2014年6月18日

スポイト機能付きカラーペン

Photoshopとかドローイング系のソフトを使う人なら、「あぁ、スポイト機能ね」と思うだろう、リアルカラースキャン可能つきカラーペン「Scribble」。個人的に凄いと思うのは、内蔵インクカートリッジを組み合わせて、1,600万色もの色を再現できるというところ。ペン画とか鉛筆画で、モノクロ写真みたいな絵を描く人が居ますが、このペンを使ったらカラー写真みたいな絵が描けるようになったりして(笑)。

ただ、現実の物ってどんどん色が変化していくから、極端な話ドット一つ分毎に色をスキャンして色を確定させないと、本当の意味での「色」にはならないんだろうけど。Photoshopでレタッチとかする場合も、何度も色を重ねたりしてぼけ具合とか倉デュエーションとか再現して苦労しますからね。

形状は変えるとして、このペンの頭の色センサーと、ペン先の色合成機能、それに3Dプリンターを組み合わせたら、本物そっくりの色つき3D造形が出来ないだろうか。イメージとしては、スキャナー部分に色センサーがあって、形状測定と色測定を同時に行い、その両方のデータを3Dプリンターに送って、造形しながら着色もするような。外形だけなら、両方を同時にスキャンして同時に造形する事も可能だろうけど、例えばグラスの内側なんかだと最初に形状測定をしたら、そのデータを元に部位毎の色スキャンをしてデータ作成しないと駄目かな。このペンという形状以外にも、いろいろと応用出来そうな技術のような気がします。

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