2014年6月30日

SIMロック解除

現行機種でも、キャリアーの販売店へ持ち込めばSIMロックは解除して貰えるはずですが、最初からロックしないようにするという記事。ココでき人的に期待したいのは、それに合わせてSIMのみの販売も始まるのか、ということ。特にPre-paid SIMが本家から出てくるのだろうか。それともそう言うビジネスはMVNOに任せるんだろうか。海外で使うことを想定してSIMフリー機にする人はあまり居ないと思うので、これってdocomoとSoftbank間の顧客移動の流れを作る切っ掛けになったりして。少なくとも今のように、スマホ購入後にわざわざ販売店に出向いてSIMのフリー化をリクエストしないといけない面倒さがなくなるのは前進ですよね。また、自社ネットワークへの縛りがなくなるから、キャリアーとしてもより魅力的な通話料金システムを作るだろうし。

残念なのは2015年度からのスタートと言う事で、多分其れ以前に現在の携帯からスマホへ行こうする予定の自分には一寸間に合わないかも、と言う事。次の移行時には、もっと柔軟な機種選択が出来るようになるかな。ただ、私が一番必要な機能はFeliCaなので、メインスマホはどうしても国内品でないと駄目なんだけど。転売目的では無く、TPOに応じてスマホを使い分ける時代にもなりそう。ただ、その場合にはFeliCaや今後はNFC利用のサービスが、一発で簡単に移行できる仕組みを是非作って欲しいなぁ。それこそSIMに暗号化してデータを保存して、それを移行先のスマホで展開したら直ぐにこれまで同様使えるようになるなんていう仕組みが出来たら一番楽なんだけど。そう言う仕組みも義務化してくれないだろうか。以前の携帯の時の機種変更の時は、新旧の携帯でSIM(UIM)カードを差し替えて作業出来たけれど、次回はFOMAからXiへの移行にもなるし、SIMの互換性もなくなるから、電子マネー系の移行作業が面倒なんですね。だから、先に2-in-1のBナンバーを取り出してMNPして、安いスマホのFeliCaに移行してから、Aナンバーのメイン機種を移行しようと考えているんですが。

旅しながら働く

Business Media誠の記事から、旅しながら働く「ノマドワーカー」の話。パソコン通信の時代から、外にパソコンを持ち出して使っていた一人としてはそれ程新鮮な話では無いけれど、昔はお客さま先とか移動中でも必要なデータにアクセス出来る手段として「ノマド」という言われ方をしたけれど、この記事では自分の楽しみ(=旅行)を優先するために、仕事のやり方を変えてしまった人達の話で、あぁ昔とは考え方が違うなぁと一寸感心しました。

いわゆる「在宅勤務」とか「e-Work」という言い方をしてきた、モバイルオフィスなんですが、組織の中でやるのは偉い人の理解さえあれば結構出来るものなんですよね。最大の理由は、自分以外の人のサポートが期待出来るから、何かあったときにもヘルプが期待出来ること。また、そう言う組織・会社の中だと仕事の分担や割合を変えることで、ノマド向きの仕事に集約することも可能なので、その当たり上手く組織内で話がまとまれば決して無理なことではありません。一番の障害は、そう言うジョブスタイルを認めるあるいは推奨する企業文化があるかどうかですよね。

ところで、個人業主でそう言うことをやろうとすると、それはなかなか大変。文筆業なんかだと気分転換も含めて外で原稿書きをするというのは昔からやっていたから、そう言う職種を除けば、なかなか厳しかったけれど、この記事に登場する二人の人は上手くビジネススキームを考えているというか、逆に言えば「旅すること」を優先するために出来る事を組み合わせて自分の仕事=収入源を見つけたと言った方が良いのか。ただ、自宅まで断捨離しちゃうと言うのは一寸どうかと思うけれど。いわゆる、自分で家賃とか税金を払うような「自宅」でなくても良いわけで、例えばシェアハウスとか言う形でも良いから、何かあったときの拠点は必要だと思うんですよね。勿論、年間どれくらい移動生活をしているかで、そう言う拠点を持つことのコストとメリットの分岐点は生まれると思うけれど、まぁ一種の保険ですよね。

例えば、こういうノマド仲間何人かで、全国に数カ所の拠点シェアハウスを持ち、それぞれ被らないように利用するというのはどうだろう。仮に10人で5箇所の拠点(例えば、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)を確保すると、一拠点当たりのコストの半分を出せばいいわけですよね。で、全員全国や海外をあちこち飛び回るわけだから、利用日時が被ることも少ないだろうし。利用管理なんかも、例えばGoogleのカレンダ機能一つ作れば足りるだろうし。場合によっては、50人で5箇所とか、そんな感じでも行けるかも。ただ、法律とか契約的にはどうなるんだろう。そう言うことを前提の施設なら良いとは思うけれど。まぁ、ウィークリーマンションとかカプセルホテルとか、個人レベルでも使える施設はあるからそう言うものを利用する手もあると思うけれど、でもどんなにノマド生活中心となっても何かあったときに戻る原点というか拠点は必要だと思うけどなぁ。

仕事以外の部分をどうするかは個人により千差万別だと思うけれど、仕事の部分だけについて言えばWi-Fiがあれば何処でも仕事は可能だし、以前だと設備が必要だった例えば資料の印刷とか何かサンプルの作成みたいな事も、今では簡単にできるようになりましたから移動しながら可能な仕事の種類や内容はほんの少し前の時代と比べても格段に増えています。実は私も早期退職制度みたいな物を利用して今の仕事は引退して、地元の実家を拠点にしつつも好きな旅行とかに少し軸足を置ける仕事というか活動が出来たら良いなと以前から思っていたんですが、一寸真面目にそう言うものを発掘してみるのも良いかも。

半分終わる

あっと言う間に、2014年間半分が終わり、明日からはとの後半7月がスタート。年を取ると共に時間の流れがどんどん速くなっていくのは分かるけれど、ちょっと加速しすぎじゃ無いという感じも。時間経過が早く感じられるのは、子供の頃のように色々と新しい経験や知識習得の機会が減って、記憶するもの、刺激を受けるものが減ってくるので、結果的に一定期間に保存される記憶量が減って時間経過が早く感じられるという話を以前聞いたことがありますが、それだけ無関心に一日を過ごしてしまっているという警鐘とも言えるかも。

去年から続いていた大きなプロジェクトがやっと片がつきホットしているけれど、それってキット嫌な記憶を忘れたいという反対の気持ちが記憶から消そうとしているんだろうな。ここ一月ほど、ちょっと色々あって身体的によりも心の方が少し疲労困憊しているので、今週末から予定している旅行で少しリフレッシュしたいけれど、そういうときに限って何かあるものだし(滅相もない...)。取りあえず海外に出てしまえばこっちの物(をぃ)なので、それまでは大人しくひたすら出国日を待つしかありませんね。

ここの所梅雨は終わったのと思うような良い天気が続いているけれど、この週末にかけて再び梅雨空になり天気が崩れてきそう。旅行先のフロリダも、今は夏のシャワーの時期なので傘は必須だから丁度持っていくのも良いかも。木曜日にはキャリーバッグのピックアップが有るから、そろそろパッキングをして持ち物とか確認しないと。あぁ、出発前にやっておく作業もあるなぁ... 結構バタバタしそうだ。

2014年6月27日

ライフ-ビジネススタイル

その発想力、行動力、カリスマ性等は敬服するものの、個人的には空きになれない著名人の一人堀江貴文氏の講演から。言っていることは、結構同感する部分が多いんですよね。特に、スマホというそれなりの能力のある情報端末が普及しているのに、そこからアクセス出来る色々なサービスが未だに旧態依然の状態であることへの不満とか。

記事後半の、エンジニアが世の中を変えるというのは、大筋では同感。ただ、「エンジニア」というか「技術・テクノロジーで世の中を変える」という方が正しいか。それに、エンジニア自身で幾ら素晴らしいシステムやサービスを構築したとしても、それを世の中に出す、普及させる、インフラにする、というのは、また別の話だと思うんですよね。言ってみれば、独創的な技術を持った人間と、世の中の仕組みを理解してそれを効果的に売り込めるビジネスに秀でた人間がタッグを組むと、それは最強何じゃ無いかと。それこそ、SONYの深田-井深コンビとか。そう言う意味で、堀江氏はビジネス的な嗅覚と、新しい仕組みのアイデア・デザインを発送する力は凄いと思うけれど、それを実際にインプリメントしていくシステム作りには失敗したような。いゃ、そう言う技術や力を持つ会社を買収して大きくなるのも実力の一つだから良いんだけど、それを有効利用というかさらに成長させていくところが弱かったのかな、と。

未来を知るには、現在の情報収集をせよというのも納得で、それこそある日突然異星人が地球訪問をして、道のテクノロジーを与えない限りは、将来の技術にしてもシステムにしても、過去から現在の蓄積の上に構築されている物しか無いわけですよね。だから、今を知ることでそこから類推できる物が将来に繋がるのは当たり前というか当然のこと。ただ、全ての人が100%の現在を理解して認識出来るわけではないから、そこから抜けたところから生まれた技術も出てくるわけです。そういう「穴」をどれだけ減らしてカバーしていくか、というのがビジネスであっても技術であっても、次の何かを生むための最低限の努力なんでしょうね。

これだけクレジットカードや電子マネーが普及していても、未だに現金は必要だし、オンライン認証とか提供されていても、やはり紙物の提出は無くならないのは、そう言う電子システムに移行できないレガシーコストと言ってもいいでしょう。それこそ、今の現金=日本銀行券を全廃して、「日本銀行電子マネー」とかに移行しないと、オンライン決済に100%移行することは無理かもしれない。ただ一方で、今の電子マネー決済にも問題や課題があるから移行しない・出来ない人も居るわけで、結局は技術やサービスでそう言う隙間を埋める、ギャップを縮めて多数派になることが重要で、それは「エンジニアががんばらないと」という堀江氏の意見と同じ。でも、そう言う足りない部分も含めて今の技術を売り込んで実現していく力も必要なわけで、そう言う意味では企業人というかビジネス的な努力も足りないんじゃないかと感じます。

個人的には嫌いだけど、なかなか面白い内容の記事でした。

ナショナルチーム雑感

日本のW杯はGLで終了。責任を取って、ザッケローニ監督は辞任を表明し、次のロシアW杯目指して、また新たなチーム作りが始まります。サッカーとアメフトは、1チーム11人でプレーするということを除けば、ほとんど共通項がないスポーツなので、だからどうだという事は言えないけれど、やはりナショナルチームとして世界で戦うためには、まずはチームの基盤としていつでもどんなときでもチーム編成できる組織力が必要。それと、今回の試合を見ていて思ったのは、やはり個人の力がもっと逞しくならないと駄目だなという事。アメフトも、アメリカとかと比較して体格では圧倒的に劣る物の、チーム力というかシステムで何とか追いつこうとしています。それは、アメリカンフットボールと言うスポーツが、選手交代が何度でも可能であるし、ポジション毎に専門家されていることもあるし、かつプレーブックに代表されるような「システム」で戦うスポーツであるから可能なんですよね。サッカーとかラグビーとかの場合は、まず常にボールは動いて醸成が変化していくから、アメフトのように「試合中にゲームプランを練る、修正する、試みる」というような余裕はありません。しかも、選手交代も自由に出来ないし後退人数に制限があるから、結果的にフィールドの11人で全て対応しないといけない。そうなると、サッカーもシステムのスポーツだとは思うけれど、アメフト以上に「個の力」が充実しないと、そう言う状況を打破する力になれないんですよね。今回の日本の試合を見ていると、一人か二人火事場の馬鹿力みたいな突破力のある選手が居たら、初戦のコートジボアール戦も再逆転できただろうし、ギリシャ戦も得点出来る機会がもっと生まれたと思うんですよね。本田選手、香川選手、長友選手と、世界で活躍している選手も多く出場したけれど、やっぱり物足りない。それは、それらの選手の問題と言うよりも、やはり日本のサッカーの課題だと感じます。

もう一つ違和感を感じたのが、次の監督候補が、その監督の実績とか知名度で選ばれるわけですが、それが次の大会で主流になる選手層にとってあっているのかどうかと言うこと。例えば、凄く攻撃的なサッカーを志向する監督が来ても、それに会った選手が少なければその監督の方針も変更佐是るを得ないわけで、それってチームにとって良いことでは無いですよね。例えば将来の選手層、あるいは日本としてやりたい戦術や方針を固めて、それにあった監督なりサポートスタッフを選択しなくちゃいけないんじゃないの。

勿論、とは言っても4年というのは長い時間であるし、その前にW杯予選を勝ち抜かなきゃいけないから、先ずはあと2年位でそれなりの力を持ったチームを立ち上げないといけないから、ショートターム、ミドルターム、ロングタームの方針と戦略を作らないといけませんね。少なくとも今回出場した選手は暫く時間が必要だろうけど、次のナショナルチームのベースとなるチーム作りをするためにも、先ずは今回の大会に至るまでの事柄を洗い出して、何が良くて何が悪かったのか、まずはそれを再認識しないといけませんね。戦犯捜しと言う意味では無く、どう言う経緯でどう言う事象が発生したのかと言うことを先ず認識しないと、結局次の大会でも同じ事になってしまうだろうし。

調べてみたら、日本が初めてW杯本戦に出場した、1998年のフランス大会がGL敗退。次の2002年の日韓共催では16強、次の2006ドイツ大会はGL敗退、2010年の南アフリカ大会は16強、そして今回2014年のブラジル大会はGL敗退。大会毎に行ったり来たりしているわけで、そろそろ次は16強越えの飛躍の時だと個人的には期待しています。多少はチームスポーツに関わっている一人として、その難しさは重々承知しているけれど、でもだから取って中途半端なところで満足するようなナショナルチームにはなって欲しくないですよね。出来る事は何でもやる、極端な話、海外の有力選手を帰化させても、位の気持ちで臨まないと、なかなか上に上がれるチームは出来ないと思う。

2014年6月26日

Google I/O 2014

Google I/O 2014の内容記事。事前に噂されていたことが多くて、あまり驚くような内容は無いのだけれど、こうやってみるとApple、Microsoft、Googleと、それぞれのビジネスモデルが特徴あって面白いですよね。

AppleはMac OSとは異なるiOSを使って、iPad/iPhoneというMacとは異なる世界観を作り成功。MicrosoftはPCで成功したWindowsをTablet/Smart Phoneの世界にも持ち込もうとして苦戦中。GoogleはAndroidというTablet/Smart Phone系の世界観を、さらにChromebookというようなクラムシェルPCに拡張しようとして着々と準備中と、三者三様の進め方。ボリューム的にはMicrosoftがまだまだ多数派なんだろうけど、ビジネスとしてはAppleを筆頭にGoogleが追い上げる形? Android端末はiOS端末を凌駕しつつあるから、成功と言って良いんだろうけど。日本では、iPhoneが主流なので、その当たり日本と日本以外の地域との温度差って、国内に居るとよく分かりません。

Appleの場合、iPhone/iPadで何でもやろうという雰囲気が伺えるんですが、Googleの場合は「Android」という共通世界観の元に、その世界の派生デバイスみたいな形で、色々な物を出してくるのが面白いですよね。Appleのように、統一感というか整然さを求めるのでは無く、混沌とは言わないけれど何でもありみたいな、よく言えば多様性、悪く言えば乱雑みたいな(笑)。それに対してMicrosoftは「Windows以外はOSにあらず」みたいな主張を、Surface Pro3でも感じるし。ちょっと違うんじゃないかなぁ。

Googleと言うと、まずは検索機能であり、次に(自分の場合は)Gmailを筆頭にしたネットアプリが第一なんですが、結局今の状況ではそれらのGoogleのサービスにアクセスするには、Google以外のデバイスや端末経由で利用するしか無いんですよね。これら今はGoogleの表のサービスが、もしかしたら近い将来にはGoogleデバイスの「内部機能」になり、Googleデバイスに質問すると答える(検索)、Googleデバイスが音声、映像、テキスト、全てのコミュニケーション機能を統合してサービスする(Gmail)みたいな形で、ユーザーの目にはGoogleデバイスが万能機能デバイスとして将来的には認識されるかもしれない。それって、YouTubeにしてもGoogleデバイスのコンテンツ機能になるだろうし、考えてみるとちょっと面白そう。

携帯電話が登場して、初めて「情報端末を持ち歩く」という行動が生まれて日常化したわけですが、今度はウェアラブル端末の登場により「情報端末を身につける」という行動形式が日常化していくわけですよね。個人的には、今の腕時計型端末って使いづらそうだし、実際に普及するとは思えないけれど、体に装着して使う端末デザインと言う意味では、やはり腕に何らかの形で接着させて日常利用するというのが自然かなとは思います。具体的に、そのデザインはこう、と言える力は無いけれど、腕時計って文字盤を見るのは瞬間な訳で、ある程度の時間注目しないと行けない情報端末のデザインとしては、ちょっと不向きじゃないかと。例えば書籍を広げて読むような動作を含む端末操作の方が自然かなと思うわけです。ただ難しいのは、今のスマホやタブレットとは違った形式で同様にスキームが出来ないといけないところですよね。

