2012年12月28日

一票の格差と一票の価値

日本未来の党がドタバタの末解党(分党?)。今回の選挙の前には、地域による「一票の格差」が言われたけれど、今回のように選挙直後に政党が無くなる、変わる場合、その政党に投票した人の「一票」はどうなるんだろうか。一応、「日本未来の党」には340万票位投票したとのことだけど、その「一票の価値」が無くなってしまったとも言えるような。

「一票の格差」解消も必要だけど、こういう無責任な政党活動によって失われる「一票の価値」についても、是非解消というか、厳しい罰則が必要なのでは。少なくとも選挙後一月とか半年の間に政党が無くなったような場合には、比例議員は強制的に議席を失うとか、政党交付金の支給対象から外すとか。でないと、今回の様に「金目当て」の政治的詐欺行為ともとられることが平気で横行するだろうし。あるいは、こう言うことの無いように、政党設立用件に準備期間(試用期間)みたいなものを入れて、結党後一ヶ月以上経過しないと、政党として選挙に参加出来ないとか。

以前も、比例で当選した議員が政党を離脱して別の政党に移動するときには議員辞職するべきとの意見があったけれど、それはもっともだと思うので、そう言うことも含めて「政党単位での選挙」に関しては、もっと一票の意味を考えて欲しいですね。まぁ、このまま日本未来の党改め「生活の党」は、民主党に戻って行くんだろうね。何か、政治的詐欺行為すら感じられるなぁ。

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