2014年2月28日

もしも不利益を訴えたら

米国バージニア州で可決が予想される「日本海/東海並記」法案。連邦としては「日本海」が唯一の表記、としているので、もしもしもこの教科書を使用したバージニア州に生徒が国としての規定とは異なった知識を教えられたと提訴したらどうなるんだろうか。例えば運転免許で「右」と教えられるべき所を「右か左」と教えられた、と。

それよりも、世界中の図書館の地図から「Sea of Japan」を削除して「East Sea」と書き換えている犯罪行為についても、是非考えて欲しいですよね。器物破損な訳だから。で、韓国としては、もう一つの名称である「Korean Sea」はもう主張しないということなんだろうか。多分そのうち中国から「東海は別の海の名称」とか言われて、それなら「韓国海」にしようという自己矛盾を出しそう。

敷居が下がる

読売新聞に掲載されている、佐々江駐米大使のコメント。かなり端折っているんだろうけど、「日中双方の若い世代」というよりは、「日中韓相互の若い世代」と言うべきか。で、ネット上でのそれぞれのやり取りを懸念しているという風に受け取れるわけですが、これはインターネットの普及により相互のコミュニケーション手段が発達してきた「コスト」とも言えるんじゃ無いかと思うわけです。個人レベルのコミュニケーション手段としては、少し前までは手紙とか電話とか、1対1の方法しか無かったわけです。そこに、BBSとかNewsGroupという、特定多数による情報共有手段が生まれて、多数による自由な意見交換が可能になりました。

当時のシステムは、利用者も限定されていたし、IDを使っていたけれど誰なのか特定も可能。また、利用するにはある程度の設備と技術が必要だったので、利用者のリテラシーもそれなりに期待出来ました。それでも、時には"Flame"と呼ばれる、文字通り「炎上」騒ぎが生まれるわけです。現在では、コミュニケーション手段も手軽に誰でも利用出来るようになり、さらにだからこそ参加者のリテラシーもどんどん低くなってきたわけで、そうなると言葉尻を捉えて以前に、最初から臨戦態勢で参加する人間だっているわけです。自分の知識とか経験値を深めたいから、広く色々な情報に接したいというのが本来の目的であるはずが、自分の意見を通したいという欲求に変わってしまうのが、最近のコミュニケーション事情の問題ですが、それも誰でも相互に情報共有できると言う利便性に対して払うコストでもあるんでしょうね。

個人的に問題だと思うのは、そう言う一般素人のやり取りに、プロであるメディアも便乗していることでしょう。メディアによって、会社としてあるいはその記事を書く帰社としての意見が出るのは良いとしても、その情報のベースとなるべき情報提供から少し偏向している事があり、それを理由にさらにねじれた意見を公開するメディアが多いこと。しかも、その中でかかれている内容が、若者相互のやり取りとそんなに違わないというレベルの低さも反省するべきじゃ無いかと。

佐々江駐米大使は最後に中国に対して一言言っているけれど、もっとそう言う発言を日本は公開しなきゃ。黙っていれば周りが理解してくれる、というのは日本人だけの日本国内だけの話であって、一歩外に出たら「沈黙は同意」と思われますからね。海外の多くの国では、そう言うある意味競争社会の中で生きてきたから、正しいかどうかは別にして自分の主張をすることは普通のこと。その点は、日本人にとってまだまだ敷居が高いのかも。そう言う意味では、日本人ももっと外に出て揉まれる必要があるでしょうね。

イモトのマイル

昨日のぐるナイ「ゴチバトル」に、イモトアヤコが出演していて、最初の所でマイルやFFPの話題がちょっと出ましたね。彼女、スタアラUAの会員なんだ。1Kカードだったけど、あれだけあちこち行っていたら、GSにはならないのだろうか。あちこち行っているから、UAとかスタアラだけじゃ無いだろうけど。ワンワールドとかスカイチームとか、それぞれでトップレベルの会員になってそうなんですけどね。何となく、CXあたりよく使っているような印象なんだけど(理由は無し)。

マイルも60万マイルと言っていましたが、ちょっと少ない感じ。やっぱり、各アライアンス毎に、それくらいマイルが貯まっていたりして。で、個人的に気になるのは、イモトアヤコよりは、鈴木ちなみちゃんが何処のメンバーでどうなっているかなんですが(笑)。

2014年2月27日

川崎富士見球技場

日本のアメリカンフットボールの聖地(?)、川崎球場は、現在改修工事中ですが、この春にメインスタンド側が完成予定。それに伴い、新名称として「川崎富士見球技場」と命名されると言う発表。でもなあ、今年の春はまだメインスタンド側半分のみ完成なんですよね。バックスタンド側も完成して竣工するのは来年。まだまだ長いなぁ...

でも、日本でも数少ない(唯一?)の競技場ですからね。

ビットコイン

ビットコインの日本での取引所が急に停止になり、トラブルになっているという記事。個人的には興味が無いのであまり調べていなかったけれど、裏付けの無い仮想空間の通貨を信用して取引(?)している人って、何を期待しているんだろうか。もし今自分がこのビットコインを利用するとしたら、マネーロンダリングくらいしか思いつかないんだけど。中には、現実世界の通貨をビットコインに変換して、その交換レートがアップすることで利殖したように感じる人も居るんだろうけど、何の裏付けも無いのに、それこそネズミ講みたいなものじゃん。

「何とかマネー」とか、いわゆる電子マネーは色々存在しているけれど、あれって単にリアル世界の通貨と1:1で変換しているだけだから、言ってみればお金(硬貨、お札)の代行みたいなものなので、暴落とか不渡りというものも無いだろうし、大体それなりの企業が裏についているわけだから、何かあったときの責任も期待出来るわけですよね。でも、この仮想通貨って、元々は日本人が始めた(?)と言う話もあるみたいだけど、壮大な詐欺みたいな気がしてならない。たまたま、大手企業が相乗りして、リアル貨幣のように買い物とか出来るから、何となく本物っぽく見えるのかもしれないけれど。やっぱり人間って、お金絡みのことになると、一気にリテラシーが下がるんだろうか。

「オレオレ詐欺」みたいに、既に大金を投入して、それが返還されるかどうか不明な人も多く居るみたいで、そう言う人達には申し訳ないけれど、やっぱり甘い考えとか楽してもうけると言う事は世の中には無いと思わないと。

2014年2月26日

大人のマナー

外国特派員協会での会見の様子をテレビで見ましたけど、まぁ容赦ない海外記者の質問ではあるけれど、厳しい試合を終えて帰国した直後の会見なんだから、もっと本来のフィギアとかスポーツの話を聞き出してあげれば良いのに。世間の興味はそっちにあるかもしれないけれど、でもゴシップ記事のインタビューじゃ無いんだから。それなりに格式と内容を持っている協会なんでしょ? 結果的に浅田選手の大人の対応が引き立つ事なり評価はアップしたけれど、それで良いのだろうか。

海外メディアも、日本に滞在していると日本のメディアの悪いところが感染するのだろうか(をぃ)。

そうそう、浅田選手にこのオリンピックを最後に引退するのかどうかと質問していたけれど、別にオリンピックで区切りにする必要は無いし、彼女以外の選手にしても自分の納得できる時期まで競技に集中して欲しいし、場合によってはそれが次のステップの切っ掛けになるかもしれない。あるいはジャンプの葛西選手のように、再びオリンピックの舞台で大きな結果を残すことが出来るかもしれないわけですし。大きな大会だから、その結果が一つの区切りとして付けやすいとは思うけれど、個人的には自分のために初めて続けたスポーツなんだから、自分の好きなようにすれば良いと思う。とは言っても、周りがそうさせないんだろうけど...

後付け記念日

南京事件の「国家哀悼日」とか、抗日戦勝利の勝利記念日を、70年近く過ぎてから制定する中国。よほど他にやることが多すぎたのか、忘れていたのか、何代も国家主席も交代してからの設定なんて言うのは、政治的意図が見え見えですよね。

そうやって煽るのは良いけれど、物事を大げさにすればするほど綻びも生まれてくるものですから、いつかそこから破綻が始まるような気がする。大体南京事件の中国側当事者って、蒋介石だということを分かって言っているのか。日本も、「南京事件記録館」みたいなものを作って公開すれば良いのに。

100年後には、1年365日、全て何かの記念日とか哀悼日で埋まっているんじゃ無いだろうか(マテ)。

2014年2月25日

$25スマホ

MWC2014で発表された、Firefox OS搭載の$25スマホのレファレンスモデル。ここまで来ると一昔前の電卓の価格競争を彷彿させますね。$25位になれば、雑誌のおまけなんかに付けても困らないし、携帯キャリアーなんかだと端末価格ゼロ円でカクヤスプランなんかを構築しても良いだろうし。昔々20年くらい前に、そのうちにパソコンなんか残すとも急激に下がって、パソコン本体自体はオマケになって、その上で走るソフトに課金するビジネスが誕生するかもねと言う話をしていましたが、スマホでは一足先に現実になりそう。

勿論、機能的には今のリッチなスマホよりも限定されるだろうけど、これから市場として爆発的に拡大するような新興国向けには必須なビジネスモデルになりそう。一方で、日本のような成熟市場では単に価格が安いだけでは限界があるわけで、記事にも書かれているように何らかの付加価値を考えないと、日本では余り大きな市場にはならないかも。個人的に思うのは、今のスマホとかタブレット機の子機として、この格安スマホデバイスが使えないかと言うこと。契約とか電話番号とか課題はあると思うけれど、例えば親機は鞄の中に入っていても、子機は胸のポケットとか腕時計デバイスになっていて、着信したらどの子機からでも取れるようにする、あるいはどの子機からでも発信できるようにするとか。家の中でも、親機を充電中でも、充電スタンドから外さなくても子機で通話が出来るとかどうだろう。結構便利な気がする。安いから、トイレとか台所とかあちこちに置いておいても良いし。

コストが下がってくると、大量に作る事が出来たり、付属品なども余分に付けることが出来るようになるわけで、そうなるとこれまでとは違った目的・使い方にも利用出来るようになります。そうすると、そこからまた新しいマーケットなりアイデアも生まれてくるわけで、メーカーにとっては厳しい競争だけどやっぱり価格競争って必要だよね、と思う。

コンデジの存在意義

キヤノンが低価格帯(2万円以下)のコンデジから撤退するという記事。スマホやタブレットの内蔵カメラも、最近のモデルでは中々侮れませんからね。しかも、それくらいのクラスで手軽に写真撮影したいというユーザー層は、ある程度大きなサイズの画面で直ぐにレビューできて場合によっては編集も出来る手軽さも見逃せないんだろうなぁ。レンズやセンサーサイズとか、その他機能の点から言えば、低価格帯のコンデジと言えども内蔵カメラよりも優れている部分が多くあると思うけれど、一般ユーザーはそこまで気がつかないと言う事なんだろうなぁ。実際自分も、キヤノンのPowerShotを持ち歩いているけれど、直ぐにSNSとかにアップする場合は画素数とか画質を気にしないでiPhone4sで撮影するし、それで済んでしまいますからね。

個人的には、一眼レフのような高機能高品質のカメラ群と、内蔵カメラ群の二極しか残らないんじゃ無いだろうか。SONYが少し前に、スマホにくっつけて使うカメラを発表したけれど、あの発想って面白いですよね。今の一眼レフのレンズに、センサーと通信機能のアタッチメントを付ければ、カメラ本体の操作はスマホから出来て、データもスマホに保存できるようになれば、一眼レフにしてもレンズは残ってもカメラボディは消滅してしまうかも。

究極的には、自分の目線でリアルタイムに画像が保存されていて、後から自由にその中から切り出して「写真」として保存できるようになるんじゃ無いだろうか。「シャッターを切る」という行為も無くなるかも。「写真」というのは、自分の見ている景色の記憶を自分に変わってカメラが切り出して保存してくれるものだけど、そのうち自分の記憶からその映像を切り出して再構成出来るような技術も生まれてくるかも。実際、メガネにレンズを付けてライフタイムログをしていて、後から切り出せばそれに近いことが出来るわけですからね。勿論、画素数の問題とか記憶媒体の問題とかピント合わせとか、課題はあるけれど、でもその方が自然な気がする。

最近一寸思ったのが、GoogleのStreetViewのように、自動的に自分の周り360度の映像をずつと掬してくれるようなツールって出来ないだろうか。例えば自分の目の前の光景は見えるけれど、後に遠ざかっていく光景にも興味の沸くものがあるかもしれないし、何か新しい発想の切っ掛けになるかもしれない。だって、これまで振り返らない限り殆ど観ることが無い光景ですからね。コンデジにしても、今のワイド撮影とかパノラマビュー撮影を一瞬で出来るようになるとか、そんな付加価値を付ければまだまだ面白いかも。でも、スマホやタブレットも、In/Out両方のカメラで一度に撮影して360度の光景が撮影出来る、なんていうことももうやっているかも。

いずれにしても、世の中は変わるわけだから、それを写すカメラも変化していくのは自然の流れですよね。

2014年2月24日

ATOK2014購入

もう10年以上も使い続けているATOK。実は、一番気に入っているFEPは、IBM時代のWritingHeadsだったりするんですが、それに近いフィーリングがあるので、WritingHeadsサポート終了後はATOKに以降。一時お金が勿体ないかなと思って、MS-IMEに浮気したこともあるんだけど、その余り使いづらさと変換効率の悪さに直ぐに諦めて、またATOK似戻ることを何度か繰り返しました。OS(=Windows)はまあ改善されていくんだけど、何故かMS-IMEはずっとお馬鹿なままなんだもんなぁ。

