2013年1月20日

無粋なお客

先日、行きつけのバーでの出来事。カウンターには、左端に初老の男性。そこから席を二つ程明けて、知り合いらしいやはり初老の男性。そこへ私は反対側の端に座って飲み始めていました。カウンターはその程度だったけれど、どうもグループで何組かは言っていて、テーブル席はほぼ埋まっている状態だったのかな。カウンター内のバーテンダーさんや、フロアーを担当しているマネージャー氏など忙しそうにクルクルと仕事をしています。

私の前に洗い場が有り、そこでバーテンダー氏が溜まった洗い物やオーダーを処理していたとき、反対側の男性氏が「水くれる」と言ったんですね。私は聞こえたけれど、バーテンダー氏の耳には届かなかったみたいで、そのまま入ってくるオーダーの処理に忙殺されていました。

で、二人連れの新しいお客さんが私の横に座り、その横に居た初老の男性氏が会計をして帰り、暫くして反対側の男性氏もチェックを頼んだんですが、ここでいきなりマネージャー氏を呼びつけ、「あのバーテンダーは何だ、俺を無視した。金輪際カウンターに入れるな」と激高して言うんですね。最初は何のことかよく分からなかったけれど、どうも「水くれ」というのが聞こえなかったと思わず、無視されたと誤解したような様子です。でも、その「水くれ」と言った後、何度バーテンダー氏は彼の近くに行っていて、オーダーの処理とか先に帰った知り合いらしい初老の男性のグラスを片付けたりしているんですよね。その時に、もう一度言えば良いのに。

私が来る前から飲んでいたので、かなり酔っていたのかなと思うけれど、それにしても正直「迷惑な客だなぁ」というのがその時の感想。仮に、何か失敗があり一言言いたかったとしても、他にお客さんが居るわけですから、マネージャー氏に一言言えば良いだけのこと。浜松がまだ「田舎」だと感じる瞬間ですよね。以前も、同じお店でスタッフ相手に下ネタの話を、結構大きな声で話している初老の男性が居たけれど、そう言う話はxxxx町のスナックあたりでやってくれと、本当言いたい。

「お客様は神様」ではあると思うけれど、そのお店なりその場所をそのお客一人で占有していない以上は、他のお客さんへの配慮は必要なわけで、そういう部分も考えて自分も楽しめるかどうかで、「粋なお客」と「無粋なお客」に一瞬で変わります。時々、こういう無粋なお客に遭遇するわけですが、自分は間違ってもそうならないように「他山の石」として冷ややかに斜め目線で見ることにします(笑)。

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