2014年1月10日

携帯電話と犯罪捜査

先日川崎で発生した容疑者の逃亡事件ですが、最終的には所持していた携帯電話が特定されて、その位置情報から潜伏場所が絞り込まれて逮捕されました。携帯電話で位置情報が特定できることは以前の事件でも何度も取り上げられているので、迂闊だなと思う反面、その携帯電話をどうやって入手したのかちょっと興味があります。

計画的な逃走とは思えないので、川崎で逃走をしてどうやって友人と連絡をとったのか。少し前なら公衆電話なんていう方法もあるけれど、今は殆ど観なくなったし、小銭もあるかどうか分からないし。あと、携帯を使い慣れていると多分相手の電話番号も記憶していないんじゃ無いかと思うし。となると、直接相手に会って話しをするしか無いと思うんだけど、それって結構リスクがありますよね。逃走から時間が過ぎてからだと捜査する側も張り込むだろうし。今回の場合は、近くに友人が居たのか、その最初のコンタクトの方法や時期が気になりますね。

その後、横浜に逃走したわけですが、このあたり友人の協力があったにしては、一寸不可解というか、結局逃げてはみたけれど、行き先に宛が無くてウロウロしていた、と言う事なんだろうか。その手の組織に関わっている様な人の場合は、もしかしたらそう言う逃走時のサポートなんて言うのも準備されているのかもしれないけれど、普通はそんなことまで用意している人って居ないだろうし、今回の様な突発的に発生したような場合には尚更でしょうね。

今回の場合は、もともと地検での取り調べの時の管理がまずかったことが原因なわけで、先ずはそこをどう改善するかが重要なのは当然。しかも、6階から逃げられるなんてちょっとまずいんじゃ無いかと思うけれど。川崎スタジアムで試合のある時には、良く通るんですよね、あの前を。今回は手錠を外して腰紐だけの状態から、その腰紐をほどかれて逃走されたわけですが、もしかしたら今後は高所作業時のハーネスみたいなものを着用させて行動を制限させる必要があるかも。そうなると、「えらいひと」が、やれ人権だとかなんだと騒ぐのかもしれないけれど、まる二日間も地域の人に心配をかけて、述べで10000人の警察官やその他機材を投入するコストを考えると、それなりに規制する事も必要なんだと思います。まぁ、要するに自分がそう言う立場にならないようにすれば良いだけなんだけど、場合によっては冤罪なんていうこともあるから中々難しいですよね。

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