2014年3月6日

NRT-ICN/GMP-HND (4) - 金浦国際空港

金浦国際空港に来るのは15年振り位でしょうか。あの頃は「位空港だなぁ」という印象があったけれど、少し明るくなったかも。でも、羽田と比べると歴史を感じる内装と言うか。ANAのチェックインカウンターは左端の奥にちんまりと設置されていて、先ずはそこでチェックイン。Asianaの係員メインにANAから派遣されて居るっぽいひとが一人いらっしゃいました。

搭乗するのはNH1162便。使用機材はB767の2クラス。いわゆる「日韓シャトル便」ですね。今回はUAの特典マイルでチケットを取ったのですが、何故かシートアサインが「2C」という、この機材では存在しない席が事前にアサインされていました。この後の便ではB777が使用されていて、そちらにはソノシート番号が存在しますが、B767ではビジネスは機数席番号のみで、しかも"C"列も存在しない。もしかしたらシップチェンジかと最初思ったんですが、前日や当日にスケジュールを検索してもそんな雰囲気は無し。大体、この朝一のフライトは、前日夜のフライトがナイトステイして折り返すはずなので、昨晩の到着便がB767であれば変わる理由は無いと思うんですが。で、実際にチェックインしたらちょっと戸惑ったような顔の後「お席は2Bですがよろしいですか」とGSさん。Bだから通路側なので「結構ですよ」とやっと確定しました。何だったのか、ちょっと不思議です。この後、Asiana Loungeで時間を潰すことに。
ラウンジはチェックインカウンターのほぼ真上あたり。でもここは、制限区域の外にラウンジが有るので一寸不便です。ある程度馴れた空港なら、時間帯による混み具合とか見て移動出来るんですが。さらに、この空港の場合制限区域内に入ると、時間潰しのお店とかも少ないので困ります。そんなこともあるかと、今回は時間潰しの文庫本を持参してきたんですが。

ラウンジはこぢんまりとした感じ。私の前には二組視界無い状態。飲み物はソフトドリンクからアルコール類迄揃っていました。お摘まみというかお握りとか辛ラーメンとかも合って、まぁこのサイズにしては揃っている方でしょうか。ここで白ワインを舐めながら、メールチェックとかして時間を潰しました。

搭乗開始時刻が12:15予定でしたので、念のため30分程前にラウンジを出ました。同じフロアーにセキュリティチェックと出国審査場があります。セキュリティチェックには、数人が並んでいる程度。ただ、私の前の人がちょっともたもたしていて、少しイラッとしましたが。出国審査のブースも、待ち行列無しで通過。ちょっと拍子抜けするくらいでした。後から搭乗ゲート前で人の流れを見ていましたが、もう少し遅くなると少し混雑したのかもしれません。で、免税店もそんなに大きくないしあっと言う間にウィンドーショッピングも終了してしまったので、搭乗ゲート前で文庫本を読んで時間を潰します。

搭乗開始時刻近くになって、気の早い人が入り口に並び始めると、GSが「機内整備が遅れているので搭乗開始が遅れます」とのアナウンス。一瞬「えっ」となったけれど、10分程度の遅れとのフォロー。でもさぁ、それならそれでもう少し早く言えよと、ここの中で文句を言いながら近くの席に座り直します。

10分遅れでやっと搭乗開始。さすがにボーディングブリッジは新しい物だったけれど、そこから見える空港ターミナルは昔みたい古いままの印象。そして「Gimpo」という看板を見ると、どうしてもよど号のハイジャック事件を思い出してしまうわけで... 確か事件があったのが小学生の頃ですから、もう40年以上過ぎているんですよねぇ。うーん、年を取るわけだ。
近距離国際線ですから、機内は一昔前のシート。まぁ二時間弱のフライトですから十分です。UAのGuam便とか大陸横断の5~6時間の国内線なんか、もっと酷いシートだし(笑)。

ちょっと搭乗までの待ち時間が長かったので、ウェルカムドリンクが無かったのが残念。ただ、入国審査書類が予めビニール袋に入れて座席に準備されていたのには感心。時間が短いですから、配布したり後から請求される手間と無駄を省くためなんでしょうね。

離陸して直ぐに水平飛行に入るんですが、テイクオフしてすぐまだ上昇している時に前の座席の乗客がシートを倒してきたときには一寸ムッとしました。VIPなのか、後でCAさんが何かお詫びをしていたけれど、一寸なぁこういう行為は何とかして欲しい。

ほぼ満席のフライトでしたが、私の隣窓際は空席。お陰でゆったりと景色を眺めながらのフライトになりました。羽田空港周辺が雨で天候が悪いので45分前くらいにはシートベルト着用のサインを出すと予め機長が行ったからでしょうか、ミールサービスはちょっと慌ただしい感じで、しかも食事前のドリンクサービスはあったけれど、食事配布の時のドリンクは聞いて貰えなかった。
羽田にはほぼ定刻通りに到着。入国審査も、税関審査も、待ち行列無しで通過出来て快適でした。そのまま地階の京急で品川へ出て新幹線で帰宅したんですが、余りにスムースに空港から出られたので、予定よりも1本早い新幹線に間に合ったくらい。やっぱり、空港の地の利は大切ですよね。この春から国際線のフライトが拡充されるけれど、北米線ももっと充実して欲しいなぁ。()

0 件のコメント:

コメントを投稿