2013年11月25日

30分の時差

日本と同じは嫌だと、韓国の議員が韓国の標準時を今の日本と同じUTC+9時間から、実際に韓国内を通る経度127.5度に合わせてUTC+8.5時間にしたいと言っているというニュース。確かに、お昼に太陽が天頂にあるのは自然だろうし、実際にはそのくらいの時間差が両国の間にあるんだろうけど、でも「30分の時差」って不便じゃ無い?

殆どの国がUTC(昔のGMT)を基準にして時刻の標準時を決めていると思うんですが、やっぱり区切りの良い時間単位で設定している場合が殆ど。日本だって、標準時子午線があるのは明石ですから、東京なんかにいても実際はずれているわけですよね。ちょっと調べてみたら、明石と北海道の経度の差は、明石市の135度から10度以上外れている場所もあるので、殆ど一時間位違うわけですよね。北海道の人にすれば、一年中サマータイムが走っている様な感じなんだろうけど。アメリカ見たいな、国内で時差があるような大きな国もあるけれど、日本くらいの東西の国だと一つの標準時でも充分なんでしょうね。

で、韓国の場合、昔はUTC+8.5で日本の併合でUTC+9になり、独立後UTC+8.5に一度戻したけれど、結局UTC+9に戻ったという話を聞いて、何をやっているんだろうと最初は思ったんですが、この記事を読むとその理由の一端が分かるような気がします。まぁ、アメリカからしたら極東の端っこで30分単位の計算なんかしたくないだろうなぁと納得。で、ちょっと興味を引いたのは後半の部分で、シンガポールは意図的に標準時を進めているんですねぇ、知らなかった。で、そう言う意味であれば、韓国としても日本と同じの時間帯を使うことの方がメリットが大きいと思うけれど、でも国民感情というか一部の政治家の感情がそれを良しとはしないんだろうなぁ。

今使っている腕時計(CASIO G-SHOCK)にはワールドタイム機能があって、30分単位で時刻の設定が可能なので仮に韓国の標準時がUTC+8.5になっても困らないけれど、面倒くさいから変えないだろうなぁ(笑)。というか、乗り換え目的以外では行かないだろうなぁ。まぁ、日本と同じは屈辱だなんていう下らない理由では無く、もう少し納得できる理由を考えて好きにしてください、って感じですね。

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