2014年6月11日

憂鬱な朝食

ここの所、幼い子供が放置されたり、高校生女子が殺害されたりと言った悲惨な事件が続き、その様子を毎日のように朝のニュースで流しています。丁度朝食の時に、某民放の朝の報道番組をいつも母親が流しているんだけど、そう言う話を聞きながら食べる朝食が美味しいはずもなく、ここの所掻き込むように朝食を食べるような状態が続いています。

正直なところ、大きな事件だから報道する事も必要だとは思うけれど、既に報道されていることとほとんど変わらないことを、単に言い方とか構成を変えて何度も言われるのは一寸勘弁して欲しいところ。しかも、その前後には別のニュースもあるわけで、先日はワールドカップの話題のあとに幼児置き去りのニュースが有り、その後ではまた別のニュースが入ってから、今度は熊本の女子高生事件の話になってCMに入るみたいな。正直、CMを提供している企業も困るんじゃ無いかと余計な心配をしてしまいます。民放の場合、どうしてもCMを挟まなきゃならないから仕方ないのだけれど、あれってCM前には悲惨な事件の放送は止めて欲しいとかリクエスト出来るんだろうか。NHKの場合は、そう言う事件報道のあとには、15秒とか風景の映像とか流して気持ちを切り替えて次の話題に入ったりしますが、民放でもああいう配慮と言うか構成が必要なんじゃ無いだろうか。

報道機関の使命として、重大な事件を伝えなきゃいけないことは承知しているけれど、誰もが全てそう言うことをいつでも聞きたいわけじゃ無いことも事実。一日の始まる朝の、しかも朝食を食べているようなときには、出来れば明るい話を聞きたいし、場合によっては天気の様子とか交通機関の様子とかの情報の方がありがたいもの。大きな事件が発生したとか、何か大きな進展や発見があったというなら、そう言う事実を伝えることも必要だけど、既に放送されている内容を一寸色づけを変えてまた放送することが必要なのか大きな疑問。

視聴率重視の民放の場合、どうしても刺激的な話、興味を引きそうな話題を取り上げることは分かるんだけど、それを何度も毎日繰り返されたりとか、刺激的にあつかったりとか、さらに気分が悪くなるのは、出演しているコメンテーターなる人達が、何か一言ぶるのが妙に気分が悪くなったりして。なんで経済評論家なる人が犯人の心情を代弁したりする意味があるんだろうか。

まあ、不愉快になるネガティブなニュースが多いから問題なのであって、ポジティブな明るい前向きなニュースばかりなら、幾ら報道されてもそんな気持ちにならないわけで、そう言う世の中にしないといけないんだよなぁ。

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