エアアジア楽天

ANAとのLCC会社、旧エアアジアジャパンを解消し、再び日本でのLCC参入を計画しているエアアジアが、今度は楽天と組んで日本でのLCC展開をするという記事。現エアアジアジャパン設立の時にも、提供コスト削減のためにEC関係に強い会社と組みたいみたいな事を、エアアジアCEOが発言して、「楽天?」みたいな話が出ましたが、何となくその予想があたったような。楽天も、楽天トラベルとか持っていたから、HISがスカイマークを作ったり、タイにチャーチー会社(Air Atlantic)を作ってビジネスを広げたように、楽天もそう言う方向性を目指すんだろうか。

エアアジアジャパンは、セントレアを中心に展開する予定との事ですが、楽天が絡むとなると、神戸空港とか仙台空港とかにも就航するのだろうか。楽天関係のチームが居る拠点だけど、インバウンド・アウトバウンド共にちょっと使い勝手が悪そう。でも、仙台-神戸という路線は、新幹線利用では一寸時間が掛かるし、どちらの空港も比較的市街地に近い場所にあるから、上手く使えば良い観光路線として使えるかも。そう言えば、仙台牛に神戸牛と牛繋がりもあるし(マテ)。もともとLCCの場合は、これまでのHub & Spoke方式ではなく、Point-to-Point方式でニーズのある路線を細かく繋いでいく事でビジネスモデルを作ってきたもの。国内の魅力ある地域結合を作るというのが、LCC活性の一つの方法だと思うんだけど。ただ、アメリカと違って狭い日本の国土ですし、皿に新幹線という高速鉄道網が縦貫しているだけに、どうやって魅力的で利用頻度の高い路線を見つけることが出来るか難しいですよね。結局は、羽田を起点とした路線開設するしかなくなってしまい、本来のLCCとしての魅力ある路線開設が出来ないままに終わってしまうわけだし。

7月には発表されるだろうエアアジアジャパンの会社組織の詳細とともに、既存の国内LCC各社とどのような競争を進めていくのか、ちょっと楽しみ。国内LCCだけじゃ無くて、春秋航空ジャパンとか、コスト的にはさらに追い込める韓国、中国のLCC各社との競争もありますしね。

2014年6月25日

野次の本質

東京都都議会でのセクハラ野次の件、自民党の男性議員が名乗り出て色々批判が高まっているけれど、でも問題の本質って、その野次の内容では無く、議論に不要な「野次の存在」自体のはず。でも、何処のメディアもそんなことは言わなくて、野次の内容が女性蔑視だとセクハラだとかという、週刊誌的な報道しかしないんですよね。野次の内容にしても、今回は相手が若い女性議員だったからなのか、各メディアが執拗に報道しているけれど、同じような発言って以前でも国会で少子化問題の発言の時にも出ていた記憶があるし、安倍総理に対しても「種なし」とか「(水を飲んで)お腹痛くならないのか」と行った、個人のプライバシーに関しての酷い野次があったと思うのに、誰もそれは指摘しないのね。

で、報道がヒートアップしてくると、肝心の野次の有無や内容からどんどん広がって、男性議員のこれまでの色々な行動とか、女性議員が昔は「恋のから騒ぎ」に出演していて、結構高ビーな発言や、犯罪行為に近いような事を言っていた前歴も明らかにされてくるわけで、これらって場合と内容によってはセカンドレイプに近いような話にもなりかねないのでは。

先日の女子高生殺害事件にしても、最初は通り魔の犯行かというような報道だったのが、事件を掘り下げていくと、実は其れ以前にも遠距離同士で会っていたことが分かったり、ちょっと内容が微妙になってきたりします。親御さんにしてみれば、娘が殺されただけでもショックなのに、その原因となる其れ以前の行動や行為まで分かってくると、もうなんと言ったら良いのか分からないでしょうね。どこから何処までで線引きすれば良いのか、簡単には決められないことではあるけれど、最近の事件報道を聞いていると、最初は衝撃的な事件・悲惨な事件として報道されているのに、時間がたつにつれて、だんだんとゴシップ的な内容、週刊誌記事のような興味本位の内容、プライバシーや関係者の気持ちを踏みにじるような内容にどんどんシフトしていきます。

世の中の仕組みというか人間関係なんかも20年、30年前とは大きく変わってきていて、特に携帯・スマホやネットワークがほんの10年前と比較しても格段に変わってきているので、事件の原因も変貌していることは理解出来ます。ただ、それに合わせてメディアとかマスコミも、昔よりも読者や視聴者を煽るような傾向になっていると感じるのは気のせいだろうか。ありきたりの情報や報道では読者の興味を引けないので、より刺激的なより意外性のあるような内容を求める傾向にあるんだろうなぁ。一種の中毒症状といっても良いのでは。結局今回の野次事件にしても、本来慎むべき不正規発言である野次に突いてはほとんど触れられず、その内容に関してのみ報道は進んでいますからね。

野球やサッカーの試合観戦をして野次を飛ばしているんじゃないわけだから、もうちょっと議員なら議員らしい態度で仕事をしろよと言いたいところ。野次じゃ無くて、発言者に賛意なり反意を示したいなら、賛成なら拍手を、反対ならブーイングだけすりゃ良いじゃん。あるいは、手元に赤と白の札を全員に用意して、賛成=白、反対=赤で議場を埋め尽くす、なんていうのでもいいかも。何かコンサートみたいだけど。大体、ああいった議会の内容というものは、その場でも傍聴可能だろうし、最近ならテレビ中継とか録画で広く人々に伝えるべき者のはず。発言者の声が小さい場合もあるだろうけど、不必要な野次なりでその発言を邪魔する、聞こえなくすると言う行為は、言論の自由の侵害でもあるし、知る権利の侵害でもあるし、税金で運営されている議会の運営妨害=税金の無駄遣いでもあるわけで、そういうところまでちゃんと掘り下げて、野次の本質なるものを明確化しないと。今回のセクハラ発言が良いとは決して思わないけれど、結局はその発言の周りのゴシップ的な部分しか注目されていないような気がします。

システム移行

パソコンに関係する仕事をしているので、今年のWindowsXPのサポート終了とそれに伴う環境移行というのはかなり大きなイベントでした。その中で、コストの面で新しいOSやハードに移行する余裕がないという理由が大きいのですが、大手のお客さまの場合、使用しているソフトがWindowsXPでないと動作しない、特定のIEでないと動作しない、と言う問題のため、いかにその環境を維持するか、あるいはアプリを改修して新しいプラットフォームへ移行するかが問題。その中でも結構聞く話がIEとの互換性なんですよね。一番多いのは、最近のOSに入っているIE10とかIE11では動作しないので、IE9とかIE8の環境が必要という話ですが、この記事に登場する中京銀行さんの場合はIE6というのにはびっくり。IE6って、WindowsXPの内部バージョンですよ。IE7は色々難ありだったけれど、IE8にもアップグレードしなかったんだ。かなり独自機能というか、IEに依存したアプリを構築したんでしょうね。でも、それを動かす双日システムズの互換ブラウザーは、ある意味凄いのかも。でも、双日システムにしても、何時までもメンテナンス出来ないだろうから、あくまで互換ブラウザーの使用は臨時の物として、それなりのIEバージョンなり別ブラウザーでも動作するような環境構築しないと、またすぐに行き詰まりそうな気がする。

銀行とか損保とか官公庁とか、結構独自アプリが多くて、それ故になかなかバージョンアップ出来ない事も分かっているけれど、でもやっぱりある程度の更新計画はちゃんと立案して実行していかないと、それこそある日突然システムストップなんて言うことが、ミッションクリティカルなタスクで発生しそう。攻めて、2世代毎に1回位の改修計画は必要なんじゃないだろうか。昔と違って、OS(=Windows)も最近は枚とのようにアップデートされますから、なかなか大変だとは思うけれど。そう言う意味で、コードの互換性以上に見た目が180度変わったWindows8っていうのは、罪作りなOSだなと思います。あれでXPからの以降を躊躇した企業って、かなり多いと思うし。

社会インフラの整備や改修にも時間やコストがかなり掛かりますが、それと同じような感じですね。なかなか難しい問題です。だからこそ、ビジネスチャンスもあるわけだけど。

秋の予定

まだ予定稿ですが、秋の予定が発表されました。で、左記に予定をしていたSF 49ersのホームゲームの予定と、見事にかち合っている(涙)。

  • 49ers Week2の試合が9月14日(現地)開催。15日に出国すると16日に帰国できるけれど、翌日17日は1st Stage 第二節の試合で、流石に帰国翌日の夜の試合は厳しい。
  • 49ers Week4は、9月28日(現地)開催。しかし、その前日の27日には大一番の第三節の試合があるから無理。土曜日の試合終了後、深夜のHND-SFOとか使えば物理的には日曜日の試合に間に合うけれど、体力的に無理だろうなぁ、その予定では。
  • 49ers Week5は、10月5日(現地)開催。これも同様に第四節の重要な試合が4日にあるため、前節同様物理的に厳しい状態。
  • この後は、11月の2nd Stageになってからなので不確定要素込みの予定だけど、11月2日(現地)のWeek9試合は、地区1位か3位になった場合に1日に試合があるので厳しい。実は、ここは既に11月1日00:10発のHND-SFOのチケットを手配済みなんだけど、地区2位ならない限りキャンセルだなぁ... 
  • 49ers Week12は11月23日(現地)なので、これは2nd Stageで何処に入ろうと問題無し。この観戦は確定かな。
  • で、12月20日(現地)のWeek16は予定通りいけるかな。シーズン最終戦の28日の試合も見たいけれど、翌日29日に出国しても30日帰国で顰蹙買いそうだから、これは無理だろうなぁ... 行きたいなぁ...
取りあえず行けそうな試合分の発券は完了済みなので、後は11月の試合次第ですね。

2014年6月24日

トップを狙え

昨晩開催されたPearl Bowl。富士通 vs オービックの、文字通り「死闘」が続き、残り0:00秒でオービックが同点のTD。TFPキックが失敗したため、そこからタイブレークに入るんですが、2回目の攻撃でオービックがTDを奪い優勝。悔しいけれど、頭2つも3つも抜け出ているチームですよねぇ。ここに秋には勝つには、何大抵の努力や幸運だけでも足りないと感じる位。

秋の仮スケジュールも発表されて、10月には強豪2チームとの連戦。そこまで取りこぼしなく試合を進めて、この2試合にどれだけ短期集中して試合に臨めるか、それが肝ですね。

ところで、この試合、キックオフが19:00で、試合終了はオーバータイムがあったとは言え22:30前後。1Q=15分の正式計時の試合が、だいたいトータルで3時間弱位であることを考えると、試合時間に関しては特におかしくは無いけれど、でも月曜日の夜の試合であることを考えると、幾ら交通の便が良い都内の東京ドームとは言え、ちょっと試合終了が遅いんじゃないだろうか。プロ野球にしても、東京ドームでのプレーボールは大体18:00頃。会社帰りの集客を狙うとしても、18:30とかあるいは18:20とか多少変則的になっても、もう少し早めのキックオフに出来ないだろうか。集客力のある会場での熱戦ではあるけれど、もう少し観客に優しい開催であっても良いような気がします。

ギガビット越え

NTT東日本が7月1日から提供開始するという、1Gbのフレッツ光サービス。自分はNTT西日本のフレッツ光サービスを使っていますが、すでに「隼」という名前でGb(ベストエフォート)の通信サービスを提供していますが、それと同等のサービスになるんだろうか。関西地区は、光ケーブルの競争が厳しいと言うので、先にNTT西日本がサービスを始めていたのかな。

で、最近気になっているので11acでのワイヤレスサービス。理論値で言えば、有線の1Gbpsよりも早い1.3Gbpsのスピードが出るわけですからね。勿論、有線なら10Gbpsとかもあるけれど、クライアント側に10GbpsのEthernet Portが入る事は、まだまだ先でしょうし。手持ちのパソコンには、11ac対応の物がまだ無いけれど、今後購入する場合には11acの有無が重要な選択肢の一つになりそう。なんと言っても、ノートブックPCを使うときには、電源ケーブルも含めて「ケーブルレス」で使えるのが一番便利ですから。今のところは、11gで接続することになる我が家のネットワークインフラですが、1Gbpsの有線接続時と比べると体感的にもぐっとスピードが落ちます。仕事の都合上、何百MBとかGB位のファイルのやり取りがローカルのPC間でも発生しますから、1Gbps vs 50Mbpsの差はかなりあります。取り回しの用意さでは圧倒的にWi-Fiに軍配が上がる物の、スピードの点ではGb Ethernetには歯が立たなかったのが、そろそろ逆転してきましたね。

実際に11acを使うとなると、Wi-Fi APから各クライアント内のWi-Fi Cardから総取っ替えになるわけで、一寸現実的ではないのも事実。特にデスクトップ機は悩みますよね。再婚の小型筐体のデスクトップでは、中身がノートブックPCと同じだからWi-Fi Cardを内蔵出来るものもあるので、そう言うのを使うのも手ですね。最近のIntel内蔵グラフィックも、よほどのタフな仕事に使うので無ければ十分高解像度で使えるし。今年の後半から来年くらいには、自宅のパソコン・ネットワークシステムの更新が必要かなと感じているので、その時には11acも重要な要素になりそう。

病は気から

4月に毎年恒例の会社での健康診断が有り、その結果が先月戻ってきたんですが、いつも指摘される血圧が高いとかBMIが25を超えているとか言うお馴染みの注意項目データに追加して、今年は久しぶりに受診したバリウム検査で「胃の上部にポリープがある」と引っかかってしまいました。バリウム検査は、毎年の標準検査項目では無くて、いわゆる希望者のみのオプション検査。以前は、35歳から5歳刻みで必須項目になっていたんですが、何年か前に毎年のオプションに変更になり、暫くそれに気がつかずに受診していなかったんですが、今年は念のため受けておこうと何年かぶりにバリウムを飲んで撮影して貰いました。そしたら、ポリープとは... orz

で、その受診結果を受け取ったときから、どうも胸の肋骨の中央部胸骨のあたり、ペンダントとかするとそのメタル部分が来るような胸の真ん中当たりが時々痛むようになってきました。「え、ポリープのせい?」とか最初は焦ったんですが、位置的に一寸高いし、どうも内蔵からの痛みというよりは、以前現役時代に何度かお世話になった肋軟骨骨折のような痛み。位置的にも一寸近いし。ただ、それなら深呼吸とかすると痛みが出たりするんですが、そう言う気配もない。さらに、そのうちにその痛みの部分が右に行ったり左に行ったり、さらには脇の下近くの胸の筋肉が痛くなったりと、体の中を痛みが横移動している雰囲気。

内臓疾患で痛みが出ることもあるので、うーん最悪もう進行性のガンでそこまで転移しているのか、とまで考えるようになってしまいました。正直なところ、最初は疲労だろう、先週の試合の時に思いカメラ鞄を担いで移動したからだろう、等々理由は幾つも出たんですが、何故か胸の痛みだけは時々思い出したようにしくしく痛んだりします。そんなこんなで、今月になってやっと仕事も一息ついて時間的余裕も出来たので、近所の内科医に行って胃カメラで検査をお願いしました。

幸いなことに、子供の頃から大きな病気とか怪我をしたことのない私。入院もしたことがないですし、これまでで1番大きな施術と言えば、何年か前に奥歯にインプラントをレたこと位でしょうか。ですから、胃カメラを飲むのも初めて。残根な事に、最新式の鼻から挿入するものでは無く、口から挿入するタイプなので一寸心配でしたが、実際に看護師さんの指示に従ってゼリー状の喉の麻酔薬を飲み、口に穴の開いたマウスピースをはめて、結構太い胃カメラのファイバースコープを挿入されましたが、そんなに違和感もなく診察していただけました。胃カメラ挿入時には、モニター画面が見えないのでひたすら「何事もありませんように」と祈りながらの5分間。麻酔の効いた喉から胃カメラのケーブルがすぽんと抜けると、見ていた医師の方が「問題無さそうですね」の一言。その後、暫く落ち着くのを待って、実歳に撮影した十二指腸、胃、食道の画面を見ながら説明してくれましたが、「綺麗な状態ですね」という事。バリウム検査で指摘された部分も含めて、特に問題無い状態で、胃壁内部の皺や凸凹がポリープと判断されたのではということでした。

検査も無事終わり、外に出てしばらく歩いていると(麻酔の可能性があったので、車では無く徒歩で来院)、それまでしくしくと痛む胸の痛みが消えています。ここ数日は、一寸大丈夫かなと心配になるくらい痛みが出たりしたんですが、そんなことは嘘のように痛みが消えてしまいました。本当に「病は気から」を激しく実感した一日でしたねぇ。いずれにしても、そろそろ歳も歳なので早め早めに検査や通院はしないと。その為にずっと高い保険料を払っていたんだから、と最近感じるようになりました。

