2013年10月31日

特ア?

毎日新聞のコラムから、「特ア(特定アジア)」について。この編集委員氏は、超難関なエリート校でこの新聞社が嫌う「特ア」が常識化していることが大層ご不満なようで、その原因としてネットにアクセスして情報収集するのはいいけれど、自分の欲している自分の好みの除法しか集めないので、どんどん特定の考え・思想に傾くと言いたいらしい。

で、最後に「特アなんて悲しい言葉」と言っているけれど、その前に自ら「タカかハトかといえば、エリートと呼ばれる学生たちはタカに近い。」と、その考え方・思想を動物に例えて分類する言葉に置き換えているけれど、それって「特ア」を使うことと同じじゃ無いの? 「特ア」とラベル付けすることは好ましくないと言いながら、みずから「エリートはタカ派」とラベル付けしている矛盾に、この人は気がつかないのだろうか。いゃ、多分気づいているけれど、いかにも菜言葉を並べて多少の矛盾は無視して、自分が言いたいことだけと言いたいだけなんだ、とラベル付けしておこう。

隣人と仲良くすることは大切なことだけど、些細な諍いから大きな事件が生まれるのも隣人同士のトラブルからということも多いんですよね。ましてや、「隣人」ではなく「隣国」な訳です。隣人なら、不満があれば引っ越して自らトラブル発生を防ぐことも出来るけれど、隣国ではそれは出来ない。お互いに不満はあっても「我慢する・譲る」ということが必要で、判官贔屓でなくても日本は努力していると思う反面、隣国達はこれ幸いと言いたい方出しているというのが、多くの日本人の感覚だと思うんですよね。でも、この人は、それもラベル付けだと言うんだろうなぁ。

いろいろなメディアが今の世の中にはあって、昔はテレビやラジオや新聞が、そういう言葉や流行を作っていたけれど、いまでは個人の一言があっと言う間に世界中に流れていく時代。それは、一つ一つの言葉が小さくても、共感する人が多ければ一気に世界中の常識になる可能性もあるわけです。「特ア」という言葉は、確かに品が無い言葉かもしれないけれど、でも今では多くの人が認知しているという、その理由をちゃんと認識するべきだと思いますね。まあ、そう言うことを言っても馬耳東風なのかもしれないけれど、こう言う人達には。

熱意と狂気は別物

Fanaticなのは川勝知事一人でも十分すぎるのに、この加藤教育委員会委員長という人も、川勝さんに負けないくらいFanaticですね。

業界最下位の会社に来年はない。会社を立て直すために、法律違反にならない限りは何でもやらないといけない

と言っているけれど、学力テストの結果がその都道府県の成績なのだろうか。「詰め込み教育」って、以前に相当批判を浴びて、その反動で今度は「ゆとり教育」で骨抜きになっているわけだけど、テストはあくまで指標の一つであって、会社(=静岡県の生徒達)の成績っていうのは、生徒が満足できるあるいは臨む職業とか学校に進むようなことでは無いだろうか。例えば、業界で売り上げ最下位でであっても、もしかしたら利益は最上位クラスであれば、その会社は来年も存続する可能性は高いわけだし。さらに言えば「法律違反にならない限り」と言うけれど、人の生活の中には法律ではカバーされない、暗黙の了解とか常識とか公共マナーとかもあるわけです。そう言うものは破っても何かを進めると言う事は、一般的には受け入れられない「汚い企業」と言われることが多いと思うんだけど。

教育の問題は複雑で、単に学校で授業数を増やせば良いというわけでは無いだろうし、家庭でのサポートも大きいと思うし。それでも一番の方法は、子供が何かを学ぶことを欲する動機付けが一番重要だと思うんですよね。自分の場合は科学が好きで、そこから理科とか数学とかそう言う方面に興味が出だして結果的にそう言う仕事に就いたわけですが、そう言う方向性・選択できる環境を整えてあげることが重要では。結果的に、子供によっては理系は得意だけど、文系は苦手とかいうケースも生まれるだろうけど、世の中ってそう言うものじゃ無いだろうか。その中でも、飛び抜けて数学が出来るとか、歴史では誰にも負けないとか、そう言う人材って教えて生まれるものじゃ無いと思うし。

地元でもあるし、静岡県は自然にしても生活するにしても良い場所だと思うんだけど、何かちょっと最近ずれ始めてきたような気がします。

靴だけじゃ無いでしょ?

韓国のプロ野球韓国シリーズの始球式に登場した、朴大統領。その時に履いていた靴が日本のアシックス製の靴だというとで、予想外のバッシングに合っているという記事。でもさぁ、韓国経済・工業って、日本にかなり依存しているじゃ無いですか。韓国を代表するSamsungの携帯だって、キーパーツは日本のパーツが多く使われているわけだし、Hyundaiの自動車だって、日本の加工機械とか使われているわけだし。そもそも、日本の自動車メーカー(三菱だっけ)の技術協力有り大きくなったわけだし。

大体、日本から韓国への渡航者数は減っているけれど、韓国から日本への渡航者数はそれほどでも無いと言うことは良いのか? あるいは、「日帝程時代」の建物だって、まだまだ残っていて利用しているところだって多いはずだし。

この人達の、一種独特なFanaticなところが、どうもいけませんね。100人が100人、全てそういうわけじゃ無くて、多くの人はちゃんと道理も礼儀も分かっているのに、少数のそう言う人が全てを代表してしまうことに、この国の不幸があるといつも感じます。

2013年10月30日

手を組む相手

脱原発を主張している小泉元首相と社民党が会談をしたそうですね。首相当時、あれだけ敵対していたのに、結構政治の世界の「昨日の敵は今日の友」とか「右手で握手、左手で殴る」みたいな話が浮かんでは消えて... (笑)。社民党の場合は、殆ど消えかけている党勢復活の最後の希なのかもしれないけれど、あろう事か共産党まで色気を出しているみたいで、幾ら政治の世界とは言えみっともないな、と。元首相とは言え、すでに政治の世界から引退している人ですぜ。

それなら、同じく元首相で同じく脱原発を熱く主張している現役議員でもある、菅元首相と会談して共闘すればいいのに(棒読み-笑)。

テレビのぼかし

TBSのマツコデラックスの番組が、2回目で休止になるという記事。タイトルが凄い、「マツコの日本ぼかし話」。そのままでは言えないような裏事情とか危ない話を、ぼかしの向こうで話をするという内容らしいけれど、それってテレビの意味があるのか?

プライバシー保護の為に、顔にモザイクを入れたり、音声を変えたりして、その本人を特定できないようにして話をして貰うわけだけど、昔から疑問だったのが、「ぼかし」と言いつつ知っている人間が見れば分かるように中途半端なものはまだしも、本当に画面全てがモザイクで、話している内容も字幕が出ないと分からないくらい変更してあるインタビュー記事って、意味があるのか? 本人が話をしているのか誰も分からないんだから、もしかしたら代役なり別の人間が喋っている可能性だってあるわけですよね。大体、それを放送しているテレビ局だって、「捏造」とか「誤表記」とか良くやっているわけだし。そう言う組織が、わざわざ本人が分からないようにぼかして放送するのって、一番信用できないな、といつも思っていたりします。それなら、テロップだけで良いじゃん、と。

本来なら、誰もが納得できる形で真実を放送すべきテレビ局が、「ぼかし」を売り物にした番組を作って放送するっていう考えの方が変な気がします。「いゃ、報道番組じゃ無くて、深夜のバラエティーなんだから」と言われそうな気もするけれど、それならその「ぼかし」も演出なんだろうな、とさらに邪推したりして(笑)。例えば、画面全部が「ぼかし」で、でもその背後では著名人が丁々発止、何でも言いたい放題の討論会を開催して、最後にぼかしを外したら全部物真似芸人だった、なんて言うのはどうでしょう。所詮「バラエティー」なんだから(笑)。

日本の製造業が目指す道

ITmediaの記事から、Foxconnの技術顧問を努める中川威雄氏のインタビュー記事。自分もグローバルな開発製造の中で仕事をしているので、凄くよく分かるし共感できる話。日本の製造業、特に中小企業の苦境とか、空洞化が言われて久しいけれど、厳しい言い方ではあるけれど「世の中が変わっている限り、自分も変わらないといけない」と言うことを肝に銘じて仕事をしないと、どんどん世の中に取り残されていきます。今でも覚えているけれど、30年近く前、前の会社の入社式で当時の社長が新入社員に贈った言葉の一つに、「20年、30年後も今と同じ仕事をこの会社がしていたら、将来は無いものと思え」という内容の話があったんですよね。入社式に臨んでいる一応期待と希望に溢れている新入社員に言う言葉かと一瞬思ったけれど、5年10年位までなら一つの技術や一つのビジネスでご飯を食べていくことは出来るけれど、必ずそう言う技術やビジネスは衰退する、あるいは別の企業に地位を奪われるということを言っているんですよね。だから、常に自分達の技術やビジネスは磨いていかないといけないし、場合によってはそれらを捨ててでも新しいエリアに進まないといけない。日本古来の花札の会社だった任天堂が、まさか最先端のコンピューターゲームで一時代を築くなんて、20年、30年前には誰も想像しなかったでしょう。

「ガイアの夜明け」で時々やるんだけど、日本の中小企業や下請け企業の中で、なんとか生き残りのために自社の技術を生かして新しい製品やビジネスに打って出る話。ああ言うことをもっと真剣に、出来れば全国的な規模で協力しながら進めないと、今の時代は昔のように言われた部品や製品を作っているだけじゃ、もう新興国に太刀打ち出来ないですよね。特に加工品みたいなものは、日本よりも安い労働力を使った人海戦術には中々太刀打ちできないし、第一「安い労働力」のシンボルだった中国ですら、技術力はアップしてきていて昔の日本程度のレベルに追いついているところも多くある時代ですから。

正直なところ、淘汰される企業や人材も多くでると思う。それもある程度の規模の企業やそれなりの技術を持った組織であっても。ただ、そうやって淘汰されて残ったチームが新しいものを生み出す努力をするし、そこから弾かれたチームであっても別の技術を生み出す努力をしないと、生き残れないのが今の時代なんですから。そう言う意味で、このインタビュー記事の内容って凄く当たり前でまっとうな内容なんだけど、どれだけ今の日本の製造業とか開発企業の中で実践・実行出来るかというと大変でしょうね。でも、実際にそれを実行して成功している企業も沢山あるわけですから、周りのせいにして何もやらない理由にしてはいけませんよね。自戒の意味も込めて。

2013年10月29日

勘違いという言い訳

阪急阪神ホテルでのメニュー偽装問題。さらには、リッツカールトン大阪でもメニュー記載とは異なる内容の料理や飲み物を提供していたことがわかり、この話、だんだんと大きな話になってきた気がします。昨日から、調理担当者が「中華料理では...」とか「メインの食材では無いので...」とか言い訳していたけれど、でもメニューに「xxxxを使った」と書いたら、そりゃぁ「偽装」と言われても仕方ないでしょう。

釈明会見を見ていて感じるのは、調理側がいろいろ言い訳するのはまぁ良しとして、それを商品として「売る側」であるホテルの営業とか接客担当者は何も文句を言わなかったのだろうか。今回の話が、ここ数週間とか数ヶ月の話ならまだ担当部門間での行き違い・意思疎通の欠如という言い訳もま足勝たないかなと感じるけれど、もう何年も続けていたこともあるわけで、そうなると「知らなかった」という話では済まない気もします。

当然ホテルの中でメニュー変更するとか季節によって内容を変える場合には、調理部門以外も参加して評価したり内容を聞いたりすると思うんだけど、その時にも話が出なかったのか凄く疑問。また、沢山のお客様が利用しているだろうから、多分これまでも「あれは違うんじゃ無い」というような意見はあったと思うんですよね。それを聞いていたであろう、接客担当者なんかは何も疑問を感じなかったのだろうか。もし知ってて、曖昧にしていたとしたら、そっちの罪の方が大きい気がする。

今回の説明(釈明)の一つに、「九条ネギ」は添え物なので青ネギでも問題無いと思ったみたいな事を言っていたけれど、「九条ネギ」って地元のブランド品じゃないですか。その名前を出すと言うことは、それがメインディッシュだろうが添え物であろうが、あるいはスープの一部だろうが、それを目当てに食する人もあるわけで、「添え物だから」という言い訳はなり立たないと思うんですよね。季節によって入荷量にばらつきがあるとか言うならば、ちゃんと「九条ネギ入荷不良により、別の食品を使っています」と但し書きをするなり、最初から「食材は変わる場合があります」と断れば良いだけのは無しだと思うんですよね。それをちゃんと接客する人間がお客様に伝えて、それで納得しなければ別の料理を選べば良いわけだし。

自分もホテル利用もホテル内レストランの利用も多いだけに、今回の事件は他人事では無い感じを受けています。勿論、彼らもビジネスをしている訳なので、コストの点や入荷の状況などいろいろ理由はあると思います。でも、どんなビジネス、どんな商品を扱うにしても、売る側の誠意、お客様の立場の視線、というものは忘れてはいけないし、それが出来なくなった、軽率に扱われるようになったら、そのビジネスってちょっと危ない時期にさしかかっている証拠だと思う。

携帯三社のTV-CM

KDDIの上期の売り上げが、2兆円を超えたという記事。最近のTV-CMを見ていると何となく納得できる話だな、と。

今期からiPhoneを扱いだしたdocomoは、iPhoneをイメージする抽象的なCMばかり。あれって、SoftbankやauがiPhoneを扱いだした頃も同じような感じだったけれど、Appleとの契約で指定されているんだろうか。つまり、一定期間一点の割合でiPhone(=Apple)のCMを流せ、とか。docomoユーザーとしては、だからどう言う有利な料金とかサービスがあるのか知りたいのに、具体的な事が無いのが不満。

Softbankは、半沢直樹の堺雅人をフューチャーした「No.1連呼型」CMで、正直うざったい。以前の白戸家シリーズも中途半端になり、兎に角「一番になった」というだけで、だからなんなのよというのが分からない。確かに、Softbankがここまでユーザー数を拡大させ、さらにUS二も進出していく勢いは認めるけれど、以前のような余所がそうならうちはこうするというチャレンジャブルな雰囲気が無くなってきてしまいましたね。No.1になると、やっぱり守りに入るのだろうか。

で、au。正直登場人物が多いのとバラバラなので意味が分からないところはあるけれど、auスマートバリューを訴求しているところとか、一応自社の有利なサービスを売り込もうという気持ちは見えていて、CMの内容はともかく、顧客に何を伝えたいかという点では一番まっとうかなと。だから、半期で2兆円売り上げというのも分かる気がします。それでも、あのCMって、とっちらかった気がして好きでは無いけれど。

携帯各社のCMやサイトの内容を見て思うんだけど、もっと複数端末を保持するユーザーを優遇して欲しいということ。今の各社の内容では、2年ごとにMNPで移動していくのが一番お得なんですよね。昔のように携帯メールは通常のインターネットメールで代替されているし、電話番号が変わらなければ、どこのキャリアーを使ってもユーザーは問題無し。電子マネーとかのサービスを使っていると、その移行手続きがちょっと面倒だけど、それはキャリアーを変更せずに携帯・スマホを変更した時も同じなわけだし。個人的に欲しいのは、今携帯(FOMA)で使っている2-in-1を代替出来るスマホでのサービス。技術的理由でスマホ1台には一つの電話番号しかアサインできないと言う事で、どうしても2台持ちをしないといけないんですが、そうなると「xxx割」みたいなサービスを利用して、単純に×2にはならないけれど、それでも1.8倍位の料金になります。今だと、月額数百円で番号2つ利用出来ているのに比べると、余りに落差が大きい。多少の縛りがあっても良いから、2台目の契約をもっと割り引くとか考えてくれないだろうか。それが今の最大の不満なんですよね。

結局今のところ一番の代替案は、BナンバーをMNPして、MVNOでMNPで番号をそのままに音声通話のSIMを入手してiPhone4Sで利用(月額1,000円ちょっと)。iPhone4Sは音楽プレーヤーとBナンバーの通話専用機にして、AナンバーでFOMAからスマホへ移行する、というのが一番現実的かなと思っています。データ通信関係は、スマホでLTEでやるわけですよね。ただ、その場合、月額利用料金が倍以上になりそうなのがネックなんですよねぇ...

