2012年11月21日

NGO-GUM (2) - 出発

さて、いよいよ出発の朝。今回は一泊二日という短い旅行期間を最大限に活用すべく、一日に複数便出ているグアム便のうち、出発は朝一のフライトで、帰国は夜のフライトという設定。その為、何時も利用している成田だと前泊や後泊が必要になってしまうので、久しぶりにセントレアを利用することに。到着便では、前回のグアム行きの時にも利用しましたが、出発便となると今は無きUAのSFO便が運休する直前に利用したのが最後。四年ぶりになります。

さて、いつものように浜松駅に到着すると、平日というのにいつも以上の混雑状況。スタバの前もかなり長い行列が出来ていて時間が無くなりそうなので、今回はコールドサンドイッチとアイスコーヒーの朝食をゲット。いつもとは反対側の下りホームに上がります。程なく名古屋駅に到着すると、ここから名鉄の駅へ移動するんですが、これが新幹線ホームとは真反対。言ってみれば、東京駅で新幹線を降りて丸ノ内線に乗り継ぐ感じでしょうか。それでも、一度外に出て名鉄の駅には5分位で到着。ここで、中部国際空港行きの「ミュースカイ」のチケットを購入するんですが、乗車券とミュースカイ(特急券)をそれぞれ別々に券売機で購入しないといけないのが面倒。もう少し何とかしてくれないだろうか、名鉄は。せめて特急券を購入した最後に「乗車券も購入しますか?」と聞くだけでも、遥かに利便性アップすると思うんだけど。そんなプチ不満を心の中で言いながら、久しぶりの名鉄でセントレアに向かいます。

セントレアに到着して、駅を出てスロープを少し上がるとチェックインカウンターが並んでいる構造は、羽田の国際戦ターミナル同様シンプルで分かりやすい設定です。ただ、久しぶりの利用なので、UAのチェックインカウンターの場所が分からずウロウロと。すでにWeb Check-in済みでボーディングパスも印刷していたんですが、何時もの儀式でカウンターでフライトスケジュールの確認と、本来の細長いボーディングパスを印刷したかったので。で、空いているKIOSK端末を使うとしたら、その奥のANAのカウンターから女性スタッフが出てきて「お客様のご利用便は?」「UA150 Guam行きです」「こちらはANAの端末で、UAの端末は向こうでお願いします」と言われてしまった。で、その奥のカウンターを見ると、チェックイン中なのか凄い行列。しかも、こちらのKIOSKはなぜか「使用中止中」という看板が。ここで気の短い自分は「あぁ、もういいや」と、そのままその先にあるセキュリティチェックに向かいます。

で、いつものように係員にパスポートと印刷したボーディングパスを渡すと、急にこの男性係員慌て出します。何か困ったような状況になり、手元にあったバインダーの書類のような物を何度か確認し、隣で同じようにセキュリティチェックの作業をしている先輩係員(?)に「これ、どうしたらいいんでしょう」と聞く始末。結局、この二人では分からないのか、「統括官に確認します」と私のパスポートとパスを持って奥に行ってしまいました。「申し訳ありませんが、少しお待ちください」と言われて5分程。奥に行った係員が出てきたと思ったら、「もう少しお待ちください」と言うと、今度はチェックインカウンターの方に小走りに行ってしまいます。ここで嫌な予感が。もしかしたらセントレアって、Web Check-in使えないの? でも、今の時代、どこの航空会社もWeb Check-inしているわけですし。あっ、でもSingapore Changiも、SQ以外の航空会社はだめだったなぁ等思って待つことさらに10分少々、やっと係員が戻ってきて、どこかで印刷して来たのか、細長いボーディングパスとラウンジのインビテーションを渡してくれます。

で、今後のこともあるので「セントレアでは、Web Check-inのボーディングパスには対応していないのですか?」と聞いてみたら、係員さんは「そうなんですよ、我々も今回初めて見ました」と驚きの回答。えっ、と思わず心の中で絶句してしまいました。この形式になって、もう何年も経過してますよね? でも、流石に日本の係員ですよね、わざわざボーディングパスの印刷までしてくれるわけですから(それはそれで、本人確認もしないでいいのかという一抹の不安はあるけれど)。これが海外の、特にUSあたりなら「これは対応出来ないから、チェックインカウンターでチェックインしてこい」の一言で終わりですからね。まぁ、そう言われてもこちらも仕方ないなで終わるだけだから良いけれど。

少しドタバタしたけれど無事にセキュリティを通過して出国審査も問題なく通過。ここで、係員から渡されたインビテーションが「赤色」なのに気がつきます。見慣れないなと思ったら、何とJALのサクララウンジへインビテーションです。あっちゃぁー、あの係員、間違ってJALのカウンターでボーディングパスを印刷したのか、と一瞬思ったんですが、でもインビテーションにはちゃんと利用便の「UA150」と書かれています。で、本当に入れるのか半信半疑でサクララウンジへ向かいました。(続く...)

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