で、ATOKはほぼ毎年バージョンアップされていくんですが、正直なところ毎年更新しなきゃいけないような不具合とか使い勝手の悪さは感じません。サポートOSの関係もあるので、何年も使い続けると言うことも無いけれど、大体2年に一回くらいの割合でバージョンアップをするのが最近のお約束。それと、何回か前からATOK購入時に辞書機能付きのプレミアム版を購入しているんですが、これが一年経過すると使えなくなるので、それが不便。不便というか、必要も無いのに辞書機能にアクセスして、「有効期限が切れています」と表示されるのがうざったい。設定から辞書機能を切れば良いんだけど、それも面倒だし。まあ今回最新版をインストールしたので、暫くはそのうざったさから解放されるはずですが。

新しいATOKの使用感ですが、正直なところ以前の使用バージョン(ATOK2012)との差は殆ど感じられない。変換効率というか、変換の正しさ具合は少し良くなったかなと言う印象があるけれど、これから色々と変換ミスとか蓄積していくとまた変なステータスになりそうな気がする。学習機能が2012の時には少し変だった気がするんですよね。凄く使いづらい状況になることがありました。昔からかな漢字変換を使っていると、どうしても単語単位や数語単位で変換キーを押してしまうクセが残っているんですが、最近のFEPは特に各文章を一気に入力すればほぼ完全な形にどんどん変換して確定してくれるので、そう言うつかいかたを身につけないといけません。毎回そう思うんだけど、これがもう体に(指に?)染みついているので、これが結構難しいんですよね。

定価では1万円少しする価格が、現行ユーザー割引で8000円くらいになり、さらにJustShopでのポイントを使って6000円位で購入出来ました(ダウンロード版)。まぁそれ位ならリーゾナブルかな。これから二年は使い込まないと。

花粉来る

ここ数年は以前と比べてかなり軽くなってきたんですが、昨日は久しぶりに花粉の影響を感じました。ここ数年の傾向としては、目がぴりぴりするようになるんですよね。それも右目が特に。さらに視力が一時的に落ちるというか、焦点調節機能が上手く働かないのか、ものが見えにくくなることも。初めてそう言う経験をした時には、白内障かと焦ったんですが、数日すると回復して「あれ?」という感じで、どうも花粉症の影響らしいと分かって、安心して良いのか困って良いのか。

さらに昨日は、特に外を出歩いたわけでは無いのに、くしゃみも頻発するし、あぁこのまま続くと嫌だなと一日思って居たんですが、今朝はそれほどでも無くて目もちゃんと見えるし。今朝は少し冷え込みも厳しくなったので、花粉の飛散は減ると思うんだけど、また暖かくなってきて飛び始めた時が怖いですよね。毎年のこととはいえ、何とかならないのかと小一時間。ただ、昔(20年くらい前)は本当に酷くて、薬を飲んで、両方の鼻にテッシュヲ詰め込んで、一日部屋に籠もっていてもグズグズしていた頃と比べると、格段に良くなってきて入るんですが。

今日は、ソフトタッチの鼻に優しいティッシュボックスを忘れずに買いだめしておかないと。しばしの我慢です。

ソチオリンピック終了

色々なドラマが生まれたソチオリンピックが終了。日本選手団は、長野以来のメダル数を獲得して検討と言って良いんだろうけど、予想外の選手がメダル獲得したのは良かったけれど、期待していた選手が振るわなかったりしたのは一寸残念だったかも。大会中には、良くも悪くも色々な発言が生まれたけれど、出る以上は世界中のトップレベルの選手が集まって鎬を削るわけだから、全力で試合をしてトップを狙って欲しいですよね。逆に言うと、予選落ちとか明らかに力の差があると自覚したならば、出場辞退することも選手としての義務じゃ無いかとも思う。

閉会式では、開会式で五輪マークが四輪マークになったトラブルを逆手に取り、見事に最後に五輪のマークを披露したけれど、ああいうユーモアって良いですよね。失敗の開会式が、成功の閉会式の仕込み見たいに見える。個人的には融通の利かないロシア人という印象があるんだけど、彼らも中々おもしろいなと一寸見直しました。まさに諺の「災い転じて福と成す」を地で行った感じですよね。

オリンピックは二年後に里緒での夏季オリンピックが開催、その二年後には韓国の平昌での冬季オリンピック、そしてその二年後にはいよいよ二回目の東京オリンピック開催。あっと言う間ですよね。もっとも、次の冬季オリンピックはちゃんと開催されるのか...

参加した選手、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。もう次の試合も始まります。次はさらに良い成績を出せるように、みんなで応援しないと。

2014年2月23日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

週末の用事のため、金曜日の夜に宿泊。今回も結構混雑している様子でしたが、ツインにアップグレードしてくれました。この時期は、受験生だったり年度末でいろいろ会議があるのか、中々予約も取りづらい時期で困ります。

この週で仕事のけりがつくはずが、結局また予定が伸びて来週も新幹線通勤の一週間になりそう。まぁ、その分ホテルステイカウントを稼げるから良いんだけど、週の半分も同じホテルに宿泊してくると流石に飽きてきますね。

ASTRONのベルト交換

購入してから結構気に入っていて外出する時にはいつも腕に付けているSEIKOのASTRON。唯一の不満は、余り好みでは無い金属ベルトと言う事。短い時間なら良いんですが、泊まりで外出したりして何日も腕にはめていると、一寸気になります。

昨日は東京駅で新幹線待ちの時間が有ったので、隣の大丸で皮ベルトを購入してきました。ASTRONはベルト幅が24mmと結構幅広なので、余り種類が無いのですが、自分好みのシンプルで肉厚なカーフベルトがありました。ASTRONのイメージにもぴったり(by自分)で一目で気に入り購入。元々の金属ベルトにも黒のラインが入っているので、イメージ的にも似ています。

腕にはめたり、上から見ている分には全く問題無いのですが、ASTRONは厚みがあるので横から見るとちょっと不細工。金属バンドでは弓環がついていて、この厚みは綺麗に隠れているんですが、革ベルトではそれが出来ないので仕方ないですね。ただ、少し皮細工をして端に厚みを付ければ、もう少し見栄えが良くなるかも。まぁ、真横から見ることは殆ど無いので、あくまで趣味の世界でしょうけど。

で、帰宅してから気がついたんですが、今回購入した革ベルト、アビエベルトでした。バネ棒に小さな摘まみがついていて、Y字工具等を使わなくても、手で簡単にバネ棒を縮めてベルトを外すことが出来ます。ベルトが安いものだったので期待してなかったんですが、ちょっとお得な気分。夏になったら金属ベルトに戻すつもりで居たんですが、これなら汗で汚れても良いような別のベルトにしてもいいかも。それと、もともとのASTRONは重さが140gとちょっと気になるくらいの重さだったのが、ベルト交換をしたらたぶん半分くらいの重さになって、凄く付け心地が良くなりました。外した金属ベルトを持ってみると結構重いんですよね。本体とベルトで半々くらいの感じ。これだけでも、革ベルトに交換するメリットがあります。

だんだん腕時計の世界に嵌まっていく自分が怖い(笑)。

2014年2月22日

発言者の責任

森元首相の浅田選手への発言が物議を醸しているわけですが、当初はこの人の昔からのクセである「一言も二言も多い」余計な発言だと報道されていたし、そう思っていました。所が、福岡での講演会での発言全文が公開され手いるのでそれを読むと、言葉遣いとか内容に首をかしげる部分は幾つかあるけれど、決して当初報道され足るような無籍なものでは無いんですよね。ただ、こうやって文字に起こされて全文を読み直してみれば「あぁ、こういうことを言いたいんだ」と理解出来るけれど、これを講演中に聞いているだけだとそんな余裕は無いし、多分印象的な「必ず転ぶ」とかいう言葉だけが記憶に残るんでしょうね。だから、こういう責任のある人は、全体として良い事を伝えれば良いのでは無くて、それこそ文章一行一行、言葉の一つ一つ何処を取り上げられても齟齬の内容な話をしなきゃいけない。

そう言う意味で、この時の森元首相の発言内容は、浅田選手以外の部分でも「??」と思うところはあるし、自ら言っているようにソチから帰国直後で時差ぼけもあったような状態での講演会での発言で考えがまとまりきらないところもあったかもしれないけれど、でもそれも含めての発言者の責任。その点は、批判されていも仕方ないし、政治家を引退したとは言え、東京オリンピック・パラリンピックの責任者でもあるし、日本の体育関係の大御所なわけですから、批判するにしても誉めるにしても、誰が聞いても誤解の無いような話をしなきゃね。

で、それ以上に問題だと思うのが、例によってメディアの我田引水。断片とは言え、事実を取り上げているから、それ自体は「嘘」では無いけれど、その組合せ方によって印象操作を意図したような内容を作り出している。福笑いで、その人の顔のパーツを使って顔を作っても、微妙な位置関係の違いで元の顔とは違った印象になるように、そう言う切り貼りをして、自らのあるいは自社の思惑に向かうような内容に仕上げています。NHKを除けば、どのメディアも「企業」なので、株主なり読者なりスポンサーなりの意向に沿う方向性を持つことは良いと思うんですよね。ただその場合でも、「事実はこうです。しかし自分達はこれこれの理由で、こう考えます。」というルールは守られるべきだと思います。「森元首相は浅田選手の団体戦出場を非難しているが、それはスケート強化会の戦術ミスではなく、体育協会としての戦略ミスではないのか。」とか、ね。

もう一つは、こういう講演会とかライブでの話を文字に書き起こすことによる情報劣化の問題。口から出た「言葉」を、そのまま「文字」に置き換える事は可能だけど、話しているときのニュアンスとか表情とかジェスチャーとか、言葉以外の属性は文字に落とした途端に消えるわけで、そうなると文字から受ける印象は全く違ったものになります。前後の文脈から推測でき場合もあるけれど、そうで無い場合も多々有るわけで、そのまま文字に落とし込んでも情報が欠落するのに、それをさらに限られた文字数に凝縮するメディアの責任は大きいわけです。そう言う責任感みたいなものは、昔の新聞とか放送では見られた気がするけれど、最近は手軽なインターネットメディアの発達に伴って、今日来のレガシーメディアも同様に軽薄短小になってきた気がする。そのことを、もっと自戒して欲しいですよね。そう言う意味で、今回の発言騒動は、森元首相3.5 vs メディア6.5で、メディアの責任が大きいと思う。メディアも「記事」という発言者の責任をもっと重要に考えて欲しい。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

今週も仕事が忙しくてこちらに宿泊。今年早くも4滞在目、SPG系列では5滞在目。年間25滞在のペース(月に2滞在)を考えると、少しスピードアップした感じ。今月と来月3月は年度末と言う事も有り忙しさは続くので、ステイカウントはかなり稼げそう。

この日はチェックインしたのが20:00近くと遅かったので、ホテル内の和食お店で夕食をとることに。でも、ちょっと何だかなぁな内容で残念。以前もちょっと不満が残ってしまい、以後こちらに寄ることは無かったけれど、また一年くらいは入る事は無さそう。

少し周りのレストラン・お食事処を開拓しないと。

2014年2月21日

10年前は...

毎度お馴染み、PCWatch山田祥平氏のコラムから、なんとコラムスタート500回目の記事とのこと。コラムの1回目は「Windows95から9年」という書きだしで始まったとのことですが、2004年というと、パソコンの普及時代まっただ中。WindowsXPが2001年ですから、それまでの9x系Windowsから離れて、Windows2000の安定性と9x系の使いやすさが統合された、初めて「使えて信頼できるOS」が登場して、一気にパソコンが生活や仕事の中に入ってきた時代ですよね。そのWindowsXPが、今はサポート終了ということで騒ぎになっているんだから、時間の流れを感じます。

その10年の間に、パソコンの性能はアップしてデザインも寄り薄く軽いものなり、使用目的もビジネスがほとんどから個人の生活ツールになってきました。さらに、そのパソコンを凌駕するような、タブレットであり、スマホも生活の中に溶け込んできていて、その前の10年(1994年から2004年)とか、さらにその前の10年(1984年から1994年)を思い出すと、どんどん技術の進歩には加速が加わっていることを実感します。次の10年(2014年から2024年)の間にはどうなっているんだろうか。今のUltrabookよりもさらに薄いクラムシェル型のノートブックPCはまだ残っているのだろうか。タブレットは結構淘汰されて、今のスマホとタブレットの中間「ファブレット」的なサイズ(6"~8")に集約されているかも。あるいは、腕時計型かペンダント型それ以外のデザインかは分からないけれど、ウェアラブルタイプの情報端末が今のスマホ並みに普及しているのだろうか。

今のLTEと同じ程度に4Gあいは4.xGのネットワークが全国的(世界的?)に網羅されていて、機能実装は99%クラウドに持てるようになり、その分手元に必要な端末は、ディスプレーと通信機能だけになるんだろうな。その時代での「Windows」って、もうここのクライアントに含まれるのでは無く、クラウド時用の自分の仮想マシンで動くゲストOSの一つでしか無いかも。自分の仮想マシンでは、Windowsだろうが、MacOSだろうが、Androidだろうが、あるいは中華OSだろうが(笑)、自由に環境設定して、TPOに応じて使えるんだろうな。少なくとも、次の10年ではそのくらいのことが出来るようになってくれないと困ります。

