもなかなか高飛車ですね(笑)。まぁ彼らとしても代金取り立て不能になりたくは無いからだとは思うけれど。でも、今からANAやJAL傘下というのはちょっと想像出来ない。もしかすると、DLが食指を動かすのかも。UAやAAと事なり、日本国内の提携航空会社がありませんからね。ANAやJALと比べると規模では劣るものの、それで国内の主要地域は網羅しているし。DLとしても、自社でアジア圏内はカバーしているし、国内線専門のスカイマークでも特に問題は無さそうな気もします。さて、どうなることか...

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