2014年2月21日

10年前は...

毎度お馴染み、PCWatch山田祥平氏のコラムから、なんとコラムスタート500回目の記事とのこと。コラムの1回目は「Windows95から9年」という書きだしで始まったとのことですが、2004年というと、パソコンの普及時代まっただ中。WindowsXPが2001年ですから、それまでの9x系Windowsから離れて、Windows2000の安定性と9x系の使いやすさが統合された、初めて「使えて信頼できるOS」が登場して、一気にパソコンが生活や仕事の中に入ってきた時代ですよね。そのWindowsXPが、今はサポート終了ということで騒ぎになっているんだから、時間の流れを感じます。

その10年の間に、パソコンの性能はアップしてデザインも寄り薄く軽いものなり、使用目的もビジネスがほとんどから個人の生活ツールになってきました。さらに、そのパソコンを凌駕するような、タブレットであり、スマホも生活の中に溶け込んできていて、その前の10年(1994年から2004年)とか、さらにその前の10年(1984年から1994年)を思い出すと、どんどん技術の進歩には加速が加わっていることを実感します。次の10年(2014年から2024年)の間にはどうなっているんだろうか。今のUltrabookよりもさらに薄いクラムシェル型のノートブックPCはまだ残っているのだろうか。タブレットは結構淘汰されて、今のスマホとタブレットの中間「ファブレット」的なサイズ(6"~8")に集約されているかも。あるいは、腕時計型かペンダント型それ以外のデザインかは分からないけれど、ウェアラブルタイプの情報端末が今のスマホ並みに普及しているのだろうか。

今のLTEと同じ程度に4Gあいは4.xGのネットワークが全国的(世界的?)に網羅されていて、機能実装は99%クラウドに持てるようになり、その分手元に必要な端末は、ディスプレーと通信機能だけになるんだろうな。その時代での「Windows」って、もうここのクライアントに含まれるのでは無く、クラウド時用の自分の仮想マシンで動くゲストOSの一つでしか無いかも。自分の仮想マシンでは、Windowsだろうが、MacOSだろうが、Androidだろうが、あるいは中華OSだろうが(笑)、自由に環境設定して、TPOに応じて使えるんだろうな。少なくとも、次の10年ではそのくらいのことが出来るようになってくれないと困ります。

コラムの中では、次の取材に向かう山田氏が昔今の機材(PC類)について書いているけれど、10年後にはもうそんな心配は不用で、自分の認証用のキー一つで、何処でも自由に自分の環境をクラウドから呼び出せて使えるんでしょうね。モニターやキーボードなんかは、今ホテルでアイロンとか借りられるように簡単に借りることが出来て、とか。それでも、「My Keyboard」なんかを持ち歩く人はいるんだろうなぁ。結構10年は掛からないかもしれませんね、そんな時代になるのには。

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