1-2-1のビジネスクラス

誠Style、秋本俊二氏のコラムから、最近のビジネスクラスのトレンドである「全席通路」の。ヘリボーン型もスタッガート型も経験ありますが、正直どっちもどっちですよね。従来のヘリボーン型だと、記事にも書かれているように前の席や横の席の人と視線がぶつかるのが凄く気になって、これは初めてタイ航空のフライトで経験して、正直「失敗した」と思ったものでした。まぁ、一つの席に余裕があるのでどうしても斜めにしないと、座席数が入りませんから仕方ないんだけど。UAの前後交互のシートも、通路側だと通路を挟んだ反対側の席の人の様子がよく見えるのが気になるんですが、それ以上なんですよね、ヘリボーン型だと。で、改良ヘリボーン型の機体にも搭乗したことがありますが、これは確かに「個室感」があります。真ん中は二人用だけど、窓際の席は完全に「お一人様」仕様。中央の席も、真ん中に間仕切りが出せるから、それなりに個室感はありますが、これは良いかもしれないと思いました。

もう一つのスタッガート型で、これはANAで何度か経験がありますが、正直「狭い」という印象。実際には前の席の横のテーブル部分とかあるから面積的には広いんだろうけど、座る部分が横に狭いので凄い窮屈に感じます。同じようなスタイルのUAのフラットシートの方が余裕があるので、正直なところ座り心地寝心地はANAよりはUAの方が良かった。タイ航空のA380にもスタッガート型のシートが導入されていますが、こちらはそんなに狭い感じが無かったので、ちょっと不思議でしたが、やっぱりANAのB777とTGのA380では横幅の違いもあるのかも。

で、記事の最後に紹介されているSQの新ビジネスクラスの座席は横も広いし、みているだけで凄く快適そう。日本線投入にはまだ時間が掛かりそうだけど、いつか一度くらいは試してみたいですね。その前に、SQのA380も試してみたい。最近Singaporeに行っていないから、来年には一度SQで行ってみようかしらん。ただ、NRT-SINだと7時間とか6時間とか短いからちょっと勿体ないけれど。SIN-NRT-LAXっていう経路で一度飛んでみようかなと、また変な虫がうずき出しそうです(笑)。

2013年10月28日

iTunesも変

私はMac使いじゃ無いので、新MacOSには関係無いんですが、色々トラブルの話を聞きます。iOSも7に上がって細かなトラブルを経験しているんですが、iTunesもアップデートしたら調子が悪い。iPhone4sを接続して同期が始まると、最後に「同期が間もなく完了します」と表示されても全然終わらない。iPhone4s側の同期アイコンはとっくに消えているのに、デスクトップ(Windows7 SP1 Pro64)側のiTunesは延々と「間もなく完了します」が出たまま。いつものようにGoogle先生に聞いてみると、どうも最近のアップデートでこの症状が出るらしい。修正版が出ているかと、iTunesの「更新プログラムを確認」を実行しても「最新版です」と出るだけ。ちなみに、この時のiTunesのバージョンは「11.1.2.31」。試しにAppleのサイトからiTunesをダウンロードしてインストールしてみたら、今度はバージョンが「11.1.2.32」に微妙に変わっている。で、この再インストールしたiTunesで同期を実行したら、ちゃんとスルッと完了しました。Apple、大丈夫か?

人のせい

元首相がこんな事を言っているらしい。一瞬、「あれ、また鳩ぽっぽが」と思ったら「すっから菅」の方なんですね。人間、特に「リーダー」と言われる・言われた人が、自分の失敗を人のせいにするようになったらお終いですよ。「リーダー」というのは、全ての責任を負う立場なんだから。例え直接の原因・理由が自分に無かったとしても、部下の責任はそれを事前に見抜けなかった、カバー出来なかった最終的なリーダーの責任ですからね。というか、原発事故については、この人が当事者の一人なんだから、誰それの陰謀なんて言う話なんか言えるはずがないし、大体その「原子力村」も当時は自分の配下にあったわけですからね。

いずれにしても、話題になることなら何でも利用するんだなと、その目の付け所に逆に感心したりして。

独島ビデオ

韓国が自国の領有を主張するためにYoutubeに公開した「独島ビデオ」。所がその中の映像で、NHKの「坂の上の雲」の映像が無断使用されていたことが発覚し、削除されたという。ちょっとよく分からないのが、NHK側は無断使用されたビデオは約20秒と行っているのに、韓国側は約10秒と言っていること。まぁ、それでも国の責任で作成したビデオが、よりによって日本のドラマの映像を無断使用していたなんて、いかにもあの国らしい「オチ」です。

今回のビデオだけで無く、昔から日本のアニメとかドラマ等をコピーしたり真似たりして「自国作品」として使っている彼の国。食品にしても、文化にしても「自国起源」が好きな国なので、いい加減ウンザリしているわけですが、まぁそういう部分が今回の事件にも反映しているんだろうなぁ。最も、彼の国では「コピー・パクリ」では無く、「ベンチマーク」と言うらしいので、今回のビデオにしても「ベンチマークの途中に手違いがあった」とか最後には言い訳するんじゃ内だろうか。まぁ、いつまでもベンチマークするだけじゃ無くて、ちゃんとしたものを作れば良いのに。Samsungの携帯とか、LGEのデジタルテレビとか、現代の車とか、ね。

ちゃんと気がついている人も多いとは思うけれど、それを許さない「雰囲気」がこの国の不幸なんだろうなといつも感じます。

2013年10月27日

スライドメニュー

Surface2発売に伴って、露出記事やTVでのCMもよく見るようになったんですが、特にそのTV-CMでメトロI/Fを出しているんだけど、あれってどうだろうか。いゃ、iPadやiPhoneでお馴染みのスライドメニューみたいなI/Fですが、最初に見えているのはWindows関係のものだけだし、自分で後から登録したものは後の方にあるから何度もスライドしないといけないし、あれって使いやすいのだろうか。実は、iPhone4sでいろいろアイコンを登録していて、ある程度カテゴリー毎に5~6面位になっていました。まとめ方にも寄るんだろうけど、これがメニュー移動であちこちの画面に右に左にスライド操作するのがだんだん面倒になってきました。特に、最後の画面から最初の画面に移動する時なんか、そのままラップして最初に戻れば簡単なのに、そうじゃ無いんですよね。

これが結構ストレスだったので、暫く前からメニューに登録するのでは無く、カテゴリー毎にフォルダーに登録するようにしました。iOS6までは、確かフォルダー内には1画面分9個しかアイコン登録できなかったのが、iOS7からはフォルダー内にも複数メニューが登録出来るようになったから、余り使わないアイコンなんかもまとめておけるので便利。タップで潜っていって、ホームボタンで戻ってくるからストレス度合いも減るし。Windows8/8.1のメトロもそんな仕組みが入れば、もう少し使い勝手も良くなるんだろうけど。

ただ、iOS7だと複数のアプリが常駐していると、だんだんと音楽プレーヤーの動作がおかしくなるんですよね。あれはリソースを食いつぶしているのか、バグなのか分からないけれど、あれは何とかして欲しい。一日使っていると、夕方くらいには調子がおかしくなるので。

USB給電

Princetonから発表された、USB給電とUSB Hub機能が付いたOAタップ。今、携帯デバイスの充電機能は、ほとんどUSB経由なので、こういうツールを待っていました。可能ならば、USB充電のアウトをもう二つ三つ増やして欲しいところだけど。

で、記事や発売元の仕様書をみても、USB Hubのスペックが分からない。多分USB 2.0なんだろうけど、3.0だと嬉しいな(笑)。

最近海外に行く時は、自分はACコンセントに直接付けるブロック型のUSB給電機(2口)を持ち歩いているんですが、形態、iPhone、Bluetoothデバイス、等の充電には必要十分。ただ、その場合はPC本体用のACコンセントとは別にもう一口コンセントを探さないといけないので、ホテルの場合2口使えることが時々難しいんですよね。1口なら殆どの場合OKだけど(それでも、某ホテルではコンセントが全部塞がっていて、デジタル時計のコードを抜いて使うのが常だった)、2口というのはちょっと困る場合も有るので、こういう統合型のツールって便利かも。

以前、AC100vコードとパソコンのACアダプターの間に入れるデバイスで、そこにUSB給電ポートが付いているものを見た記憶があるんですが、以後見つからない。多分ElecomとかBuffaloあたりの製品だとは思うんですが。あれはあれで、モバイルユーザーのニーズを凄く具体化した製品だと感心しました。ただ、最近の携帯デバイスは結構電流を食うので、そのあたりどう対応するかも難しいのかも。このPrincetonのものは、最大2.1Aまで取れるからかなり余裕なんでしょうけどね。うーん、今度売り場で実際にみてみたいです、このOAタップ。

2013年10月26日

不審な足跡

朝、自室の外に出てみてビックリ。入り口の横に、こんな不審な足跡が...

実はこの足跡、木曜日にここで買ったばかりの靴に防水スプレーを吹きかけていたためで、靴の周りに飛び散った防水スプレーが見事に靴の形をかたどったもの。いやいや、こんな現象初めて見ましたが、綺麗に形がでるものですね。それにしっかり水を弾いて、確かに防水スプレーの役割を果たしているし。

この防水スプレーのお陰もあるのか、金曜日は土砂降りの豪雨の中を帰宅し、スラックスはびしょびしょだったんですが、靴の中は殆ど濡れませんでした。かかとで蹴り上げた水がちょっと染みたくらい。今日はしっかり除湿して、明日はちゃんと乾燥させないと、買ったばかりの靴を。

iOS 7.0.3

iOSが7.0.3にアップデートされたという表示が出たのでアップデートしたら嵌まりました。ダウンロードしてインストールされたのは良いんだけど、その後iTunesにバックアップが始まると「項目をコピーしています(5/5)」という表示が出て延々と続いています。以前にも似たような状況になり、一度リセットしたんですが、あーあ今回もまたリセットかと思い、念のためGoogle先生に聞いてみると、やはりはまっている人が多くいて、皆さん困っている様子。その中で、そのまま放置していると1時間とか2時間位で終わるという書き込みもあり、まぁ駄目で元々と放置していたら、1時間一寸したら完了しました。何やってるんだろう。作業中なら、もう少し分かりやすい表示をして欲しいですよね。

iOSとかiTunesとか、良く出来て入ると思うものの、時々(結構?)ちょっとツボを外したところに遭遇します。それ以外の部分は良いので、凄く気になります。なんとかして欲しいぞ > Apple

そうそう、7.0.3にアップデートしたら、iOS7になって採用された大げさなアニメーションがかなり控えめになりました。結構うざったかったので、これは歓迎。

一足違いでセーフ

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。この日はこの週末に近づきつつある台風27号・28号の影響で、雨こそ降っていないものの、帰宅する夜にはかなり台風の影響が出るだろうと言うことで、傘を持参での出社。でも、朝の浜松は、長袖では少し汗ばむくらいの生暖かさ。気持ち悪いです。

新幹線は、やはり秋の旅行シーズンだからなのか、大きなキャリーバッグ持参の方が多くて、座席もほぼ満席状態。幸いにも往路は自分の横は空席だったのでラッキーでしたが。朝は、静岡を過ぎるとまだ少し青空が見えるくらいの天候でしたが、新横浜に到着すると案の定雨が降りだし、ちょっと帰りが心配になりました。

午後も夕方になるとずっと天気予報とにらめっこで、新幹線沿線、特に下り線に影響ありそうな富士川とか天竜川あたりの上流の様子を注視していました。で、乗る新幹線の時刻は変わらないのだけど、少しでも早めに新横浜に移動しておきましょうと、会社も少し早めに出て駅に向かいました。私が乗車する時には、そんなに雨も降ってなかったんですが、掛川を過ぎたあたりからでしょうか、窓に雨がバシバシ当たり出して凄い天気に。案の定、浜松に到着すると、滝のような雨が降っていて駅の入り口では外の様子を見ている人が多くいらっしゃいました。私は、久しぶりに行きつけのお店の予約を入れていたので、その豪雨の中お店に向かって、一時間くらい飲み食いして帰宅したんですが、その時も激しい雨。後で知ったんですが、この頃には新幹線や東海道線が雨で一時運休停止してたらしいんですね。危なかったぁ...

さらに今朝知ったんですが、自宅近くを流れる川も危険水域に達していて、警報が出ていたらしい。出も、深夜過ぎなのでそんなことは全く知らず、朝までグッすり寝込んでいましたが。さらに、関東・東北では、余震のかなり大きな地震もあったみたいで、ちょっと心配ですね。ただ、この天気も今日を乗り切れば日曜日からは晴れるようで、来週水曜日にお客様の所に行きますし、土曜日には試合があるし、天気だけは回復して欲しい。ただ、その分ぐっと冷え込みが厳しくなりそうで、体調管理にも注意しないと。

2013年10月25日

「ほこ×たて」の鉾と盾

日曜日に放送されたCX系列の「ほこ×たて」の中の一コーナーの内容がやらせだったと言う事で、その対決の参加者がブログで顛末を公開したことに端を発して、とうとう今後の放送が中止になってしまいました。番組の「ほこ×たて」というコンセプトは面白いと思うんですよね。単刀直入で、結果がきっちりと出るから。でも、その組合せが暫く前からかなり無理を感じる気がしていました。

例えば、鉄球でぶつけて壊れる・壊れない、とか、ドリルで金属に穴を開ける、開けられない、というのはいいと思うんだけど、以前あったような、セキュリティプログラムとハッカーとか、富士山の静岡、山梨写真対決とか、確かに1対1の対決形式ではあるけれど、本当に意味のある対決・組合せなのか大いに疑問。厳密な科学実験番組なら「ガチ」なんだろうけど、一応バラエティーですからね、多少の演出は仕方ないとしても、でも今回公開された内容が本当ならば(本当なんだろうけど)、もう「捏造」っていうレベルですし。

番組「ほこ×たて」の「鉾」と「盾」を考えると、武器である「鉾」の部分は、やはり二人のガチの対決という真剣さだと思うんですよね。1対1でぶつかり合う面白さというか、野球で言うならピッチャーとバッターの対決みたいな、その迫力が視聴者の興味を引きつける武器になる、と。方や防御になる「盾」の部分は何かというと、対決の組合せというか、やっぱりその内容だと思います。静と動とか、柔と剛とか、そのギャップ感が大きいと興味も大きくなるけれど、でも余りに乖離してしまっても駄目。先の写真対決でも、富士山の静岡・山梨対決っていうのは正直ピンと来なかったけれど、その後でやった北海道と沖縄の景色対決位だとまぁ理解出来るかな、と。それなら、「海の写真」と「山の写真」対決の方が、まだスッキリして分かりやすいとは思うけれど。

今回の場合は、どちらも最初から違和感がありすぎで、裏を返してみたらこんなことだったという話の方が、何故か自然に納得してしまうのが悲しいですよね。毎週某かの対決を設定しないといけない大変さは分かるけれど、その辺り例えば月一回の特番とかで、もう一回良質の対決を見せて欲しいなと思います。

日本の公衆Wi-Fi環境は遅れているか

日本を旅行する海外からの観光客からは、日本のWi-Fi環境への不満が多いという記事。個人的には、「そうかなぁ」という気がするけれど、自分が海外で経験しているのはアメリカとかシンガポールとか比較的開発された、それも都市部での経験が殆どなので、日本の地方とかに行って感じた感想だとすると、まぁそう言う意見も多いかなという気もします。

ただ、都市部のWi-Fi環境でも、英語の説明とかが不足しているのは確かですね。また、例えばBostonなんかだと市内にパブリックなWi-Fi環境が整備されているけれど、ああいう設備は日本では知りません。記事にも書かれているけれど、日本の場合は通信キャリアーが整備しているものが殆どなので、そこと紐付けされることが一番の問題なのかもしれない。自分が海外からの旅行者の立場になって思うのは、今成田や関空で短期旅行者向けのSuica/Icocaを販売していますが、あれと関連づけさせて、例えばカードのID番号とかを入れれば簡単に国内のメジャーなAPが使える、なんていうサービスが出来れば、凄く観光客の印象も変わると思うんだけど。

旅行で一番機を使うのが先ず移動手段。慣れない土地で切符を買うのは凄く大変。また値段にしても、出来れば割引切符とか「一日券」みたいな有利な切符を利用したいわけですが、これって中々分かりづらいですよね。特にJRではこうこうと分かっていて、じゃぁそこから接続している私鉄とかはどうなんだろうかと思って調べ出すと、ますます分からないことに。その点、少なくとも日本にはSuicaとかPasmoとかIcocaとか、地域を跨いでも使える電子切符が既にあるわけで、こう言う技術を使わない手はありません。成田に行くと、いつも地下のJRみどりの窓口に長い行列が出来ているけれど、もう日本に来る外国観光客にとっては「常識」になっている感があります。ちょっと前だと、結構「知る人ぞ知る」っていう感じだったけれど。取りあえずあそこで、オプションで国内携帯会社のWi-Fiサービスも販売したらどうかと思うんですよね。その時に、海外で自分が使っているキャリアーのローミングサービスの割引なんかも付けて。勿論、旅行者としては無料Wi-Fiが一番ありがたいわけだけど、そこはSuica/Icocaの料金と一緒くたにして何となく得しているようにするとか(笑)。でも、東京オリンピックまでには何か方策を考えないといけませんね。それも、都内だけじゃ無くて日本のどこに行っても同様にストレス無く利用出来るサービスが。

日本は、LTEのインフラもあるし、韓国ほどじゃ無いけど光ファイバー網も整っているし、後はやる気だけの気もします。

Surface 2/Pro 2ってどうよ

先日発表された、Surface 2/Surface Pro2が、本日から国内販売開始という記事。512GBモデルが魅力的だけど、20万円近くもするんだよなぁ... 128GBモデルで約10万円、Office 2013 H&Bが付いていても、なぁ。iPad Air/miniの発表の直後では、ちょっと(かなり?)霞んでしまいますね。

この記事では、新iPadに対して日本勢は法人向け需要で対抗すると書いているけれど、Surfaceはどのあたりを狙うんだろうか。OSと違って、自分達で本体を売らないといけないわけで、その点法人向けとなると結構厳しいと思うんですよね。で、個人向けに量販店に出しても、価格的に一寸という点があるし。新iPadも高いと思うけれど、やっぱり数万円台でないと、個人でちょっと手を出すというのは難しいのでは。だから、Nexusは良い点ついていると思うんだけど。テザリング出来るスマホがあれば、周りのPCとかタブレットはWi-Fiだけで十分なわけですし。Apple以外のメーカーにとって、タブレットビジネスって結構難しいし厳しい気がします。唯一Samsungだけは、スマホの巨大化からタブレットに繋がるパスがあるので、その点は有利かなと言う気がするけれど。SONYあたりが、同じような経路で拡充を狙うんだろうか。

個人的には、タブレット本体に通話機能も組み込まれて、腕時計型オプションと連携して、音声通話とFeliCa/NFC機能がこの腕時計型オプションに組み込まれていて、タブレット本体と連携して使うことが出来るようになればベストなんだけど。あっ、もちろんSIMフリーで(笑)。iPad mini位のサイズで、そう言うモデルが出たら即買いなんだけどなぁ...