2014年6月23日

テンプレート

南沙諸島の領有権を巡り緊張が続く中国とベトナム。そのベトナムの対応を批判する中国。なんか、ちょっと国名を入れ替えて「反中史観」を「反日史観」に差し替えたら、あら不思議中国や韓国の態度そのままじゃないですか(笑)。この記事に限らず、中国の言い分を聞いていると、「お前が言うな」と一万回繰り返しても足らないくらいだけど、悲しいかな嘘も百回言えば事実になるし、発言は声が大きい方が勝つのも事実。まさに、それを世界規模でやっているのが中国であれ韓国何ですよね。

その言い分にしても、もうテンプレート化していて、中国の場合は「中国4000年の歴史」を縦に、「古来より中国の領土で会った、利益であった」と言うし、韓国の場合は「日本の帝国主義、植民地政策が」というのが常。でもさぁ、今の中国って、その前の中華民国政権(台湾)を継承していないわけだから、そこで歴史は切れているんですよね。それに、昔は今のモンゴル二層等する元が納めていたわけだから、そう言う意味でモンゴルに言われるならまだしも、今の戦後に出来た中国に言われても。大体、中国ってモンゴルの侵略に対して何も言わないんでしょうかねぇ。あるいは、欧米列強の支配については何も言わないのだろうか。韓国にしたって、ちゃんと調べれば併合以前から日本海は日本海だし、竹島だって日本の領土だった物を、どちらも後付けの理由でかすめ取った事は明らか。でも、宣伝戦での巧さが匠に世界の同乗を引いていると言うか、世界もお金を出してくれる人が良い人の論理で動いていますからね。日本も本当にやる気があるな、消費税の1%位の資金を投入して、少なくとも日本の汚名は返上する努力はしないと。

今回の河野談話見直しにしても、事前に韓国政府との摺り合わせ・合意の元の内容であったこと、慰安婦証言の裏付けはなかったこと、強制性については発表者の河野洋平氏個人の意見だったことが明らかにされているわけです。だから、日本としては、韓国としても納得しての談話だったんだから、それに日本として否定しないと言っている以上、四の五の言うな、国内の騒動はそちらの責任でまとめろ、と(言葉は選んで-笑)言うべきだよな。そして、河野氏には独自の見解をあたかも政府見解のように誤解させた責任は釈明させるべき。

テンプレートって、最初からあるものじゃ無くて、それなりの時間と経験と実績からだんだんと形作られて生まれてくる物。一度出来てしまうと便利で有用だけど、それに頼っていると周りの環境が変わっても気づかず使い続けて、ある時失敗する原因にもなるもの。相手がテンプレートに頼っているのであれば、こちらとしてはその方向性なり内容を少しずつ買えていって、相手のテンプレートがテンプレートの役に立たないようにしていくのが今の日本の戦略と言って良いのでは。長い時間と大きな努力が必要だけど、今やらないと一番後悔することも事実。テンプレートに頼っていると言う事は、相手も油断しているということですからね。それは、ある意味でチャンスでもあるわけだし。日本人は良く、島国に閉じこもらないで世界に出るべきと言うけれど、そう言うことをして戦い勝ち抜くのが「世界」なわけですから。

パチンコ税

パチンコ税を創設するかもと言う記事。1%の税率で2,000億円の試算であれば、是非10%、20%、いゃ30%や40%位の税率でがっぽり徴収して、その分消費税の10%アップを遅らせるなどして欲しいですよね。大体「三店方式」なんていう、甚だ怪しいシステムで事実上の換金を許しているんだから、ギャンブルと何が違うのか。さらにいえば、あくまで「遊戯」というのであれば、一店舗当たりの使用上限を設けて、利用制限もすべきでは。これは一般的なゲームメンターなんかにも言えることだけど、余りに射幸心を煽って散財させるのって、言ってみたらぼったくりバーと同じ用なシステムだと思う。

まぁ、色々な利権が絡んでいるからすんなりと「パチンコ税」が導入されるとは思わないけれど、三店方式は廃止、店舗の利用上限設定、交換は景品のみ、正しカジノエリアが将来設置されるなら、そこではスロットマシンのように、掛け率が変動するような直接換金出るマシン導入可能、みたいな。それなら是非やって欲しい。

2014年6月22日

個人の力とチームの力

日本のW杯サッカーは、まさに崖っぷちで、本当に奇跡を待つしか無いわけですが、過去WBCでも予選リーグ敗退の機器の時に、別のチームが大金星を上げてくれたので日本が決勝リーグに進めたこともあったわけで、予選リーグ最後の試合が終わるまでは頑張って欲しいところですが。

同じ「11人」で行うチームスポーツに多少なりとも関わっている人間として見ていると、11人の中の一人だけが絶好調でも駄目だし、そこそこ調子は良くても11人の中の何人かの連携がちゃんと出来ないと、こういうチームスポーツは難しいなと感じます。アメリカンフットボールは、それでもメンバー交代が自由に出来るし、途中でタイムアウトもとれるから、立て直すチャンスは試合中に何度もあるからまだましだと思うけれど、後退人数も制限されていて、ハーフタイム以外の試合中断機会はほとんど無いサッカーの場合は、試合に臨むまでにその試合に向けてのチーム作りをしっかりしておかないと、予想外の展開になった場合の対応が難しいなと実感します。

カリスマ的な有名選手がいれば、その選手の活躍を切っ掛けに、再びチームのシステムが活性化されるという事もあるんだろうけど、残寝ながら今の日本のチームには、一番有名だろう本田選手にしてもまだそこまでのカリスマ性は無いと感じるし、そう言う意味では今回の日本チームの崩れ方って、初戦で躓いたことがずっと尾を引いていて、何か自滅している感じです。カリスマ性は著名選手に届かないとしても、それでも有名チームで活躍している選手も多いし、日本チームの実力にしてもFIFAの40位中盤と言う評価よりはもっと高いんじゃ無いかと感じます。でも、同じくらいの実力、選手層、経験値を持ったチームが集まるW杯のような舞台では、そこから何かを延ばして突出する、あるいは徹底的に追い込んでミスを無くす、さらには想定外のことがあっても素早く対応出来る組織としての反射神経を研ぎ澄ますような、底力が無いと勝ち抜くことは出来ません。

個人的な印象だけど、過去のW杯の試合を見ていると、直前の壮行試合とか国際試合なんかでは、決して満足いく結果が出ていないことが多かったけれど、それが本戦への危機感になって土壇場での底力に繋がっていたように思います。今回のチームが、直前の国際試合でまずまずの内容だったから慢心していたとは言わないけれど、何か心の隅に安心感みたいな物が生まれていて、それが火事場の馬鹿時からを生むような爆発力を削いでいたような印象です。

自分達のチームも、準備万端と思って試合に臨み、凹凹にやられたことは数知れずあるけれど、何だろう、弱気では無いけれど、謙虚に自らを見つめて感じるささやかな不安みたいなものって重要じゃ無いかと思いました。ビジネスの世界では、最悪の状況を想定して最善の対策を準備して臨むというのが鉄則だけど、今回のW杯チームには、その最悪の想定が少し足らなかったのかな。ただ、この2試合で十分危機感は売れていると思うので、後はそれをプレッシャーと思わず、最後の試合でどうやったらベストの内容を出せるか、それを考えて見せて欲しいですよね。そう言う開き直りが、結構予想外の結果と運命を引き寄せることがあると思います。

オンライン予約

昔は毎日のように飲みに出て、宴会・歓送迎会の幹事をやっていた(やらされていた)ものですが、年齢と共にそう言うことは若手に任せるようになりました。でも、なかなか若手が入ってこない時代になり、周りを見ると精々自分とは一世代いないしか年齢差が内容な組織構成になり、そう言う組織で異動とか発生すると、どうしても自分で送別会とか仕切らないといけない。と言うわけで、何年かぶりに送別会の幹事をやることに。

昔なら馴染みのお店が幾つもあったので、そこに電話を入れて予約をすれば良かったんですが、最近は飲みあることもほとんど無くなり、残念ながらそう言うストックは無し。さらに、普通出かけるお店は何軒かあるものの、コスト的に「送別会」なるものを開催するにはちょっと見合わないお店ばかり。まあ、こういう時は「食べログ」とか「ぐるなび」とか、そういう検索サービスでお店を探してよさげなところに予約を入れるわけですが、知らない間にオンライン予約機能なんて言うもサービスされていたんですね。

予定とか場所とか人数を入れると、候補のお店を探してくれるサービスや、直接そのお店に予約を入れてくれるサービスとか、昔のように電話で一軒一軒当たっていた時代しか知らない世代だと隔世の感。今回は14名の予定とやや多めの人数だったためか、なかなかそれだけのキャパがあるお店が無くて困ったんですが、何とかそれなりに評価が突いていて、よくある居酒屋では無くそれなりに洋風っぽいお店が見つかりました。連絡先とか入れて予約を送信すると、暫くして「予約されました」という確認メールが戻ってきます。なんか、余りにあっけなくて拍子抜けするくらい。一寸心配になったのは、今回の予約でお店の席の半分以上を一気に占める人数なので、競合とかしたらどうなるんだろうということ。今回利用したオンラインシステム意外にも直接お店に予約する場合も有るだろうし。

で、予約確定してから暫くして、再びお店の予約状況を確認して見たら、もう余裕は無いはずなのにまだ予約可になっています。でも、翌日確認したら、その日派既に予約できない状態になっていたので、表示反映には少し時間が掛かるんでしょうね。多分、表示上は空きがあっても予約システム上ではリアルタイムに予約数を反映しているんだろうな。そう考えれば、お店に直接予約が来た場合も、このシステムにデータを入力すれば、その時点で満室かどうか判断出来ますしね。問題は、そう言うシステムをお店側が入れてくれるかだけど、今の時代パソコンなんて入れなくても、タブレット一つ、スマホ一つあればその程度の予約管理システムの端末位にはすぐなるだろうし。

仕事の関係も有り、インターネット関連の技術とかサービスとかは普通の人よりは詳しいつもりですが、こういう具体的なエンドポイントのサービスって実際に利用してみないと、その善し悪しとか内容とか実感できません。今の時代では、特に物珍しいサービスでも無いのかもしれないけれど、個人的にはなかなか面白い体験でした。後は当日異動される方が気持ちよく過ごして貰うだけですね。まぁ、この予約した一次会はウォームアップみたいなもので、多分その後二次会三次会で流れるだろう中華街方面が本戦になるんだろうけど(笑)。

2014年6月20日

Wi-Fiの役割

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、4Gネットワークのバイパスとして利用されるWi-Fiについて。最近のスマホでは、まず100% Wi-Fiもサポートされているので、以前と比べてWi-Fiを利用する人は増えていることは確か。それに合わせて、アクセスポイントも増加しているけれど、場所的に駅とかデパートとかホテルとか、人の集まる場所に限定されているので、どうしてもアクセスが集中してしまい、セッションがとれても全然データが落ちてこないことも。昔のRed Carpet Club (現United Club)の11bとか11gのWi-Fiがまさにそれで、酷いときは最初のアクセス認証に10分位掛かることもありましたね。最近はそんなことも無く、スピードは遅いけれど、セッションが張れないことは無くなったように思います。

同様の事は、例えば新幹線のN700系でサービスされているWi-Fiとかも同様で、昔はVPN起動して社内ネットワークにアクセスしても使えるような状態だったのが、最近は普通にネットワークアクセスするのも大変なときがあります。特に、周りがスーツ姿のサラリーマン風の人で満員の時には、ほぼ全員がPC開いたり、タブレット使ったり、スマホを弄っていたりしますから。

Wi-Fi自体は、元々は有線ネットワークの配線の煩わしさを解消するために使われるようになったわけで、一つのAPでのユーザー数にしても精々数十人程度。実際にそんな人数がアクセスすると、WAN側が耐えられないことも多いわけで、コラムにも書かれているように、個人の自宅とか小規模な場所で使うには問題無いけれど、事業所とか不特定多数が集まる場所では、なかなか厳しいものがあります。そんな中で携帯キャリアーとしても、既存の4GネットワークがオーバーフローしないようにWi-Fiにオフロードするようにしているから、ますます混乱するような。

2020年のオリンピックを考えると、国内のWi-Fi網整備というのは重要だと思うんですよね。どうしたってキャリアーのローミングサービスは割高になるし、場合によっては周波数帯や形式の違いで利用出来ない事もあります。でも、Wi-Fiだったら世界共通で、認証さえされれば誰でも使える。理想は全国にWi-Fiのメッシュが作られることだけど、それが無理ならオリンピック会場と大都市周辺だけでもWi-Fiメッシュで覆うことは出来ないだろうか。例えば、地下鉄とかJRの車両の中に何百人もの乗客がいて、その人達が一斉にWi-Fiを使う場合はある程度諦めるとして、街中なりどこかの施設で一寸道順を調べたいとか、情報検索したいときに、ストレス無くアクセス出来るくらいのインフラは必要。それって、オリンピックの時だけで無く、海外からの観光客誘致の時だって、それを利用して情報を多言語で提供すれば、いちいち案内板なり標識を作らなくても良いわけですし。

ただ、それを携帯キャリアーに押しつけるのは酷な気もするわけで、ある程度半官半民の組織を作って全国的にインフラ整備出来ないだろうか。今の4Gが5Gになり、有線ネットワークよりも高速になり、さらに何処でもアクセスできるようになれば、家庭内Wi-Fiの置き換えになるかもしれません。でも、その場合でもトラフィックの問題は残るわけで、Wi-Fiのニーズは、まだまだ残ると思うんですよね。コラムの最後にも書かれているように、LTEかWi-Fiかではなく、ネットワークインフラとして、LTE、Wi-Fi、その他の方法も含めたBest Mixの方法を考えて欲しいですよね。ユーザーからすれば、LTEかWi-Fiかというのは関係無くて、ストレス無くデータアクセス出来ればどちらでも良いわけです。場合によっては、メールチェックなんかなら3Gでも良いくらい。それを、今はユーザーが切り替えて利用しているから不便に感じるわけで、そう言うネットワークを裏で最適に切り替えて、ネットワーク負荷と課金を最適化するようなツールが出来れば良いわけです。だから、今の環境でもやろうと思えば可能だと思うんですが...

スマホやタブレットを携帯するとき、Wi-Fiは混雑で使えない、LTEは容量を使い切ってしまう、だからEthernetでしかアセス出来ないから、外付けのドングルを携帯する、なんていう悪夢だけは何とか避けたい。

議会の花、では無い

東京都議会で、みんなの党所属女性議員の発言中に男性議員からセクハラ的なヤジが飛ばされたという件。多分、録音された声なりを聞けば、また過去の録画などを調べれば、この議員って特定できるんじゃ無いのか。で、世の中的にはセクハラ行為で学校を懲戒免職される大学教授とかあるわけだから、この議員にもそれに等しい処分をしなきゃ。

大体「野次は議場の花」とか言っていたことも有るけれど、何で人の発言を遮ったり茶化したりすることが「花」になるのか分からない。相手がぐうの音も出ないほど完璧に論破するなり、相手の矛盾を突くような発言こそが「議場の花」じゃないの。それが都議会だろうと国会だろうと市議会だろうと村議会だろうと、野次で相手の発言を妨げたりすることは、最近問題になっているヘイトスピーチとも変わらないような行為じゃ無いだろうか。ヘイトスピーチって、相手のことをさげすむ発言をして相手を否定することですからね。

そういゃ、暫く前に「女性は生む機械」発言で辞任に追い込まれた地元選出の元大臣がいたけれど、あれと同じ事と言って良いのでは。今回の野次では発言者を特定出来ないだろうけど、これを機会に不規則発言=野次をした場合には、議事進行を止めて発言者を特定し処罰する、位のことをしても良いのでは。なんと言っても、日本最大の都市・東京の議会なんだから率先して日本の議会の見本になって欲しいですよね。

携帯電話税

急に出てきた「携帯電話税」。数百円程度の課税で、全体で1,700億円位なると別の報道で言ってましたが、これって携帯・スマホ本体購入時に課税されるのか、あるいは回線契約に上乗せされるのか。まだ決まった話じゃ無いけれど、かなり唐突な印象は否めません。まぁ、たばこ税とか酒税とかガソリン税とか、立場が変われど同じような税金はあって、それがどの様に使われているかよく分からないけれど、SNSを利用した事件の安全対策と言う理由はちょっとなぁ。例えば、より高速な通信回線整備とか、無料のWi-Fi拡充とか、充電ステーションの整備とか、そう言う方向であればユーザーにもメリットがあるし、今後の例えば観光立国なんていう事を目指すにしても有効だろうし賛成できるんですが。

ところで、電話代にはすでに「ユニバーサルサービス料」の3円が付加されているわけで、それと比べると結構差がある話ですよね。その当たりの整合性も、実際に課税するとなると議論になるんじゃないだろうか。

