2013年12月10日

500元携帯

ITmedia、山根康宏氏のコラムから、中国で低価格が進むスマホビジネスについて。今の日本円-中国元の為替レートが、1元=約18円位なので、1,000元のスマホというと1万8000円位の計算ですが、経済事情とか考えると、多分7~8万円位する日本の携帯と同じくらいの感覚じゃ無いだろうか。ただ、今ではさらに安い500元スマホが市場を席巻し始めているとのことで、これまでの低価格機種を販売していた山寨メーカーすら駆逐する勢いというのは凄いですよね。正直なところ、コストはどうしているんだろうかと不思議です。まともにベンダーから購入しているだけでは、個々まで下げてさらに利益がでるとは思えない部分もあるんだけど。まぁ、コアのSoCとかはQualcomとかちゃんとしたメーカーのものを使うとしても、LCDぱねるだったりバッテリーだったり、それ以外の部分は中国国内のメーカーから買いたたいて安くもってくるんだろうなぁ。最近の中国メーカーの製品は、昔と違って単に安いだけじゃ無くて、それなりに品質もアップしてきているけれど、それでもバッテリーなんかはちょっと心配。あと、経年変化とかどうだろうか。結構数年でLCDが編になったりとかあるんだろうか。

記事の最後にも書かれているけれど、ここまで安くなると多少のコストアップをしてOEM製品として出しても、充分に利益が出ますよね。そうやって、ボリュームが出ればさらにコストも下がるわけだし。新興国等で中国製携帯が市場を席巻しているのは、ある意味当然かも。こう言うビジネスモデルが先行してしまうと、日本の携帯メーカーなんて太刀打ちできないですよね。厳しい時代です。

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