2013年10月24日

メガネ型デバイス

「メガネ型デバイス」と言えばGoogleが有名だけど、Microsoftも同様のデバイスを開発しているのではと言う記事。この手の「メガネ型デバイス」は、ウェアラブルデバイスとして一番実用化に近いのかもしれないけれど、自分のようにメガネを使用しているものにとっては邪魔なだけなんですよね。既存のどんなメガネにもアタッチ出るようなデザイン(鉛筆を耳に挟むようにして、投射部が設置できるとか)ならまだしも、それでもメガネ以外の物を耳に挟むのは違和感を感じるし。

車の場合は、フロントガラスがあるからここに投射すれば良いんだけど、個人で普通に生活している場合、中々そういう場面はありませんしね。空間に3Dホログラムみたいな感じで投影できると面白いと思うんだけど、その場合は周りからも見えちゃうのは困りますね。

ウェアラブルと言うと、腕時計型デバイスが今ブーム(?)になりつつあるけれど、あれだって現在の腕時計との共存をどうするのかという問題があると思うし、腕時計って「ちらっと時刻確認する」くらいのどうさなら良いんだけど、ずっと画面を見続けるとすると、ずっと腕を傾けないといけないから、一寸無理があると思うんですよね。左手に腕時計をしているとして、右手でメールを腕時計型デバイスの画面で打ち込むとすると、ずっと左手を捻って腕時計デバイスの画面を変えに向けていないといけないし。だから、腕時計型デバイスが普及するには、音声I/Fがどれだけ使えるかが鍵になると思うのですが。まぁ、スーパージェッターのパターンですね(って、古すぎるか...)。

今のスマホにしてもタブレットにしても(PCもそうだけど)、画面情報が一番重要かつメインなわけです。視覚情報っていうのが、今一番中心となっているI/F。これを、どれだけ小型化して既存のデバイスに組み込むのか、凄く難しいと思う。究極的には、視覚神経に直接データを流し込む「攻殻機動隊」の世界なのかもしれないけれど。で、確かに目の前に色々な情報が表示されるのは便利だし、利用価値も高いとは思うけれど、目の前にどうしても表示しなきゃいけない情報って、実はそれほど無いのかもしれません。例えば、ナビゲーション情報っていうのが、その手の情報で一番利用価値がありそうですが、目の前の景色にオーバーラップして道順のガイドが表示されるよりも、音声ナビで「次の交差点を右にまがって...」とガイドされるのも、そんなに変わらないんじゃ無いでしょうか。問題は、指示を出すタイミングと、その内容の簡潔で確からしい精度だと思うんですよね。

仮にメガネに何かデバイスを付けるとしたら、左右のフレーム先端に超小型のカメラを接続出来るようにして、その画像がリアルタイムに自分のスマホに転送されるような仕組みが欲しいなぁ。そうなると、自分が見た情報が常にデータとして保存できるし、カメラ撮影にしてもわざわざデバイスを構えなくても良いし。それに自分の見ている映像が転送されるから、それこそその見た目を下にナビゲーションガイドして貰えれば必要十分だろうし。

ただ、メガネ型で一体化したゴーグルみたいなウェアラブルデバイスっていうのは有りかなと思います。整備作業とか工場等の特殊環境で使う時の、コミュニケーション・情報参照デバイスとして。そこから発達して、普通の生活の中でも使われるようになるかもしれないけれど。まずは、そう言う形態のデバイスが普通に使われるような環境を見つけて、そこで普及させることが一番じゃ無いでしょうか。そこから派生して、一般用製品にスピンアウトしてくれば、かなり受け入れやすくなる気がする。

竹島ビデオ

日本の外務省がYoutubeに竹島領有のビデオを登録公開したことに、韓国が反発しているという記事登録されている動画をみたけれど、駄目じゃん、日本語じゃあ。こういうのはちゃんと英語で作らないと、世の中には伝わらないわけだし。精々、ラスク書簡の部分だけは英語の表示になるわけだけど、その前に海外からアクセスした人は止めちゃうだろうな。

で、韓国は日本の公開の数日前に「独島」のビデオを公開したそうですけど、それに対して日本の外務省は駐日韓国大使館員を呼んで、ちゃんと抗議したんだろうか。そう言う積み重ねが、国際ルールというものだと思うんだけど。

2013年10月23日

iPad AirとiPad mini

現地時間で今朝発表されたAppleの新型iPad。より軽量化されたiPad Airと、より高精細化されたiPad mini Retinaモデル。iPad Airは、現行のiPad (3)の置き換えになるんですね。

個人的には、iPad mini RetinaのWiFi+Cellularモデルが気になるなぁ。SIMフリー機って出るんだろうか。今、iPhone4sをデータ端末兼音楽プレーヤーとして使っているんですが、やっぱり画面解像度の低さとサイズの小ささがネックなんですよね。かといって現行の10"クラスのiPadはちょっと大きいし、iPad mini位のサイズが、携帯性も良さそう。12月にサンフランシスコに行くけれど、現地のApple Storeを回ってみようかと早くもスケジュールに入れてしまいました(笑)。11月には国内のキャリアーからも発表されるようですが、どんな具合になるんだろうか。海外でも使えるような形式になるなら、国内でかっても良いんですけど、多分SIMロックモデルしか出てこないような気がする。

「笑っていいとも」終了

たまたま放送を見ていて、番組最後のゲームが終了して、いつもならそのままエンディングなんだろうけど、何かゲストがいるような雰囲気で、そう言えば時々海外からのゲストが宣伝ででることもあったなと思ったら、笑福亭鶴瓶師匠がなんかバタバタして登場。で、「終わるんだって?」とタモリに聞くと「そう、来年三月」と、まるで増刊号のCM中の様子みたいな感じのやり取り。

あのやり取りが偶然なのか、あるいは予定していたものなのか分からないけれど、何か素っ気ないというか何か投げやりな印象を受けたのが凄く残念でした。言い意味で考えれば、タモリ氏の照れ隠しなのかもしれないけれど、それにしてはなんか余りに粗雑な、ビックリ・ドッキリだとしても残念な印象でした。

直ぐに色々なオンラインメディアで速報の形でその情報か流れ出したけれど、もう32年もやってたんですね。自分はB&Bがやっていた「笑っている場合ですよ」から見ているから、もっと長い期間になるわけだけど、まぁ良くも毎日(途中、夏休みは取っていたけれど)やって来たものです。色々なところで書かれているけれど、確かに最近(ここ数年)は以前ほどの面白さが無くて、過去の資産・遺産で続いているという雰囲気はありましたね。まぁ、テレホンショッキングが単なる番宣になって面白くなくなったのが一番大きい気がするけれど。いずれにしても、タモリ氏の個人的魅力が中心だったこの番組ですから、タモリ氏自身の露出(出演時間)も減っていたし、以前ほど彼のやりたい放題さが消えていたから、ますますじり貧になっていた気がする。良くも悪くも「タモリの番組」に、いろいろな出演者、レギュラーが増えすぎた感じですよね。それはそれで、短期的には魅力的なコンテンツにもなっただろうけど、結局は中心がぶれていくだけだったような。

同じような長寿番組に、「徹子の部屋」があるわけで、こちらはもう37年? こちらも録画とはいえ長いですよね。黒柳徹子氏のしゃべくりが魅力だけど、それも何年か前にその話しぶりすらおぼつかないような徹子さんを見てからは、何か痛々しくて。仕方の無いことだけど、年齢は確実に積み重なって行くし、それに応じて昔とは違う状況になるわけですから。

「マンネリ」と言われるけれど、でも革新的であろうと直ぐに消えるよりは、何年度頃か何十年も続く「マンネリ」の方がよほど価値がありますよね。大体、タモリ氏も68歳なんですね。自分的には、未だに眼帯をしてイグアナをしていた頃の記憶が鮮明なわけですが、個人的には昔NTV系列でやっていた「今夜は最高!」みたいな、良質な音楽と一ひねりしたコントと、少し毒を含んだ会話みたいな、良質なコンテンツで復活して欲しいなぁ。そうそう、テレフォンショッキングの最終回には、タモリ悲願の吉永小百合さんがゲストで登場するんだろうか。あるいは、第一回目のゲスト、桜田淳子で締めるのか。最後は、何かハッピーな形で終わって欲しいなと、長年のタモリファンとしては思う次第です。

放送と報道

台風27号の接近も睨みつつ、未だ不明者の捜索が続く伊豆大島。被災直後よりも露出度は減っているとは言え、それでもこう言う問題が発生しているようです。所が、26号の被災直後には、逆にこんな話もでていたんですよね。多分、被災直後の方が、放送局やその他メディアが集中しただろうから、実際の騒音は大きかったような気がするんですが、それが落ち着いたと思われる今週になってから「五月蠅い」という話が出てくるのは、ちょっと疑問に感じます。

ただ、放送局やら新聞社やら、何社も取材ヘリや中継ヘリを飛ばしているのは毎度のことで、だからどのチャンネルを回しても同じような絵が写るわけで、あれって共同取材のような形でもっとシンプルに出来ないのか、いつも感じます。例えば、ヘリが飛ぶスペースが10台分あるとして、その半分がメディアのヘリであれば、被災者なら被害を捜索するヘリの数は半分になるわけですよね。そりゃぁ現地の悲惨な様子を一刻も早く伝えたいという気持ちも分からないでも無いけれど、その悲惨さを多分その被害とは直接的には関係無い人に伝えることよりも、その分のリソースを救助や被災対策に回した方がよほど意味がありますよね。

勿論、現地に家族や知り合いがいて、一刻も早く安否確認をしたいという人もいるでしょう。でも、そう言う人が仮にメディアに問い合わせても、そこから安否確認が出来るわけでも無いし、たまたまその時の取材で似たような名前の人が手元にあったから助かっている・駄目だったなんて言うことを言えるわけでも無いだろうし。自然災害でも何かの事故であっても、多くの人が出来る事は一刻も早い救助活動を祈ることだけなわけです。その場合、どこそこの場所でこれだけの被害があったという情報だけで必要十分ではないですかね。勿論、毎日一回は情報更新をして、さらに何人助かった、もっと酷い被害があったというアップデートは必要だと思うけれど、殆どの人にとって、同じような内容のレポートを何度も見た被災地を背景に一時間毎に繰り返される事に、メリットを感じないと思います。

今回の話は、空中を飛行するヘリコプターの話だけど、例えばスタジオから現地の担当者や被災者に電話をして、相手の時間を奪うようなことって、その直後のタイミングで必要だろうか。結局は、番組の枠を埋めるために同じような情報を何度も繰り返したり、より刺激的なあるいは他局では撮影していないような絵を出すことが目的になっているように感じます。つまり、放送することが主目的になっていて、そこで何が必要でどうしたらよいのかという「報道」にはなっていないと言うこと。特に今の地デジ、あるいはBSデジタルなら、データ通信やマルチ画面などで必要な情報を随時提供出来るわけです。台風情報なんかそうやってますよね。オリンピックなんかのように、非常時にはメディアコンソーシアムが自動的に組織されて、映像に関してはそれで一元化するとか、そういうルールが必要じゃ無いかと今回も強く感じましたね。

2013年10月22日

UAのHND-SFO線

AAが運休したHND-JFKに変わって、UAが米国運輸省にHND-SFO開設を申請したという記事。真夜中に羽田を出発すると、現地サンフランシスコへは夕方の4時位到着というスケジュールでしょうか。そのまま西海岸周辺に接続するなら可能な感じですね。SFOが目的地なら、そこから市内に移動してホテルチェックインが18:00頃目安かな。仮に申請がじゅりされるとしても、来年の夏スケジュールからですかぁ。

羽田の深夜便は、仕事帰りにそのまま空港に直行して出かけられるメリットがある反面、帰国便もその出発時刻の1時間位前に羽田に到着するのが普通だから、それが困るんですよね。だから、出発は羽田でも帰国は成田なんていう経路を組まないといけなかったりします。来年四月からは、昼間の国際線離発着も出来るようになるみたいですが、そうなるとまだまだ成田の枠数の方が多いけれど、ますます羽田にシフトしてくるのは確か。新幹線を利用して成田に行っている自分としては、せめてN'EXが今の30分間隔から20分間隔になってくれると、かなり利便性がアップするんですけどねぇ。

仮にこの路線が認可されたとすると、UAはSFO線を4本(NRT*2, HND, KIX)持つことになるんですが、ANAやその他航空会社のフライトも含めて、それだけ需要があるんですねぇ。個人的には、もう少し東海岸への路線を拡充して欲しいんだけど。そろそろ来年の旅行計画を考える時期なんですが、新しい路線開設も多そうだし、少し様子見の方が良いのかな。でも、新規路線って初めは集中して中々取れないし。

これで、UAが深夜枠を獲得出来たして、次の昼枠の時にはどうするんだろうか。そっちがまたAAに行ったりした、ちょっとなんだかなぁですよね。何か、お下がりを貰った弟みたいな気分で(笑)。

偏狭の極み

対日感情がますますエスカレートする隣国・韓国。その韓国国会で、在韓国日本大使関係の審議を傍聴しようとした日本大使館職員の傍聴が拒否されたという記事。国防とか非公開の審議もあるだろうけど、文化財関係の話なんて隠す必要も無いだろうし、実際地元メディアからも疑問が上がっているくらいだから。

この日本大使館、韓国の文化財「景福宮」から100m以内にあるので、高層建築にするために申請が必要と言う事らしいのですが、嫌がらせでずっと申請が保留になっているとの話。周りには、新しい日本大使館よりも高い建物が建てられたりしているのに、何故か日本大使館の申請だけが後回しになっているらしい。ちょっと思うんですけど、同じ場所では無くて別の場所に、それもアメリカ大使館とか他のメジャーな国の隣に新しい大使館を建てたらどうだろうか。そうすれば、あのルール違反の水曜日の集会もその隣国大使館からクレームが入るだろうし。

日本では「ヘイトスピーチ」が問題になっているけれど、それ以前のこういう「ヘイトアクション」ってどうなんだろう。日本の国会を韓国大使館員・関係者が傍聴する時には、少し「貴国では...」と説教してから許諾するとか(をぃ)。まぁ日本としては、こういうことを日々世界に発信して、世界が薄々感じているこの国の異常性を少しずつ「確信」に変更していく活動が大切かも。中国同様、まっとうな議論が通用しない、存在しない国という認識は徐々に固まりつつある気がする。

2013年10月21日

子供の力

昨日何気に夜のテレビを見ていたら、MLBのリーグ優勝で活躍した上原選手がお立ち台に立っているシーンを見ました。Boston Redsoxのクローザーとして、田沢投手と共に活躍した上原投手ですけど、個人的に気になったのがお父さんと一緒にお立ち台に立っていた上原投手のご長男。多分、小学校の低学年くらいかなと思うんだけど、アメリカ人レポーターの英語の質問を理解して(通訳が言う前に応えていたから、多分ちゃんと理解していたと思う)、直ぐに"Excited!"と応えていたのには感心しました。(追記: 今朝の映像を見たら、"Exciting!"と字幕が出てたけど...)

上原投手がMBLに移籍したのは2009年からなので、もう3年くらいはアメリカで生活していると思うんですが、それならこの位の年齢の子供なら、もう耳は英語に慣れてあのくらいの会話なら普通に理解しているでしょうねぇ。私の弟夫婦が、もう20年近く前に家族でカナダに居たんですが、その時に現地にいた甥っ子・姪っ子は小学校に入るかどうかと言う年頃。向こうの幼稚園や小学校に入ったんですが、もう半年くらいで発音はネイティブ並みになってましたからね。で、簡単な会話なら理解していたし。ただ、その後日本に戻ってきて、今ではすっかり抜けているみたいで、それは勿体ないと思うけれど。

向こうで生活するには、よいこともあるけれど、やはり慣れない環境で大変なことの方が多いんじゃ無いかと思います。そんな中で、今シーズンの活躍が光る上原投手には、ご家族のためにもワールドシリーズでも活躍し欲しいですよね。そう言えば、最近Bostonに言ってないなぁ... 来年、暖かくなったら2年振りに行ってみようか。久しぶりにRedsoxの試合観戦も良いかも。

2013年10月20日

ディアーズは続く

Xリーグでは数少ない「企業チーム」として、そして日本でもトップの実力を持つチームとして長年活動してきた「鹿島ディアーズ」。今シーズン初めに今シーズン限りで鹿島の支援が終了すると発表された時には、フットボール関係者に大きな衝撃が走りました。その鹿島に変わって来シーズンから住宅設備のリクシル(自分的には「トステム」ってほうが馴染みが深い-笑)が、5年間を目処に支援することが決まったという記事。リクシルグループって、一時横浜ベイスターズ(現DeNA)の身売りの時にも手を上げたくらいの会社だから、企業規模・財政的には問題無いと思うけれど、「フットボール」という日本ではマイナーなスポーツに対してどれだけの投資効果を考えているか、理解しているかが一寸心配。でも、Xリーグのスポンサー企業を見ると、結構そうそうたる会社が並んでいるんですよね。鹿島、富士通、アサヒビール、東京ガス、オービック、ノジマ、IBM、明治安田生命、三菱グループ(三菱東京UFJ銀行、東京海上日動火災保険、三菱電機)、パナソニック、アサヒ飲料、などなど。

学生スポーツで考えると、それほどマイナーな存在では無いんですよね。野球とかサッカーとかには負けるだろうけど、チーム数もそろそろあるし。それが社会人になると、ぐっと減ってきてしまったのは、色々理由・原因はあると思うけれど、チームの入れ替わりとか関心を持つ企業が色々現れてくれると言った、新陳代謝が不足していた、事もあるかと思います。チームとすれば、ずっと安定的にサポートを受けられるサポート企業の存在が一番ありがたいけれど、逆により良いサポート条件を目指して、サポート企業を変える、と言う事も本当はあっても良いわけですよね。まぁ、その為にも、そのスポーツ競技自体がもっと魅力的かつアピールできるものにならないといけないわけだけど。日本で一番メジャーなスポーツと言って良い野球にしても、厳しいところは厳しいですしね。

