2014年7月24日

バッテリーは爆弾

こんな記事公開して良いんだろうかと思う、甚だ危険な内容の記事。形態の、多分リチウムイオンバッテリーをハンマーで叩いて衝撃を与えて、当然ながら爆発する映像なんですけど、バッテリに衝撃を与えたりするのは完全に御法度。今のバッテリーは、それなりのメーカーの製品であれば、それなりに安全対策をしているから、まだこの程度で済んでいるのかもしれないけれど、ちょっと出所の怪しい物とかだとさらに悲惨なことになりかねないですからね。

ノートパソコン初期の頃には、ニッカド(Ni-Cd)、そこからニッケル水素(Ni-MH)、そして最近のリチウムイオン(Li-ion)と、それぞれ使用する素材は違っても、扱い方によっては爆発まで至らなくても、発熱とか燃焼といったトラブル発生の可能性があります。だからこそ、メーカーのバッテリーは何重にも安全対策を講じて保護回路とか監視回路、さらには物理的なパッケージにも注意をして製造しているわけで、よく「殻割り」と称して、バッテリーの外ケースを外して(接着しているものを無理矢理開く)、中に入って入り電池のセルを入れ替える事をやる人がいるけれど、あれって相当危険な作業のはず。昔は、バッテリーパックに五寸釘を打ち込んで、それでも爆発しないかどうかというテストもやっていましたが、この動画ってそれに近いものですよね。

知っててやったのか、知らなくてやったのか(だとしたら、何でハンマーで叩こうと思ったんだろうか)分からないけれど、ほんと無謀なことをやるなぁ... まぁ、あっちの国の人みたいだから怖い物知らずなのかもしれないけれど、それでもうましかな程度にも程がある。

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