2014年6月19日

Amazon Fire Phone

AmazonがUSで発表したオリジナルスマートフォン「Fire Phone」。本体のスペック的には、まぁまぁのレベルだけど、ユーザーの動作認識をする「Dynamic Perspective」と、カメラで品物を認識して買い物できる「Firefly」って言うのが、新機軸でしょうか。

三次元的に動作をモニター・認識するDynamic Perspectiveって、4台の光学カメラ、赤外線カメラ、モーションセンサー、それを組み合わせるソフトっていう、ちょっと聞くだけでは凄いシステム。ただ、どう言う動作をどういう機能に紐付けするのか、新しいデバイス操作だけにちょっと難しそう。iPhoneのように、右にスライドするとアンロックするみたいな、新しいメタファーみたいなものの定義が必要だなぁ。

もう一つは、カメラやマイクが収拾した画像や音声から、その商品や楽曲を認識してウィッシュリストや購入に結びつける物。同様の機能はGoogleやAndroidにもあるけれど、専用のボタンを浸けところがAmazonらしいというか。でもなんでこの機能が「Firefly=蛍」なんだろうか。暗闇に光る蛍の光のように、世の中に隠れている自分の欲しい物が「ピカッ」と光って見つかると言う事だろうか。

GoogleのNexusにしても、AmazonのこのFire Phoneにしても、世界にまたがる自分達のビジネス基盤があるから、それをベースにした専用デバイスまで作れるわけで、その点なかなか他の企業には真似できないかな。AppleのiPhoneだって、iTunesと言う専用回路を通じて、Apple Storeの上に成り立っている世界ですからね。でも、それならばWindowsという世界で一番普及していると言っても過言では内独自のビジネス基盤を持ちながら、こういう携帯デバイスでは今ひとつそのスケールメリットを生かせていないMicrosoftって、どうなんだろうか。何か訴求ポイントを外しているんだろうな。それが「何」というのは難しいけれど、個人的に感じるのは余りにWindowsありきの世界観に引き込もうとしているところじゃ無いだろうか。確かになれているし、それなりに便利だとは思うけれど、ユーザーサイドの視点では無いような気がする。

フリーフォームディスプレー

SHARPが発表した、自由な形に形成可能な「フリーフォームディスプレー」。これまでの液晶ディスプレーでは、格子状に並んだ発光体駆動回路が周辺部分に額縁上に配置されていたので、矩形デザインがほとんどでしたが、このSHARPの技術ではその駆動回路を発行部分と一体化することで、周辺部分を省くことが出来、従ってデザインも自由に出来るようになった、と言う物。言ってみれば、発光体一つ一つが独立して機能するようになったので、それらを集めて自由に配置できるようになった、と思えば良いのか。

サンプルでは自動車のダッシュボードのサンプルが出ていますが、これなんか一番最初に実用化されそうな印象ですね。矩形のパネルでも外側にマスクをすれば、こういう円形を組み合わせたようなデザインは出来ますが、マスクでかくされた部分派余分な部分になって死んでしまうから。一寸疑問なのは、この画面デザインをするツールってどうなるんだろうか。矩形だと解像度とアスペクト比さえ分かれば良いけれど、こういう自由な形状の画面となると、ここは円形とかここは斜めとか、対象画面を設定するのが大変そう。

コストや表示密度がどの程度まで高いのか分からないけれど、組込機器の画面利用が先ずは主流になりそうですね。ダッシュボード用に既に自動車メーカーと開発を進めているようですけど、タブレットなんかの携帯デバイスでも応用出来そう。矩形に拘らなくて良いのならば、卵形とか楕円型とか、それによって携帯性が良くなったり、操作性が向上したりとか。ここからさらに三次元的に曲げたりおったり出来るようになったら凄いですよね。展開図みたいなデザインのパネルを作り、それを折りたたむと箱形ディスプレーになったりとか。色々あったSHARPが、少し元気になってきたような気がする。

2014年6月18日

差別的なニックネーム、か?!

昔から言われている話題の一つ、USスポーツチームのニックネームで差別的なものがあるという話。一番多いのが、Native Americanと呼ばれる、アメリカンインディアンの部族名やニックネームを使った物で、その中でもNFLのWashington REDSKINSとか、MLBのCleveland INDIANSなんかは、その物ズバリのニックネーム。

個人的に「それは理解出来る」と思うのは、大学チームなんかが、元々その土地や地域に居住していたインディアン部族の名称(Florida State SEMINORS)や、その部損の英雄の名前(Univ. of Iowa HAWKEYES)を使うと言うのは、直接その部族がそのチームに設立とか運営に関わっていないだろうから、文句が出ても仕方ないかなという事。それに対して、RedskinsとかIndiansなんて言うのは一般的な名称だから、それ自体を使うことは問題無い気がするんですけどね。大体、チームのニックネームにネガティブな意味の言葉を使うことは考えられないし。勿論、時代の流れと共にその言葉の意味とか使い方等が変化して、使い始めた当時とは異なる価値観とか文化観が生まれていることはあるかもしれないけれど。でも、本当に侮蔑的な意味として使っているとしたら、そんな名前を大切な自分達のチームで使うとは思えないんですよね。だから、生地にも引用されているように、スポーツ=戦いのチームとして、勇猛果敢だった先住民の強さを尊んで使用した、というのが本当のところじゃ無いかと思うわけです。

ただ、個人的に感じるのは、先住民対策として色々な面で優遇されていて、米国のビジネス界の中でも力を付けてきた彼らが、自分達のシンボル/CIみたいな目的で、こういう名称使用に対して制限を加えて自分達の利益にしたいという考えもあるんじゃ無いかなという事。

そう言えば、日本のプロ野球では、何故か読売巨人だけ「巨人軍」という言い方をするけれど、あれって平和な主義的な人達って問題視しないのだろうか。それに、スポーツメディアでも、何故か日本球界では巨人に対してしか使わないのに、MLBのチームに対しては「ヤ軍(Yankees)」とか「レ軍(Rangers)」って、元のチーム名に関係無いのに省略して使うときには「~軍」って使いますよね。あれな人達って、なんであれを非難しないんだろうか。実際に戦闘をしたような「徳川軍」とか「織田信長軍」みたいな言い方をするならまだ分かるけれど。スポーツチームに対して言うなら、精々「何々団」とか英語での頭文字とか、その程度が妥当じゃ無いだろうか。個人的にはそっちの方が凄く変だし不味いんじゃ無いのといつも思うんだけど。

スポイト機能付きカラーペン

Photoshopとかドローイング系のソフトを使う人なら、「あぁ、スポイト機能ね」と思うだろう、リアルカラースキャン可能つきカラーペン「Scribble」。個人的に凄いと思うのは、内蔵インクカートリッジを組み合わせて、1,600万色もの色を再現できるというところ。ペン画とか鉛筆画で、モノクロ写真みたいな絵を描く人が居ますが、このペンを使ったらカラー写真みたいな絵が描けるようになったりして(笑)。

ただ、現実の物ってどんどん色が変化していくから、極端な話ドット一つ分毎に色をスキャンして色を確定させないと、本当の意味での「色」にはならないんだろうけど。Photoshopでレタッチとかする場合も、何度も色を重ねたりしてぼけ具合とか倉デュエーションとか再現して苦労しますからね。

形状は変えるとして、このペンの頭の色センサーと、ペン先の色合成機能、それに3Dプリンターを組み合わせたら、本物そっくりの色つき3D造形が出来ないだろうか。イメージとしては、スキャナー部分に色センサーがあって、形状測定と色測定を同時に行い、その両方のデータを3Dプリンターに送って、造形しながら着色もするような。外形だけなら、両方を同時にスキャンして同時に造形する事も可能だろうけど、例えばグラスの内側なんかだと最初に形状測定をしたら、そのデータを元に部位毎の色スキャンをしてデータ作成しないと駄目かな。このペンという形状以外にも、いろいろと応用出来そうな技術のような気がします。

成田空港1タミ「エアポートモール」

成田空港第一ターミナル4Fで工事中だった「エアポートモール」が、7月8日に全面リニューアルホーぷんするという記事。正確には、(株)TFK運営のカフェテリアは7月下旬オープンと少し遅れるみたいですが。この3月から中央ビルエリアが養生で囲われてしまい、結構困っている外国からの乗客の人も見られたんですが、やっとこれまで通り時間潰しなんかに使えますね。ただ、以前と比べるとお土産物屋さんや小物関係のお店が増えて、ちょっと食事の出来るお店が減ったような気がする。まぁ、出かけるときにこのあたりで食事する事って、ほとんど無いけど。大概直ぐに出国して、ラウンジで飲みながら食べながら状態ですから。どちらかというと、早朝とか午後早い時間帯とかに到着して、小腹が空いたときに一寸カレーとか食べることの方が多いかも。羽田空港のように、飛行機を利用しなくても一寸寄り道しても良いかなと言うくらいの場所では無いので仕方ないかもしれないけれど、もう少し食べ物関係が充実して欲しいなと思うんですけどね。

次の成田空港を利用するのは、7月5日のOrlando旅行の時だから残念ながらリニューアルオープン前。8月にもBostonへ行く予定が有るので、カフェテリア部分も含めた完全オープンを見学できるのはその時ですね。もっとも、その間に近場で良いからどこか行きたいという欲求がふつふつとわいているのが困ったもんだが(笑)。もしかすると、9月のNFLの試合を見に行くかもしれないので、7月8月は大人しくしてなきゃいけないんですけどね。

2014年6月17日

食と酒

和食も好きだし、ビールもそこそこの向けれど、このサントリーの「和膳」というビールは知りませんでした。ビールと言えば、どちらかというと洋食等に合わせたり、口開けで飲むのが一般的だけど、食事の中のお酒として、しかも和食に合わせるというのはどうだろうか。

ビールも含めて、発泡系のお酒ってどうしてもお腹の中が膨らんでしまい、私は苦手なんですよね。元々日本生まれのお酒にしても、飲み物にしても、発泡系のものってほとんど無いと思うけれど、今ではビールにしてもシャンパンにしても普通にの無のようになったのは、コーラの存在が大きいんじゃ無いかと。ラムネとかサイダーとかいうものもありましたが、どちらかというと「子供の飲み物」という印象が強かったのが、コーラが普及してからは大人でも飲めるし、さらにアメリカのファストフードの影響もあって、コーラを飲みながら食事をするというスタイルもどんどん抵抗がなくなってきましたからね。自分が子供の頃などは、炭酸系のものが欲しいと言うと、げっぷが出るからオレンジジュースか牛乳にしなさい、みたいな事を言われた記憶があります。

昔何かの本で、食べ物と飲み物(酒類)というのは、その地域で食べられている物に会うようなお酒が残ってきている、だからその地域の名産を食べるときにはその地域の銘酒を合わせるのが一番自然、と言うような話を聞いてなるほどと思いました。家の作りとか、週間とか、昔はその土地にずっと土間って生活するしか無かったわけで、人間がその土地なり自然なりに合わせて生きるしか無かったわけですからね。それが、どんどん技術や時代が進んで、寒い土地でも暖かく過ごせるし、暑い季節でも涼しく過ごせるようになったから、人の食べ物の嗜好も変わるし、それに合わせる飲み物も変わってくるのは、一寸寂しいけれど当たり前なのかも。

最近日本酒も発泡系のお酒を出したり、カクテルを想定した味付け風味の物を作ったり、色々工夫しているけれど、やはり生き残るためにはそう言う試行錯誤は必須ですよね。今主流になっている、吟醸酒、大吟醸にしても、そう言う努力から生まれてきているわけですから。私も、軽めの大吟醸を飲むようになって、白ワインなんかも飲めるようになった口ですけど、その逆だってあり得ますからね。あるいは、赤ワイン系のような、ドッシリとした重厚感のある日本酒だって、料理の種類によってはいいかも。簡単では無いけれど、まだまだ新しい製品を作る余地はあると思いますよ。食べ物だけで無く、ライフスタイルだって変化するわけだから、同じようなものが何時までもずっと使われる保証も無いわけで、そう言う流れなり変化を見逃さないような「嗅覚」って言うものを、ずっと維持しないと駄目ですね。それが一番難しいのだけれど。

日本からも、ステーキに合う日本酒、ソーセージに合う日本酒、麻婆豆腐に会う日本酒、プルコギに合う日本酒、そういう組合せを試すだけでも面白い物が生まれそう。

2014年6月16日

Conrad Tokyo - China Blue

外に出れば周りにそれなりのレストラン等もあるんですが、そこに行くまでが億劫でホテル内で夕食は済ませることに。中華のChina Blueか和食の風花と言う選択肢でしたが、事前に調べて「美味しい」という評価だったのでChina Blueに予約を入れました。ただ、同日の夕方だったので、19:30スタートという遅めの時間から。一度37Fのラウンジに寄って、軽くアペタイザー代わりに白ワインを注入してから出かけました。

一回目の食事が終わったところなのか、中は8割位の入り。窓際席の横の、外の見えるテーブルに案内されました。ここで予想外だったのは、このお店、ワインの取りそろえが豊富ということ。グラスで、白なら10種類位、赤だとその倍位もあります。これだけで楽しめそう。ただ、このワインをいただくところから「あれ、ちょっと変だぞ」という予感が。リストの中に私の好きな「Frog's Leap」があったので、先ずこれをオーダー。後で気がつきましたが、ここ女性のソムリエの方が居るみたいなのが、この時は男性のホールスタッフがワインを持ってきました。で、ワインのエチケット(有名な飛び上がる蛙の図柄)を見せながら、「こちらがFrog's Leapになります。蛙の絵が描かれています。」えっ、いゃ、それくらい分かるって。普通は、産地とか種類とか言うんじゃ無いかの? ワインは冷えていて美味しかったけれど、いきなり膝かっくんされた気分です。まぁ、ワインには詳しくないけれど何か言わないといけないと思って、咄嗟に発した言葉なんだろうけど、何だかなぁ...

食事の方は、一人でもコースをオーダーできるというので「福壽」という8品目のコースをお願いしました。で、これが、美味しいことは美味しんだろうけど、全く口に合わずに全滅でした。以下、サイトのメニューから

  • お食事前のお楽しみ 料理長からのプレゼント
    一口サイズの甘酢漬けキュウリに唐辛子のソースみたいなもの(キムチの付け汁?)を少し掛けたもの。中華の甘酢漬けでは針唐辛子を乗せることもあるから、これはこれで良いんだけど、一寸むせるくらいの辛みはどうだろう。で、一番ビックリしたのは、このお皿を持ってきたホールスタッフが「突き出しでございます」と言って置いていったこと。いゃ、街中の居酒屋じゃあるまいし、せめて前菜とか言えば良いのに。ちょっと、ここのスタッフが心配になりました。
  • 鶏肉のクリスピーサラダ レモンソースで
    アーモンドスライスをまぶした海老のフライの上に、ルッコラとか生野菜にレモンソースがまぶしてあるんですが、このレモンソースが甘ったるい上にたっぷり野菜に掛かっている。この甘さで私は駄目でした。さらに海老のアーモンドフライは、上げ方が悪いのか全然クリスピーでなくて、湿気たナッツを食べているような食感。だから中の海老が全然美味しくない。五つ位入っていたけれど、一つ食べてもうGive-upでした。二種類のソースもお使いくださいと言って、ニンニクレモンソースと唐辛子のふりかけ見たいな物を置いてくれましたが、ニンニクレモンソースはレモンの香りは微かにするけれど単にすり下ろしたニンニクの味しかしないし、唐辛子のふりかけみたいなものも辛いだけで私は全く駄目でした。
  • 牛肉とハチノス入りスープ 白胡椒の香り
    牛肉のブロックが3切れ位にハチノスも何切れか入った胡椒味のスープ。これが一番まともだったけれど、胡椒がきつくて飲んでいるときにむせたりするくらい。牛肉は出汁が出てパサパサだしハチノスも小さいものは良いけれど大きめのものはかみ切れないと思ったので、スープだけ飲んでお終い。
  • 白身魚のオーブン焼き ココナッツ風味のカレーソース 椰子の実の器で
    ソフトボールくらいの大きさの椰子の実の器に、ココナッツカレーみたいなソースの中に魚とキノコ(?)が入っていたんですが、このココナッツソースが辛い。これ、ご飯にかけて食べれば私でも何とか食べられる位ですが、これだけを食事として食べるのはつらい。椰子の器に並々とこのソースが入っているんですが、魚だけお皿に盛りつけて、少しだけこのソースをかけるならば、それなりに食べられると思うけれど。あと、「オーブン焼き」した魚をココナッツソースに浸けているので、焼いたパリッと感も無いし、箸で魚をむしれば必ずソースまみれになるので、どうしたって辛い味にしかならなくて残念な料理でした。プレゼンテーションは良いんだろうけど、なんか違うよなぁ... これも、ほとんど出されたままの状態で下げられていきました。
  • 色々キノコの紙包み焼き
    最初にオープンペーパーに包まれたものをスタッフが持ってきて、「こちらが包み焼きになります。こちらで紙を開いてよろしいですか」と尋ねて、また一度下げて包み焼きを開いてから持ってきました。テーブルにはお箸しか無いわけで、別に最初から開いて持ってくれば済む話じゃ無いのか。プレゼンテーションを意識するなら、その場で開ければいいわけだし。で、中身は、シメジをケチャップで炒めたようなもの。「色々キノコ」と書かれていたけれど、シメジ以外は気がつきませんでした。小さなブロッコリーが一つだけ入っていたんですが、後はシメジだけ。味付けもケチャップ味の単調なものなので、これも直ぐに飽きてほとんど残す羽目に。キノコを半分にして、ブロッコリーとかアスパラとか、野菜を入れればもっと美味しくなるのに。わざわざ紙焼きにする意味が分からない。
  • 蟹爪と蟹肉入り 黒オリーブの香る煮込みそば
    「煮込みそば」と書かれていたけれど、出てきたのは極細縮れ麺の塩焼きそばみたいもの。これがしょっぱかったぁ。一口食べて「あ、だめだこれ」。カニ肉には気がつかなかったし(入っていた?)、青梗菜が入っていたので、これと一緒に何口か食べてみましたが、やっぱりしょっぱさはどうにもならず、これもほとんど残して終わり。
  • お口直しの季節果実ジュースと料理長おすすめ中華菓子
    ショットグラスに黄色い液体が入ってたんですが、これが酸っぱい上にむちゃくちゃ甘い味。何を絞っているのか分からないけれど、ここまでの料理で用心してひとなめしただけで終わりです。もう一つの「中華菓子」というのが記憶に無いんだけど... 果実ジュースのグラスと一緒にサーブされたのが、多分次のデザートだと思うんですが、ゴマプリンみたいなもの。あの上に乗っていたのが「中華菓子」なんだろうか?
  • 料理長おすすめデザート
    少し大きめのカクテルグラスみたいな入れ物に、ゴマプリン見たいな薄い黒いゼリー状の物に、上にアイスクリームなのかな(後から溶けていたから)、何かデコレーションされていたもの。そんなに甘くなかったけれど、先に変なジュースの味見をしたのと、とても食べきれる量でもなかったので、一口味見をしてお終い。
食べ終わってから思ったのが「中華料理」というよりは「エスニックチャイニーズ(Ethnic Chinese)」と言った方がぴったり来る感じということ。東南アジアや南アジアのエスニックな感じが好きな人には、ストライクだと思うけれど、それが納豆と同じくらい苦手な自分には全く駄目でした。多分、これが最初で最後かな、ここは。

