2013年12月6日

盗聴疑惑

中国通信機器大手、ファーウェイ(華為技術)が韓国の高速無線通信網整備に参入することについて、米国が非公式に韓国政府に伝えたというニュース。米国やオーストラリアは、盗聴される可能性があるとしてファーウェイの機器購入は確か禁止したけれど、他国にまで言うとは凄いなぁ。日本のSoftbankも基地局に導入しているけれど、どうするんだろうか。SoftbankはUSのSprintも買収しているわけで、もしかしたら何か言われるのだろうか。

まぁ、特定のユーザーからのデータストリームを、本来の場所以外の所にも同時に流すなんて言うことは技術的には可能だろうから、やろうと思えば出来るんでしょうね。ただ、それってファーウェイ以外のメーカーでも可能なわけだから、何故特定のメーカーだけ狙い撃ちするのか、よほどの何か確証があるんじゃ無いかと逆に勘ぐってしまう。

もっとも、データラインに流れるデータを平文で送るなんて言うことは無いだろうし、それなりに暗号化されているだろうから、そう言うデータを大量に受信しても、そこから復号化作業をして意味のあるデータにする努力というのはどれだけ掛かるんだろうか。どの程度の規模のデータセンターとかサーバーシステムとか必要なのか、一寸興味があります。

もっとも、今回の場合はそのメーカーに疑義があるというわけでは無くて、そのメーカーの背景にある国が怪しいと言われているわけだから、その点「その国」は真摯に考えて欲しいところだけど、駄目なんだろうなぁ... ある意味、国際的な「風評被害」の被害者だったりして。

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