2013年3月14日

X1 Carbon - 蓋の開け閉め

「ThinkPad X1 Carbon - ここが好き・嫌いシリーズ」(いつの間に、そんなシリーズが)、今回は蓋の開け閉め。これまで使ってきたノートブックパソコンは、仕事の関係もあり個人で購入したものも会社支給のものもThinkPadシリーズでした。ですから、使い始めで蓋(LCDパネル)を開ける時には、右端にあるラッチを右にシフトさせると、蓋が少し開いて上がるので、それをひょぃと開ければOKでした。ところが、このX1 Carbonは、これまで使ったことの無い「ラッチレス」の使用。携帯電話なんかと同じ、ヒンジのところで蓋を固定するような仕組みなんですね。実は、これまで携帯電話を5台位買い換えていますが、1台を除いて全部パナソニック系の「ワンプッシュオープン」のモデル。どうしたって片手で操作することが多い携帯ですから、蓋の開ける時にも片手で操作出来る方が楽に決まっています。実際、2代前かな、NEC系の薄型携帯に浮気したんですが、それはそれで薄型で携帯性は良かったけれど、使う時に蓋を開けるのが両手が必要で面倒でした。

今回のX1 Carbonなんですが、まぁ弁護するならUltrabookという薄型形状のために、蓋のラッチ機構を入れるスペースが無かったことは理解出来ます。ただ、ラッチレスの場合は、蓋が何かの振動とか切っ掛けで開かないように、ヒンジのところの圧力というか強さを強くしている傾向があって、だから最初に蓋を開ける時にそこそこの力が必要になります。一寸蓋が開くと、多分ヒンジの具合を調節してあるんだろうけど、すっと開くんだけど、最初に必要な力が結構大きいので、どうしても片手では無理で両手を使って開かなきゃいけない。で、この時、Ultrabookの薄型デザイン故に、蓋側に指を引っかけるのは、まぁで着るとして、支える下側(キーボード・本体側)に指を引っかける場所が見つからない。薄型デザインを強調するために、X1 Carbonでは蓋側が少し手前にせり出したようなデザインの楔形になっているので、下側に手を入れるのは一寸窮屈なんですよね。これ、結構「イラッ」とする瞬間。

実は、これまでのラッチ式のPCの場合、片手で開いて電源を入れることが出来たので、一寸した時にResumeして使うとか、左手で携帯で話ながら急いで起動するとか、そう言うことが可能でした。でもラッチレスだとそう言うことが出来ないのが残念。これが、携帯とか10インチクラスくらいのノートブックPCだったら、まだ良いかなと思うけれど、X1 Carbonみたいな14インチクラスのPCでもラッチレスってどうだろう。蓋(LCD)部分の大きく重くなるから、当然ヒンジも強化しないといけないし、そうなれば蓋の開け閉めでの力も強くしないといけないし、全体的に無駄なエネルギーを少しずつ増やしている割には、それほど便利になっている気はしないなぁ。まぁ、まだ昔の方法が体に染みついていて、慣れていないだけという話はあるだろうけど。でも、一寸気になります、自分にとっては。

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