2014年4月30日

IEの深刻な脆弱性

IEの6~11迄全てのバージョンに存在するゼロディ脆弱性の問題。すでにこの脆弱性を利用した攻撃も確認されていると言うことで、かなり深刻な問題。なんと言っても米国政府もIEの使用を禁止したほどですから。こういう脆弱性の話が出てくる度に思うのが、どうやってそう言う脆弱性を見つけて、さらにそれを利用して悪用するようなコードを作るんだろうかと言うこと。今回なんて、IE6からIE11までって、10年以上もこの脆弱性に気がつかなかったような内容を利用しているわけで、こういうことを見つけるハッカーって、なんて粘着質な性格なんだろうかと逆に感心したり(マテ)。

今回問題なのは、WindowsXPに対しての修正パッチが提供されないということ。すでにWindowsXPのサポートが終了しているので仕方ないわけですが、この影響は大きそう。個人的には、常用ブラウザーはChromeなので今回の脆弱性の心配は無いけれど、時々IEじゃ無きゃ駄目と言うサイト(それも、仕事で使っているようなサイトが有るんだよなぁ)があるから困るんですよね。

実社会でも、危険な場所とか見ず知らずの場所には行かないようにするように、ネットの世界でも何でもかんでも目の前に見えるサイトやリンクを信用するんじゃ無くて、先ずはむやみやたらにクリックしたりしないようなリテラシーの育成が、最大の防御策だろうな。

紙一重の差

昨日明らかになったPeachの那覇空港での重大インシデント。アルゼンチン国籍の機長が管制塔から指示が出たと勘違いして、通常よりも早い(空港から遠い)位置から降下を始めてしまい、あわや墜落かというところを衝突警報で何とか回避したと言うトラブル。これ、トラブル発生は28日のお昼頃とのことですが、その時間帯ってまさに私が搭乗していたANA機が着陸する直前の出来事。この機体にはガンカメラが装備されていて、離着陸の時には外の景色や空港の様子がモニターに映されますが、場合によってはその事故直後の様子を見ることになったかもしれないと思うと、良い気持ちにはなりません。

パイロットの勘違いが原因なわけですが、直前にPeachはパイロット不足から大量の欠航を発表していますが、すでに現在の運用体制でもしわ寄せが生まれているのでは無いかと一寸心配になります。Peach側の責任が大きいとは思うけれど、LCCだからという理由ではちょっと片付けられないですよね。ただ、個人的に気になるのは、管制側にしても早すぎる下降動作に気がつかなかったんだろうか。着陸直前の微妙なタイミングだけに、余り管制側からも指示とか出さないのかもしれないけれど。あるいは、機体側の計測機能で、進入経路の逸脱とか判定出来ないものだろうか。空母に着艦する時には、通称「ミートボール」と呼ばれる着陸誘導灯が有りますが、あのような単純な光学的なガイドシステムでも役立つんじゃ無いだろうか。

該当機は、地上激突20秒前、最低高度75mまで降下して何とかリカバーしたみたいですが、まさに紙一重で危機を脱出。Peachやその他LCCで、このインシデントの教訓を共有して二度と起こらないように注意して欲しいですよね。

2014年4月29日

危険な兆候

ますます止まること無く日本を非難し続ける中国(と、韓国-笑)。相も変わらぬ対外姿勢に、ウンザリしている人も多いと思うんですが、これまでと違うなと感じるのが、そう言う不満や不快感を口に出して非難する人が多いこと。ちょっと知り合い達と話をしたり、あるいは飲んでいたりすると、それまではそんなことを言うとは思えないような知り合いが批判話をはじめたり、バーとかで飲んでいると見ず知らずのお客さんがバーテンさん相手に「けしからん」という話をしていたり。

ある立場の人達は、その理由を「メディアが対決姿勢を煽っている」という言い方をするかもしれません。確かに、中国の不法行為や敵対的な行動の様子は、以前と比べると回数も一段と増えているし内容的にもより詳細になってきているのは事実。でも、中国のメディアのように「来るならやる、やるならやってやる」みたいな論調は日本のメデイアでは流石に無いわけで、そう言う意味ではメディアとしては内容の右左はあるにしても、本来の「伝える」メディアの立場は変わっていません。

問題なのは、日本人としてそろそろ堪忍袋の緒が切れかかってきている、と言う事だろうと感じるんですよね。他人との摩擦を嫌い、「あ、うん」の呼吸を良しとする日本人にとっては、多少自分に不利なことがあっても、結果的に良しとなるのであれば「我慢する」事もいとわない日本人が、「もう我慢できない」という気持ちになりつつあるのが、最近の周りの様子なんじゃ無いかと危惧します。ただ問題なのは、そう言うことを言っても聞かない、世界のジャイアンが相手と言うことなんですよね。

力(武力)に訴える事は避けなければいけない訳で、じゃあどうすれば良いのかと難しいところです。個人的には、やはり経済的に攻めるのが一番良いと思うけれど、そうすると前回の日本のように経済のために力に訴える事になりかねない危険性もはらんでいます。ただ、問題なのは共産党政府であって、決して中国の人達ではないということ。抗日とか反日の気持ちを持つ中国の人達が、日本に来てその見ると聞くとでは大違いの様子に、考え方が変わる事を利用して、日本製品や日本無しでは満足できない状態になれば、民の力で官の暴走を止められないかと期待するわけですが。以前、中国がレアアースを事実上対日禁輸にして日本を揺さぶったわけですが、結果的に日本企業の努力でレアアースレスの技術が進んだし、レアアースの調達先も分散して、逆に中国のレアアース業界が傾く切っ掛けになりました。ああ言う風に今後も日本の努力で対応出来れば、幾ら中国でも考え直す機会が生まれることを期待したいんですが。

日本人の、日本の堪忍袋が切れかかってきていると言うことを、是非真剣に考えて欲しいですね。

NGO-OKA - 単なる修行になってしまった

二月ほど前、「G.W.にはどこかに飛びたいな」などと思ってUAとかANAのサイトで検索を繰り返していました。ただ、この時点ではまだ春の試合予定が決まっておらず、予約を入れても後でキャンセルすることになる可能性も。で、平日なら試合は無いけれど、日数的に複数日にまたがることも出来ません。そんなことを繰り返していましたが、28日の月曜日は飛び石連休の中日で、この日なら試合も入らないし、その後の関係からこの日有休を取れば、11連休になります。でもなぁ、世の中同じような事を考える人も多くて、もう予約も一杯だろうと思って検索してみたところ、NGO-OKAがまだ空いています。で、後先考えずに予約完了(笑)。

実際には仕事が後にどんどん溜まってしまい、半分諦めかけたけれど、何とか片を付けて朝から出かけることが出来ました。名古屋からの沖縄旅行は、後で調べたら半年程前にもやってました(笑)。

今回の沖縄は、あいにくなことに梅雨の走りなのか雨。いつものようにおもろまちのDFSへ行って免税品を少し冷やかして再び空港に戻ってくるだけ。本当は腕時計でも買おうかと思ってましたが、欲しいデザインの物が無くて断念。G.W.終わりに行く予定のシンガポールでの購入に期待することにします。

さて、復路の機体に乗り込むとき、私の前を歩いていたガタイの良い中年男性が、どうも往路でも見た記憶が。座席は、プレミアムクラス2Dの私の前1Dに座ります。CAさんが挨拶に来て受け答えしていますが、その物慣れた様子から「修行僧」認定(笑)。住んでいる場所が名古屋近辺何でしょうか、NGO-OKAで修行するっていうのも珍しい気がします。でも、マイル単価はHND-OKAよりも安くなるんじゃ無いだろうか。

ところで、帰りの名古屋からの新幹線、小腹が空いたのでホームの立ち食いで20年振りくらいに名古屋名物のきしめんを食べましたが、これが凄く不味かった。きしめんの麺が、カップ麺のうどんの麺をクタクタにしたような感触だったし、つゆも味がしない。一口食べて止めようかと思ったくらい。それにカウンターの中のおばさんの態度も悪かったし。凄く後悔する結果になりました。沖縄も雨だったし、きしめんも不味かったし、今回の旅行で唯一のメリットはマイルが多少貯まったくらいしか無い、ちょっと詰まらない一日になってしまいました。反省。

2014年4月28日

記念館? 追悼館?

産経新聞の記事から。中国語でも「南京大虐殺記念館」と言うのだろうか。日本人的には「記念」するっていうのは何か目出度いことなんだけど。「南京大虐殺追悼館」とかいうなら、何となく語感的にはなっとくできるんでけどね。で、南京事件については世界中に発信している中国だけど、文化大革命とか、天安門事件とか、チベットとか東トルキスタンとか、その他の行為については蓋をするという都合のよい態度には、もう言葉も無いくらい。でも、嘘も100回言えば事実になるじゃないけれど、声が大きい方が通ってしまうのも事実。日本も、もっと広報活動をしないと。

「話し合い」というのは、言葉の戦いというのが世界の常識だと言う事を、もう日本も理解しないと。

バイタルモニター

昨晩たまたま見ていたCX系列の「Mr.サンデー」。その中で、ニコ生で生放送をしていた69歳の男性の様子がおかしいと、その視聴者が四方八方手を尽くして危機を救ったという内容。ニコ生の中継とか、さらには翌朝いつものようにSkypeを使っていることから何とか連絡が取れるなど、幸運も重なった結果だけど、いかにも最近のネット時代の内容だなと関心して見ていました。でも、これだって、たまたま脳血栓の症状が放送されて多数の人が危機感を持ったことや、たまたま翌朝症状が残っていてもいつものようにSkypeをこの男性が使って何とか住所特定できたことが、最悪の結果を免れる事が出来た理由ですが、今のネットワークを使えばもっと確実にこういうことを救えないかという歯がゆさも。

象印の「みまもり君」のように、その人にセンサーを付けてある程度のバイタルモニターは出来るはずだから、そう言うことをもっと普及させる必要があるのでは。AEDが普及して、多くの命が助かったように、一人一人にバイタルモニターと緊急通報システムを作るというのは重要だなと再認識した夜でした。

2014年4月27日

Hyatt Regency Tokyo

去年は全く宿泊しなかったHyatt。2012年までは、年間5滞在で獲得出来る、Gold Passport Platinumを維持してきましたが、2013年からはHilton VISA HHORNORS Cardの年間10滞在で獲得出来るHNORNORS Diamondに目がくらみ(笑)路線変更。その為昨年の宿泊実績はゼロ。今年も、泊まる予定は無かったのですが、ポイントがそれなりに貯まっていたのと、翌日の予定から新宿付近で泊まりたかった事から2年振りに宿泊。実は、最初Hiltonを狙ったんですが、どうしても週末前、G.W.で高かったので諦めてこっちにしたというのは秘密です(笑)。

久しぶりに宿泊したHyatt Regency Tokyoは、以前からちょっと古さを感じる印象でしたが、今回館内に入ったらさらに暗くなった感じ。部屋は、一応リノベーションされていて、バスルームとかは綺麗になっていたけれど、困ったのがインターネット接続。ここ、有線しか無いんですね。使っているThinkPad X1 Carbonは、USB Dongleで有線インターネット接続するんですが、この日はそのDongleを忘れてしまい、結局ネット接続せずの宿泊になりました。リクエストすればWi-Fi APの貸し出しがあったみたいだけど、チェックインしたのも遅かったし翌日のチェックアウトも早かったので止めました。

ちょっとイラッとしたのはチェックアウト時。女性スタッフが対応してくれたんですが、カードの控えを受け取り「ありがとう」と声を掛けようとしたら、下を向いて何かやっている。普通は、お客さまがカウンターを離れるまでちゃんと見ているもんじゃないだろうか。Hiltonはそうしているぞ(笑)。海外では、結構使い勝手も良く、好きなブランドの一つだけど、やっぱり国内では余り使う機会が無い系列だなと、いろいろな意味で感じた宿泊でした。

G.W.直前

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。早いもので、2014年もそろそろ4月が終わろうかという時期。1/3が終わるんですよね。で、世間的にはG.W.直前で、天候も暖かくなりつつ有り、気持ち的にもワクワクしつつある頃。ただ、今年のG.W.は、日並びが後半に休みが続くので、まだそれ程「連休」という気持ちは世間的には沸いてきていないのかも。幸いなことに、会社の規定で、4月30日、5月1日、5月2日が会社の休日になるので、4月29日から5月6日まで8連休。飛び石の28日は有休取得したので11連休。実は、5月7日、8日も有休を取っているので、実際には13連休という大馬鹿やろう(笑)。本当は9日も休みを取って16連休にしようかと思っていたんですが、10日の週末に会社の入っているビルの定期点検が有り、全館停電となるため、サーバー管理者の一人として9日金曜日はシャットダウンをしなくちゃいけないので、泣く泣く9日は出社することになったのは残念。

G.W.前だったので、新幹線はそろそろ混雑するかなと思っていたんですが、往路も復路もまだそれ程でも無い感じでした。でも、浜松から乗車したとき、直前のシートマップでは隣は空席だったのに、何故か若い女性が窓際の私の席にバッグを置いて爆睡している。起こさなきゃ座れないので声を掛けたら、隣に置いていたバッグをむんずと掴んで胸に抱えると、再び爆睡モード突入。実は前の席は両方とも埋まっていたのに、この時点では空席。静岡に停車すると、窓際の席に男性が座ります。もしかしたら、この女性、一つ席を間違えているのかもと思ったけれど、わざわざ起こして聞くような話でも無いので、そのまま新横浜まで行きましたが、ちょっと納得いかない気分です(笑)。

金曜日に都内に宿泊して土曜日は仕事が残ってしまったので、予定を変更して会社で仕事。世間はPre G.W.なのにと恨めしい気持ちで仕事をしつつ、それでも何とかG.W.に休める程度の結着は付けたので良かったです。夕方は浜松で用事があるので、少し早めに新横浜駅に向かったんですが、これが凄い混雑。どうも横浜アリーナで何かイベントがあったのか、若い女性で溢れかえっています。新横浜駅の高架下のレストラン街で軽く食事をしようかと思ったら、その女性達で満席。というか、外で座って待っているし。結局、この日はお昼抜きで浜松に戻ってきました。乗車直前にシートマップを確認すると、結構混雑している感じだったんですが、実際にはそれ程でもなく「何だ」と思ったんですが、三島駅に停車したら、ぞろぞろとちょっとお年を召した方々が乗車してきて、シートマップ同様ほぼ埋まる感じに。この時期、熱海とか三島停車だと、ここから乗車してくる方が多いんですよね。これもG.W.の風景の一つかも。

さて、暫くゆっくり出来たらいいな、G.W. ...

2014年4月26日

なまこ汁

なまこの煮汁に水虫に効く成分が入っていた、という記事。素朴な疑問として、最初になまこ汁に足を入れて水虫が治ったと思った漁師さんは、一体どう言う理由でなまこ汁に足を入れてみたんだろうか(笑)。同じような話として、お酒を造る杜氏さんの手が艶やかなことから、酒麹に美肌成分があるんじゃ無いかと言うところから開発されたSK-IIの化粧品とかもあるけれど、あれは麹菌を蒸し米に回す作業で触れるからまだ分かるんですよね。なまこの煮汁なんて、普通はそのまま捨てると思うけれど、なんで足を入れてみようと思ったのか、その理由を是非聞いてみたい(笑)。

この手の自然界の秘められた力を利用して人間に役立つような薬やサプリメントって最近沢山出ています。でも、よくよく考えたら、一寸間違えたらそれって自然界の毒にもなるわけですよね。記事の中では、乾燥なまこの内蔵には抗酸化作用のあるカロテノイドが含まれてもいると書かれているけれど、フグの内臓には猛毒があるわけだし。だから、役立つ要素なのか毒物となる要素なのか、結構紙一重の存在なんじゃないだろうか。

「乾燥なまこ」って、高級食材の一つで、日本産が世界的にも一級品ですから、その製造過程で得られるこれまでは廃棄していた部分から、さらに付加価値が得られる商品が生まれるというのは素晴らしいですよね。個人的には、なまこを薄くスライスしたものを三杯酢で和えたヤツが、お酒の肴として結構好きなんだけど、あれを食べたからと言って水虫が直るわけでは無いですしね。でも、内蔵に含まれる抗酸化作用の成分が直接体内で摂取されて若返るとか言うことは無いだろうか。無いだろうなぁ(笑)。でも、今度なまこを食べるときは、少しありがたがってから頂くことにします。

妄想と現実の狭間

そのラジオ番組は聞いていないけれど、もしこの記事のような話をしたとしたら、やっぱりこの人精神の病気だと思う。「トラスト・ミー(Trust me)」っていうセリフは、普天間基地の県外移設問題で何度もテレビで本人が「腹案がある」といいつつ強調していたもの。大体本人がラジオで話したという、

「大統領が好きだというパンケーキを出して『食べろ』と言ったら、おなかいっぱいだと食べてくれなかった。そのときトラスト・ミーといった」

って、意味も筋も通じないじゃ無いですか。「お腹が一杯で食べられない」ところに、どうしても食べて欲しいなら、言うべき事は「これは別腹」とか「一口だけで」というのが一番あり得る話じゃないの? "Worth to eat."とか"Bite even a bit."とか言うなら分かるけれど、"Trust me."って言う台詞が当てはまるとしたら、何かアメリカ人から見て食べ物とか思えないような物を(納豆とかイカの塩辛とか)を「これは珍味だから、信じて食べてみて」とか言う場面で使うならわかりますよ。でも、無理強いしつつ「食べろ」の意味では通じないどころか、単なる暴言じゃ無いの。

勿論、これ以外にもこれまでも、元首相という立場を忘れたとしても「それって本気で言っているの?」という発言は多々あったわけだし、それは現職時代から(其れ以前から?)何も変わっていない訳で、逆に最近の発言の方が何か輪をかけてベクトルがズレてきていないだろうか。日本の国益云々以前に、この人の人生のためにも一度治療を勧めた方が良いんじゃ無いだろうか。本人は同意しないだろうし、そもそももう手遅れかもしれないけれど...

