2013年11月20日

隠れていた名簿

在日韓国大使館の建て替えのために、古い資料を整理していた発見されたという、関東大震災や戦中の徴用者の名簿。韓国側は、それ見た事かと「日本が過去にどれだけ悪いことをしたかが改めて明らかになった。日本側はよく認識すべきだと考える」と言っているみたいだけど、ここで疑問点が三つ。

先ず一つ目は、その23万人にも及ぶリストの内容がよく分からないということ。例えば関東大震災の犠牲者が290人記載されていると書かれているけれど、良く巷で言われるのは関東大震災の時に朝鮮人が虐殺されて何万人も殺された、と言う話だけど、それは無かったという証拠になるのでは? また徴用者数も20数万人とのことだけど、それだってそれがすべて「強制的に連れてこられた」という話でもないだろうし。

二つ目は、これが例えばどこかの日本の施設に埋もれていて、それで今回初めて発見されたならともかく、韓国大使館の中にあったということ。つまり、見つからなかったわけじゃ無くてずっと隠していたんじゃ無いのか、という素朴な疑問が生まれるわけで、それを何も知らない職員が表に出しちゃったということ。日本でも昔、もう一度探したら見つかりましたなんて言う事があったりしたけれど、半世紀以上も昔の資料をずっと探しもせずにあるいは整理もせずに「保管していた」というのは納得できません。何となく、開かずの金庫みたいな場所にずっと隠されていたんじゃ無いかと、これは邪推か(笑)。

そして三つ目は、記事にも書かれているけれど、この資料は日韓国交正常化に向けて当時の李承晩政権が作ったと見られる資料だという事。つまり韓国側が調べて、韓国側で認めた内容が記載されているわけで、仮にそこに日本に不利な事が書かれていたとしても、それらも含めて日韓国交正常化をした、という証明になるのでは。今韓国では、戦時中の徴用者への賠償裁判が続いているけれど、国交正常化時には韓国もそれを認識していて、それでも「完全に精算」した分けだから、逆に彼らの地裁ででている判決の責任者は、日本企業ではなくこれまで何もしてこなかった韓国政府にある、という証拠になる気がするんですが。

いずれにしても、韓国側は歴史的な証拠だと騒いでいるみたいだけど、書かれている漢字とか分からない人が大部分だろうし、内容を理解して言っているのだろうか。例によって、ブーメランの法則で自分達のところに戻ってきたりして。

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