2012年11月14日

全方向警戒レーダー

富士重工の「EyeSight」が火付け役になり、自動車各社に搭載されるようになった衝突回避システム。機能強化は勿論、低価格化も重要で、トヨタは性能が2倍(30Km→60Km)で低価格(10万円台)という、新しいシステムを開発したという記事。この手のシステムで、EyeSightのような画像認識で機能するのはまだ分かるんだけど、ミリ波レーダーなんてちょっと前までは軍事技術とかしか思いつかないような技術が、ここまで民生に落ちてきているのはちょっとした驚き。さらに、海外メーカーも含めて、各社がそれぞれ独自技術の回避システムを出してきていると言うことは、EyeSightに先を越されたけれど、やっぱりどこのメーカーも地道に開発をしていたということなんですよね。まぁ、EyeSightの登場で慌てて開発費がついて一気に進んだところもあるかもしれないけれど。

で、今のシステムって確かに凄いし便利だと思うけれど、個人的に欲しいと思うのは横方向の警戒システム。特に日本の場合は左折時のブラインドサイドをモニターして、例えば歩行者とか後から直進してくるバイクなんかがあれば、警報を出したり減速したりするようなシステム。ドアミラー部分に各種センサーを搭載して、運転席から視覚になる場所でもモニターして警告を出してくれたら、渡しのような初心者ドライバーにも安心なんだけど。で、そう言うシステムになればなるほど、HUDのような統合的表示ステムが必要になるんだろうなぁ。

時々、間違って視覚に居る子供が事故に遭うことなんかもありますが、ああいうことも防げるかもしれない。また、そういうミリ波レーダー搭載車同士だと、お互いに一確定制度が精確になって、スピードコントロールなんかもしやすくならないだろうか。例えば、今後到来する高齢化社会になると、そう言う安全装置満載の車なら免許維持してもいいとか、そういう方向になるかも。

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