2014年4月25日

長期間欠航

日本のLCC 3社の中では、最も好調で成功してきたと言えるPeach。しかし、この夏ダイヤで最大2088便もの欠航が発生するかもしれないという記事を読んだとき、「なんで?」という疑問が。機長数が予想よりも減少してしまうための減便措置との事ですが、それにしても半年近く物期間で全体の16%位のフライトが欠航するというのは、ちょっと考えられない自体。「病欠」というのがどう言う理由なのか何か分からないけれど、52名の機長のうち8名が病欠ということは、確かに2割近い機長が不在になるので、最初の便数くらいの欠航は仕方ないのかもしれませんね。この欠航により、30億円位の減収見込みとのことだけど、折角認知度もアップし、ビジネスモデルとして上手く機能しはじめてきたときだけに、影響は金銭的な物だけじゃ無いだろうなあ。

LCCの場合、ぎりぎりの機材繰りのため、一寸でもターンアラウンドタイムが伸びてくると、フライトスケジュールにも影響がどんどん蓄積するので、そう言うリスクとコストを考えて利用する必要がありますが、一寸こういう人員不足の影響というのは以外でした。もっとも、以前もどこかの航空会社で似たような話がありましたね。Skymarkだっけ? 本当は予備人員をちゃんと確保できれば良いんだろうけど、こちらもコストに影響するから、ある程度予想とリスクを天秤にかけながら最小限の人員確保を維持するしか無いんだろうなぁ。それに、ANA/JAL等の一般航空会社も業績アップと事業拡大に伴い採用を増やしているから、知名度の高いPeachと言えども人材確保は大変なんだろうと予想できます。

5月6月の欠航は確定しているみたいだけど、折角日本でも新しいビジネスモデルとして成長しつつある分野だけに、早くリカバリーして夏休みの繁雑期には何とか欠航も最小限にとどめて欲しいと思います。

宗教法人ビジネス

韓国のフェリー事故は、1週間が過ぎてもなかなか救出作業が進まず、天候もこれから悪くなるという予報でますます困難になりそう。地理的要因で救出作業が難しいのは分かるけれど、事件発生からだんだんと公にされる驚き事象にもちょっと引いてしまいます。犠牲者数にとり違いがあるとか、現地を訪問した高官の不手際なんていうのは、日本の事故でも見かけるのでそれ程珍しいという気持ちも出ないけれど、例えば救出ダイバーの成りすましが登場したり、救援物資を現地の人が持ち帰ってしまうなんて言う報道を聞くと、言葉を失います。

犠牲者の遺体が収容されはじめたときにも、ほとんどの生徒の指が骨折していた、何とか助かろうと最後の努力をしたんじゃ無いかという記事が配信されてきて、最初は何とむごい事と感じたんですが、よくよく考えると指を骨折するってどう言う状況なんだろうという疑問が。例えば何か物が落ちてきて骨折するというなら分かるし、あるいは船が転覆して落下したときに手をついて骨折するなら分かります。でも、ほとんどの人がそうなるとは一寸思えません。案の定、これも誤報だと言うことが後から分かって、一体どう言う取材をメディアはしているのか、日本のメディアも時々酷い報道をするけれど、韓国のメディアっていうのはそれ以上だなと、改めて認識した次第です。

で、時間がたつにつれて、フェリーの積載量が違法であったり、安全訓練等がちゃんと研修されていなかったりと、いろいろと問題が明らかにされてくるんですが、今度はこのフェリーを所有する会社のオーナーが、宗教家で有り、その信者を安く社員として使用していたなんていう話まで飛び出してきます。で、その話を聞いた時に「あれ、どこかで聞いたような...」というデジャヴが。そう、某宗教団体が秋葉でPCを販売していた「マハポーシャ」なんていうのがありましたね。あのPCも、H/W仕様の割にはかなり安くて、それなりにファンも多かったけれど、流石にあれは個人用PC、こちらは公共交通機関の一つで、何百人という人間の命を扱う話ですから。

ヨーロッパには、教会とか修道院で作ったクッキーとかバターなんかが名物になっていることもありますが、活動基盤を確立するために、ある程度の経済活動をすると言うことは良いと思います。ただ、傍目に見ても、そう言う宗教活動に必要な規模を超えた経済活動とか、宗教目的とはかなり逸脱している職種での活動とか、一寸それ良いのかと言う事は日本でもよくある話。今回の場合、交通機関の運用というのはそれ程逸脱した経済活動とは思わないけれど、利益優先で安全管理なども含めて労働環境が劣悪な状態であったならば、責任はかなり重いと思います。いずれにしても、大規模な遭難事故だけでも衝撃なのに、そこから幾つもさらに衝撃的な事が出てくるだけに、これで終わりじゃ無いような気もしているのが怖いです。

全日空、夏スケジュール

全日空が発表した、夏のスケジュール。その中でも、特にマイラーの興味を強く引くだろうというのが、羽田-沖縄の「ギャラクシーフライト」。羽田発00:00-沖縄02:30、沖縄:04:40-羽田:07:00というスケジュールですが、貨物機の客室開放なので、登場クラスもYのみ、Skip!サービスも無しなど幾つか制限はあるとのこと。で、この深夜フライトを使って羽田-沖縄のループを考え見ると...

  1. HND: 08:40-OKA: 11:10 (NH128) (+80分)
  2. OKA: 12:30-HND: 15:00 (NH126) (+50分)
  3. HND: 15:50-OKA: 18:20 (NH137) (+135分)
  4. OKA: 20:35-HND: 23:00 (NH138) (+60分)
  5. HND: 00:00-OKA: 02:30 (NH999) (+130分)
  6. OKA: 04:40-HND: 07:00 (NH1000) (+100分)
  7. HND: 08:40-OKA: 11:10 (NH128)...
なんていう事は可能そう。まぁ、実際にやるとなると金銭的にもタイミング的にも大変だけど。でも、やりそうなヤツ、出てきそうだなぁ。で、ANAもそれを考えて対策したのかなと思うのが、NH999のスケジュールを、NHD:00:00-OKA:02:30としたこと。元々のフライトの予定もあるのかもしれないけれど、その前のフライトから丁度4時間ぽっかりと時間が空くので、マイラーに取っては使いづらい間になるんじゃ無いだろうか。

まぁ、私は体力と気力が持たないと思うので、ネタ作りとしてもやるつもりは無いけれど(笑)。

2014年4月24日

人手不足

外食・小売業界で人手不足になっていて、パート・アルバイト人材の確保が競争になっているという記事。景気が少しずつでも上向きになってきていて、これまでよりも多く外食の機会も出来るだろうし、買い物にしてもこれまで以上にお店に足を運ぶこともあるでしょう。実際、自分の周りを見ただけでも、居酒屋さんなんかでも以前よりも席が埋まっている印象だし、デパートやモール等も以前よりも確実に人手は増えています。まだまだ景気アップの実感はまだ無いという意見が多いけれど、景気アップをずっと臨む気分もあって、雰囲気というか傾向的には上向きになっているのは確かじゃ無いでしょうか。

暫く前の特集番組では、パート・アルバイトの自給を1000円以上にしてもなかなか人手が集まらない事を伝えていました。企業側の対策として、大学生のパート・アルバイトに就職研修をすることで定着率をアップしているなど、これはこれで興味深い内容でした。リンク先記事でも同様に、人材に対しての金銭的なインセンティブだけでなく、正社員化とか福利厚生とか、そう言う人材を前提にしている産業は大変そう。でも、そう言う人材競争ってどんどん別の職種や業種にも波及してくるから、産業全体での人材確保競争に繋がるかも。それはそれで、給与やその他の経済的向上に繋がるとは思う半面、企業としてはコストアップを嫌がって、ますます海外に出て行く切っ掛けになるかも。外食産業にしても、コスト高の日本でのビジネスはある程度で打ち止めにして、海外特に日本ブランドがまだ有効なアジア地域へのシフトに繋がるかも。

パート、アルバイト、いわゆる「非正規雇用」については、その処遇に対して批判も多いわけですが、経済的な見返りよりも就職の自由度を得たいというのも立派な就業理由だと思います。その自由度が人材確保のために逆に失われつつあるのも一寸問題かも。私の自宅近くのコンビニには、多分ベトナム出身と思われる留学生と思う男性アルバイト君が時々レジを担当しているんですが、彼らのような留学生にも人材確保競争が進んでいるのかも。自分の所のような田舎でも、海外、中国・韓国の東南アジアから、イスラム系と思われる南アジアからの人の様子もよく見るようになりましたから。そう言う海外からの顧客対策という意味も含めて、人材確保はどんどん底辺が広がっていくんでしょうね。暫く前の報道で、完全失業率が3.6%だったかな、これは実質的に雇用が100%と言う事らしいのですが、それでもさらに人材が不足していると言うことは、やっぱり経済が上向きになりつつあると言って良いんでしょうね。

まだまだ業種や職種は限られているのもしれないけれど、この傾向がどんどん広がって欲しいですね。採用する企業側は大変だろうけど。

オバマ大統領来日

昨晩羽田空港に到着したオバマ大統領。一時期の"Change!"の勢いはもう無くなっているけれど、何はともあれアメリカ大統領と言う立場は大きいわけで、日本にとっても一大行事がこの3日間続くわけですよね。個人的には、明日は新幹線通勤の日なので、オバマ大統領の出発スケジュールと競合して何かトラブルが生まれないことを祈るだけ。

夜の7時過ぎに羽田に到着して、そのままホテル(オークラ)に入ったら、直ぐに銀座の「すきやばし次郎」での非公式夕食会で、これが8時半位のスタート。終了して外に出てきたのが10時過ぎだから、結構慌ただしい一日目ですよね。今回は、鮨好きなオバマ大統領のリクエストで鮨屋での会談になったと報道されているけれど、それはちょっと意外でした。オバマ大統領と言うと、ハンバーガー好きなのは有名で、だから前回の訪日の時には神戸ビーフをリクエストしたから。ハワイ出身だから、ポキとか魚料理には慣れているんだろうけど。

ミシュラン三つ星を7年連続して取っている「すきやばし次郎」。最初に三つ星を獲得した時に、店主の小野二郎氏の事が広く報道されて、それで小野氏が天竜氏の出身と知り驚いた記憶があります。地元の人には失礼かもしれませんが、余り魚とは縁の無さそうな土地出身と感じたから。「天竜」と聞くと、どうしても「林業、杉、山の地区」という印象が生まれるので。「舞阪」とか「新居」出身と聞けば「あぁ、なるほど」と思うんだけど(笑)。

非公式会談の内容は分からないけれど、個人的に思うのはお寿司って話ながら食べるような物じゃ無いと思うんだけど。仕事をしてあるとは言え「生もの」ですからね。出されたら直ぐに口に入れないと、どんどん悪くなるわけだから。でも、話をしていてはそのタイミングがずれたり遅れたりすることもありますからね。出す方がよほど相手の様子を見ながらタイミングを計らないと、折角のお寿司が勿体ない。お皿単位で出てくるフレンチとかイタリアンなら、そのお皿とお皿の合間に話を勧めると言う事も可能なんでしょうけど、お寿司の場合、そういうわけにもいかないし。

今回の訪日では、懸案のTPPの結着がまだついていないわけで、オバマ大統領にしても安倍首相にしてもゆっくりお寿司を味わう気分では無かったようにも思うんだけど、さて今日の日米首脳会談はどうなるのか。100%満足いく内容にはならないだろうけど、ここの所中国や韓国のノイズが大きいだけに、少なくともそれを打ち消すような内容は期待したいところ。ただ、中国には首根っこを押さえられているし、韓国には翌日訪問する以上、余り日本贔屓な内容も許されないわけで、結局は今の大統領同様、当たり障りの無い事になりそう。

2014年4月23日

セルフクリーニング

SONYが出願したという、自分で自分を綺麗にするロボットの特許。ある意味、自己診断機能の一つと思えば良いんでしょうね。記事だけでは詳細は分からないけれど、どうやら手の部分キャリブレーションの基準点にして、カメラの汚れなのか、手の汚れなのか、映像から判断するみたい。それだけだと「なぁーんだ」と言う印象しか無いけれど、訴求点を上手くまとめれば、標準機能として特許にもなりそう。人間みたいに、鏡に自分の姿を映して確認する、なんていう機能も付けたら面白いかも。

あるいは、ロボットも毎日シャワー(みたいな洗浄装置)を浴びて体やセンサーをクリーンな状態に保つとか。だから、人使いが粗くて、そう言う時間が無いような場合には、氾濫起こしたりして(マテ)。AIBOやルンバって、バッテリーが低下してくると自動的に充電ステーションに戻って充電モードになりますが、その時にメンテナンスモードに入って、診断プログラムの実行は勿論、センサー類のキャリブレーションや、ボディ清掃とか、そういう拡張機能付き充電ステーションなんていうのも面白いかも。

例えば人間自身も、「今日は熱っぽいな」とか「手が汚れているな」とか、自分で判断して行動する事もありますが、病院に行くこともあるし、あるいは友人とかに「今日ちょっと熱っぽくない?」とか、第三者の意見を聞いたりするわけで、そうなると家庭内にある複数台のロボットがお互いに相手をモニターして診断する、なんていうのもありかも。もしかしたら、結構面白い方向性に繋がるかもしれませんね、このSONYの特許は。

プリペイドSIM自動販売機

関西空港で昨日から販売が始まった、So-netのプリペイドSIM。早速Gigazineに体験レポートが掲載されていました。日本では、携帯キャリアーが端末価格を被るビジネスモデル(利用料金に転嫁)が長く続き、さらにSIMロックが普通だったので、「SIMを交換して使う」という意識自体に薄いわけですが、特に海外に頻繁に行く場合にはやはり現地での通信手段、少なくともデータ通信が利用出来ないと結構不便。こういう取組を是非勧めて欲しいですよね。

関西空港だけで無く、成田の第一・第二ターミナルや新千歳空港でも販売開始するようで、そう言うゲートウェイは勿論、海外でよくあるコンビニでも販売して欲しいところ。あと、利用料金ももう少し下げて欲しいですよね。いずれにしても、日本もやっと世界標準に少し近づいた感じで、こういう動きは歓迎したいですね。BIGLOBEとか@niftyも追随するんだろうか。それで競争が生まれて価格が下がるのは、もっと歓迎(笑)。で、回線貸し出ししているdocomoも歓迎じゃないだろうか。

厳戒態勢

G.W.前というのに、トラブル発生もあり新幹線で会社へ。せめてもの救いは、前日の雨のお陰で朝の空気がとっても清浄で気持ちが良いことくらいでしょうか。でも、静岡くらいまでは天気は良かったけれど、その先からは天候が曇ってしまい、富士さんも灰色の雲に隠れていたのは残念でしたが。

新幹線の中では、毎回PCとiPhone4sを開いてネットアクセスしながら一時間の移動を過ごすわけですが、先日から使い始めたNTT WestのNTT Spot Flet's Wi-Fiが、その前まで使っていたYahoo BBよりも安定していて非常に快適。もっとも、この新幹線のWi-Fiサービス、車内に設置されているAPは、ISP各社毎に分かれているけれど、その先のバックボーンは全部ひっくるめて、線路沿いに設置されているネットワーク(同軸ケーブル)に接続するから、その部分でのスループットは変わらないはず。ですから、通過する場所によってはNTT SPOTでも接続が一時的に停止する事もあるけれど、Yahoo BBの時に比べれば格段に使い勝手は向上している印象です。

そんな新幹線通勤ですが、今週はオバマ大統領の来日を控えているので、都内では無いけれど新横浜の駅もちょっと制服姿の警察官の数が増えている感じ。ニュースでは、都内のゴミ箱が閉鎖されたり、東京駅のコインロッカーも使用禁止になったりと、旅行者には大変な状態に。私も以前、何かの時にコインロッカーを使いたいと探していたけれど全て使用中(使用禁止)で、何だろうと思ったら、やはりどなたか偉い人の来日があったときで、後から「あぁなるほど」と分かった次第。今回もオバマ大統領が来日すると言うことは分かっていても、その影響でゴミ箱やらコインロッカーやらが使用禁止になると思う人は少ないだろうから、ビックリするんだろうなぁ。来日予定が前倒しになっていたら、その混乱の中新幹線通勤しなきゃならなかったわけで、丁度来日の前後に移動する予定で個人的にはほっとしています。

2014年4月22日

名創優品(MINISO/メイソウ)

知り合いのFBでシェアしていた、「名創優品(MINISO/メイソウ)」なる、中国の生活量販店の話題。まとめサイトに掲載されている店内の様子、商品の様子、さらには全国展開の様子も凄いけれど、個人的に一番凄いと思ったのは「本社は日本の渋谷区神社前4-2-8にあり、毎年一億人以上が本店へ買い物に来る」と、ちゃんと背景設定(世界観)を作って、それを堂々と主張していること。「渋谷区神社前」なんて無いけれど、これって「渋谷区神宮前」のコピー間違いじゃ無いのか? 「渋谷区神宮前4-2-8」で検索すると、千代田線の表参道駅前の住所になるんですよね。

で、妙に感心してしまったのが、このサイト。日本語、英語、中国語で作ってあって、流石に日本語のページには、機械翻訳そのままコピペしたような部分や、中国語が残っている所、明らかに意味を取り違えている部分とかあるけれど、グラフィックの使い方とかフラッシュのページとか、これ本当に「メイソウ」なる生活量販店が日本にある、と言われて信じてしまいそう(笑)。実際に中国には店舗もあって、商品も販売しているみたいなので、結構本気でサイト構築もやってるんだろうけど、本来不要というか相手にしていないだろう日本語サイトにここまで力を入れているのは凄い。多分、背景説明で日本色を出しているから、その信憑性を作るためなんだろうけど、嘘のためとはいえここまで作り込むのは凄いと感心してしまった。

これまでも中国でのパクリ製品というのは幾らでもあって、それってオリジナル商品に以下に似せるかというのが彼らの目標だったわけですよね。昔は、本当にロゴがついているくらいで、本体は酷いものが多かったけれど、最近では本体の品質も本家と見間違うようなものが登場して、デパート等でも間違えるくらい。これはこれで、パクリ製品としての一つの頂点を極めつつあると思うんですよね。で、この「メイソウ」は、UNIQLOなり無印良品なりの製品をコピーするのではなくて、それらのお店の「コンセプト」をコピーするという、新しい方向性が伺えるのが新鮮です。しかも、単に一種類のコピーではなく、複数のショップのコンセプトを上手い具合にミックスして、似ているけど一寸違う、みたいな感じのコンセプトを作り込んでいるのが、ある意味凄い。

海外では、まだまだ「日本ブランド」「日本神話」みたいなものがあり、「日本発」というのはそれだけで付加価値になるわけですが、このサイトでは「三宅順也」なる創始者まで設定して、それっぽい本人写真まで作ってあるストーリー性も、これまでに無かった流れでは。これまでの「物を作る」事から「アイデア・コンセプトを作る」という、ある意味日本の神髄に近づいて来ていることに、ちょっと恐ろしさすら感じます。最近では「製造工場」としての中国の魅力も薄れて、だんだんと他の地域・国へ製造拠点を移しつつあるけれど、別の言い方をすれば、コストアップした中国の工場でも製造してペイできるだけの品質のものが、それなりのコストで入手出来るようになった、とも言えると思うんですよね。もしかしたら、本家のUNIQLOとかダイソーとかMUJIの製品を作っている工場から、多少のコストダウンをした製品を並行輸入みたいな形で国内調達しているのかもしれない。だから、製品自体の品質っていうのは、怪しげな日本語の表示を除けば、結構問題無いのかも。

そうなると、後はお店のコンセプトとか製品コンセプトとか、あるいはお店や製品も含めたライフスタイルみたいな、無形付加価値みたいなものを提案出来れば、そして嘘でも「日本発」と言うことを信じてしまえば、このビジネスモデルは「有り」なのかもしれません。韓国の場合、日本の製造工場としては電化製品中心で、価格的にも高い製品中心だったのでこういうライフスタイル的なところまで手が回らなかったけれど、中国の場合は元々そう言う商品の製造工場からスタートしただけに、こういう方向性のビジネスが出てくるのは、ちょっと日本の脅威に将来なるかも。今はジョークとしてみることも出来るけれど、あと5年とか10年とかしたら、UNIQLOとかダイソーとかMUJIとか、それに類するチェーンの一つや二つが置き換わっているかもしれない。

二代目政府専用機

産経新聞の記事から、次期政府専用機にB777を導入する方向で最終調整しているという話。まぁ、オバマ大統領の訪日に対してのお土産、と言う側面もあるんだろうなぁ。現行のB747にしても、日米貿易摩擦時代の産物ですからね。B787と言う話はあったけれど、キャパシティ的にちょっと手狭だろうというのは言われていましたからね。AirBusのA350は、まだ日本での実績(by JAL/ANA)も無いので、整備の点で不安が残るだろうし。

B777として、どの機体を導入するのだろうか。今のところ最大のB777-300ERというのが順当なんだろうけど、出来ればさらに大きなB777-9Xの方が何かと便利そう。ただし、B777-9Xは初号機が2020年にANAに初号機導入というスケジュールでは、平成31年(2019年)に現行機からの切替にはちょっと間に合わなそう。それに、現行のB777にしてもオーダーはずっと入っているんだろうから、あと5年、6年で導入出来るようにオーダーするにしても結構一杯一杯じゃ無いの?

