2013年6月19日

日本の選手に欠けるもの

先日のコンフェデレーションズカップの日本対ブラジルの試合の様子を何度か見ていますが、やっぱりブラジルのゴール、特に開始早々のキックは凄いですよね。野球で言えば、打者の手元でホップするような剛速球キック。特に選手の体がごついわけでも無いし、体格的に劣っている様には見えないけれど、何故日本人選手にはああいうキックが出来ないんでしょうね。以前は、高原選手なんかが結構それに近いキックをしていたように思うけれど、最近はいないなぁ。

日本のキックは本田選手の無回転キックみたいな言ってみれば「変化球投手」みたいなキックなんだけど、それも大切だけど、やはりスピードボールも必要だよなぁ。

フットボールで言えば、ロングパス能力のあるパッシングチームか、ショート・ミドルパスは投げるけれどラン中心のベーシックスタイルなチームとの違いだろうか。それぞれ良い点・悪い点有るんだけど、やはり「パワー」の有無は重要ですよね。「パワー」と言うとよく「フィジカル」と言われるけれど、それも基本部分として大切なのは確かです。只、それ以上に「メンタル」な部分とここぞという一瞬のチャンスをかぎ分ける「嗅覚」という部分を、もっと日本人として磨かないと駄目ですよね。特に、先日のブラジル戦でも、後半何か諦め目みたい雰囲気を感じたけれど、そういうところを跳ね返す強さが生まれないと、中々世界では勝てませんね。

フットボールだと、4Q残り2分からの逆転劇というのが1つのドラマを生むし、練習にしても2 Minutes Offenseなんていうのも練習するけれど、そう言う練習をサッカー何かでも取り入れたらどうでしょうね。フットボールほどポジション設定が出来ないスポーツだから、難しい所はあるとは思うけれど、例えば速攻で攻め込む、コーナーキック狙いからセットプレーで得点する、等々。次のイタリア戦がどうなるか分かりませんが、短い間にも成長した姿を見せて欲しいですよね。

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