コラムの中では、次の取材に向かう山田氏が昔今の機材(PC類)について書いているけれど、10年後にはもうそんな心配は不用で、自分の認証用のキー一つで、何処でも自由に自分の環境をクラウドから呼び出せて使えるんでしょうね。モニターやキーボードなんかは、今ホテルでアイロンとか借りられるように簡単に借りることが出来て、とか。それでも、「My Keyboard」なんかを持ち歩く人はいるんだろうなぁ。結構10年は掛からないかもしれませんね、そんな時代になるのには。

噛む行為

オリンピックやその他の大会などで、メダルを噛む行為を戒める話。NTVのドラマとかフォアグラとは別の話だと思うんだけど、「クレーマー」という観点で一緒くたにしちゃうと話がややこしくなるだけですよね。

まず根本的な話として、「自分の大切なものを噛む」という行為が、どう言う意味を持つのかよく分からない。例えば「大切なものに頬ずりする」というなら分かります。欲しくてたまらなかったものに対する、ある種の「求愛行為」とでも言えば良いのか、良い悪いはあるだろうけど、昔からある行為。毛皮とか高級な着物なんかだとまだ良いけれど、メダルとか貴金属なんかだと頬が痛くなりそうだけど。赤ちゃんに頬ずりする、なんて言うのもありますよね。

で、「噛んで示す行為」って有るんだろうか。ある性癖ならあるかもしれないけれど、普通は思いつかない。動物なんかだと、親が子供を甘噛みしてかわいがるという光景はあるけれど、人間が何かを甘噛みするというのはちょっと思いつかない。で、「ものを噛む」という行為で思いつくのが、昔良く時代劇で搭乗した「偽物の小判かどうかを確認するために噛んでみる」という光景。金ならそれなりの硬度があるから硬いけれど、偽物は重いけれど柔らかい鉛に金メッキするだけだから、噛むと歯形がつくから「噛んで確かめる」わけですよね。だから、金メダルを噛んでみて傷がつかなければ本物、ということから来たのだろうけど、でもあれだって純金じゃ無いから変に噛みつくと歯形がつきそうなんだけど。

海外の選手が始めたという話もあるけれど、少なくとも日本人としてみると自分の獲得したメダルの真贋を試している、としか見えない光景なんですよね。だから、ああいう光景をテレビで見ると、あぁなんか大会関係者を信用していないんだなといつも感じてしまう。

自分の獲得したメダルだから自由にしても良い、と言うのも一つの意見だし正しいと思うけれど、それを大衆の面前でしかも全国的に放送されている前でやる以上は、自ずと「見苦しくない行為」というような範囲に限定されるんじゃないだろうか。その前提であれば、「大切なものに噛みつく」という普段はやらないような行為を見せて、それを見た人が喜ぶというのはどうだろう。メダルに頬ずりするのは分かる。キスするのも理解出来る。でも、舐めてみたり噛むのは理解できないですね。本物かどうか確かめたいなら、控え室とか誰も居ない場所で確認するのがマナーだろうし、逆にそう言う行為を要求するメディアっていうのもレベルが低いなと思ってしまう。

今はファースフードも一般的だし、食べ歩きなんていうのもマナーの問題はあるけれど見かける行為になったから、食べ物にかぶり付く・噛みつくというのは、まぁ許される行為なのかもしれない。それでも、公衆の面前で肉とかハンバーガーとかを噛みつくように食べるというのは、みっともないだけで主観的にも客観的にも「良い行為」とは思えません。ましてや、食べ物でも無い金属の塊に噛みつくというのは、少なくともそれ以下の行為で有り、優れた行為にはならないと思うんですけどね。たまたま、何か切っ掛けで始まった行為なんだろうけど、冷静に考えて悪いことは悪いと言わなきゃ。

ネイチャーテクノロジー

新幹線のぞみ号の先頭部分が長く伸びているのは、カモノハシのくちばしを模していることは有名な話ですが、シャープもいろいろな自然界の「秘密」を製品に生かしているという記事。私の仕事の中にも、同様の技術を活用している部分があるけれど、自然の力の偉大さに感心すると共に、それを製品の落とし込む作業の難しさもありますよね。記事にもあるように、鳥の羽の形状を扇風機やファンに利用するのは良いけれど、「羽ばたき運動」と「回転運動」では羽の動きが異なるので、単に模倣するだけでも駄目で、そういう部分が一番難しいところでもあります。

形状模倣にしても、その目的によってどうするのかという点も重要で、のぞみ号の先端部分は高速走行時の空気抵抗低減のためでは無く、トンネルに入る時に空気圧縮を出来るだけ少なくして、突入時の騒音低減のための技術なんですよね。だから、トンネルが少ない欧州の高速鉄道車両はあんな先頭部分が不用なわけで、その点日本と他国の高速鉄道の思想の違いみたいで面白い気がします。リニアモーターカーは、逆に空気を上に逃がして高速走行時の空気抵抗を考えたデザインになっていますよね。

今話題になっている自然界の機能の一つに「光合成」が有ります。人工光合成では、光りからメタンとかの化合物を生成させようとしているわけですが、形態だけで無く自然界の「機能」すら模倣することが出来たら、今の産業構造だけで無く、社会構造も大きく変わるかも。で、そう言う「余裕」から、次の文明ステージが始まるのかもしれませんね。スタートレックのように、仕事で宇宙に行くのでは無く、使命とか熱意という目的で未知の世界に挑むような。

自然の恵みだけで生活する、というのも一つの方法だとは思うけれど、天候とか天災とか、人間の力では及ばない限界も沢山有るわけで、そう言う時代をずっと生きてきた祖先達は、なんとか安定した生活をしたいという熱意で道具や技術や農業とか、「技術の蓄積」をしてきたわけですよね。今では季節に関係無く、野菜とか果物なんかも作る事が出来るけれど、最初の頃はその季節でどれだけ収穫量を上げるのかというのが大命題だったはず。以下に自然の力を利用しつつ、マイナスの影響を減らす努力をしてきたわけで、自然が主なのは変わらないけれど従の存在の人間が少しずつ自然の中に入り込んできているのが今の時代。これからは、その立場が逆になり、人間が自然を取り込んでいく生活になるのかも。ちょっと期待したい。

2014年2月20日

書く自由に、拒否する自由

隠れバーを売り物にしていたのに、「食べログ」に掲載されたのは営業妨害という話。個人的には、それなら「完全会員制」にすれば良いのにと思うんだけど、この記事で重要なのは「隠れバー」云々ではなく、記載するのは個人の勝手だけど、それを削除・拒否する事が店舗側に無いこと(難しい事)じゃないだろうか。だから、根も葉もないことを勝手に書かれてお店のイメージを落とすことも出来るし、その逆も可能なわけです。客商売だからお店の中で何でも許すわけでも無いし、お客にしても何でも許されているわけでも無いので、お店としても「xxx掲載不許可」とか「xxxはご遠慮ください」と秘匿性を維持する努力も必要だとは思うけれど。

私も食べログは、その地域とか場所でどんなお店があるのか調べるのには使っています。でも、お店の種類と場所を見るだけで、内容に関しては余り信用していないし、ましてやこう言う特殊な付加価値を考えているお店に関しては全く参照しません。食べログが顧客が自由に自分の評価を書き込む以上、その顧客の嗜好や背景で幾らでもお店の評価が変わりますから、必ずしも自分の思いと一致しているとは限らないから。価格重視の人は安いお店とかリーズナブルなお店を高評価するだろうけど、味重視の人はある程度価格に対しては寛容になるだろうし、雰囲気重視の場合はまた違った要素を要求するだろうし。ただ、顧客が自由に登録できるという点で、網羅するお店の範囲や量は多いので、それが他の同様のランクサイトよりも利用する理由になっています。

以前も書いた記憶があるけれど、結局書き込む側の背景がバラバラなのが問題なわけで、それが明らかにならないと自分好みのお店って中々見つからないでしょうね。ミシュランのように専用の調査員をおいて評価するのも一つの方法だけど、食べログの中でも年齢とか地域とか好みで一定の登録者を抽出して、その人達の評価を見ることが出来るとたぶん自分好みのお店が見つかる可能性もかなりたくなると思います。

まぁ、でも今回の場合は、「隠れ」バーなのに「公開しちゃった」お客さんの問題でしょうね。後本題とは関係無いけれど、「隠れバー」ってなんかレトロな響きを感じてしまうけれど、最近はやっているのか?

2014年2月19日

イルカ漁より非人道的な料理

イタリア版のWIREDと言うのがちょっと意外だけど、やっぱり正論だと思う。イルカが利口だからとか、可愛いからという理由でイルカ漁批判されるけれど、それを言い出したら世界にはいろいろな漁・狩猟方法があるわけだし、料理だってありますよね。いつもイルカ漁の批判を聞くと思うのが、「じゃぁ、猿の脳みそ料理はいいのか」と言うこと。あっちの方が、よほど悲惨で酷いと思うけれど。それでも中国には非難しないんだよね。

魚料理に馴染みの無い欧米人にとって、日本の「活け作り」って拷問みたいなものだし、あれだってもしかしたら非難の的になる可能性だってあります。「SUSHI」は世界標準になってきたけれど、流石に目の前で裁かれるお造りなんかには拒否感を持つ人もまだまだ多くいますからね。勿論、何でもかんでも「伝統・文化」だからと許されるわけでは無いけれど、その線引きも難しいわけで、それが自分達の主義主張と合わないからとセンセーショナルに取り上げることは間違っているでしょう。それに、このイルカ漁については、其れ以前の単に「寄付ビジネス」として某団体が活動しているわけですし。

いずれにしても、やはり情報発信量に大小で世間の評価も左右されることは確か。日本としても、自分達の意見や情報をもっと世界に発信しないと、これからの国際競争に勝てませんよね。そうで無くても、韓国とか中国には一歩も二歩も前を歩かれているわけだから。

2014年2月18日

アニメ不毛の地

ふーん、静岡は「アニメ不毛の地」だったんだ。知らなかった(笑)。確かに、他の系列局(NNN, JNN, ANN)が夕方にはローカルの情報番組なんかを流しているときも、テレビ静岡(FNN系列)は、ONE PIECEを流しているなぁ。確かもうちょっと昔は(まだ自分が地元にいるころ)は、アラレちゃんが流れていた記憶が...

実は、浜松は同じ静岡でも西の外れにあるので愛知の放送が結構越境受信出来るんですよね。だから、テレビ愛知も受信できたんだけど、地デジ化されて出来なくなったのが残念。今はケーブルテレビの再送信で受信出来るのでいいけれど、あれも確か10月頃までの暫定サービスなんだよなぁ。テレビ愛知も属する、テレビ東京系列の放送局を静岡にも作るという話(あるいは、テレビ愛知のエリア拡大)は昔からあるけれど、なかなか実現しませんよね。個人的には、経済関係の番組はなかなか面白いので是非実現して欲しいけれど、でも今はBSでも同じ番組が流れたりするし、あるいはオンデマンドでインターネット経由で視聴してよということだろうか。

地元にいるのに知らなかった「静岡の秘密」をまた一つ知ってしまった(笑)。

食写の是非

ブログやFB等のSNSでの定番の一つ、食事の様子を写真で撮影してアップする行為の是非についての記事。アクセス数アップが期待できる要素の一つとして、食べ物や犬猫等の動物、それに赤ちゃんなんて言うものが定番のコンテンツなので、今では普通にレストラン等でもスマホで撮影してその場でアップするのが普通のなりつつあります。

ただ、個人的には食事をしている時にそれとは関係無い行為で邪魔されたくないと言うことはありますよね。まぁ、離れたテーブルで写真撮るだけならまだしも、そのできばえで盛り上がって五月蠅くなったりするのは困ります。あるいは、カウンター席のように狭い場所で、隣で御所御所やられるのも、一寸こちらとしては美味しい食事に集中できないわけで、これも結構イライラするもの。色々な場所の食事やレストランの様子がアップされることは、情報源としては役立つことは正直あります。ただ、それってGoogleのストリートビューの時にも問題になったように、当事者が意図しなくてアップされた情報っていいの、と言う話にも似ていますよね。

記事にも書かれているように、シェフ(=オーナー)の中にも、迷惑と考える人もあれば、宣伝と割り切る人もいるけれど、記事で一つ抜けているなと思うのが、撮影者とシェフだけでなく、その周りにいる他のお客さまも関わる話だということ。私は落ち着かないのでバイキング形式の食事って嫌いだけど、本来座ってゆっくり楽しめるはずの食事の時間に、隣でがやがやがたがたされるのは、どうしても迷惑。例えば、こちらが気がつかないように撮影して静かに楽しむならまだしも、そうでないのなら写真撮影以外の場合でも勘弁して欲しいですよね。

もう一つ、いろいろなレストランなりでいろいろな食事や料理の様子を撮影して公開するのは良いけれど、結構酷い写真も多いわけで、それって逆にその料理を貶めていない、と思ってしまう。もう一つ、写真には料理の味は映りませんからね。見栄えが良くても美味しくないもの、見栄えは悪いけれど美味しいものもあるわけだし。だから、ちゃんとした写真にちゃんとした文章を付けて、第三者にもその場の雰囲気なり様子が伝わるような記事を書いてくれるならいいんだけど、プロの書き手を除けばそれだけの内容の記事ってごくごく限られているし。ただ、あなたの記事は内容が乏しいから止めてください、とは言えませんしね。自分として、どうしてもその料理なりを記録に残したいと言うこともあるだろうし、そう言う場合はまずはシェフに了解を得て、周りにも一言断ってくれれば、こちらも無下に断ることは無いですしね。要するに、「礼儀」の一つをわきまえてくれればいいわけで、それをのべつ幕無しパシャパシャされたりすると、ちょっとカチンとくるわけです。でも、本当に美味しいものに出会えたなら、それを味わうだけで十分だと思うんだけど。味の記憶は舌にしか残らないし、その時の楽しい思い出は本人にしか分からないことだし。

