2014年3月1日

FeliCaとNFCの葛藤

PCWatch、山田祥平氏のコラムからMWCで経験したFeliCaとNFCとの共存問題について。NFCのみの機種では問題無いものが、日本の携帯・スマホの様にFeliCaとNFCが共存しているものでどうも不具合が生まれているようだ、と言う内容何だけど、何となく「あるなぁ」と同感する内容。コラムの最後で、SBCSとDBCSの話を取り上げていますが、確かに言い得て妙な待避ですよね。さらに言えば、JISCIIキーボードとASCIIキーボードの違いとか。

単純に、FeliCaをDisableするだけじゃ駄目なんだろうか。エアプレーンモードの様に、FeliCaのみ、NFCのみ、自動着替え、みたいな感じで。日本の端末では自動的に切り替えて使えているわけだし、全てのNFC端末が駄目だったわけじゃ無いから、多分端末側とかアプリ側の作り込みの問題なんだろうと思うけれど。単なる推測だけど、MWCの会場にいた担当者も、薄々原因についての当てはあるんじゃ無いだろうか。まぁ、確かに山田氏がかいているように努力不足の部分も多々あるだろうけど。

NFCにとっても、既に電子マネーやそれに付随したサービスが普及している日本のマーケットって魅力的なはずで、言ってみれば潜在的顧客と言うよりも実際の顧客が何千万人規模で期待出来るわけです。そう言う意味で、FeliCa側だけの努力じゃ無くて、NFC側も巻き込み開発なり普及なりのコストを分担するというのは、日本にとってもメリットが大きいと思うのだけど。いずれにしても、東京オリンピックの時にはコラムにも書かれているように、海外からその時点でのNFC端末がごまんとやってくるわけだから、日本側がまずはアップスケーリングの努力を始めないと。スマホ一つで、買い物も出来、交通機関も利用出来、地図も映るし、自動翻訳でコミュニケーションも出来る。オリンピック見に来るなら、NFC対応スマホ一つでOK、みたいなキャッチフレーズが実現するような舞台にして欲しいな。

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