[追記]
そう言えば、食事をサーブしてくれた男性ホールスタッフの方は、代わる代わるで二人居たんですけど、ほとんど手を付けずに残して戻される料理の皿を見ても、「何か不都合でも」とか「お口に合いませんか」とも、何も言わずに下げていきましたね。最初に、「余り食べる方では無いので、可能なら少なめにお願いします」と言ったから、ほとんど残っている料理を見ても「あぁ、この人は本当に小食なんだ」と思ったんだろうな(マテ)。食事が終わるときも「お冷やをお持ちしますか」と聞かれたんだけど、普通は「お茶」じゃないの? まぁ、ジャスミン茶か花茶か烏龍茶か、種類はあるかもしれないけれど、なんか聞くことが間違ってるんじゃ無いと感じました。代わりに、白のグラスワインを順番に飲んでいたので、女性ソムリエの方は何度か次のグラスをお勧めに来てくれたけれど、まぁグラスワイン5杯(6杯だっけ-汗)飲んでればそれも当然か。何か、面倒な客風なので、関わり合いを持たない方が良いと思われたのか、単にスタッフの気遣いとか連携が悪いだけなのか、いずれにしてもそれを確かめに再訪する事は多分無いでしょうね。でも、あのワインは飲みたいなぁ... ボトルだと1本も飲みきれないので、グラスで色々のませてくれるお店は希少なんですよね。問題は、料理とホールスタッフ、かな。

Conrad Tokyo

土曜日、日曜日の移動動線の途中にあるのと、サマーキャンペーンで50% OFFをやっていたので、Hiltonのブランドの中では、初めてとなるConrad Tokyoに宿泊。でも、うーんという感じ。一番困ったのが、アクセスの悪さ。地下鉄、JR、ゆりかもめ、なんで来ようと、かならず1Fのエントランスから上がらないといけない。一番楽そうなのはゆりかもめですが、新橋駅での乗換が面倒で、しかも1駅だけ乗るというのも勿体ない話。なんか、意地悪してるんじゃ無いかというアクセス動線です。

28Fに上がると、高い天井に内装もそれなりですが、流石に部屋に入ると、シャワールームとかデスク周りとか、少し劣化を感じる部分も。初めてのホテルなので、フロントから部屋へ案内をお願いしましたが、この女性スタッフがまだ新人なのか、どうもぎこちない。「何かご質問ございますか」「いえ、もう大丈夫です」と言っているのに「あっ、お伝えしたいことがあります」と言ってカーテンの開閉方法を説明し、もう一度「大丈夫」と言って終わるかと思ったら、「あっ、これも良くご質問されるんですが」とバスルームの操作方法を説明したり。で、この日はランドリーサービスを利用したかったので、エクスプレスサービスはあるか聞いたところ、クローゼットの申込用紙を取り出してきて「こちらにご記入ください」と。2枚会ったので両方取ろうとしたんですが、「こちらは同じものです」と一枚だけ渡してくれました。でも、よく見たら、それはドライクリーニング用で自分が利用したいランドリー用はもう一枚の方。なんかちぐはぐ。

で、シャワーを浴びてさっぱりして、前日からの汚れ物をまとめてランドリーサービスをリクエストすると、5分位で別の女性スタッフがランドリーバッグを受け取りに来たんですが、この人がなんか怒っているようなイライラしているようなそんな表情。アクセントから韓国系の人かなという印象でしたが、バッグを受け取ると、嫌そうに縛ってあったバッグの口を開こうとするし、なにか嫌々やっているオーラ満載。本当に、預けるのを止めようかと思ったくらい不愉快な気分に。

さらに、夕方ターンダウンの男性スタッフが来たんですが、こちらは中華系のスタッフ。物腰は凄く丁寧なのはいいけれど、お辞儀をするときに本当に90度まで腰をおるんだけど、顔は正面を向いたままなので一寸滑稽。さらに、ベスト着用なのにネクタイをそこに入れていないので、お辞儀をするとネクタイが真下に垂れてしまいます。これで両手のアクションを浸ければ、昔懐かしい「がきデカ」の「死刑!」のポーズじゃ無いか。お辞儀の仕方とか、服装の整え方とか研修しないのだろうか。ターンダウンの時にも、宿泊客と会うこともあるだろうし。で、一通りベッドメーキングや水の補充、さらには先に使ったシャワーブースを綺麗に拭き取りタオルを補給して帰って行ったんですが、その後バスルームに入ると... たばこ臭い。彼は、ヘビースモーカーなのかなぁ。理想を言えば、禁煙フロアー・ルームの担当者からは喫煙者を外して欲しいんだけど、それが無理なら、喫煙したら必ず歯磨きなり口をゆすぐなりして欲しいんですよね。それでも、時々服についたタバコの臭いが気になる人がいるんだけど。

食事のスタートが19:30からと遅い予約になったので、その前に37Fのラウンジで少し飲んでから行くことに。ここ、狭いですね。スペース的にも狭いけれど、そこにフードコートみたいな感じでテーブルを押し込んでいるので、凄く窮屈。利用者が増えて仕方ないのでテーブル入れました、みたいな感じ。翌日朝の食事も来ましたが、70%位の利用者数でも窮屈感を感じるくらい。料理とかは美味しそうでしたが、飲み物類は水にしてもスタッフに頼まないと出てこないのだけれど、そのスタッフの人数が少なくて、夜も朝も最初にオーダーした後は頼む余裕も無いくらい。Hilton Tokyoのラウンジの半分くらいの広さに、同じくらいの座席数で、スタッフの数は半分くらい、というのがざっと感じた印象。余り居心地の良いという印象ではないですね。特に、窓際とかソファー席とか一部の場所を除いて、凄くごみごみした感じが嫌。

Conrad Tokyo関連の情報を検索してみると、「ハードは良いけれどソフトが...」という内容を多く見たんですが、なるほどなと納得した次第。そのハードにしても、アクセス動線の悪さもあるし、決して満足できるものじゃ無いと思うんだけど。一度だけの体験で全てが分かるわけでは無いけれど、よほどの理由が無い限りは暫くはここを使うことは無いかなという感じです。

[追記]
そうそう、このホテルもフロントのところに手続きの間に荷物(鞄)をちょっと置くような台が無いんですよね。この日は、結構重いカメラバッグだったので、フロントのデスクの上に置くわけにも行かず、床に置いたけれど、財布などの出し入れに腰をかがめないといけないから不便。海外のホテルだとフロント周りをスッキリさせるためか、カウンタ内のスタッフの配置に自由度を持たせるためか、外側に台を置いていない傾向がありますけど、やっぱり不便ですね。Sheraton、Hyattにはあったけれど、確かHilton Tokyoも無かったように思います。Hilton系の悪しきDNAなんだろうか。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日朝一で試合があったため宿泊。6月の中旬ということで、そろそろ四半期の締めだからか、結構混雑していました。館内のレストランも満席だったので、久しぶりに駅方面に出かけて、相鉄の地下にある「銀座ライオン」で軽く食事。この日は暑い一日だったので、無性にビールを飲みたくて(笑)。

翌日の朝食ビュッフェで、ちょっとビックリした光景に遭遇。朝行くと半分くらいの混雑具合で、ラッキーと思って席に案内されると、少し離れたテーブルにアイスバケットがセットされているじゃないですか。何かと思ったら、スタッフの方がシャンパンのボトルを持ってきてサーブして、その後ボトルはのこバケットの中へ。このテーブルには、年齢的には自分と同じくらいと思われる、多分ご夫婦が座っていて、取ってきたビュッフェの料理を食べながら、「朝シャン」している。最初はアジア系の香港とか台湾とかの海外の方かと思ったんですが、横を通るときに日本語で話しをしているのが聞こえてさらにビックリ。ちらっとテーブルの上を見ると、和食から洋食から中華から、ほとんど一通りの料理を取ってきている様子で、それを摘まみながらシャンパン飲む姿は、ちょっと変というか馴染まない光景だなぁという印象。時々、朝からビールとかワインとか飲んでいる人をここでは見かけますが、ここまでの人は初めて見ました。まぁ、人それぞれですからね。

2014年6月13日

外付けSIM (2)

docomoが発表した外付けSIM開発担当者のインタビュー記事。記事最後の「契約数は増えそうも無いけれど、ユースケースは色々生まれそう」というのが本音でしょうね。例えば、今docomoが販売している、Xi+Tabletみたいな契約も、Xi一つで済んでしまう可能性もあるわけですから。個人的に欲しいと思うのは、単純にSIMが複数のデバイスに展開可能だけでなく、それに合わせて自分端末設定とか、クラウド上のデータなんかもクローニング(Download & Setting)出来るようなオプションもあると嬉しい。

それが可能になれば、常に持ち歩くのは最低限の機能、必要な機能だけの軽快なデバイスだけで、必要に応じてタブレットとか大型のスマホをレンタルして、直ぐに自分の通信環境とデータをダウンロード。作業が終了したら、データをリセットして端末は返却する、と言うようなことが簡単にできそう。メール関係はクラウドに集約する事は可能だし、音楽データだってAppleは既にそうやって居ます。どうしててもにに残さなきゃいけないデータって、スマホの設定情報位じゃないだろうか。

この「外付けSIM」というものを、「一つの個人認証機能」と思えば、いろいろと使い道は広がりそう。例えば、今のクレジットカードと紐付けできれば、カードを持ち歩く代わりにこの外付けSIM端末一つで買い物が出来るだろうし、同じ事をSuicaとかEdyとかでやっても良いわけですよね。端末ビジネスにしても、TPOに合わせて色々なものを買い換える使い分けると言うニーズが生まれて、これまで以上にバラエティが増えるから、利用者にとっては嬉しいことでは。

一番の問題点は、この外付けSIMのデバイスを忘れないようにすることでしょうか。キーホルダーに付けられるくらいの小型化をして、部屋の鍵と一緒に持ち歩けるとか、あるいは腕時計のバンドに内蔵出来るようにして、腕時計を忘れなければいつも手元にあるとか。一番ありそうなトラブルは、スマホは持ってで欠けたけれど、肝心のSIMが無くて無用の長物になってしまったと言うことか。将来的には、「クラウドSIM」みたいなものも登場してし欲しいですよね。Wi-FiでクラウドSIMにアクセスすると、一定時間とか終了するまでは、そのスマホの内蔵SIMデバイスに本当のSIMの内容や機能がクラウドからコピーされて使えるようになる、みたいな。ある意味、攻殻機動隊の「ゴースト」だな(マテ)。

時間差漏洩?

韓国の次期首相候補である、韓国紙、中央日報顧問の文昌克氏が、過去に親日的な発言をしていたと言うことで騒動になっているという話。ただ不思議なのは、そう言う発言は2011年あたりにしていた話らしいんですよね。それなら、もっと速く世の中で騒ぎになっていても良いはず。韓国の全国紙の一つである中央日報の顧問(当時は違うかもしれないけれど)あるいは、それに近い高い地位の人物だろうから、もっと早く分かっていた話じゃ無いだろうか。もしかしたら、隠していたけれど、ライバル紙にリークされたのだろうか。

まぁ、この人も候補辞退で、またまた次の候補を選ばなきゃならないことになりそう。暫く前の日本みたいですね。任命したら、トラブル発生で直ぐ辞任という。日本では、それで自殺した人も出たわけですが、そう言う不幸なことにならないことだけは願いたいところです。

韓国は大統領制だから、大統領が首相を任命するのは分かるんですが、議会の実際的な長であろう「首相」を議員ではなく民間人から選ぶというのは一寸不思議。日本でも、国務大臣を民間人から選ぶことはあるわけで、その国務大臣の長である首相を民間人から選んでもおかしくは無いだろうけど、でも議員の中から責任者である首相を選ぶ方が、自然だし仕事もしやすい気がするんですが。大統領の補佐役として、議会を束ねる役割の人間が、昨日まで弁護士だったりメディアの顧問だったりした人が、政策とか外交とか経済とか、そう言うことを管理運営していけるんだろうか。勿論、経験豊かなスタッフがついてはいるんだろうけど。

同様のシステムを持つ国は他にもあって、問題無く機能しているんだろうとは思うけれど、でも好立て続けに過去の行為・発言が問題で候補者が確定しないと言う国政って、ちょっと何か根本原因があるような気がする。まぁ、あの国なら不思議はないけれど(をぃ)。

量が質を凌駕する

11日に発生した、中国軍機による日本の情報収集機への2回目の異常接近。それに対して、「日本もやっている」と中国外務省が、航空自衛隊のF15戦闘機が中国機(?)に接近している様子のビデオを公開。11日に東シナ海で日本の航空自衛隊機が中国の情報収集機に接近した映像と説明しているけれど、正直どこから拾ってきた映像なのかと言う疑問が。

ただ、日本側は写真だけの公開なのに対して、真偽は別にしてビデオ映像の方が迫力があるのは確か。それに、写真だと近い・遠い位しか分からないけれど、ビデオの場合は近づく・離れるという動きがある分、臨場感を感じるわけで、その分迫真性というか真実味を感じるんですよね。それに、どちらが動いていようが、撮影している側は映像上は固定されるから、どうしたって相手側が動いているように見えます。だから「日本軍機が接近した」と言えば、例え中国側から接近していても、映像的には航空自衛隊機が動いているように見えますからね。

日本側もビデオを撮影しているなら、ちゃんと公開しないと、このまま中国側の言い分が世間的には「正しい」と誤解される可能性が大ですよね。大きな声が往往にして通るように、不遜であろうが嘘であろうが、声の大きいヤツが勝ち、というのが悲しいかな世界のルールだし。さらに言えば、日本側はちゃんと位置情報も示して、公海上の話なのかどうかを示さないと。中国側の映像にしても、自衛隊機は特定出来るだろうから、そこから本当の接触日時と場所も分かるだろうし、それを元にカウンター情報というか、しっかり発信しないと。もしかしたら、日本側の方は公海上の話でも、中国側の話は立派な領海侵犯に対しての対応だったら、こちらに非は全くないわけですからね。

日本人はもっと外に出ろと言う事を最近よく言う蹴れど、それって「自らを主張する」事でもあるんですよね。大声で怒鳴り散らす必要は無いけれど、少なくとも世界の隅々まで届くくらいの声の大きさで、一番重要なことは「継続して発信する」ということですよね。同じ事でも、繰り返す、新しいことは直ぐに伝える、どんな内容でも自らが正しいという立ち位置で主張する。日本人の感覚にすると、おかしいと感じるかもしれないけれど、伝える相手は「世界」で有り、それが世界の常識・規準だと理解しないと。