2014年2月17日

本物のお金

多少の凸凹は有りながらも、順調に発展しているように見える中国経済。しかし、ここの所何度も影の銀行のデフォルトの話が伝えられてきます。暫く前のデフォルト騒ぎの時には、匿名の人物(組織?)からの供出で、なんとかデフォルトは回避出来たのですが、今回はその時よりも金額が大きく、どうなるんでしょう。で、個人的に凄く不思議に思っているのが、中国のお金。よく言われることですが、中国では偽札が普通に流通していて、銀行のATMからも払い出されるくらい。つまり、実際の資金供給の何パーセントは本来流通していないはずの資金が流通しているわけで、それってそれだけ実経済を歪めている事になるわけですよね。

穿った見方をすると、偽札を流通させてそれを市場で洗浄(マネーロンダリング)して、本来の現金を手元に得るとそれを海外に送金する、みたいなことが結構行われているのかもしれない。横領とかすると、どうしてもその痕跡が残るけれど、別にお金を刷って使う分には手品と同じで、何も無いところからお金がわき出てきて、それが暫くすると本物のお金に替わるわけですから。

ただ、今の中国経済がそういう「偽札」も含めた経済システムを暗黙のうちに認めているとなると、ますます混沌としてきそう。見かけ上の経済数値は幾らでも上がるけれど、実態の製造とか生産とかは伸びない事になるわけですからね。影の銀行の負債は何百兆円とも言われているけれど、そのうち偽札での割合ってどのくらいあるんだろうか。仮に数パーセントとしても、何兆円規模になるわけで、それが表に出た時の影響はかなりのものだと思うんですが。

一党独裁、共産主義のメリットで、多少の不具合は強制的に政府なり党が補正をかけて知らない顔も出来ますから、何か機器があれば「善意の匿名」が何度も現れるのかもしれないけれど、それだって限界はあるだろうし。実際問題、ごくごく一部の富裕層を覗けば、まだまだ経済拡大の恩恵に恵まれていない人が多いだろうから、不安定要素も大きい気がする。

あと何年かしたら、国家予算の半分が偽札だった、なんて言うことが冗談で無く起こりそうな気がする。

NRT-ICN/GMP-HND (1) - 今度は飛べるか?!

2014年に入って、まだ一度も飛べていない状況。それにもめげずに、来週末には昨年のSFO行きの最後の区画消化(NRT-ICN)と、その帰国便(GMP-HND)のフライトが控えています。今にして思うと、なんで3月のこの日に設定してしまったのか悔やまれるんですが、その前に2回の旅程が入っていたし、ある程度のインターバルというか予定を考えると仕方ないんですが。で、帰国便なんですが、特典チケットを検索していたとき、試しに金浦空港発で探してみたら、ANAの羽田便が引っかかったんで、これを予約。仁川-成田の方が本数は多いんだけど、時間的に考えると、やっぱり羽田着の方が有利ですからね。ただ、ホテルから金浦空港までの移動手段を考えないといけません。

ホテルは、前回も宿泊したミレニアムヒルトンソウルに今回も宿泊することに。理由は、空港に移動する時に便利そうだから。仁川空港からホテルへは前回も利用したリムジンバスが利用出来ますし、ホテルから金浦空港へはどうもホテルからのシャトルも有るみたいだし、最悪近くのソウル駅に移動すれば、そこから両方の空港を繋ぐ空港列車が使えるようですから。ただ、前回宿泊した時に、チェックアウトする朝にホテルから仁川空港へのシャトルバスのチケット購入をした時、最初にホテルスタッフが間違えて金浦空港行きのバスのチケットを出してきたんですよね。ホテルのサイトとかGoogleで調べているんだけど、詳しく分からないので、これは現地で確認しないといけないけれど。いずれにしても、ホテルからタクシー拾っても良いし。ただ、韓国ウォンに両替する気は無いので、クレジットカードを使えるタクシーにしないといけないけれど。

3月は、この後月末にNYに行く予定も入れてあるけれど、この今年初のフライトは果たして雪やらその他悪天候に阻まれること無く完遂出来るのだろうか。これも仮にキャンセルとなると、今年は飛べないかもしれないという不安も。もう3月なんですからね。天候はそろそろ回復して欲しいところです。(続く...)

雪の週末

二週続いた大雪。前回の大雪の時も首都圏を中心に交通が乱れて大変でしたが、今回はさらに輪をかけてトラブルや被害が広がっています。未だに雪に埋もれて動けない車両が残っていたり、山梨県では交通網が止まってしまい、食料や燃料などの供給も止まったまま。都内近郊が雪対策が不十分だったことは仕方ないとしても、それなりに雪にも慣れていると思われる山梨周辺でもどうしようも無いくらいの積雪だったんですね、今回は。

もう一つ驚いたのが、雪の重みで屋根が倒壊した施設が多くでたこと。今回の雪は水分を多く含んでいて、前回の雪よりも重かったとの事ですが、そう言えば思い当たる節も。土曜日の朝、ホテルで朝食を食べていた時に外の様子が見えたんですが、その時外の木々に積もった雪がぽたぽたと解けるように落ちていたんですよね。その様子を見て、「あぁ、今回の雪は早く解けそう」と思ったんですが、水分が多かったからなんでしょうね。

今週は、週の中頃にまた雪の予報が出ています。まだ週末の雪対策も終わっていないところに、また雪が来るわけで、なんとか今回の雪被害は出来るだけ最小であることを祈っています。火曜日・水曜日と、また会社に行かないといけない雰囲気だし、大変そうです。

2014年2月16日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

翌朝、少し早めに羽田空港へ行く予定だったので、少しでも近い方が良いだろうと半年以上振りに予約した、白金台のシェラトン都東京。ところが、二週続けての大雪やら仕事が終わらないやらで、ホテルについた頃にはへとへとでそのまま部屋の冷蔵庫の缶ビールを飲んで寝てしまいました。

翌朝は、雪は止んでいたけれど、前回以上の積雪状態。前日からの雪の状態を想定して、幾つか行動パターンを考えていたけれど、全て破棄。結局、取りあえず動いている京急を利用して羽田の様子を見に行くことにして、ちょっと早めに朝食を食べてチェックアウトしました。久しぶりのホテルだけど、ちょっと慌ただしくて残念。このホテルご自慢の一つ、中庭に積もる雪の様子は綺麗だったんですが、それをゆっくり眺める暇も無いほど。大雪は、これで最後にして欲しいですよね。

HND-TSA (2) - 雪のため...

値上がりする前に特典マイルで発券した、HND-TSAの週末弾丸旅行の旅程。先週の大雪の時に「これが来週の旅行の時で無くて良かった」なんて思っていたら、まさかの二週続けての大雪の週末。出発前日の金曜日は、そのまま都内に宿泊予定だったので、遅くまで仕事をして片付けて旅行に出発する予定だったのが、朝から降り出した大雪のために早々と帰宅要請が会社が出たり、都内の交通機関もどんどん間引き運転から運休状態にかわったりと、このままでは会社に缶詰になりそうなので、仕方なく仕事も途中で終わらせて会社を後にしました。日曜日にお昼前に戻ってくるので、その帰りにちょっと寄って片付ければいいや、とこの時は思っていました。

電車も各停だけになり、さらにしんしんと降り積もり新雪の中なんとかホテルには到着。この時は翌日の事は余り考えずにベッドに入ったんですが... 翌日、朝ホテルの窓から見える様子では、雪は積もっているけれど前回の大雪ほどでは無い雰囲気。でも、テレビでニュースを見てびっくり。軒並み交通機関は止まっているし、前日そこそこ羽田空港は動いていたと思っていたら、JALもANAも国内線はこの日どちらも200便以上の欠航を早々と決めています。国際線を見ると、前日の夜に到着してそのままナイトステイして翌日の朝の便になるエバー航空の到着便は着いているようなので、大丈夫かなと思いつつ、それでも予定よりも早めにホテルを出発。

品川駅までホテルのシャトルバスで移動して、品川駅から京急で羽田空港国際戦ターミナルを目指すことに。丁度運良く特急が来たので乗り込みましたが、途中駅で時間調整等もありいつもより時間が掛かります。またこの時は、空港線は羽田国内線ターミナルと京急蒲田との普通の往復のみでしたので、京急蒲田で乗換。いつもより時間は掛かりましたが、とにトラブル無く羽田空港の国際戦ターミナルへ到着しました。

で、3Fの出発ロビーに上がってビックリ。いつもは結構閑散とした雰囲気も感じられる出発フロアーですが、前日夜の出発便を利用予定の乗客の人達でしょうか。フロアーのあちこちに毛布とか引いて休んでいます。出発掲示板を見ると、深夜帯にかけての出発便が軒並みディレーに。さらに早朝からのフライスとも、雪の影響でディレーや欠航になっているものもあり、チェックインカウンターも殆ど空いていません。今回利用予定だったエバー航空も、9:30頃に状況説明をするということで閉まったまま。そのまま混雑するフロアーをぶらぶらして時間を潰していましたが、4Fのレストラン街も5Fの展望フロアーも人で一杯。

で、9:30に再びカウンター付近に戻ると、かなりの人人人。で、地上係員さんが言うには、13:45(3時間遅れ)を次の出発予定にしてチェックインを始めますとのこと。ここで3時間遅れと言うことは、現地に着いたら夜になってしまい、今回の弾丸旅行がレーザー光線旅行くらいになってしまう。それに、周りの人混みを見ていたりしているうちに、「仕事も残っているしなぁ」と何となく無理に行く必要も無いかとあきらめの気持ちが大きくなってしまい、その場でPCを立ち上げてチケットをキャンセル(カウンターは大混雑だったので)。再び京急に乗り、横浜の会社へと向かいました。この頃には、青空なんかも見えてきて、ちょっと後悔したんですが、まぁ結果的にはその後の仕事でやっと解決策が見つかったりしたから良かったんですけどね。でも、1月のPro Bowl、2月の台北旅行と、今年は何となく旅の験が悪いですね。二週間後の、チケット消化のソウル旅行は大丈夫だろうか。心配です。()

2014年2月14日

母校のアカウント

先日、母校(大学)から何やらDMが届きました。毎年送られてる、年次総会の連絡にしては時期が違うし何だろうと思ったら、大学のドメインで現役だけで無く卒業生や父兄もメルアドを利用出来るようになったから登録してくださいという連絡。何でも、Office365を導入して、Exchange Serverが何たらとか書いてある。正直なところ「何だよなぁ」という気持ち。

初めて取得したNifty BBSのIDや、初めての海外出張(@US)用に取得したCompuServeのIDは、流石にもう廃棄したけれど、同時期に取得した個人のIDを始め、msn、Yahoo、GmailのID。仕事のIDもあれば、自分で運用しているサーバーのdomainで作成している、いろいろなID等、もうこれ以上IDの管理はやだという状態で、今更年に1回使うかどうかのIDを作る利用なんて無いですよね。大学関係の連絡専用に使うと言う方法はあるけれど、それにしたってメールのやり取りの度にアカウントを使い分けるのは手間で面倒。昔のように、メルアドを取るというのがプロバイダーと契約したり、ネットの通信契約をしたりという面倒な時代ならまだしも、今では携帯のメールだってほとんどインターネットメールみたいになっているわけだし。

まぁ大学側としても、いろいろな理由で卒業生の把握をしたいだろうし、IDというもので紐付けしておけば色々便利ということもあるんでしょうけど。仮に、登録させるのであれば、既存のIDのローミングサービスみたいな感じで使わせてくれるなら、たまには大学ドメインのメルアドを使ってもいいかなとは思うけれど。それだって、わざわざそのドメインを使う利用がどれだけあるのか疑問だけど。例えば、そのドメインを利用していると言うことは、その大学の関係者と推測出来るわけで、それなりに有名な大学のドメインであれば箔がつく、ということもあるでしょう。でも、その程度で騙される(失礼!)のなら、その程度の事でしかないんだろうけど。

と言う事で、卒業生としては甚だ申し訳ないけれど、「意味ねぇ」とそのままDMはゴミ箱行きとなりました。

ビッグデータとバックグラウンドデータ

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、やや過激なタイトルである「ビッグデータに死ねと言われた東急」というビッグデータの活用についての話。新しくなった渋谷駅に関しては、個人的に同意(笑)。いゃ、ありゃぁある意味アスレチックというか罰ゲームですよね、乗換は。ただ、今の渋谷駅もまだ開発途中なわけで、旧東急渋谷駅の跡地にJR東日本の埼京線のホーム等が移動してきて、最終的にあたらしい渋谷駅が完成すれば、もう少し乗換なども便利になると言うことですけど、それまでに乗客の氾濫が起こらなければいいのに(マテ)。

ところで、山田氏はこういうビッグデータに対して、さらにそう言うツールにアクセス出来ない人達の「声なき声」にも言及しているわけですが、実はそういう隠れたデータ、個人的には「バックグラウンドデータ」と言っていますが、そう言うものをこれからは効率的に吸い上げて活用していかないと、差別化が出来ないのは事実。今でも、交差点で人の流れを観測したり、店内カメラの映像等を利用して顧客の行動パターン解析等もやっていますが、もう少し主観的な行動解析が無いと、独りよがりなデータになります。行動パターンの解析は今まで通り出来るしてはも、例えば表情の変化も合わせて観測するとか、興奮状態とか視線の移動とか、複数の要素を収拾して総合的に判断出来るようなシステムが無いと、なかなか「声なき声」の吸い上げは出来ません。