アベノミクスで経済状況が良くなれば、フットボール以外のスポーツも含めて企業とか支援企業の興味も復活してくれることを祈りたいですよね。本当に。

初冠雪

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。今週は、金曜日にいつものように出社のため新幹線利用をし、翌日土曜日にも都内で試合があったので新幹線で往復。金曜日の往路。静岡駅を出発して暫くすると、いつものように左手に富士山が見えてきます。
二日前の水曜日に台風が日本中を吹き荒れたので、まだ空気がかなり綺麗だったことも有り、この日の富士山は白い空をバックに黒々とした異様を見せていました。文字通り「鐵の山」という感じ。で、頂上まで真っ黒な富士山を眺めながら、「そろそろ富士山の頂上も白くなる季節だなぁ」と思いながらこの日は通過していきました。

で、翌日。やはり静岡を過ぎて暫くすると、左手に富士山が見えてきたんですが、ここでビックリ。
なんと、頂上が白くなっています。それも、結構な部分。確かに、前日木曜日の夜はちょっと冷え込んだんですが、一日でこれだけ変わるのかとかなり驚きました。でも、やっぱり富士山は頭に白い帽子を被っていないと様にならないですよね。冬になると、この倍以上の部分が白く覆われるわけですが、そうなると寒さも身に染みる頃になります。去年、今年と猛暑が続いたので、今年の冬は寒さが厳しくなるんじゃ無いかと思っているんですが、寒さには弱い自分としてはその予想だけは外れて欲しいと思いますが。


2013年10月18日

完全禁煙

2027年開業予定のリニア新幹線は、車内完全禁煙にしたいというJR東海の山田社長の記者会見。リニアだけじゃなくて、既存の新幹線も、是非完全車内禁煙にして欲しいですね。会見では「40分位我慢を」を言っているけれど、飛行機に搭乗したら12時間とか13時間禁煙状態になる場合だってあるわけですから、それに比べたら今の新幹線の数時間程度の我慢なんて何のこと無いはず。

それが出来ないなら、新幹線の入り口とか車両のドアの所に「煙探知機」を付けて、服とかに規定以上の匂いや煙が付着していたら禁煙車両には入れないようにして欲しい位。喫煙車両に乗車して、喫煙車両の中で喫煙するなら良いけれど、わざわざ外で散々タバコを吸ってから乗ってきたり、禁煙車両に座るのに喫煙車両で散々タバコの匂いを付着させて戻ってきたりというのは、返って頭にきますよね。是非、JR東海においては、新幹線完全禁煙化に向けて、一層の努力をお願いしたい(笑)

改悪? 改善?

今日からJR東海・西日本の「エクスプレ予約」のメニューから、特急券と同時に乗車券が購入出来なくなります。私も、エクス不レス予約を使い始めた頃は毎回切符を専用券売機で取りだして利用していたので、お世話になった口ですが、EX-ICがスタートして直ぐに使い始めたので、実は余り利用実績はありません。それでも、浜松から成田に行くような時には、特急券だけ浜松-品川で予約して、乗車券は浜松-成田空港で発券しますから、そんなときには便利でした。

記事によるとEX-ICの利用者が7割を超えたためとなっていますが、もう一つリニアを睨んでというのは気がつきませんでした。JRとしても手間・無駄のある紙の切符が無くなれば、かなり楽でしょうからね。自分の生活では、買い物系では電子マネーが(iD、Edy、Suica)、交通機関ではモバイルSuicaがもう手放せません。先日も、自宅地下のモールにあるジーンズ屋さんにいってジーンズを購入した時、いつものように支払いをiDで行ったら、そのお店の女性スタッフさんが「電子マネー、使われるんですね」と感激したように言われてちょっとビックリしました。だってそのモールの中には、モール運営のイオン系列のWAONは勿論、iD、Suica、QuickPayの端末がほぼ全店舗にインストールされているわけですから。でも、田舎にあるモールだから利用者の年齢層も高いだろうし、やっぱり現金払いが多いんだろうか。あっ、WAONカードじゃなくて、携帯で払ったのが珍しかったのかな。

最近では、電子マネーで支払いをしたのに、紙のレシートを貰うのすら面倒になりつつ有り、こう言うデータをどこかにひとまとめに集めて、iDだったら後でカード会社の支払い明細と自動的に突き合わせされて問題無いか確認できたりしてくれると嬉しいですが。

閑話休題。その廃止するサービスとか機能のユーザーが完全に居なくなったから止めるなら問題無いんですが、どうしてもビジネス上の理由だと、C/Pとの兼ね合いになるわけで、場合寄っては今は黒字であっても将来赤字になりそうならば、余り傷口が広がらないうちに終了してもっと利益の上がるサービスを導入しようと思うのは、仕方が無いこと。記事の中では、「エクスプレスと言いながら早くなくなる」というぼやきも書かれているけれど、でもそれ以外にも例えば予約が自由に変更出来るとか、メリットがあるわけで、全体としてどうなるのか見て判断しないと、一寸感情的な意見じゃ無いかなという気もします。勿論、何でもかんでも便利なサービスを提供してくれれば何の文句も無いけれど、その為にはコストもリソースも必要になるわけで、そのバランスというか案配を考えるのは、企業側であるいじょう、ユーザーとしては、じゃあもっと便利にもっと賢く使うにはどうしたら良いのか、と前向きに考えないと。自分などは、携帯やスマホで自由に予約変更をしているのに、なんでわざわざ紙の切符を受け取らなきゃ行けないのか、それがよく分からなかったりします。大体今では、乗車券だってSuicaとかPasmoで乗る人も多いだろうし。

待っているだけじゃなくて、どんどん周りの環境とか条件が変わっていく世の中なんですが、こっちからどんどんもっと良いサービスもっとお値打ちな商品を見つける努力をしないとね。そう言うことを多くのユーザーがやり始めれば、企業側だってMNP割引みたいな事も考えなきゃいけなくなるわけですから。

新聞は生活必需品か?

私は、直接税よりは間接税派で、税率も15%位までは仕方ないなと思うけれど、その前提条件として国民層番号制みたいなシステムでちゃんと税収を確保することと、食料品等については低減税率を設定して、所得の低い人でも困らないような仕組みが準備されることが必要だと思っています。で、その低減税率を適用する商品は何にするのか、というのが問題なわけですが、新聞はその対象外でしょう。

理由は、誰もが等しく新聞を購読出来る環境が無くても、民主主義の後退を招かない」から。ここに新聞の発行部数のデータがありますが、約4800万部。これ、朝夕刊セットは1部として計算しているので、それを2部と計算しても約6000万部。日本の人口の半分です。ただ、この部数は「発行部数」であるので、実際に読まれている部数はもっと少ないわけで、実際には朝夕刊セットの場合だと4000万部位なんでしょうかねぇ。あと、大口の顧客、企業とかホテルとかでの購入を考えると、多分日本の人口カバー率って、40%とか30%とかよりももっと低いのかも。それに対して、携帯・スマホの普及率って、今キャリアー3社で一人一台位になっている訳なので、多分人口の半分以上はカバーしていると考えて良いのかと。そうなると、必ずしも情報アクセス手段として新聞がメジャーではないわけで、そう言う考えを新聞社自身が持っているとしたら、それって単なる「驕り」じゃないかと思うわけです。

其れ以前に、ここ10年ほどで約500万部、全体から見たら一割近く発行部数が減っているわけで、それって国民が必要性を感じていない、ということでは。実際問題、海外の新聞社では紙面発行を止めて電子版に移行した大手新聞社もあるわけで、その流れから見たらTPPの農業問題と同じで、守る姿勢だけで攻める姿勢が無い時点でもう終わっているような。例えば、新聞社ではなく総合メディアシステム、あるいは情報プロバイダーとして、例えば紙面やHPやその他媒体も含めた「情報リテラシーアクセスコストを下げる(低減税率適用)」というなら、まだ理解出来るのだけれど。

印刷媒体の重要性は理解しているし、個人的には何か特定のシステムとかネットワークが無くても情報にアクセス出来る手段・媒体は必要だとは思います。でも、今の新聞(紙)が、そういうネットワークとかシステム上で作られた「情報」を印刷して配布していると、単にメディア変換の一つの結果でしか無いのなら、その末端の一つを優遇するのでは無く、大元の是非・有用性を言わないと本末転倒なのでは。その点に対して、この記事の主張には凄く不信感しか生まれてこないわけです。

まぁ、昔は、新聞紙は情報媒体としてだけで無く、おかずを包んだり、敷物にしたり、丸めて緩衝材にしたり、湿気取りにしたり、色々と利用価値はあったけれど、今そんなことをする人って殆どいないだろうし、ますます新聞の立場が...

2013年10月17日

溶いた山葵

今週のTV東京系「ガイアの夜明け」は、世界に進出する日本食(和食)の話だったんですが、その話題の一つが銀座の三つ星店「小十」のパリ店開店の話でした。まぁ、いろいろ苦労されて番組の最後にオープン当日の様子が放送されたんですが、そこでちょっと気になる事が。

お店のカウンターに座っていた初老のご夫婦。この日は、パリでも食通、日本通の人が招かれたとナレーションで紹介されていて、かつカウンターに案内されていたわけだから、それなりに有名な方・重鎮なんだろうと思うんだけど、その初老の男性がお刺身を食べる時に、醤油の入った小皿に切り身を付けて食べたんですが、その小皿が溶いた山葵でどろどろの状態になっていたように見えたんですね。

アメリカの日本食レストランに行くとよく見る光景だけど、多分欧州でも同様なんだろうな。日本人だと「ワサビを醤油に溶く」という感じが、欧米人は「ワサビに醤油を垂らす」という具合に、大量にワサビを醤油皿に投入して食べます。あれだけのお店だから、当然本わさびをその場でおろして使っているんだろうけど、ちょっとなんだかなという光景でした。欧米では、ステーキの付け合わせに「西洋ワサビ(ホースラディッシュ)」を使いますけど、辛みの具合が違うんですよね。だから、欧米人としては、日本の本わさびの辛み・痛点っの感じ方が鈍いんじゃ無いかと思います。だから、あれだけ大量に溶いて使うんだろうなと。でも、あれではわざわざ新鮮なカレイを探して、園でも満足できなかったから禁じ手のキャビアをちょっと乗せたお刺身も、そんなことは関係ないんだろうなぁ。

「本わさび」の美味さは、「辛み」とか「刺激」というよりは、口に入れた時に鼻に抜けていく「爽快感」と、その後に僅かに残る「甘み」のバランスだと思うんですよね。だから、お刺身とかに付けて食べる場合でも、辛みで味にアクセントを付けるんじゃ無くて、切り身の匂いを爽快な方向に少し振らせてあげる役目なんだと思います。言ってみれば、揚げ物を食べる時にレモンを振りかけて、さらに芥子を付けて食べるけれど、本わさびの役目は「レモン」の方であって「芥子」じゃ無い、と個人的には思うわけです。

この番組では、和食の国際化の話の一つとして、日本の金印ワサビの欧州での拡販の様子も伝えていたけれど、今の粉ワサビの置き換えという形で進むのは無理だと思います。既にコスト的に太刀打ちできないと言う事と、あの味が「WASABI」の味として定着しているから。だから、ワサビはワサビなんだけど、今のお刺身の友のような立場とは別の「食材」としての売り込みの方が良いと思いますね。番組の中でも、ワサビとチーズを混ぜたムースみたいなものを作ってパンに塗ってデモンストレーションしていたけれど、ああいうアイデアはとっても良いと思います。そうやって、ワサビ本来の「味」がある程度理解されると、お刺身の食べ方とか、お蕎麦に溶いて入れる理由とか、そう言う日本的な味覚も理解されていくじゃ無いかと感じた番組でした。

TPPも含めて、日本料理って競争力や魅力は十分あるし、それを実現する料理人の技術も十分あるわけだから、もっと積極的に世界に進出していって良いと思います。醤油、ミソ、等はもうメジャーだけど、日本のソースとかマヨネーズとか、十分競争力ある商品ですよね。凄くチャンスだと思う。

HND-TSA (7) - 備忘録

今回の台湾旅行記は一応完了したんですが、「台湾」というやや特殊な国(と、あえて書きますが)に行ってみて色々感じることがあったので、自分のためにも備忘録的に最後にまとめておきます。

仕事で北京には何度か行ったことがありますが、まず同じ中華圏の国であっても雰囲気が全く違いますね。台北は、日本的な雰囲気が凄く感じられます。特に思ったのは、北京の街の中では外に表示されている会社名とか看板の文字が、殆ど「草書体」で書かれているのに、台北は「ブロック体」が殆どだと言うこと。たまに、日本でお馴染みの丸文字っぽいものとか有り、そう言う「見た目」での印象は殆ど日本と同じです。また、道を歩いていたりとか、MRTの駅構内や連絡通路を歩いている時の、「清潔感」というか、ゴミの有無だけで無く歩いている人の服装や雰囲気も、かなり日本に近いものを感じました。そう言う意味で親近感が大いに沸いた、と言う事でしょうか。「日本の植民地時代の影響」が多少は残っているのかもしれないけれど、でもそれよりもやはり台北・台湾で暮らしている人達の「資質」みたいなものが、一番大きな理由じゃ無いでしょうかね。そうなると、じゃぁあの国はどうなんだという話が出てくるわけですが、まぁここはノーコメントということで(笑)。

さらに、台湾で使用している「漢字」が日本で使っている漢字に近い「繁体字」であるので、書かれている文字の意味がかなり把握できると言うこと。自分は古い世代なので、旧字体なんかもある程度分かるし、さらに中国語と英語の語順は同じという知識があると、何となく漢字を英単語に置き換えて意味が通る内容を把握出来ます。大陸中国の場合は、草書体で読みにくい上に使われている漢字が「簡体字」で日本では見ない文字が多いので、先ずそれが理解出来ない。仕事で多少は付き合いがあるので、簡単な文字とかよく使われる文字はなんとか理解出来ますが、文章になると皆目分からない文字が並んでいます。それが草書体でさらに崩されたら、もう自分にとってはアラビア文字とかイスラム文字と同じくらい分からない文字です。自分は、昔習字とかやっていたので、ある程度草書体で崩した文字も分かることは分かるんですが、その元になっている感じが簡略化されていた文字だったりすると、もう分からないですよね。MRTの駅名一つとっても、発音は日本語の漢字読みとは違うけれど、でも日本語的に読めるから、それを「見て」判断することが出来るのは大きいと思います。逆に、英語表記も書かれているけれど、これは逆に日本語的漢字の読み方と全然違う場合が殆どなので、返って分かりにくいですよね。でも、そう言う親和性は凄く助かります。

これは宿泊したホテルがたまたまそうだっただけかもしれませんが、日本語専用の問合せ番号があったり、日本語の表記・メニューが完備していたりと、日本人観光客が多いのでしょう、凄く助かります。さらに言うと、今回の滞在中英語でホテルスタッフと話をする場合が多くありましたが、どの場合でもちゃんと受け答えしてくれていて、下手な日本のホテルよりも英語対応は充実しているのでは無いかと思うくらい。全てのホテルとか全ての施設でそうだとは言いませんが、少なくとも北京で滞在したHiltonとかHyattなんかの状況と比べると、格段に良いと感じました。そう言う点でも安心出来る場所、という印象を強く良く感じましたね。

最初に書いた「雰囲気」にも通じると思うんですが、今回限られた時間・限られた場所しか見聞きしていないけれど、どこの場所に行っても、なんというか「余裕」みたいなものを感じました。勿論、中華系の賑やかな人(服装から、多分大陸からの観光客では無いと思うけれど)も見たけれど、でも日本でも時々見る「迷惑オヤジ」みたいなもので、殆どの人はなんて言うか自分の空間と時間をちゃんと持っていて、それを干渉する事も無いし干渉もされない適度な距離感があるというか。例えば、北京に行った時とか、アメリカなんかで大陸系の集団に遭遇すると、流れを無視してぶつかってきたり人をかき分けて前へ前へという行動をよく見るわけですが、そんなことは今回は一回もありませんでした。それだから、日本人がポッとその中に入っても違和感無く行動出来るんでしょうね。

今台湾では日本ブームとのことですけど、距離的にも近いし気候は良いし、個人的には大いに気に入った渡航先になりました。少し前にグアムに行って、ここはここで手軽にアメリカ的な雰囲気を味わえる場所として気に入ったんですが、グアムよりもいろいろと歩き回れる地域も多いし、雰囲気も良いし、今後は台北に行こうかと真剣に検討中。近い感じとしてはシンガポールも良いんですが、ちょっと遠いのが玉に瑕かな。マイル(=PQM)を稼ぐにはシンガポールが有利ですけど、それなら台北を往復すればと真面目に考えたり(笑)。その気になれば、日帰りも可能ですし、1泊二日でも買い物とかちょっとした観光くらいも可能ですし。兎に角、今回の羽田空港-松山空港は気に入りました。主空港の桃園空港の方が便数も多いし、時間帯も良いのかもしれませんが、成田まで行く手間、桃園空港からの移動の手間を考えると、ちょっとねぇ... エバー航空もスターアライアンスに加盟したので、今度はエバー航空で訪問してみようかとちょっと真面目に考えています。今回換金した台湾ドルも多く残っているし、また近々訪台しないと。()

2013年10月16日

斜め上から目線

韓国の外務省報道官が、こんな斜め上から目線の発言をしたみたいなんですけど、その「歴史の過ち」の時期には今の韓国も当時の日本の一部で有り、その行為に荷担していたことはどう「謙虚に」謝るのだろうか。今の大統領の父親が、その当時は満州で軍人として中流していたわけだから、その父親の責任はどうするんだろうか。