2014年6月12日

無性に機種変したくなってきた

先日Tabletを見たせいで、その後無性に今のFOMA+iPhone4s(MVNO)環境を更新したくなってしまいました。ネックになるのは、2-in-1で使用しているA/Bナンバーの維持と、FeliCa(+NFC Type-A/B)の利用。暫く前までは、SIMフリースマホを購入して、ここにMNPしたMVNOのSIMを入れて、その後FOMAの携帯をキャリアーのスマホへ移行する、というシナリオを考えていました。でも、そうるすとFOMA→スマホの時のFeliCa移行作業が面倒そう。で、それなら、SIMフリー機じゃ無くて、価格的には同じか安いFeliCa対応の白ロム機を購入。ここにMNPしたMVNOのSIMを入れれば、まずはBナンバー(or Aナンバー)の移行と、FeliCaの移行が簡単にできます。

現在FeliCaで利用しているサービスの幾つかが、携帯メールアドレスを必須にしているんですよね(駅ねっと、とか)。だから、A/Bどちらの番号を残すにしても、どちらかは3大キャリアーの契約をしなくちゃいけないのが難点。ただ、今はAナンバーに紐付けしてある携帯メルアドが、それらサービスや昔からの知り合いの連絡先になっているので、こちらの番号は何か無い限りdocomo固定なんですよね。ですから、BナンバーをMNPしてMVNOのSIMを購入し、SIMフリー機や白ロム機で上手く回すのが一番良さそうな気がしているんですよね。うーん、悩ましいです。

口だけ将軍

日中で何かあると過激な発言と共に登場する、羅中国人民解放軍元少将。ところが、こんな背景があったなんて意外。でも、昔から言うからなぁ、「弱い犬ほど良く吠える」って。日本でも、威勢の良いことを言いがちな元自衛隊将官とかメディアの人とかいるけれど、それでもまだ自制的な部分が見えるだけでもましなのか。

昨日も中国空軍機が、自衛隊の情報収集機に異常接近したニュースが報じられましたが、警告も何も無しで接近だけしてくると言うのは、素人考えで見ても何か偶発的なトラブルを期待・誘発しようとしているとしか考えられない。「防空識別圏」を「領空」と勝手に解釈して、その主権範囲を勝手に主張する方法は、今の南シナ海、東シナ海での行動そのままですよね。

米ソ対立の時には、経済的な関係はほとんど無かったことも有り、米ソはそれぞれ力を誇示しつつ落としどころを探ることも可能だったけれど、今の中国の場合はほとんどの国が利害関係に有るために、対立して経済が停滞するのも困るというジレンマの方が大きい感じ。でも、それでますます横暴になる中国には、周りの国としては溜まりません。韓国みたいに、早々と白旗を揚げて取り入るのも一つの生存手段だとは思うけれど、それが最低最悪の選択肢であることは火を見るより明らか。

世界的にも、やっとひたすら傍若無人に拡大を続ける中国に対して批判する声が出始めてはいるけれど、まだ転がり始めた大岩を止めるほどには及びません。中国国内でも、この元少将は「口だけ将軍」と言われていて、しかも以前の中越戦争の時の件で、数ある周辺国とのトラブルの中でも対ベトナムに関しては口をつぐんでいるという体たらく。こういう軽い人物を利用している間は、まだ中国としても慎重に物事の進め方を考えている時期だと思うけれど、何かの切っ掛けで"Go"となったときに、さて日本はどうするのか。武力衝突は避けなければならないけれど、相手側がそれを狙って行動している以上、日本の「買わし」も何時までも続くわけでは無いですしね。これが民主的な国家であれば、何年かして選挙で権力者が後退するとか、やり方もありますが、そう言うシステムでは無い一党独裁の国に於いては、それこそ主導者が急病で亡くなるとか引退すると言うことでも無い限り、何か変わる切っ掛けなんて期待出来ません。

まぁ、個人的には、当分はトランジット目的でも中国、韓国を利用するのは避けて、トラブルに巻き込まれることだけは回避しないと。

UA MP Updates for earning award miles

UA MileagePlusのDMが、またまたMPのルール変更を伝えてきました。これまでフライト距離に応じて与えられていた、アワードマイルが、来年の3月1日からは、そのフライトチケットの価格(US$)にUA MPメンバーのレベルに応じた重みを掛けたものに変更されるということ。UA MP 1Kだと×11になるけれど、UA MP Platinumでは×9と微妙。ただ、"on most United and United Express® ticket"と言っているので、スタアラの他社便利用でマイルを付ける場合には、これまで同様フライト距離ベースなんだろうか。コードシェアとかもどうなるんでしょうね。私が時々使う、ANA便とUA便が混在したフライトの場合は、どう言う計算になるんだろうか。と思ったら、こちらのUAのNews Letterには「UAが発券した他社運航便も」と書いてあるなぁ...

ちょっと気になったのは、PQM(Premium Qualifying Miles)がどうなるかですが、リンク先のページの説明ではそれは変わらないと言う事なので、少なくともUA MP 1K 2016を目指すのであれば、クラスボーナスも含めて合計10万PQMは稼がないといけません。私的には、これまでとほとんど変わらないと言う事でしょうか。日本円で購入した場合の為替レートが気になりますが、現在のUS$1=約100円レートが続いてくれれば、取りあえず計算はしやすいか。もっと円安に振れると目減りするので、それだけは避けたいなぁ。

で、これまで利用したフライトで試しに計算してみましたが、自分の場合はPQMを確保するためにBクラスとかZ/Pクラスで予約する場合がほとんどなので、新しい計算方法だとトントンか少し有利程度。勿論、飛ぶ距離によっても、かなり状況が変わりますからね。これまで安いクラスでマイルを稼いでいたような場合には、かなり目減りしますし、C/Dクラスあたりだと、有利になりますし。でも、一つのチケットでのアワードマイル上限は75,000マイルとなっているので、太平洋線のAクラスとか買うと、換算的には損することになりますね。また、以前は500マイル以下の距離の場合には500マイルが獲得出来たけれど、それも無くなると書かれているし。全体的に見れば、結構影響のある改悪なんだろうなぁ。

既にデルタが来年から今回のUA同様のルールに移行することをアナウンスしていますけど、どちらも見えてくるのは「沢山商品を買ってくれるお客さまが好ましいお客さま」という事で、これはこれでビジネスの基本だから余り文句は言えませんね。アワードマイルの使い方にしても、新しいオプションを後で発表すると書かれていますが、何があるんだろうか。個人的には、アップグレード目的にしか使わないので、そう言うエリアで優遇されるようなオプションが出来れば嬉しいんですが。

2014年6月11日

憂鬱な朝食

ここの所、幼い子供が放置されたり、高校生女子が殺害されたりと言った悲惨な事件が続き、その様子を毎日のように朝のニュースで流しています。丁度朝食の時に、某民放の朝の報道番組をいつも母親が流しているんだけど、そう言う話を聞きながら食べる朝食が美味しいはずもなく、ここの所掻き込むように朝食を食べるような状態が続いています。

正直なところ、大きな事件だから報道する事も必要だとは思うけれど、既に報道されていることとほとんど変わらないことを、単に言い方とか構成を変えて何度も言われるのは一寸勘弁して欲しいところ。しかも、その前後には別のニュースもあるわけで、先日はワールドカップの話題のあとに幼児置き去りのニュースが有り、その後ではまた別のニュースが入ってから、今度は熊本の女子高生事件の話になってCMに入るみたいな。正直、CMを提供している企業も困るんじゃ無いかと余計な心配をしてしまいます。民放の場合、どうしてもCMを挟まなきゃならないから仕方ないのだけれど、あれってCM前には悲惨な事件の放送は止めて欲しいとかリクエスト出来るんだろうか。NHKの場合は、そう言う事件報道のあとには、15秒とか風景の映像とか流して気持ちを切り替えて次の話題に入ったりしますが、民放でもああいう配慮と言うか構成が必要なんじゃ無いだろうか。

報道機関の使命として、重大な事件を伝えなきゃいけないことは承知しているけれど、誰もが全てそう言うことをいつでも聞きたいわけじゃ無いことも事実。一日の始まる朝の、しかも朝食を食べているようなときには、出来れば明るい話を聞きたいし、場合によっては天気の様子とか交通機関の様子とかの情報の方がありがたいもの。大きな事件が発生したとか、何か大きな進展や発見があったというなら、そう言う事実を伝えることも必要だけど、既に放送されている内容を一寸色づけを変えてまた放送することが必要なのか大きな疑問。

視聴率重視の民放の場合、どうしても刺激的な話、興味を引きそうな話題を取り上げることは分かるんだけど、それを何度も毎日繰り返されたりとか、刺激的にあつかったりとか、さらに気分が悪くなるのは、出演しているコメンテーターなる人達が、何か一言ぶるのが妙に気分が悪くなったりして。なんで経済評論家なる人が犯人の心情を代弁したりする意味があるんだろうか。

まあ、不愉快になるネガティブなニュースが多いから問題なのであって、ポジティブな明るい前向きなニュースばかりなら、幾ら報道されてもそんな気持ちにならないわけで、そう言う世の中にしないといけないんだよなぁ。

外付けSIM

個人的に「こんな事出来ないんだろうか」と思っていたアイデアと似たような事を、docomoが発表。携帯・スマホでは心臓部とも言える「SIM」を外付けするもの(らしい)。スマホの中の(多分)SIMカードのメモリーに、この外付けSIM内のデータを転送して、あたかも現在のSIM内蔵スマホのように動作させるものだけど、現在の機器ではSIM無しでは動かないから、今後の世代のスマホでの機能というのがちょっと残念。でも、SIM内に内蔵されているIDとかPWが複数のスマホへ転送出来るのは良いけれど、それに個体識別ID(IMEI)も紐付けされているサービスはどうなるんだろうか。そこまで外付けには出来ないと思うけれど。

これで、複数のSIMをこの端末に入れて、TPOに応じて複数のスマホ(外部デバイス)に転送出来たら便利そう。でも、先に書いたIMEIの問題もそうだし、ちょっと使い方は限定されそう。今、携帯からスマホへ移行できない理由の一つに2-in-1がスマホではサポートされないことがあるんだけど、その解決策に繋がらないだろうか。やっぱり、Dual-SIM機なのかなぁ。ただ、そうなると今度はFeliCaが使えないので、そっちの方がさらに困ります。

なかなか自分にぴったりと来るデバイスやサービスが見つからないなぁ...

2014年6月10日

目の錯覚


PCWatchの記事から、Canonが公開している「立体っぽく見える、印刷されたGUNDAM」。暫く前に、トヨタのLEXUSのCMで、同じようなトリックアートのCMは、TOKYOのLEXUSが放送していて、あれもなかなか面白かったけれど、このCanonの映像も面白いですよね。ただ、画面を通してみているので、視線の角度も固定されているし、色などの見え方も固定されているから(オリジナルの動画はHDで撮影されているけれど)、実際に目の前で見たらどんな程度まで見ることが出来るのだろうか。

マジックのネタで、景色とか大きなビルを消すマジックがあって、あれって窓等にトリックを仕掛けたテレビ画面を半試写させて、それをテレビカメラで撮影して本物の景色や建物を窓越しに撮影しているように見せているんですが、それと同じような印象。でも、昔と比べて写真品質の印刷物は凄くなりましたね。写真でなくても、Illustrator等でパーツ毎に色とか注意して印刷したものを組み合わせれば、本物そっくりの紙の模型とか作れそう。

2014年6月9日

迷うTablet選択

この週末実はTabletを購入する予定で量販店に何店か行ってきました。結論から言うと、購入には至らなかったんですが、魅力的な端末は幾つかあるけれど、購入に踏み切るにはちょっと足りない部分もあって、結果的に購入延期という結論に。

本当は、もうほとんど80%位はASUSのFonePad 7 LTEモデルを購入する気持ちでいたんですね。LTE対応でテザリングも出来、今のiPhone4sで使っているSIMがそのまま入ります。音声通話までする気持ちは無かったけれど、SIMを交換すれば音声通話も出来るので、今使っているFOMAの2-in-1対策としても使えます。価格的にも量販店では37,000円ちょっとで購入出来ますが、今Amexがヨドバシ、ビックカメラ等で3万円以上買い物をすると3,000円キャッシュバックするキャンペーンをしているので、それを使えば最安値店(33,000円少し)に近い価格になります。で、店舗で実機に触れてみました。

第一印象は、「7インチって結構大きいな」というもの。Tabletとして、データブラウジングを主目的に使うつもりなので、ある程度画面サイズと解像度は必須なんですが、ポケットに入れて常に携帯したいと言う気持ちもあるので、それを考えると7インチクラスって、そのままで持ち運ぶには少し大きいなと感じました。もう一つ気になったのが、筐体。コストダウンだとは思うけれど、やっぱりプラスチック素材の本体って、安っぽさを感じるし強度的にも心配。いゃ、ちゃんと作れば綺麗に出来ると思うけれど、どうも実際に手にとって操作してみると、なんかチープな印象というか、心許なさと言うか。以前SamsungのGALAXYに触れたことがあって、そのモデルはバッテリー交換出来るように裏蓋が外れるんですが、その為にプラスチック素材で出来ていて、それが凄く弱そうと言うか脆弱そうで失望したんですが、それに近い印象を受けました。実は、金曜日、土曜日と2日間、複数のお店でいろいろ触ってみたんですが、どうも最初の印象は消えず、結局80%位まであった購入意欲は半分以下に減退してしまい、今回の購入は見送ることに。

途中、それ以外のTabletにも触ってみましたが、SONYのXperia Z2 Tabletは、スタイリッシュで軽量で好印象でした。でも、SIMフリーじゃ無いからなぁ... あと、10インチクラスのTabletって、やっぱり大きく感じますね。特にXperiaは額縁が広いから、余計に大きく感じます。スマホも含めて、ちょっと面白い製品作りをするようになってきた感じです。

Surface Pro 3やその前のPro 2も展示されていたんですが、手を出す勇気はありませんでした(笑)。仕事や個人のパソコンでもWindows8なんて使っていないのに、なんでもっと小型で制限の生まれるTabletで使わなきゃいけないのか、と。以前は、Microsoftの強みとして、デスクトップPCのWindwosアプリが携帯端末やTabletで動く、というのが売り文句だったけれど、今は逆にそれが足かせになっている気がしますね。どんどん大画面対応していくデスクトップアプリを、小型で高解像度が進む携帯デバイスで使うことを強いるのって、逆行する行為のような気がする。

で、当然ながらAppleコーナーも回って、iPadのminiとかAirとかもいじり倒してきました。やはりこのマーケットの先駆者であるので、製品には安定感があるものの、以前ほどiPadと他社のTabletの差というものは感じなくなりましたね。優位性は変わらないけれど、個性的な製品群が出てきて、その優位性が以前ほど目立つものでは無くなってきたというか。秋に出てくるかもしれない新製品で、どう言う基軸を出してくるのか、一寸楽しみ。正直直前にiPadのMVNOでテザリングが出来なくなるトラブルが発生しなければ、SIMフリーのiPad miniを購入してしまったかもしれない。

結局Tablet購入には至らなかったのですが、最近の製品を色々弄っているうちに、iPhone4sの代替機が欲しくなってきました。SIMフリーのXperiaとか衝動買いしそう。

NRT-MCO-ORD-NRT (3) - 荷物の準備

次回の旅行まで一月を切り、少しずつ準備を始める時期。旅程とホテルは確保したので、ESTAの滞在先情報も更新。忘れないうちに、UAの旅行者情報の方も動揺に更新しておきました。気持ちだけかも知れないけれど、こういうところをちゃんと設定しておくと、鬼門の米国入国審査の時の印象も少し良くなっていくような気がします。いゃ、ほんとうに「気がする」だけだけど。

私の場合は出来るだけ身軽な状態で旅行したい派なので、仕事で長期滞在するような場合を除き、通常の1週間以下の旅行の場合は、大きめの機内持ち込みできるボストンバッグ一つで行ったりします。昔は、アメリカンフットボールの防具なんかを入れるダッフルバッグに着替えとか色々突っ込んで(9.11前だったので、刃物とか以外なら液体も含めて大抵の物が機内持ち込み可でしたから)、結構重い荷物でもフットボールで体力もあったから、苦にすること無く持ち運べた物です。でも、もう駄目ですねえ。その頃は、多分10kg以上のダッフルバッグも問題無く持ち運べたけれど、最近では10kgなんてとんでもなくて、多分7~8kg位でGive-upです。そんなこともあって、5年ほど前に機内持ち込みできるギリギリサイズ(実際は気持ち大きい目)のPathfinderを購入。転がせるので助かる半面、機内でビンボックスに入れる時に持ち上げるのに一苦労(笑)。毎回体力付けなきゃと反省しますが、直ぐに忘れてしまいます。今回の旅行も、その気になればボストンバッグ一つでも行けそうですが、帰りにお土産とか買って来たいこともあり、今回もPathfinderで行く予定です。