例えば、将来的には生体センサー内蔵のスマホとかデバイスが普通に使われるようになるだろうから、そうなるとそう言う自分の生体データを提供する代わりに、契約したモールとかデパートでは割引とか特典が得られるようなインセンティブを付けたら、もしかしたら「声なき声」を効果的に収拾できるかもしれない。それは「声なき声」と言えないのかもしれないけれど、「伝えたい声」と思えば不思議はないだろうし。ビッグデータは顧客が発信した情報を分類解析することで、顧客の要求を詳細化していく手法なわけですが、その発信された情報の裏付けというか、本当に欲してるのか何か作為的なものがあるのか見つけるのはなかなか難しい。勿論、全体の傾向とか見れば、そこに何か有意的な背景を知ることも出来るだろうけど。

一方で、発信されたデータを元に企業側は対応する事になるので、ある意味「後手の対応」なんですよね。だから、声なき声を拾って仮に必要なものが提供されたら、それってユーザーの半歩先、一歩先を行った対応になるわけで、付加価値は高いと言えます。無意思のうちにそう言う対応をしてきた商品、例えばSONYのWALKMANとかAppleのiPod/iPhoneなんかがいい例ですよね。コラムの最後にも書かれているように、ビッグデータは今効率的なビジネスツールではあるけれど、それが全てでは無いし、正確に世の中のデマンドをモデル化しているわけでは無い。逆に、もしかしたら声なき声のユーザー層から見ると、声の大きい人が優先されて、迷惑なことになるかもしれない。ビッグデータは暫くは有効なツールではあるけれど、その先だけてなく背景についても目配り気配りするビジネスモデルを考えないと、これからの競争には勝ち残れないですね。厳しいけれど、面白い、と思わないと。

正しい日本語

「永遠のゼロ」などの作者で、NHKの経営委員である百田尚樹氏が、先の都知事選中の応援演説で「(一部候補は)人間のくずみたいなもの」と発言したことの騒動。まぁ、立場以前に応援演説という場所を考えたら、決して品の良い言葉遣いとは言えませんよね。日本語にはもっとオプラーとに包んだ「泡沫候補」という、これまで何度も使われてきて、メディアでも問題視されていない便利な言葉が有るんですから、作家としてもそういう「適切な言葉」を使わなきゃ(笑)。

まぁ、真面目な話、一般個人が宴席で酔っ払って発言するのと、それなりに有名人で有り、NHK経営委員という準公的な立場でも有る人間が、さらに都知事選という場面で使う言葉では無いですよね、「くず」っていうのは。色々なテレビ版具に出演している百田氏を見ていると、どちらかというと瞬間湯沸かし器系の、ちょっと何かあると一気に燃え上がる性格の人かなと感じるので、そう言う人がなんでNHK経営委員なんていう立場に任命されているのかよく分からないのですが。

いずれにしても、文章でご飯を食べる作家さんなら、やっぱり言葉の勝負で負けちゃいけませんよね。内容の正誤に関わらず、声の大きい方が勝ちでも困るけれど、内容が正しいのに言い方で負けてしまうのも困ります。あれ、これってどこかとどこかの国の関係にも似ているな(をぃ)。

2014年2月13日

不思議なHub

仕事で必要になり、GbのスイッチングHubを購入。この8ポートのHubを会社で使い始めたのですが、何故か#1と#6のポートが反応しない。それ以外のポート接続は問題無いのに、この2つのポートにケーブルを接続しても、Linkすら反応しない。使用しているケーブルは、以前別のHubに接続して使っていたもので、ちゃんと信号がきているのは確実。Hubの初期不良って殆ど経験したことが無いけれど、×掴んじゃったかなと、購入店で交換は修理のために持ち帰りました。

で、自宅に戻って、念のため自宅のネットワークに接続して再確認してみたら、問題無し。どのポートでもちゃんとLinkが流れるし、当然データだってOK。スイッチングHubを初期状態(購入直後)の状態で使用したので、何か内部設定とか問題あったんだろうか。問題が再現しないので、修理には出せません。仕方ないので、もう一度会社の環境で接続テストをして確認してみるつもりですが、うーん不思議だ。

年寄りの冷や水

韓国訪問中の村山元総理のニュース映像を見ていた母親が一言。「ほんと、未だに余計なことをしていて...」「年寄りは余計なこと言わなきゃ良いのよ」と。そう、年寄りが言っていました(笑)。

で、彼としては右傾化していると言われている安倍総理の姿勢や、対立している日韓関係改善のために老婆心ながらと出かけたんだろうけど、逆にこんな風に自分の政策を批判されてしまい踏んだり蹴ったりでしょうね。中国関係もそうだけど、特に面子とか自分の立場中心の韓国に対しては、もう裏ルートでの交渉だけにして、表に見えるところでは「何もしない」のが一番良いと思う。産業的にしても、日本の素材や技術が無ければ輸出立国として成長できない事は事実だし、観光にしても韓国から日本へのインバウンドの方が日本からのアウトバウンドよりも多いわけですし。

で、さらにテレビを見ていた母親が「なんであんな所にのこのこ出かけていくんだろうね」と言うので、つい「細川みたく、暇をしているとこれ幸いと担ぎ出す輩が居るんだよ」というと、「本当、馬鹿だよねぇ」と。まぁ、このあたりが日本人としての本音だろうね。

ところで、村山氏は韓国慰安婦問題に熱心なわけですが、ここで産経の阿比留氏が書いているように、じゃぁ日本の同様の人に対しての謝罪なり賠償なりはどうなのというのが、昔からの個人的疑問。村山さん、帰国したら国会の前で土下座でもして日本人慰安婦経験者に謝ってくれるのだろうか。自分は前後生まれだけれど、物心ついた頃には、親戚にも戦争体験者が沢山いて(うちの両親も浜松大空襲の体験者だし)、いろいろな話を聞いてきたわけで、全部が全部正しいとは言わないけれど、非常に混乱していた時期であるし、今とは考え方も社会の仕組みも異なっていた時代。その当時問題なかったことでも、今では大問題になることもあるけれど、その是非や正否を考えるのであれば、当時の状況で考えないと正しい歴史認識とは言えませんよね。

そう言う意味で、このキヤノングローバル戦略研究所の宮家氏の話は凄く納得できる説明。先日の「東海」呼称の話だって、今は「日本海」はけしからんと言っているけれど、今後は「日本という名前が昔の植民地時代を思い出せるから変更すべきだ」と言ってくる気がする。そんなに日本のことを毛嫌いしながら、日本の占領下の建物を今でも使用し、日本伝来の言葉も結局使っていて、それを認めるのが嫌だから何でもかんでも「韓国発祥」というすり替えをして自らを納得させていく精神構造っていうのも、歴史的に中国や周辺諸国の脅威をなんとか凌いで生き延びるための「戦略」だったのかもしれませんね。だから、今だけ見て慰安婦問題に謝罪しても、彼らの中では100年1000年の単位での記憶を元に反対しているので、噛み合わないわけです。そこに気がついて理解して対応しないと、どんなに日本から誠意を込めたとしても、彼らは「馬鹿にされた」と思うだけでしょうね。

オバマ大統領訪日

オバマ大統領の訪日が決まったみたいですけど、横やり入れていた韓国にも結局立ち寄ることになったんですね。本当に、余計なことばかりする。で、訪問する順番はどうなんだろうか。出来れば、韓国訪問の後がいいですよね。先に日本を訪問してから韓国だと、向こうで言いたい放題言って終わりだから。

いずれにしても、韓国独立は米国の占領下からであって、日本の占領下での話では無いわけですから、独立時の宗主国としてちゃんと躾けるように言って欲しいぞ。

2014年2月12日

長男の憂鬱

最近の日中韓の関係と、米国やその他の国からの干渉の様子を見ていると、何となく「似てるな」と感じるのが、親にしかられる三人兄弟の関係。自分は男二人の兄弟で、私が長男だったのですが、小さい頃から何かあれば「お兄ちゃんなんだから」と親からも親戚からも言われて、随分窮屈な思いをしました。勿論、誉められることもあるわけですが、何か一寸悪戯をしたりトラブルがあると、まず言われるのが「長男なんだから」という一言。さらにフラストレーションが溜まるのが、それが自分がやったわけではなく弟がやったことでも、何故かとばっちりがこっちに回ってくること。

日本が日中韓三兄弟の長男だと思うと、何となく今の言われようが納得できたりします。これまでは聞き分けの良い、辛抱強い長男だったから我慢して、親(=米国)の言うことも「はいはい」と聞いてきたけれど、そろそろいい加減にしてくれと言いたい気分にもなりつつあります。人間の場合には、成長するとともに、まぁじぶんの立ち振る舞いにも責任が出てくるし、恥と言うことも意識し始めるわけですが、今の周りの次男・三男にはそう言うことは皆無な様子で、ひたすら親に告げ口をしているような状態。

下の兄弟が、まだ小学生とか言うならば、兄としてそれなりに責任というか我慢しなきゃいけないこともあるだろうけれど、次男はすでに長男よりも身長・体重(=経済規模)は大きくなり見下ろすような存在になって来たことに乗じてやりたい放題をし出したし、一番我が儘な三男は、ますますそれに拍車をかけているし、でも相変わらず親から言われるのは「長男なんだから、我慢しなさい、ちゃんとしなさい」という一言。

私も高校生くらいの頃に、とうとう我慢できなくて爆発したことがあったけれど、今の日本の雰囲気ってそう言う状況にかなり近づいている気がします。ただ、仮に長男が爆発して個人的には多少ガス抜き出来たとしても、今の次男はそれ以上に悪知恵を付けているので、これ幸いとますます長男を悪者にして自分だけいい子になろうという魂胆が見え見え。三男もそれに気づいているから、ひたすら長男を挑発して、爆発すれば漁夫の利を、それでも我慢するなら自分の主張が嘘でも正しいと世間に認められるから、どっちに転んでも損をしないと踏んでいます。だから、長男としても、怒りどころをしっかり見定めないと足下をすくわれることになるわけです。

先ずは、何故自分はこれだけ怒っているのか、その理由をちゃんと親をセットできるだけの証拠が必要ですよね。今の日本は出遅れているから大変なんだけど、でも地道に情報を集めて、それを相手に分かる形で発信することが重要。決して直ぐに結果は出ないだろうけど、結局何もやらずにしかられるだけなら、一暴れしてから怒られても変わりないわけですから。そんなことを、ふと感じるわけです。

アマチュア無線、免許更新

小学生の頃に取得したアマチュア無線の免許。高校生ぐらいまでは結構熱心に毎晩オンエアーしていて、その後はたまにリグの電源を入れる程度になり、仕事が忙しくなると、5年ごとの免許更新だけをするようになってしまっています。もう使わないなら閉局申請すれば良いと思う反面、でも自分なりに色々苦労したり頑張って取得した免許なので、やっぱり可能なうちは維持したい。ということで、毎回忘れないように更新しています。

昔は大きな書店に行き、再免許申請用の書類を買って名古屋の電波監理局に送付していましたが、10年くらい前の更新の時から、申請書類がWordやPDFになっていて登録されていて、それに記入すれば良いようになっていて感激しました。

で、今回はそんなことをする前に、総務省の担当局から「無線局免許の再免許申請手続きのお知らせ」なる葉書が到着。今は、書類送付をしなくても、オンラインで手続きが出来るんですね。知りませんでした。ただ、その為にはまずは専用のIDを取得しないといけません。まず指定されたサイトにアクセス。このページの「新規ユーザー登録」画面から必要な情報を入力すると、一週間程でIDと初期パスワードが送られてきました。

まずは初期パスワードを再設定。その後、今回の再申請に必要な情報を入力。といっても、免許番号を入れれば、後は自動的に登録情報が反映されるので、それ以外に必要な内容は使用機会の情報位でしょうか。さらに、昔は更新された無線局免許状を送って貰う返送用封筒を送る必要が有りましたが、今は代引きで送って貰うことも可能になっているんですね(500円は高いと思うけれど)。手数料も、昔のように収入印紙を買って来て貼らなくても、振込で良いのでこれも楽。まだ期間的に余裕があるので、一旦内容を確認したところで取りあえず内容保存をして終了。そのうちに申請しなきゃ。

HAMの世界も知らないうちにどんどん進歩してるなぁ。免許も、最初に取得した第四級(=電話級)から、少し上を目指してみようかしらん。ボケ防止にもなるかもしれない。あっ、でも、電信は覚えられるだろうか。あれって、昔も苦手だったし...

UA MP 1K Kit 2014

2014年1月31日で期限切れとなった、2013年度のUA MP 1K Kitの2014年度版が、やっと(?)届きました。昨年度に比べると、ちょっとリッチなパッケージ。UA MP 1K Cardに、ネームタグが2枚。後は、例によってドリンクバウチャーが10枚。UA MPの説明をする小冊子が、ボーディングパスの束見たいになっているのが、今年のこだわり?

一つ困ったのが、ネームタグ。今年は縦長のデザインになっているので、裏に書き込む名前や住所も縦長の状態で準備されているんだけど、その分横幅が狭くなって書いていくと納まりきらない。去年みたいに、横長の方がいいなぁ... 表は縦長でいいから、裏は横長にして欲しい。それと、ネームタグをバッグに止めるバンドが、去年は結束バンドみたいな感じだったのが、今年は細長いリング上のもの。先をネームタグの穴とかバッグの取っ手に通して反対側の先を通した反対側の先っぽの輪っか部分に通して固定する方法なので、両方を同じように通さないといけない。ちょっと面倒だし、場合によってはバッグ側の取り付け位置によっては、固定出来ないかも?!

