2013年4月29日

政府専用機

昨日は、皇太子・皇太子妃のお二人がオランダに出発し、安倍首相はロシアを皮切りにGW外交に出かけた訳ですが、ちょっとビックリしたのがどちらも政府専用機を使用したこと。通常、政府専用機は2機体制で運用されるはずで、しかも政府専用機は2機しか無いわけだから、今回は1機ずつそれぞれの旅程に利用した事になります。何かあった時にはどうするんだろうか。オランダ・ロシアと近い距離にあるから、何かの時にはそれぞれ融通するんだろうか。まぁ、「何か」があったのが安倍首相のほうであっても、オランダの機体を融通するわけにはいかないだろうが。その逆は有りだろうけど、その場合は安倍首相の外交予定が狂いそうだけど...

過去にもこういう使い方はしたんでしょうか。まぁ、何かあった時にはJALなりANAなりのチャーター便とかのバックアップも用意をしているんだろうけど、ちょっとリスキーな気もします。とは言っても、民間の飛行機は毎日定時に世界中のあちこちに飛んでいるわけだから、それと同じ事が出来ない政府専用機というのはちょっと変な気もしますけどね。

導入当初は、アメリカとの貿易摩擦解消の目的もあった政府専用機ですが、B747も、もう古い機体ですし、次の政府専用機はどうするんだろうか。機体的にはB777当たりなんでしょうね。B787は、今オーダーしても中々デリバリーされないだろうし。いずれにしても、どちらも旅程もトラブル無く完結することを祈ります。

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