大体父親の朴正煕大統領が、日本との経済協力を優先して基本条約の締結を選択肢、そのお陰で現在の韓国の経済成長が生まれたわけで、それすら否定するのか、あるいはそのことを理解した上で今のような態度をとり続けるのだろうか。

大体、中国だって、今の共産党中国は当時は単なる国内の反政府組織であったに過ぎず、当時の政府は台湾に来た蒋介石一派の国民党なんですよね。その共産党中国が、いかにも当時日本と全面戦争を行いそれに勝利したみたいな事を毎回言うのだけれど、それってかなり違うんじゃ無いの。何気に聞き流してしまうと、言い方も迫力があるから(笑)相手の言っていることが何となく正しいような印象を受けるけれど、その全部を否定しないまでも、でもちょつと調べたり干潟利してみると「へんじゃね?!」という部分は沢山あります。理系で、歴史選択しなかった自分ですらその程度の事が分かるというか、疑問に感じるわけです。

既に時間経過して変えようのない過去の事をどの様に判断するかは、その人によって千差万別だと思うけれど、とは言っても時間経過と共に相互に理解する、あるいはそれを受け止めて次のステップに進むことは、近代国家として必要菜事じゃ無いでしょうかね。でないと、日本とアメリカだって今のような関係は生まれないわけだし、イギリスやフランスとだってそうだろうし。大体、韓国とは戦争すらしてないわけですよ。でも、当時の反省が十分でないというわけだけど、じゃぁそれらを精算した条約を結んだ今の大統領の父親は許されるのだろうか。つくづく、彼らの主張は論理ではなく感情なんだなと感じるわけです。

そういゃ、先日の日本からの水産物輸入全面禁止なんて言うのも、「科学的に説明出来る」と国会で主張したらしいけれど、多分なんの裏付けも無く自分の欲する結論だけを先に言ってしまう国民性がズバリでたんだろうなぁ。でも、だからといって日本がどこか遠くに引っ越すわけにも行かないから困りますよね。向こうが「斜め上から目線」で来るなら、こちらからは「生暖かい眼差し」で見守ってあげるのが一番良いかも(笑)。

HND-TSA (6) - 帰国

2泊3日の台北旅行も、帰国日。初めての台湾訪問、今後の下調べとしては十分に収穫のあるものでした。フライトが13:20松山空港発のNH1186便なので、お昼頃にチェックアウトすれば良いかなと最初は思っていたんですが、どうも台北松山空港のセキュリティチェックは厳しいとANAの空港案内には書かれているし、セキュリティエリア内のラウンジも空港公団が運営しているラウンジ一つで、時間帯によっては混雑するなんていう書き込みも見られたので、かなり余裕を持って10:30頃にホテルをチェックアウトして空港へ向かいました。来た時とは逆に、MRTを1度乗り継いで空港へ到着。空港に接続している文湖線の車両は、良く空港内のターミナル間接続に使われているシャトルと同じタイプの小型の車両で、どうしてもMRTに乗っているというよりも、空港内のターミナル移動をしている錯覚に襲われます。

この台北松山空港は、ANAのオンラインチェックインでスマホでのモバイル搭乗券が成田や羽田同様使えるとサイトで説明されていたので、自分のiPhone4sのPassbookに登録したフライトのQRコードを表示させつつ、ガラガラで誰も居ないセキュリティーチェックの入り口に進みました。係員の男性がそのQBコードをスキャンして、パスポートと内容を確認したら、あっと言う間に通過完了。半分拍子抜けしつつ、その先のX線検査のところも誰も並んでいない状態で、手荷物からノートブックパソコンと液体物を入れた透明なケースを取りだして、あっと言う間にここも通過。で、その先の出国検査のブースも、誰も並んでいない状態で、そのまま目の前に開いているブースに進み、やはりiPhone4sとパスポートを渡したら、何か「うんうん」と係員の若い男性氏が頷きながら、ここもあっと言う間に手続き完了。多分、最初にセキュリティに並んでから出国審査のブースを通過するまで、多分3分も掛かっていません。まぁ、たまたま時間帯が良くて運が良かっただけかもしれませんが、でも日本国内の羽田や成田を利用する時以上に快適で、これも今回の台湾訪問で気に入った点でした。

で、出国審査のブースが並ぶ場所をでると、直ぐ左手奥に航空会社共用のラウンジがありますので、早速中にはいってみることに。
ラウンジ入り口で搭乗券代わりにiPhone4sの画面を見せると、ここでは表示内容を何やらメモ用紙に書き取り、フライトナンバーと搭乗者名を確認していたみたい。で、確認が終わり中に入ると、広さは羽田のANAラウンジ位でしょうか。二人が対面で座る椅子が殆どなので、一人で2席占有する人(自分も含む)が多くて、ちょっと混雑してきた時には大変そう。でも、電源は各椅子の場所にあるようで、その点はANAのラウンジ程苦労しませんでした。

お昼が近かったので、軽く食事をすることに。中華系メニュー中心で、結構種類がありました。気に入ったのが、ご飯に甘辛く煮つけたそぼろ肉見たい物を掛けて食べる物で、付け合わせにキュウリの漬物みたいなものもあって、相性ばっちりでした。蒸し物系も5~6種類常時でていて、これは普通の味でしたけれど。この時は、まだ午前中と言う事もあり、またちょっと体調も悪かったのでお酒には手を出しませんでしたが、ビールで宴会モードの男性グループ(中華系)とか、あと室内の女性スタッフに頼んで白ワインを飲んでいたカップルとかいました。ちょっとミールコーナーが狭いのが難点ですが、共有ラウンジにしては中々じゃ無いでしょうか。

ここでメールチェック等して時間を潰し、少し早めにゲートに向かうことにしました。

ラウンジを出ると、直ぐその先が国際線搭乗ゲート。今後拡張されるのだとは思いますが、こぢんまりとしたゲートです。その6番ゲートが本日の使用ゲートですが、ここに来てビックリ。B787が駐機しています。実は、この瞬間までずっと使用機材を勘違いしていて、B767-300だと思っていたんですね。往路がこのB767-300 (76P)だったので、ずっと勘違いしていたみたい。だから最初はシップチェンジかと思ったんですが、後で確認したらB787-8と2機体制で往復しているんですね。

機内に入ると、CAさんが直ぐに「○○様、ANAをご利用頂きありがとうございます。」と挨拶してくれたのは良いんですが、その次の言葉「B787は初めてですか」にちょっとカチンと。機内で写真を撮影していたから、その方面の人と間違われたのでしょうか。まぁこっちも初めてですと合わせるのも面倒なので、「国内線は以前利用しました。国際線はUAのB787は搭乗しましたが、ANAのB787は初めてです」と答えると、何も言わずに去って行ったけれど(笑)。もしかしたら、窓の遮蔽方法とか、そんなことを初めての人には説明しているのかもしれません。

最近もJALのB787が幾つかトラブルに遭遇して、また「だからB787」という雰囲気を感じるんですが、でもこの機体の静粛性と機内環境の快適さ、B777やB747よりも格段に違います。私の経験で唯一同等と感じるのは、A380ですね。それに、ANAのB787のトイレにはウォシュレット装備だし(笑)。

余りに嬉しくて、体調不良だから機内ではアルコールは飲まないと決めていたのに、ついシャンパンをお願いし(オレンジジュースも貰ってミモザにしましたが)、食事の時も白ワインを飲んでしまうくらい(をぃ)。ずっとエアショーを見ていたんですが、離陸して水平飛行に入るともう石垣島で、ミールサービスは沖縄を過ぎてからで、食べ終わったらもう九州ですからね。本当に台湾は近いなと実感しました。
たまたま追い風の状況が良かったのでしょうか、ほぼ定刻に出発したのに羽田には40分近くの早着になりました。お陰で、品川から乗車する新幹線を一時間早いひかり号にしてまだ余裕状態でした。

ところで、往路で台北松山空港に到着したとき、ANAのCAさんが機内放送で空港内は「写真撮影禁止」と念を押されていました。ここは、軍民共有空港だからかなとも思ったんですが、空港のサイトにもそう言う特記は無いし、空港内にもそう言う表示が無いので、空港内で何枚か写真撮影をしています。ただ、大っぴらにカメラを構えて撮影するのも怖かったので(笑)iPhone4sで画面を見ている振りをして、そっと撮影したものばかりですが(をぃ)。いずれにしても、空港内で撮影される場合はご自身の責任でご注意ください。でも、だったら敵対している中国本土からの乗客が空港内を歩き回るのはいいのだろうか。そっちの方がよほど危険が危ない気がするんだけど... (続く...)

2013年10月15日

はた迷惑な試用版 (2)

テストのためにインストールしたOffice2013の試用版をアンインストールしたら、もともと入っていたOffice2007のACL設定を壊してくれた顛末を書いたんですが、その後Google先生に聞いてレジストリを修正する方法とかあることを発見。で、試してみたんだけど直らない orz 結局再インストールしか方法が無さそうなんだけど、肝心のメディアがどこに入れたか直ぐに出てこない。仕事で使わなきゃいけないし、探している時間が無いので、ここは毒には毒をもって制するで、もう一度Office2013の試用版をインストールして、取りあえずエラー状況は回避されました。で、ふと思ったんですが、ここからもう一度アンインストールしたら直ったりして... 取りあえず、どこかに紛れているメディアを探してから、この週末にでも試してみることにします。やれやれです...

HND-TSA (5) - タイペイ101

台湾新幹線での行って来ての後は、台北駅から外に出て直ぐ近くにある「五鉄秋葉原」という、台湾の秋葉原(?)っぽいお店が入っているというビルに行ってみました。

駅を出て道を分かった反対側。この日は日曜日だったので、外は結構人出があったんですが、この台湾秋葉原ビルに入ると結構ガラガラ。中も、「秋葉原」というわりには大したことは無くて、複合店舗が入っているビルの1Fがパソコンショップが集中している、という感じですね。ぐるっと1周10分で完了(笑)。

その後隣にある三越にちょっと入って現地観察してから、再びMRTに乗って市政府駅まで移動します。
目的地は、こちらの「台北101」。今のところ世界第二位の高さを誇るビル、でしたっけ? まぁ、高いところは得意では無いので(飛行機には乗るけれど)、展望台に行くつもりは無いのですが... 駅から台北101まで無料のシャトルがでていますが、天気も良いので散歩がてら歩いて向かいます。少し風があって、暑さの割には気持ちが良い。

しかし、この台北101、高いですねぇ。周りにあるビルもそこそこ高層のビルが有ったりしますが、桁が違うというか、このビルだけが異様に高いというか。それと、日本の場合だと真っ直ぐなデザインで作るのが普通だと思うのに、このビルはひっくり返した四角錐を何段も重ねたようなデザインなので、それも最初に見た時には不思議な印象でした。

駅からぶらぶらと15分位かな、天気が良ければ丁度良いくらいの距離でした。この台北101の周りはコンベンションセンターが集まっているんですね。反対側にはGrand Hyattもあって、次の機会にはここのHyattに泊まるのも良いかなと思わせるくらい。そうそう、市政府駅は統一阪急と繋がっていますし、駅と台北101の間には三越のビルが何軒もあって、買い物するにも便利そうです。
地下1Fから5Fまでがモールになっています。ここも大きなモールでした。印象としては、シンガポールのマリーナベイサンズのモールを何段か畳んで積み上げたような感じ。入っているお店も、高級ブランド店ばかり。

内部は吹き抜けや広い空間を生かした、かなりオープンなデザインで、贅沢に空間を使っています。でも、やっぱり日曜日なのに人出はそれほどでもありませんでした。逆に、展望台の入り口は長い行列が出来ていて、結構実利的な台湾人に取っては、個々は見に来る場所で買い物する場所では無いのかも。

ちょっと不思議だったのは、私がぶらぶら観光していると、何度か声を掛けられたんですが、毎回中国語で声を掛けられたんですよね。まぁ、ジーンズにポロシャツ見たいな格好だったから、観光客っぽい雰囲気も無かったのかもしれないけれど、いきなり中国語で何か言われても分からないし相手が日本語が分かるかどうかも分からないので"Perdon?"と言うと、半分くらいの人は何か一言言って去って行ったけれど、残りの人は英語に切り替えて「xxxってどこか知らない?」みたいな事を聞いてくるのにはビックリ。結構英語は通用しているんだなと感じました。

この後、帰り道途中にあるパソコンパーツのお店が集まっているという「光華数位新天地」とか、最近流行の繁華街「忠孝復興駅」周辺も行ってみようかと思ったんですが、前日の寝方が悪かったのか疲れが出たのか体調が悪くなってきたのでそのままホテルに戻り一休み。結局、初めての台北訪問はこれで終了となってしまいました。ただ、MRTの使い方も分かってきたし、狭い区間ではあるけれど何となく土地勘みたいなものも得られたし、次回はもう少し行動半径が広げられそう。そう言えばシンガポールに初めて行った時も、こんな感じでした。夜はおとなしくホテルの日本食レストランで軽く夕食を取り、翌日の帰国準備をして就寝です。(続く...)

2013年10月14日

HND-TSA (4) - 台湾新幹線

到着翌日、時差が1時間というのは助かります。朝食をラウンジで軽く食べた後、少し早めにホテルを出て台湾国鉄の台北駅へ向かいました。MRTだと一駅有りますが、歩いても15分掛からないくらいの距離ですから。で、台北駅に到着してちょっと拍子抜けするのは、駅舎の建物が結構こぢんまりとして小さいことと、電車の駅なら有るはずの線路が見えないこと。日本で地下駅っていうと、私は東京駅の京葉線とか総武線のホームくらいしか知りませんが、確かに全て地下に入れてしまえば、地上部分は楽ですよね。出も、その分後から増設するとかいうのは大変そうだし、ポイント切替なんかも大変そう。台湾も自信が多い場所ですけど、そう言う対策もどうなんでしょう。で、B1Fに降りて中国語表示される券売機と少し悪戦苦闘しながら、無事に台湾新幹線の切符をゲット。NTW$300位しか違わないので、グリーン車(ビジネス車両)です。
最初は始発の台北から終点の高雄までいってみようと思ってたんですが、片道1時間半位かかるので、それも大変と、途中の台中までを往復することに。台湾新幹線の外観は、日本では馴染みの無い黄色のストライプですが、中に入るとまんま日本の新幹線。でも、座席の指定番号が、一般車両の3+2に合わせて、A-C/D-Eと"B"が飛んでいるところ。飛行機の設定と同じですね。これがちょっと違和感を感じます。

12両編成の、日本で言うと特定駅にしか停車しない「のぞみタイプ」の新幹線。グリーン車も真ん中6号車一つだけ。それでも、往路の台北-台中間は、途中停車する「板橋駅」で数名乗り込んだだけで、乗車率60%位でした。私の横の席も空席のままで、非常に快適に過ごせました。
快適と言えば、この台湾新幹線の車内サービスは日本のJR各社にも見習って欲しいもの。先ず乗車すると、新聞がただで配布されます。乗り込むときに持っていく人もあるし、後からCAさんが「どうですか」と持ってきてくれます。まぁ台湾の地元紙なので私は取りませんでしたが。その後、お絞り、お菓子、ミネラルウォーターのボトルを配ってくれます。これだけでも感動していたのに、車内販売のカートが回ってきたのでコーヒーをリクエストすると、どうも飲み物もサービスの様で、お金を渡そうとすると「Service」と行って受け取りませんでした。昔は、グリーン車備え付けの自販機が無料だったことがあるけれど、それ以上のサービスですよね。これがたったNTW$300(約1000円)で受けられるのですからビックリです。
車内で笑ってしまったのが、前の座席後ろに接地されている、テーブルの背面。日本の新幹線にも車両毎の案内が印刷されていますが、書かれている車両の数が多いことを除けば、アイコンから内容から日本とほとんど同じ。

左下の黄色い部分はテーブルの過重上限の注意書きですが、これも日本と同じ「10kg」と書かれていて、本当に吹き出してしまいました。この車両の座席は、日本で言うと二昔くらい前のグリーン車の座席でしたが、AC110vの端子もあり、かなり便利。本当、うたた寝をしてハッと目を覚ましたら日本の新幹線に乗っていると勘違いするくらいです。途中の最高時速は282kmと表示されましたが、揺れなどもほとんど感じられず、その点でも「あぁ日本の新幹線と同じだ」と感じた次第です。
40分ちょっとで台中駅に到着したんですが、ここで大きな間違いに気がつきました。台中って結構大きな街だから、当然この駅も街中にあると思ってたんですよね。所が、この台中駅、日本で言うと「新大阪駅」みたいな感じで、市街地へはここから台湾鉄道のローカル線で移動しないといけない。流石に、そこまでして市内見物するほどの熱意も無いので、結局台中駅を見学してそのまま台北駅へとんぼ返りです(笑)。

乗車しているとき、通過駅を見なかったなと途中で気がつきました。よくよく見ると、通過する本線と、ホームに入る待避線の間に、東名高速道路路の遮音壁みたいな白い壁がせっちされているので、通過しているときに駅のホームが見えないんですよね。この台中の駅は、真ん中にガラスが入っているから見えるけれど。騒音とか突風防止のためなんでしょうか。それと、台湾の道路はアメリカなんかと同じ「右側通行」ですが、この台湾新幹線は日本と同じ「左側通行」なんですね。最終的に日本のシステムを入れたから何だろうか。いろいろと興味の種は尽きません。

結局「台湾新幹線に乗っただけ」の旅でしたが、なかなかおもしろかったですね。お昼少し過ぎに台北駅に戻ってきたので、今度は台北市内をぶらぶらする事にします。(続く...)