で、問題なのが出発前日。大体のパターンとして、金曜日に横浜の会社に出社して都内に宿泊。翌日、N'EXで成田空港(場合によっては羽田空港も)に移動して出発するようになっています。この、金曜日の移動の時にそれなりのサイズのあるPathfinderを引っ張って歩くのが辛い。特に、朝のラッシュ時の電車や私鉄を乗り継いで会社に行かないと行けないので、それが大変。そこで以前からよく利用しているのが、自宅から空港への宅配サービスです。出発数日前に自宅に引き取りに来てくれて、出発当日に空港で受け取ることが出来るので、とっても楽。唯一の難点は、数日前までにバッグを準備して引き渡さないといけないことでしょうか。先に渡してしまうと「あれ、あれ入れたっけ」とか「これも持っていかないと」と、どうしてもあたふたするものですから。

この空港宅配サービス、クレジットカードの付帯サービスとして無料で利用出来ます。最初はAmexが提供しているんですが、対抗でVISAもサービスを期間限定でそれを継続する形で実施。VISAの方が、予約時期や集配時期が有利だったので暫くはこちらを利用していたのが、今年から有料サービスになってしまいました。で、Amexに戻ってきたら、こちらはJAL ABCと提携して、予約や管理がWebで出来るようになっているし、一つ目は無料と以前よりもサービスの内容が改善されています。直前で無ければ、予約の変更やキャンセルも簡単なので、取りあえず集配の予定を7月始めに入れておきました。これでほとんどの準備は完了。残るは、現地での情報収集です。そうそう、まだ残っているはずのWDWパスポートチケットの残日数とか入園方法も確認しておかないと。そして、なんとか仕事を片付けて、是が非でも出発出来るようにスケジュール調整が最大の難関ですね。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日の所用のために半月振りの宿泊。この日も混雑していたので、アップグレードは無しでしたが、クラブフロアーのダブルの部屋なので十分。

この日は浜松は朝から夏日のような暑い日差しだったのが、都内は雨雨雨。外に出るのも億劫なので、久しぶりにホテル内のレストランで夕食を取りましたが、結構混雑していました。何かバンケットでもあったのかな。翌日朝のビュッフェも、私が入った頃はそこそこ空いていたけれど、終わる頃にはどんどん人が入ってくる状態で、早々に退散したくらいですから。

これでSPG系15滞在。残り10滞在になると、何となくカウントダウンの雰囲気で、少し勢いがつくかも。その分、他所のFSPに回せという話もあるけれど。

2014年6月6日

Softbankがロボットを作るわけ

SONYがAIBOを、HONDAがASIMOを作った時も結構意外だったけれど、その何倍もの意外感を感じた、Softbankのロボット事業参入のニュース。フランスのメーカーが作っているもので「Pepper」という名前みたいですけど、うーんどう言う戦略なんだろうか。

例によって孫さんは、「心を持ったロボット」とか「空気を読むロボット」とか、発表会でぶち上げたみたいだけど、をぃをぃという感じ。最初このロボットを見た時、フランスのメーカーとの開発と言う事を知らなかったので、「日本のロボットぼくないな」と思ったんですが、ちょっと見た目に違和感が。さらに、足下が車で移動するわけですが、これ、段差のある日本の家庭で使うのにはどうだろうか。そしてそして、一番違和感があるのが、胸の前に後付けされたようなiPad(多分)。もう一寸デザイン的になんとかならんのかと、小一時間。

で、価格が19万8000円と聞いてびっくりしたんですが、これも普及優先でコスト割れした価格設定とか。なんか、いつものビジネスモデルだけど、昔のように上手くいくのか。モデムとかルーターと違って、家庭内を動き回るし、それなりの大きさのある物体ですからね。それと、孫氏はさかんに「感情」という言葉を使っているみたいだけど、「感情」の定義ってなんだろう。プログラミングを工夫すれば、人間との対話がそれなりに自然にしかも面白い内容のものにする事は出来るけれど、それって「感情」ではないですよね。ある意味、理不尽なところも「感情」だし、何も意思表示しないことも「感情」。人間が気持ちよくなる受け答えをするのは、ちょっと違うと思う。少なくとも、このPepper 1体1体に、異なる何か「個性」なり「属性」が設定されていて、それをベースに自ら考えるような仕組みが入っていないと、単に相手との会話や情報収集から最適と思われる「返事」を作成して返すだけの、「賢いロボット」でしか無いと思う。

同じ世代だし、鉄腕アトムを見て夢見てきたことも同じだし、気持ちも分かるけれど、発表された記事や動画を見ていると、「ちょっと違うんじゃ無い」という違和感を感じる話です。

ホットスタンバイ

昨日発生した、JALのシステム障害。荷重・重心計算なんて、現地でiPad一つあれば出来るだろう、と最初は思ったんですが、多分乗客の管理システムと紐付けされて、チェックイン情報の属性として収拾され、搭乗機毎に算出されてフィードバックされるんでしょうね。だから、いちいち個別に重心計算しなくても、多分貨客情報の一部として提供されるんだろうなぁ。そうで無ければ、一箇所でトラブルが発生してしまうと全国に波及する理由が分からないし。ただ、そうなると浮かぶ疑問が、トラブル発生は、その荷物関連部分だけなのが、それ以外のところは大丈夫かという事。もし関連部分だけとすると、何が原因なんでしょう。顧客情報のDBは共通で、そこから必要な属性情報を取りだして加工するんだろうけど、何かメンテナンスでも入ったんだろうか。

荷重・重心計算は、航空機の燃費にも関わる重要な情報だと思うし、だからこそ大規模な影響が生まれたと思うけれど、JALとしてもこういう運航関係のシステムって、多重化してないんだろうか。東海道新幹線の場合、東京の集中管理センターとは別に、大阪にもホットスタンバイ出来る集中管理センターが設置されていることは有名だけれど、航空機管理の場合も同様のホットスタンバイ体制が必要じゃないだろうか。運航管理までする必要は無いので、単純にデータをリアルタイムに二重化をして、そのバックアップシステムにはリモートでアクセス出来るようにするだけでも十分だと思うけれど。

システムトラブルの原因が今のところ分からないので、単純にシステムを二重化しただけでは、そのバックアップシステム側にも切り替えた途端に同じ障害が発生するのかもしれないけれど、クリティカルミッションのシステムには、ホットスタンバイや多重化の備えが必須ですね。

MVNOでのiPadテザリング問題

一寸気軽に使えるTabletが欲しいなと最近情報を集めています。今iPhone4sで使っているb-mobileのSIMが一応LTE対応なので、そのまま使えるとコスト的に楽だなと思って、NEXUS 7(2013)とかASUSの Fonepad 7とか眺めていたんですが、iPadでも良いんじゃ無いかとさらに検索範囲を拡大。iPad miniなら携帯性も楽だし、iPhone4sに入れているiTunesの音楽データもそのまま利用出来ます。で、ダイブ気持ちがiPadに傾きかけたところに、こんな記事が。

iPad mini (や、Android Tabletでも)を使う場合、LTEへのテザリングが期待される機能の一つ。それが、今度のdocomo版iPadの発売に向けて、どうも設定変更されてdocomo系のMVNOのSIMで使えなくなっている様子。これはちょっと痛いなぁ... ネットショップでポチッとする前で良かったけれど、これ何か対策が入るんだろうか。

2014年6月5日

ビーコンは生活を変えるか

日経産業新聞の記事から、次のApple発記述に繋がる「ビーコン」について。GPS利用技術が浸透して、自分達の生活情報はかなり便利になりました。一番顕著なのはカーナビなわけで、以前のように「今どこを走っている」という受動的な使用方法から、コンビニとかイベントとか「これから何処に行く」という能動的な利用方法にシフトしつつあります。正直なところ、米国の技術であるGPS衛星に依存しているという不安はあるけれど、今では世界標準のサービスになりつつありますからね。同様の技術で、中国の「北斗」とかロシアの「GLONOSS」とかもあるけれど、最近のGPS利用デバイスではそれらの位置情報も利用出来るようになっているんですね。ただ、もし何かあったときには通常通りそれらの位置情報を利用出来るとは限らないわけで、そう言う意味でも日本の「準天頂衛星」の開発も進めて欲しいもの。

さらに、GPSだけでは得られないより詳細な位置情報のために、室内とか会場内にマーカーとも言うべき「ビーコン」を設置して、利便性を高めようとするのは正常な進化でしょうね。以前から、個人的に家庭内GPSというのか、室内でも性格に位置決めできるような発信器があれば、色々便利じゃ無いかと思っていたけれど、こういうシステムがある程度網羅されれば、GPSが利用出来なくてもローカル範囲の行動は管理出来るわけだし、例えば今話題の自動運転自動車なんかにも応用出来るんじゃ無いだろうか。特に、車庫入れとか、狭い路地の移動とか、GPSや監視カメラだけで無くその付近の正確な地形位置情報を伝えるようなビーコンが設置されていれば、かなり正確な操作が可能だと思う。

逆に問題点なのは、狭い範囲での管理には良いかもしれないけれど、広範囲で使うにはちと繁雑になりそう。ビーコン間のリレーだとか、トレースが途中で中断して再開したときのハンドリングとか、色々課題項目はありそうだけど、でも面白い技術かも。問題は、どの様にしてビーコン網のメッシュを全国に広げていくかですよね。あと、対応するデバイス側のアプリも重要か。上手く使えば、人の流れを調整して混雑緩和も出来るだろうし、逆に誘導することも可能だろうし。技術には功罪両面あるのは事実なので、全ての技術が良いとは言えないけれど、例えばこれまで分からなかったこと、知ることが出来なかったことが分かるようになれば、また新しいビジネスチャンスも生まれるわけで、そういうところに気がつき開拓していくことが、少なくともその技術が生むだろうマイナスな点をカバーする事になるわけだし、それが大きければ世間も受け入れてくれる新しいライフスタイル・ライフラインにもなるんでしょうね。

ヒルトン東京改装工事

今月来月で都内に何泊かする必要があり、ホテルの予約サイトをうろうろしていたとき。HPCJ (Hilton Premium Club Japan)でのステイカウントを増やそうと、ヒルトン東京を見ていたら、今月から11月まで2Fのレストランフロアが改修工事に入るんですね。この間利用出来るのは、1Fの24時間営業の「マーブルラウンジ」と「セントジョージバー」にルームサービスだけとかなり不便。新宿だからレストランや飲む場所には困らないはずだけど、このホテルの周辺って一寸不便なんですよね。

隣と言うには少し歩くけれど、Hyattに行くか、さらに少し先の京王に行くか。でも、よっぱぁ~状態であの段差や階段のある場所を往復するのは危険(笑)。ヒルトン東京も、部屋のリノベーションが進んでいるので、こういう場所の改修も必要ですし歓迎したいところですが、11月に改修完了するまではヒルトン東京利用はお休みかな。丁度今日までヒルトンの50%OFFサマーキャンペーン中だったことと、移動する時の利便性から、今回は初めてコンラッド東京に予約を入れてみました。いつもだと、夜に入って朝早く出て行くパターンがほとんどなんですが、今回はチェックイン開始直後位に入れるので、ゆっくりラウンジとか体験できそう。初めてのコンラッドと共に、初めての汐留地区宿泊にもなるので、ちょっと周りも探検しないと。これまでだと、新橋からのゆりかもめを利用して、InterContinental Tokyo Bayに行くことが多かったのですが、やっぱりアクセスが不便なことと、リノベーション前で施設が古かったことも有り、ここ数年は全く利用していません。こちらも、新しくなったので一度くらいは使ってみたいけれど。

このコンラッド東京滞在で、HHORNORS VISA PlatinumでのDiamond会員維持に必要な10滞在のうち半分の5滞在目。7月のOrlando旅行で2箇所、8月のSan Francisco旅行で1箇所Hilton系に滞在予定なので、それ以外の旅行でのホテルはまだ確定していないけれど、多分今年も10滞在をクリアーできそう。まずは一安心?

2014年6月4日

パソコンとタブレットの境界線

Surface Pro 3の記事を色々眺めていて感じたんですが、「パソコンとタブレットの境界線って、どこ」ということ。Surface Proは、Desktop Windowsが走る、見た目はタブレットだけど「Windowsパソコン」の範疇。方や、iPadやAndroidタブレットは、走るOSや環境はそれぞれのデバイス用に特化(シンプル化)されたもの。Windowsタブレットも、以前はWindows CEとかWindows Mobileとか、Windowsの簡略版みたいなものがありましたが、H/Wのスペックアップとともに、Windows本体がそのまま乗るようになってきましたね。

Surface Pro 3の写真とか見ていると、今の主流となっているUltrabookとほとんど同じ。違いは、キーボード部分が着脱できるかどうか位だけど、Ultrabook中にもそう言う仕組みのものはあるわけで、それならばSurface Pro 3をわざわざ「タブレット」と呼ぶ必要も内容な気がしています。

Windows 8から採用された「モダンI/F (aka Metro)」は、確かにiPhoneでスタンダードになった、アイコンが整列しているI/Fと似た印象ですけど、実際にこのアイコンをタップして動作するものは、ほとんどがWindowsのデスクトップアプリ。デスクトップ環境に最適化されてきているものが、タブレット環境で起動されても、決して嬉しいとは思わないのだけれど。Windows8.1になって、このモダンアプリも増えてきているみたいだけど、そうなるとわざわざWindowsのデスクトップアプリを起動する必要も無いわけですよね。iPadがiOSのアプリは起動しても、OS Xのアプリを起動する必要が無いように。だから、結局Surface Pro 3はキーボードを(オプションだけど)前提にした説明になるわけだし、iPadは本体のみで、必要ならばキーボードも使えるというストーリーが出来るわけです。

そう言う意味で、AppleはMacとiPadをそれぞれ違うセグメントに明確に分けていて、Macで出来る事・やるべき事と、iPadで出来る事・やるべき事を別に定義することでマーケットを大きくしています。方や、Microsoftは、結局今のUltrabookのマーケットにSurface Proを投入しているだけで、マーケット拡大の要素も小さいし、逆に本来のお客さまであるだろうPCメーカーとの競合も発生します。彼らとしては、(PCメーカーの)パソコンも買って欲しいし、さらに自社のタブレット(Surface)も買ってください、というプランを作らなきゃいけないのに、今のパソコンの主流がUltrabookだから、そこのセグメントをとれるタブレットを出しちゃった、というのは正しいのか?

パソコンメーカーとしても、Ultrabookをどんどん成長させていけば、多分ボトムアップのような形で今のSurfaceに近づいていくだろうけど、トップダウンで降りてきたSurfaceとどの様な差別化するのか。結局は、キーボードが邪魔にならない薄型パソコンが登場して終わりになりそうな気がする。まぁ、12インチクラス以上はパソコン、10インチ未満はタブレット、という棲み分けが何となく出来るんじゃ無いだろうか。

見えないフロー

周辺機器メーカー、バファローが配布していた同社のルーター用ソフトがウィルス感染しているものと差し替えられていて、800名余りのユーザーに影響舌という事件。凄く不思議だったのは、バファローと言えば、パソコンや周辺機器装置を販売しているそれなりのメーカーで、なんでそんなことが発生したのかということ。この記事を読むと、ダウンロードサイトの運営を外部委託していて、そこがアタックされて差し替わったようですね。サーバー運用には、それなりにコストも手間も掛かるので、外部委託するのも分かるけれど、ちょっとCDNetworksも迂闊だったような気がします。

さらに、記事の後半に書かれているHISのケースでは、外部委託業者がさらに外部のストレージサーバーを利用していて、その孫請け先が感染源になったという話で、こうなると大元の委託元は把握のしようも無いですよね。とは言っても、一義的には委託元に責任があるわけで、彼らがどの様な仕組みを利用して自社のサービスを提供するのか、それははっきりさせないといけないと同時に、最終的にその配付物を受け取るユーザー側の防御方法をどうするのか、それが悩ましいところでもあります。ウィルススキャンソフトを入れていれば万全、と言う事も言えなくなってきていて、どうすりゃ良いのか。結局は、そう言うオンラインサービスは使わないようにするしか無い、という極論になってしまう。

何となく食品偽装問題にも通じる「ブラックボックスの怖さ」みたいなものを感じるんですが、企業側としても自分達が責任を持って判断・管理できる範囲でサービスを提供するような方針が必要なのかなあ。難しい問題ですね。

品川新駅

JR東日本が正式に発表した、品川駅と田町駅の間に新駅を作る話。資料に掲載されている地図を見ると、新駅設置予定地点では、山手線と京浜東北線の線路の間隔が微妙に広がっていて、「あぁ、ここに駅が出来るんだ」というのがよく分かります。でも、どうせ新駅を作るのであれば、もっと今の泉岳寺駅に近い(横に並んだ)場所にすれば良いのに。そうすれば、今の田町-品川間のほぼ真ん中になるので分かりやすいと思うんですが。点線で新しい道路建設予定が入っているので、それと干渉するから今の位置にせざるを得ないんだろうか。でも、どうせ道路は地下に潜るか線路の上を走るかしないと耕作できないわけで、駅舎部分だけ道路の間にして、ホームは道路の上なり下なりに作れば良いんじゃ無いかという気も。勿論、今の場所でも新駅の田町側と泉岳寺の品川側を繋ぐ通路が出来れば距離的には変わらないけれど、でもそれ一本だけだと混雑しそう。

