2012年11月29日

究極の選択

規模はそれなりに大きいし、すでに引退してもおかしくない重鎮・長老もいるけれど、ほとんど仕事経験の無い「新人」ばかりの会社と、経験はそれなりにあるいろいろな中小企業が集まって体裁は整えたけれど、内容もどうなるか分からない出来たばかりの会社、どちらにこれからの大規模プロジェクトを委託するとかと聞かれたら... ある意味、究極の選択ですよねぇ。

今の政治システム上、政党として活動して実績を残すためには、どうしても先ずは影響力を行使できる程度の「規模」は必要。理想は、過半数越えですが。で、それがかなわない場合には、第一党とくっついてやはりそれなりの影響力を発揮できる「位置と規模」が次に必要。20名程度だと微妙ですけど、50~60名位の規模になれば、場合によっては与党に入り、それなりに活躍できるかもしれない。それとは別の方向で、例えば政策とか方向性で、大きな賛同を得られる「意思」があるかどうか。今のキーワードは「反原発、脱原発」ではあり、それはかなり受けの良い言葉ではあるけれど、国民だって馬鹿じゃ無いから、本当にそれが実現可能なのかどうかは結構シビア二見ていると思うんですよね。今回日本未来の党が、10年いないに卒原発と行っているけれど、その「卒原発」って、停炉なのか、閉炉なのか、廃炉なのか、その定義も分からないし、その為に必要な技術やら大体発電のことも10年なんていうスパンで可能なのか疑問。

皮肉な話、本当に原発の廃炉を早く進めたいのであれば、今は再稼働をして経済を向上させて、原発関連技術の開発やそれに必要な資金(=税金)を増やすことを考えないと、実は無理。廃炉、閉炉にするために、ますます消費税をアップしないといけないとか、様々な手当や補償を削減しないといけないとか、そう言う事をちゃんと言う人がいないんですよね。単純に室内灯を消すみたいに、スイッチをオフにすれば済むような感覚なんじゃ無いだろうか。

まぁ、衆院選の公示までもう一週間を切っているこの時期に、ドタバタと寄り合い所帯の新党を作り、でもその影でうごめいているのは、これまで何十年も政党を作っては壊して渡り歩いているあの人と言うだけで、ブラック企業確定みたいな気がする(をぃ)。

しかし、大阪と良い、滋賀といい、知事さんってそんなに暇なのか? 素朴な疑問。勿論、経営者でも、いろいろな種類の企業を複数経営している優秀な人はいるけれど、仮にその中の会社が傾いて最悪倒産しても、まだやり直しがきくであろあ企業経営と、倒産=国民の危機になる国会議員としての責任の度合いは、全く違うはずなんですけどね。本来なら、知事職や市長職を辞職して、専念すべきだけど。そう言う意味では、石原前知事の態度は筋を通していると言えるのか。

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