2013年11月22日

ボジョレー・ヌーヴォー

昨日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日だったんですね。全然知らなかった(笑)。暫く前からワインもよく飲むようになったんですが、ボジョレーは未だに飲んだことがありません。以前にもここに書き込んだ記憶があるんですが、まず木曜日の深夜(水曜日の深夜越し?)に飲みに行く余裕が無い事。翌日、木曜日がお休みなら良いんだけど、そう言うタイミングでは無いし、このためにわざわざ木曜日に休みを取るのも勿体ないし。ですから、一番盛り上がるタイミングっていうのは、毎年今回の様に後からニュースとかで聞いて「あぁ」と思う程度。

で、この解禁日から一週間位過ぎちゃうと、もうボジョレーの価値は無くなってしまうので、よほどのお店とか個人で買い込んだ人で無いと飲む機会が薄れていくこと。さらに言うと、それが解禁日とかせめてその翌日くらいならありがたみもあるんですが、そう言う付加価値が無いと、単に作りたての若いワイン菜だけですから、凄く好き嫌いが出ると思うんですよね。多分自分だと、一口飲んで辞めちゃうんじゃ無いかな。まぁ、飲んだことも無いのに偉そうに言えないけれど。ただ、本当に季節感だけで飲ませるワイン、というのが正直なところじゃ無いんだろうか。

最近は、コストダウンのために紙製のボトルに入れたりペットボトルに入れたりして安く販売しているお店もあるみたいだけど、うーん、それでは一寸寂しいなぁ。ワインを飲む楽しみの一つに、あのボトルから栓を抜いて入れて貰える、というのがあると思うんですよね。理想を言えば、コルクを抜いて貰う儀式も含めて、あの雰囲気っていうのがまたワインに別の味を付加すると思います。先ず、その楽しみが無いのは寂しい。せめてスクリューキャップで良いから、ちゃんとボトルから入れたいですよね。

で、そう言う簡易的なパッケージを否定するわけでは無いけれど、どうせそう言うものを作るならもう少しお店側も提案をして欲しいですよね。今のように、深夜の解禁日開けに騒ぐ映像だけじゃ無くて、解禁日直後の週末に、例えばワインと何かそれに合うお摘まみを持って紅葉狩りに出かけるとか。そうすれば、例えば年末まで場合によっては新年の御神酒代わりに「今シーズンのボジョレーであけおめ」なんていう習慣みたいなものも生まれてくるんじゃ無いだろうか。そのままではやっぱりワインはワインだから苦手という人向けに、例えばフルーツのスライスを入れてサングリアにしてみるとか。ボジョレーは、若い新種と言う事もあって、赤ワインでも冷やして飲むのが美味しいそうなので、暖かい部屋の中で少し冷やした赤ワインなんていうのもオシャレかも。白ワインで作るスプリッツァー風にしたらどうだろうか。

まぁ、私が心配する必要は無いんですけど、でもワイン好きの一人としてはこう言う機会でワイン好きな人が増えてくれると一寸嬉しい。

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