UA MPのカードデザインは殆ど同じですが、右上の端にUA MPの会員レベルのリボンみたいなデザインが入ったことが目新しいところでしょうか。そういゃ、サイトにも同じようなデザインが追加されていました。今年は、1月に予定していた旅行を都合でキャンセルしてしまったので、まだ搭乗回数はゼロ。来週、特典チケットで台北に行くのが初フライト。今年はスタートダッシュかけないと(笑)。

2014年2月11日

田中投手のチャーター機

大雪の影響が残る中、ヤンキースの入団会見とシーズンインに向けてニューヨークにチャーター便で関係者と出発した、田中将大投手。最初「チャーター便で出発」と聞いて、ビジネスジェットなんだろうなと思っていたら、JALのB787をチャーターしたんですね。下世話な話だけど、料金って幾らぐらいなんだろうか。JALの場合、BostonとかSingaporeに飛ばしている1コンフィグだけなので、取りあえず機種は判断出来ます。

ここからは妄想の世界(笑)。NRT-JFKの割引運賃で取りあえず計算してみると、JAL B787は2クラス制で、ビジネスが42席、エコノミーが144席。仮に、ビジネスが40万円/席、エコノミーが10万円/席とすると、1680万円+1440万円=約3000万円。これは一応往復料金だから、この半額と言う事は無いとしても、それでも2000万円から3000万円位なんでしょうか、飛行機を一機飛ばすためには。このチャーター機には5人しか乗っていないという事だから、通常のフライトのファーストクラスを予約しても変わらない気もするけれど、やはり他の乗客に干渉される事が嫌なんだろうなぁ。でも、B787ってビジネスクラスまでで、しかもこのJALのB787のシート、フルフラットじゃ無いんですね。これってどうなんだろう。New Yorkまで12時間のフライトでは、ちょっと厳しいんじゃ無いかな。で、ちょっと思ったのが、たぶん数千万円位の経費となるこのチャーター便ですが、もしかしたらJALとのスポンサー契約を結んでいて(結ぶ予定で?)、実は只とは言わないけれど結構お安い値段でチャーター出来るのかも。

人様の財布の中身を推測するのは行儀の良いことでは無いけれど、でもベストの状態で会見やキャンプに臨みたいという田中選手の意気込みは感じられます。あと、(幾らかは想像するしかないけれど-笑)、その為には損得抜きにして必要なところにはお金をかけるというのも、やはり彼なりにこれからのシーズンについて緊張と不安と期待と希望を感じているからじゃ無いでしょうかね。いずれにしても、彼も含めて日本人選手が今シーズンもMLBで活躍してくれることを大いに楽しみに期待したいところです。

2014年2月10日

都知事選

昨日の夜は、20:00を過ぎた途端に一斉に「舛添氏、当選確実」のテロップが流れ出して、あーあと言う感じ。ただ、開票結果が表示されていくと、思いの外舛添さんの得票が伸びずに(300万位は行くかと思った)、逆に細川、宇都宮両氏が100万票近くまで延ばしたのはちょっとビックリ。単純に両氏の得票を足しても1位の舛添氏には届かないけれど、最初から調整していずれかの候補者一人に一本化して戦えば、結構結果は分からなかったかも。ただ、その場合は舛添氏と田母神氏の一本化をもくろむかもしれないけれど。あるいは、小泉さんが候補者になれば、もしかしたらぶっちぎりのトップ当選だったんじゃ無いだろうか。演説の様子をテレビで見ていると、本当にどっちが候補者なのか迫力が違うし。結果確定後、いろいろと敗戦の弁を述べているけれど、結局は準備不足。どうせ、また箱根か熊本で隠居生活に戻るんだろうから、それなら気楽なものです。

都知事という存在が、他の首長とは一寸異なる立場・地位にあることは確かだと思うけれど、でもそこに国政の話を絡めてくる姿勢には、最後まで疑問が残りました。原発の話にしても、都内に原発が有るのならそれをどうすると言うことも理解出来るけれど、立地自治体でも無いわけですし。せめて、例えば都立大学(首都大学東京)に原発専門の学科を都の予算で作り廃炉を加速する、とか、都所有の離島とか山間僻地に最終処分場を設置するとか、そう言う実現可能な提案って聞いた記憶がありません。テーマが大きすぎるから、それだけ聞かされても現実的じゃないんですよね。それならそれで、一つでもいいし小さなものでも良いから具体的な提案を出して貰って、判断出来る基準を示して欲しい。それよりも、同じような大きな抽象的なテーマならば、より身近な経済とか介護とか保育とかの方が現実的ですし。そう言う意味で、都知事選という公の機会を別の目的に流用した姑息な手段、とも言えなくも無いかも。

いずれにしても、やることが一杯有る時に都知事が辞任してしまったから、まずは停滞している都政をもう一度動かして、キャッチアップする事が最重要。オリンピックとか災害対策とか中・長期的に重要な課題もあるけれど、まずは予算とか経済対策とか、直ぐに必要なことを片付けて欲しいですよね。東京都が日本の牽引車的存在であることも事実ですから。東京、そして大阪、福岡、等の拠点都市が元気になり、そこからさらに中核都市、地方都市と波及していくのが現実なんですから。経済格差とかいろいろ言うけれど、事実は事実として現時点でベストの対策を取ることが一番重要なんですからね。

大韓航空運航休止

政治的な対立やウォン安による渡航者減少の影響で、静岡空港に就航している大韓航空が、この夏ダイヤから仁川-静岡の運航を休止するという記事。大韓航空は他の地域の路線も運休をしているので、静岡だけの問題では無いと思うけれど、でも大韓航空・アシアナ航空と韓国の二大航空会社が就航している割には、開港当時から今ひとつ盛り上がりに欠けていたのも事実。

ちょっと古いデータですが、日本国内空港の利用客数のデータを見ると、静岡空港は国内線・国際線利用客数で83空港中38位。小牧空港(名古屋飛行場)よりも上というのはちょっと意外です。で、その中で特徴的なのが、国際線利用者数の多さ。成田、羽田、新千歳、関空等の拠点空港は当然として、8位広島空港、9位岡山空港、10位新潟空港と続いて第11位の多さ。まだまだ課題は多く残っているけれど、潜在的価値は大きいと言って良いんじゃ無いでしょうか。現在台北線の増強や、東南アジアからの集客を模索して居るみたいですが、まずはそう言う地道な努力を継続していかないと。

で、知事は静岡発着・仁川乗り継ぎを推奨しているみたいだけど、お昼頃の1便だけではそれは不便。出発に関して言えば、もう少し午前の早い時刻に静岡を出て、お昼前に仁川に到着する便が無いと、欧州便の接続は厳しいんじゃないだろうか。また逆に、夕方静岡に戻るフライトが無いと、帰国時は仁川で一泊しないと静岡に戻れないことになるので、それも不便。さらに理想を言えばお昼くらいのフライトがあると完璧。で、それって既にセントレアで可能になっているからわざわざ静岡にそう言う路線を設定するメリットって無いんですよね。

それと、浜松を中心とした西武地区の利用者が少ないことが毎回言われるけれど、正直静岡空港に行くのとセントレアに行くのと、それほど違わないとなれば、やはりセントレアを利用しますよね。成田に行くことも含めて、そっちの方が結果的に便利だし。色々要求項目はあるけれど、まずは東名・新東名のインターチェンジから、直線的に接続出来る専用道路を考えて欲しいですよね。今の接続道路は、空港周辺まで行くのも回り道だし、空港に着いてからも遠回りになったりするし、売り物の無料駐車場を使うにしても、そこまで行くのが不便。道路もそうだし、周辺の設備も含めて、さらに投資をして静岡県の交通拠点にするのか、諦めるのか、大きな判断が必要でしょうね。

韓国からのインバウンズを重視するのか、日本からのアウトバウンズを重視するのか、理想は両方の充実だけど、今の状況ではどちらもそれほど期待出来る状態では無い事を考えると、準国際空港を目指して就航地の多様化をこの機会に目指すのもいいかも。

成田孤立

この週末の大雪は、都内周辺で色々なトラブルを生みましたが、週末の雪で成田に接続する道路・鉄道が止まってしまい、土曜日は孤立した状態に。たぶん第一ターミナル1Fの税関を出たところだと思うけれど、人人人で埋まっている光景は驚きでした。土曜日に空港から移動出来なかった人が5000人位で、日曜日には到着便もあってさらにふくれあがり8000人以上の人が移動手段の無いまま空港に缶詰になったみたいですけど、色々考えさせられますよね。

先ず思うのは、空港アクセスの脆弱性。空港に接続する高速道路は一本だし、鉄道にしても単線でJR/京成共有の路線しか無い。考えてみると、国の空の玄関という割には非常に貧弱ですよね。まぁ、空港の場所が場所だけに仕方ない面もあるだろうけど、せめて鉄道路についてはバックアップ路線とか準備出来ないのかと思いましたね。

もう一つは、到着便を一時的に茨城空港とか羽田空港とかあるいは静岡空港とかにダイバードさせて、乗客だけでも降ろしてから成田に移動して出発便として準備するとか大変なんだろうか。茨城、羽田は、やはり雪の影響で混乱していたのだろうけど、静岡空港とかもう少し有機的に活用出来れば空港に缶詰になることも緩和されたかもしれないし。

毎年こんな状態が年に何回か有るなら、それに対応した設備投資をする意味も生まれるかもしれませんが、なんせ45年振りの大雪という状態では、必要最低限の対応が精々で「運が悪かった」と諦めるしか無いのかも。勿論、当事者にとってはそんなことで納得できる状態では無いのは分かりますが。何れにしても、例えば台風で交通が寸断されることもあるわけですし、今後は何か有った場合に空港内に滞留する事の対策は必要かも。例えば、近隣のホテルと提携して、もしもの場合にはホテルのロビー等に乗客を一時的に移動させて、空港内での混乱を緩和させるとか。あと、当日の状況が分からないのであくまで想像での話ですけど、千葉駅へのピストン輸送とか出来なかったんだろうか。千葉まで出れば、JRのラインが複数あるし、私鉄の京成も捕まります。

色々考えさせられますよね。

2014年2月9日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日都内で用事があったため、金曜日の夜仕事帰りに宿泊。ところが、翌日は20年に一度の大雪に関東地方が見舞われて、予定はキャンセル。結局なんのための滞在だったのか... まぁ、大雪の予報前に入っていた予定だから仕方ないんですが。

翌朝は、激しく降る雪を見ながらの朝食ビュッフェ。景色は良いんだけど、交通網が心配です。元々の予定では、都内に出て、用事を済ませた後に時間の余裕もあったので買い物とか使用と思っていましたが、この天候では外を歩き回ることもしたくないし、都内まで移動するのも大変そうと言う事で、予定変更の一日になりました。

帰りの新幹線もちょっと遅れたけれど、無事に浜松迄戻れただけでも良しとしないと。

除雪

昨日の都内は(関西方面もそうだろうけど)、20年振りの大雪で交通網が大混乱。新幹線もダイヤが乱れて、都内から浜松に戻る時も大変でした。夕方浜松で用事が有ったので、その予定似合わせて新幹線を予約していたんですが、品川-新富士間で既に雪のために遅れているため、早めの新幹線に予約変更することに。この時点で、東京発の下り新幹線は、名古屋到着が30~40分位。しかし、新大阪方面から東京への上り新幹線がすでに1時間以上遅れているので、その折返しになるだろう自分が乗る時間帯の新幹線はさらに遅れると予想。ここで悩ましいのは、どの新幹線に乗車するのか。

浜松には、大体1時間にこだま号が2本にひかり号が1本停車します。でもこういう状態だと、こだま号の場合通過待ちでどの程度遅れるのか計算出来ません。これは過去の同様の事象から学んだ経験則(笑)。ただひかり号だと1時間に1本なので、一時間単位でしか調整出来ない。新横浜駅に到着した時には、2本前のひかり号(2時間前)に乗車可能だったんですが、のぞみ号を最優先にして、ひかり号も比較的優先して発車していて、この2本前の新幹線は10分遅れくらいで新横浜を発車するみたい。で、結果的に1本前のひかり号に指定を変更しました。で、暫く新横浜駅で時間を潰しているうちに、どんどん外の雪は激しくなっていきます。とうとう、横浜線も雪のために運転を一時停止するくらい。さらに新幹線の遅延も少しずつ長くなっていきます。「失敗したかな」と思った頃、やっと一つ前に繰り上げた新幹線が到着しました。この時点では一時間遅れなので、元々の予定通り。

ただ、新横浜を出てからが時間が掛かりました。通常、新横浜-小田原間は15分位で通過すると思いますが、この時は倍くらいの時間が掛かります。さらに小田原駅では新幹線に積もった雪の除雪作業をするというアナウンスも。「あー、さらに遅れるなぁ」と思ったんですが、作業自体はそんなに時間が掛からずに終わりました。元々小田原停車の編成で無かったので、ホーム側の待避線に入線して停車しても新幹線のドアは開かず。ホームで待つ人も多くて、本当なら乗車したいだろうなと申し訳ない気持ちも。で、たぶんこの日東京発の新幹線は全て除雪作業をしているんでしょうね。窓から見える隣の本線には雪が積もったままでしたから。たぶん、運転席とパンタグラフの雪を落としたんだろうか。

