2013年7月9日

ARの政治利用

民主党が選挙用に準備したというAR。選挙ポスターにかざすと、海江田代表が歩き出したり、民主党のマークにかざすと、党のキャラクターが踊り出したり、候補者にかざすとツーショットのポスター画像が撮影出来る等、いろいろと仕込みがしてあるみたい。

アイデアとしては面白いけれど、でもさぁ、「そんなことして、楽しい?」と思わず小一時間。

例えば海江田代表を撮影したら、過去の国会答弁の様子が表示されるとか、民主党のマークを撮影したらキャラクターが今回の選挙のマニフェストを説明するとか、候補者を撮影したら、その候補者の公約なりこれまでの業績なりを表示するとかするべきじゃないの。勿論、単にそう言う情報を文字データなどで表示しても面白くは無いから、それなりに工夫することは良いと思うんですよね。何なら、民主党のキャラクター(ってどんなのか知らないけれど)がアバターみたいな役割で、そう言う情報を提供するとか、ある程度想定問答集を作って置いて、擬似的でもインタラクティブに代表や候補者と有権者が会話出来るとか(これは、公選法に触れるのかな?)

何となく、どこかのARアプリ作成メーカーが売り込みに行って、余り深く考えずに「面白い」と採用してしまったような気がする。

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