2013年2月8日

タッチの次は

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Windows8時代のタッチI/Fの話。個人的には、ATMとか情報端末ならまだしも、毎日使う自分のパソコンの画面を叩いて使うのは凄く抵抗があります。理由の一つは、画面がATMやKIOSKのようにしっかり固定されていないので、タッチする度に画面が動いて気になること。二番目の理由は、タッチするのが自分の指なので、もともとマウス操作を前提にデザインされているWindows画面の操作には向かないこと(指が太すぎる)、そして最大の理由が「画面が汚れる」こと(笑)。

確かに、今の技術から言えば、タッチI/FというのはマウスI/Fの次にくる技術なのかもしれません。でも、幾ら直感的だからといっても、それが既存技術の置き換えになるかというと疑問だと思いますね。個人的には、タッチI/Fよりも、内蔵カメラを使ったジェスチャー機能で自分のパソコン操作が出来る方が嬉しい気がします。手のジェスチャーだけて無く、顔の表情とか視線移動とか、そう言うものを総合的に判断して、今何を選択使用としているのか、何を確定しようとしているのか、どこにフォーカスが移動しているのか、そう言うことも含めて判断してくれるI/Fが次の候補なんじゃ無いかと。多分その時には、今のキーボード入力も廃れていて、音声入力で操作出来るような時代にもなっているんじゃ無いかな。ユーザーの言うことを理解し、表情を読むとなると、言ってみればパソコンの形をしたアンドロイドみたいな存在になるのか。いゃ、その時にはパソコンの形すら無くなっているんだろうけど。

いずれにしても、タッチI/Fは便利な部分が多くあるのも事実だけれど、まずはタッチI/F対応のパソコンが前提になるわけで、その為には事実上パソコンを買い換えないといけないわけです。画面に張ることで、タッチ対応になるようなシートもあるみたいだけど、そこまでしてタッチI/Fを使いたいと言う気持ちにもなりませんしね。今回、仕事用マシンでX1 Carbonを支給されましたが、仮にX1 CarbonのTouchモデルが候補にあったとしても、厚くなるし、重くなるしなので断っていたと思います。まぁ、世の中のとらえ方って、そんなものじゃ無いだろうか。

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