小田原を出て、次の三島駅に停車するまでもいつも以上に時間が掛かりましたが、そこから先雪は雨に変わったので、ほぼフルのスピードに戻りました。ただ、静岡と浜松に停車する時には、先行している新幹線(こだま号)の発車待ちで少し待たされる事も。結局、一時間遅れで出発して、浜松には70分遅れくらいで到着しました。予定にはなんとか間に合ったものの、危ないところでした。今日も都内は厳しい天候になりそうですけど、被害が広がらないことを祈っています。

2014年2月7日

VAIOの未来 (2)

SONYのPC事業の分離とテレビ事業の分離が正式に発表されました。PC事業については国内のビジネスにしか言及されていないけれど、かなり厳しいことは事実でしょうね。笠原さんの記事を見ると、トップのLenovoとでは10倍近いシェアの差があるわけで、単純に同じものを作っていたとしても、コストの点でかなり不利なのは確か。また、確かにVAIOファンは個人ユーザーがメインで、その点PC単体で収益が出るようなビジネスモデルを作らないといけないのだけれど、それも今のSONYでは厳しいでしょうね。Appleが似たような状況にあるわけだけど、PCについては独自のOS/環境で囲い込みが出来ているし、それによる特色づけも可能なのに対して、SONYの場合はハードだけしか差別化が無い状態ですから。

WALKMANとかXperiaとか、ApppleのiPodとかiPhoneに類似する商品群を持ってはいるけれど、iTunesというAppleビジネスのコアに相当するものは持っていないので(これはSONYだけの問題じゃ無いけれど)、コンシューマー市場でのビジネスモデルが難しいのは、どのメーカーも同様。今後法人需要を開拓するというけれど、そうなると先ず一番に訴求されるのは価格。となると、全体のスケールが縮小するSONYにとっては、ますます不利な状況にならざるをえないわけで、そのジレンマをどう解決するのだろうか。

記事の中では、LenovoのIBM PC買収と、NECPCの話が成功例として出ていますが、実はどちらも買収されて生かされている事例なんですよね。所が今回の話は、ファンドがVAIO事業を買い取ると言うところまでで、そのさきが見えない。日本ではトップメーカーのNECすら、コスト削減のために大手のLenovoと手を組むくらいですから、それこそSONYにしてもLenovoとかHPとかと組みスケールメリットを得ないと、今後のビジネス展開はますます厳しくなりそう。

一字はSONYのVAIOと言えば、SONY得意のAV機能とか、FeliCa/NFC技術とか特徴のあるものが多かったけれど、結局マジョリティにはなれませんでした。Appleがそう言う点で成功しているわけだから、やり方の問題でもあるとは思うけど、もう少し小回りがきいても良かったかなと言う漢字はしますね。また、VAIOの場合、少数精鋭という雰囲気を自分は感じているんですが、最近はいろいろとモデルが増えすぎて、VAIO感が薄れていたような気もします。「これ!」という訴求ポイントが足りなかったとも。色々課題は有るだろうけど、日本のメーカーがまた消えていくのは寂しい限りですから、なんとか「新VAIO」と呼ばれるモデルをもって復活して欲しいですよね。

圧力団体

米国バージニア州で、韓国系市民が地元議員に影響して、「日本海」に韓国での呼称「東海」を採用する州法を、上院・下院で可決させ、成立しようとしているわけですが、地方自治や政治の仕組みが異なるとはいえ、そこまで選挙の得票と資金提供で変わるものかと逆に感心してしまいます。最後の手段として、州知事が署名しないという方法もあるようですし、さらに地元紙も含めて国として正式に採用している「日本海」表記と異なる表記を州で使用することの矛盾に対しては、地元紙や全国紙も批判をしているようで、このあたりはまだアメリカと言う国の正しさというか正常さを感じますね。どこかの国とは、やはり民主主義の成熟度で大きな違いがあります。

ただ、日本でも同じような話は多かれ少なかれ有るわけで、特に地方参政権の問題は今回の事件を経験した後では、これまで以上に慎重に考える必要が有るのでは無いだろうか。日本にも、特定の国の人が大勢居住している地域が数多くありますが、場合によってはそう言う人達の意思で、上位の都道府県とか国の施策と異なる決定が可能になるわけですからね。州の権限が強いアメリカでは、それなりに自由度が高く許容されてはいるんだろうけど、それでも国の方針とか規準とは異なる事を採用するというのは、合衆国としての秩序破壊に繋がるような気がします。

いずれにしても、ここまで丸め込む韓国の手法というのは、少なくともその継続性と情熱は見習わないと。これから日本人がどんどん外に出て仕事をする時代、良くも悪くもそう言う主張する力が無いと、日本以外の場所では戦えませんからね。そう言うことを自覚して、今回の事を糧として、戦う日本にならないと。それが国際社会の競争で生き残る唯一の道ですよ。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

仕事が年度末進行状態になり、多忙のため宿泊。26Fでチェックインをした時に、「本日団体様の予定が入っておりアップグレードが...」と言われたんですが、即座に頭に浮かんだのが、時期が時期だけに「旧正月の休みで来ている4000年の歴史の人達?」ということ。以前も、深夜に廊下で騒いでいて(彼らにしてみたら、静かに話をしていた程度かもしれないが-まて)目が覚めたことがあったりしたんですが、取りあえず夜は静かでした。

で、次に心配なのが朝食。やはり以前、中国からの団体さんと朝のビュッフェで遭遇したことがあるんですが、兎に角テーブル一杯にでている料理を全て取りそろえたみたいな感じで並べて食べている様子は圧巻。しかも、五月蠅い(笑)。まぁ、席で話をするのはいいけれど、ビュッフェの料理が並んでいる前でがやがや話をするのは止めて欲しいよなぁ。その後、その料理を食べたくなくなるから。たまに日本人でも、話ながら料理を取っている人が居るけれど、最低限のマナーとして黙って料理を取るか、話をする時は横を向くか、あるいは最近ファミレスなんかで見る、口元をカバーする透明なプロテクターみたいなものを持参して欲しいぞ。

で、朝、いつものように出かけてみたら、どうやら団体さんは海外からでは無く、国内のお客様のようでした。ご高齢の女性達が、入り口横の一角に固まって食事をしていたのが、たぶんそうなのかも。今月は忙しくて、あと何回かここに宿泊する予定なんですが、朝くらいは静かに食事が出来れば言うこと無いけれど。

2014年2月6日

新基準

健康維持の指標として、これまでの摂取カロリー量からBMIの値を採用するという記事。25未満というのは全体的に共通した上限ですが、下限については年齢別に、18~49歳: 18.5、50~69歳: 20、70歳以上: 21.5となっていますが、今のところBMI 24.5~25.0あたりをフラフラしている自分は一寸危ない(笑)。まぁ、個人的には今の70kg台の体重を何とか30代の頃の60kg台に落としたい所なんだけど、なかなか70kgの壁は大きいです。過去何度も挑戦して、70.*kgまでは行くんだけど、69.*kgにはいけないんだよなぁ...

以前は、結構しゃかりきに有酸素運動とかしてある程度落ちると飽きちゃう傾向があったんですが、今回はそのずぼらな性格を逆に利用して、細く長く筋トレや有酸素運動をする事にしていますが、今のところ細々と続いている感じ。まぁ、昔の恩師に言われたように、継続して続けることが最後に力になると信じましょう。

VAIOの未来

ここ数日、SONYのパソコン事業の売却、新会社設立等のニュースが流れては消えています。「火のない所に煙は立たない」の諺通り、何も無ければこんな噂も生まれてこないだろうから、たぶん何かあるのだとは思うけれど、結局はあれだけブランドイメージがあるSONY VAIOですらも厳しい状況何だなと思うと、ちょっと寂しい気持ちも。パソコンが汎用製品になり、どんどんコストが下がり価格が下がり、結局はボリュームゾーンを押さえられないと利益が出ない構造になってしまったのが、VAIOあたりの製品群にはちょっと厳しいでしょうね。

アメリカに行くと、結構VAIOのユーザーって見るんですよね。東芝のDynabookと同じくらいに、日本人以外でもアメリカ人も結構使っています。SONYの家電っぽいスタイリッシュなデザインが受けているのかもしれませんね。イメージ的には、「WintelのMac(Apple)」と言うと言いすぎか。ただ、史上を独占しているMacと事なり、数々のライバルが存在しているWintelの世界では、そこに付加価値を見いだしてくれるユーザーがどれだけ居てくれるか疑問ですけど。

ノートブックパソコンが誕生してからは、それまでのデスクトップPCの市場を侵食して、いずれはノートブックPCがデスクトップPCを置き換えると言われ続けてきましたが、結果的には皮肉にもノートブックPCはタブレットやスマホに置き換えられつつあり、逆にコンピューティングパワーを使うデスクトップPCはそこそこ生き残っています。これって、ホストコンピューターの世界が、ミニコンやパソコンの登場で消えると言われても、今でもしぶとく存在しているのと似たような構図じゃ無いかと思います。

SONYの場合、一度消えかけたスマホのXperiaが復活してきて、世界的にもシェアを延ばしてきているわけで、これとVAIOが上手く連携すればまだまだ付加価値が生まれそうなんですけどね。今のところ、SONY単体のビジネスから他者との共同経営の方向を模索している様子ですけど、それっとSONYが携帯ビジネスをEricssonに一度売却したのと類似していますよね。携帯ビジネスは、その後提携を解消してSONYに戻ってきて成功しているように、VAIOも一度余所の水に揉まれて逞しくなって戻ってくるかも。日本のパソコンメーカー攻勢のためにも、頑張って欲しいところですけど。

2014年2月4日

行きつ戻りつ

昨日は朝から暖かい一日で、外に出る時はブルゾン一枚でも汗をかくぐらいだし、室内にいる時では暖房を入れなくても十分なくらい。このまま暖かい日が続いてくれると嬉しいけれど、そうはいかないのが自然の摂理で、今朝はまたぐっと冷え込んでいます。で、これから日中になると気温は横ばいか下がる傾向で、さらに明日は気温が下がるような予報。だんだんと以前よりも寒さが身に染みるような年齢になり、それに合わせて厚手の暖かいアウターを着るようになってきましたが、それでも今朝は寒いかも。この冬一番二番目位の寒さなのは確かです。うーん、体調崩さないように注意しないと。

昔は、冬の寒さは苦手だったけれど、それでも「スキーでも行こうか」とか思ったものです。最近では、「外に出るの、やだなぁ」とか「あぁ寒い」というネガティブなものばかり浮かんできてしまうのは歳のせいだろうなぁ。体力的、肉体的に衰えて幾分、気力・気持ちは前向きに持たないといけませんね。勿論、体を鍛えて体力の面でも頑張らないといけないけれど。先ずは、今週の寒波に耐えないと。

Super Bowl終了

オフェンスのBroncos vs. ディフェンスのSeahawksの対戦で興味が高まったSuper Bowl。しかし、試合開始早々の予想外の展開から、結局試合結果も予想外の大差で終了。Super Bowl史上初の寒冷地での屋外スタジアムでの試合は、天候こそ何とか当地でのベストの状態で開催出来たけれど、試合内容的にはちょっと残念な結果。

Super Bowlと言えば、その開催に関係する全ての事柄が毎回話題になるわけで、中でも試合中に流されるTV-CMはそのコストとともに内容でもいろいろと話題になります。その一つ、MicrosoftのCMではこんな事を扱っているんですね。Suerfaceをわざわざ使う意味はさておき、KinectとかEyetrackingの技術を使うことで、さらに便利なI/Fが期待出来ることは確か。今は、例えば視線の動きとか、何かの動作を認識して、登録されているような機能提供をする仕組みが普通ですけど、そのうちに「顔色」を観て好みの番組を表示したり、なんて言うことも可能になるかもしれない。脳波によるコントロールも色々研究が進んで居るみたいなんだけど、まだ制度の点では追いつけないだろうし。ただ、「人間」の定義を「意識」とか「考える力」みたいな所に置くとすれば、最終的に肉体が動かない状態になっても、脳波だけで自らの意思表示や動作をする事が出来れば、それはそれで「人間」として生存する事が可能になるかも。昔懐かしいSF小説「キャプテンフューチャー」のサイモン教授みたいに迄なれるかどうかは分からないけれど。

とは言っても、地上で一番激しく過酷なスポーツの一つと言ってもよいアメリカンフットボールの試合のCMで、そう言う機能が奪われた元選手を素材にCMを作るというのは、ある意味大胆でもあり考えさせられる状況でもありますよね。

2014年2月3日

Hilton Tokyo

本当はPro Bowl 2014から帰国して、翌日の出社に備えて予約したんですが、そのPro Bowlを都合によりキャンセル。しかし、ホテルの予約は前払いで予約していたので、そのまま一泊分捨てるよりはと、いつもの金曜日の出社前日に状況して前泊。Hiltonのステイカウントという以外何も目的が無いなぁ(笑)。

木曜日の夜と言う事で、予想していたよりは空いていました。夕方にチェックインして、ラウンジの18:00からのカクテルタイムに言ってみましたが、70%位の混雑具合でまずまず。軽く食前酒代わりに白ワインをいただいて、18:30から予約してあったホテル内のお鮨屋さんに夕食を食べにでたんですが、こっちは駄目駄目でした。

取りあえず、年内Hilton HHORNORS VISA Platinumの10滞在のうち、最初の1滞在完了です。

Super Bowl直前

寒冷地の屋外スタジアムで初めて開催される、Super Bowl。運良く、心配された雪は降らず、気温もこの時期としては暖かい? と言える位の天候。オフェンスのDenver、ディフェンスのSeahawksという攻守ともにトップチームの戦いだけに、凄く興味が沸きます。

ライブ放送では、NHK BSで放送が始まりましたが、いつも思うんだけど解説者(今回は富士通の輿さん)の方って、ライブで試合を観ることが出来て羨ましい(笑)。まぁ、自分がその役割を出来るかというと無理だけど。さて、試合はどうなるか...