以前とあるサイトで、日本と米国は大型機(ともにB747)を政府専用機として運用しているけれど、大型機になればなるほど利用出来る空港も限定されるわけで、外交とか万一の場合の緊急援助用途も考えると、B767とか中型機の方が良いのでは、という話が書かれていてなるほどと思ったんですが、とは言っても日本の場合は太平洋やユーラシア大陸を超えて、米国や欧州に飛ぶことも考えないといけないだろうから、そうなると選択肢としてはB787とかA350クラス以上の機体でないと困りますしね。まぁ、メインの政府専用機としてB777を1セット(2機)準備して、近距離・中距離用に、B787とかMRJとかサブの政府専用機を用意するというが良いかも。特にMRJは他国への売り込みという目的も生まれるだろうし。

ただ、2019年にB777-300ERベースの政府専用機を導入するとして、その頃にはJALもANAもB777は8x/9x系に以降、あるいはAirBusのA350系にシフトしつつあり、政府専用機も短命に終わってしまう、なんて言うことはないのか、それが心配です。本来なら、ここ最近のJAL/ANAのB747退役に合わせて、政府専用機も次期機種へ移行すべきだったんじゃ無いかと思うんですけどね。

2014年4月20日

トップヘビー

韓国で発生したフェリー転覆事件。厳しい気象状況もあり、なかなか救出作業も進まないようで、ニュースを見ていてももどかしいものがあります。当初は、経験の浅い三等航海士の操船ミスという話もあったようですが、今朝の番組で原因の一つとして東京海洋大学の方が指摘されていたのは、元々トップヘビー気味の船体で、航行しているうちに船底に入っていた燃料が消費されて軽くなり、ますますトップヘビー状態が酷くなり転覆した、というもの。模型の船を使った実験の様子も流されていましたが、素人ではあるけれどなるほどという印象を受けました。日本で建造されたフェリーということで、また隣国ではそれを指摘する話もあるみたいですけど、韓国に売却されて、さらにトップヘビー気味に改造されているようですし、当日の気象で船底が揺さぶられて居ることも有ったようですしね。実は最初にこのフェリーの写真を見たときに、やはり随分背の高い船だなぁという印象を持ちもした。内海とかの穏やかな海面を航行するなら分かるけれど。さらには、積載量が規準をオーバーしていたという話もあり、今後救出作業が一段落して原因調査に重点が置かれるようになると、色々と出てきそうな気がします。

で、この事件、日本でも同じような事件があったんですね。しかも、同じ会社で。乗船者数こそ二桁違うけれど、日本の事故では船長はじめ乗務員が最後まで対応して全員が無事に救出されたのに対して、今回のセマウル号では、という記事を朝鮮日報で掲載していますが、まぁ理由はどうあれ責任者である船長以下船員がいの一番に脱出するのはまずいですよね。

今回の事件の様子を、日本でも色々な媒体で報道しているんですが、遺族の方達の様子を見るに付け、あぁあの国とは根本的に違うんだなと言うことを実感します。そりゃぁ、身内が事件に遭遇して、もしかしたらもう生きて合うことが出来ないかもしれないという悲しみの深さは理解するし、日本でも同様の事故や事件が発生すれば感情を爆発させる人もあるけれど、手を出す事ってほとんど見たことがありません。言葉とか怒号で怒りを表すことはあっても、ものを投げたり手を出したりと言うことは、その瞬間にそれまで遺族に剥けられていた同情の気持ちが消えてしまうもの。でも、韓国では今回の事件に限らず、何にしても「行動」がまず出るわけで、あれが彼らの国民性というか資質なんだなと感じます。中国人もそれに近い感じがするんだけど。

船舶に限らず、トップヘビーな場合、静止しているときには過重が真っ直ぐしたに落ちるから安定しています。でも、一旦何かの理由でバランスが一寸でも崩れると、重心が高くなるから一気に傾いたり、転覆したりするのがトップヘビーの怖いところ。今回の事件の様子を見ていて、あぁ彼の国の人達の気持ちもトップヘビーなんだと、妙に納得しています。それだけ、ストレスというか、気持ちに余裕が無い部分があるんじゃ無いだろうか。

2014年4月19日

冠付格安スマホ

便利なツールとは言え、毎月の利用料金がそれなりに高額な今のスマホ。MVNOの登場で、利用方法によっては半額以下の料金で同等に使えるケースも出てきましたが、今度はそういったMVNOを利用した販売店名のスマホとのセット販売。2年間で端末代を償却するので、3年目からは通信料だけになり、それはそれで安いけれど、今の時代2年先にはもっと安くて高速なデータ通信サービスが始まっているだろうからなぁ。

私は、b-mobileのAmazon SIMを使っているんですが、

  1. 最初は月1,980円で500MBのデータ通信利用
  2. それが980円で200kbps使い放題、1,980円で1GBまで、2,980円で2GBの3段階設定に。私の場合は自動的に980円/1GBに変更されました
  3. その後、さらに設定変更があり、900円で600MB/月、934円で40MB/日、1,505円で2.2GB/月というもの。私は900円/600MBにしたんですが、初期の頃から考えるとこの時点で半額になったわけですよね。
  4. そして、今度は価格据置でデータ量アップ(900円で1.01GB/月)

と、2最初の時から比べると半額に変わっていますからね。実は、月の利用料は先日のようにフレッツ光が使えなくなってバックアップ回線として使うので無ければ、精々200~300MB/月程度。だから、本音の所では、500円/500MB位にしてくれるのが一番嬉しいけれど(笑)。

で、この記事を読んでいて思ったんですが、今のiPhone4sに入れているSIM、LTEも対応しているんだけど、iPhone4sが3Gのみなので今ひとつ実力を使い切れていません。でも、そのSIMをNexus7(2013)に入れたら、高速通信は使えるし、テザリングも出来るし、結構今よりも有効利用出来るんじゃ無いか、と。でも、それだったらiPad miniの方がいいよなぁ、とか(笑)。先日発表されたdocomoの定額通話料金が、今ひとつだっただけに、格安スマホやMVNOサービスの競争で、自分にとって使いやすいものが登場してくれることをとっても期待しています。

新年度

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。新年度が始まって3週間が過ぎた金曜日。朝の新幹線もそうでしたが、帰りの夜の新幹線は、キャリーバッグや大きなボストンバッグを担いだ、まだおろしたてと思われるスーツに身を包んだ若い男女のグループで一杯。昨日まで3回金曜日が回ってきたわけですが、昨日が一番新入社員が多かった気がします。

新幹線駅だけでなく、研修があったのかな、会社の直近の私鉄駅にも、真新しいスーツ姿の若い集団で一杯で、あぁ新年度だなという雰囲気が120%。今のように、4月1日の一律スタートを止めようという動きもあるみたいですが、昔からそう言う光景になれている一人としては、こう言うのも良いよね、と言う気持ち。良く日本の良さに「四季の多様性」を上げますけど、こう言うのもその光景の一つなわけですし。

ただ、新入社員達は、荷物の多さもあって乗り慣れていないだろう新幹線を利用するのは大変そう。乗車にも時間が掛かるので、新横浜発車が少し遅れ気味でした。

彼らがこれからこぎ出す荒波に苦労するんだろうけど、どうか実り多き社会人人生を送って欲しいですね。

2014年4月18日

次世代インターフェース

PCWatch森山和道氏のコラムから、東京大学で研究されている、「どこでもキーボード」と「空中浮遊タブレット」。前半の「どこでもキーボード」に似た技術はこれまでも登場しているんですが、個人的に思うのは新しいインターフェースって既存のレガシーインターフェースであるキーボードを模すことなのか、ということ。例えば携帯やスマホでは、十字インターフェースが標準的に使われてるじゃ無いですか。勿論、デバイスのサイズから標準的なQWERTYキーボードを入れ込む難しさがあるからだけど、それでもUSなんかだと小さなキーボードを埋め込んだBlackBerryとかあったわけですし。

個人的には、この十字キー入力にもやっと慣れてきたところだけど、これはこれで有りかなと最近思うようになってきました。ただ、タップやスワイプしながら文字入力しなきゃいけないことが、本当に良いのか・必要なのかは一寸疑問ですけど。Siriを使っていると、普通の簡単なコミュニケーションなんて、これ(=音声認識)で十分じゃね? と思うし。

人類の進化は、火と文字を持つようになって始まったなんていう話を昔聞いた記憶があるけれど、「文字」を持つということは記録を残せると言うことと、共通の情報交換基盤を持つという、二つの大きな意味があると思うんですよね。その為、昔々は岩とか地上に記録したものが、毛皮になり、紙になり、今にも残る物も多くあります。その名残で、今でも「テキストデータ」は残っていて、その為にキーボードも存在していると言って良いと思うけれど、よくよく考えたら「テキストデータ」の中の人は、"0"と"1"のビット列なわけで、わざわざ「あいうえお」とテキストにしなくても"010100101010100010011101... (適当)"と、二進数で表示したって言い訳で、それならキーボードを模したインターフェースを考えなくても、指先一つで間に合います。そこまで単純化しなくても、そこそこのレベルまで簡略化したのが十字キーなわけですからね。

スマホ時代になり、既存のQWERTYキーボードとは異なる新しい入力I/Fって、もっと登場しても良いと思うけれど、なかなか現れません。このあたり、アイデアを出したらいろいろと面白い物が出来そうな気がするんだけど。スタートレックの世界では、ペン(スタイラス)で文章入力しているシーンがあったけれど、案外それもありかもしれない。「文字」を維持するには、見て覚えるだけでは駄目で、やはり書いて体に記憶しないといけないから、「書く」という行為は凄く重要だと思うし。それに、人間って言うのは、やっぱり基本的な本能的にやって来たこと・出来る事なら受け入れやすいだろうし。結構、そのあたりは盲点かもしれない。

子供の科学

子供の科学」の電子書籍版が配信開始になるという記事。懐かしいなぁ、子供の科学。小中学生の頃、「子科(こか/子供の科学)」、「ラ技(らぎ/ラジオ技術)」、「CQ」、「MJ(えむじぇー/無線と実験)」、「トラ技(とらぎ/トランジスタ技術)」、なんていう雑誌を、買ったり立ち読みしたりしてワクワクドキドキしていたものです。久しぶりに、呼んでみようかなぁ、子供の科学。

先日アマチュア無線の免許更新をしましたが、資格は小学生の頃に最初に取得した「第四級(電話級)」のまま。以前も何度か思ったんですが、実際にパワーアップするかどうかは別にして、頭の体操を兼ねて上級資格の試験を受けて合格してみたいななんて、最近再び思い出しています。昔は、自宅の周りは田圃か畑か竹藪ばかりで、多少SWRが悪いアンテナでも、周りに迷惑をかけることは無かったんですが(半分嘘-笑)、今では周りにも沢山住宅が出来てしまったので、よほど注意しないと自宅での固定局運用ってなかなか厳しいので、昔と違って今は自分の車があるので、モービル運用に集中しようかとも思っていたりしています。実は、もしもの災害時の非常通信も想定しているんですが。

大人になって時間や経済的に余裕が出来てくると「大人買い」衝動がどうしても出てきますが、こう言うのも「大人買い」の一種なんだろうか。

異常気象の原因

全米科学アカデミーで発表された、北半球における異常な巨大嵐、大量降雨、大寒波などの気候変動の原因が、中国で深刻化しているPM2.5による大気汚染だという話。なんでPM2.5が、と不思議なんですが、微量粒子が巨大な雲を形成させ、それが大雨とか異常気象の引き金になるという理屈らしい。

ちょっと疑問に感じるのは、例えば「大気汚染」と言うことであれば、1960年代から1980年代位まで、日公害問題が大きくなったし、それと前後して欧米でも工業化による大気汚染は問題視されていたわけで、その時と比較して今回の規模や内容が厳しいということなんだろうか。ただ、大規模な火山噴火が発生して、微細な火山灰によるエアロゾルが大気圏に放出されると、日照度も下がり寒冷化が生まれて、異常気象が発生するという話を昔から言われていたものなので、それと同じ事が今は中国のPM2.5で発生していると言うことなんでしょうね。

世界的には、中国に対して改善を要求しなきゃいけないんだけど、そんなことをおとなしく聞く国じゃ無いですからね。本当なら、軍備とか宇宙開発とかに投じている巨額の資金を、環境改善に使えと言うべき何だろうけど、まあ馬耳東風だろうなぁ。日本としては、風下に居ることも有り、異常気象以外にも大気汚染の影響はかなりありそうですよね。すぐには無理かもしれないけれど、何か技術革新でPM2.5を排除するようなものも考えないといけないかも。例えば、太陽光を集光してレーザー光線みたいなものにして、それで浮遊するPM2.5を日本に到達する前に消去するとか。地上からでなくても、太陽光レーザー用人工衛星を打ち上げて、日本の上空に静止させて、そこから太陽光レーザーをカーテンのように日本海上空に張り巡らして清掃するようなことも考えないと。

あるいは、タンカーくらいの大規模な船舶に大出力乃発電装置を搭載し、船から高出力レーザー光線を照射してPM2.5をたたき落とすとか。以前、宇宙空間に浮遊しているデブリを回収・処理する技術を日本で考えていると言う話が有りましたが、それ以上に空中のPM2.5処理っていうのも重要な技術だと思いますね。しかし、本当に他人に迷惑しかかけてこない国だよなぁ、あそこは。

2014年4月17日

49ers Gold Rush

元チームメートが、昨シーズンに続き、今シーズンもNFL 49ers Gold Rushメンバーのオーディションに合格。と言う事で、今年も彼女の勇姿をスタジアムで見ることが出来ます。でも、それなのにラベルが「フットボール」ではなく「トラベル」にしている理由は... これでSan Francisco(及び、その周辺地域)へ飛ぶ理由が出来たから(笑)。

昨シーズンで、我々世代には慣れ親しんだスタジアム"Candlestick Park"での試合が終了。今シーズンからは、San Joseに新設された"Levi's Stadium"が新たな49ersのホームとなり運用が始まります。同一チームの新旧両スタジアムを続けて訪問できるのは、自分にとってはこれが最初で最後かも。だから、まずは8月中旬に予定されている、プレシーズンゲームでのこけら落としの試合は必ず行かないと。

今年は、多分この夏位からUAのHND-SFOがスタートするだろうから、これを一回は利用してみたいもの。金曜日の仕事終わりに羽田に行けば、SFOには金曜日の夕方に到着。土曜日、日曜日と滞在して月曜日に帰国というパターンもあるだろうし、昼間の試合なら日曜日の夜に多分出発するだろうUAのSFO-HNDと言う手もありますよね。でも、その場合日本に到着するのは月曜日の夜遅くだから、結局火曜日に国内移動しないと行けないから、余りメリットは無いか。

もう一つは、ANAのNRT-SJCを使ってみるかも。日曜日に試合はあるので、当日San Joseに移動し、試合観戦後月曜日にSJC-NRTを使って帰国というのが便利かも。ただ、SJCの空港はそんなに大きいわけじゃ無いし、フライトの利便性を考えるとSFO利用の方が便利なんですよねぇ。

まだ2014シーズンのスケジュールが発表されないので、具体的なフライトも決められないけれど、来週予定されているスケジュールが発表されたら、取りあえず特典チケットでフライトを押さえてしまおうかと。秋の試合予定と重なったら、キャンセルすればいいし。8月にはプレシーズンゲームが4試合有り、2試合はホームゲーム開催なんですが、第二週には新設されたLevi's Stadiumでの試合が予定されています。日時は未だ未定ですが、8月の13日から17日の間のどこかで、ここ丁度良いことに日本のお盆シーズンで会社の休暇取得奨励週間でもあるので、堂々と休みを取得して行けそうです。これで、UA MP 1Kの取得もほぼ確実になりました(笑)。

UAからの黄色いハンドルラップ

昨日UAからこんなDMが届きました。表紙の英語は「私達はいつもあなた(とあなたの旅行)を気にかけています」とでも訳すのでしょうか。なんじゃらほいと開けてみたら、


黄色いマウスパッド? 黄色のクリーナー? これ、キャリーバッグ等のバッグ類のトップハンドル部分に巻き付けて、マーカー(目印)にするものと入っていたインサートには印刷されています。これが入っていた白地の紙ケースには、「あなたは我々の上得意客で、このMPハンドルラップ(MileagePlus handle wrap)は、私たちの感謝の印です。」と始まり、「これを使えば、素早くあなたのバッグを見つけることが出来ます。特に、ゲートチェックインや(小型機での)ブリッジでの預入時には有効です。」と続きます。で、試しに自分のキャリーバッグに巻いてみました。
まぁ、目立つと言えば目立つけど、それなら全面黄色にしてUAのロゴだけ黒で印刷した方が分かりやすい気がするけれど。本当は、右側に付けているUA MP 1Kのタグでも認識出来るはずだけど、これ既に傷だらけで、多分もうすぐちぎれそう。それに比べれば、こちらの方が分かりやすいし使いやすいと言う事なんだろうか。でも、裏についているベルクロが結構ちゃちな感じで、ずるっと剥けて外れてしまいそう。それに、このラップ、キャリーバッグのどこかに入れておかないといけないわけで、それはそれで面倒くさいなぁ。実際に使うことは無さそうな雰囲気...

