2013年5月22日

メガソーラー狂想曲

富士山の裾野周辺には、結構まとまった土地が広がっていると想像されるんですが、案の定そこにメガソーラーを立てたいという要望が集まっているという記事。でも、世界文化遺産登録が正式に決定したら、やっぱり景観的には駄目でしょう。富士市の制止工場群ですら、個人的にはどうかなと思うくらいだから。

で、そのメガソーラー、北海道では発電の割合が高くなりすぎて受入拒否をするような状態になっているんですね。昼間は設計値以上の発電力があっても、天候で昨日と今日と明日で発電量がコロコロ変わるのでは困るだろうし、夜は発電できないことは仕方ないとしても、余りに太陽光発電の比率が高くなりすぎて、夜間発電量に穴が出来るのも困るし。風力発電も同様の悩みを抱えていると思うけれど、それでも風力発電は一日通しての発電が可能ではあるし、太陽光発電よりは安定性と言う意味では優れている気がします。

今のメガソーラーの参入騒ぎを見ていると、固定買い取り価格との利ざや稼ぎにしか見えないんですよね。本当に自然エネルギーや再生エネルギーで脱原発とか目指すのであれば、太陽光パネルの設置以上に、蓄電設備も考えないといけないはずなのに、そこまで考えてメガソーラーを作るところって、ほとんど無いんじゃ無いだろうか。一次の熱狂は覚めつつあるんだろうけど、だからこそ継続的に自然エネルギーが利用出来る方法や仕組みを今考えるべきじゃ無いのか?

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