2013年3月12日

追悼式

昨日開催された「東日本大震災2周年追悼式」。昨年は、一般企業などと同列の扱いだった台湾代表を、今年は指名献花に変更されて、各国代表の後、在日米軍、パレスチナ代表部と並んで台湾代表も指名されたわけですが、これに中国が反発して式典を欠席。まぁ、あの国が大人げないのは分かっているけれどねぇ... 別に「台湾」を「国」として暑かったわけでは無く、在日米軍、パレスチナ代表部という特別な組織の中で扱っているわけだから、そこは落としどころとして大人の態度を見せてくれないと。何だったら、臨時駐日大使じゃなくて、公使にするとか、それなりの落としどころはあると思うんだけど(それでも、「大国」としての品位は疑われるけれど)。ほんと、駄々っ子というか、ジャイアンみたいな存在ですよね。

で、さらによく分からないのが韓国。韓国も欠席したけれど理由はなんだ。歴史認識? 慰安婦問題? 日本が何か言わない限り、一生こういう公の場には出てこないつもりなんだろうか。まさか、中国に歩調を合わせたというわけじゃ無いだろうけど。これが、前政権下で、その政権末期に発生したならまだ分かるけれど、新しい政権がスタートした直後で、いろいろ双方言いたいことはあるけれど新しいマイルストーンを求めて前向きに話をしましょうと言うことを言っていた矢先にこうですからね。こんなんで、これから何年も付き合う事なんて、出来るんだろうか。でも、気にくわなきゃ無視する、と言う態度は、国際外交では必要だと言う事はよく分かったことが最大の収穫だろうか。

でもさぁ、こういう式典では、そういう事情をあえて表に出さないのが「大人の態度」だと思うんですけどね。

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