2014年4月16日

HND-SIN (1) - G.W.最後に羽田新国際ターミナルから

今年は既に幾つか旅行の予定を入れているんですが、特に3月からUAの特典チケットが改悪されることが年初に分かって、特に無理に行く必要も無かったけれど、まぁ遣わずに貯めていても仕方が無いので1月、2月にいろいろと取りあえず特典チケットを発券しておきました。この頃は秋の試合の予定は勿論、春の試合予定も分からず、競合したらどうしようという不安はあったんですが、まぁキャンセルしても手数料は掛からないので、その時はその時でいいだろうと自分を説得して(笑)。

今年のG.W.は、会社の特別休暇なども重なり、28日の月曜日に有休を取れば、26日から6日まで11連休になります。うまく世間的には平日である28日とか30日から2日の間の出発を組めば、結構安くチケットも取れそうだけど、ここで問題になるのは、G.W.中には春の試合予定が入ってくるであろうと言うこと。この時点では春の予定は未定で(結局確定したのは3月のはじめ)、最悪キャンセルすること考えて取りやすい時期に取ることに。3月にN.Y.に行っているし、時差もあるので、取りあえずアジア方面、ということはシンガポールだよなぁと勝手に自分で納得して検索してみると、この時点では結構ANA便が取れるんですよね。で、この時にはまだ申請中だったんですが、羽田の拡張スロットを利用したHND-SINのフライトが既に予約可能でした。朝の11:00頃と浜松から出て行くには少し早いんですが、不可能では無いし、SINには夕方到着するので当日から活動可能。ただ、帰国便は幾つかある物の、同じANAのHND便だと、現地をお昼前に出て日本へは夜の20:00頃とちょっと不便。ただ、羽田着なので、20:00頃に到着しても、十分品川駅からの最終新幹線よりも前の新幹線に間に合います。で、いろいろ検索して、G.W.最終日の6日にHND-SINに移動し、7日、8日と有休を取って(なんせ余っているので)、8日は都内に宿泊して、9日は会社に出社することにしました。なんで9日に会社に行くかというと、翌日10日から法定点検が予定されているので、サーバー類を落とさないといけないんですよね。当然、週末明野12日金曜日にはサーバーの立ち上げに行かないといけないし。結構、G.W.開けはバタバタしそう。

G.W.の最後に試合が入ってくること、過去の経験からまずないですし、特典チケットにもまだ余裕があります。この時点では、最悪新路線の申請却下という可能性もあったんですが、まぁその時はその時と腹をくくりました。羽田空港の新国際線ターミナルも見てみたいし、ANAのB787で行ける、というもちょっと魅力的ですし。最近のスケジュールを確認すると、このHND-SIN NH841は、拡張されたゲート(145とか)を遣うみたいなので、願ったり叶ったりになりそうです。

シンガポールは、去年姪っ子・義妹をつれてタイへ行った帰りに寄って以来一年ちょっとぶり。個人的に気に入っている街の一つなので、楽しみです。今回もホテルに悩んだんですが、幸いなことにいつものUA便と違って、到着は夕方、出発はお昼頃と、MRTを使って楽に移動出来る時間帯なので、ダウンタウンのホテルに宿泊することに。ホテル代が高いシンガポールなので、毎回苦労するのですが、今回は今のところVISA HHORNORSの修行も兼ねて、Conradに予約を入れてあります。でも、Sheratonとか他の系列で良さそうな所が出てきたら変更するかも。

今回は2日目が丸々一日空くので、現地のオプショナルツアーでも申し込んでみようかとも思っています。これから探さないと。(続く...)

技術革新

やじうまPCWatchの記事から、初めてカセット式WALKMANを見た子ども達の反応。まぁ、今の子ども達って、カセットテープなんて見たこと無いでしょうから、先ずその使い方からして不明だろうなぁ。さらに、シーケンシャル録音だから、頭出しとか巻き戻し早送りなんていう「操作」も理解出来ないんじゃ無いだろうか。

以前、CX系のバラエティー番組で「ジェネレーション天国」という番組があって、3世代間でのカルチャーギャップを比べる物がありました。当然、このカセット式WALKMANみたいな話が毎回出てくるわけで、それはそれで面白い事は確か。ただ、理系のエンジニアとして番組を見ていると、この30~40年の技術革新っていうのは凄い物があるなぁと感心します。

例えば携帯電話。今ならスマートフォン。自分が初めて見た「携帯電話」は小さなスーツケース位のサイズの、携帯電話ならぬ「車載用移動電話」。それが「ショルダーフォン」として、ショルダーバッグ位のサイズになり、さらにそれが手のひらサイズ位になって普及しだしたのが、1995年くらいからでしょうか。そこからは携帯ブームもあって、技術革新も加速指定って、今ではビジネスツールとして必須な物の一つですからね。

WALKMANだって、初代が登場したのは私が浪人していたときだから1979年かな。本当に画期的な商品でした。人気があったとか、デザインがどうのというよりも、一つの「WALKMAN文化」を世界的に創造した商品ですからね。AppleのiPodも革新的な商品だけど、でも原型であるWALKMANの発展系であることは事実。そう言う意味では、iPadの方が今のTablet文化を作ったという意味で、より革新的だと思います。まぁ、当時の録音媒体が磁気テープしか無かった時代ですから、WALKMANがその記録媒体とほぼ同じサイズにまで凝縮されたのは、今の小型軽量菜シリコンオーディオやTabletデバイスにも通じるところがありますよね。

やじうまPCWatchの記事を読んでいて思ったのが、カセットテープを入れ替えて好きな音楽を楽しむというのは、例えば今のシリコンオーディオの世界では余り意味が無い発想だけど(容量的には十分だから)、記録メディアを簡単に入れ替えてTPOに応じた機能やデータを持ち歩くとか言うアイデアは有りかもしれない。iPod/iPhoneだとiTunesで管理すれば良いというは無しもあるけれど、デモあれだって一瞬で交換出来る訳では無いし。特にPC系の世界だと、HDD/SSDを入れ替えてOSや内容を変更することは良くやるけれど、あれももっと簡単にできるようになれば、例えば仕事用SSDにはWindows7で、個人用SSDにはWindows8.1で、なんていう棲み分けも可能かもしれない。元記事を、昔の機械を今の子ども達が驚くという単純な話ではなくて、「温故知新」的な新たなアイデアの泉にもなるかも。

2014年4月15日

Google BloggerのBugか? (IMEがオフになる)

このBloggerに、またbugが仕込まれたらしい。記事の編集中に「リンク」設定をすると、IMEがオフにされます。

  1. 文章入力し、リンク設定箇所をドラッグしてマークアップ
  2. 「リンク」をクリックして設定画面を表示
  3. リンク先URLを設定して「OK」ボタンをクリック
  4. 元の入力画面に戻るとIMEが「オフ」になる

ちょっと嫌らしいのは、IMEのON/OFFではなくIMEがDisabledされたようになること。だから「漢字キー」を押しても戻らない。一度BloggerのタイトルフィールドをクリックしてやるとIMEが復活します。以前はこんな事なかったわけで、ここ数日から一週間くらいの間に仕込まれた気がします。ただし、Chromeでは発生するけれど、FirefoxやIE10では発生しないので、Chrome+BloggerのGoogle組の問題のような気がする。一応問題としてレポートしたけれど、さていつ直ることやら...

グーグルグループ

空港やJRの駅の図面が、グーグルグループの設定ミスからずっと一般閲覧可能な状態になっていた問題。よく分からないのが、グーグルはそう言うデータを貰って何をしようとしていたんだろうか。施設内のストリートビュー撮影の資料にしたのだろうか。また、図面を提供した施設にしても、かなり迂闊ですよね、セキュリティ施設も含む情報を渡してしまうのは。勿論、機密保持契約は結ぶんだろうけど、本来必要の無い部分までデータを渡すのは迂闊としか言いようがありませんよね。実際、JRの図面では線路関係の部分は削除しているわけだから。

責任の度合いとしては、顧客のデータを適切に扱わなかったグーグル側の落ち度だとは思うけれど、顧客側としてもちょっと安易にデータを渡してしまった点は問題じゃ無いかと思います。私が新入社員で仕事を始めたとき、最初の研修で言われたことが、「この会社は、仕事で失敗しても次のチャンスを与えてくれるけれど、セキュリティ違反を犯したら直ぐに首になるから肝に銘じるように」ということ。セキュリティの重要性に始まり、機密区分のレベルの説明に、そのレベルに応じた適切な情報管理に、会社に与える影響等、確か半日くらい研修だった気がします。

グーグルは、情報共有を是とする会社だから、セキュリティに関しての考え方には少し異なる部分があるのかもしれないけれど、それでも「公開すべき情報」と「守るべき情報」の線引きは必ず存在するわけですよね。今回の事件で個人的に一番気になるのは、2年近くも閲覧可能な状態になっていた、と言う部分。初回の設定間違いは勿論重大なミスだけど、2年間の間にセキュリティレベルの確認や、状況確認がされていなかったということで、ISO的にもまずいんじゃないの、Google? 今回どう言う経緯でこの問題が発生して、2年間解決されなかったのか分からないけれど、グーグル的には「セキュリティロボット」を作った方が良いんじゃ無いだろうか、と勝手に個人的に提案しておきます(をぃ)。

4Kテレビ新製品

ここにも何度か書いていますが、7年ほど前に購入した液晶テレビに、黒いシミのようなものが出始めてしまい、買い換えをずっと考えていました。先月の消費税アップ直前も購入タイミングでしたが、どうも「これ」というものが無くて結局ずっと待機状態。物理的な条件として、テレビ変え換えの時に部屋の整理をしようと思っていて、今はテレビ台が外に出ているのでサイズ的には制限が無いのですが、整理したら壁沿いに棚をつくって、そこに納めるつもり。その時に、横幅120cmが制限なんですが、現実的には110cm位が最大の幅。

4Kテレビは、これまでのモデルだと55型位までが最小モデルで、横幅も130~140cm位のものばかり。サイズ的には40インチ台になるんですが、それだと4Kのモデルは無かったんですよね。で、今日、東芝とパナソニックから新製品がアナウンスされて、東芝のREGZAは50インチモデルで113cmとギリギリ許容範囲パナソニックのVIERAは47インチですが4Kモデルで横幅も107cmと十分。

REGZAは、自宅のメインテレビとしてやはり8年くらい前に購入して、今でも綺麗に映っていることも有り、個人的に結構信頼している製品。それに7月までに購入すると、録画用外付けUSB HDDが貰えるというのもちょっと魅力。方やVIERAは、47インチとサイズ的に有利で、しかも自宅のケーブルTVのSTBもBlu-rey HDDレコーダーもパナソニック製と親和性も期待出来ます。どちらも5月中旬頃に発売予定なので、それまではじっくり吟味できるので、これを機会に考えてみよう。もしかしたら、シャープとかSONYも同様のモデルを出してくるかも。

ここで気がついたけれど、4Kモニターにしたら、やっぱりHDDレコーダーも4K対応にするべきだろうか。うーん、夏のボーナスがこれで消える予感が...

2014年4月14日

成田空港第一ターミナル中央ビル

今回のグアム旅行記の番外編と言うほどでも無いのですが、成田空港の第一ターミナル中央ビルの半分くらいの店舗が改装中でビックリしました。成田空港のサイトは、旅行前は勿論、時々暇なときにもチェックしているのですが、そんな記事掲載されいたっけと帰国してからもう一度見直してみたら、ありました。でも、前回3月の終わり頃にN.Y.に行ったときにも成田空港を利用したけれど、そんな工事の欠片も無かったけど。あの時は、たまたま中央ビルには行かなかっただけで気がつかなかったんだろうか。

工事用に店舗の周りが養生されているんですが、何せ広いエリアをまとめて養生しているので、ぱっと見ると中央ビルのほとんどが工事中のように見えます。たまたま私の歩いている後をサラリーマン分のグループが歩いていたんですが、その様子を見てその中の一人が「羽田の国際線増加で、成田が地位が低下しているから、お店も撤退しているんだろう」なんて物知り顔で話していたけれど(笑)。

可能であれば、中央ビルの通路はもう少し広くして欲しいですよね。普通に歩くのであればそんなに狭い幅では無いけれど、空港という事情からスーツケースをカートに乗せて歩く人も多くて、そう言う人とすれ違うには一寸狭いですから。今の予定では、暫く羽田離発着の予定が続いて、次回の成田空港利用予定は7月に予定しているMCO行きの時ですから、それまでには綺麗になっているといいなと勝手な要望を。個人的には、もう少し食べ物屋さんのバラエティーが増えてくれると嬉しいのですが。

NRT-GUM (5) - 帰国

今回、こちらに来てから知ったんですが、帰国日の12日(日)にはグアム国際マラソン大会が開催されました。実はチェックインの時に、チェックアウトの時の空港までの送迎サービスの時間を聞いたら、6:55のフライトに対して「4:00」とか言われてちょっと絶句しました。シャトルは30分間隔ででると言われたので、どうせWebチェックインだし、Premium Laneも使えるし、5:00位で良いだろうと思っていたんですが、このマラソン大会のためにそれだと拙そうだと後で分かります。

ホテルの横に公園があるんですが、ここがマラソン大会のスタート/ゴール地点。クラスは、5km、10km、ハーフ、フルマランとあり、5kmが朝の03:00スタート、10kmが04:30スタート。しかも、それぞの折返し地点が、丁度ホテルから空港へ行く道路を塞ぐ形で設定されているんですね。仮に05:00にホテルをでたとすると、往路の選手が通過している最中で、時間が読めません。かなり早いけれど04:00にでれば、5kmのレースが終わっている頃で、少なくとも道路は空いているはず。と言う事で、おとなしく04:00にチェックアウトすることにしました。

余り熟睡出来ないまま03:00前には目が覚めてしまい、そのままシャワーを浴びて帰国の準備。04:00前にフロントに降りてチェックアウトをして空港へ向かいます。道路は空いていたけれど、レースをしているのでいつもよりゆっくり向かうから了承してねとドライバーさんが言い、実際かなりゆっくりと空港へ向かいました。

流石に朝の04:00頃では、まだ日本へ戻る団体客も到着していなくて、カウンターもセキュリティも結構空いていました。既にチェックイン済みで、預け入れ荷物も無いので、そのままセキュリティチェックに向かいます。入り口の所にいる、ちょっと怖そうなTSAの女性係員にiPhoneのモバイルボーディングパスを見せると、こっちと指示されて一般乗客用のレーンに誘導されます。まぁ混雑していないので仕方ないと思いつつ並んでいて自分の番になります。もう一度TSA職員がボーディングパスとパスポートを確認するんですが、私のiPhoneに表示したボーディングパスをスキャナーに乗せてスキャンさせると、「あなたはTSA Pre✔済みだから、向こうに言って」と奥のTSA Pre✔用レーンに行けと今度は言われます。どうも、最初の女性職員が表示を見逃したのか、米国人以外にも適用されることをしらなかったのかスルーされた見たいです。だから、私がTSA Pre✔行きを指示されると、ビックリしたように私の前の係員に「そうなの?」みたいなことを確認していました。

で、さらに空いているTSA Pre✔のレーンでは、ボストンバッグにPCも液体入り透明バッグも入れたままスキャナーに通してOK。ベルトもそのまま靴もそのまま、さらにX線スキャナーも全身スキャンタイプじゃ無いから楽だし。この恩恵をありがたく思わないと。7月にはOrlandeに行く予定が有り、US国内での乗り継ぎもあるので、この時にもどうなるか試してみたいと思います。

機内は、Y+には少し空きがあったのか、Yからのアップグレードをオファーしていましたが、BusinessFirstは満席。往復共にB777-200でしたが、往路は2-2-2なのに座席がフットレスト無しのきついタイプでしたが、復路は2-3-2だけど昔のビジネスクラスの座席程度にフットレストも背もたれも倒れるタイプで、しかも前後のスペースも広くて非常に楽でした。ただ、この復路の機体はパーソナルモニターは勿論、天井にもモニターが無く、さらにオーディオもなくてヘッドホンの配布もされない状態。今時、こんな機体があるんだと逆に感心してしまいました。ただ、最近では大体の人がiPadとかタブレットを持っているから、皆さんそれで動画を見るなり何かゲームをするか、早朝の便だったのでそのうちに窓のシェードもおろされて睡眠モードに突入です。

成田の33番ゲートに到着して入国審査に向かうんですが、私の前に何人かアメリカ人と思われる人達が先に出たのに、皆さん乗り継ぎだったのか入国審査場には私が一番に到着。少し先にSASのフライトが到着していて、外国人用ゲートは列が出来ていましたが日本人向けのゲートが一つしか空いていなくて、そこに並んでいたら横から女性の係官の人に「どこから到着ですか」と聞かれます。「Guamからです」と答えると、急に慌てて「UA828が到着しています!」と周りの係官に声を掛け、「日本人用ゲート開けてください」と急にバタバタ。へー、こういうこともあるんだと妙に感心してしまいました。

この後、空港で少し早めにお昼を食べてからN'EXで東京にでで、さらに少し買い物などをしてから新幹線で帰宅。金曜日の夜から週末土日を利用しての旅行ですが、たまには良いかなという印象。と言うか、成田に到着して通関をでて外に出た瞬間に、「あぁ、このままどこかに飛びたい」なんて感じてしまうのは、やはり病気かなと自分で自分のことを笑ってしまいました。次は、G.W.の始めに沖縄、最後にSingaporeの予定です。()

2014年4月13日

NRT-GUM (4) - Guamの一日

到着してベッドに入ったのが、現地時刻で03:00頃。日本時刻だと02:00と、自分にしてはかなりの夜更かし状態。しかし、花粉症の影響か、鼻が妙に詰まってしまい、目が覚めたりウトウトしたりの状態でよく眠れず、目が覚めたのは朝の8:00過ぎ。取りあえずエネルギー補充にと、シャワーを浴びてからホテル1Fにあるレストランでビュッフェの朝食を軽くとり、その後7Fのラウンジに上がって、コーヒーを飲みながらこの日の予定を立てることに。

とは言っても、レンタカーでも無い限り行動範囲は限定されるわけで、お決まりのモールと免税店巡りで先ずは時間を潰すことにしました。
ホテルからDFS Galleria行きのシャトルを捕まえてDFSまで移動し、ここのカウンターで赤いシャトルの1日券を購入。以前はUS$10だったのがUS$12に値上がりしていて、1回の乗車もUS$3からUS$4に値上がりしていました。

