2013年4月12日

次世代UltrabookとTablet

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Intelの次世代CoreとUltrabookについて。Intelが提唱している"Ultrabook"が、もう一世代進化する次の第四世代Core "Haswell"では、CPU自体の消費電力が低減されると共に、Ultrabookとしての要件定義もさらに拡大されて、記事にもあるようにTouch機能必須だとか、いろいろ大変。ただ、そう言う仕様から期待される次世代の「ノートブックパソコン」って、今のiPad+外付けキーボードの形態にますます近づきつつあるし、そうなるとあえてTabletデバイスを別立てで持ち歩く必要性がますます無くなりそう。

週に1回以上新幹線通勤をしているんですが、その時には 1) ThinkPad X1 Carbon、2) iPhone 4S、3) 携帯電話、というのが必須のデバイスで、自分的にはこれで必要な事は網羅されています。だから、ここにあえてTabletデバイスを入れるつもりは無いんだけど、その日の仕事の内容によってはX1 CarbonをTabletに置き換えても良いかなという気も。例えば、一日外に出ていてメールチェックだけ出来れば良いというような時には。

記事の中では、懐かしいIBMのマルチステーション5550の話が出てきます。初期のモデルは3 FDDのモデルで、FD1に起動用のディスケット(フロッピー)、FD2にはアプリケーションのFD(ワープロ、ホスト端末)、そしてFD3には辞書ディスケットをいれたなぁ。勿論、その後FDのドライブを二つ潰して、そこにHDDを入れたモデルが登場し、そういうディスケットの差し替え無しで機能利用が出来て凄く便利と思ったものです。今では、半分笑い話みたいな話ですけど、でも多くのPCユーザーやほとんどのTabletユーザーって、結局それと同じような使い方を今でもしているのでは。ディスケットの入替の代わりに、デスクトップのアイコンをタップするのが違いくらいで、実は日常定期的に使用しているアプリ・機能なんて、多分片手で数えられる程度では無いだろうか。

今でも、TabletにしてもPCにしても、多分使っている時間の半分はキーボード入力が必要な「情報発信型」の目的だと思うんですよね。そんななかで、iPadはTabletととして、(物理)キーボードを無くした形態を提案して、それはそれで受け入れられたけれど、結局iPad自身も物理キーボードの必要性を自ら証明したような結果に今はなっているし。15年くらい前かな、音声入力がちょっとブームになったけれど、正直その機能が100%近い認識率で使えるようになったしても、今の時代どこでも使えるようにはならないだろうし、多分「思考入力」みたいな事ができない限り、キーボードの存在は無くならない気がする。ただし、形状や形態は変わるだろうけど。そういうところを、これから提案していくと、新しいビジネスになりそうな気がしますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