2013年9月21日

隣人二景

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」の本家「金曜日の新幹線」の光景。いつものように仕事を終えて、新横浜の駅で復路のひかり号を待ちます。晩ご飯のお弁当と、この日はサントリーのプレモル350ml缶をもっと車内に入ると、私が指定席を取っている15Eの席には先客が。前の座席裏のテーブルを倒して、スーパードライの500ml缶を飲んでいる、同い年くらいのちょっとこじゃれたおっチャン風男性。体を窓側の壁にもたれさせて斜めに座っているので、隣が空席だからこれ幸いと座っていたのだろうか。横に行き、「済みませんが」と声を掛けると「えっ、自分の席だけど」と仰います。お互いにチケットの控えをだして確認すると、私は間違いなく「15E」で、相手は「15D」。「Dは通路側になるんですが」と言うと、やっと理解したのか慌ててスーパードライを持ち上げて、足下の鞄類等を足で横にずらして、通路側の本来の席に移動します。まぁ、間違えて座っているのは構わないし、ちゃんと移動してくれれば問題無いんだけど、さっきまで座っていて生暖かい座席に座るのだけはいやだなぁ...

この男性氏、まぁ見た目は少し派手っぽいけれど、悪い人じゃ無いと思うんだけど、雑誌を左右に開いて読んでいるので、向こうの右手が時々こっちの座席越しに当たってきます。こっちもお弁当を食べて居る時に、新幹線が揺れる振動を利用して意図的に左手をぶつけるような感じで主張して、やっとこちらの空間を確保。結局この男性氏、静岡で下車したので、やれやれ浜松までは短いけれどゆっくり出来ると思ったら、再びサラリーマン風の男性氏が横に座ってきます。

スーツ姿のややメタボ系の男性氏。上着を脱いでワイシャツ姿になると、やはりスーパードライを取りだして飲み出します。で、飲み出したところで、何やら異臭が。最初「えっ、すかしっぺ?」と思うような生臭い匂い。でも、隣の男性氏にはそれらしい素振りは無し。しかも、匂いが強くなったり弱くなったり強弱が付いています。そのうちに、その匂いに何となく思い当たる節が。「餃子の匂い」だ、これ。それも、ニラとニンニクたっぷりなやつを食べた後の匂いです。だから、隣の男性氏が呼吸する度に匂いが強くなったり弱くなったりしたんだと納得。まぁ、匂いの強いものを食べた後は仕方ない部分もあるけれど、今回はちょっと強烈でした。餃子食べた後の匂いというよりも、食べた餃子が変に胃腸の中で以上発酵しているような匂い。というより「悪臭」に近かった... 丁度ビールの酔いが回ってきて、うつらうつらしていたからなんとか耐えられたけれど、これが新横浜から浜松迄隣に座られていたら、もしかしたら席を移っていたかもしれない。

飛行機の中でも長時間密閉空間で耐えなきゃいけない場合があるけれど、新幹線でもちょっと気をつけて欲しいですよね。食べる物とかコロンとか。

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