10分程でMicronesia Mallに到着。まだ暑さに慣れていないので、空調の効いた建物にはいれるだけでもありがたいです。ここでぶらぶら内部を散策して時間潰しに。実は、前回のNew York旅行の時もそうだったんですが、日本では店頭で見なくなったLevi'sの505をまとめて買いたいなと思っていました。このモールはMacy'sが核テナントになっているので、まずはそこのLevi'sのコーナーに行ってみたんですが、サイズが無い。で、ぶらぶら歩いていたら、小さなLevi'sのお店があったんで、ここに入ったらお目当ての505が何種類か並んで今した。しかも、セール中で、1本US$49ちょっと。先日のN.Y. のOutleetではUS$60位だったので、さらにお得でした。今回は中型のボストンバッグ1つで来たので、余り買い込むと別にバッグを購入しないといけなくなるため、3本で我慢しましたが、もう5~6本買っておけば良かったかなと後から後悔(笑)。


フードコートで軽くお昼を食べた後は、免税店街に戻って、それぞれのお店を探索。仕事で使う、ノートブックPCを入れる薄いブリーフケースを以前から探しているんですが、なかなかありません。それに、GuamとかHawaiiって、日本人が沢山来るからか、余り安くないんですよね。某免税店では「日本国内で買うより最大で10%から20%お得」なんていう立て札があちこちに出されていたけれど、そもそも日本での販売価格が今の為替レートで換算して、元値の1.5倍から2倍近いんだから、その程度の値引きでは有難味を感じません。何店か回ってみたんですが、これという物も無いので、結局今回も「見るだけ」で終わってしまいました。

で、ぶらぶら歩いていて気がついたんですが、日本、韓国、中国は分かるとして、ロシア人らしきグループに結構遭遇してビックリ。バス停の看板にも、ロシア語での記載があります。ちょっと意外感じですね。
暑さで疲れてきたのと、持ち歩いているジーンズの重さも気になりだしたので、一度ホテルに戻って荷物をおき、一服してから、今度は噂に聞くPremium Outlet Mallに行ってみました。全然、PremiumでもOutletでもないMallと言う、怖い物見たさみたいな物ですが(笑)。実際に行ってみたら、その通りでした。まぁ、Outletと名前のついたお店は幾つかありましたが。Levi's Outlet Shopもあったんで、入ってみましたが、価格的には先に買った物と同じ値段。店舗が大きい分、サイズとデザインは豊富でしたが、無理にこっちに来る必要性は無いなという感じ。結局滞在時間は15分位で終了してしまいました。

この後、再び免税店街へ移動して、もう一度悔いの無いように(笑)商品を見学して、まぁ今回はこんな物だろうとホテルへ戻りました。
夕食をどうしようかと思ったんですが、暑い中歩き回ったからか食欲も無く、まずはカクテルアワーが始まったラウンジへ行き、軽くお摘まみを食べてから、プールサイドにあるバーで、前回同様飲みながらお摘まみのカラマリを食べて完了。それでもちょっと食べすぎかなという感じでした。翌日は、早朝(03:00)からグアム国際マラソン大会があるため、早めに出発しないといけないので、21:00頃には荷物をまとめてベッドに入りました。(続く...)

表現の自由

USグレンデール市の慰安婦像の裁判で、相手側は「表現自由」を理由に抵抗するようですけど、それならこちらも「表現の自由」の名の下に、当時の実際の記録や、今の韓国の性ビジネスの事実や、これまでの日本の取組、さらには「元慰安婦」の人達の証言の不確実さや不正確さを、堂々と取り上げて広報する事をやれば良いんじゃ無いだろうか。

さらには、当時韓国は日本の一部で有り、当時の朝鮮半島の住民も戦争にも行ったし、産業にも関わったし、今の朴大統領の父親も当時は満州での軍務活動をしていて、韓国独立後には元日本軍に所属していた韓国籍の軍人が大きな役割を担ったことを、表現の自由の名の下に表記すれば良いんじゃ無いの。そして、日本がドイツになぞらえるなら、韓国は当時のオーストリアの立場で、一緒に世界に向かって頭を下げましょう、と言えば良いんじゃ無いの(笑)。絶対、やらないと思うけれど。

いい加減に、墓穴を掘って痛い目に遭うことを知らしめないと。

九条の御利益

日本国憲法九条をノーベル賞の平和賞候補へ、という一人の主婦の始めた活動が実って、受賞候補278件のうちの1つとして受理されたという記事。いゃぁ、本当に目出度い。で、そんなありがたい「九条」なんですから、これを機会に世界の紛争地域の国々が採用するように、是非積極的に活動して欲しいですよね。で、日本以外の国で九条が採用されて、本当に紛争が無くなったならば、その時には本当に「ノーベル平和賞」を受け取る資格が出来るんじゃ無いかと。

例えば、日本や東南アジア諸国との軋轢を抱える中国とか、ウクライナとロシアとか、イスラエルとパレスチナとか、中東各国とか、アメリカと南米諸国とか、なんでこういう人達は九条採用を強く強く働きかけないのでしょうかねぇ。武器も何も使わずに、文章1つで平和がやってくる、はずなのに。:-P

まぁ、本当、こういう話を聞く度に、日本って平和な国だなとつくづく感じますね。

2014年4月12日

Hilton Guam Resort & Spa

ほぼ2年前に初めて宿泊して、それ以来の宿泊。US$160/泊のレートでしたが、前回はUS$110/泊だったんだ。ちょっと悔しい(笑)。チェックインの時に受付のお姉さんが「オーシャンビューにアップグレードしたよ」と言うので、翌朝外をみたら、木の陰からちょっとだけ青っぽい海らしき物が見えるだけ。普通は「パーシャルビュー」とも言わんぞ。

HHORNORS Diamond特典で、ラウンジアクセスは勿論、1Fのビュッフェでの朝食クーポンもついてきました。内容的には、まぁまぁかな。揚げ物中心なので、ちょっと胃にはきついかもしれないけれど。日本からのツアー客が8割位という感じでした。その後、もう少しコーヒーが飲みたかったので、7Fにあるクラブラウンジに行ってみましたが、こちらはガラガラでこっちの方がゆっくり出来たかなと。7Fにあるので、外の眺めも良いし。次回の滞在は、... やはりレート次第でしょうか。せめて、US$130/泊以下じゃないと次は無いかも。

NRT-GUM (3) - 出発の夜

さて出発当日。午後少し過ぎまで会社でいつものようにミーティングやらその他仕事を消化し、そこから某社のミーティングのために品川へ移動。予想通り退屈で中身の無いミーティングの唯一良かったのは、予定よりも30分近く早く終わったこと(笑)。その為、会場から品川駅に向かいながら、予めモバイル予約していたN'EXを1つ前の予約に変更していたんですが、何故か最後の確定をするところでインターネット接続が切れてしまい駄目。この後、前のセッションが残っているためか上手く接続出来なかったり、予約画面が進まなかったり、一寸有りながら何度かトライして、やっと出発15分位前に予約変更が確定しました。そのまま品川駅構内のe-cuteで夕食(=つまみ)とビールを購入して、N'EXに乗車。成田空港を目指します。
成田空港に到着したのは19:00頃。日中は混雑している成田も、流石にこの頃になると便数も残り少なくなり、4Fの出発ロビーはがらがら。預ける荷物も無いので、直ぐにセキュリティチェックを抜けて、待ち時間ゼロで出国審査も抜けました。この日のGuam行きは31番ゲートの出発。そこで久しぶりにUnited Clubにも入場しました。

今のスケジュールでは、このGuam行きが最後の便なので、United Clubも搭乗開始となる20:30で終了とのこと。入ったときにはほとんど人がいない状態でしたが、20:00を過ぎて続々と人が入ってくるのは何だろう(笑)。N'EXの中でも食べて飲んできたので、ここではちょっと白ワイン1敗とハイボールを作って、軽くウォームアップの積もりでしたが、どうも前日花粉症で鼻が詰まりよく眠れなかったためか、ちょっと体調が優れません。
この日の使用機材は大型のB777-200でしたが、シートはUS国内のLAX/SFO-HNLあたりの長距離路線用の仕様。このシート、座っていると太股の裏が圧迫されて鬱血するような感じになるので好きじゃ無いんですよね。実は、予約したときには同じB772でも2-3-2のコンフィグだったのが、直前で2-2-2の機体に変更され、私の席も後ろの方に飛ばされていたんですが、直前に気がついて無事にいつも通りの席を確保することが出来ました。

この日の機内はほぼ満席。ちょい悪オヤジ風グループや、家族連れやら、バリエーション豊かな内容でした。このフライトで感心したのは、ドリンクサービスやミールサービスが最近のUAにしてはしっかりしていたこと。ドリンクは何度も回ってくれて継ぎ足したり好感してくれるし、ミールもポークとサーモンの2種類でしたが、結構ちゃんとした内容でした。

定刻通りに成田を出発して、Guamには15分程早く到着。機体を降りて入国審査に向かうと、ここは外国人用のゲートが、ESTA有りと無しに分かれています。ESTA有りには10人程度ですが、無しの方にはその20倍、30倍位の人の列。丁度同じ頃に、韓国から到着した機体があったので、韓国語と日本語が飛び交います。ESTA用のゲートでは、ちょい悪オヤジ風の私と同じくらいの男性5人位のグループが先に並んでいたのですが、何故かESTAの登録に不備があったのか、弾かれていきます。「何でだよ」と良いながら書類を書いているんですが、私もちょっと不安になりました。一応今回の旅行前に、ESTAの内容更新をして利用便とホテル名を更新して完了していたんですが、そのコピーを印刷してなかったのは拙かったな等と思っていたら私の番。ちょっと不機嫌そうな女性係員のブースです。

パスポートと通巻用書類を渡します。何か不備が指摘されるかなと思った瞬間に「滞在は何日?」「目的は?」とお約束の質問。これに答えたら、直ぐに「右手4本をスキャンして」と指紋のスキャンと顔写真の撮影であっと言う間に完了です。やはり日頃の行いの差でしょうか(をぃ)。

外に出ると、予めホテルにリクエストしていたシャトルサービスのドライバーが、大きく私の名前を書いたプレートを掲げて待っていてくれました。複数人いるかと思ったら、ピックアップは私一人だけで、そのまま直ぐにホテルへ向かい、やっと一息つくことが出来ました。(続く...)

2014年4月11日

メディアの傲慢

離婚騒動の渦中にあるミポリンの帰国を成田で取材していたメディア。そのしつこさに、ミポリンもキレたという記事だけど、毎回思うのが自分達が挑発しているのにその言いぐさは無いだろうと言うこと。例えば芸能人であれば、その人の舞台だとか映画だとか仕事に関係する話であれば、それは質問するなり何か問題が有るなら追求すれば良いと思うけれど、例え有名人・芸能人同士の夫婦であっても、離婚とかプライベートの話まで追求する必要は無いだろう、と。

空港での取材というと、良く家族で年末年始に海外に出かけるみたいな記事もあるけれど、それが仕事で出かけるならまだしも、プライベートで行くのであれば、そこを取材して写真を撮るなんていうのは、プライベートの侵害にならないのか? そりゃぁ、個人的に気になることもあるし、話題として盛り上がることもあるのかもしれないけれど、逆に自分がそれをやられても良いと思うのだろうか。

海外だとパパラッチがもっと過激なことをやっているので、日本はまだおとなしい方だと思うけれど、同じ事をやるなら政治家とか一寸危ない家業の人達とか、それこそ24時間365日監視が必要な人に粘着して欲しいですよね。まぁ、それは政治記者、社会記者の仕事で、芸能記者の仕事では無いというだろうけど。自分達に不始末があっても、何もしないメディアですからね。

Flet's Wi-Fi

先週申し込んだフレッツオプションの、Wi-Fi(NTT-SPOT)サービスのID/PWその他説明パンフレットが届きました。2ID申し込んだので、同じ封筒が2通。1通にまとめれば郵送料の節約にもなると思うのだけれど、手続き上1ID=1通知なんだろうな。一寸融通が利かないのは、元の電電公社のDNAなんだろうか。

内容はどちらも同じで、それぞれのID/PWが違うだけで、その他の説明部分は同じ。で、封筒が届いたのが8日の火曜日だったんですが、回線の開通は11日からと、これまたお役所的な仕様でがっかり。なんか、まどろっこしいというか、スピード感の無い話です。で、実際に使い始めるのは金曜日の新幹線通勤の時なので、それまでに設定を登録しておこうとして少々嵌まりました。

今回2IDを取得したのは、一つはオフィスマシンのThinkPad X1 Carbon用、もう一つはiPhone4s用として、それぞれ専用に固定して使うため。これまでWi-Fiは、WirelessgateのYahooBBを使っていましたが、IDが一つなので両方のシステムで共有していたんですね。それはそれで特に不便は無かったけれど、同じ場所に居ると両方でIDを使い出そうとして競合するのが面倒でした。今回取得したWi-Fiサービスだと、どちらも最初の12ヶ月はキャンペーンで「無料」。さらに、ID一つについては、NTT West Clubのポイントが充当できるので、実質無料で使い続けられます。また、もう一つのIDも、200円/月で継続利用出来るので、これは今のWirelessgateの利用料金の6割位でコストダウンになります。実は、Wirelessgate、最初の頃は便利に利用していたんですが、使えるWi-Fi SpotがYahooBBだけになり、さらにYahooBBが最近はAPの増設をほとんどしていない(マクドナルドだけ)ので、正直使い勝手が悪くなってきました。また、最近では新幹線の待合室や車内からアクセス使用としても、なかなか繋がらなかったりするし。成田に行くときに使う、N'EXの車内Wi-Fiでは、UQ WiMaxのローミングでYahooBBのIDが使えますが、正直これもまともにアクセス出来たためしがないので、必要という意識も薄くなってきたし。

で、事前準備なんですが、iOS用に専用のセットアップツールがApp Storeに登録されているんですが、最近更新されたらボロボロになったらしくて、酷評の嵐。これがあると事前に設定出来るんだけど、iOSは実際にアクセスした時しか設定出来ないので、Bugが嫌なのでこちらの設定は諦めました。で、もう一つのThinkPad X1 Carbonは、Access Connectionsを起動して、今回のオプションで使える4つのAPのうち3つ(NTT-SPOT、NTTWEST-SPOT、Wi2_club)を予め登録しておこうとしたんですが、何故か新規にプロファイルを作成すると異常終了してしまう。再起動してみたりしてやり直したりしたんですが駄目。仕方が無いのでこちらも事前設定は諦めました。

そんなこんなで本日金曜日に新幹線待ちをする間にそれぞれの設定をすることに。その為、いつもより少し早めに家を出て、早めに浜松駅に到着。まずはiPhone4sの方から設定開始。こちらは特に特に問題は無かったけれど、ID/PWの入力画面(Web認証)が通常のWebサイトが小さな画面に表示されるのがちょっと面倒だったくらい。もう一つのX1 Carbonは、APのグラフィック画面からNTT-SPOTを選択して、そこからプロファイルを作成したら、この方法ではエラー無く設定できした。ブラウザーを起動してID/PWを入力すると、こちらもすんなりとアクセス出来るようになります。

10分位使っただけの感覚ですが、これまでのYahooBBよりもスピードは早い印象です。乗車時刻が近づいて来たので、一度それぞれの端末を閉じてホームに向かい、新幹線車内で再びレジュームしてみましたが、iPhone4sはログインの画面が表示されるものの、先に入力したID/PWがそのまま入った状態になっていて自動的にログインが完了しました。X1 Carbonの方は、APへは自動的に再接続したものの、ID/PWはブランクでWeb認証画面が表示されてきて、これは面倒。こちらは何か方法を考えないと。新幹線車内からの利用感も、こちらの方が安定しているしスピードも早いという印象です。Wirelessgateは、長いことお世話になってきたけれど、今月で解約で良いかな。今週末には、都内のあちこちに移動する予定もあるので、そこでの使用感なんかも確認して決めたいと思います。

docomoの新料金体系

前日まで否定していたけれど、やっぱり発表されたdocomoの「カケホーダイ & パケあえる」新サービス。音声通話は、他社通話も含めて定額制になり、データ通信は個人で分けたり、家族で分けたり出来るようになりました。さらに、データ通信料金は、契約年数に応じて割引があるという話だけど、でも、よくよくdocomoの発表資料を見ると、そんなにお得感が感じられない設定。

最大の理由は、これまで通り「音声通話料金+データ通信料金」という組合せになるので、結局は両方で6千円とか7千円とかの金額なるけれど、それってMVNOとかで利用していたユーザーから見ると、まだまだ高い金額。真面目にdocomoで支払っていれば、これまでの1万何千円が半分近くになるので「安い!」と感じるのかもしれないけれど。やっぱり6月から導入される(だろう)という、VoLTEで全てデータ通信で付変えるようになり音声通話分の料金が無くならないと、なかなかこの新しい契約で始めようと言う気にはなりませんね。

ただ、docomoが音声通話定額を発表したので、auやSoftbankも対抗上同様のサービスを出してくるでしょうから、ここで一つ料金設定が下がることを期待。さらに、VoLTE化してコストダウンをどれだけ早くできるかが次の正念場。キャリアーとしても、既存の旧端末用に音声通信ネットワークは残しておかないといけないけれど、負荷分散と言う意味でもVoLTEでデータ通信にシフトしていくのは正しいんだろうな。取りあえず、docomoの新料金プランも6月からですから、今の携帯をスマホに買い換えるにしてもそれ以降。それまでじっくり考えることにします。

ところで、PC Watchの山田祥平氏のコラムでも、このdocomoの新料金の話題が取り上げられていて、現行料金と新料金との比較をいろいろ記載されているんですが、ほとんど同じか返って割高になるような感じですね。山田氏が最後に言及されている

つまり、今回の新プランは、通話定額を名目として基本料金を値上げし、さらにパケット料金を従量制に近いものにしたものだと考えられる。

というのは大いに納得できる結論です。個人的には、多くのビジネスパーソンが利用しているであろう、2-in-1に対してのサポートというか後継サービスを出して欲しいですよね。1台目の基本料金に、2台目の登録料金(500円とか)をすれば、1台目の通話料金とデータ料金を分け合えるみたいな事が出来れば、凄く良いんだけど。当然、どちらかの端末が音声通話中であれば、もう片方は着信も発信も出来ない、位の制限は許容範囲です。

人によってメリット・デメリットを感じる今回の新料金体系だけど、もう一つ踏み込んで欲しかったなと言うのが正直なところです。

2014年4月10日

HND-SFO by UA

数日前のニュースですが、羽田空港の深夜早朝枠で、アメリカンが使用していたHND-JFK線のスロットを、UAに配分されてHND-SFOが開設されるという記事。同時に申請していたハワイアンはクレームしているようですが、うーん、UA MPメンバーということを忘れても、2枠ハワイアンというのはどうかなあ。