ちょっと不思議だったのは、このあたりの広大な土地を再開発して、商業施設やマンションが沢山建設されるだろうから、近くに駅があれば便利なのは分かるんですが、すでに泉岳寺駅もあるわけだし、幾ら田町-品川間が山手線内最長区画(2.2km)とは言え、わざわざ新駅を作ることも無いんじゃ無いかという気もします。そこで思いつくのが「リニア新幹線」。すでに品川駅の地下に設置することが決まっています。JR東日本としては、この新駅とリニア品川駅を連絡通路等で繋ぐ積もりじゃあ無いのか、ということ。問題はリニア品川駅の位置で、今の予想だと、新幹線品川駅のほぼ真下に出来るとすると、正直新駅から接続するにはちと遠い。リニア品川駅が田町側にオフセットしてくれば可能性はあるかなと思うけれど(笑)。

で、この影響なのかどうか分からないけれど、京急の品川駅も地下化するんですね。高輪口側の再開発により、今の京急品川駅が邪魔になるので、これを地下かするらしい。どうせ品川を出て泉岳寺に行くまでに地下に潜るわけだから、もう少し手前で潜っても良いとは思うけれど。地下に潜るならば、今のようにJR東日本の横じゃ無くて、真下に潜ってくれないだろうか。今の品川駅では、構内乗換にしても、外の改札から入るにしても結構面倒。あれが改善されると楽なんだけど。

2020年の東京オリンピックまでには暫定開業するということなので、暫くは楽しみに待ちたいと思います。

2014年6月3日

WWDC 2014

毎年恒例、Appleの開発者向け会議「WWDC 2014」では、新OSの「OS X 10.10 "Yosemite"」と「iOS 8」が発表されました。Macを持っていない自分にとってはOS Xには余り興味は無いけれど、iOS 8に関しては、一番気になるのが「サポートデバイス」。ギリギリ今使っている「iPhone 4s」も含まれたので、まだ暫くは使い続けられそう(笑)。母親用に以前購入したiPad 2も対応しているようなので、こちらも買い換えなくて良いから安心。ただ、全ての機能が使えるわけじゃ無いだろうけど。

記事を読んでいて感じるのは、OS XとiOSの「連携」がますます進むこと。Windowsが「全てのデバイスにWindowsを」と考えているのとは160度位違うコンセプト(笑)なんだけど、個人的にはこっちの方が好みです。やっぱり、それぞれのデバイスのTPOに応じて、使用環境=OSって最適化されるべきものだと思うから。重要なのは、相互にあるデータの同期と透過的な操作が担保されることですからね。

個人的に気になっているのが、MacをスピーカーフォンのようにしてiPhone経由で通話出来る機能というもの。これまでの技術でも、例えばBluetoothでPCとスマホを接続してやれば、簡単にできそうなんだけど、それが出来ないのは何か技術的な問題以前に法制とかの問題があるんだろうか。小さな事だけど、物理的な形状は変えられないし、やはり持ち運びに便利なサイズ、画面の大きさとか必要なサイズ、色々あるわけで、それを無理に一つにまとめようとすると、どうしても齟齬が出てきます。無理にそう言う方向に向かわないで、それぞれの得意なところで機能を磨いて、後は必要な時に必要な機能が相互に連携できれば、ユーザーとしては十分なんですよね。

iPhone6が秋に出てきた時には、もっと詳しい内容も分かると思うんですが、もう少し今のiPhone4sでも引っ張れるかな(笑)

Surface Pro 3

Surface Pro 3が日本でも7月17日から発売開始という記事。Core i3からCore i7まで、メモリーとSSDサイズで5モデルラインナップしていますが、一番中心となるだろうCore i5/8GB/256GB SSDで14万円弱というのは、ちょっとお高いのでは? 全体的に、2~4万円位価格設定が高い気がする。最も、記事に記載されているのはリストプライスで、実際に販売されるストリートプライスはもっと下がるんだろうけど。

で、Microsoftさん、

「ノートPCの全てを置き換えられるタブレット」

なんて言っちゃうみたいだけど、仮に本当にそうなったら一番困るのは自分達じゃん(笑)。

値段のことは少し忘れで、H/Wスペックだけ見ると、それなりに魅力的なのは確か。それと、将来的な携帯デバイスのスタイルとして、本体側だけの使用率が高くなり、キーボード側についてはTPOに応じて付けたり外したりして使えるようになるのも事実だとは思うんですよね。だから、このデザインコンセプトは個人的には有りだと思います。ただ、もっと斬新な形でのタブレット+キーボードのスタイルって必要じゃないかと。

例えば、キーボードが必要な時っていうのは、仕事で文書作成する時とか、メールを読み書きする時が代表的な時だとお思うんだけど、その場合は横長の画面(ランドスケープ)が、縦長(ポートレート)に出来ると便利だと思うんですよね。手持ちの時には、縦長・横長くるっと回して使えるけれど、キーボード付けたら、机にスタンド出しておいたらそれが出来ないって言うのは、詰まらない。

ところで、Surfaceのキーボードにはタッチパッドがついているんですが、これってMicrosoftもタッチだけでは使いづらいと言う事を認めたと言う事なんだろうか(笑)。本当にWindows8を、タッチI/Fを売りたいなら、それくらいのこだわりを見せてくれないと。

2014年6月2日

6月の予定

残念ながら試合に敗れてしまい、幸か不幸か6月の予定がFix。しかも、7月初めの次の旅行まで結構予定が空いている。これはどこかに短期間の旅行をぶっ込むチャンス、と思ってしまう自分が悲しい(笑)。近場の、台湾、シンガポール、あるいはグアムあたりに週末絡めて行ってみたい病が発症しそう。5月の連休最後に入れていて、久しぶりのシンガポール旅行をキャンセルしたのが残念なので、なんとか再訪したいのだけれど、なかなかチケットがとれないんですよね。2泊3日だと高い設定しかとれないし、特典チケットにするにしてもなかなか日にちがあわない。近場の台湾だと、結構とれそうなので、一寸中華を食べに行こうかと思案中。

なんか、最近はこうやって旅行プランを立てたり、その為に航空会社とか旅行代理店とかホテルのサイトで色々検索するのが、唯一の息抜きになってきています。ある意味、病気だよなと自分で自分を診断しつつ、でも代わりになる物が無いという事実に直ぐに気がつき、再び検索の旅にでる自分が悲しい(笑)。

IHG Special Offer: US$1=10points

InterContinentalからDMが。内容から、多分IHP Ambassador Member向けのオファーだと思うんですが、7月1日からInterContinental Hotel & Resort系ホテルで支払った宿泊代、部屋付けの食事代、ルームサービス等の料金US$1あたり10ポイントが加算されるというもの。これまでは2,000ポイント固定だったので、多くの場合それを上回りそう。ただ、このオファー開始とともに、これまでAmbassador特典で15宿泊毎に20,000ポイント加算されていたものは終了になるそうです。

ちょっとよく分からないのが、この7月1日からの新しいオファーで獲得出来るポイントは、ボーナスポイント扱いなのか、IHGのメンバー更新に適用されるベースポイント扱いなのかという事。これまでの2,000ポイントの替わりなら後者なんですが、15宿泊20,000ポイントの替わりならボーナスポイントだし。でも何度か読み直してみると、他のIHG系列のホテルでもやっているように、ベースポイントが支払った料金で決まるフレキシブルな形になるという事らしい。これまでIntreContinental系列では、何泊しても2,000ポイントだったので、複数日滞在するには良さそうですね。今年はメインのSPG系列やHilton系列でのメンバーシップ更新に余裕があるので、IHG系列を後半攻めてみようかという気にもなります。

ところで、IHG系列では昨年からメンバーシップ規約が改悪されて、これまではボーナスポイントも含めて60,000ポイント獲得でPlatinumメンバーに到達出来たものをベースポイントだけに変更。これまではお得なボーナスポイントオファーなどを組み合わせれば、10滞在以下でも到達出来ていたものが、最低でも30滞在位しないと厳しい条件になり、去年はすっぱりとメンバーシップ更新を諦めていました。実際、5滞在=10,000ポイントしか獲得していなかったので、今年はAmbassador Goldだなと思っていましたが、未だにメンバーステータスはAmbassador Platinum。よく分からないけれど、上級会員に何故か登録されているから良しとしますか(笑)。

そうそう、やはり7月1日からIHG Reward Memberはインターネット使用料が無料になります。今年後半に何度かSFOに行く予定を立てていますが、Powel Station近くのInterContinentalに予約を入れようかと心変わりしています。ここのクラブフロアーはかなり良い印象がありましたし、Ambassador特典の週末無料宿泊クーポンがありますから少しお得にもなりますし。少し調べてみることにします。

2014年6月1日

三年、三合、鮨泉水

飽きっぽい自分が、三年前の開店時から通うようになり、三年過ぎてもお気に入りのお店のトップの地位が変わらない、浜松の鮨の名店「鮨 泉水(すし せんすい)」。お鮨の味・品質は勿論、日本酒も工夫して取りそろえているので新しい発見もあり、「お鮨屋さん」と言うよりは、「高級居酒屋」みたいな贅沢な使い方が、自分的には定着してしまいました。そんなお客さんも多いようで、知らないうちにお任せの肴とお鮨のコースメニューなんかも出来ていたみたい。

流石に三年通うと自分の「飲み食いパターン」も確立されてきて、その日のお勧めの日本酒を気分によって一合ずつ三種類を順番に頂きます。最も、一番多いパターンは、最初は珍しいお酒とか知らない銘柄を試して、気に入れば次からの「飲みたいリスト」に入れるし、一寸好みに合わないなという時には早めに片付けて(飲み干して)、二合目に移ります。一合目が良ければ、二合目も知らない銘柄にチャレンジする事が多く、逆に一合目で一寸、と言う時は馴染みの銘柄に戻ってリセットする場合も。そして、最後の三合目は、大体は自分の一番のお気に入り「出羽桜」で締めることが多いのですが、これは一番馴染みのあるお酒で、どの程度の酔いなのか、舌の感じはどうなのか確認することも目的で、ここで「あぁ、酔っ払ってるな」という時は、この後お鮨を少なめにお願いして、倒れないうちに帰るようにするし、大丈夫そうならば、最後の肴を楽しみつつ、〆のお鮨に行くという、一種のバロメーター代わりになっています。

最初の頃は、最初にお刺身の盛り合わせをお願いして、その後単品物から適当に頼んでいたのですが、何度か通ううちに「お任せ」でお願いするようになったのも、お酒が三合パターンが定着したからかも。最初の頃はお刺身は盛り合わせで出してくれたのですが、暫くしてお鮨と同様に一品毎に出してくれるパターンに変更。何人かで来て話が弾むような場合にはちょっと困るかもしれないけれど、自分のように一人で黙って飲み食いするだけなら(笑)、かえってこちらの方式の方が楽に感じます。以前は、生もの以外では焼き物がほとんどでしたが、暫く前から自家製の「このわた」とか、生もの系でも「なめろう」とか、あるいは「あん肝」とか、楽しみなメニューは増えるけれど、お酒は三合までが限界なので嬉しい悩みになりつつあります。正直苦手な食材も結構あるんですが、ここで出されると何故か美味しくいただけるのが不思議。一寸ずつ沢山出して貰えるのも、自分の好みにあっていてゆったり出来ます。

ここのお鮨の一番の特徴は、「赤酢」を使ったご飯で握る事。私も、浜松ではここが初めてだったし、それ以前に都内で飲み食いしている時も、2~3件位でしかお目に掛かったことがありません。三年前は本当に珍しい印象でしたが、ここ最近のお鮨ブームのせいか、最近テレビで紹介されるお鮨屋さんでは、結構赤酢を使っているお店が増えたように感じます。正直、見た目は米酢を使う白い握りの上に寿司ネタが乗っている方が綺麗だと思うけれど、どうしても酢飯の印象が強くなるような感じがあります。赤酢を使うお店のお鮨だと、逆に一寸物足りなさを感じるくらいの「控えめ」の味で、それ故それで好き嫌いが分かれると思うけれど、乗っている寿司ネタが良い物であればあるほど、寿司飯は少し控えめくらいが良いんじゃ無いかと個人的には思います。散々飲み食いした後に食べるお鮨なので、普通は最後に四貫、少し食べられ時なら六貫と決まっているので、どうしてもいつも食べる寿司ネタは偏ってくるんですが、これも余所では食べない(食べられない?)、光り物は外せないし、赤身の付けも美味しいし、さらに最後の穴子は必須。一度お任せで、その日仕込んでいるネタを全て一通り食べてみたいなと思っているのですが、小食な自分にとっては結構ハードな仕事になりそう。それに、お鮨食べながらお酒を飲むというのも出来ないし。

いわゆる「(回らない)普通のお寿司屋さん」に行く場合と比べると、2~3倍位はお値段的には高いと思います。でも、都内のそれなりのお店で同じような物を飲み食いしたら、多分ここの倍近く出費する事は確実。だからというわけではありませんが、仕事で都内に出かけても、浜松まで戻ってきてここで飲む方が、懐的にも胃袋的にも気持ち的にも満足感はかなり違います。一つ困ったことは、ここで美味しい肴や魚を食べるようになり、余所で同じようなものを頼んでも味にしても内容にしても見劣りするように感じることになったこと。特に生物類に関しては、まず他のお店では食べなくなったことでしょうか。仕事などでストレスが溜まる事の多い最近、ここで飲み食べるのが唯一最高の発散方法になっているのが、嬉しい悩みなのかも。

三方損

民主党の沖縄県連が、「最低でも県外」とほらを吹いた鳩山元首相を、沖縄県知事候補に要請しているという記事。以前も同様の要請があった時には、要請を固持したと言われていて、ぽっぽでもその程度の分別はあるのかとへんに感心したけれど、今回はいけ炉を出している様子。でもこれって、沖縄県民にとっても、民主党にとっても、鳩山氏本人にとっても、罰ゲームの三竦みじゃ無いの?

米軍基地を県外、あるいは日本から無くすことが多くの沖縄県民の悲願であることは理解するとしても、腹案も無いのに「腹案がある」とか、出来もしないのに「最低でも県外」と言い続けて、結局最後には「必要性を理解した」みたいな事を言って卓袱台をひっくり返した本人に、何を期待するのだろうか。例えば、鳩山氏の側近とかで、実際に県外移設のために米国と折衝したような人とか、せめて少しでも実利をした人に依頼するなら分かるんだけど。

県民にしても、趣旨は賛同するけれど、じゃぁそれで本当に当選してしまったら、これ困りますよね。また迷走政治が始まる可能性も高いし、皮肉だけれど米軍関連予算等が沖縄の経済を支えていることも事実であるけれど、そう言うことには無頓着な知事が誕生指定舞うわけですし。

さらに民主党としても、鳩山、菅、という負の記憶が再び全国的に広まるわけで、何をやっても「だから民主党は」とか言われ続けるわけで、害にはなっても益にはなりそうも無い話です。さらに、落選すれば「それ見たことか」と言われるだろうし、まかり間違って当選したら党出身の元首相と言う事でサポートもしなきゃいけない。どっちに転んでも、良い事は無いですよね。

結局は本人の自尊心をくすぐる程度で、それ以外の人間にとってはなんのメリットも無い話にしか聞こえないのが、この人の不幸なんだろうな。首相経験者が知事を目指すのは悪いことでは無いだろうし法律的にも問題無いことだとは思うけれど、でも本来な裏方に回って、次の世代の政治家なりリーダーを影から応援する立場じゃ無いのだろうか、こういう人達の役目と言うものは。

適応力の問題かなぁ...

昨日の試合は惨敗。前回の試験で、同じくらいの点を取った優等生と普通の生徒。その結果に発憤して、予習復習しっかり整えて万全の準備で今回の試験に臨み、期待通りの点を取った優等生と、前回の結果を受けて、予習復習しっかり整えて試験に臨んだけれど、期待していたヤマが外れたり、ケアレスミスをしたり、と自滅とは言わないまでもいつも通りの結果で終わった普通の生徒との戦いだった、みたいな(分かりづらい)。

相手のディフェンスを、うちのオフェンスを良く研究していた印象ですよね。あと、パスの精度が悪かったよなぁ... 試合途中で「もっとスケルトンやらないと」と思ってしまったもの。それと、プレーが崩れた時の対応をもっと「体」に叩き込まないと。うちのディフェンスは、プレーを通される時と止める時の落差が大きすぎ。それも、相手の強い・弱い関係無く出るのが課題かな。強い相手との試合で、五分五分になるのは仕方ないけれど、そうでは無い相手には九分九厘九毛、徹頭徹尾、こちらがコントロール出来るようにしないと。

6月、7月、8月、この3カ月で何処まで成長するか。