知財争い

未だ話題のトップを行くSTAP細胞ですが、色々な報道を観ながら感じたのが「知財関係はどうなっているんだろうか」ということ。幹細胞の作成方法が簡単なだけに、たぶん色々な派生技術も生まれやすい気がするし、基本特許は勿論考えられる派生技術も押さえないと、今後の競争で一気に逆転される可能性が高くなります。iSP細胞の時には、そう言うことを美子として知財センターみたいなものを予め準備していて、こちらはかなり上手くマネージしたように思うのですが。一部の報道で、既に基本的な部分は特許申請済みと言う話も聞いたので、そう言う準備が出来た上での今回の発表だったと思いたいのですが。

私も技術者の端くれとして、何度か特許申請をしたこともあるし、実際特許として認められたものもあるけれど、申請のために既存技術や既存特許を調べていくと、良くもまぁこれだけいろいろなしんせいがあるものだとビックリしますよね。企業活動だと、その技術を独占して利益を上げるために特許として権利を確定させるわけですが、iSP細胞のようにそう言う囲い込みを防ぐために自ら特許を取得してそれを広く提供するという考え方もあるわけで、そう言うことを推進するのも日本の技術立国としての役割と言って良いのでは。勿論、言うはやすし、ではあるけれど。

今回のSTAP細胞では、小保方さんの話題に報道が集中しているけれど、もっとそう言うビジネス競争についても広く報道して、日本としてのシーズ(種)を増やすことも考えないといけないかも。また、そう言う活動を広く告知させることで、次の研究にも繋がるだろうし、日本で研究活動したいという将来有る研究者も日本に来てくれるかもしれない。日本人がまた先端技術を発券したと言うことは素晴らしい出来事ではあるけれど、それって氷山の一角でしか無くて、その周りにはその何十倍何百倍もの見えない競争が熾烈に繰り広げられているということも忘れちゃいけませんね。

2014年2月2日

春節始まる

先週金曜日から、中華圏での最大の行事「春節」がスタート。今週の金曜日まで一週間を挟んで、中国では大移動がスタートし、世界中に散らばっている華僑達の移動も始まるために、移動方向によっては全くチケットが取れない場合もあります。日中の対立は未だ解決していないけれど、中国から日本への観光客は回復してきているみたい。

春節と関係しているか不明ですが、最近自宅近くの巨大モールに行くと、中国語を話す家族連れとかグループに多く遭遇します。其れ以前にも、普通に流れる館内のアナウンスでも、日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語等バラエティーに富んでいる場所ではあるんですが、中国とか韓国の人を見ることは殆どありません。場所柄、ブラジルとかからの日系人風の人達はよく見るんですが。それがここ最近は、すれ違った家族連れが中国語を話していたり、ちょつとモールの中を歩くだけで、何度も中国語の家族連れ、グループ、二人連れとすれ違います。この近くに観光するような場所は無いので、何でそんなに増えているのか不思議なんですが。春節以前からの減少なので、特に今回の春節休みとは関係無いかもしれないけれど、昨日もちょっと買い物にモールに出かけたら、8人位の3世代家族連れが、何か買い物の相談でもしているんでしょうか、一寸響くような大きな声で話しながら歩いている姿に遭遇しました。

個人的には、世界の色々な地域・場所の人が色々な地域・場所を訪問して、自分の知見や知識や経験を広げることは重要だと思うし、是非やって欲しいと思います。それで、良い気持ち・悪い気持ち、色々なことを得るだろうけれど、そう言う自分の目で見て耳で聞いたことを元に判断するのなら仕方ないですからね。それを、そう言うことをせずに、単に言われるままに鵜呑みにして判断することだけは止めて欲しい。

日本の現状について、100%素晴らしいなんて思っていないし、色々問題があることは確か。ただ、世界の色々な国を見回してみて、これほど居心地の良い場所って無いんじゃ無いかと思う。勿論、人それぞれ「気持ちよさ」の定義や内容は異なるから一概には言えないと思うけれど、昔に比べて治安が不安担ったとは言え、まだまだどこよりも安心して生活できるし、自由に好きな場所に行き来できるし、日常生活のサービスは充実しているし、大体食べ物がどこでどんなものを食べても美味しいし、それも安くても高くても自分で選択できるレベルが色々存在していることなど、上げれば切りが無いほど。じゃあ、何でそんな気持ちいい場所なのに観光客が少ないのかと言えば、最大の原因は「発信力」の少なさだと思う。

例えば日本からアメリカのレストランを検索する方法は幾らでもあるけれど、アメリカから日本のレストラン検索出来るお店って凄く限定されるんですよね。宿泊場所にしても同様。最近でこそ、日本国内から外に向けて発信するサイトが増えてきて、それが海外からの観光客誘致に結びつくケースも生まれていますが、まだまだ行き先として不安なんですよね。だから2020年のオリンピックに向けて、情報発信のシステム構築っていうのが一番重要だと思います。その中には、今摩擦が生まれている地域との情報戦も含まれていることは言うまでは無いけれど。相手はすでに10年、20年単位で先行して情報戦を展開しているわけで、もしかしたら日本は遅きに失しているのかもしれないけれど、それでもやらないよりはやる方がまし。諦めたら、それで終わりだけど、前を向いている限りは何か突破口も生まれるだろうし。

小説よりも奇なり

北九州市の沖合で発見された、内閣府の30歳代の男性職員。アメリカ留学中で、1月にソウルで開催される国際会議に出席するために渡航したことは確実観たいですが、その後の韓国からの出国記録も日本への入国記録も無いまま、ゴムボートと遺体だけが北九州市の沖合で発見されるというミステリー。しかも、着ていた服装はどうも韓国製の衣服らしく、ゴムボートも韓国製。韓国通過のウォンを所持していたと言うことから、どうも韓国に居たことは確かみたいだけど、じゃぁどうやってここまで来たのか不思議。この時期日本海は荒れ模様でしょうから、こんなボートで渡航するなんて無理。大体、北九州市の付近でゴムボートが転覆しているくらいですから。

最もありそうな想定は、もっと大きな船で近海まで来て、そこからゴムボートで日本に入ろうとしたのか、ということ。でも、その目的は何だろうか。海外のエージェントが不法入国するならまだしも、日本のそれなりに身分保障された人が、わざわざそんな方法で入国する目的もリスクも不明。あるいは、韓国から秘密裏に出国しようとしたのに、母船とのランデブーに失敗して、そのままある意味運良くゴムボート共に日本近海まで流れてきた? のかも。

あるいは、何かのトラブルに巻き込まれて、見せしめのためにわざわざ日本近海でゴムボートを放出して来たのだろうか。単に秘密裏に遺体処理をしたいだけなら、わざわざゴムボートなんかに乗せなくても、そのまま日本海のどこかで投機したら永遠に分からないですからね。ゴムボートに乗っていたというのが、何かの目的を感じさせるわけですが。

さらに疑問を生むのが、事件が発生して遺体が発見されたのが先月の20日で、すでに二週間近く経過してからの発表となったこと。身元確認に時間が掛かったのかもしれないけれど、やはり何か表には発表されていない秘密があるように感じてしまいます。「事実は小説よりも奇なり」を実感する不思議な事件です。

New Yorkの天気が心配

いよいよSuper Bowl Sundayが迫ってきました。が、今回はSuper Bowl史上初めての寒冷地域での屋外スタジアムでの試合。事前に天候について色々心配されました。雪は勿論、もしかしたら氷点下での試合になるのではという不安も。今のところ現地の天気予報を見ると、取りあえず気温は10度(華氏で50度前後)位迄上がりそうで、それは良いんだけど、天候は雨の予報も。過去厳しい天候下での試合はドームスタジアムで開催されたから、試合やイベントへの影響は無かったんだけど、今回はかなり天候に左右される試合内容になるかも。幸いと言って良いのかどうか分からないけれど、対戦チームがどちらも寒い地域のチームなのがせめてもの救いか。

それよりも心配なのはハーフタイムショー。気温の問題は多少我慢するとして、天候が悪ければ電飾とかも使えないかもしれないし、大体予想外のトラブル発生も考えられるし。一年に一度の米国最大のイベントだけに、是非トラブル無く成功裏に終了して欲しいところです。いずれにしても、明日の試合放送が楽しみです。正直なところ、この試合を見るためだけ、NHK BSを観る(契約)していると言っても過言では無い(をぃ)。

2014年2月1日

餃子消費日本一陥落

「餃子消費日本一」の看板を守ること2年、昨年度は宇都宮市に再び日本一の座を奪われました。宇都宮市が4,900円位なのに浜松市は4,100円位と結構差がつきましたね。というか、ここ最近は浜松ではそれほど「餃子、餃子」という声を聞かなくなったような気がします。浜松生まれで浜松育ち(一時期都内にいたけれど)の自分としては、未だに「浜松餃子」なんていう印象は無くて、何で浜松が餃子の街なのか不思議なくらい。まぁ、鰻にしても、讃岐のうどん屋さんみたいな町中どこにでも鰻屋さんが有るというわけでは無いけれど、浜松と言えば鰻と言われるのと同じか。

「B級グルメ」が日本中ブームとなり、あちこちで色々な町おこしを兼ねて「ご当地グルメ」が生まれてきているけれど、一寸最近のものを見ると「何か、作り込みすぎじゃ無い?」と感じられるものが増えてきましたよね。それに比べれば、餃子なんて言うのは昔から食べ慣れた素朴なもので安心出来るけれど、キャッチーが印象は余り強くありません。カレーとかラーメンなんていう食べ物は、競争も激しいことがあると思うけれど、どんどん新しいものが生まれていますよね。浜松にも「餃子博物館」とか「餃子ミュージアム」みたいな施設が出来て人が集まるくらいの盛り上がりがこれから生まれないと厳しいかなぁ。

年齢のせいもあるけれど、もうそんなに量は食べられないので、もう少し小ぶりの餃子が良いなぁ。さらに、味の変化とともに見た目の変化も出して欲しい。例えば、餃子の皮に色々な味を付けて、中の具とのコラボをするとか。カレー味の皮とか抹茶味の皮とか。当然なかの具も工夫してみるのも当然。さらに、今のような耳たぶみたいな形も、もっと色々バリエーションがあると良いなぁ。皮にしても、ロールキャベツみたいな野菜で皮を作り、中身も野菜にして「ベジ餃子」みたいなものって有っても良さそう。逆に、皮までハムとか薄切り肉で作った「肉肉餃子」とか(笑)。そう言えば、昔「手羽先餃子」って食べたなあ。手羽先の骨を抜いて、そこに餃子の具を詰めたものだったけれど、若い頃は非常に食べ応えのある美味しい餃子(風?)でした。

でも、暑い夏には熱々の餃子をハフハフしながら、冷たいビールをきゅっとやるのは、最高なのは確かです。冬だと、鍋に入れて水餃子風に食べるのが良いかも。あるいは「生餃子」なんてどうだろうか。皮は生春巻きの皮を使って、中にはタルタルと野菜をミックスしてみるとか。月に一回「浜松餃子の日」とか銘打って、市街地に屋台とかでそういう「今風餃子」と昔からある「懐かし餃子」のコラボなんてやると面白いかも。

損して得取れ?

Google傘下となっていた、Motorola Mobilityを、約29億ドルでLenovoに売却することに。GoogleがMotorola Mobilityを買収した時の価格が125億ドルだから、差し引き96億ドルもの損失だけど、Googleは良いのかと最初は疑問に。でも、Motorolaの特許の相当部分はGoogleに残り、Lenovoが買収したのはMotorolaの開発資産と約2000件の特許ということで、Lenovoとしてはブランドとしての"Motorola"とMotorolaが持つ世界規模の販売網が最大の魅力だったと言う事でしょうか。Googleもたぶん数万件の関連特許は手元に残して、ここから上がる利用料でAndroid関連のビジネスを優位に進めるつもりなんでしょうね。そのプラスマイナスで100億ドル程度の利益は満たせると考えたんだろうなぁ。しかし、ちょっと桁の違う話です。

リンク先の記事に寄れば、Googleの買収額は125億ドルではなく約72億ドルだったという話もあるみたいで、そうすると確かにそれほど悪い取引では無かったかも。結果的に、自らMotorolaを率いるよりは、よりやる気(危機感?)のあるLenovoに渡して、スマホビジネスを延ばして貰った方が、そこから上がる特許ポートフォリオの売り上げもアップして、Googleとしてもその分さらに未来の技術開発に専念できるから、長い目で見ればメリットが大きいんでしょうね。行ってみれば、損して得を取ったのがGoogleか。

Lenovoにしてみれば、中国国内でのPCメーカーだったLegendがIBM PC部門を買収して、いまや世界一の売り上げを出すPCメーカーに成長したように、中国国内では携帯トップメーカーから世界的な、SumsongやLGEを追撃するメーカーになるつもりなんでしょうね。PCでの成功体験が、どこまで今回も生かせるか... こちらは得してさらに稼げという感じなんだろうけど、さてどうなることか。