で、気になるのはスケジュール。今、同じようにHND-SFOを飛んでいるJALの場合は、HND(00:05)-SFO(17:24 -1)/SFO(19:10)-HND(22:20 +1)という時間帯。UAの場合、羽田でターンアラウンドしますから、もう少し到着が遅くて、出発は同じくらいにするか、到着は同じくらいにして、出発を25:00位にするか。羽田到着が20:00位だと、品川発の新幹線に間に合って自宅までその日のうちに戻れるのでベストなんですよね。20:00到着だと、出発は22:00とか23:00位だろうから、これも仕事終わりに空港に行って十分余裕のある時間帯なので、個人的にはそう言うスケジュールになって欲しいけれど、到着時間帯は厳しそうだなぁ。

実は、昼間のスロットはまだ決まっていないわけで、もしかするとこの深夜早朝枠はハワイアンへ譲って、昼間の枠を取るのが正解なのかもしれないんですよね。深夜枠も昼間枠も両方というのは厳しいだろうし。元々のアメリカンが、ビジネス需要を取り込めなくて運休・撤退したのも、帰国便のスケジュールがちょっと厳しいからですよね。これが、早朝の到着だと、空港で仮眠して出社、なんて言うことも出来るんだろうけど、でも余りやりたがらないだろうなぁ、サラリーマンは。それに、羽田を早朝出発となると、サンフランシスコ到着が深夜帯になるわけで、今度はSFOへのビジネス需要取り込みが厳しくなりそうだし。

とはいえ、スケジュールが確定したら、一度くらいは話の種に搭乗してみたいですね。でも、NGO-SFO線を復活してくれた方が嬉しいかもしれないなぁ。

アマチュア無線、免許更新 (2)

二月程前に、アマチュア無線(HAM)の免許更新のお知らせが届いた事はここにも書いたんですが、忘れないうちにということで更新しました。本当、あっけなくて簡単で以前と比べたら雲泥の差でビックリ。

2月にIDを登録してパスワードを更新したままで二月弱。丁度区切りの良い4月1日に、再び総務省の電波利用電子申請・届出システムにアクセスし、必要な情報をWeb上のフォームへ入力して送信しました。暫くして、届け出を受理した旨のメールが記載したメールアドレスに届き、手数料を納付するように指示と問合せ番号が記載されていました。

納付方法には幾つかあったんですが、Pay-easy対応端末から振り込むことが出来ます。私のメインバンクのインターネット銀行の口座がPay-easy対応しているので、初めてやってみました。届出システムの自分のアカウントにアクセスすると、振込に必要な番号等が表示されるので、それを控えてから自分のインターネット銀行の口座にアクセスします。通常の口座からの振込と違ってPay-easy用のコーナーがあって、そこから必要な番号やIDをセットして振込金額を入力して「振込」で完了。なんかあっけない感じすらします。そうそう、「Pay-easy」って、私「ペイイージー」って読んでいたんですが、正しくは「ペイジー」だと言うことを、今回初めて知りました(笑)。

で、振込後自分の届出システムのアカウントにある審査状態を確認して、審査中になったら免許証返送用の封筒を送る必要があります。これ、幾つかオプションがあって申請時に選択するんですが、私は一番確実で簡単な返信用封筒を送る昔からの方法に。封筒は、実は前回の免許更新に使ったときの余りが残っていたので(笑)、それを今回も使用。近くのコンビニに寄って返送用、送付用、それぞれの封筒用の切手(82円×2枚)を購入し、投函したのが4月の5日。土日は郵便の集配が無いはずなので、月曜日に集配されて名古屋の東海総合通信局に届くのは多分火曜日。で、その返信封筒が翌日水曜日には戻ってきました。

実は1日に振り込んでから、数日アカウントにアクセスしてなかったんですね。直ぐに処理されるとは思っていなかったから。だから、直ぐに返信用封筒を送っていたら、もっと速く、下手したら先週中に返信されてきたかもしれない。紙のやり取りなので人手が当然掛かっているだろうし、そんなに少ない数の発送をしているのだろうと思うけれど、なんか昔と比べて凄く改善されていてビックリしました。アマチュア無線って、どちらかというとレガシーの部類に入ると思うんだけど、それでもちゃんと改善されていることに妙に感心してしまいました。


2014年4月9日

健康診断

昨日は年に一度の会社での健康診断。ここ数年、ちょっと悪い値が続いていて、歳のせいという言い訳をしてきましたが、去年の健康診断後の経過観察で産業医の先生から注意を受けてしまい、その後ちょっと頑張って体重を落とし、体力(=筋力)を付けた利してきたので、今年は結構良い値がでそう。でも、相変わらず血圧は何故か健康診断会場で計ると高いんだよなぁ。自宅で毎日計っているけれど、上も下も+10以上高い値が出るのは困ったものです。

ところで、昔の健康診断というと、紙の問診票に一つ一つ記入していて結果も紙に印刷されて戻ってきたものが、暫くしてオンライン化されたので、過去の記録等もオンラインで参照できるようになり「便利だな」と思っていました。問診票も、バーコード印刷されたラベルが添付されるようになり、それを各検診時に例えば血液検査なら採血用ボトルに貼付することで取り違え防止になったりと、これも便利だなと感心していました。で、今回はさらに進んで、受付時にICカードが渡され、それに各検診の記録がハンディ端末で書き込まれていく仕組みになっていました。受付時に個人情報が書き込まれて、以後はそのカードにどんどん記録されていくようで、医師の問診の時には、そのカードをパソコンに接続されたリーダーに置くと、画面に結果が表示されて且つ何処かホストにも転送されるみたい。最後には改修されるので、何度も利用できるんでしょうけど、これはなかなか便利だなと感心しました。ただ、検診時にその時の測定値とかは端末で見ることが出来るんですが、待っている間の時間潰しで検査結果を見るなんて言うことが出来なくなったので、それは個人的にはマイナスか。

データとしては、これまで同様にホストに記録されて過去の記録に続いて残されるんでしょうけど、色々な場所でIT化が進んでいることを実感しました。そう言えば、X線撮影も、今はデジタルなんですよね。あれも時代の流れを感じたけれど、データ保存とか大丈夫なのかそれはちょっと心配。多分、何重にもバックアップとか補助電源とか付けてあるんだろうけど。健康診断一つとっても、なかなか仕事に繋がりそうな「ネタ」がありそうです。

Bye bye Windows XP

長年使われてきたMicrosoft社のWindows XPのサポートが今日で終了。これまでもいろいろなOSのサポート終了はあったわけですが、XPについては広く使われていただけに、今まで以上に話題になっている気がします。過去のOS、例えばWindows98とか98SE等の場合は、個人ユーザー中心だったこともあって、結構買い換えで移行したように記憶しているんですが、今回は企業ユーザー、特に自治体とか官公庁に広く入っているからなかなか更新もままならない様子。ネットワーク化、電子化があだになっているような気がします。

別に時限装置が仕掛けられていて、突然起動しなくなるとか言うことは無いけれど、世間的には保証期間が過ぎているものを使い続けて何かあったときの責任問題になりますからね。MSとしても、もともとのサポート終了時期から、化なら延長してきているわけで、もうそろそろ勘弁してくださいと言うのが本音だろうか。XP以降、Vista、7、8、8.1、8.1 update1と3世代、5メジャーリリースがでているわけですからね。

個人的にはXPは良く出来たOSだったと思うし、個人的に好きな環境でしたが、このXPを境にして、それまでOSの要求仕様が標準的なH/W構成を超えていたのが、逆転したように思います。特にシステムメモリーの3GB/4GBの壁。XPは、64bit版もあるけれど、基本32bitのOS。だから、3GBを超えると、それ以上の領域は利用出来ない制限があります。Vistaから64bit OSに本腰を入れたMSだけど、結局Vistaの出来が悪くてWindows7まで待たないといけなくなったけれど、Vistaの影響が余りに酷くてなかなかXPから移行するユーザーが最初は無かったのも、失敗でしたね。Windows8がでて、その余りのLook-and-Feelの違いにやっと諦めたユーザーが7に移行してくれたくらいでしたから。

Windows8.1 update1では、再びWindows7ライクというかデスクトップI/Fに軸足が戻りつつありますが、これは法人ユーザーの強い(厳しい?)要求だったからに違いない。MSも戦略を間違えたのは、タブレット系にはあのメトロI/Fでもいいと思うけれど、タッチ操作もしないようなデスクトップ系にまでそれを押しつけたのはVista以来の大失敗と言って良いでしょう。あれが無ければ、多分XPから移行するユーザーって、もっと多かったと思う。あれで不安になって、7への移行を躊躇したユーザーって決して少なくなかったと思いますよ。

今朝のニュースでは、どこそこの役所で何百台XPのPCが残っているとか、どこそこの学校では更新が間に合わなくて何百台XPのまま当分使うとか、そう言うことを報道しているけれど、誰も「7とか8に更新しろ」とは言わないんだよね。結構、そう言う報道をしているメジャーメディアのオフィスでも、XPがまだまだ現役だったりして。もっとも、何年か前に空港の情報掲示板がハングしていて、何気に画面を見たらNTで動いていてビックリしたり、デパ地下のお総菜売り場なんかで使われているPOSデータの管理端末みたいなのが、未だにWindows98とか95っぽいが面で動いているのも驚いたり。何でもそうだけど、一度使い始めて馴れてしまったり更新するお金が無いようなときには、なかなか「古くなったから新調しよう」と言うことは難しいですよね。MSにしても、XPのユーザー10人毎に新しいOSのライセンス1本進呈とか、そういうリフトアッププランをやれば良かったのに。その辺、やっぱり殿様商売的感覚がまだ抜けていない気がする。

2014年4月8日

CXのバイキング

一週間前に「笑っていいとも!」が終了し、新しいお昼の番組「バイキング」が日替わりMC&内容で始まったんですが、どうも「タモロス」の影響は甚だしいようです。私もちょっと見る機会はあったんだけど、まずこれまでの「いいとも」の雰囲気というか流れと大きく違うので、ちょっと拒否感がでちゃいますよね。これは直ぐに解決するのは難しいかもしれないけれど、導入時だけでももう少し「いいともスタイル」を真似ても良かったような気がします。さらに、内容が、以前のように新宿のスタジオアルタからの生放送では無く、お台場のスタジオからの生放送なので、同じ生放送でも臨場感というかライブ感が乏しい感じ。特に、途中にビデオコーナーとか結構入るので、生放送なのに録画放送みたいな雰囲気を感じるんですよね。その善し悪しは直ぐには言えないけれど、でも以前の「生いいとも」に迫るような「録画番組」としての面白みはまだ無いかなという感じ。

見ていてふと思ったんですが、この「バイキング」、数年前に日本テレビが夜の7時台で日替わりでMCも内容も変えて放送していた、「サプライズ」を彷彿させます。今残っているのは火曜日の「火曜サプライズ」だけなので、バイキングもそんな感じになるんだろうか。時間帯も目指すところも違うんだろうけど、なんか毎日観れば見るほどちぐはぐ感を感じる様な気がします。例えば「いいとも」がお昼の番組なので、お弁当に例えると、「いいとも」っていうのは、お弁当箱は32年間変わらないけれど、その中身のお弁当は毎日いろいろ内容が分かっていく感じ。だから、外から見るといつものと変わらないお弁当箱何だけど、蓋を開けてみると「あっ、今日のおかずはxxxか」という驚きがあります。

それに対して、「バイキング」にしても「サプライズ」にしても、中身を変えると共にお弁当箱も毎回変えるような感じなんですよね。だから、馴れてくるとお弁当箱を見ただけで中身が想像出来て、それで満腹になってしまうと言うか。またお弁当箱の形が違うから、昨日は問題無く鞄に入ったけれど、今日は形が違って入らないというような、お弁当の味以前の所で躓いてしまう=放送の内容以前で飽きてしまう、ような事もありそうな気がします。

さらに日曜日の増刊号の枠では、生放送の情報バラエティーみたいなことをやっていたけれど、あれもなんか直ぐにネタ切れになって改編になりそう。この増刊号が無くなったことが、個人的には一番「タモロス」の影響が大きいかも。毎日お昼に見ることが出来るとは限らないから、結構日曜日にまとめてみることが出来るのって便利だし面白かったんですよね。それに、放送後のトークコーナーとか、単なる昼間の放送のつぎはぎでは無い部分も結構多くて、あれはあれで一つのコンテンツとして成立していた気がします。そう考えると、「いいとも」って言うのは、一週間のサイクルの中で、かなり最適化されて定着していたコンテンツなんだと再認識しました。それも32年という時間の中で、行ってみれば「熟成」された結果なんだろうけど。

いずれにしても、「笑っていいとも!」っていうのは最初にして最後で唯一のコンテンツであったことは確かですね。

NRT-GUM (2) - いろいろ準備

今週末は弾丸トラベルでGuamへ行く予定ですが、流石に日にちが近づいてくると、色々やらなきゃいけないこととか予定が変更されることなどあって、少しバタバタしました。

バタバタその1は、金曜日の午後にとあるミーティングが入ってしまったこと。普通だと拙い方向なんですが、今回は運の良いことに会社のある横浜をでて、午後から品川の某社でのミーティングなので、そのまま品川駅からN'EXで成田へ向かうことが出来る事に。しかも、横浜発の当初予定していたN'EXの一つ(30分)前のN'EXが品川で捕まるので、当初予定よりも早く成田へ到着出来ます。もしかしたら、もう一本前にも出来るかもしれないけれど、それは当日の様子を見ながらということで。

バタバタその2は、現地での足の確保。当初久しぶりにレンタカーを借りる予定でいて、実際Hertzでも予約したんですが、余りあちこち移動するわけでも無いし、バスで移動しても十分間に合うこと。さらには、行きのフライトでアルコール摂取が出来ないと言う最大の理由から、レンタカーは止めることに。ただ、その場合には、空港とホテル間移動の足を確保しないといけません。幸いにもホテル(Hilton)で片道US$15でシャトルバスの予約が出来るので、これを理由することにしたんですが、連絡方法が電話しか無い。試しに、HHornorsのCustomer Support宛にメールでリクエストを送ってみたけれど、一週間くらい過ぎても梨の礫。仕方が無いので、ホテルに直接電話して往復の足を予約したんですが、Skypeで電話したら音声品質が悪くてちょっと手こずりました。Skypeって、以前はもう一寸品質が良かったけれど、MSに買収されてから凄く品質が低下している気がする。このまま不評に任せて、MSはSkypeを潰して、自分の所のLyncに移行させるという作戦なんだろうか(マテ)。

バタバタその3は、ホテルの選択。最初はSPGのステイ稼ぎのためにSheratonを予約。その後、HHornorsのステイカウントのスピードがちょっと鈍いので、Hiltonも予約。この時点では、Sheratonの方が約US$10/day位安いんですよね。で、HiltonをキャンセルしてSheratonに絞ろうと思ったんですが、Google先生で検索したSheratonの評判が今ひとつだったことと、やはり繁華街から少し遠いということで悩みます。そのうちに、Hiltonの方でもう少し安いレートが出てきたので、金額的にそんなに変わらないのなら、まぁ一度宿泊して勝手が分かっているHiltonが良いかなと判断してSheratonにしたんですが、その後の足の確保で躓いてしまいました。Sheratonだとちゃんと連絡先も含めてメールで予約できたけれど。

それ以外にも、Hertzの予約を忘れないうちにキャンセル。またESTAの内容も今回の旅行用に更新。荷物については、今回も軽装簡単な装備で行く予定なので、必要最低限のものだけ持参する予定。ただ、そうなると逆にバッグはどうするか悩むんですよね。余り大きなものを面倒だし、小さなものできつきつだと帰りに困るし。取りあえず、買ったもののほとんど使う機会の無い大きめのTOTOバッグを今回は利用しようかと思っています。特に理由は無いんですが、移動にも便利だし、特に買い物とかする気も無いので、帰国時に荷物がそんなに増える事も無いだろうし。後は、ホテルの予約、フライトの予約、ESTAの予約など、データをPDFに落として保存しておきます。最近では、エアチケットやホテルの記録等、スマホ(iPhone4s)で全部管理できるし、利用出来るので、昔のようにメンバーカードや印刷物を持ち歩く必要が無くなったのは凄く便利。UAなんかだと、UA MPのカード、United Clubのメンバーカード2枚必要だったのが、今はスマホの画面でスワイプするだけですからね。また一日おいて頭をリフレッシュしたら、持ち物確認しないと(笑)。(続く...)