Sheraton Grande Taipei Hotel

台北で、自分が利用しているメジャーチェーン系でホテルがあるのがSPG系とHyatt系しかなかったので、ほぼ問答無用で決めたSheraton Grande Taipei Hotel。値段だけだとウェスティン台北とかの方が安かったんですが、空港からのMRTでの移動が簡単そうなのでこちらに決定。到着してビックリしたけれど、結構大きなホテルですね。

ホテル直ぐ横に空港からのバス(大有巴士・西線#1961)が停車するバス停も有るみたいなんですが、空港でバス乗り場がよく分からなかったので、当初の予定通りMRTを使って移動しました。料金はNTW$25と格安。直通では来られず、「松山機場駅」から文湖線で「忠孝復興駅」に行き、ここで板南線の台北駅方面に乗り換えて「善導寺駅」下車徒歩3分です。「忠孝復興駅」での乗換が、地上駅から地下駅(結構深い)への移動となり、これが少し大変ですが初めてでも案内板を見て移動出来たくらい動線は分かりやすいです。エスカレーター・エレベーターの設備もあるので、スーツケース有りでも問題無さそう。本数も多いので、空港から15分~20分位で到着しました。

ホテルでチェックインすると、エグゼクティブフロアーへアップグレードしてもらい、予約した部屋よりも少し広くて快適な部屋に入れました。ミネラルウォーターも、600mlの大きなボトルが、部屋に2本、バスルームに2本で、どちらも毎日補充してくれます。またフルーツも、初日手を付けずにそのままにしていたら、翌日は別の内容の物に変わっていました。多分、毎日提供してくれるんでしょうね。

日本人の利用が多いからだと思いますが、日経新聞の提供や、館内ガイドの日本語メニュー、さらに電話の短縮ダイヤルに「日本語」なんていうのもあります。アメニティも、日本のホテル並みに一通り揃っていて、特に嬉しいのが「ウォシュレット完備」なこと。ちゃんと温度調節も出来るし、乾燥ドライヤー付です。これが一番嬉しかったりして(笑)。
クラブラウンジは17Fのペントハウスにあり、かなり広いです。ヒルトン東京の1.5倍位ありそう。しかも、厨房付なので、夜のオードブルタイムは勿論、朝の食事の時も横で作ったものが、そのまま出てきます。これにはちょっと感動。内容も食事・ドリンク共に充実していて、やっぱりアジア圏のクラブラウンジは良いなと思いますね。これに慣れてしまうと、USのラウンジなんて使えなくなってしまう... でも、InterContinental SFみたいな例外もありますが。

唯一の難点は、日本人率が高いことでしょうか。初日の夜に行くと、私よりも少し先輩の男性6~7人のグループが宴会モードで盛り上がっていたけれど、ああ言うのはいかがなものか。まぁ、日本でも見かけるけれど、余り余所の国の人達の振る舞いをとやかく言えませんね。

ここは、レストランも充実していて、かなり外部から来ている人が多いようで、特にバイキングのレストランは夜遅くになっても満員状態でビックリ。コスパが良いんでしょうね。今回初めて利用しましたが、かなり気に入りました。台湾(台北)も気に入ったので、これから何度か利用することになりそうなホテルです。

2013年10月13日

HND-TSA (3) - 出発

いよいよ台北旅行出発の朝。フライトが13:20@HNDなので、いつもよりはゆっくりとホテルをチェックアウト。横浜駅からは京急でそのまま羽田空港まで一本で行けるので、考えてみたら便利です。京急横浜駅に着いたら、2本後に羽田行きの急行が入ってくるタイミングでした。時刻表を見ると、10分間隔で羽田行きって有るんですね。ちょっとこれは知りませんでしたが、かなり便利です。京急蒲田でスイッチバックして26分程で国際戦ターミナルに到着。

国際戦ターミナル自体には、先日パスポートの自動化ゲート申請に来たばかりですが、乗客として利用するのは去年のPro BowlでHonoluluに行ったとき以来です。結構懐かしい。今のところ国際線は深夜便がメインなので、中々理由する機会がありませんが、羽田枠の拡張でフライト数が増えたら、ANA便だけじゃ無くてUA便も利用出来るようになるかも(?)しれないのでちょっと期待しています。
空港に到着したのが10:30頃。少し早めに昼食を食べようかと思っていたんですが、流石にまだお昼を食べるという具合でもなく、結局既にチェックイン済みのQBコードを出してセキュリティチェックを抜けて、出国審査も通過してしました。

本当ならばこの出国審査では自動化ゲートを初体験する所だったんですが、何せ審査のゲートはガラガラ。審査官の方が多いくらいだったので、これで自動化ゲートに進んでさらに出国のスタンプを押してくれというのは、嫌がらせだよなとその場の空気を読んで、素直に飽いているゲートに進み出国のスタンプを押して貰いました。

中に入ると、以前に比べて賑やかになったような気がしますね。で、特に買い物とかする気も無いので、そそくさとANAのラウンジに向かいます。
ANAのラウンジは現在改修工事中ということで、中はちょっと狭くなっていました。それに出発の時間帯だったのか、結構混雑していて席を探すのに一苦労。それでも、窓際のテーブルに場所を確保して、パソコンを開いてメールチェックをしながら、朝からビールです(笑)。

で、直ぐ横におばちゃん軍団が居て、これが五月蠅いこと五月蠅いこと。仕方が無いので、イヤホンを耳に入れてiPhone4sを充電しつつ音楽でノイズを遮蔽していました。

結局ここでほとんどの時間を潰して搭乗開始時刻少し前に111番ゲートへ移動しました。
使用機材はB767-300で、ビジネスは2-1-2の設定。私は真ん中の後方の席です。担当のCAさんが、台湾出身の可愛い女性の方で、一生懸命日本語でサポートしてくれるのは何とも微笑ましい(笑)。台湾人の乗客の世話や、台北市内の観光案内やら、なかなか人気者でした。

定刻より少し遅く搭乗開始となり、さらに買い物に時間を忘れていた乗客がいてドアクローズが少し遅れたりしましたが、台北松山空港へは定刻通りの到着のフライトでした。ANAなので食事に少し期待したけれど、選択した洋食のチキンに掛かっていたソースがくどくて駄目でした。前菜の鮭のタルタルとパンをお摘まみに、シャンパンと白ワインを飲んだら、そのまま寝てしまい、目が覚めたらもう石垣島あたりまで来ている状態でした。
台北松山空港では、入国審査もあっと言う間に完了して、まずはATMでNTW$を確保。そのまま中華電信のブースに移動して、iPhone4s用のSIMを購入(3日間データ定額でNTW$250)。その後、MRTを乗り継いでホテルに入りました。台湾のMRTって、空港のターミナル間を結ぶシャトル用の車両で、ちょっと狭いのが難点でした。でも初めての台湾・台北の印象は非常に良く、これからも来てみたいと感じる雰囲気です。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日からの台湾旅行のために、金曜日の仕事帰りに宿泊。一月ぶりの横浜シェラトンです。

26Fのクラブラウンジでチェックインすると「本日も満室であいにくアップグレードが...」と申し訳なさそうに女性スタッフさんが言います。こちらも、いつものごとく安いレートで泊めていただいているので「いゃいゃ、問題無いです」と返すんですが、いつものダブルの部屋なので十分です。

夕食は、翌日からの旅行にそなえて28Fの「さがみ」に行ったんですが、2ヶ月位前かな、やはりここに来たときに付いてくれたフロアー担当者が今回も付いてくれて、しかも私の顔を覚えていてくれたのは嬉しかった。さらに、後から来た焼き方の人が、やはりその時の担当者だったと私は覚えていたんですが、向こうも私の顔を覚えていてくれたようで、わざわざ担当を変えて私のところに来てくれました。まぁ、それで料理の量が変わるとか言うことは無いけれど、見えないサービスとしてちょっと気分は良いですよね。

翌朝の2Fのビュッフェはかなり混雑していて、どうも中国方面からの団体客が宿泊していたらしい。国慶節のお休みに合わせて来たんでしょうかね。かなり五月蠅い賑やかでした(笑)。

2013年10月12日

前へならえ読み

昨日会社に出かける途中のとある私鉄の中での光景。座席に座っていた私の横に60代位のサラリーマン風の男性が座っていたんですが、この方iPadで何か雑誌か新聞を読んでいます。その読み方が、小学生が「前へならえ」をするように両手でiPadを掴んで前へ真っ直ぐに腕を伸ばして画面を読んでいます。だから、普通に前を向いて座っている私の視線に、その画面がちらちら入ってくる。そう言う読み方をする位なので、老眼なんだろうと思うんですが、その為か画面も拡大してあって、それをスクロールしながら読んでいます。だから、私の視線隅に映る画面の内容は、私からもちゃんと読めてしまう。別に怪しい内容では無いのだけれど、まぁ仕方ないとは言え公共の場所で電子ブックを見るのも大変ですよね。私も最近老眼が進んできていて、多分以前よりは話して読むようなクセが付きつつあるんだろうけど、あそこまで極端になるのであれば、老眼用の眼鏡とか専用に用意した方がいいなぁ。現在、遠近両用の眼鏡を使っていますが、そのうちに中近両用、近近両用眼鏡が必要になりそうです。

一方で、若い人は地面をのぞき込むようにして下向きにスマホの画面を見ているんですよね。文庫本とかは、そんな読み方はしないと思うんだけど、書籍と電子ブックってなんでああ読み方の姿勢が異なってくるんだろうか。ちょっと不思議です。

コンピュータの修理をタダで引き受けてはならない10の理由

ZDnet Japanの記事「コンピュータの修理をタダで引き受けてはならない10の理由」。10件全て「あるあるある」状態ですね。まぁコンピューター修理に限らず、何か無償で手伝い・人助けした時には、こういう状況になりがちなのも確か。勿論、困っている人は藁を持つ噛む気持ちで頼んでくるわけだし、それを何とかしてあげたいと思う気持ちは大切ですが、それが何度も繰り返されると頼まれる方もウンザリするし、頼む方もそれが普通になってしまうとトラブルですよね。そう言うことになるから、最初から頼まれ毎は受けないというのも一つの方法ですけど、一回二回は受けるとして、三回目は無いと言うことは、相手に恨まれるかもしれないけれどちゃんと言わないといけませんね。

これがネットでの話だと、ブロックしちゃえば済むんだけど、その場合、あること無いこと別の場所で書き込まれるというリアクションが怖いか。

docomoの冬・春モデル

docomoが発表した、2013-2014 冬春モデル。まぁiPhone5sがメインなので、ちょっと霞んだ印象はあるけれど(だから別アナウンス?)、バッテリー駆動時間の延長がメインなのかな。毎度の事ながら、私もそろそろ買い換えをと思っているけれど、そこでどうしても問題となるのが「2-in-1」の移行。一つの携帯で番号二つを使い分けられるのが便利で、私もプライベート用・仕事用と使い分けています。で、スマホに移行するとこれが使えなくなるので、どうしても二台持ちにならないと行けないわけで、それがコストアップになるんですよね。それでも、今使っている携帯もそろそろ4年目になるので、物理的にガタも来ているし。一瞬、今回発表された携帯に買い換えようかと思ったら、FeliCaが入ってない orz これ、絶対docomoの策略だよなぁ。

で、BナンバーをMNPにして他社携帯に乗り換えるのも安いんじゃ無いと最近考えています。このBナンバー(あるいは人によってはAナンバー)のMNP化がdocomoの純減の多くを占めているんじゃ無いだろうか。で、最初はMNP化したBナンバーでb-mobileの音声通話SIMを購入し、これにデータ通信を付けて2000円ちょっと。このSIMを手持ちのiPhone4sに入れるのが一番安いと思うんですが、そうなると3Gでしかデータ通信出来ないというのがちょっと辛い。それなら、MNPでauとかSoftbankに移行して2年限定で使えば、そこそこ安いんじゃ無いと考え出したんですよね。それでiPhone5sに乗り換えるのも良いし。手持ちのiPhone4sは、海外に出かけたときの通話専用にしてしまう、と。まだ月額のコストとか計算してないんですが。でも、それでAナンバーでスマホ化した場合、月額の利用料が6000円位、MNP化したほうもそれくらいで、合計1万円位と今の利用料金の倍くらいになるのがちょっと悔しい。そこまで考えると、結局今の2-in-1のまま使えるだけ使う、白ロム機を購入して、さらにFOMAが終了するまで使い倒すのが一番かなと、振り出しに戻るんですよね(笑)。

いずれにしても、暫くは暇つぶしのネタが出来ました。

2013年10月11日

はた迷惑な試用版

とある事情から自宅のメインマシンにMS Office2013の試用版を入れてました。このシステムには、すでに個人で使用しているOffice2007が入っているので、本当は入れたくなかったんだけど、Office2013でとあるテストをするのに似たような環境が揃っているのが、手持ちのPCではこのデスクトップだけだったので仕方なく。で、テストが終わってOffice2013を「プログラムと機能」から削除したんですが、削除されない? スタートメニューにアイコンは残っているし、それをクリックするとOffice2013が起動してくる。で、Google先生に聞いたら「このFixitを使いなさい」と言うことなので、その通り実行してやっと消えてくれました。

で、いつものようにOffice2007を起動したら「システムの準備をしています」みたいな表示が出てしばらく何かやっています。まぁ最初はOffice2013をアンインストールしたから仕方ないかと思ったんですが、毎回PCを起動すると表示される。Office2007の「修復」をやっても同じ。仕方が無いので、またGoogle先生に聞くと、どうもOffice2007の再インストールか、ALCのレジストリパッチを当てないと駄目みたい。起動するときに「stdole32.tlb」とだけ表示される小さなポップアップが出るんですが、どうもOffice2013がアンインストールされたときに、共有しているデータも削除しているらしい。

で、この問題、Office2010の時にも発生しているようなんですよね。調べてみると、同じ現象がOffice2010の試用版をアンインストールしたら発生したという履歴が結構あります。「試用版」と言いつつも、Activation期限だけ短くして、多分機能的にはフルファンクション何だろうから、そう言う基本的な部分が被るのは仕方ないとは思うけれど、でも余りに不親切だし、しかも2世代続けて同じ事が起こるというのはユーザーを馬鹿にしているのかと小一時間。こういうことがあるので、テスト環境は自分の個人環境や仕事で使っているオフィスシステムとは隔離して居ますけど、潤沢にシステムが揃っているわけでは無いのでどうしても使わなきゃいけないことがあるわけで、そういうときに限ってこういうトラブルに見舞われます。いずれにしても、こういうはた迷惑なことを何度も繰り返すようなら、この会社の先も見えますね。

HND-TSA (2) - 事前準備

初めての台湾訪問をこの週末に控えて、今日金曜日にいつものように会社に出社、その夜は横浜泊。翌日羽田に移動して出発です。事前情報の収集は、取りあえず「地球の歩き方」を購入。何となくホテルを中心にした地理情報は分かったつもりです。ただいまの時代、やっぱり情報収集の肝はネットでして、幾つかキーワードを放り込んでGoogle先生に聞いてみると、色々と役立ちそうな情報に行き当たります。取りあえずは、まず松山空港に到着して入国したならば、先ずは空港にある中華電信でプリペイドSIMを購入しないといけません。

で、その購入には現金が必要(クレジットカードは駄目)という情報もあるので、その前にATMでお金を引き出さないといけない。松山空港情報を調べると、バゲッジクレームをでると直ぐ横にATMはあるようなので、まずはお金を引き出すことを忘れないようにしないと。で、その後MRTを2線乗り継いでホテルへと移動予定。ここで悩むのが、このMRT乗車用のチケット。一回乗車のものがありますが、日本のSuicaみたいなICカードタイプのものもあって、これはコンビニなんかでの買い物にも使えるみたい。取りあえず現地での行動は、台湾新幹線には乗ってみたいな思っているけれど、特にどこに移動したいという予定は無いので、どの程度市内移動でMRTを使うか不明。実は、最初にシンガポールへ行った時も、街の規模とか構造が分からなくてウロウロしたんですが、それと同じ事になりそう。

台湾というと、丁度日本の京都とか奈良あたりに観光するのと同様で、寺社仏閣を訪問するのが正しいお作法なのかもしれないけれど、個人的にはそう言うものには全く興味が無くて、まぁ町並みとか見学できれば満足するタイプ。Taipei 101のビルは見てみたいけれど、それ以外特に「これ」というものも無いので、直前まで「地球の歩き方」を読み込むことにします(笑)。

今回の旅行では、先日更新したばかりのパスポートの初利用となります。しかも、先日やはり無人化ゲート登録をしたので、羽田空港では忘れずに無人化ゲートに並んで試してみないと。でも、平均よりも薄い私の指紋がちゃんと読み取られるか、凄く不安が心配。それと、今月末で今メインのカードとして使っているVISA Platinum Cardが期限となるんですが、先週やっと次のカードが届きました。そのカードを初めて使うのも、この旅行になりそうです。期限が迫っていたので、ホテルとかエアチケットとかはAmexで決済しているので、この旅行中最初の買い物が新しいカードのデビューになりそう。まぁ、何か買いたいという予定野ものがあるわけじゃ無いんですけど。それに台湾も物価は東京程度と聞くし。

今回の宿泊先は台北のSheraton Taipeiにしたんですが、事前に宿泊する週末にランドリーサービスがどうなっているか聞いてみました。夕方にメールしたら、その夜直ぐに返事が来て、平日週末関係無くお昼までに出せば夕方の7時迄にはリターンされるとのこと。だから、今回の旅行は出来るだけ荷物を少なくしていきたいので、現地でのランドリーサービスを活用することにして着替える衣は最小で行くことにしました。これで、金曜日から月曜日まで、3泊4日の旅が少し大きめのトートバッグ一つで行けそうです。後は天気だけですね、心配なのは。(続く...)

