2013年6月15日

気になる小母さんと小父さん

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。今回のドラマは復路の新幹線での話。何時ものように新横浜から車内に入ります。利用する時間帯は何時も同じなんですが、他の日はガラガラなのに対して流石に金曜日の夜は満席状態。車内に入ると、まだ少し空席が残っているものの、ほぼ席は埋まっています。

で、今回は直前に指定席を予約したので、何時もの2席列の窓際では無く、3席列の窓際A席。自分の席に行くと、通路側C席に小母さんが座っていて、真ん中のB席に自分の鞄らしき大きな荷物を置いています。私が窓際の席に座ると、何かソワソワし出して、何故か隣のB席に移ってきます。直ぐに男性の乗客がC席に座って来たので、どうもこの小母さん2席を独占していた様子。で、この小母さん、薄手のケープみたいなものを羽織っているんですが、これがこちらの右腕に当たってきてどうも気になります。しかも、間の肘掛け境界線を越えて、こちらに向こうの左腕が越境してきたりするし。

ほほぅと思ったのが、この方、私より年上と思われるんですが、結構スマホを器用に使いこなしているんですよね。で、さらに鞄の中から何やら丸いものを取りだしてきました。まさかと思ったら、予想通り最近ではほとんど見かけなくなった「ポータブルCDプレーヤー」。SONY製というのはロゴで分かったんですが、白い半透明のカバーが中々オシャレ。しかも、蓋の部分も半透明なので、中で回っているCDのラベルが見えたりしています。何か久しぶりに見て「懐かしいな」と思ってしまいました。だって、音楽聞くのは、もうiPodとかiPhoneですからね。で、半透明のカバー越しに回転しているCDを見て思ったんですが、最近の携帯デバイスではこういう機械部分が無くなったなぁと言うこと。音楽プレーヤーはシリコンオーディオだし、パソコンだってSSDになって唯一の機械可動部分であるHDDが無くなり、後残っているのは空冷用のファンだけですか。これだって、常に回っているわけでは無く、新幹線の中なんかでバッテリーで使っていると、泊まっていることも多くありますし。

隣に座っていた、この小母さんとさらに通路側の男性は静岡で下車して席が空いたので、新幹線が発車して隣に誰も座らないことを確認してから、それまで床に置いていた自分の鞄を隣に置いてゆったりしていました。新幹線が加速して定常状態になって暫くした頃、今度は少し大きめのキャリーバッグに鞄に紙袋を乗せた小柄な小父さんがやって来ました。で、一度私の席の列を通り過ぎると、はっと気がついた感じで戻ってきて通路側に座るんですね。で、席に一度座った後、もう一度立ち上がって手に持っていた上着を着たんですが、この時にどうもな変な匂いが。何だろう、この匂いと思ったんですが、焼き肉屋さんで飲み食いして出てきた時のような匂い。これが結構きつい匂い。そんな匂いのコロンがあるとは思えないので、静岡で焼肉食べてきたんだろうか。私は次の浜松で下車したからよかったけれど、さらに名古屋まで隣に座っていたら、ちょっと我慢できなかったかも。席を立って出口に向かう時に、本当にホッとしました。

時々、香水とかコロンの匂いがきつい女性や男性がいるけれど、こういう食事の匂いも困りますね。焼肉も嫌いじゃ無いけれど、何故か服に付いた焼肉の匂いって、どうも気になります。梅雨時で湿気が高い分、匂いも滞留しやすいし、自分も注意しないと。

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