2014年4月7日

InterContinental Yokohama Grand

翌日所用のため、久しぶりに宿泊。昨年から改悪されたPCRのルールのため、会員レベルのメンテナンスを止めているため、ほぼ一年ぶりの宿泊。部屋は、今年の初めから利用開始している「リニューアルデラックスルーム」を予約したんですが、チェックインの時に「クラブフロアへアップグレードいたしますが」と言われました。普通なら「よろしく」なんですが、今回はこの新しい部屋の様子も観たかったので、「そのままで結構ですよ」と言ったら、向こうが一寸意外そうな表情に。クラブフロアになっても、クラブルーム利用は出来ないし。

で、来月にも予約を入れてあったんですが、それを確認して「来月はデラックスルームのご予約ですが、こちらもリニューアルデラックスルームへアップグレードさせていただきます。」と言われてしまいました。うっ、それなら今回はクラブルームにすれば良かった(笑)。

部屋に入って先ず気がついたのは、敷き直されたカーペット。以前のものは、流石に年季が入っていたけれど、新しい物はクッションもあってグッドでした。それ以外にも、椅子やデスク周りが改修されていたけれど、空調のスイッチは古いままだったし、バスルームもそれ程変わっていなかったし、まぁ仕方ないのかな、と。

改修直後なので、特に不満は無く、特に室内照明が明るくなったことと、これまで使い物にならなかったワイヤレスが、11nになり且つ安定していたことは好感でした。ワイヤレスは、フロアーの中でも入る部屋駄目な部屋があり、途中から有線を引いた部屋が出来たくらいですからね。今回は11nで120MHz位で安定していましたが、これなら安心して使えます。チェックアウトの時にスタッフの方からリニューアルデラックスルームの感想を聞かれましたが、このワイヤレスに関しては非常に満足と伝えておきました(その分、以前が酷かったんだけど)。

朝食は、いつものように1Fのビュッフェに行ったら、凄い混雑。時間的に2Fのラ・ヴェラがまだ空いていなかったので4Fのなだ万で食べたのですが、正直予想外に残念な内容でした。まずはそんなに混雑しているわけでも無いのに、オーダーしてから和定食が出てくるまで15分近くも待たされたこと。これ、他のお客さんも同様だったので、私だけじゃ無いはず。さらに、和定食の内容からそんなに時間が掛かるようなものは無いんですけどね。さらに、焼き魚も、本当に焼いた魚じゃなくて、大量生産の「蒸し焼き魚」だったのもガッカリ。冷めていたから、作り置きとまでは言わないけれど、温め直した程度の様子。朝食付のレートではあったけれど、これなら時間をずらして1Fか2Fのビュッフェにすれば良かったと反省。場所としてはなだ万のお店を使っているけれど、調理は別の場所でやっていて、それを運んでいるだけなのかもしれませんね。フロアー担当も人数が少なくて、ずっとわちゃわちゃした感じだったし。来月の宿泊予定も、どうしようか思案中です。

2014年4月6日

国際色豊かな新幹線

昨日はお昼前に新幹線に乗って移動したんですが、その車内が国際色豊かと言うか、もしかしたら半分くらいが海外からの観光客と思われる人で埋まっていました。私は3列席の窓際に座ったんですが、横の2席は多分マレーシアかインドネシアあたりから来られたと思うわれるご夫婦。二人とも大きなキャリーバッグを前に置き、一寸窮屈な感じで座っていたけれど、途中で買って来ただろう磯辺巻きのあられを食べながら車窓の様子を楽しんでいる感じでした。だから、私も、一寸太陽の日差しがまぶしかったんですが、無粋にシェードを下げずに開けていたけれど(笑)。

で、なんで半分くらい埋まっていると思ったのかというと、そう言う風貌の人が多かったのも事実だけれど、後の方に座っていた私が前の方を眺めていると、社内改札の時に多分成田で購入したのであろう、JR東日本の外国人観光客向けのRAIL PASSを皆さん保っている様子がうかがえたから。私の隣のご夫婦もそれを準備指定のだけれど、あれって乗車券なので、車掌さんからは別途購入したはずの指定席切符を見せてくださいと言われて、ちょっと戸惑った様子でした。直ぐに意味を理解して、ポケットに入れていた指定席切符を提示して問題は無かったんですけどね。

最近では、この3月後半から4月にかけての季節が、日本の一番綺麗な時期の一つとして海外でも知られるようになり、一年のうちでも海外から来られた人達をよく見る時期です。もう一つ感じるのが、隣のご夫婦の奥さんがイスラム教の女性特有のヒジャブ(頭や顔を覆う布)を着用していたので直ぐに分かったんだけど、イスラム圏からの旅行者が増えたこと。何せ、自宅近くのモールでも時々ヒジャブ姿の女性を最近では見かけるからビックリ。中国、韓国からの渡航者が減った分、イスラム圏からの観光需要を取り込むのは効果的な戦略だと思うので、最近ではイスラム教に対応したサービス導入を耳にします。そう言うことも功を奏しているのだろうか。

最近新幹線に乗ると、昔は一番良く耳に入ってきた外国語は英語で、時々フランス語とかドイツ語が聞かれる程度。それが最近では、聞いたことの無い外国語が普通に耳に飛び込んできます。私が分かる範囲だと、最近よくロシア語っぽい言葉を良く聞くんですよね。あと、スペイン語とかポルトガル語でも南米の国からの人達。さらにアジア系の人達でも、中国語・韓国語・タイ語・タガログ語位葉何となく音の感じで分かるけれど、それ以外の聞いたことの無いような言葉で話をしているグループ。何となく発音の感じで、東南アジアの国の方だろうと思うんだけど、10年くらい前だと見たことの内容な光景だなと妙に感心してしまいます。

日本という国が、それらの国々にも認知されてきたことも大きいとは思うけれど、それ以上にそう言う国々の経済活動が活発になり、余裕が出来てきたという証拠ですよね。それらの国々のためにも、日本のためにも、上手くWin-Winの関係を構築して延ばしていきたいですよね。田舎の郊外にある自宅近くのイオンモールでも、館内の案内放送が最近では日本語や英語以外にも、中国語、韓国語、スペイン語は当たり前で、時々聞いたことの無いような言葉のアナウンスがありビックリすることも。日本も国際化の中にあることを、こんな田舎でも実感しますね。新幹線の中にも、その縮図が出来ていると言う事なんですね。

増税の影響は?

消費税が5%から8%にアップした最初の週末。自宅近くのイオン系モールでは、3月最後に駆け込み需要向けのセールを大々的に開催していて、この間はもう大変な騒ぎ。3月最後の週末を挟んでいたんですが、いつもの混雑する週末にさらに輪を掛けた混雑具合で、最後の31日は月曜日なのに前日までと変わらないような状態。

で、開けて1日。たまたま用事があってお昼頃にモールに行ったんですが、いつもはお昼の頃は食事に来る人中心に満杯に近い駐車場が、半分も埋まっていないようなガラガラ状態。モール内も、人影が少なくて、こりゃぁ今日は商売にならないという感じでした。

そして昨日土曜日。午後3時頃に買い物に出かけたんですが、モールは予想に反していつもの週末以上の混雑具合。消費税アップから一週間弱ですから、食料品等生鮮食料品は買い換えの時期だとは思っていたんですが、それ以外の買い物をしている人も多く見られます。1番大きな理由は、モール主のイオンが何十人かの一人の割合で、買い物金額を全額払い戻すキャンペーンをやっていたからで、モール中央の広い通路には、その抽選待ちの人達の長蛇の列。確か5万円と10万円の二種類の払戻キャンペーンだったと思うんですが、皆さん、それなりの金額を使って並んでいるとしたら、かなり増税後の落ち込み防止に役立っていそうな雰囲気です。

私は、初の消費税(3%)導入時(1989年4月1日)には、既に社会人として仕事をしていました。その前年、1988年に初めて海外出張でUSに行き、消費税では無いけれど売上税として8%から10%位の税金が販売価格とは別に支払時に追加される経験をしていたので、余り抵抗感は無かったように記憶しています。USの時もそうだったんですが、3%という中途半端な税率で、税込みの支払額の計算が面倒なのが不満だったような。だから、その後1997年に5%にアップした時は、税率アップの不満よりも、これで計算が楽になると喜んだ記憶もあります。

ただ、どちらの時も、その消費税や税率アップ時には当時の政権が自らの進退を賭けて導入したものですが、今回はそう言うことはありません。また、税率アップ前には大きな駆け込み需要が発生し、税率アップ後にはさらに大きな反動が出たものですが、今回はそう言う雰囲気を個人的には感じていないんですよね。勿論、3%のアップは決して小さな差分では無いけれど、小売り・販売店側も色々工夫して、上げるもの・維持するもの・下げるものと、これまでの経験を生かして影響を最小限にとどめるような努力が功を奏しているんじゃ無いでしょうか。だから、個人的には今回の8%アップというのは、これまでの2回よりも影響は小さく、それ程経済の落ち込みもしないと楽観的に思っていますがどうでしょうかねぇ。

来年秋には、さらに10%へのアップが予定されているわけですが、間接税派の自分もこれはもう少し様子を見た方がいいように思います。経済は持ち直しつつあるとは言え、まだ「盤石」とは言えない状況であることも確かで、攻めてもう一年10%導入は先延ばしにする方が良いように感じます。まぁ、8%という中途半端な税率で、また支払い金額の計算が面倒になっているわけですが、昔と違って今は電子マネーがあるので、小銭入れに1円とか5円硬貨が貯まることもほとんど無いし、そう言う意味で「電子マネー」の普及によって消費税や税率という消費者の支払い負担感が軽減されるのも、有利な要素じゃ無いかと思います。いずれにしても、経済が良くなれば全て解決する、というのは事実ですね。

2014年4月5日

ガイアの声

名バイプレーヤーの一人、俳優の蟹江敬三氏が胃がんのため69歳で無くなる。個人的には、長く耳に聞き慣れた「ガイアの夜明け」のナレーションが一番記憶に残ります。実は、今年に入ってしばらくしてから、ガイアの夜明けのナレーターが別の声になっていて、最初は蟹江氏のスケジュールの都合で代役になっているのかと思っていたんですが、それが何話も続けて戻る様子が無し。こういう場合って、不吉な前兆なんですよね。ただ、メディアにはそう言うニュースが掲載されていなかったので、もしかしたら番組改編の為なのかなどと、良い方向に期待していたんですが、やはり体調を崩されていたんですね。

その厳つい(失礼!)風貌と、独特の声質で、なかなかインパクのある役者さんだったので、結構気になる俳優さんの一人でした。仕方の無いこととはいえ、残念ですねぇ。ちょっと木訥とした語り口調で、企業活動や経済活動の厳しさや困難さを説明し、最後に今後の明るい展望を伝えてくれるパターンは、その語り方声質だから凄く信頼できるものだったように感じられます。番組の重要な構成要素の一つであったことは誰もが認めるわけで、本当に残念ですね。

ご冥福をお祈りします。

それは母の愛?

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。前夜からの雨も上がり、空気が少ししっとりして花粉症の鼻にはありがたい金曜日の朝。いつものように浜松駅のホームで東京行きのひかり号を待ちます。乗車口前の整列線上、私の前には大きなダッフルバッグとショルダーバッグが置かれていて場所取りをしています。東京行きのひかり号入線のアナウンスがホームに流れると、今年大学入学かなという男の子と、その子の母親らしい女性がそこにやってきます。どうやら新学期で東京方面に出かける息子を母親が見送りに来た、と言う雰囲気。「乗換分かる」とか確認している親子に一寸微笑ましい雰囲気を感じていたんですが、それがその後一変。

ひかり号が入線して停車する頃、母親が「入って右に行くんだよ」みたいな事を息子に言っています。この並んでいた乗車口は指定席車両の6号車と自由席車両の5号車の連結器付近の6号車側の入り口。普通は、ここから入って、左側の6号車に行くはずですが、時々長い列が出来る5号車の自由席車両へ早く入って座席を確保する輩がいるんですが、それを息子に教えているんですね、このお母さん。で、入り口が開くと、下車する人が降りきるのと同時にこの男の子君は大きな荷物を抱えて乗車し、直ぐに通路を右に折れて5号車方面へ向かいました。

まぁ、時々見る光景ではあるけれど、何も新学期? 新入学? に向かうその日にやらせなくても。座席指定料金だって、高々数百円何だから、そう言う記念の日位ちゃんと指定を取って余裕を持って向かえるようにしてあげるのが母親じゃないのかとちょっと残念な気分。これも新幹線で見られる人生ドラマの一つでしょうかね。

2014年4月4日

フレッツオプション

今回のフレッツ障害騒動で、久しぶりにNTT西日本のサイトをあちこちアクセスしたんですが、その副産物として「これ、使えるんじゃない?!」というオプションを見つけました。

一つはNTT FletsのWi-Fiアクセスポイント「フレッツスポット」が、実質無料で利用出来るオプション。これは、月額300円の利用料を、NTT西日本のユーザー会員(NTT West)に登録してポイントを貯めると、そのポイントで充填出来るもので、年間のポイント数は十分に賄えるくらい貯まるので、実質無料で利用出来るということ。もう一つは、LTEを利用したポータブルWi-Fiアクセスポイントのオプションで、「フレッツ光モバイルパックLTE」だと、月額980円から端末とSIM込みのものと、端末のみ(SIMは自前)で月額300円の「光ポータブルLTE」の二つ。

前者のフレッツスポットは、以前も申し込もうかと思ったことがあったんですが、確か以前はポイント利用が出来なくて、利用料金もそこそこしたので止めた記憶があります。それがポイントでカバー出来るなら、今使っているWirelessgateのYahoo BBのサービスをやめても良いからとっても便利そう。アクセスポイントから言うと、最近はYahoo BB系も少し不便になってきたんですよね。フレッツスポットは、多分docomo系のネットワークを共有しているんだろうから、利便性はありそうだし。

後者のモバイルAPも、WiMaxが自宅では以前ほど高速で使えないことが今回発覚したので、その代替案としていいんじゃないかと。月300円なら、今のWirelessgate分で賄えますし、SIMについては今iPhone4sで使っているものを流用してもいいし。常日頃使うものでも無いので、セカンド(サード?)スマホのSIMと共用することを考えると、実質的なコストアップもゼロですし。スマホでテザリングさせる手もあるわけですが、スマホはスマホで通信手段として独立して持っておきたいと言う気持ちもあります。

ということでフレッツスポットは早速申し込みました。でも、利用出来るまで一週間くらいかかるのね。何で? NTT West Clubの会員ということはフレッツユーザーなんだから、そこからオンラインで直ぐにID発行してくれればいいのに。このあたり、昔のお役所DNAがまだ残っているんだろうか。ポケットAPは、まず自分のスマホ移行計画をちゃんとしないといけないので、もう少し様子見です。夏モデルと、まだ便利に使っているiPhone4sを資産としてどう利用するかが課題かな。iPhone5sに移行するか、国内外メーカーのSIMフリー機にするか。暫く悩むことになりそうです。

NTTフレッツ光断線 (5) - 今度こそ解決

トラブル続きのフレッツ光回線。昨日は2回目の回収作業にNTT-MEのスタッフさんが、今度は二人でやって来ました。一人は前回来てくれたスタッフさんで、これはこれで事情を100%把握しているので、こちらとしても説明する手間が省けます。宅内側で光ケーブルを外して故障箇所を調べると、やはり前回作業した場所。ケーブルの故障箇所を削除して、そこに新しい光ケーブルを接続したので二箇所接続していますが、多分後から作業して手間が掛かった、宅内から遠い方だろうと言うことで、そちらからケーブルの繋ぎ直しを始めます。

1時間位して、回線の確認にもう一人のスタッフさんが来ましたが、改善せず。どうやら、反対側の接続部分も改修する必要がありそう。実は、こちら側の部分は、屋根の上から離れた場所にあるので、前回苦労してケーブルを融着させた部分。それでも、難とか苦労して30分位で再接合完了。ここで再度ケーブルの信号を確認すると、今度は大丈夫で十分な利得が出ているようです。念のため、ケーブルを揺らしたりして確認して(それで駄目になったらどうするんだろう)、最終的にケーブルに被覆カバーを取り付けて作業完了。この時点でもう一度信号を確認して、丁度お昼前に完了しました。

今回はケーブルがたわんで下に降りてきて、その為に屋根の瓦の端とケーブルが何度も擦れ、それで被覆や光ファイバーが破れて通信障害が発生しました。道路上に張っている光ケーブルの中継線から、40m位宅内にケーブルを空中配線していて、その真ん中当たりに自宅の屋根があるから、どうしても長年使用しているとこのトラブルは避けられそうもありません。帰り際にスタッフの人も、「前回たわみを取っておいたけれど、どうしても長年使用しているとたわんでくるので、その時には修理に電話してください」との事でした。まぁ、時々目視で確認することも必要だろうし、場合によっては空中配線では無く、地中にパイプを通して配線するかしないと駄目かも。でも、そう言う場合は掘り出さないと補修出来ないので、それはそれで大変ですね。

今回は、数日前に修理に来て、その一日後に直ぐにトラブル発生と言う事で、NTT-MEさん側も恐縮して作業されていたけれど、まぁ一日目が晴れてはいたけれど台風みたいな突風の吹く日だったので、そんな中で不安定な屋根の上で融着作業しないと行けなかったわけですから、ある意味仕方ないですね。実は、昨日の天気予報も昼から雨という話だったので、早く来て早く作業して貰わないとと思っていたんですが、天気は結局晴れて穏やかな天気にな、それだけは前回と比べて救われました。4Gになると、今のGbクラスのスピードがワイヤレスでも利用出来るようになりますが、次に光ケーブルの補修を頼むときには、案外そちらの回線に乗り換えるためにケーブル撤去の作業のお願いになるかも。

前回は一日弱で再びケーブルが断線しましたが、今回は何とか暫くは保って欲しい。

2014年4月3日

Free Windows ?

今SFOで開催されている、Microsoftの開発者向けカンファレンス"Build 2014"では、Windows8.1 Update1の話を中心に色々発表があったようですが、その中でもビックリした話題の一つがこれ。「9"未満のWindowsデバイス」というのは、9"未満のWindowsタブレットとイコールだと思うんですが、iPadやAndroidに押されている現状解決に繋がるんだろうか。

もう一つ気になるのが、この「9"未満のWindowsデバイス」の定義が、タブレット(スレート)タイプのみ対象なのか、Ultrabookの形でも良いのか、と言う事。まぁタブレットであってもSurfaceのように最初から外付けキーボードを想定しているものもあるので、形だけUltrabookでもキーボードが脱着可能だったら文句ないだろうし、クラムシェル型でも結局は許されてしまうかも。LCDサイズが9"未満だと、そのままキーボードを作ってしまうとかなり小さなものになってしまうので、LCDの左右とか上下に付属品(スピーカーとかUSB端子とか)を付けて、標準的な19mmピッチは確保して欲しい。

Windows Tabletにしても、最近のものは結構キビキビ動作してくれる印象があります。ストレージはSSDが標準ですから、その分だけでもパフォーマンスは良くなるし、CPUにしても最近のものは結構早くなりましたからね。後は、メモリーを4GBとか8GBとか搭載出来るともう文句は無いんだけど。そうそう、日本のモデルに関しては、キャリアー3社のいずれかでも良いからWAN内蔵モデルも出して欲しい。SIMフリーでMVNOのSIMを入れられたら文句なしにサブマシンとして使えそう。

Windows8.1 Update1に関しても、やっとWindows7の要素を取り入れてこれまでの「操作性」とのブリッジが出来た気がします。Windows8から始まったタイルインターフェースも、悪くは無いと思うけれど、そのインプリメンテーションが多分に独善的でしたよね。例えば、スタートボタンがデスクトップ側に残されたら、それだけでも印象はかなり違ったと思うし。また、タイルインターフェースにしても、結局あれって単なるランチャーで、そこから起動されるアプリがデスクトップアプリだとデスクトップ画面に行って終了すると戻ってくるだけと、有難味が無いんですよね。記事で読む限りでは、そういうWindows8/8.1での「不具合」をかなり改善しているように思えるので、次回のPC買い換えの時には、Windows8.1 Update1ベースのものを検討しても良いかも。

いずれにしても、Windows Tabletもこれで、やっとiPadやAndroidと同等のスタート地点に立てる、と言う事なんでしょうね。ちょっと(かなり?)遅すぎたとは思うけれど。

NTTフレッツ光断線 (4) - WiMaxでインターネット共有

フレッツ光のケーブル障害のためネットワーク環境が断絶中の自宅。代替ネットワークがiPhone4sの3G回線(MVNO)しか無いという超綱渡り状態を解消すべく、以前仕事で使っていたモスボール状態のThinkPad X201sを引っ張り出してきました。このシステムにはWiMax付Wi-Fiアダプターが内蔵されているので、そのままWiMaxが(契約すれば)使えるんですね。これをルーターにして、自宅のデスクトップやその他PCを接続しようと。