Adobe IDのパスワードリセット

一週間程前にAdobeのネット枠が攻撃されて、290万人分のユーザー情報に影響した事件。それから一週間ほどして、やっと昨日Adobeからパスワードリセットのお知らせが届きました。ネットで調べてみると、数日前からもうそう言うメールが日本のユーザーにも届いていたようで、その差はなんだろうかと小一時間。290万人というのは、少ない数では無いけれどでもちょっと対応が遅いのでは。実は、念のためとAdobeの事件が報道されて直ぐにPW変更したんだけど、今回の強制リセットでそれもリセットされたんだろうからと、またPWを設定。やれやれですねぇ。

私はまだAdobeのCreative Cloudに移行していないのだけれど、移行していた人達の被害とか影響ってどの程度だったんだろうか。Adobeにしても油断していたわけでは無いだろうけど、でもちょっとまずかったですよね。Creative Cloudについても、もうちょっと落ち着くまで様子を見ることにしました。

2013年10月10日

Hilton Diamond Card

Hiltonから、ちょっと厚いDVDケースみたいな箱が届きました。中を開けてみると、今年から加入したHilton HHORNORS VISA Platinum Cardで達成したHHORNORS Diamondの会員カードが入っていました。で、カード送ってくるだけにしては少し厚みのある箱だなと思ったら、さらに中に少し小型のトランプが。で、一緒に小冊子も入っていて、そこには各国のトランプゲーム(日本のものもあったけれど、知らないぞ)の説明も。リゾートに出かけて、トランプでも、と言う事なんだろうか。先日、UAのB787に搭乗した時にもUAがトランプを配っていたけれど、アメリカ人にとってはそんなにポピュラーなんだろうか。ちょっと日本人的には分からない。まぁ、だからと言って花札貰ったらもっと困るけれど...

カードを貰ってふと思ったんですが、今は全てそれぞれのホテルサイトから直接予約を入れているので、その時点で会員資格は確定していて、だから特にチェックインで会員レベル確認のカードを出すことは殆どありません。実は、以前はチェックインの時に名前間違いが無いようにカードを提示していたんですが、最近ではスマホ(iPhone4S)にそれぞれのホテル用アプリが入っているので、カードが無くても会員資格や会員番号の確認が出来るし。カードを毎年送って貰うのは、それはそれである意味季節の風物詩みたいなものだけど、でもそのうちにコストダウンでスマホメンバーはデータ転送だけで終わりになるかも。それも時代だろうか...

プラズマ撤退

ある意味、日本の技術と言っても良かったプラズマテレビの最後の砦であったパナソニックも、とうとう来年3月で生産から徹底するという記事。バックライトが必要、大型化が難しいという液晶の短所とは逆に、自ら発行し大型化が可能というのが当初のプラズマと液晶の棲み分けだったけれど、バックライトもLEDになり有機ELなり、さらには4K/8Kと大型化も進んだ液晶に対して、プラズマの技術的発展って中々進まなかったですからね。プラズマ関係で明るい話題というと、精々篠田プラズマが少しずつ世の中に出始めたことくらいですから。

ただ、技術とかビジネスの観点から言えば、これは仕方の無いこと。実差異に担当されている人や組織にとっては大変なんだけど、でも常に新陳代謝とか新しい発見とか開発を継続していかないと生き残れない。プラズマにしても、幾つか選択肢はあったと思うんですよね。ただ、色々な理由で出来なかった、やり方がまずかった、無視した、という結論がこうなったんだから、後はいかに効率よく被害少なく撤退して、次の成長分野に向かうかですよね。

最近個人的に感じているのは、例えば一昔前に流行ったプロジェクターって、最近は液晶の大画面化もあって見なくなりましたが、プロジェクションマッピングとかでまた流行ってくるんじゃ無いかという気がしています。大画面を手軽に投影できるだけで無くて、室内の照明とかデザイン目的で「家庭内プロジェクションマッピング」とか、複数のプロジェクターを使って、複雑な形状の場所にも投影出来るとか、プロジェクターのコストダウンと小型化で、昔のような大きな部屋の天井に段ボール箱位のサイズのプロジェクターがぶら下がるような、パブリーな光景とは違うプロジェクターの世界が広がるような気がします。

パナソニックとしても苦渋の決断・撤退だとは思うけれど、日本を代表する企業なんだから是非次の一手では再び復活して欲しいですね。

2013年10月9日

ペナントレース

昨日のプロ野球は、中々劇的でした。先ずは楽天。初回から失点して、これは記録が途絶えるかと思った楽天・田中投手は、やっぱり何か持っているんでしょうか。途中楽天が逆転して、とうとう今シーズンは負け無しの24連勝。自分の時代の前だけど、西鉄時代の「神様、仏様、稲尾様」というのがあるけれど、「神様、仏様、田中様」ですよね、ほんと。

さらに西武。CS進出は確定しているけれど、ファーストステージでの開催権を獲得(リーグ2位)のために、西武とロッテの戦い。試合に勝った方が2位確定と言う事で、ビジネス的には同じCS進出でも大きな違いがあります。西武ドームでの試合だったこともあるのか、序盤から西武が有利に試合を進めて、試合に勝利。ホームアドバンテージを獲得しました。

で、最後はヤクルトと巨人。巨人のリーグ最終戦@東京ドームということで、満員の両チームのファンでしたが、ヤクルトは最多勝が確定し新人賞候補の小川投手が17勝目を狙って先発。中盤まではヤクルトがリードして試合は進むものの、1点ずつ返した巨人が9回裏最後にクローザーの石山投手を攻めて、最後は今シーズン好調な巨人の村田選手がサヨナラ打で試合終了。これも中々ドラマチックな展開でした。

野球人気が低迷していると言われて久しいけれど、昨日のそれぞれの試合をテレビ中継で見ていると、やっぱり日本のスポーツの中では一番訴求力のあるものであることは確か。そりゃあ、USのNFLとかMLBとかとは比較にならないけれど、日本の中では「腐っても鯛」ですよね。で、そういう大きなスポーツだからと言う事もあるけれど、やっぱり良い試合、良い戦いを続けることが、ファンの獲得の一番の方法でもあるし、そのスポーツを活性化する一番の策であるといつも実感します。どう言う形で自分達のスポーツ、チームを盛り上げていくか難しいことだけど、まずは強いチームを作る、魅力ある試合を続けるという事を常に意識して努力するしかないんでしょうね。簡単なことだけど、忘れないようにして日々努力しないと。

ノーベル賞に貢献

ノーベル物理学賞が発表され、「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子の存在を提唱した二人の科学者が受賞しました。で、そのヒッグス粒子の存在確認をした研究施設で、地元浜松の浜松ホトニクスのひかり電子増倍管が今回も活躍したという記事。ただ、この読売新聞の記事、「昼馬明社長は同日夜、...」って、肝心の社長の名前が違うじゃん。「晝馬 明」ですから。「ひる」は「ひる」でも「晝」の字なんですよね、難しい。今回が初めての報道じゃ無いんだから、もうちょっと校正に注意しないと。

2013年10月8日

AirBus A350 by JAL

昨日発表された、JALによるAirBus A350の購入契約。確定31機にオプションで最大25機、合計56機という結構大型の契約ですよね。確定分の31機だけでも1兆円近い購入価格が予想されるわけですが、かなり大胆な計画のような気もします。早速、公的資金を投入されて、経営再建中なのにと言う批判もでて居るみたいですが、非効率な機材や路線を切って効率化するのと同様に、より効率的でコスト削減できる機材を投入するのも同じ事ですから、それは余り責められないような気もします。多分、AirBusとしても初めての日経キャリアーへの大型契約と言うことで、かなり勉強したところもあるだろうし。

機材ごとにパイロットのライセンスも違うし、整備方法も異なる航空機材だけに、さらにマルチベンダーにした場合ってどうなんでしょうね。現在のJALの保有機台数は214機と記事に書かれていますが、この中から30機位が退役して、そこにA350が30機入るとしても全体の15%位でしょうか。整備コストが掛かりそうだけど、まぁそんなことも含めての導入なんでしょうけどね。エンジンを合わせれば、ある程度効率化出来るんだろうか。

新聞記事では、これまでBoeingの独占だった日本の航空機市場に風穴が空いたみたいな書き方をしているけれど、まぁビジネスって本来はそう有るべきですよね。顧客企業は、よりコスト安で効率的でビジネスに貢献できる素材を使いたいわけですから。ANAもA350に興味を示しているとの話もあるみたいだけど、乗客からしてみれば一部の飛行機好きを除けば、より安全で快適に移動出来れば機種は何でも良いわけで、その点だけちゃんとしてくれれば、実はBoeingだろうがAirBusだろうが、A380だろうがA350だろうがB787だろうが関係といえば関係無いことなんですよね。そこだけはちゃんとJALにしてもANAにしても、その他航空会社には再認識して欲しいと思います。

2013年10月7日

Sigma APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM (2)

修理から戻ってきたSigmaの120-300mm F2.8レンズ。早速日曜日の試合に持ち出してみました。昼間の試合だったんですが、どうも天候は曇りで少し暗めの状態になりそうだし(実際には、試合開始頃から晴れ間が見えだして、暑くて明るい天候だったけど)、修理から戻った以上は早く実地テストをして様子を見てみたいですからね。と言う事で、いつも使っているCanonの100-400mm L F4.5-5.6の代わりに使ってみました。で、120-300mmでは100-400mmよりも少し距離も足りないので、ついでに同じくSigmaのx1.4テレコンも付けて条件的には厳しくしてテストしてみることに。

結果的には、これまでのトラブルが嘘のようにすこすこAFが決まります。AI Servo モードでも、ちゃんと追随してくれます。時々AFが迷うことはあっても、以前のようにAFボタンを押しても無反応のままという状態は一度も無く、こんな事なら早く修理に出しておけば、これまでミスった写真もちゃんと撮影出来ていたのにと大いに後悔。ちゃんと撮影出来なかった選手達に申し訳ないです。

で、このSigmaのレンズ。世代的にはスタビライザー付の後継モデルがでているので一世代前のものですが、300mm (+x1.4テレコン)でもピントが決まった時の解像度は抜群ですね。100-400mmでも綺麗に決まる時は綺麗だけど、こっちの方がメリハリが着ているというかエッジが立っているというか。これで単焦点の400mm F2.8とかどうなんだろうかと、つい誘惑が... (笑)。次の試合も昼間の試合なんですが、もう一度このレンズを持ち出してみようかと思案中。取り回し的には、少し小型で軽量の100-400mmの方が楽なんですけどね。それよりも、ちょっとAFのタイミングをもっと練習しないと。AI Servoで押しっぱなしにしていて、途中でレンズの焦点が別の対象に移動してしまって失敗している写真が何枚もでてしまいました。難しいけれど、このON/OFFっていうのが出来ればなあ。もっと歩留まりが良くなるんだけど。

ただ、次の試合は土曜日の開催になるので、当日自宅を出るならばこのSigmaでも良いんだけど、金曜日に前泊するとなるとちょっとカメラ鞄の重さが厳しい。悩ましいところです。いずれにしても、修理に出して良かったです。フットボール以外の対象も撮影したくなってきた。

和装美人のうたた寝

毎度お馴染み「金曜日の新幹線・番外編」の「日曜日の新幹線」。この日は午前中に試合があったため、いつもより早い新幹線で上京。浜松は10月だというのに朝から暑くて、こりゃ大変だなと思ったけれど、天気予報を見ると試合会場のある川崎は曇り空で降水確率も30%。カメラやレンズの入った重い鞄と共に新幹線に乗り込むと、私の斜め前には和装のご婦人が座ります。

帯をしているので、それが潰れないように背筋を真っ直ぐに伸ばして椅子に座る姿は、凜々しくてシンプルビューティーという雰囲気。椅子に座っているけれど、正座しているような姿勢です。でも、ずっとこの姿勢を保つのは大変だろうな、多分インナーマッスルは凄く発達しているんだろうな等と勝手な想像をしながら私は朝食のコーヒーとホットサンドをぱくつきます。

暫くして、見るともなしに再びこの和装のご婦人に視線が行くと、前にあるテーブルを倒して、そこに手を組むようにしておいています。なんだろうと思ったら、テーブルに手を置いてそちらに重心を少し傾けてウトウトされているんですね。我々なら、自分の席の背もたれに体ごと倒すのだけど、それが出来ないから前に支えを作って休んでいる様子。これはなかなかのアイデア。もしかしたら、着物を着られる方にとっては新幹線あるあるなのかもしれない(笑)。

新幹線車内なので熟睡というわけにも行かないと思いますが、時々体が少し横に倒れるとびくっとして姿勢を真っ直ぐに直すのが一寸大変そう。男性の和装なら後に倒れて寝ることも出来るのかもしれませんが、逆に足下が開いてしまって帰って見苦しい寝姿になりそうですね。そう言う意味では、油断した時でも太股が左右に開かないように、この部分の筋肉を鍛えないと行けないから、やっぱり体幹を鍛えないと和装は出来なさそう。逆に和装で生活すると、体幹やインナーマッスルが知らず知らずのうちに鍛えられていそうですね。だからといって、和装なんて出来そうも無いし。

我々もお客様の所に行く時にスーツを久しぶりに着ると、やはり編に皺が寄ったり何かの拍子に破れたりしないように気をつけるけれど、それ以上に大変そうな様子でした。

2013年10月5日

車内アップグレード

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」金曜日編。朝起きた時に曇り空で少し寒かったので、長袖にジャケットを羽織ってこの日は出かけたんですが、やっぱりジャケットは余分で途中で脱ぎ、長袖シャツも袖を少し捲るくらいの少し蒸し暑い気候。これなら、まだ半袖で出てきても良かったなと少し公開しつつ浜松駅に到着しました。一応新幹線のシートマップを調べると、隣の座席は空席のままだったので、しめしめと入場し車内に入りました。

いつものように窓際の席に座り、パソコンを取り出したりスタバで買った朝食を出したりしていると、少し小太りの30代位の男性が横に立っています。一瞬通路を行き交う人を避けるために立っているのかと思ったら、どうも私の横の席に座るらしい。それならそれで、一言くらい掛ければ良いのに無言で立っているのってどうもね。なんか、書類の入った紙袋を二つぶら下げていて、スーツは着ているんですがネクタイは外していてシャツも少しくしゃくしゃになっています。言ってみれば、スーツのまま寝込んでしまいそのまま出てきたような雰囲気。

さらにこの男性氏、スーツにタバコの匂いが染みついているので、隣に座られるとぷんぷん臭ってきます。で、新幹線が発車すると直ぐに席を立って前の方に行ったんですが、多分7号車の喫煙ルームに行ったんでしょうね。10分位して戻ってきましたが、タバコの匂いは強くなっていましたから。

で、程なくして車内改札で車掌さんが回ってきたんですが、この御仁、EX-ICかPlus-EXの青と白の控えをだしつつ「グリーンの喫煙車、窓際の席」と言っています。EX-IC/Plus-ICって、車内で変更って出来ないはずなんだけど、車掌さんも慣れているのか直ぐに端末を叩いて席の確認をしています。で、差額4,000円を払ってこの男性氏は席を移動していったんですが、それなら最初から乗車前に席を変更すれば良いのに、スマホとかにアプリを入れていないのだろうか。あるいは、会社の精算ではグリーン代はでないから自腹なのだろうか。で、この男性氏、静岡駅到着直前に席を移動。しめしめこれで隣が空いた、と思ったらちゃんと静岡駅から隣の席に座る別の男性が乗車してきました。前の男性が席変更を車内でしてから静岡駅到達まで5分も無かったと思うけれど、システムで管理している強みですよね、瞬時に空席に指定を入れられるのは。まぁ、自分もその恩恵にあずかっているわけだから文句は言えない(笑)。

2013年10月4日

データフォーマット

PCWatch、山田祥平氏のコラムからデータフォーマットに付いての話。「テキストファイル」なんて言っても、最近の人には通じないんじゃ無いだろうか。WordとかのRTFを見て「あぁ、絵とかグラフィックが入っていない、文章だけのファイルですか」なんて言われそう。実際には、ASCII(JISCII)コードのみで構成されたファイルと言えばよいのだろうか。定義づけるとなると難しいですよね。現在だと、JISCIIというよりは、DBCS可されているし。

私も、テキストファイルなら自分が死ぬまでその内容を開くことが出来るだろうと思って居るので、基本的にはテキストに落とすようにはしていますが、最近の文章の場合それだけでは困ることも多いんですよね。あと、山田氏も書いているように、昔は大丈夫と思っていたアプリのデータが、あっと言う間に陳腐化してデータ変換も出来ずに死蔵データ担ってしまうこと。Multiplan、1-2-3、Freelance、色々ありますよね。ただ、実はもうそう言うデータって、不用な物というか、多分実際に仕事で使うことも無いだろうし、仮に参照が必要になるとしても過去を振り返るような場合とか、たまたま興味本位で内容を見てみたい、と言うような場合しかないですよね。大体仕事で作成したデータだと、3年から5年も過ぎれば使うことはほとんど無いし。ただ、5年くらいだと、そのファイルを削除した途端に、古いお客様や古いマシンをたまたま購入されたお客様からの問合せが来たりして、あたふたすると言うマーフィーの法則はありますが。

データフォーマットは、アプリケーションによって決まるわけで、それぞれのアプリが独自機能を入れ込むために独自のフォーマットを採用しているわけで、それはそれで仕方ない部分もあります。ただ、最近ではデータの互換性を得るために、XMLとかメタデータみたいな形で、相互参照できるような形にもはき出せるようになってきていますが、それでもたまに一寸違うときもあって、使うのを躊躇する場合も。あと、実はそのデータ全部じゃ無くて、一部だけ必要と言う場合も結構あります。例えば昔作ったFreelanceのプレゼン資料の中の、あのデータとかグラフィックとか。どうしても、保存単位がが「ファイル」ベースになるので、実はその中の一部だけ必要デモファイル全体が復元されないと全部データが使えないと言うのも、考えによっては変な話ですよね。

多分永遠に解けないテーマだとは思うけれど、でも、もし将来CPUやPCのアーキテクチャが大きく変わってASCII/JISIIとは異なる体系が採用されてそれが標準になったら、今は誰でもどこでも読める「テキストファイル」が無意味なビットストリームデータになってしまうかも。まぁ、その頃までは生きていないだろうけど...

