2013年6月14日

なりすましビジネス

最初記事を読んだ時に「えっ???」ってな感じで二度見・三度見してしまったんですが、なりすましメールで37万人から116億円もだまし取ったという事件。単純な割り算だと、一人当たり3万円ちょっとだまし取ると、それくらいの金額になります。よくも、それだけの人が騙されたと思うし、よくもそれだけの金額が集まったものだと逆に感心してしまうけれど、まぁそれだけAKBの威力・ご威光が有るのかもしれないけれど。

で、ちょっと冷静になって考えてみると、これはなりすましだったから犯罪になったわけですが、もし本物がやっていたら、同等以上の売り上げが見込める「ビジネス」になるんだろうな、ということ。実際に、今のAKBビジネスがどの程度の規模のものかは分からないけれど、先日のAKB総選挙の総得票数が265万票近くあったということなので、それだけの母集団を想定したビジネス展開をしたら... 勿論、この犯罪者集団にしても、ただ単純にAKBのなりすましをしていたわけじゃ無くて、いろいろなサイト運営だとかそれなりに工夫(悪知恵)は使っていたんだろうけど、「一発、引っかかった時のビッグビジネス」の例ですよね、本当。勿論、AKBという魅力的なコアコンピテンシーが有るから、そこから膨らませた話であっても、生きてくるんだろうけど。同様の話って、実は昔から有る話の一つだと思うけれど、瞬時に不特定多数に広まって、さらに確認方法が乏しくても信用してしまうネットの怖さみたいなものも合って、ここまで拡大するんだろうなと、変な意味で感心してしまいます。

しかし、2年4ヶ月で116億円かぁ... 凄いなぁ... いゃ、感心しちゃいけないんだろうけど、逆にそれだけの売り上げのビジネスを起業してたらもっと凄いんですけどね。

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