で、まずは201sをセットアップしてWiMaxに接続出来るようにして、今回は1 Day Pass(契約から24時間単位で利用可能)を契約してアクセスをスタートしたんですが... 基地局が遠くて電波が弱い orz このX201sが現役だった2年ほど前までは、同じように自宅でアクセスすると90%位の電界強度で機直を捕まえて、スピードもWiMaxの理論値近くまで出ていたのに、今回久しぶりにアクセスしてみると電界強度は40%位で、スピードに至ってはiPhone4sの3Gよりはましだけど、昔のFast Ethernet (100Mbps)よりも遅い感じ。なんかWiMaxにガッカリ。利用者が少ないから以前の基地局を廃止したのか、自宅周りからもっと人口密集している地域に移動したのか、困ったものです。

それでも、iPhone4sの場合と違ってデータ量を気にせずに常時接続出来るので、取りあえずこのまま使い続けることに。X201sでインターネット接続出来るようになったので、WiMaxをインターネット共有に設定。Wi-FiはWiMaxと排他利用で利用出来ないので、内蔵Ethernetを繋げて、こちらを共有先に指定します。Ethernetのケーブルは、元々他のPCとフレッツ回線を共有するGb Hubに繋いであるので、そこに繋がる自宅のデスクトップ機や現在の仕事用マシンX1 Carbonはそのままネットワークに出て行けるはず、何ですが、何故かX201sが認識されない。

物理的に同じHubの下に接続されているので認識して良いはずが、どのPCからもX201sが見えていない。そこで、X201sとそれぞれのPCを一台ずつ直接Ethernetケーブルで繋げてみると、当然ながら相互にシステムを認識。ここでケーブルをHubに戻すと、そのまま認識された状態になりました。デスクトップ、X1 Carbonを個別に認識させて再びHub接続に戻すと、やっとそれぞれのPCからWiMax経由で外の世界に出て行けるようになりました。実は最初X201sではなく、UQ WiMaxのUSBデータアダプターとかモバイルルーターを今回買おうかと思ったんですよね。ただ、日頃の移動時には現状でも不便を感じていないし、自宅で今後も継続的に使うわけでも無い。代替、新規購入だと2万円近くする投資は、今回の様な緊急事態とは言えちょっと考えます。WiMax2+なら将来的にも良いかなと思ったんですが、そのルーターだと今回利用した1日単位の契約が何故か出来ないんですよね。そこで、取りあえずWiMaxが使えればいいやと昔のマシンを引っ張り出してきたんですが、それで案外正解だったかも。アクセススピードがこんなに遅いんじゃ、新規投資していたら暴れていたかも(笑)。

心配していた天気も何とか快晴の状態なので、前回のように屋根の上で作業してもらうにしてもかなり条件は良いはず。何とか今回はちゃんと補修して、早く高速回線の世界に戻りたいです。その上で、やっぱりLTEのスマホへ機種変更してバックアップ回線を準備するのが、次の作業かな。やれやれです。

2014年4月2日

調査捕鯨

国際司法裁判所で出された、現在の南氷洋調査補下は違法の判決。個人的には、日本の捕鯨もだんだん時代の流れと共に収斂されていくのだろうけど、ただ今回はもう少し日本の意向が反映されると思っていたので、一寸その一方的な内容二はビックリ。そこで感じたのが、この調査捕鯨だけで無く、国境問題にしても、慰安婦問題や南京問題にしても、ちゃんと主張してこないと、結局は声の大きい・力の強い方が最後は押し切ると言うこと。120や150の事を言っていても、実際に通るのは60とか70かもしれない。真面目に100の事しか言ってこないと、半分も通らないのが世界の常識。その中で、嘘を正しいと言い切るには、100の事なら1000とか10000とか言わないと通らないわけだけど、それを隣のあの国とかあの国ではやっているわけですからね。それが正しい姿だとは決して思わないけれど、世界という競争社会の中で生き抜く為には必要な「ビジネススキル」ではありますね。

日本人としては、そう言う状況をもっと真剣に感じて、もっと主張する立場に早く舵を切らないと。今回の調査捕鯨にしても、例えば捕鯨をせずに「鯨調査」だけは継続するとか。あるいは、「違反」と言っているのだから、違反で無い範囲を設定して継続するとか。当然、シーシェパードとかANZはまた何か言ってくるだろうけれど、「違反で無い行為」に対して今度は正々堂々と戦いを挑まないと。少なくともこのままではシーシェパードは勝利宣言して終わりになるだろうから、それだけは何としても防がないと。

NTTフレッツ光断線 (3)

生活や仕事(在宅勤務)で一番重要なネットワークダウンが続く中やっと障害が回復してネット接続を取り戻したのもつかの間、また障害再発です。月曜日の午後に補修が回復して、以前よりも快適な環境になり喜び、翌日の朝からも仕事に使っていたところ、お昼一寸前に急にメーラーが反応しなくなりました。時々ある、VPNのトラブルかと思って再起動してみても駄目。ここで嫌な予感がしてきて、ONUを見てみたら... また「認証」と「光回線」のランプが消えています orz

この日は少し涼しいけれど、朝から穏やかな天気で、しかも一昨日の改修工事の時に作業担当者の方がケーブルのたるみを取ってくれていたので、30cm位屋根からはケーブルは浮いているので、衝撃で再発したのでは無く、多分昨日の風が強い劣悪な作業環境の中での補修工事だったので、接合部分が確実に接着していなかったんだろうなぁ。トラブルが再発することは決してうれしい事では無いけれど、昨日の状態の中での作業では仕方ない一面もありますし。

個人的には、光ファイバー同士をどうやって断面で綺麗に接着できるのかよく分からないけれど、その部分が力二弱いだろう事は推測できます。実際に引いているケーブルは、光ファイバーとは別に丈夫なケーブルも抱き合わせになっているようなので、多少の引っ張りとか揺れには耐性があるんだろうけど、やっぱり屋外で自然の中にぶら下がっている以上、強度的には弱いんでしょうね。仕方が無いので、またNTT西日本のサービスに電話して状況を説明すると、先日の工事記録も一緒に表示されるんでしょうね、「えっ、昨日も伺いましたが」とビックリした様子。で、斯く斯く然々と説明すると、また技術担当者からコールバックするとのことでした。

火曜日なので、もしかしたら運良く午後に来て貰えるかなと期待しましたが、やっぱり余裕が無いとのことで翌日水曜日と言う話になったんですが、水曜日は仕事で一日不在となるため、木曜日の朝一でお願いしました。また屋根に上って、光ケーブルの被覆を剥いで接着してと言う作業になるんだろうか。やっぱり、ケーブルの引き直しを考えた方が良いのかもしれない。それとネットワークのバックアップ手段ですよね。以前使っていた、ThinkPad X201sのWiMax内蔵モデルを、モスボールから引き出してこようかしら。実はNTT西日本へサービスの電話をした直ぐ後に、今上の量販店へデータ通信用のアダプターを探しに行ったんですが、無いんですよね。仮にあっても、年間契約とかになってちょっと困ります。知る限りでは、唯一UQ WiMaxが一日(24時間)の利用契約があるので、これを利用したいんですが。やっぱり、X201sを引っ張り出すのが一番楽かなぁ...

2014年4月1日

NRT-GUM (1) - とある事情から...

2年振りに、Guamへ行くことにしました。Guamへは、2012年にPQM修行も兼ねて2回行ったんですが(1回目2回目)、よく考えたら、それ以来Guamは勿論、Hawaiiにも行っていません。リゾートに最近は行っていないことを実感した次第です。実は今回のNGO-GUMも、元々そう言う予定を組んだのではなく、ある事情から旅程を設定したもの。元々、今回のチケットは、1月に中止したPro Bowlツアーの中で、PQM修行の為に入れたHNL-LAXのチケット。このチケットをキャンセルした時に、後から別の旅程費用に利用出来る事を知りました。最初のチケットがかなり安いチケットで、キャンセル出来ない(払戻不可)のクラスだったので、てっきりキャンセルしたらそのままお金は戻ってこないものだと思ったら、別の旅程に利用出来るんですね。試しに予約を仮に入れてみたら、その金額無いで取れるものなら手数料だけで、上のクラスとか別ルートでも、手数料と差額を払えば利用出来ます。で、今回のNGO-GUMも、+2万円位でBusinessFirstが取れるから、と勢いで決めたものでした。

だから日程にしても、適当にG.W.前の多分開いているだろうという日付を入れたので、後から困るかなと思ったんですが、幸いに事に今のところ何とか予定通り旅行できそうです。成田を21:30頃に出発する、UAの一番遅いフライトで、これは横浜の会社を定時+20分位迄の余裕で出れば、横浜駅で18:30頃のN'EXが捕まり、20:00頃に成田に着けます。金曜日の夜に出発して、土曜日は現地で一日過ごし、日曜日は一寸朝きついけれど朝一のフライトで午前中に成田に戻る旅程を組み予約しました。お昼初のフライトが一番楽なんですが、流石に一番混んでいて、しかも料金的にも少し高くなるので諦めました。

次に問題なのがホテル。出来れば、SPG系かHilton系で、それぞれのFSPのステイカウントを増やしたい。Hiltonは以前宿泊したことがあるので様子は分かるんですが、SheratonはそのHiltonよりもさらに郊外二あるので、一寸足の便が悪そう。でも、それならそれで今回はレンタカーを借りてみようかと思います。一日昼間の時間が有るので、そんなに大きな島では無いけれど、ぐるつと回るのには良いかも。そこでHertzのレンタカーも予約。準備万端だと思ったのもつかの間、よくよく考えたら、この6月には免許の更新が必要で、4月だと国際免許証が取れない。Guamは日本の免許のままでもOKとは聞くけれど、やっぱり不安。でも、だからといって早めに免許を更新すると、有効期間が5年から4年に縮まってしまうんですよね。それはそれで勿体ない。で、ちょっと調べてみたら、Hertzのサービスで「HDLT」なるものがあることを知ります。これ、言ってみれば日本の免許証の翻訳サービスみたいなもので、Hertzの場合日本の免許証でもレンタル出来ると入っていますが、無いよりはあった方が便利そう。と言う事で、これを今回使うことにしました。

で、そんな予定を入れて暫くしてから気がついたんですが、「現地で車運転、特に到着時に運転してホテルへ行くとすると、それまでお酒飲めないじゃん」。と言う事で、どうするか思案中です。現地到着が夜中の2時近くですから、素面でチェックインするのも辛そうだし。ホテルの送迎サービスが往復US$30あるので、空港との往復はそれで間に合うし、島内の移動はバスを使えばいいし。ちょっとぐらぐらしています。(続く...)

トラベラーズチェック

昨日3月31日、「笑っていいとも!」の最終回もあり、ANAのB747ラストフライトあり、消費税5%時代の最後でもあり、いろいろと「最後」がやって来た日となりました。そんな「最後もの」の一つに、日本国内でのAmexトラベラーズチェック(T/C)販売終了という話も。半年ほど前にアナウンスされていたことなので、すっかり忘れていたけれど、これも個人的に一つの時代の終わりを感じる出来事です。

私が社会人になって、初めて海外出張に行くことになった30年ほど前と言えば、海外貨幣を持って出るのは安全上好ましくなく、またクレジットカードも海外では普及していたけれど、やはりある程度の金額で無いと使いづらいと言う事もあり、まずは現金の代わりにT/Cをある程度の金額分持参するのが普通でした。会社で出張手配をするとき、当時はJTBに委託していたんですが、エアチケットの種類とかホテルの希望とかと共に、当座の資金(前払い金)として、直ぐに使えるように「現金でUS$100、T/CでUS$500」とか記載すると、出張前に他のチケットやホテルの予約票と一緒に、現金やT/Cも一緒に準備してくれたのは懐かしい思い出です。確か、当時のT/CってJTBのものだったような記憶が...

最初の頃はT/Cがどの程度使えるか不安だったんですが、地元のスーパーに行くとみんな使っている。と思ったら、あれはT/Cではなく「パーソナルチェック(個人小切手)」なるものだと知ったのは暫くしてからでした。スーパーによっても、正直T/Cは受け取って貰えない場合とか、お釣りが多くなる場合は駄目とか、色々ありましたね。そのうち、現地会社の経理みたいな窓口があって、そこに行くとT/Cを現金(US$)に交換して貰えることを知り、以後はそこにT/Cを持ち込んで現金にしていました。正直なところ、盗難に遭っても再発行して貰えるとか利便性はあったけれど、使い勝手はちょっと難ありだったかなと言う印象。確か、レストランなんかだと換金の手間があるので、よほど大きく有名店出ないと断られた記憶があります。だから、T/Cで持っていっても、出来るだけ早く現地で現金化したので、余りセキュリティ的なメリットは無かったかも。

実は、確か2回目の出張の時だと思うんですが、クレジットカードを使って銀行のATMからお金を下ろせることを知ったので、そっちの方が必要な時に必要な現金が入手出来るからと、もっぱらそっちの方法を使っていました。"Cash Advance"と言って、要するに「クレジットカードで現金を買う」みたいな話。確か、引き出したお金に金利はつかずに、手数料(3%とかくらいだったかな)だけで利用出来たと思います。出張なので手数料分は必要経費として会社で精算出来たので、実質無料で現金を現地で入手出来るわけです。これは便利でよく使いました。個人で行くときも、金利は掛かるけれど、現地のATMで引き出した方が、成田とかで換金していくよりも結果的に安くなるので、ずっとこの方法で利用してきたので、本当にT/Cを使ったのは出張に行き始めた最初の最初の頃だけですが、でもやっぱり海外旅行での必需品の一つだったことは間違いありません。

Amex自体、日本以外の地域ではまだT/Cを発行するみたいですし、その他のVISAとかMasterCardとかも発行は続けるんだろうけど、やっぱり時代の流れはクレジットカードでしょうね。最近は、VISA/MasterCardなら、ガソリンスタンドとか小さなお店でも使えますし。でも、Amexって現金の引き出しが出来ない上に、T/Cも止めてしまったら、日本の会員に取っては、単なる支払い手段、それも取り扱い店舗数が他のカードに比べて少ない、一寸使いづらいカード、にますますなるような気がする。やっぱり、プロパーなAmexのカードは解約して、どうしてもAmexブランドが必要なキャンペーン用に、セゾンANA Amexあたりに切り替えようか(笑)。

NTTフレッツ光断線 (2)

仕事では勿論、生活ツールとしても必須なインターネット接続。そのフレッツ光が突然接続出来なくなり、ONUのインディケーターから、どうも光回線が断線したよう。前日電話で修理を依頼したNTT-MEのスタッフの人が、朝の10:00頃に来てくれました。

まずは回線の確認で、宅内引き込み線の先についている光回線の中継器みたいな白い箱を開けて、中に引き込まれている光回線の端子を、持ってきたゲーム機くらいのサイズの端末に接続。すると画面に「36.8m」という表示が。どうやら、この光回線の端から36.8mの所に何か障害があるらしい。端末から光信号でも送って、その反射なりを計測して距離を算出するんでしょうね。もし物理的な損傷が無ければ、光りはほとんど反射せずに進むはずだから。で、二人で外に出て場所を特定すると、やはり昨日も疑った屋根の上あたりが怪しいです。そこで、スタッフの方がはしごで屋根に上ると、やはり原因はここでした。

この光回線のケーブルを敷いたのは7年前。その間に少しケーブルがたるんで下がり、その為に屋根の瓦と擦れ合って、とうとう皮膜が剥がれて、中の光ケーブル迄影響が出たらしい。そこで、その損傷部分を繋ぎ直して解決することに。しかし、実際に屋根に上がって作業開始となったときに、必要な部品が足りなかったらしく、その部品を営業所にとりに戻ると言って、一度スタッフさんは車で引き上げます。

戻ってきたのは1時間ほどして丁度お昼時。大きな道具箱やらケーブルやらを抱えて屋根に上がると、光ケーブルのケーブル部分をニッパーで切断して、光ファイバーを剥き出します。丁度太陽が反射して、下から見ていても「おっ、光ファイバーだ」と分かるほど。で、末端の処理をし出すんですが、しばらくしてまたその部分をニッパーで切り取り、再び光ファイバーを剥き出します。最初は屋根に隠れた部分で作業をしていたのが、何度も繰り返すので最後は屋根から半身を外に出しての作業に。損傷部分を削除して、その部分に新しいファイバーをつなぎ直すようですが、銅線などをつなぎ直して補修するのと事なり、一寸でも切断面が乱れると光が通りませんから、これは大変そう。最初にフレッツ光を引いたときに、室内で作業する様子を見ていたんですが、専用の機械を使って末端処理をしているのも、かなり正確さが必要なようで難しいように感じました。

その作業を屋根の上で、しかもこの日は前日の嵐のような天気の余波で10m前後の突風が吹きます。結局ケーブルの片側に補修用のケーブルを継ぎ足すだけで優に一時間は掛かっていました。で、反対側の作業の時にはまた風が強くなり、多分風で手元が不安定になるのと同時に、埃なんかの影響もあるんじゃ無いだろうか、こちらの結線作業にはさらに一時間半位係、やっと仮止めみたいな状態で回線が繋がったのは15:00過ぎ。ここで一度ONUを起動して光回線も認証も通ることと、通常のインターネットアクセスが以前同様に出来る事を確認して、やっとお互い一息です。ここで、スタッフさんはもう一度屋根に上がり、補修部分を最終的に固定し、さらに屋根でまた擦れるので、ケーブルの外側に厚いカバーのようなものを設置して完了となりました。

最終的に作業が終わった状態で、もう一度光回線の端子を端末に接続して、信号特性を確認して、やっとこちらでの作業は終了しました。で、垂れ下がったケーブルがそのままだと、また瓦と擦れて問題が発生するかもしれないので、帰る途中に自宅への引き込み箇所に作業者を停車して、少しケーブルのたるみを取ってくれるところまでやっていただきました。長い時間、風が強く寒い中作業をしてくれて本当に頭が下がる思いです。こちらとしても、在宅勤務の文字通り命綱なんで、何としてもこの日のうちに修理してくれないと、なかなか困る状況になったので本当に助かりました。自分みたいなお客さんの所に、毎日毎日行ってるんだろうなと思うと、本当にこういう人達が居るお陰で安心してネットを使うことが出来るんだとしみじみと有難味を実感しました。いゃ、ほんと、感謝の気持ちを忘れないようにしてこれからも利用しないと。

しかし、それにしても瓦での摩擦対策を何か考えないと。本当は今とは異なるケーブルの引込経路に変えてくれるのが一番いいんですが、それってNTTに言ったら対応してくれるのだろうか。また、そのうちにバックアップ回線とか整えて、仮に数日フレッツが使えなくなっても対策できる状態になったら考えよう。