Windows 8.1パッケージ

Windows 8.1のパッケージ版の価格が発表されました。Win8.1 Proが25,00円、Win8.1が13,800円、Win8.1からProへのアップグレードが12,800円。うーん、Proと無印の価格差がなぁ... 新規にPCを購入する時にはWin8.1 Proのイメージで購入するかもしれないけれど、現行機種のアップグレードはしないだろうなぁ。取りあえず今の状態で安定していますし、どうもあの「タイルI/F」って馴染まないし(笑)。

Windows 8は、結局「起爆剤」にはならなかったですよね。Vista程酷くなかったけれど、それでもWindows XPや7を置き換えるなんて言うことは出来なかった。そう言う意味では、失敗なんでしょうね。特に、いきなり登場したタイルI/Fっていうのは、ちょっと無謀だったと思う。せめて、タッチI/F付のモデルでは使えるようなオプションにして、それ以外はデフォルトWindowsXP/7と同じデスクトップI/Fにしておけば、もう一寸既存ユーザーの印象も違っていたと思うんですけど。あるいは、Surfaceを出したんだから、あれはSurface用I/FでPCだとどちらも選択できますよ、という売り方の方がまだ良かったんじゃ無いかと。いずれにしても、後の祭りなわけですが。

Windows8.1の発売開始に伴い、Windows7のパッケージ販売は終わるようですが、多分ダウングレードイメージでWindows7のモデルを購入する人が増えるんだろうなぁ。OS機能の安定性とか信頼性みたいなものは、基本的な部分はもうかなり固まっていて安定しているからそんなに心配しなくても良いと思うんですが、使い勝手の部分でのI/Fの違いとか、ファンシーな部分が変わっていくと、なんか凄く無駄な気が余計強くなります。AppleのOSアップグレードの様子を見ていると、彼らって凄く静かにアップグレードするというか、何か通常の業務みたいな感じで更新している気がします。一方でMicrosoftのWindowsは、昔からそうなんですけど、一台イベントなんですよね。最近では少し納まってきたけれど、以前なんか販売店を巻き込んで大騒ぎをしていたわけです。確かに、当時のパソコン業界を見ていると、市場を架線していた企業の最大の製品発表なので、それくらいやっても当然という気はしたんですが、でも今になって考えると「だから何?」という気持ちの方が強いわけです。まぁ、そう言う反省があるのか、Windows8の時には少し控えめだった気もするけれど、でもまだ何か「アップグレードしてあげる」みたいな少し斜め上からの視線を感じるわけです。

システムもOSも作っているAppleに対して、システムはIntelでOSはMSという分業体制のWin-telの世界では、今後どう言う棲み分けというか方向に進むんでしょうね。MSも、タブレットという形状だけどとうとうシステム開発二まで手を伸ばしてきたわけですし。でも、MSの作るハードって、最初は絶対失敗してきたんですよね。その中でも、なんとか残ってきたのはxbox位でしょうかねぇ、「成功」と言って良い成績を残しているのは。時代が今そうだからSurfaceにしたんでしょうけど、例えばMSがシステムを作るんだったら、私だったら絶対Knectを付けたPCにするのに。イメージ的にはスバルのアイサイト付みたいな感じで。タッチだけじゃ無くて、ジャスチャーI/Fとか3D映像とか、直ぐにできることは色々あると思うし、それが結構個人ユーザーに受けそうな気がするんだけど。いずれにしても、新規ユーザー開拓も重要だけど、既存ユーザーを以下に抵抗なく移行させることが出来るか、そういう部分にもっと力を入れないと、8.1から8.2(?)とか9.0(?)とかになればなるほど、ユーザーの抵抗が強くなっていくような気がします。

Sigma APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM

スポーツ(=フットボール)撮りしかしない自分ですが、夕方から夜の試合(ナイター)やドームでの試合もあるので、7年ほど前に「Sigma APO 120-300mm F2.8 EX DG HSM」という、当時としては一番明るい望遠レンズを購入。以後、使っていたんですが、どうもEOS 7Dに付けるようになってから調子が悪い。以前の記事でも、そんなことを書いているんですが、流石に騙し騙し使うにも限界が来たので先月修理に出しました。Sigmaのサイトに登録されている、修理依頼書に必要事項を記入して、川崎市のサービスセンターに送ったのが9月の25日。二日後の金曜日に荷物到着の電話がサービス担当者からあり、これから工場に送って確認と修理をするとの事。で、修理されたレンズが昨日届きました。発送元が、会津若松になっててちょっとビックリ。調べたら、Sigmaの工場って会津若松にあるんですね。

28日とか29日の週末に川崎から会津に送られて、月曜日・火曜日に修理と確認作業をしたんでしょうね。で、2日に発送して3日に到着、という感じでしょうか。納品書に書かれている修理内容を見ると、AF作動部品の交換と動作調整となっているので、そんなに面倒な修理でも無かったと思うけれど、それでも予想よりも早い修理作業でした。修理代金は26,800円とそこそこのお値段ですが、それでこのF2.8の望遠が再び使えるようになれば安いものです。EOS 7Dの前にはEOS 40Dに付けて使っていたんですが、その時はそんなことは無かったんですけどねぇ。7Dとは相性が悪かったのか。

一応、戻ってきたレンズをEOS 7Dに接続してAF動作をさせてみましたが、以前よりも軽くなった気がします。まぁ、実際にフィールドで試してみないと分からないんですけど。丁度良いことに、この日曜日には試合があるので、このレンズを持っていてフィールドテストをやってみようかと。ただ、天候が心配です。曇りぐらいだと、丁度良いんだけど、雨が降るとなぁ。万が一トラブルが発生した時ように、Canonの100-400mm/F4.5-5.6 L IS USMも持っていくつもりなので、天気の悪い時には荷物を増やしたくないし。Yahooの天気予報だと、日曜日は曇りのち晴なんですよね。でもWeathernewsだと曇りのち雨。悩ましいところです。

いずれにしても、このレンズが問題無く使えると助かります。もし雨が落ちないようなら、x1.4のテレコンも持っていって試してみようかと思っています。でも、テレコンを入れると140-420mm F4.5なので、Canonと余り違わない気がする。少しだけ、明るくなるのがメリットですけど。ますます、日曜日の天気が気になります。なんとか晴れてくれぇぃ(笑)。

2013年10月3日

トム・クランシー逝く

えっ! とビックリ。「レッドオクトーバーを追え」等のジャック・ライアンシリーズや、そこからの派生シリーズ、さらにはそれ以外の所謂「テクノスリラー」の著名作家だった、トム・クランシー氏が66歳で無くなったという記事。うーん、ジャック・ライアンJr.のシリーズとか、まだまだ楽しみにしていたのに...

合掌。

羽田の国際線発着枠

来年3月に増える羽田空港の国際線発着枠の国内大手向け増分配分で、これまでの1:1からJAL 5便、ANA 11便と、ANAへ優先的に配分されることになったという記事。公的支援だけで無く、再生を理由に不採算部門を一気に切り捨てたから、経営体質もヘルシーになったJALは、右肩上がりの回復で、平成25年3月の最終利益は、ANAの431億円の4倍近い1716億円。これでは、ANAとしても面白くないのは確かですよね。

ただ、今回の発着枠は早朝6:00から10:00台の枠で、個人的にはちょっと使いづらい時間帯です。前泊が必要になりますから、実際に利用するかどうか。それに行き先も、ヨーロッパ主体で、北米はカナダだけですよね。アジアでは、シンガポールとタイ位かな、もし利用するとなると。

JALは、こういう「不公平論」対策もあるのか、一度は切り捨てた地方路線のうち、採算性が見込める路線については最下位する事を言っているけれど、どうなんだろうか。LCCが台頭してきていることもあって、企業体質や機材が効率化されてきても、地方路線での競争はますます厳しくなるように思います。でも、そう言う路線に参入して活性化することで、逆にビジネス的に成功する事もあるだろうから、そのあたりの見極めがどうなるかでしょうね。静岡空港にも、もっと路線開設をして欲しいけれど、場所的に都内から近いのが難ですよね。富士山とかリニアとか伊豆等の観光地とか、複合的な観光コースが開拓できれば良いんだろうけど。台湾とかタイからのチャーター便とかを地道に開発する方が良いのかな。地方空港にしては珍しい、国際空港を目指すというのも富士山という資産を持つ空港としてありかもしれない。

閑話休題。羽田の国際化はもう止まらないので、お昼前後の使い勝手の良い時間帯に、もっと路線を増やして欲しいな。特に、自分がよく使う北米方面に(笑)。

1円単位運賃

消費税の8%アップに伴い、Suica等のIC乗車券利用者の運賃を1円単位で設定するという記事。自動券売機では、1円、5円のハンドリングが出来ないので、10円単位での運賃設定にしていたものを、IC乗車券の特性を利用して1円単位での設定にしようと言うことですが、問題なのは自動券売機ではその運賃での販売が出来ないのでこれまで通り10円単位での販売になるので、同じ区間でも運賃が異なってくること。

この「1円単位運賃」の報道、暫く前からされているんですが、未だにはっきりしないのは、「今までの運賃というのは、本来の税抜き運賃に5%の消費税を適用しいた価格から10円単位に、切り上げされているの、切り下げているの、四捨五入なの」ということ。例えば、鉄道会社がこれまでは端数を切り下げていたならば、その分被っていたことになるわけだから、1円単位なっても乗客は損をしない。逆に、切り上げていたなら一寸問題ですよね。必ず多めにお金が入っていたことになるから。で、四捨五入ならば、多分±はゼロに近いだろうから特に問題を言うことも無いでしょう。そう言う実態を伝える報道が無いのはどうなんだろうか。なんか、わざと言わないようにしている雰囲気すら感じる。

で、個人的には是非やって欲しいですよね。1円単位運賃と10円単位運賃で二重運賃がもんだいだと報道されているけれど、じゃぁ新幹線で通常運賃とEX-IC/Plus-ICのようなIC乗車券利用で安い料金設定になっていることはなんで問題にしないんだろうか。それに現金で料金を支払う場合だって、割引運賃とかあるじゃないですか。会社側に某かのメリットがある顧客に対して、割引とかサービスを提供するのはごく普通で自然なことですよね。だったら、IC乗車券利用者が現金払いの場合よりもメリットが合っても、なんの不思議も無いんだけど。あるいは、券売機にもSuicaやPasmoは当然として、EdyとかiDとか電子マネーの端末を付けて、それらで支払う場合には1円単位運賃になるようにすればいいじゃん。まぁ、こっちの方が現金との差分が如実に感じられるのと、電子マネーのセンサー追加のコストがあるから実現しないだろうけど。でも、今後の券売機はそう言う機能が合っても良いんじゃ無いだろうか。

いずれにしても、今の報道を見ると、1円単位と10円単位という二重運賃にばかり焦点が当たっているけれど、じゃぁいまの10円単位っていうのはどれだけ本来の運賃価格から乖離していて、その分を鉄道会社はどれだけ赤字・黒字の恩恵を受けて至るのか、それを先ずちゃんと知らせて欲しいですよね。それが、1円単位運賃導入するとどうなるのか。今の庄店は、乗客に二種類出来る事が不公平という論調に立っているけれど、より簡便な方法をわざわざ選択して利用してくれている乗客にはそれにふさわしいサービスを提供することが平等なサービスと言えるのでは。日本人的な、誰でもどこでもみんな同じものを得ないと駄目、という発想を感じますね。それは違うと思う。

2013年10月2日

消費税8%

昨日の安倍総理の会見で、来年4月から消費税が現行の5%から8%にアップされることが決まりました。まぁ、その程度がどれだけであっても、税金がアップする事誰でも嫌なのは確かですが、一方でそう言う税金が集まって、社会インフラとか医療保険とか年金とかに回っていることを思うと、仕方ないという気持ちもあります。個人的には、私は間接税はなので、消費税としては15%位までは仕方ないかなと思っています。ただし前提条件が合って、国民層番号制度のような形で、もっと公平に徴税出来る仕組みを入れることと、衣食住等の様な最低限必要な商品に対しては低減税率を適用するなどして、低所得者層や補助を受けている人への影響を少なくすると言う二点。

自分のようなサラリーマンの場合、税金や保険料・年金等自動的に給与天引きされますから、殆どは問答無用で取られているわけです。で、そう言う立場にいると、給与天引きでは無い人達の徴税ってどうなんだろうという不信感はいつも感じるわけです。そう言う感情的な部分以外にも、国民層番号制導入によって、行政サービスなんかが簡素化されて、パスポートとかクレジットカードの認証とか、そういう部分で今よりも簡単にできるようになると、それはそれで便利そう。ただし、自分の行動や支出活動がある意味筒抜けになるので、嫌がる人も多いでしょうけどね。でも、そう言う仕組みを入れることで不正機会が減るのであれば是非実現して欲しい。

もう一つの問題は低減税率。USなんかでスーパーに行くと、同じ食品とか飲み物を購入しても、税率が違うんですよね。最初はなんだろうと思ったけれど、そう言う仕組みが導入されているという事を聞いて納得しました。問題になるのは、どこで線引きするかですよね。お米は適用すべきだろうけど、そのお米の中でも標準米からブランド米まであるわけだし。さらに、豚こまは適用するかもしれないけれど、フォアグラは? とか。牛乳は適用範囲だろうけど、そこから作られたチーズとかバターってどうするのか、とか。個人的には、業界団体なりで候補リストを作り、それを毎年更新するような形で何年か掛けて国民の多数が納得するような内容にしていけば良いと思うんですよね。勿論、何でもかんでもリストに入れられたら溜まらないので、例えば年間の消費量が一定数以上あるとか、グラムあたりの単価がある値を超えたらリストから外すとか(少なくて高価なものは駄目)。

この低減税率を巡って、新聞もそのリストに入れろと言うことを新聞の団体が言っているみたいだけど、例えば新聞なんかを入れるよりは、携帯とかスマホのデータ通信料を低減税率の範囲に入れる方が、多分低所得者層等の満足度も高くなるし、実際生活に必要な情報にもアクセス出来るからメリットが大きいんじゃ無いかと思うんですよね。だから、そう言う時代の流れも考えてリストは作らないといけない。でも、一度作って終わりでは無くて、ちゃんと1年ごととか2年ごととか内容を見直して、アップデートしていくことが一番大事だと思います。そう言う意識を、消費者側も持って臨まないと、結局は税金は上がる補償は厳しくなるみたいな世界にしかならないでしょうね。どこかの政党みたいに、反対と言っていれば解決すると思うような妄想だけでは何も解決しませんから。

2013年10月1日

旅行の予定

今日から10月に入り、2013年も第四四半期が始まってしまいました。早いですよねぇ、一年が過ぎていくのも。9月は、いろいろ忙しくてどこにも行く機会が無かったけれど、10月は中旬の連休に初めての台湾旅行の予定を設定済み。さらに、今年のUA 1Kの100,000PQMにちょっと足りなさそうなので、勢いで沖縄行きの予定も入れていて、後で気がつけば10月は結構忙しい。これで仕事が集中してきたらと思うと...

残念ながら11月の試合スケジュールが事実上確定してしまい、幸か不幸か後半がすっぱり空くスケジュールになりそう。さらに、今年は会社の福利厚生が変わって、11月22日(金)が翌日23日(祝)の振替休日として休みになるため、ここが3連休になるんですよね。二日か三日くらいで近場の海外というとそれなりに限定されてしまうんだけど、久しぶりにシンガポールにも行ってみたい気もするし、それだとちょっと遠いからグアムあたりで少しのんびりするのも良いしと思案中。でも、世間はこのあたりも旅行シーズンらしく、結構チケットが高いものしか残っていない。マイルでアワード発券にしようかとも検討中なんですが、それでも中々希望の時間帯や経路が取れないので困っています。

旅の計画を立てるのは、それだけで結構色々と楽しいし面白いんですが、実際に現地に行くとなるといろいろと制約とかお金の問題とか時間の問題があるわけで、そういう所がもう少し融通が利くと良いんですけどね。会社をリタイアすれば時間はたっぷり有るけれど、お金の問題がより深刻になるし、仕事を一生懸命やるとお金は良いかもしれないけれど時間の問題が解決しないし、とジレンマがいつも生まれては消えていきます。あぁ、でも11月の連休に、どこか行きたいなぁ...

バニラ・エア

現在のエアアジア・ジャパンが12月20日からANAの100%子会社LCCの「バニラ・エア」として再出発するという記事。コーポレートカラーは、これまでの赤から黄色にブルーの「V」の字という、ちょっと個人的にはちぐはぐな感じ。「バニラ」なんだから、オフホワイト系にアクセントで濃い色のロゴとか入れれば良いのに。

当初の就航先は、成田を拠点に那覇と台北を先ず開設し、その後機材の追加をまって新千歳とソウルの国内2路線、国外2路線からスタートする予定。レジャーに特化するLCCということで、グアムやサイパンにハワイも将来の就航先として狙っているとのこと。でも、レジャー路線ってコスト的に厳しいはずで大丈夫だろうか。それに、近場のグアムやサイパンは良いとして、ハワイまで足を伸ばすと機材にしても長距離路線用の機材を別途用意しないといけないわけで、そのあたりもどうなんでしょうね。LCCとして、コストに一番センシティブなはずなんだけど、一寸そのコンセプトとはベクトルが違う感じ。

ただ、日本の航空業界活性化のためにも、頑張って欲しいですね。